JP2008205563A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】誰でも簡単にかつ少ない手順で装置の初期設定を確実に実行できるようにする。
【解決手段】放送受信装置は、対話形式の設定用画面を順次表示し、各設定用画面に対する操作入力に応じて装置が必要とする初期設定値を順次設定可能とする。そして対話形式の設定用画面を表示するときに、特定の初期設定値を設定するための条件が正常な状態であれば、その初期設定値に関する設定用画面の表示を省略してユーザが意識することなく初期設定を実施する。例えばデジタル放送の受信を許可するB−CASカードが、放送受信装置に正常に装着されていないときにのみ、コーション画面12を表示し、正常に装着されている場合には、B−CASカードの装着に関する設定用画面を表示することなく、次の設定値用の設定用画面を表示させる。
【選択図】図3
【解決手段】放送受信装置は、対話形式の設定用画面を順次表示し、各設定用画面に対する操作入力に応じて装置が必要とする初期設定値を順次設定可能とする。そして対話形式の設定用画面を表示するときに、特定の初期設定値を設定するための条件が正常な状態であれば、その初期設定値に関する設定用画面の表示を省略してユーザが意識することなく初期設定を実施する。例えばデジタル放送の受信を許可するB−CASカードが、放送受信装置に正常に装着されていないときにのみ、コーション画面12を表示し、正常に装着されている場合には、B−CASカードの装着に関する設定用画面を表示することなく、次の設定値用の設定用画面を表示させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、放送受信装置、より詳細には、装置の初期設定を対話形式で実行するための初期設定機能を備えた放送受信装置に関する。
例えば液晶テレビなどの放送受信装置には、ユーザが商品としてその放送受信装置を購入したとき、あるいは放送受信装置の設置地域を移動させたときなど、その設置環境条件に合わせて放送受信装置を動作させるための初期設定を行う必要がある。放送受信装置における初期設定項目としては、例えば、アンテナ設定、地域設定、地域に応じたチャンネルサーチ及びサーチ結果の登録設定などがある。
このような放送受信装置を初期設定する場合、ユーザはアンテナ線を放送受信装置に接続し、デジタル放送を視聴・録画するためのB−CAS(BS Conditional Access Systems)カードを放送受信装置の所定の挿入口に挿入し、地域情報や郵便番号などを入力して、地上アナログ放送や地上デジタル放送などのチャンネルサーチを行って放送受信装置にそれぞれのチャンネルを登録設定する、という作業が必要となる。
このような初期設定手順を簡略化するために、対話形式で簡単に初期設定できるようにした初期設定機能が用意された放送受信装置がある。このような初期設定機能においては、表示画面に順次表示される設定用画面の質問に対して、ユーザが対話形式で答えていくことによって必要な初期設定の操作が完了する。これにより初期設定を行うための複雑な操作を簡便にすることが意図されている。
例えば放送受信装置で採用されている対話形式の初期設定機能においては、まず地域設定を行い、地上アナログ放送の受信に関する初期値を設定し、地上デジタル放送の受信に関する初期値を設定し、BS/CSデジタル放送の受信に関する初期値を設定し、さらにその他の設定、例えばおすすめ番組設定、電話回線設定などが対話形式で実行可能となっている。
このような初期設定機能に関し、例えば特許文献1には、取扱説明書を読まなくてもユーザが設問に答えるという対話形式で初期設定を可能とするビデオレコーダが開示されている。ここではビデオレコーダは、初めて電源オンされた際に初期設定を行なうか否かの問合せを表示し、初期設定を行なうときは、ユーザの住まいに関する情報(例えば関東地方)と、録画機器の使用場所に関する情報(例えば東京23区)の情報入力を案内する。この入力が済むと、録画機器で実際に受信可能な放送チャネルが検索され、その検索結果が表示される。以下同様に画面の案内に従い対話形式で初期設定がなされる。
特開平2006−324744号公報
上記のような対話形式の初期設定処理では、装置が提示する画面をユーザが確認し、設定値を入力するかもしくは自動設定された値を確認しながら、最終の提示画面まで進行させて初期設定を終了させる。このときに、装置により提示される設定用画面が必要以上に多くなって煩雑になったり、あるいは提示される画面のレイアウト等の表示方式がわかりにくく使い勝手が悪かったりする。
あるいは、初期設定処理により放送チャンネルのサーチが完了した後、サーチが正しく行われたかどうかの確認操作が面倒であり、初期設定終了時にサーチの確実性を実感することができなかった。あるいは、初期設定時に実際にサーチされたチャンネルとその地域で提供されている放送チャンネルとが異なっていた場合や、初期設定時の設置条件などによりサーチから除外されたチャンネルがあった場合など、適切にユーザに対するコーションを表示して、ユーザに初期設定の状態を認知させようとする配慮は十分ではなかった。
あるいは、初期設定処理により放送チャンネルのサーチが完了した後、サーチが正しく行われたかどうかの確認操作が面倒であり、初期設定終了時にサーチの確実性を実感することができなかった。あるいは、初期設定時に実際にサーチされたチャンネルとその地域で提供されている放送チャンネルとが異なっていた場合や、初期設定時の設置条件などによりサーチから除外されたチャンネルがあった場合など、適切にユーザに対するコーションを表示して、ユーザに初期設定の状態を認知させようとする配慮は十分ではなかった。
つまり従来の対話形式の初期設定機能においては、ユーザが簡単に初期設定を行うための設定用画面あるいは設定終了後の設定確認用画面の構成や、コーション表示の種類やタイミングなどが適切ではなく、ユーザの操作性が損なわれているという課題があった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、誰でも簡単にかつ少ない手順で装置の初期設定を確実に実行できるようにした放送受信装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、対話形式の設定用画面を順次表示し、各設定用画面に対する操作入力に応じて装置が必要とする初期設定値を順次設定する初期設定実行手段を備えた放送受信装置において、初期設定実行手段が、初期設定値を設定する処理の一つとして、放送チャンネルをサーチして登録する処理を実行する手段を有し、サーチして登録する処理が完了した後に、予め定めた選局条件に従って特定のチャンネルを選局し、選局したチャンネルの放送信号を表示させることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、初期設定実行手段が、対話形式の設定用画面を表示する際に、特定の初期設定値を設定するための条件が正常な状態であれば、特定の初期設定値に関する設定用画面の表示を省略することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、初期設定実行手段が、対話形式の設定用画面を表示する際に、デジタル放送の受信を許可する特定の識別カードが、放送受信装置に正常に装着されている場合には、識別カードの装着に関する初期設定値を放送受信装置内部で設定し、識別カードの装着に関する設定用画面の表示を省略して、次の設定値用の設定用画面を表示させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、初期設定実行手段が、地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、予め定めた選局条件として、(1)地上デジタル放送と地上アナログ放送の両方のチャンネルがサーチされて登録されている場合、(2)地上デジタル放送のみのチャンネルがサーチされて登録されている場合、(3)地上アナログ放送のみのチャンネルがサーチされて登録されている場合、(4)地上デジタル放送と地上アナログ放送の両方のチャンネルが登録されていない場合、を設定し、条件(1)のとき及び条件(2)のときは、特定のチャンネルとして地上デジタル放送の登録された最初のチャンネルを選局し、条件(3)のときは、特定のチャンネルとして地上アナログ放送の登録された最小のチャンネルを選局し、条件(4)のときは、特定のチャンネルとして地上アナログ放送のプリセットチャンネルの1チャンネルを選局することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1の技術手段において、初期設定実行手段が、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、サーチして登録する処理が完了した後に、チャンネルが登録されている場合、サーチして登録したチャンネルのうちの最も受信信号レベルが高いチャンネルを選局して、選局したチャンネルの放送信号を表示させることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1の技術手段において、初期設定実行手段が、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、サーチして登録する処理が完了した後に、チャンネルが登録されている場合、サーチして登録したチャンネルと、放送受信装置に入力された地域情報に基づくチャンネルとを比較し、比較結果が異なっている場合に、異なっていることを警告するコーション情報を表示させることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1の技術手段において、初期設定実行手段が、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、サーチして登録する処理が完了した後に、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルがサーチされたにもかかわらず登録されていない場合、アンテナ接続確認を要求するコーション情報を表示することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1の技術手段において、放送受信装置が、操作用の数字キーが配列されたリモコンにより操作可能であって、初期設定実行手段は、サーチして登録する処理において、サーチしたチャンネルをリモコンの数字キーに割り当てて、リモコンの数字キーの配列と同じ配列で表示することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1の技術手段において、初期設定実行手段が、放送受信装置の設置条件が要因となって登録に該当しないとして除外されたチャンネルがあった場合、設置条件の改善を要求するコーション表示を行うことを特徴としたものである。
本発明によれば、誰でも簡単にかつ少ない手順で装置の初期設定を確実に実行できるようにした放送受信装置を提供することができる。そして本発明に関わる初期設定処理により、放送受信装置を視聴するための最小限の設定を一連の手順で簡単に実行することができる。また工場出荷後の初回起動においては、初期設定処理が自動的に開始されるため、ユーザは放送受信装置を購入してただちに初期設定を行って視聴することができるようになる。
さらに本発明によれば、対話形式の設定用画面を表示するときに、B−CASカード等のデジタル放送の受信を許可する特定の識別カードに関する初期設定値など、特定の初期設定値を設定するための条件が正常な状態であれば、該特定の初期設定値に関する設定用画面の表示を省略することにより、設定用画面が必要以上に多くなって煩雑になることを防ぎ、ユーザは意識することなく効率よく初期設定処理を実行することができる。
さらに本発明によれば、サーチして登録する処理が完了した後に、予め定めた選局条件に従って特定のチャンネルを選局し、選局したチャンネルの放送信号を表示させることにより、ユーザは選局設定が確実に実行されたことを初期設定終了後にただちに確認することができる。
さらに本発明によれば、サーチして登録したチャンネルの情報と地域で放送されているチャンネルの情報とが異なっている場合、あるいはチャンネルがサーチされたにもかかわらず登録されていない場合、あるいはアンテナなど装置の設置条件が要因となって登録に該当しないとして除外されたチャンネルがあった場合、などに所定のコーション表示を行うことにより、ユーザは初期設定の状態を認知することができ、コーションに対して対応することで視聴環境をより整備できるようになる。
さらに本発明によれば、サーチしたチャンネルをリモコンの数字キーに割り当てて、リモコンの数字キーの配列と同じ配列で表示することにより、ユーザによるキー認識を容易にし、キーの操作性を向上させることができる。
図1は、本発明の放送受信装置の構成例を示すブロック図である。放送受信装置100は、地上アナログ/デジタルアンテナ101、及びBS/CSアンテナ102を接続可能で、チューナ部103でこれらのアンテナで受信された放送信号を復調し、映像信号と音声信号に分離する。分離された映像信号と音声信号は信号切換部104にて切り換え出力される。
信号切換部104で切り換え出力された映像信号は、映像出力部106に入力する。映像出力部は、映像処理部106aとOSD(On Screen Display)表示処理部106bと、カーソル表示処理部106cとを具備している。
映像処理部106aでは、信号切換部104から切替出力された映像信号を処理し、ディスプレイ112に表示するための映像信号を出力する。ここでは入力された映像信号のフォーマットに応じて必要な映像処理(例えば、色空間変換処理、IP変換処理、スケーリング処理、FRC処理、γ補正処理、色補正処理、同期検出処理など)を施す。またOSD表示処理部106bでは表示すべきOSD信号を生成し、映像信号に重畳する。本発明に関わる初期設定用画面や、初期設定処理を開始するためのメニューなどは、OSD表示処理部106bにて生成されたOSD信号により表示される。またカーソル表示処理部106cでは、マウスやキー等の操作部108に対する入力操作に応じたカーソル表示信号を生成して映像信号に重畳する。
映像処理部106aでは、信号切換部104から切替出力された映像信号を処理し、ディスプレイ112に表示するための映像信号を出力する。ここでは入力された映像信号のフォーマットに応じて必要な映像処理(例えば、色空間変換処理、IP変換処理、スケーリング処理、FRC処理、γ補正処理、色補正処理、同期検出処理など)を施す。またOSD表示処理部106bでは表示すべきOSD信号を生成し、映像信号に重畳する。本発明に関わる初期設定用画面や、初期設定処理を開始するためのメニューなどは、OSD表示処理部106bにて生成されたOSD信号により表示される。またカーソル表示処理部106cでは、マウスやキー等の操作部108に対する入力操作に応じたカーソル表示信号を生成して映像信号に重畳する。
ディスプレイ112は液晶パネルを備えたもので、映像出力部106から出力された映像信号に基づいて映像表示を行う。また音声出力部107は、信号切換部104で切替出力された音声信号を出力信号に変換し、スピーカー113によって出力信号を音声出力する。
リモコン受光部109は、ユーザが操作するリモコン110からの信号を受信して制御部105に出力する。操作部108は、マウスやキーボードあるいは本体操作パネルの操作ボタンなどにより構成され、ユーザによる操作入力を可能とするものである。操作入力信号は制御部105に出力される。
リモコン受光部109は、ユーザが操作するリモコン110からの信号を受信して制御部105に出力する。操作部108は、マウスやキーボードあるいは本体操作パネルの操作ボタンなどにより構成され、ユーザによる操作入力を可能とするものである。操作入力信号は制御部105に出力される。
また放送受信装置100は、B−CASカードに対するI/Fを構成するB−CASカード挿入部111を備えている。B−CASカード挿入部111には、B−CASカード挿入用の挿入口が備えられる。放送受信装置100では、B−CASカードがB−CASカード挿入部111に正常な状態で装着されているときに、デジタル放送の暗号化を解除してデジタル放送の視聴を可能とする。なお本例では、B−CASカードを使用する構成例を説明するが、この他CSデジタル放送の視聴に必要なC−CASカードなどの識別カードを用いるものであってもよい。
