JP2008204955A - バックライト装置及び液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光管取り付け時において取り付け間違いや蛍光管の破損などを防止すると共に、蛍光管の管軸方向に生じる輝度差によるバックライトの輝度ムラを低減する。
【解決手段】バックライト装置は、複数の蛍光管21の一端の電極から引き出された配線を収束する収束部材213と、収束部材213を着脱可能に接続するための接続部材30と、収束部材213と接続部材30とが接続されることにより複数の蛍光管21のうち2本の電極間を導通させる導通手段31とを備える。導通手段31は、複数の蛍光管21を点灯させるために交流電圧を発生するための一対の基板28上に設けられた導体で構成され、1つの収束部材213によって収束された蛍光管21の2つの電極間を導通させ、接続部材30は、基板28上のトランス29と接続される第1の接続部材と、導通手段31と接続される第2の接続部材とから構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、インバータ回路により駆動する複数の蛍光管を備えたバックライト装置、該バックライト装置を使用した液晶表示装置に関する。
近年、液晶テレビなどの大画面化に伴って、バックライトも大型化が要求されている。この大型化要求、さらには省エネ化、低価格化等の要求に対応するために、従来の直管蛍光ランプに代わって、長尺の直管蛍光ランプの略中央部を曲げることによってU字型やコの字型などの曲管蛍光ランプを作製し、この曲管蛍光ランプを光源とするバックライトが開発されている。
上記曲管蛍光ランプを用いたバックライトの場合、17インチ未満の画面サイズでは、比較的均一な温度分布となり、管軸方向の温度差や輝度差は若干発生するものの問題になることは少なかった。しかし、大画面化が進むことにより、主発熱源であるランプ電極部における高温化に加えて、ランプの長尺化によりランプ印加電圧が増加し、これに伴うランプ−ユニット間での浮遊容量によって高圧部付近にリーク電流が発生しやすくなる。また、ランプの電力増加に伴うインバータ電力の増加のため、ランプ電極部裏側に配置されたインバータの発熱量が増加する。これらの結果、ランプ管軸方向での温度差が大きくなる。
さらに、上記リーク電流の発生により、管軸方向高圧部付近において、定格電流とリーク電流を合計した電流値でランプが点灯していることになり、これがランプ管軸方向に生じる輝度差の原因となる。このように、バックライトの大型化に伴い、ランプ管軸方向の温度差、輝度差が増加する傾向にあり、これらが原因となってバックライトの輝度ムラが発生していた。
これに対して、大画面液晶ディスプレイであっても、均一な輝度で照明できるバックライトが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、曲管蛍光ランプの電極側と曲り部側を交互に配置し、各蛍光ランプの電極給電側の反射ケースの直裏側にそれぞれインバータを配置することで、ランプ管軸方向及び盤面方向での管壁温度差を低減させかつ盤面上の輝度差を低減するようにしたものである。
しかし、上記特許文献1に記載の発明の場合、大型の画面サイズ(例えば40型以上)では、少なくとも画面の横幅の倍以上の長さからなる蛍光管が要求されることになるが、蛍光管の屈曲部の曲げ工程の生産性の低さや、蛍光管自身の長尺化に伴う生産効率の低下等により、十分安定した供給体制を整えることが困難になる。尚、蛍光管を水平に配置する必要がある理由は蛍光管内部の水銀等に偏りが生じないようにするためである。
このため近年、特許文献2のように、画面の横幅程度の長さからなる2本の蛍光管を直列に接続して点灯させる蛍光管駆動方式が採用されることもしばしばあり、これによれば大画面テレビに対応したバックライトに搭載する蛍光管であっても、その長さを必要以上に長くしなくてもよくなる。この利点を生かして大型のバックライト装置を効率的に生産することが可能となる。
特開2005−268028号公報 特開2002−231034号公報
しかしながら、上記特許文献2の構成によれば、いずれの蛍光管も他の蛍光管とワイヤ(例えば、特許文献2の図8にある223c,225cといった部材)を介して電気的に互いに直接接続される蛍光管ユニットを予め備えておく必要がある。この構成は蛍光管の本数が多くなるに連れて、蛍光管同士を連結するために必要になるワイヤの本数が多くなる上に、この連結構造によって蛍光管そのものがバックライト内に配置される向きを固定させてしまうので、約80〜150cm程度の長さの蛍光管を例えばバックライトシャーシの内部に組み込む際に、作業者は、この自分の身長ほどもある長さの蛍光管ユニットの連結構造がシャーシのいずれの向きに配置されるべきか常に意識しながら組み立てる必要が生じ、次の作業工程への迅速な組立動作を阻害し、生産効率の向上を妨げる要因になっている。
