JP2008206053A - 無線通信方法および無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々のフレーム構成に対応でき、データシンボルのチャネル特性を正確に推定できる無線通信方法および無線通信装置を提供する。
【解決手段】隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性とに基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定し、その推定した既知シンボルのチャネル特性に基づいて、当該隣接する最小構成単位におけるデータシンボルのチャネル特性を補間して、データシンボルのチャネル等化を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信方法および無線通信装置に関するものである。
例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を変調方式として採用するマルチキャリア方式の無線通信システムは、高速通信が可能な反面、フェージング等の影響によりチャネル特性が大きく変動し、安定な通信ができなくなることが懸念される。そこで、この種の無線通信システムでは、送信側において、送信フレームのデータエリアに既知シンボルであるパイロット(参照信号)を挿入し、受信側では、受信フレームに挿入されたパイロットの受信信号に基づいて、チャネル特性を推定してデータエリアに線形補間することにより、データシンボルのチャネル等化を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、PUSC(Partially Used Subchannelization)方式の周波数ドメインマッピング構成例を示すものである。PUSC方式のフレーム構成では、データエリアにおけるサブチャネルの最小構成単位を、周波数軸方向に4シンボル(すなわち、4サブキャリア)で、時間軸方向に3シンボルの4×3シンボルの1タイルとし、1タイルの4隅のシンボルにパイロットPtを割り当てている。なお、図5は、1サブチャネルが、24サブキャリアからなる場合を示している。
図5に示すようなPUSC方式において、データシンボルのチャネル特性を推定するにあたっては、先ず、図6(a)に示すように、最小構成単位である1タイルの4隅のパイロットPtのチャネル特性を推定し、次に、図6(b)に示すように、推定したチャネル特性を用いて、データ区間の時間軸方向のチャネル特性を線形補間し、その後、図6(c)に示すように、パイロットPtにより推定したチャネル特性と、線形補間したチャネル特性とを用いて、データ区間の周波数軸方向のチャネル特性を線形補間して、タイル毎にデータシンボルのチャネル特性を推定するようにしている。
特開2002−330113号公報
上述したPUSC方式においては、4×3シンボルからなる1タイルの4隅のシンボルにパイロットPtが割り当てられているので、時間軸方向については、図6(b)に示したように、上下のサブキャリアにおいて、それぞれ1データシンボル分についてチャネル特性を線形補間すればよく、周波数軸方向については、図6(c)に示したように、それぞれ2データシンボル分についてチャネル特性を線形補間すればよいことになる。したがって、正確なチャネル推定が可能になるとともに、フェージング等による高速なチャネル変動にも追従できる利点がある。
ところが、OFDMにおけるサブチャネルの割り当てモードとして、サブチャネルの最小構成単位内で、パイロットを時間軸方向および周波数軸方向の少なくとも一方において重ならないように割り当てているものもある。
図7は、その一例を示すもので、IEEE802.16−2005において提案されているBand AMC(Adaptive Modulation and Coding)方式の周波数ドメインマッピング構成例を示すものである。このBand AMC方式のフレーム構成では、サブチャネルの最小構成単位を、周波数軸方向に9シンボル(すなわち、9サブキャリア)で、時間軸方向に3シンボルの9×3シンボルの1スロットとし、最初の9シンボル列では、上から2番目のシンボルにパイロットPtを割り当て、次の9シンボル列では、中央のシンボルにパイロットPtを割り当て、最後の9シンボル列では、下から2番目のシンボルにパイロットPtを割り当てている。なお、図7は、1バンドが2つのサブチャネルからなっており、1サブチャネルは2つのビン(Bin)からなり、1ビンが9サブキャリアからなる場合を示している。
このようなBand AMC方式においては、最小構成単位である1スロット内で、パイロットPtが時間軸方向および周波数軸方向の双方において重なって配置されていないため、上述したPUSC方式における最小構成単位内でのデータシンボルのチャネル推定を、そのまま適用することはできない。同様に、サブチャネルの最小構成単位内で、時間軸方向および周波数軸方向の少なくとも一方において、パイロットが重ならないフレーム構成の場合にも、上述したPUSC方式における最小構成単位内でのデータシンボルのチャネル推定を、そのまま適用することはできない。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、種々のフレーム構成に対応でき、データシンボルのチャネル特性を正確に推定できる無線通信方法および無線通信装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る無線通信方法の発明は、マルチキャリア方式により無線通信を行う無線通信方法において、
データエリアの時間軸方向およびマルチキャリアを構成するサブキャリアの周波数軸方向に、データシンボルを挟んで既知シンボルが複数配されたフレーム構成の信号を受信する受信ステップと、