制御部105は、映像表示装置100の各部を制御し、上記各部の処理を実行させる。また操作部108やリモコン受光部109に入力された操作信号に応じて各部の制御処理を行う。制御部105には不揮発メモリが備えられ、各種データやプログラムが保持され、これらのプログラムやデータを使用して各種の制御処理が実行される。本発明に関わる初期設定処理は制御部105により実行される。従って本発明の初期設定実行手段も制御部105によるコンピュータの動作により実行される。
以下に本発明の放送受信装置により実行される初期設定処理を具体的に説明する。初期設定処理は、アナログ・デジタル放送を受信可能な放送受信装置にて実行されるもので、放送番組を視聴するための基本的な初期設定を対話形式で一括して実行できるようにしたものである。ここでは制御部105の制御処理によって実現される初期設定実行手段により、アンテナ接続確認、BD/CSアンテナ設定、地域設定、郵便番号設定、チャンネル設定等を行うための設定用画面を表示し、順次初期設定値を設定していく。
初期設定処理は、例えば放送受信装置の工場出荷後の初回起動時、放送受信装置に記録させるユーザ個人情報を初期化したときの初回起動時、及び放送受信装置で用意されたメニューによる機能選択時に実行することができる。
また初期設定処理が開始され、設定用画面がディスプレイに表示されているときに放送受信装置の電源がOFFになった場合、次回の起動時にも初期設定処理が実行される。さらに設定用画面がディスプレイに表示されているときに、所定時間(例えば30分)無操作であった場合には、設定用画面表示を消去し、その後電源以外のキー入力により初期設定処理を実行する。またこのときに電源がOFFになった場合には、次回の起動時に初期設定処理を実行する。このときに設定用画面を消去するまでの所定時間は、工場出荷後の初回起動時と、メニューから初期設定処理を実行したときとで異なる値(例えばそれぞれ30分と1分など)を設定することができる。
また初期設定処理が開始され、設定用画面がディスプレイに表示されているときに放送受信装置の電源がOFFになった場合、次回の起動時にも初期設定処理が実行される。さらに設定用画面がディスプレイに表示されているときに、所定時間(例えば30分)無操作であった場合には、設定用画面表示を消去し、その後電源以外のキー入力により初期設定処理を実行する。またこのときに電源がOFFになった場合には、次回の起動時に初期設定処理を実行する。このときに設定用画面を消去するまでの所定時間は、工場出荷後の初回起動時と、メニューから初期設定処理を実行したときとで異なる値(例えばそれぞれ30分と1分など)を設定することができる。
また、(1)初期設定処理により表示される接続確認画面(後述)で「戻る」キーにより初期設定処理が終了した場合、(2)初期設定処理により表示される各設定用画面で「終了キー」が操作されることにより、初期設定処理が終了した場合、(3)初期設定処理により表示される各設定用画面で「本体メニュー」キーが操作されることにより初期設定処理が終了した場合、(4)初期設定処理により表示されるチャンネル設定画面(後述)でチャンネルサーチを実行した場合、には次回の起動時に初期設定処理を実行しない。
初期設定処理を開始するときの放送受信装置の動作としては、入力映像信号の表示及び入力音声信号の出力をミュートし、ディスプレイの背景の色を黒色にする。そして初期設定のための設定用画面を逐次表示していく。そして上記のミュートは初期設定処理の完了時に解除する。従ってリモコンのチャンネルキー操作などによるダイレクト選局や上下キー操作によるチャンネルアップ/ダウンによる選局、その他音声切換や入力切換等の機能の起動などにより設定用画面が消去されないようにするため、放送受信装置の制御部では、初期設定に必要なキー以外のキー入力を制限する処理を行う。
例えば放送受信装置の工場出荷後の初回起動時に初期設定処理を実行するときには、「本体メニュー」、「終了」、「決定」、「戻る」、「矢印」、「電源」、「数字」(郵便番号設定時のみ)などのキーのみの入力を許可し、その他のキーについては入力を制限する。あるいはメニュー操作によって初期設定処理を実行するときには、「本体メニュー」、「メニュー」、「終了」、「決定」、「戻る」、「矢印」、「電源」、「数字」(郵便番号設定時のみ)などのキーのみの入力を許可し、その他のキーについては入力を制限する。
そして初期設定処理が完了したときには、放送受信装置の制御部は、以下のルールに従って放送波の選局を行ってディスプレイに表示させる。ここでは初期設定処理におけるサーチチャンネルの登録の内容に従って、選局表示するチャンネルを決定する。つまり、
(1)地上デジタル放送と地上アナログ放送とがチャンネル登録済みの場合、地上デジタル放送のトップサービス(登録した最初のチャンネル)を選局して画面表示させる。
(2)地上デジタル放送のみチャンネル登録されている場合、地上デジタル放送のトップサービス(登録した最初のチャンネル)を選局して画面表示させる。
(3)地上アナログ放送のみチャンネル登録されている場合、地上アナログ放送の最小チャンネル(登録した最初のチャンネル)を選局して画面表示させる。
(2)チャンネル登録がされていない場合、地上アナログ放送の1チャンネルを表示させる。この場合にはチャンネル登録していないため放送波による映像を表示することはできずに所謂“砂嵐”の表示になる。
(1)地上デジタル放送と地上アナログ放送とがチャンネル登録済みの場合、地上デジタル放送のトップサービス(登録した最初のチャンネル)を選局して画面表示させる。
(2)地上デジタル放送のみチャンネル登録されている場合、地上デジタル放送のトップサービス(登録した最初のチャンネル)を選局して画面表示させる。
(3)地上アナログ放送のみチャンネル登録されている場合、地上アナログ放送の最小チャンネル(登録した最初のチャンネル)を選局して画面表示させる。
(2)チャンネル登録がされていない場合、地上アナログ放送の1チャンネルを表示させる。この場合にはチャンネル登録していないため放送波による映像を表示することはできずに所謂“砂嵐”の表示になる。
またこの他、上記の条件で地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルを選局して画面表示させる際に、サーチして登録したチャンネルのうちの最も受信信号レベルが高いチャンネルを選局してその放送信号を表示させるようにしてもよい。このとき、地上デジタル放送のチャンネルがサーチにより登録されている場合、サーチして登録したデジタル放送のチャンネルのうちの最もアンテナレベル(受信信号レベル)が高いチャンネルを選局して表示させる。このような選局表示処理により、ユーザはサーチチャンネルの登録設定が確実に実行されたことを確認することができる。
またこの他、地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルをサーチして登録する処理が完了した後に、地上デジタル放送のチャンネルが登録されている場合には、サーチして登録した地上デジタル放送のチャンネルの情報と、放送受信装置に入力された地域情報に基づく地上デジタル放送のチャンネルの情報とを比較して、その比較結果が異なっている場合にその旨を警告するコーション情報を表示させることができる。
あるいは、地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルをサーチして登録する処理が完了した後に、地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルがサーチされたにもかかわらず登録されていない場合、アンテナ接続確認を要求するコーション情報を表示し、地上アナログ放送のプリセットチャンネルの1チャンネルを選局するようにしてもよい。
以下に初期設定処理を実行するときに表示される設定用画面例を参照しながら、初期設定処理の一例を具体的に説明する。