特に特許文献1に記載の発明では、ランプが並べられた方向に対し蛍光管ユニットの屈曲部を交互に入れ替えて配置する作業を伴うので、U字形状のランプユニットをバックライトに実装する際に、反射ケース等の中に順序正しく並べようとすると、インバータ回路に接続される一本目のランプ電極に対して二本目のランプ電極の位置が反対になるように配置しなければならない。この作業は、取り付け数のカウント作業とランプ持替え作業を伴うことが多く、ランプユニットの実装に手間がかかり、取り付け間違いやランプ破損という問題を誘発するおそれがある。特に直径2〜5mmφ程度で全長が数十cm〜数mオーダーのバックライト用の蛍光管を取り付ける際には顕著な問題になる。このため特許文献2のような蛍光管の連結構造は、少なくとも作業効率を低下させる要因にもなりうる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、直列接続して点灯させる蛍光管駆動方式のバックライト装置において、蛍光管の配置向きあるいは取り付け数のカウント作業とランプ持ち替え作業を常に意識した組立作業を伴うことなく、蛍光管取り付け作業時等に取り付け間違いや蛍光管の破損などを発生し難くする簡単な組立方法によるバックライト装置を提供することを目的とする。また、蛍光管の管軸方向に生じる輝度差によるバックライトの輝度ムラを低減または解消できるようにしたバックライト装置、該バックライト装置を使用した液晶表示装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、バックライトの大画面化に伴う蛍光管本数の増加に対しても、上記連結構造による部品点数の増加を伴うことなく、より簡単な組立工程によるバックライト装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、両端に電極を有する蛍光管を複数並べて配置したバックライト装置であって、前記複数の蛍光管の一端の電極から引き出された配線を収束する収束部材と、該収束部材を着脱可能に接続するための接続部材と、前記収束部材と前記接続部材とが接続されることにより前記複数の蛍光管のうち2本の電極間を導通させる導通手段とを備え、該導通手段は、前記複数の蛍光管を点灯させるために交流電圧を発生又は伝送するための一対の基板上に設けられた導体で構成され、1つの収束部材によって収束された前記蛍光管の2つの電極間を導通させ、前記接続部材は、前記基板上のトランスと接続される第1の接続部材と、前記導通手段と接続される第2の接続部材とから構成されることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記導通手段は、同一基板上に実装され前記収束部材を着脱可能に接続するために設けられた2つの接続部材の端子間を導通させたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記2つの接続部材は、蛍光管配列方向に対し隣接して実装されたものであることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2又は第3の技術手段において、前記導通手段によって導通された2つの蛍光管は、他の蛍光管を挟んで配置されたことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記2つの蛍光管に挟まれて配置される他の蛍光管の本数は1本であることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1の技術手段において、前記導通手段は、隣り合った2つの収束部材のうち、一方の収束部材に収束された前記蛍光管のいずれか1つの電極を、蛍光管1本を挟んで、他方の収束部材に収束された蛍光管の1つの電極に導通させ、前記一対の各基板上で重ならないように配置されることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第2乃至第6のいずれか1の技術手段において、前記導通手段の少なくとも一部は、前記一対の各基板上におけるトランス実装領域内に配線されることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第2乃至第5のいずれか1の技術手段において、前記接続部材は、前記基板上のトランスと接続される第1の接続端子と、前記導通手段と接続される第2の接続端子とを備えたことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至第8のいずれか1の技術手段において、前記導通手段によって導通された前記蛍光管は、そのいずれか一方の電極に対し前記基板上のトランスで発生する交流電圧信号を印加することにより駆動されることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1乃至第8のいずれか1の技術手段において、前記導通手段によって導通された前記蛍光管は、その導通状態を構成するために用いられる電極とは異なる2つの電極に対し前記基板上のトランスで発生する2つの位相の異なる交流電圧信号を同時に印加することにより駆動されることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1乃至第10のいずれか1の技術手段において、前記一対の各基板は、前記複数の蛍光管の設置面と反対側の面に設けられ、前記複数の蛍光管の両端電極近傍に配置されていることを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1乃至第11のいずれか1の技術手段におけるバックライト装置と、該バックライト装置によって照明される液晶パネルとを備えていることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明によれば、直列接続して点灯させる蛍光管駆動方式のバックライト装置において、取り付け数のカウント作業とランプ持ち替え作業を伴うことなく、蛍光管取り付け作業時等に取り付け間違いや蛍光管の破損などを発生し難くすると共に、蛍光管の管軸方向に生じる輝度差によるバックライトの輝度ムラを低減または解消できるようにしたバックライト装置、該バックライト装置を使用した液晶表示装置を提供することができる。