受信したデータエリアから、既知シンボルを含むように、時間軸方向および周波数軸方向にそれぞれ所定数のシンボルからなる最小構成単位を把握する把握ステップと、
隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性とに基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定するチャネル特性推定ステップと、
推定された既知シンボルのチャネル特性に基づいて、前記隣接する最小構成単位におけるデータシンボルのチャネル特性を補間するチャネル特性補間ステップと、
補間されたチャネル特性に基づいて、データシンボルのチャネル等化を行うチャネル等化ステップと、
を含むことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の無線通信方法において、
前記チャネル特性推定ステップは、
前記隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのうち、前記一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルと時間軸方向または周波数軸方向に最も近い既知シンボルのチャネル特性と、に基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定し、
前記チャネル特性補間ステップは、
前記隣接する最小構成単位間で、既知シンボル間の距離が近い方向から、当該方向の既知シンボルで推定されたチャネル特性を、当該方向にあるデータシンボルに補間し、他の方向では補間されたチャネル特性および当該方向にある既知シンボルのチャネル特性を用いて、当該方向にあるデータシンボルにチャネル特性を補間する、
ことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の無線通信方法において、
前記チャネル特性推定ステップは、
同一サブキャリアに時間軸方向に順次配された既知シンボルについては、次の既知シンボルのチャネル特性を、当該既知シンボルよりも前の既知シンボルの周波数応答情報を加味して推定することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の無線通信方法において、
前記フレーム構成が、OFDM変調方式によるBand AMC方式のフレーム構成であることを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項5に係る無線通信装置の発明は、
マルチキャリア方式により無線通信を行う無線通信装置において、
データエリアの時間軸方向およびマルチキャリアを構成するサブキャリアの周波数軸方向に、データシンボルを挟んで既知シンボルが複数配されたフレーム構成の信号を受信する受信手段と、
受信したデータエリアから、既知シンボルを含むように、時間軸方向および周波数軸方向にそれぞれ所定数のシンボルからなる最小構成単位を把握して、隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性とに基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定するチャネル特性推定手段と、
推定された既知シンボルのチャネル特性に基づいて、前記隣接する最小構成単位におけるデータシンボルのチャネル特性を補間するチャネル特性補間手段と、
補間されたチャネル特性に基づいて、データシンボルのチャネル等化を行うチャネル等化手段と、
を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性とに基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定し、その推定した既知シンボルのチャネル特性に基づいて、当該隣接する最小構成単位におけるデータシンボルのチャネル特性を補間して、データシンボルのチャネル等化を行うようにしたので、種々のフレーム構成に対応することができ、データシンボルのチャネル特性を正確に推定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の受信部の要部の構成を示す機能ブロック図である。本実施の形態の無線通信装置は、OFDMを変調方式として採用するマルチキャリア方式のもので、図7に示したBand AMC方式のフレーム構成により無線通信するものである。
図1において、アンテナ1で受信された信号は、CP除去部2でサイクリックプリフィックス(CP)を除去した後、S/P変換部3でサブキャリア数のデータ系列に直並列(S/P)変換する。その後、FFT4で高速フーリエ変換して、時間領域の信号から周波数領域のサブキャリア毎のベースバンド信号に変換し、さらに、論理マッピング部5で周波数マッピングする。したがって、本実施の形態では、アンテナ1、CP除去部2、S/P変換部3、FFT4および論理マッピング部5を含んで、受信手段を構成している。
論理マッピング部5で周波数マッピングされた信号は、パイロット抽出部6およびチャンネル等化部7に供給する。
パイロット抽出部6では、受信信号からパイロットを抽出してチャネル推定部8に供給し、チャネル推定部8において、パイロット抽出部6で抽出されたパイロットに基づいて各シンボルのチャネル特性を推定して、その推定したチャネル特性をチャンネル等化部7に供給する。したがって、本実施の形態では、パイロット抽出部6およびチャネル推定部8を含んで、チャネル特性推定手段およびチャネル特性補間手段を構成している。
チャネル等化部7は、チャネル等化手段を構成するもので、ここでは、チャネル推定部8で推定されたチャネル特性に基づいて、論理マッピング部5から入力されるデータシンボルの受信信号をチャネル等化して出力する。