放送受信装置は初期設定処理を開始すると、初期設定用画面をディスプレイに逐次表示していく。図2は、メニュー選択から初期設定処理を実行するときのメニュー表示の一例を示す図である。ここでは放送受信装置の制御部は、ユーザ操作に従って図2のような本体設定メニュー10を表示する。本体設定メニュー10には、初期設定機能を実行するための「かんたん初期設定」11が表示されている。ユーザが「かんたん初期設定」11を選択する操作を行うと、初期設定処理が開始され、初期設定のための各設定用画面が表示される。
放送受信装置は初期設定処理を開始すると、初期設定用画面をディスプレイに逐次表示していく。図2は、メニュー選択から初期設定処理を実行するときのメニュー表示の一例を示す図である。ここでは放送受信装置の制御部は、ユーザ操作に従って図2のような本体設定メニュー10を表示する。本体設定メニュー10には、初期設定機能を実行するための「かんたん初期設定」11が表示されている。ユーザが「かんたん初期設定」11を選択する操作を行うと、初期設定処理が開始され、初期設定のための各設定用画面が表示される。
ここではまず放送受信装置の制御部は、放送受信装置の所定の挿入口に対してB−CASカードが挿入されているかどうかを確認する。B−CASカードは、デジタル放送の受信を許可する本発明の特定の識別カードに該当する。そしてユーザがB−CASカードを上記挿入口に挿入する場合、ユーザは放送受信装置のチューナ部の電源をOFFにしてからチューナ部前面の扉を開け、B−CASカード挿入用の挿入口にB−CASカードを挿入し、B−CASカードロックスイッチをロック位置にスライドさせる。
放送受信装置の制御部は、B−CASカードの装着(挿入)状態が正常であるかどうかを判断する。ここでB−CASカードの装着状態が正常でなければ、図3に示すようなコーション画面12をディスプレイに表示させる。ここでは「B−CASカードを正しく実装して下さい」との注意メッセージ13を表示させる。B−CASカードの装着状態が正常ではない状態とは、B−CASカード自体が挿入口に挿入されていないか、もしくはB−CASカードの挿入方向が誤っている状態である。
一方、放送受信装置の制御部は、図2のメニューから「かんたん初期設定」が選択されたときにB−CASカードの挿入状態が正常であると判断した場合には、上述のような注意メッセージ13や、B−CASカードの装着状態が正常である旨を表示することなく、ディスプレイの表示画面上では何もなかったかのごとく次の設定用画面表示に移行する。また図3の状態で、B−CASカードの装着状態が正常になった場合にも次の設定用画面表示に移行する。これらの画面表示の移行のときには、リモコンの「決定」キーなどの操作は不要である。
図4〜図6は、BS/CSアンテナ設定を行うための画面例を示す図である。初期設定処理が開始された後、B−CASカードの装着状態が正常であれば、放送受信装置の制御部は、図4に示すようなアンテナ線の接続を確認する画面(接続確認画面)14をディスプレイに表示させる。ここでは放送受信装置に対するアンテナの接続が完了していれば、ユーザは「次へ」15を選択してリモコンの「決定」キーを操作する。ここでは放送受信装置の本体操作パネルを操作して設定を決定してもよい。以下の画面でも同様とする。そして制御部は、図5に示すBS/CSアンテナ種類の設定画面16を表示させる。
図5の設定画面16では、「個別受信」17、「共同受信」18、「受信しない」19などのアンテナの種類に関する設定項目を表示し、その設定項目の選択操作に従ってアンテナの受信方式を設定する。ここではユーザは、例えばリモコンの方向キーで上記の設定項目上にカーソルを移動させ、決定キーで決定すればよい。
上記の「個別受信」17は、個人でアンテナを設置している場合の設定項目であり、「共同受信」18は、マンションなどの共聴アンテナを使用する場合の設定項目であり、また「受信しない」19は、BS/CSアンテナを接続しない場合の設定項目である。ユーザは、BS/CSアンテナの種類に従って上記のいずれかの設定項目を選択する。放送受信装置の制御部は、これらの設定に応じてアンテナ電源を制御する。例えば「個別設定」17が選択された場合には、アンテナ電源を「入」に設定し、「共同受信」17または「受信しない」19が選択された場合には、アンテナ電源を「切」に設定する、などの制御を行う。
図6は、アンテナレベルの表示画面の一例を示す図である。放送受信装置の制御部は、図5の画面にてBS/CSアンテナの種類のうち、「個別受信」17または「共同受信」18が選択され、リモコンの「決定」キーが操作されると、図6のアンテナレベルの表示画面20をディスプレイに表示させる。また「受信しない」19が設定された場合には、図6の表示をスキップし、後述する地域設定画面を表示させる。
アンテナレベルとは、現在のアンテナで受信された信号強度レベルを指す。ここではそのアンテナレベルを表示することにより、アンテナレベルが許容範囲内か否かをユーザが確認することができる。このとき表示されるアンテナレベルの数値は、具体的な信号強度を示すものではなく、アンテナの角度の最適値を確認するために設定された数値(例えば受信C/Nの換算値など)である。
図6の例では、アンテナレベルをバー表示21によって示すともに、かつアンテナレベルの現在値22と最大値23とを数値によって表示している。そして図6の表示画面20には、「アンテナレベルが60以上になるようにアンテナの向きを調節してください。」とのメッセージ24を表示し、アンテナレベルが許容範囲(ここでは60以上)にない場合に、アンテナの向きを調節するようにユーザに促す。
図6の表示画面20にてアンテナレベルが許容範囲内であれば、ユーザは、「次へ」25を選択してリモコンの「決定」キーを操作する。これにより放送受信装置の制御部は、図7に示す地域設定画面26をディスプレイに表示させる。地域設定画面26により設定された地域情報は、地上デジタルのサーチ用に用いられる。
図7の地域設定画面26では、放送受信装置を使用する地域を設定するための地域設定項目27が表示される。地域設定項目27としては、ここでは「北海道」、「東北」、「関東」、「甲信越/北陸」、「中部/東海」、「近畿」、「中国/四国」、「九州/沖縄」が設定されている。ユーザは、放送受信装置を使用する地域(例えば自身の住まいが該当する地域)に従って上記の地域設定項目27のいずれかを選択する操作を行う。
図7の地域設定画面26では、放送受信装置を使用する地域を設定するための地域設定項目27が表示される。地域設定項目27としては、ここでは「北海道」、「東北」、「関東」、「甲信越/北陸」、「中部/東海」、「近畿」、「中国/四国」、「九州/沖縄」が設定されている。ユーザは、放送受信装置を使用する地域(例えば自身の住まいが該当する地域)に従って上記の地域設定項目27のいずれかを選択する操作を行う。
図8は、地域を更に詳細に設定する地域設定画面の例を示す図である。図7の地域設定画面26で例えば「北海道」を選択すると、更に「北海道」の地域詳細を設定するための設定画面28が表示される。ここでは例えば「札幌」、「函館」、「旭川」、「帯広」、「釧路」、「北見」、「室蘭」を選択することができる。
このような地域情報設定処理により、地域設定が行われていない状態で地上デジタル放送のチャンネルサーチが実行されることを防ぐことができる。ここでは地域設定は1回のみであり、シンプルな形態による地域設定を可能としている。
このような地域情報設定処理により、地域設定が行われていない状態で地上デジタル放送のチャンネルサーチが実行されることを防ぐことができる。ここでは地域設定は1回のみであり、シンプルな形態による地域設定を可能としている。
図9は、郵便番号の設定画面の一例を示す図である。上記図8の地域設定画面28で地域が選択され、リモコンの「決定」キーが操作されて地域設定が完了すると、放送受信装置の制御部は、図9に示すような郵便番号の設定画面29を表示させる。この設定画面29では、ユーザの住まいがある地域の郵便番号を入力するための入力欄30が設けられている。ユーザは、リモコンの数字キーなどを操作して郵便番号を入力し、「次へ」31を選択して「決定」キーを操作する。
