JP2008205721A - データ転送装置、基地局、およびデータ転送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】災害などにより通信網が輻輳した場合においても、ある特定のサービスを継続して提供するデータ転送装置を提供する。
【解決手段】ネットワークを介してデータの転送を行うルータ20に、ノード10からのデータを受信して転送する手段と、データを利用するアプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度に、通信規制の開始しきい値を対応付けたしきい値情報を保持する手段と、ネットワークの回線使用率を求める手段と、を設ける。そして、転送する手段は、データを受信すると、そのデータに含まれる優先度を示す値、およびしきい値情報を用いて、受信したデータに対する通信規制の開始しきい値を特定し、求めた回線使用率が前記特定したしきい値を超えなければ受信したデータを転送し、特定したしきい値を超えると受信したデータを転送しないで破棄する。
【選択図】図5
【解決手段】ネットワークを介してデータの転送を行うルータ20に、ノード10からのデータを受信して転送する手段と、データを利用するアプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度に、通信規制の開始しきい値を対応付けたしきい値情報を保持する手段と、ネットワークの回線使用率を求める手段と、を設ける。そして、転送する手段は、データを受信すると、そのデータに含まれる優先度を示す値、およびしきい値情報を用いて、受信したデータに対する通信規制の開始しきい値を特定し、求めた回線使用率が前記特定したしきい値を超えなければ受信したデータを転送し、特定したしきい値を超えると受信したデータを転送しないで破棄する。
【選択図】図5
Description
本発明は、通信網における輻輳制御を行うための技術に関する。
大地震などの災害が発生した場合、安否確認を行うため音声トラフィックが急増することが知られている。このような状況下において通信トラフィックは、制限される。このため、通信網を利用するあらゆるサービスは、一律利用困難な状況に陥る。近年この問題を改善するために、音声とデータの分離制御が行われるようになってきている。これは、輻輳が発生した場合に、音声とデータに対して個別に通信規制を行うものである。災害発生時には、音声トラフィックが大きく増加するので、それに対して大きな規制がかけられている。データ通信トラフィックは、音声に比べ比較的小さな帯域があればそのサービスを提供することができるので、音声通信と比較すると通信規制が行われていない。その結果、多くの一般利用者がEメールやWeb上の災害用掲示板を使って安否確認を行うことができる。
なお、災害時などの通信網の輻輳状態において、特定のサービスを継続して提供することの有用性は、さまざまな文献で紹介されている(例えば、非特許文献1〜2)。
「災害発生!でも業務は止められない」、日経コミュニケーション、2005年8月1日号
「進度5強では携帯メールも使いにくく」、日経コミュニケーション、2005年8月15日号
しかしながら、上述した分離制御は、以下の問題を有している。例えば、分離制御の手法として、ユーザアプリケーションの数だけ別々の回線を用意した通信網を構築することも考えられる。回線ごとに通信規制をかけることにより分類制御を実現できるためである。しかし、この手法では、何重にも回線を用意せねばならないので敷設コストが割高となってしまう。
また、非特許文献1および2に記載されている「第3世代の携帯電話の通信制御方法」は、敷設コストを押さえることはできるが、下記の問題を有する。具体的には、非特許文献1および2に記載されている「第3世代の携帯電話の通信制御方法」のように、全てのユーザアプリケーションを同一の回線でやり取りする通信網においては、輻輳発生時に通信規制をかけた場合、全てのユーザアプリケーションに対して均等に規制がかけられてしまう。そのため、輻輳時に優先的に転送したいトラフィックがあったとしても、そのトラフィックを利用するサービスを一般利用者に十分に提供できなくなってしまう。
また、災害発生時には、メールだけでなく災害用伝言板の使用など、継続提供させたいアプリケーションは複数存在するが、この手法では複数のアプリケーションの継続提供を行うことができない。
さらに、従来の輻輳制御方式においては、輻輳状態の検出および分離制御を行うために、網全体を監視する装置と各地に配置された基地局ノード間の通信が必須であり、もし災害によりこの間の通信路が断絶してしまった場合には、トラフィックを救済することができなくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、災害などにより通信網が輻輳した場合においても、ある特定のサービスを継続して提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、ネットワークを介してデータの転送を行うデータ転送装置に適用される。