チャネル等化部7の出力信号は、P/S変換部9で並直列(P/S)変換した後、復調部10で復調し、さらにデコーダ11で復号して受信データとして出力する。
以下、チャネル推定部8によるチャネル推定処理について、図2乃至図4を参照して説明する。
本実施の形態は、Band AMC方式により無線通信するもので、Band AMC方式のフレーム構成では、データエリアにおけるパイロットの挿入間隔は、図7に示したように、周波数軸方向よりも時間軸方向のほうが短くなっている。
そこで、本実施の形態では、隣接するスロット間で時間軸方向においてパイロットのチャネル特性を推定し、その後、推定したチャネル特性を時間軸方向にあるデータシンボルに補間し、周波数軸方向では補間されたチャネル特性および周波数軸方向にあるパイロットのチャネル特性を用いて、周波数軸方向にあるデータシンボルにチャネル特性を補間する。
このため、先ず、抽出されたパイロットを用いて、下記の(1)式により、時間軸方向におけるパイロットのチャネル特性を推定(算出)する。
Figure 2008206053
上記(1)式において、周波数応答情報Cf,tは、下記の(2)式により算出し、周波数応答情報Af,tは下記の(3)式により算出する。
Figure 2008206053
上記(1)式乃至(3)式から明らかなように、本実施の形態では、図2に時間軸方向の順次のスロットS(N−1),SN,S(N+1)を示すように、同一サブキャリアにおけるパイロットPtのチャンネル特性を算出するにあたって、忘却係数βにより時間的に前のパイロットPtにおける周波数応答情報を加味して、隣接スロットにおけるパイロットのチャネル特性を推定している。
以上のようにして、各パイロットのチャネル特性を推定したら、次に、時間軸方向の順次のパイロットのチャネル特性を用いて、下記の(4)式により、時間軸方向のデータシンボルのチャネル特性を内挿および外挿により線形補間する。
すなわち、図3(a)に示すように、時間軸方向の順次のパイロット間に配置されるデータシンボルについては、順次のパイロットのチャネル特性を用いて内挿補間し、図3(b)に示すデータエリアの最初のスロットS1や、図3(c)に示すデータエリアの最後のスロットSLにおいて、順次のパイロット間に位置しないデータシンボルについては、時間軸方向に隣接する順次のパイロットのチャネル特性を用いて外挿補間する。
Figure 2008206053
その後は、時間軸方向において推定したパイロットのチャネル特性およびデータシンボルに補間したチャネル特性を用いて、下記の(5)式または(6)式により、図4に示すように、周波数軸方向のデータシンボルのチャネル特性を内挿および外挿により線形補間する。
Figure 2008206053
以上のようにして、チャネル推定部8において各データシンボルのチャンネル特性を推定したら、その推定結果を用いて、チャネル等化部7において、論理マッピング部5から入力されるデータシンボルの受信信号を、下記の(7)式によりチャネル等化して出力する。
Figure 2008206053
以上のように、本実施の形態によれば、隣接スロットに含まれるパイロットPtのチャネル特性に基づいて、当該隣接スロットにおけるパイロットPtのチャネル特性を推定し、その推定したパイロットPtのチャネル特性に基づいて、データシンボルのチャネル特性を補間して、データシンボルのチャネル等化を行うようにしたので、Band AMC方式におけるデータシンボルのチャネル特性を正確に推定することができる。しかも、時間軸方向の同一サブキャリアにおける順次のパイロットPtのチャンネル特性を算出するにあたっては、忘却係数βにより時間的に前のパイロットPtにおける周波数応答情報を加味するようにしたので、時間軸方向にパイロットPtが離れて配置されていても(図7の場合には、時間軸方向の順次のパイロット間に2つのデータシンボルが配置されている)、フェージング等による高速なチャネル変動に追従することができる。また、時間軸方向に配されるパイロットPtが少ないことで生じるAWGNの影響によるチャンネル推定誤差を低減できるので、特に、AWGNの影響が強くでる弱電界においても、データシンボルの高精度のチャネル推定が可能となる。
なお、上述したチャネル推定処理は、好ましくは、通信相手(例えば、端末)が所定速度以上、例えば、送受信におけるフレームサイズよりも速い速度、で移動している場合にのみ行うようにする。ここで、端末の移動速度は、例えば、データエリアにおける周波数軸上の上下のパイロット信号の位相差、あるいは時間軸上の前後のパイロット信号の位相差に基づいて算出することができる。
本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、時間軸方向の同一サブキャリアにおける順次のパイロットのチャンネル特性を算出するにあたって、忘却係数により時間的に前のパイロットにおける周波数応答情報を加味したが、このような忘却係数を使わないで、順次のパイロットのチャネル特性を算出することもできる。
また、本発明は、上述したBand AMC方式のフレーム構成に限らず、サブチャネルの最小構成単位内で、時間軸方向および周波数軸方向の少なくとも一方において、パイロットが重ならないように割り当てられたフレーム構成に、広く適用することができる。この場合において、データエリアにおけるパイロットの挿入間隔が、時間軸方向よりも周波数軸方向のほうが短い場合には、周波数軸方向に隣接するスロット間で周波数軸方向においてパイロットのチャネル特性を推定し、その後、推定したチャネル特性を時間軸方向にあるデータシンボルに補間し、時間軸方向では補間されたチャネル特性および周波数軸方向にあるパイロットのチャネル特性を用いて、時間軸方向にあるデータシンボルにチャネル特性を補間すればよい。