図10は、地上アナログ放送の設定を指示するための画面例を示す図である。上記図9の郵便番号の設定画面29で郵便番号が入力されると、放送受信装置の制御部は、図10に示すような地上アナログ放送の設定指示を入力するための指示入力画面32をディスプレイに表示させる。ユーザが放送受信装置に対して、地上アナログ放送局を探して登録する処理を実行させる指示入力を行う場合には、ユーザは画面上の「する」33を選択する操作を行い、上記の処理を実行しないように指示入力する場合には画面上の「しない」34を選択する操作を行う。「する」33を選択することにより、以下に示す地上アナログ放送のサーチを実行する。また「しない」34を選択することによりアナログ放送のサーチをスキップすることができる。例えば地上デジタル放送が提供されている地域で、地上アナログ放送のチャンネルを設定する必要がない場合に、「しない」34を選択することにより初期設定を迅速に進めることができる。
図10の指示入力画面32で「する」33を選択した場合、図11に示すようなサーチ中であることを示す画面35が表示される。「する」33を選択すると、放送受信装置の制御部は、上記の地域設定及び郵便番号設定により設定された設定値に基づいて、その地域で提供されているUHFとVHFの放送電波のチャンネルを自動的にサーチする。そしてサーチしたチャンネルをリモコンの数字キーに割り当てて登録設定する。これにより、リモコンの数字キーをユーザが操作して、放送受信装置がそのリモコン信号を受信したときに、リモコン信号に応じた地上アナログ放送のチャンネルを選局できる。
図11の画面35では、地上アナログ放送のチャンネルがサーチ中であることが示されている。またサーチされたチャンネルとリモコンの数字キーとを関連付けて表示するためのチャンネル登録欄36が表示される。
図11の画面35では、地上アナログ放送のチャンネルがサーチ中であることが示されている。またサーチされたチャンネルとリモコンの数字キーとを関連付けて表示するためのチャンネル登録欄36が表示される。
図12は、地上アナログ放送のサーチ終了後の表示画面例を示す図である。地上アナログ放送波のサーチが終了すると、放送受信装置の制御部は、サーチされたチャンネルをリモコンの数字キーに割り当ててその情報をメモリ等の記憶手段に登録する。
このとき画面37のチャンネル登録欄36には、サーチされた地上アナログ放送のチャンネル情報がリモコンの数字キーに割り当てられて表示される。
図12の画面37では、サーチされたチャンネルが登録中であることが示されている。全ての登録が終了すると、サーチされた全てのチャンネルがチャンネル登録欄36に表示される。
このとき画面37のチャンネル登録欄36には、サーチされた地上アナログ放送のチャンネル情報がリモコンの数字キーに割り当てられて表示される。
図12の画面37では、サーチされたチャンネルが登録中であることが示されている。全ての登録が終了すると、サーチされた全てのチャンネルがチャンネル登録欄36に表示される。
図13は、放送受信装置を操作するためのリモコンの一例を示す図で、図中、110´はリモコン、120は数字キーである。
図11及び図12に示すチャンネル登録欄36は、図13に示すリモコン110´の数字キー120の配列に合致するように設定されている。チャンネルの登録設定処理が終了すると、ユーザは、リモコン110´の数字キー120を操作することにより地上アナログ放送のチャンネルを選局することができる。チャンネル登録欄36の数字配列と、リモコンの数字キー120の配列とを同じにすることにより、ユーザによるキー認識を容易にし、キーの操作性を向上させることができる。
図11及び図12に示すチャンネル登録欄36は、図13に示すリモコン110´の数字キー120の配列に合致するように設定されている。チャンネルの登録設定処理が終了すると、ユーザは、リモコン110´の数字キー120を操作することにより地上アナログ放送のチャンネルを選局することができる。チャンネル登録欄36の数字配列と、リモコンの数字キー120の配列とを同じにすることにより、ユーザによるキー認識を容易にし、キーの操作性を向上させることができる。
図14は、地上デジタル放送の設定を指示入力するための画面例を示す図である。上記図10の指示入力画面32で「する」33が選択されて地上アナログ放送のサーチ及び登録設定が終了した後、及び図10の指示入力画面32で「しない」34が選択された後、放送受信装置の制御部は、図14に示すような地上デジタル放送の設定を指示入力するための指示入力画面38を表示させる。ここでは放送受信装置に対して、地上デジタル放送局を探して登録する処理を実行させる指示入力を行う場合には、ユーザは指示入力画面38の「する」39を選択する操作を行い、上記の処理を実行しないように指示入力する場合には指示入力画面38の「しない」40を選択する操作を行う。
図14の指示入力画面38で「する」39を選択した場合、図15に示すようなサーチ中であることを示す画面41が表示される。「する」39を選択すると、放送受信装置の制御部は、上記の地域設定及び郵便番号設定により設定された設定値に基づいて、その地域で提供されている地上デジタル放送波のチャンネルを自動的にサーチする。そしてサーチしたチャンネルをリモコンの数字キーに割り当てて登録設定する。これにより、リモコンの数字キーをユーザが操作して、放送受信装置がそのリモコン信号を受信したときに、リモコン信号に応じた地上デジタル放送のチャンネルを選局できる。
図15の画面41では、地上デジタル放送のチャンネルがサーチ中であることが示されている。またサーチされたチャンネルとリモコンの数字キーとを関連付けて表示するためのチャンネル登録欄42が表示される。
図15の画面41では、地上デジタル放送のチャンネルがサーチ中であることが示されている。またサーチされたチャンネルとリモコンの数字キーとを関連付けて表示するためのチャンネル登録欄42が表示される。
図16は、地上デジタル放送のサーチ終了後の表示画面例を示す図である。地上デジタル放送波のサーチが終了すると、放送受信装置の制御部は、サーチされたチャンネルをリモコンの数字キーに割り当ててその情報をメモリ等の記憶手段に登録する。
このとき画面43のチャンネル登録欄42には、サーチされた地上デジタル放送のチャンネル情報がリモコンの数字キーに割り当てられて表示される。
図16の画面43では、サーチされたチャンネルが登録中であることが示されている。全ての登録が終了すると、サーチされた全てのチャンネルがチャンネル登録欄39に表示される。
このとき画面43のチャンネル登録欄42には、サーチされた地上デジタル放送のチャンネル情報がリモコンの数字キーに割り当てられて表示される。
図16の画面43では、サーチされたチャンネルが登録中であることが示されている。全ての登録が終了すると、サーチされた全てのチャンネルがチャンネル登録欄39に表示される。
地上アナログ放送のチャンネル設定用画面と同様に、図15及び図16に示すチャンネル登録欄42は、リモコン110´の数字キー120の配列に合致するように設定されている。チャンネルの登録設定処理が終了すると、ユーザは、リモコン110´の数字キー120を操作することにより地上デジタル放送のチャンネルを選局することができる。チャンネル登録欄42の数字配列と、リモコンの数字キー120の配列とを同じにすることにより、ユーザによるキー認識を容易にし、キーの操作性を向上させることができる。
図17は、初期設定処理の完了を確認する画面表示例を示す図である。上記図14の指示入力画面38で「する」39が選択されて地上デジタル放送のサーチ及び登録設定が終了した後、及び図14の指示入力画面38で「しない」40が選択された後、放送受信装置の制御部は、図17に示すような初期設定処理の完了確認画面44を表示させる。完了確認画面44では、「簡単設定は、すべて終了しました。ごゆっくりお楽しみ下さい。」とのメッセージ45が表示され、初期設定処理が全て完了したこことをユーザに対して明示的に知らせる。ユーザは「完了」46を選択して「決定」キーを操作することにより、本初期設定処理を終了させることができる。