そして、前記データ転送装置は、前記ネットワークを介して、端末からのデータを受信し、該データの宛先に向けて該受信したデータを転送する手段と、前記データを利用するアプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度に、通信規制の開始しきい値を対応付けたしきい値情報を保持する手段と、前記ネットワークの回線使用率を求める手段と、を備える。前記端末からのデータには、該データを利用するアプリケーションにより定めた前記優先度を示す値が含まれていて、前記転送する手段は、前記データを受信すると、前記データに含まれる前記優先度を示す値、および前記しきい値情報を用いて、前記受信したデータに対する通信規制の開始しきい値を特定し、前記求めた回線使用率が前記特定したしきい値を超えなければ前記受信したデータを転送し、前記回線使用率が前記特定したしきい値を超えると前記受信したデータを転送しないで破棄する。
このように本発明では、データ転送装置に、データを利用するアプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度に、通信規制の開始しきい値を対応付けたしきい値情報を持たせるようにしている。また、端末からのデータには、そのデータを利用するアプリケーションにより定めた優先度を示す値を含めておく。そして、データ転送装置は、端末からのデータを受信すると、受信したデータに含まれる優先度を示す値、およびしきい値情報を用いて、受信したデータに対する通信規制の開始しきい値を特定し、ネットワークの回線使用率が特定したしきい値を超えない場合に受信したデータを転送し、特定したしきい値を超えると受信したデータを転送しないで破棄するようにしている。
したがって、本発明によれば、ユーザアプリケーションの数だけ通信回線を物理的に多重化することなく、論理的に分離制御を行うことができる。すなわち、同一の通信網を利用する複数のユーザアプリケーションに対して、論理的に分離制御を行うことができるようになる。例えば、特定のアプリケーションにより定めた優先度に対応付けたしきい値の値を、他のアプリケーションにより定めた優先度に対応付けたしきい値の値よりも高い値を設定しておけば、災害などにより通信網が輻輳した場合においても、特定のサービス(電子メール等)を継続して提供することができるようになる。
また、輻輳状態の検出および分離制御を、通信網上のデータ転送装置が独自に行うので、通信網全体を管理する監視装置との通信を介さずとも輻輳制御が可能となる。つまり、本発明によれば、網管理装置とデータ転送装置との間の通信路断絶の心配をしなくとも良い。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態は、既存のQoS(Quality of Service)ルータに用いられているデータ転送技術に、ネットワークの回線使用率に応じたデータの転送制御を、ユーザアプリケーション毎に異なる基準で行う機能(輻輳制御機能)を付加したものである。
先ず、本発明の実施形態の構成を具体的に説明する前に、本実施形態の適用対象である、QoS(Quality of Service)ルータついて説明する。
QoSでは、限定したクラスを設け、クラスごとにパケット転送・廃棄の制御を行う。クラスは、IPパケットのToS(Type of Service)フィールドにDSCP(Diffserv Code Point:6bit)として記述される。QoSクラスおよびDSCP値の付与例を図2に示す。
図2は、QoSクラスとDSCP値との対応を説明するための図である。
図示するように、QoSクラス(5001)は、大きく分けて、最優先で処理するEF(Expedited Forwarding)と、最低帯域保証付きベストエフォートであるAF(Assured Forwarding)と、通常のベストエフォートに相当するBE(Best Effort)とに分類されている。DSCP値(5002)は、QoSクラス(5001)毎に対応付けられたデータ(QoSクラスを特定するデータ)である。
図示する例では、さらに、AFが廃棄優先度により3つのレベルに分割されている。なお、本実施形態では、QoSルータは、QoSレベルを「EF>AF>BE」の優先順位に従いパケットの転送を行うものとする。QoSルータは、優先度の高いパケットが連続して到着した場合、優先度の低いパケットを、優先度の高いパケットが送出し終わるまで送出しない。このため優先度の低いパケットは、キューにて滞留する可能性が高くなる。キューの許容量を超えた入力があった場合はパケット廃棄となる。
次に、本発明の原理を説明する。