さらに、上記(1)式乃至(3)式で示した時間軸方向におけるパイロットのチャネル特性の推定方法は、Band AMC方式に限らず、PUSC方式等の場合であっても、同一サブチャネルにおいてパイロットが時間軸方向に離れて挿入されている場合に有効に適用でき、これによりフェージング等による高速なチャネル変動に追従することができるとともに、AWGNの影響によるチャンネル推定誤差を低減して、データシンボルの高精度のチャネル推定が可能となる。
本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の受信部の要部の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したチャネル推定部によるパイロットのチャネル特性算出処理を説明するための図である。 図1に示したチャネル推定部による時間軸方向のチャネル特性補間処理を説明するための図である。 図1に示したチャネル推定部による周波数軸方向のチャネル特性補間処理を説明するための図である。 OFDM変調方式におけるPUSC周波数ドメインマッピング構成例を示す図である。 図5に示したPUSC方式におけるチャネル特性推定処理を説明するための図である。 本発明が適用可能なOFDM変調方式におけるBand AMC周波数ドメインマッピング構成例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 CP除去部
3 S/P変換部
4 FFT
5 論理マッピング部
6 パイロット抽出部
7 チャンネル等化部
8 チャネル推定部
9 P/S変換部
10 復調部
11 デコーダ

Claims (5)

  1. マルチキャリア方式により無線通信を行う無線通信方法において、
    データエリアの時間軸方向およびマルチキャリアを構成するサブキャリアの周波数軸方向に、データシンボルを挟んで既知シンボルが複数配されたフレーム構成の信号を受信する受信ステップと、
    受信したデータエリアから、既知シンボルを含むように、時間軸方向および周波数軸方向にそれぞれ所定数のシンボルからなる最小構成単位を把握する把握ステップと、
    隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性とに基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定するチャネル特性推定ステップと、
    推定された既知シンボルのチャネル特性に基づいて、前記隣接する最小構成単位におけるデータシンボルのチャネル特性を補間するチャネル特性補間ステップと、
    補間されたチャネル特性に基づいて、データシンボルのチャネル等化を行うチャネル等化ステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記チャネル特性推定ステップは、
    前記隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのうち、前記一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルと時間軸方向または周波数軸方向に最も近い既知シンボルのチャネル特性と、に基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定し、
    前記チャネル特性補間ステップは、
    前記隣接する最小構成単位間で、既知シンボル間の距離が近い方向から、当該方向の既知シンボルで推定されたチャネル特性を、当該方向にあるデータシンボルに補間し、他の方向では補間されたチャネル特性および当該方向にある既知シンボルのチャネル特性を用いて、当該方向にあるデータシンボルにチャネル特性を補間する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記チャネル特性推定ステップは、
    同一サブキャリアに時間軸方向に順次配された既知シンボルについては、次の既知シンボルのチャネル特性を、当該既知シンボルよりも前の既知シンボルの周波数応答情報を加味して推定することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信方法。
  4. 前記フレーム構成が、OFDM変調方式によるBand AMC方式のフレーム構成であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の無線通信方法。
  5. マルチキャリア方式により無線通信を行う無線通信装置において、
    データエリアの時間軸方向およびマルチキャリアを構成するサブキャリアの周波数軸方向に、データシンボルを挟んで既知シンボルが複数配されたフレーム構成の信号を受信する受信手段と、
    受信したデータエリアから、既知シンボルを含むように、時間軸方向および周波数軸方向にそれぞれ所定数のシンボルからなる最小構成単位を把握して、隣接する一方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性と、他方の最小構成単位に含まれる既知シンボルのチャネル特性とに基づいて、当該隣接する最小構成単位における既知シンボルのチャネル特性を推定するチャネル特性推定手段と、
    推定された既知シンボルのチャネル特性に基づいて、前記隣接する最小構成単位におけるデータシンボルのチャネル特性を補間するチャネル特性補間手段と、
    補間されたチャネル特性に基づいて、データシンボルのチャネル等化を行うチャネル等化手段と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
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