初期設定処理を終了すると、上述したように、登録された最初のチャンネル、もしくは登録されたチャンネルのうちの最も受信信号レベルが高いチャンネルを選局して、その放送信号をディスプレイに表示させる処理を行う。これによりユーザはチャンネルサーチ及びその登録設定が正常に終了したことを確認することができる。
図18は、本発明の放送表示装置により実行される初期設定処理の一例を説明するための図で、上述した画面表示例により説明した初期設定処理をフローチャートにして示すものである。
まず放送受信装置の制御部は、放送受信装置の所定の挿入口に対してB−CASカードが挿入されているかどうかを確認する(ステップS1)。ここでは、ユーザとの対話用の画面を表示させることなく、制御部がB−CASカードの挿入状態を確認する。
まず放送受信装置の制御部は、放送受信装置の所定の挿入口に対してB−CASカードが挿入されているかどうかを確認する(ステップS1)。ここでは、ユーザとの対話用の画面を表示させることなく、制御部がB−CASカードの挿入状態を確認する。
そして放送受信装置の制御部では、B−CASカードの挿入状態が正常であるかどうかを判断し、正常でなければ、B−CASカードを正しく実装するように注意する注意メッセージをディスプレイに表示させる(ステップS13)。
一方、B−CASカードの挿入状態が正常である場合には、BS/CSアンテナ設定を行う(ステップS2)。ここではB−CASカードの挿入状態が正常である旨の表示を行うことなく、BS/CSアンテナ設定を行うための画面に移行し、ユーザ設定に従ってアンテナの受信方式を設定する。
一方、B−CASカードの挿入状態が正常である場合には、BS/CSアンテナ設定を行う(ステップS2)。ここではB−CASカードの挿入状態が正常である旨の表示を行うことなく、BS/CSアンテナ設定を行うための画面に移行し、ユーザ設定に従ってアンテナの受信方式を設定する。
BS/CSアンテナ設定が終了すると、次にアンテナレベルを表示させる(ステップS3)。ここではアンテナレベルが許容範囲にあるかどうかを表示し、許容範囲にない場合にはアンテナの向きを調節するようにユーザを促す。
アンテナレベルが許容範囲に設定されると、次に放送受信装置の地域設定を行い(ステップS4)、さらに郵便番号設定を行う(ステップS5)。ここでは上記のような所定の設定用画面に対するユーザ操作に従って地域及び郵便番号が設定される。
アンテナレベルが許容範囲に設定されると、次に放送受信装置の地域設定を行い(ステップS4)、さらに郵便番号設定を行う(ステップS5)。ここでは上記のような所定の設定用画面に対するユーザ操作に従って地域及び郵便番号が設定される。
そして、入力された地域情報と郵便番号情報とを用いて地上アナログ放送のチャンネル設定を行う。ここでは地上アナログ放送の設定を行うかどうかをユーザに選択させて確認し(ステップS6)、設定を行うのであれば地上アナログ放送のチャンネルサーチを実行し(ステップS7)、サーチ結果を表示してチャンネルの登録設定を行う(ステップS8)。地上アナログ放送のチャンネル設定が終了し、もしくは上記ステップS6で地上アナログのチャンネル設定を行わない場合には、次の地上デジタル放送のチャンネル設定に移行する。
まず地上デジタル放送の設定を行うかどうかをユーザに選択させて確認し(ステップS9)、設定を行うのであれば、地上デジタル放送のアンテナレベルを確認する(ステップS10)。このときにアンテナレベルの状態が正常であれは、ユーザに確認させる表示を行うことなく対話なしで次のチャンネル設定に移行する。一方、アンテナレベルの状態が正常でなければ、アンテナ接続を確認させる画面を表示してユーザにアンテナ接続の確認を促し(ステップS14)、再度チャンネル設定を行うかどうかをユーザに選択させる(ステップS9)。
チャンネル設定では、地上デジタル放送のチャンネルサーチを実行し(ステップS11)、サーチ結果を表示してチャンネルの登録設定を行う(ステップS12)。地上デジタル放送のチャンネル設定が終了し、もしくは上記ステップS9で地上デジタル放送のチャンネル設定を行わない場合には、初期設定の完了画面を表示して初期設定を終了し、その後の設定完了時処理を実行する。
設定完了時処理においては、まず地上デジタル放送が登録されているかどうかを確認し(ステップS15)、登録済みであれば地上アナログ放送の登録を確認する(ステップS16)。そして地上アナログ放送が登録されていれば地上デジタル放送の先頭チャンネル(プリセット登録されたチャンネルのうちの最初のチャンネル)を選局して画面表示させる(ステップS17)。また上記ステップS16で地上アナログ放送が未登録である場合にも、地上デジタル放送の先頭チャンネルを選局して画面表示させる(ステップS18)。
一方、上記ステップS15で地上デジタル放送が未登録である場合、地上アナログ放送の登録を確認する(ステップS19)。そして地上アナログ放送が登録されていれば地上アナログ放送の先頭チャンネル(登録されたチャンネルのうちの最初のチャンネル)を選局して画面表示させる(ステップS20)。また上記ステップS19で地上アナログ放送が未登録である場合には、地上アナログ放送のプリセットチャンネルの1チャンネルを選局して画面表示させる(ステップS21)。
このように初期設定の設定完了時処理において、地上デジタル/地上アナログ放送の登録状態に応じて、地上デジタルまたは地上アナログの先頭チャンネルを選局して画面表示させることにより、ユーザは選局設定が確実に実行されたことを確認することができる。この場合、先頭チャンネルを除く他のチャンネルを順次選局表示するものではないが、先頭チャンネルを選局表示することで、ユーザは、チャンネルサーチと登録処理が最初から正常であることを画面表示により実感することができる。
このように初期設定の設定完了時処理において、地上デジタル/地上アナログ放送の登録状態に応じて、地上デジタルまたは地上アナログの先頭チャンネルを選局して画面表示させることにより、ユーザは選局設定が確実に実行されたことを確認することができる。この場合、先頭チャンネルを除く他のチャンネルを順次選局表示するものではないが、先頭チャンネルを選局表示することで、ユーザは、チャンネルサーチと登録処理が最初から正常であることを画面表示により実感することができる。
図19は、本発明の放送表示装置により実行される初期設定処理の他の例を説明するための図である。本例の処理は、各放送波のチャンネルサーチが完了して登録設定を行った後、その登録先を選局する際に、地域設定情報に基づくサービス(チャンネル)情報と、実際にサーチしたサービス情報とを比較し、これらに食い違いがある場合にはコーション表示を行うようにするものである。
図19においては、B−CASカードの挿入処理から地上アナログ放送、地上デジタル放送のチャンネルサーチ・登録設定までの処理は図18と同様であるため、その図示と繰り返しの説明は省略している。図18のステップS12に示すサーチ結果の表示及び登録設定後の設定完了時処理について説明する。
本例の設定完了時処理においては、まず地上デジタル放送が登録されているかどうかを確認し(ステップS15)、登録済みであれば地上アナログ放送の登録を確認する(ステップS16)。そして地上アナログ放送が登録されていれば地上デジタル放送の先頭チャンネル(登録されたチャンネルのうちの最初のチャンネル)を選局して画面表示させる(ステップS17)。また上記ステップS16で地上アナログ放送が未登録である場合にも、地上デジタルの先頭チャンネルを選局して画面表示させる(ステップS18)。
そして本例では、上記ステップS17もしくはステップS18で地上デジタル放送の先頭チャンネルを選局した後、地上デジタル放送のサーチによる登録情報と地域のサービス情報とを比較する(ステップS22)。つまりチャンネルサーチによって実際に登録設定された地上デジタル放送のチャンネルの登録情報と、ユーザ入力された地域で提供されている地上デジタル放送のサービス情報とを比較する。地域ごとのサービス情報は放送受信装置で予め保持されている。
そしてサーチされたチャンネルの登録情報と地域のサービス情報とに違いがあり、地域で提供されているサービス(チャンネル)が全てサーチされていない場合にコーション表示を行う(ステップS23)。コーション表示の例として、例えば、「041 ○○テレビ サーチ失敗、051 ××テレビ サーチ失敗」などのメッセージを表示させる。また違いがない場合には処理を終了する(図示省略)。