図1は、本発明の実施形態の原理を説明するための概略図であり、パケットの優先転送制御処理と、データのToSフィールドへのDSCP値への書込処理(マーキング)が行われる箇所を表したものである。
図示する例では、ネットワーク上でパケットの送受信を行う、ノード10a、QoSルータ20a、QoSルータ20b、およびノード10bが示されている。ノード10aが送信したノード10b宛てのパケットは、QoSルータ20a、およびQoSルータ20bを経由して、ノード10bに到達する。
パケットの優先転送制御は、QoSルータ20aおよびQoSルータ20bで行われる。送信データのToSフィールドへのDSCP値の書込処理(マーキング)は、通信の始点となるノード10aで行われる。ノード10aは、トランスポート層プロトコルのポート番号(すなわちユーザアプリケーション)に応じてDSCP値を付与する。
具体的には、ノード10aは、遅延の許されない音声通話(VoIP)のパケットにはEF、メールにはAF、データは大量だが遅延が比較的許容されるFTPにはBEといった具合にQoSクラスを割り付ける。これにより、サービス品質を確保する。
ここで、QoSルータによるデータの転送のシーケンスを図3に示す。
図示するように、ノード10aからQoSルータ20aにFTPのトラフィックD1、メールのトラフィックD2、音声通話のトラフィックD3が流れたとする。なお、各トラフィックD1〜3の宛先は、全てノード10bである。
そして、これらを受信したQoSルータ20aは、受信したトラフィックのToSフィールドに記載されたDSCP値を参照し、一番転送優先度の高いトラフィックから送出する。図3では、一番優先度の高い音声通話(単に「音声」ということもある)のトラフィックD3が、メールのトラフィックD2およびFTPのトラフィックD1よりも先に転送されていることが示されている。
本実施形態では、図3に示すQoSの仕組みに対し、さらに、下記で説明する輻輳制御機能を実装する。
まず、通信キャリアの保守者(オペレータ)は、図3におけるトラフィックの送信元ノード10aと、QoSルータ20それぞれに対し、初期設定の際に次の情報を設定できるものとする。具体的には、送信元ノード10aに対して、各QoSクラスに対するユーザアプリケーションの対応付けを、QoSルータ20に対しては、QoSルータが通信規制を開始するトラフィック量の閾値をQoSクラス毎に設定する。
送信元ノード10aおよびQoSルータ20に対する設定情報の例を図4に示す。
図4は、QoSクラス毎に、ユーザアプリケーションおよび通信規制の開始閾値を対応付けたデータの一例を模擬的に示した図である。なお、図4では、説明の簡素化のために、QoSクラスをEF、AF、BEの3段階だけとした例を示している。
図示するように、QoSクラス(60001)の各クラスに、ユーザアプリケーション(60002)および通信規制の開始閾値(60003)が対応付けられている。具体的には、「EF」に、「音声通話(VoIP)」および「65%」が対応付けられている。「AF」に、「メール」および「90%」が対応付けられている。「BE」に、「FTP」および「50%」が対応付けられている。
これは、「音声通話(VoIP)」のパケットは、ネットワークの回線使用率が「65%」を超えると、通信規制の対象になることを示している。また、「メール」のパケットは、ネットワークの回線使用率が「90%」を超えると、通信規制の対象になることを示している。また、「FTP」のパケットは、ネットワークの回線使用率が「50%」を超えると、通信規制の対象になることを示している。
QoSクラス(60001)と、ユーザアプリケーション(60002)との対応関係は、ノード10aに設定される(例えば、ノード10aのメモリに格納される)。また、QoSクラス(60001)と、通信規制の開始閾(しきい)値(60003)との対応関係は、QoSルータ20に設定される(例えば、QoSルータ20のメモリに格納される)。
ノード10aは、設定されている対応関係(QoSクラス毎に、ユーザアプリケーションを対応付けたデータ)を参照し、送信するデータのユーザアプリケーションに対応付けられたQoSクラスを特定する。ノード10aは、送信するパケットのToSフィールドに特定したQoSクラスを示すDSCP値をマーキングする。
また、QoSルータ20は、単位時間当りの受信パケット数や受信バイト数などの通信トラフィック量を計測する。QoSルータ20は、ノード10aからパケットを受信した場合、パケットのToSフィールドにマーキングされたDSCP値(QoSクラスを指定しているデータ)と、設定されている対応関係(QoSクラス毎に、通信規制の開始閾値を対応付けたデータ)とを参照し、受信したパケットの通信規制の開始閾値を特定する。そして、QoSルータ20は、回線の使用率が特定した通信規制の開始閾値を上回った場合、そのQoSクラスのパケット転送を停止する。QoSルータ20は、回線使用率が特定した通信規制の開始閾値を下回ったときには、そのQoSクラスのパケットを転送する。
図4に示す値を設定した、ノード10およびQoSルータ20を利用したデータ送受信の動作を図5に示す。
図5は、本発明の実施形態の動作の概略を説明するためのシーケンス図である。
先ず、ノード10aから、FTPのトラフィックD10、メールのトラフィックD20、および音声通話のトラフィックD30がQoSルータ20aに送信されたものとする。なお、ノード10aは、パケットを送信する際、送信するパケットのToSフィールドに、各アプリケーションに対応付けられたQoSクラスを示すDSCP値を書き込む。
ノード20aは、通信トラフィック量を計測し、回線使用率が50%に達したときに、FTPのトラフィックD10が規制の対象となりそのパケットは破棄する。さらに、回線使用率が65%にまで達すると音声通話のトラフィックD30も規制されることとなる。このような輻輳状態においても、メールのトラフィックD20については転送が行われ、QoSルータ20aおよびQoSルータ20bを経由して、ノード10bに送信される。この例では、回線使用率が90%を超えるまでは、ユーザに対するメールの通信サービスを継続して提供できることとなる。
以上が本発明の実施形態の動作原理である。この原理を無線通信システムに適用した例を以下に示す。
図6は、本発明の一実施形態の無線通信システムの構成例を表す図である。
無線通信システムは、無線によるデータ通信を行う端末AT60と、端末AT60と通信を行う無線通信装置である基地局(Base Station、以下「BS」と称する)30と、BS30と他の通信網であるPSTN(Public Switched telephone Network)/インターネット網(以下、これらを纏めて「PSTN」と称する)80との接続やBSの管理・制御を行う基地局制御局(Base Station Controller、以下「BSC」と称する)50と、複数のBSを集約しBSCとBS間のパケット転送を行うルータ(Router、以下「RT」と称する)40と、BSCやPSTNと接続し無線通信システムの保守・監視を行う保守センタ70と、で構成される。本発明の上述した原理が適用される区間は、BS30−RT40−BSC50間である。以下、BS30、RT40、およびBSC50の構成について説明していく。
先ず、BS30の構成について、図7を用いて説明する。
図7は、本実施形態の無線通信装置(基地局BS30)の構成を示すブロック図である。
BS30は、無線信号を送受信するアンテナ1000と、無線信号を電気信号に変換するRF部1001と、電気信号に所定の通信処理(信号終端、プロトコル変換、障害監視他)を行う通信処理部1002と、RT40との間で信号の送受信を行う送受信処理部1003と、BS30全体の動作を制御する制御部1004とを備える。
制御部1004は、BS30全体の動作を制御するプロセッサであるCPU1005と、動作プログラムや動作に必要な各種データを蓄積するメモリであるMM1006とを有する。
本実施形態の基地局BS30は、一般に使用されている基地局の構成
に、次に挙げる3つの機能を追加したものである。
に、次に挙げる3つの機能を追加したものである。
1つ目として、通信処理部1002に、上り方向(BS30からRT40へ向かう方向)のトラフィックに対しQoSクラスに応じてIPパケットヘッダのToSフィールドにDSCP値を書き込む機能(DSCPマーキング機能1)が追加される。
具体的には、通信処理部1002は、図4で例示した、QoSクラスのクラス毎にユーザアプリケーションを対応付けたデータを保持している。通信処理部1002は、保持している、QoSのクラス毎にユーザアプリケーションを対応付けたデータを利用し、RF部1001から受け付けたパケットを利用するアプリケーションに対応するQoSクラスを特定し、受信したパケットのToSフィールドに特定したQoSクラスを示すDSCP値を書き込む。通信処理部1002は、DSCP値を書き込んだパケットを送受信処理部1003に送信する。なお、QoSクラスのクラス毎にユーザアプリケーションを対応付けたデータは、制御部1004のMM1006に格納しておくようにしてもよい。この場合、通信処理部1002は、DSCP値を書き込む際に、MM1006に格納されているデータを利用するようにしてもよい。
2つ目として、送受信処理部1003に、図3で例示した、QoSクラスのクラス毎に通信規制の開始閾値を対応付けたデータ(閾値テーブル)を設定しておく。なお、このQoSクラスは、ユーザアプリケーションの種類により定めたものである。この閾値テーブルの値は、例えばオペレータにより、システムの初期設定の際に設定されるようにしてもよい。また、オペレータが、任意のタイミングで設定されたデータを変更できるようにしてもよい。また、閾値テーブルを制御部1004のMM1006に格納しておくようにしてもよい。