一方、上記ステップS15で地上デジタル放送が未登録である場合、地上アナログ放送の登録を確認する(ステップS19)。そして地上アナログ放送が登録されていれば地上アナログ放送の先頭チャンネル(登録されたチャンネルのうちの最初のチャンネル)を選局して画面表示させる(ステップS20)。また上記ステップS19で地上アナログ放送が未登録である場合には、地上アナログ放送の1チャンネルを選局して画面表示させる(ステップS21)。
そして上記ステップS20もしくはステップ21で地上アナログ放送の先頭チャンネルまたは1チャンネルを選局した後、デジタルサーチを実行したかどうかを判別し(ステップS24)、デジタルサーチを実行している場合、地域のサービス情報を全て表示し、アンテナレベルが不足していることを示す注意メッセージを表示する(ステップS25)。デジタルサーチを行っていない場合には処理を終了する(図示省略)。
このように本例の設定完了時処理では、地上デジタル放送で登録設定されたチャンネルを選局して表示させる際に、地域設定情報に基づく地域のサービス情報と、実際にサーチして登録されたサービス(チャンネル情報)とを比較して、これらに違いがある場合には所定のコーション表示を行うことができる。また地上デジタル放送が登録されていないときには、実際にデジタルサーチを実行した場合、地域設定情報に基づく地域サービス情報を全て表示し、アンテナレベルが不足していることを注意するメッセージを表示する。
これらの処理により、ユーザは、実際にサーチされたチャンネル情報と、その地域で提供されているサービス(チャンネル)情報との違いを把握することができる。
このように本例の設定完了時処理では、地上デジタル放送で登録設定されたチャンネルを選局して表示させる際に、地域設定情報に基づく地域のサービス情報と、実際にサーチして登録されたサービス(チャンネル情報)とを比較して、これらに違いがある場合には所定のコーション表示を行うことができる。また地上デジタル放送が登録されていないときには、実際にデジタルサーチを実行した場合、地域設定情報に基づく地域サービス情報を全て表示し、アンテナレベルが不足していることを注意するメッセージを表示する。
これらの処理により、ユーザは、実際にサーチされたチャンネル情報と、その地域で提供されているサービス(チャンネル)情報との違いを把握することができる。
図20は、本発明の放送表示装置により実行される初期設定処理の更に他の例を説明するための図である。本例の処理は、各放送波のチャンネルサーチが完了して登録設定を行った後、その登録先を選局する際に、地上デジタル放送のチャンネルが登録されている場合、サーチして登録した地上デジタル放送のチャンネルのうちの最も受信信号レベルが高いチャンネルを選局して表示させるようにしたものである。
図20においては、B−CASカードの挿入処理から地上アナログ放送、地上デジタル放送のチャンネルサーチ・登録設定までの処理は図18と同様であるため、その図示と繰り返しの説明は省略している。図18のステップS12に示すサーチ結果の表示及び登録設定後の設定完了処理時処理について説明する。
図20においては、B−CASカードの挿入処理から地上アナログ放送、地上デジタル放送のチャンネルサーチ・登録設定までの処理は図18と同様であるため、その図示と繰り返しの説明は省略している。図18のステップS12に示すサーチ結果の表示及び登録設定後の設定完了処理時処理について説明する。
本例の設定完了時処理においては、まず地上デジタル放送が登録されているかどうかを確認し(ステップS15)、登録済みであれば登録された地上デジタル放送の先頭チャンネルのアンテナレベルを比較レベルにセットする(ステップS31)。そしてアンテナレベルの最大値と比較レベルを比較して、比較レベルより最大値の方が小さいかどうかを判別し(ステップS32)、比較レベルより最大値が小さくなければ、その比較レベルを最大値にセットする(ステップS33)。ここで先頭チャンネルの場合には、比較すべき最大値がまだないため、ステップS32はスキップし、比較レベルである先頭のアンテナレベルを最大値にセットする。
そしてステップS32で比較レベルより最大値が小さかった場合、またはステップS33で比較レベルを最大値にセットした場合、次にその比較した登録チャンネルが最後のチャンネルであるかどうかを判別する(ステップS34)。比較した登録チャンネルが最後でなければ、次の登録チャンネルのアンテナレベルを比較レベルにセットし(ステップS35)、ステップS32に進んで、比較レベルと最大値とを比較する。こうして、登録されたチャンネルのうち、最大のアンテナレベルのチャンネルを抽出することができる。
そしてステップS34で比較した登録チャンネルが最後のチャンネルである場合、アンテナレベルが最大値の地上デジタルチャンチャンネルを選局する(ステップS36)。
そしてステップS34で比較した登録チャンネルが最後のチャンネルである場合、アンテナレベルが最大値の地上デジタルチャンチャンネルを選局する(ステップS36)。
一方、上記ステップS15で地上デジタル放送が未登録である場合、地上アナログ放送の登録を確認する(ステップS19)。そして地上アナログ放送が登録されていれば地上アナログ放送の先頭チャンネル(登録されたチャンネルのうちの最初のチャンネル)を選局して画面表示させる(ステップS20)。また上記ステップS19で地上アナログ放送が未登録である場合には、地上アナログ放送の1チャンネルを選局して画面表示させる(ステップS21)。
このように本例の設定完了時処理では、地上デジタル放送で登録設定されたチャンネルを選局して表示させる際に、アンテナレベルが最大の登録チャンネルを選局する。これにより、ユーザはサーチチャンネルの登録設定が確実に実行されたことを確認することができる。また登録チャンネルの先頭のチャンネルのアンテナレベルが低く、映像が表示できない場合などにも対応できる。
図21は、本発明の放送表示装置により実行される初期設定処理の更に他の例を説明するための図である。本例の処理は、各放送波のチャンネルサーチが完了して登録設定を行った後、その登録先を選局する際に、地上アナログ放送と地上デジタル放送が共にチャンネル登録できなかった場合に、地上アナログ放送と地上デジタル放送のアンテナ接続確認を要求するコーション表示を行うようにしたものである。
図21においては、B−CASカードの挿入処理から地上アナログ放送、地上デジタル放送のチャンネルサーチ・登録設定までの処理は図18と同様であるため、その図示と繰り返しの説明は省略している。図18のステップS12に示すサーチ結果の表示及び登録設定後の設定完了処理時処理について説明する。
図21においては、B−CASカードの挿入処理から地上アナログ放送、地上デジタル放送のチャンネルサーチ・登録設定までの処理は図18と同様であるため、その図示と繰り返しの説明は省略している。図18のステップS12に示すサーチ結果の表示及び登録設定後の設定完了処理時処理について説明する。
本例の設定完了時処理においては、まず地上デジタル放送が登録されているかどうかを確認し(ステップS15)、登録済みであれば地上アナログ放送の登録を確認する(ステップS16)。そして地上アナログ放送が登録されていれば地上デジタル放送の先頭チャンネル(登録されたチャンネルのうちの最初のチャンネル)を選局して画面表示させる(ステップS17)。また上記ステップS16で地上アナログ放送が未登録である場合にも、地上デジタル放送の先頭チャンネルを選局して画面表示させる(ステップS18)。
一方、上記ステップS15で地上デジタル放送が未登録である場合、地上アナログ放送の登録を確認する(ステップS19)。そして地上アナログ放送が登録されていれば地上アナログ放送の先頭チャンネル(登録されたチャンネルのうちの最初のチャンネル)を選局して画面表示させる(ステップS20)。また上記ステップS19で地上アナログ放送が未登録である場合には、地上アナログ放送と地上デジタル放送のサーチ処理を実施したかどうかを判別し(ステップS41)、サーチを実施していれば、アンテナ接続確認を要求するコーション表示を行う(ステップS42)。そして地上アナログ放送の1チャンネルを選局して画面表示させる(ステップS21)。また上記ステップS41で、サーチ処理を実施していない場合も、ステップS21に進んで地上アナログ放送の1チャンネルを選局して画面表示させる。
このように本例の設定完了時処理では、地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルをサーチして登録する処理が完了した後に、地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルがサーチされたにもかかわらず登録されていない場合、アンテナ接続確認を要求するコーション情報を表示する。このようなコーション表示により、ユーザは初期設定処理においてチャンネル登録ができなかったことをただちに認識し、アンテナ接続などの視聴環境を修正するなどの処理を行うことができる。
さらに放送受信装置の他の実施形態として、チャンネルをサーチして登録する処理を実行するときに、前放送受信装置の設置条件が要因となって登録に該当しないとして除外されたチャンネルがあった場合、設置条件の改善を要求するコーション表示を行うようにしてもよい。
例えば、初期設定処理において、アンテナ設置不良が原因となって、その結果アンテナ強度が低かったために登録対象から除外したチャンネルがあり、かつアンテナ調整後であればその除外したチャンネルが登録できるものと判断できる場合に、初期設定処理中、もしくは初期設定処理終了後にアンテナ調整を要求するコーション表示を行うようにする。このようなコーション表示により、ユーザはコーションに応じて設定条件を改善することでより視聴環境を整備することができるようになる。
例えば、初期設定処理において、アンテナ設置不良が原因となって、その結果アンテナ強度が低かったために登録対象から除外したチャンネルがあり、かつアンテナ調整後であればその除外したチャンネルが登録できるものと判断できる場合に、初期設定処理中、もしくは初期設定処理終了後にアンテナ調整を要求するコーション表示を行うようにする。このようなコーション表示により、ユーザはコーションに応じて設定条件を改善することでより視聴環境を整備することができるようになる。
10…本体設定メニュー、11…かんたん初期設定、12…コーション画面、13…注意メッセージ、14…接続確認画面、20…アンテナレベルの表示画面、21…バー表示、22…アンテナレベルの現在値、23…アンテナレベルの最大値、24…メッセージ、26…地域設定画面、27…地域設定項目、28…地域設定画面、29…設定画面、30…入力欄、32…指示入力画面、36…チャンネル登録欄、38…指示入力画面、39…チャンネル登録欄、42…チャンネル登録欄、44…完了確認画面、45…メッセージ、100…放送受信装置、101…地上アナログ/デジタルアンテナ、102…BS/CSアンテナ、103…チューナ部、104…信号切換部、105…制御部、106…映像出力部、106a…映像処理部、106b…OSD表示処理部、106c…カーソル表示処理部、107…音声出力部、108…操作部、109…リモコン受光部、110…リモコン、111…CASカード挿入部、112…ディスプレイ、113…スピーカー、120…数字キー。
Claims (9)
- 対話形式の設定用画面を順次表示し、各設定用画面に対する操作入力に応じて装置が必要とする初期設定値を順次設定する初期設定実行手段を備えた放送受信装置において、
前記初期設定実行手段は、前記初期設定値を設定する処理の一つとして、放送チャンネルをサーチして登録する処理を実行する手段を有し、前記サーチして登録する処理が完了した後に、予め定めた選局条件に従って特定のチャンネルを選局し、選局したチャンネルの放送信号を表示させることを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、前記初期設定実行手段は、前記対話形式の設定用画面を表示する際に、特定の初期設定値を設定するための条件が正常な状態であれば、該特定の初期設定値に関する設定用画面の表示を省略することを特徴とする放送受信装置。
- 請求項2に記載の放送受信装置において、前記初期設定実行手段は、前記対話形式の設定用画面を表示する際に、デジタル放送の受信を許可する特定の識別カードが、前記放送受信装置に正常に装着されている場合には、前記識別カードの装着に関する初期設定値を放送受信装置内部で設定し、該識別カードの装着に関する設定用画面の表示を省略して、次の設定値用の設定用画面を表示させることを特徴とする放送受信装置。
- 請求項1に記載の放送受信装置において、前記初期設定実行手段は、地上デジタル放送と地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、
前記予め定めた選局条件として、
(1)地上デジタル放送と地上アナログ放送の両方のチャンネルがサーチされて登録されている場合、
(2)地上デジタル放送のみのチャンネルがサーチされて登録されている場合、
(3)地上アナログ放送のみのチャンネルがサーチされて登録されている場合、
(4)地上デジタル放送と地上アナログ放送の両方のチャンネルが登録されていない場合、
を設定し、前記条件(1)のとき及び前記条件(2)のときは、前記特定のチャンネルとして地上デジタル放送の登録された最初のチャンネルを選局し、前記条件(3)のときは、前記特定のチャンネルとして地上アナログ放送の登録された最小のチャンネルを選局し、前記条件(4)のときは、前記特定のチャンネルとして地上アナログ放送のプリセットチャンネルの1チャンネルを選局することを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、前記初期設定実行手段は、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、
前記サーチして登録する処理が完了した後に、チャンネルが登録されている場合、該サーチして登録したチャンネルのうちの最も受信信号レベルが高いチャンネルを選局して、該選局したチャンネルの放送信号を表示させることを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、前記初期設定実行手段は、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、
前記サーチして登録する処理が完了した後に、チャンネルが登録されている場合、該サーチして登録したチャンネルと、前記放送受信装置に入力された地域情報に基づくチャンネルとを比較し、該比較結果が異なっている場合に、該異なっていることを警告するコーション情報を表示させることを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、前記初期設定実行手段は、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルをそれぞれサーチ可能であって、
前記サーチして登録する処理が完了した後に、地上デジタル放送又は地上アナログ放送のチャンネルがサーチされたにもかかわらず登録されていない場合、アンテナ接続確認を要求するコーション情報を表示することを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、該放送受信装置は、操作用の数字キーが配列されたリモコンにより操作可能であって、前記初期設定実行手段は、前記サーチして登録する処理において、サーチしたチャンネルを前記リモコンの数字キーに割り当てて、前記リモコンの数字キーの配列と同じ配列で表示することを特徴とする放送受信装置。
- 請求項1に記載の放送受信装置において、前記初期設定実行手段は、前記放送受信装置の設置条件が要因となって登録に該当しないとして除外されたチャンネルがあった場合、設置条件の改善を要求するコーション表示を行うことを特徴とする放送受信装置。
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