3つ目として、送受信処理部1003に、上り方向のトラフィックに対し、送出した情報の単位時間当りのトラフィック量を計測し、RT40向け回線の使用率(回線使用率)を計算する機能(回線使用率算出機能3)を持たせ、さらに、RT40へのパケット送信処理を行うためのキューを実装しDSCP値に応じたパケットの優先転送を行う機能(優先転送機能2)を持たせる。回線使用率の計算は、常時行うようにしてもよいし、所定時間の間隔で行うようにしてもよい。
なお、RF部1001、および通信処理部1002の機能は、既存の技術により実現されるものであるため、具体的な説明は省略する。
続いて、BS30の特徴的な構成である送受信処理部1003の具体的な構成を図8に示す。
図8は、本実施形態のBS30の送受信処理部1003の機能ブロック図である。
図示するように、送受信処理部1003は、通信制御処理部10031と、閾値テーブル10032と、輻輳チェック部10033とを有する。
通信制御部10031は、RT40−通信処理部1002間の通信制御を行う。通信制御部10031は、通信処理部1002からのパケットを受信し、その受信したパケットをRT40に送信する。通信制御部10031は、RT40からのパケットを受信し、その受信したパケットを通信処理部1002に送信する。また、通信制御部10031は、RT40へのパケット送信処理を行うためのキューを実装しており、DSCP値に応じたパケットの優先転送を行う(優先転送機能2)。通信制御部10031は、回線使用率算出機能3を備え、回線使用率算出機能3により、RT40向け回線の使用率を計算する。
また、通信制御部10031は、通信処理部1002からRT40に転送するパケットが、通信規制の対象になるユーザアプリケーションのパケットであれば、そのパケットをRT40に転送しないで破棄する。なお、通信制御部10031は、通信規制の対象であるユーザアプリケーションについては、輻輳チェック部10033からの通知により把握する。
閾値テーブル10032は、QoSクラスのクラス毎に通信規制の開始閾値を対応付けたデータである。ここでは、閾値テーブル10032に、上述した図4の値が設定されているものとする。なお、QoSクラスは、ユーザアプリケーションの種類により定めたものである。
輻輳チェック部10033は、通信制御部10031で計測された回線使用率をチェックし、閾値テーブル10032に記載(設定)されている閾値との比較を行う。輻輳チェック部10033は、比較により、通信規制の対象となるユーザアプリケーションがあれば、そのユーザアプリケーションを通信制御部10031に通知する。例えば、計測された回線使用率が「70%」であったとする。この場合、輻輳チェック部10033は、閾値テーブル10032を参照して、音声通話と、FTPとが通信規制の対象であると判定する。輻輳チェック部10033は、通使制御部10031に、音声通話およびFTPが通信規制の対象である旨を通知する。
なお、送受信処理部1003は、上記の機能を実現するために専用に設計されたハードウェアロジック(例えば、専用に設計されたASIC)により実現されてもよいし、ソフトウェアにより実現されてもよい。例えば、送受信処理部1003をソフトウェアにより実現する場合には、送受信処理部1003に、CPU(図示せず)、メモリ(図示せず)、通信インタフェース(図示せず)を備える情報処理装置を用いるとよい。この場合、メモリに、通信制御部10031および輻輳チェック部10033の機能を実現するための各プログラム、および閾値テーブル10032を格納しておく。また、上述したキューは、メモリの所定の領域に形成されているものとする。そして、通信制御部10031および輻輳チェック部10033の機能は、CPUがメモリに格納されている各プログラムを実行することにより実現される。
次に、RT40の構成について、図9を用いて説明する。
図9は、本実施形態のルータ(RT)40の構成を示すブロック図である。
RT40は、BS30とのインタフェースとなる送受信処理部A1100aと、BSC50とのインタフェースとなる送受信処理部B1100bと、これらのインタフェース間で送受信される信号に対してルーティングを行うルーティング処理部1101と、RT40全体の動作を制御する制御部1102とを備える。
制御部1102は、RT40全体の動作を制御するプロセッサであるCPU1103、動作プログラムや動作に必要な各種データを蓄積するメモリであるMM1104とを備える。
本実施形態のルータRT40は、一般に使用されているルータの構成に、次に挙げる2つの機能を追加したものである。
1つ目として、送受信処理部A1100aには、下り方向(RT40からBS30へ向かう方向)のトラフィックに対し、送出した情報の単位時間当りのトラフィック量を計測し、BS30向け回線の使用率(回線使用率)を計算する機能(回線使用率算出機能3)を持たせ、さらにBS30へのパケット送信処理を行うためのキューを実装し、DSCP値に応じたパケットの優先転送を行う機能(優先転送機能2)を持たせる。回線使用率の計算は、常時行うようにしてもよいし、所定時間の間隔で行うようにしてもよい。
2つ目として、送受信処理部A1100aに、図4で例示した、QoSクラスのクラス毎に通信規制の開始閾値を対応付けたデータ(閾値テーブル)を設定しておく。このデータは、例えば、オペレータにより、システムの初期設定の際に設定されるようにしてもよい。また、オペレータが、任意のタイミングで設定されたデータを変更できるようにしてもよい。
なお、ルーティング制御部1101、および送受信処理部B1100bの機能は、既存の技術により実現されるものであるため、具体的な説明は省略する。
続いて、RT40の特徴的な構成である送受信処理部A1100aの具体的な構成を図10に示す。
図10は、本実施形態のRT40の送受信処理部A1100aの機能ブロック図である。なお、送受信処理部A1100aは、図8に示した送受信処理部1003と同様の機能を備えている。
具体的には、送受信処理部A1100aは、通信制御部11001と、閾値テーブル11002と、輻輳チェック部11003とを有する。
通信制御部11001は、BS30−ルーティング制御部1101間の通信制御を行う。通信制御部11001は、BS30からのパケットを受信し、その受信したパケットをルーティング制御部1101に送信する。通信制御部11001は、ルーティング制御部1001からのパケットを受信し、その受信したパケットをBS30に送信する。また、通信制御部11001は、BS30へのパケット送信処理を行うためのキューを実装しており、DSCP値に応じたパケットの優先転送を行う(優先転送機能2)。通信制御部11001は、回線使用率算出機能3を備え、回線使用率算出機能3により、BS30向けの回線の使用率を計算する。
また、通信制御部11001は、上述したBS30の送受信処理部1003の通信制御部10031と同様、ルーティング制御部1101からBS30に転送するパケットが、通信規制の対象になるユーザアプリケーションによるパケットであれば、そのパケットをBS30に転送しないで破棄する。
閾値テーブル11002は、QoSクラスのクラス毎に通信規制の開始閾値を対応付けたデータであり、BS30の送受信処理部1003の閾値テーブル10032と同じものである。
輻輳チェック部11003は、BS30の送受信処理部1003の輻輳チェック部10033と同様の機能を備える。具体的には、輻輳チェック部11003は、通信制御部11001で計測された回線使用率をチェックし、閾値テーブル11002に記載(設定)されている閾値との比較を行う。輻輳チェック部11003は、比較により、通信規制の対象となるユーザアプリケーションがあれば、そのユーザアプリケーションを通信制御部11001に通知する。
なお、送受信処理部A1100aは、BS30の送受信処理部1003と同様、上記の機能を実現するために専用に設計されたハードウェアロジック(例えば、専用に設計されたASIC)により実現されてもよいし、ソフトウェアにより実現されてもよい。
次に、BSC50の構成について、図11を用いて説明する。
図11は、本実施形態の基地局制御局(BSC)50の構成を示すブロック図である。
BSC50は、RT40とのインタフェースとなる送受信処理部a1120aと、PSTN80や保守センタ70とのインタフェースとなる送受信処理部b1200bと、これらのインタフェース間で送受信される信号に対してスイッチング等の信号処理を行うパケット処理部1201と、BSC50全体の動作を制御する制御部1202とを備える。
制御部1202は、BSC50全体の動作を制御するプロセッサであるCPU1203、動作プログラムや動作に必要な各種データを蓄積するメモリであるMM1204とを備える。
本実施形態におけるBSC50は、通信処理部a1200aに、下り方向のトラフィックに対して、QoSクラスに応じてIPパケットヘッダのToSフィールドにDSCP値を書き込む機能(DSCPマーキング機能1)を有する以外は、既存の技術によるものと同じである。なお、DSCPマーキング機能1は、上述したBS30の通信処理部1002と同様の手順にしたがい、DSCP値を書き込む。
次に、本実施形態の無線通信システムの輻輳発生の際の動作について説明する。通信網上の全てのBS30、RT40には、図4に示すQoSクラス毎に通信規制の開始閾値を対応付けたデータ(閾値テーブル)が設定済みとする(メモリ上に格納済みであるものとする)。
図12は、上述した図6のシステムにおいて、基地局BS30−1がカバーするエリア内で災害が発生した場合の例を示した図である。災害が発生した場合、安否確認を行うための音声トラフィックが増大することが知られている。ここで、図示する災害発生地域9999において、音声トラフィックが増大した場合の動作シーケンスを図13に示す。
図13では、上段部分に、BSC50−1からRT40−1にFTPのトラフィックD100が送信されるケースを示し、下段部分に、AT60からBS30−1にFTPのトラフィックD101が送信されるケースを示している。
非災害地域からの災害地域9999への音声トラフィックが増大し、RT40−1からBS30−1への下り方向トラフィックの回線使用率が50%を超過したとする。この場合、図の上段部分に示すように、RT40−1において、下り方向のFTPパケットD100が破棄されるようになる。また、BS30−1からRT40−1への上り方向の回線使用率が50%を超過したとする。この場合、図の下段部分に示すように、BS30−1において、上り方向のFTPパケットD101がBS30−1にて破棄されることとなる。
ここで、図12の例において、さらにトラフィックが増大した場合の動作シーケンスを図14に示す。
図14では、上段部分に、BSC50−1からRT40−1に、FTPのトラフィックD110、音声のトラフィックD210、およびメールのトラフィックD310が送信されるケースを示している。また、下段部分に、AT60からBS30−1に、FTPのトラフィックD120、音声のトラフィックD220、およびメールのトラフィックD320が送信されるケースを示している。
そして、非災害地域からの災害地域9999へ向かう下り方向の回線使用率が65%を超過すると、RT40−1は、下り方向へのFTPトラフィックのD110に加え、音声のトラフィックD210も破棄する。また、BS30−1からRT40−1への上り方向の回線使用率が65%を超過した場合、BS30−1において、上り方向へのFTPのトラフィックD120に加え、音声のトラフィックD220も破棄する。
そして、このように帯域規制がかかった状態であっても、メールのトラフィックについては上り下りともに閾値に達していなければ、そのサービスは継続して提供できることとなる。
このように、本実施形態によれば、ユーザアプリケーションの数だけ通信回線を物理的に多重化することなく、論理的に分離制御を行うことができる。そのため、同一の通信網を利用する複数のユーザアプリケーションに対して、論理的に分離制御を行うことができるようになる。
また、通信規制の開始契機となるトラフィック量の閾値の設定次第で、輻輳時に継続提供させたいユーザアプリケーションを複数にすることが可能である。
また、輻輳状態の検出および分離制御を、通信網上に散在するルータが独自に行うので、通信網全体を管理する監視装置との通信を介さずとも輻輳制御が可能である。つまり網管理装置とルータ間の通信路断絶の心配をしなくとも良い。さらに、そもそもQoSを利用した制御方式であるので、ユーザアプリケーションの品質確保の恩恵を授かることが可能である。
なお、本発明は、以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、ユーザアプリケーションとして、音声通話、メール、FTPを例に挙げたが特にこれに限定するものではない。例えば、災害用伝言板を利用するアプリケーションにQoSクラスのDSCP値を割り当てるとともに、通信規制の開始閾値を対応付けるようにする。この場合、通信規制の開始閾値をFTPや音声通話のものと比べて高くしておく。このようにすることで、通信網が輻輳した際にも、災害用伝言板を継続提供できるようになる。
10…ノード、20…QoSルータ、30…基地局(BS)、40…ルータ(RT)、50…基地局制御局(BSC)、60…端末(AT)、70…保守センタ、80…PSTN/インターネット網、1000…アンテナ、1001…RF部、1002…通信処理部、1003…送受信処理部、1004…制御部、1005…CPU、1006…メモリ(MM)、1100a…送受信処理部A、1100b…送受信処理部B、1101…ルーティング制御部、1102…制御部、1103…CPU、1104…メモリ(MM)、1200a…送受信処理部a、1200b…送受信処理部b、1201…パケット処理部、1202…制御部、1203…CPU、1204…メモリ(MM)、10031…通信制御部、10032…閾値テーブル、10033…輻輳チェック部、11001…通信制御部、11002…閾値テーブル、11003…輻輳チェック部
Claims (5)
- ネットワークを介してデータの転送を行うデータ転送装置であって、
前記ネットワークを介して、端末からのデータを受信し、該データの宛先に向けて該受信したデータを転送する手段と、
前記データを利用するアプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度に、通信規制の開始しきい値を対応付けたしきい値情報を保持する手段と、
前記ネットワークの回線使用率を求める手段と、を備え、
前記端末からのデータには、該データを利用するアプリケーションにより定めた前記優先度を示す値が含まれていて、
前記転送する手段は、
前記データを受信すると、前記データに含まれる前記優先度を示す値、および前記しきい値情報を用いて、前記受信したデータに対する通信規制の開始しきい値を特定し、前記求めた回線使用率が前記特定したしきい値を超えなければ前記受信したデータを転送し、前記回線使用率が前記特定したしきい値を超えると前記受信したデータを転送しないで破棄すること
を特徴とするデータ転送装置。 - 請求項1に記載のデータ転送装置であって、
前記データを利用するアプリケーションには、複数種のアプリケーションが含まれていて、
前記複数のアプリケーションの中には、特定の通信を行うためのアプリケーションが含まれていて、
前記特定の通信を行うためのアプリケーションにより定めた前記優先度に対応付けたしきい値は、該特定の通信を行うためのアプリケーション以外のアプリケーションにより定めた各優先度に対応付けたしきい値より高い値であること
を特徴とするデータ転送装置。 - 請求項1または2に記載のデータ転送装置であって、
前記優先度とは、QoS(Quality of Service)のクラスを示す値であること
を特徴とするデータ転送装置。 - ネットワークを介して、データ通信を行う基地局であって、
無線通信端末との間でデータの送受信を行う通信処理手段と、
前記通信処理手段が受信した前記無線通信端末からのデータを該データの宛先に転送する手段と、
前記データを利用するアプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度に、通信規制の開始しきい値を対応付けたしきい値情報を保持する手段と、
前記ネットワークの回線使用率を求める手段と、を備え、
前記通信処理手段は、予め保持している前記アプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度を用いて、前記受信したデータを利用するアプリケーションに対応する優先度を特定し、前記受信したデータの所定領域に前記特定した優先度を示す値を書き込んだ上で、前記データを前記転送する手段に送信し、
前記転送する手段は、前記通信処理手段からのデータを受信すると、前記データの所定領域に書き込まれている前記優先度を示す値、および前記しきい値情報を用いて、前記受信したデータに対する通信規制の開始しきい値を特定し、前記求めた回線使用率が前記特定したしきい値を超えなければ前記受信したデータを転送し、前記回線使用率が前記特定したしきい値を超えると前記受信したデータを転送しないで破棄すること
を特徴とする基地局。 - ネットワークを介してデータの転送を行うデータ転送装置が行うデータ転送方法であって、
前記データ転送装置は、前記データを利用するアプリケーション毎に定めたデータ転送の優先度に、通信規制の開始しきい値を対応付けたしきい値情報を保持していて、
前記ネットワークを介して端末からのデータを受信し、該データの宛先に向けて該受信したデータを転送するステップと、
前記ネットワークの回線使用率を求めるステップと、を有し、
前記端末からのデータには、該データを利用するアプリケーションにより定めた前記優先度を示す値が含まれていて、
前記転送するステップは、
前記データを受信すると、前記データに含まれる前記優先度を示す値、および前記しきい値情報を用いて、前記受信したデータに対する通信規制の開始しきい値を特定し、前記求めた回線使用率が前記特定したしきい値を超えなければ前記受信したデータを転送し、前記回線使用率が前記特定したしきい値を超えると、前記受信したデータを転送しないで破棄すること
を特徴とするデータ転送方法。
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JP2007038218A JP2008205721A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | データ転送装置、基地局、およびデータ転送方法 |
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US9264369B2 (en) | 2010-12-06 | 2016-02-16 | Qualcomm Incorporated | Technique for managing traffic at a router |
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2007
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