また本発明によれば、直列接続されたU字状の蛍光管ユニットをより簡単な組み立て構成で駆動させることが可能になり、特に作業者によって、蛍光管の配置すべき向きを常に意識することなく組み立てることが出来るので、作業効率の向上を図ることが可能になる。また、複数の蛍光管の間をハーネスのみで電気的に接続する構成ではなくなるので、バックライトの筐体等に対して蛍光管の取り付ける向きを意識せずに組み立てることが可能になる。
また本発明によれば、中継基板をGND端子として構成させる必要がなくインバータ基板等の高圧供給用基板へ接続して中継基板のGND電位を安定させる配線が不要なため簡単な構成にすることが可能になる。
また本発明によれば、直列接続したU字状の蛍光管を駆動するので、U字管そのものを用いるわけではなく、各蛍光管の有効発光領域を有効に活用でき大画面の液晶パネルに十分対応させることが可能なバックライトを提供できる。
また本発明によれば、直列接続された蛍光管でも十分な高電圧を供給させることができ、直列接続された蛍光管の長さ方向の輝度ムラを抑制し易くなる。
また本発明によれば、輝度ムラの相殺能力が更に向上したバックライト装置を提供することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のバックライト装置、該バックライト装置を使用した液晶表示装置の好適な実施の形態について説明する。なお、同じ機能を有する部分には同じ符号を付し、繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明によるバックライト装置を使用した液晶表示装置の構成例を示す断面図である。図中、液晶表示装置は、主な構成として、液晶パネル1及びバックライト装置2を備えている。液晶パネル1は、映像信号処理された映像信号を液晶パネル1のクロック信号に応じて画素毎に所定の階調電圧として給電し、画面上に順次走査による映像表示処理を施すことで映像信号に応じた映像を表示する。また、バックライト装置2は、液晶パネル1の表示面の反対側から光を照射する。このバックライト装置2の光源としては、例えば、冷陰極蛍光ランプ(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの蛍光管が用いられる。
バックライト装置2は、液晶パネル1に光を供給するための複数の蛍光管21と、各蛍光管21から発光した光を液晶パネル1側に有効に照射するための反射シート又は反射板(以下、反射シートで代表する)22と、これらを収納するための筐体23と、により構成される。筐体23の背面(すなわち、蛍光管21の設置面の反対側の面)には、インバータ回路を搭載するためのインバータ回路基板28(インバータ回路28)が配置される。このインバータ回路28には、各蛍光管21に電力を供給する昇圧回路としてインバータトランス29などの部品が設けられている。このインバータトランス29としては、例えば、2つのコイルの電磁誘導効果によって互いのコイルの巻き数比に基づいて変圧する巻線型などがある。
インバータ回路28としては、例えば、他励式インバータを適用することができる。一般に他励式インバータは、一次側に発振回路を設け、この発振回路の駆動周波数と同じ周波数の交流に変換するもので、この他励式インバータを上記のような巻線型のインバータトランス29の駆動に利用することにより、巻線型でありながら、圧電型インバータを越える小型で高効率化されたインバータを実現することができる。
液晶パネル1は、液晶層を挟んだ2枚の直交ニコルの関係を有した偏光板付ガラス基板からなり、この液晶パネル1を厚み方向に対し2枚のフレーム3,4で固定保持する。このフレーム3,4は、バックライト装置2の全体を覆うように、断面略L字型に折れ曲がった構造を有している。
バックライト装置2を構成する蛍光管21は、直線形状であり、その直線部分が互いに平行になるように配置される。また、反射シート22の形状は、例えば、図1に示すように平面形状としてもよく、また、断面凹凸の形状としてもよい。
さらに、液晶表示装置に必要とされる光学性能に応じて各種光学部材を設けるようにしてもよい。例えば、図1に示すように、複数本の蛍光管21によって構成される光源に対して、蛍光管21の配置位置とそれ以外の位置との輝度差を緩和するための拡散板24と、要求される使用形態に対して最適な配光特性を供給するための拡散シート25と、特定方向の光を集光するためのプリズムシート26と、特定方向の光の偏波を選択的に透過/反射して液晶パネル1に入射する光の偏光度を向上させるための反射偏光板27などで構成される。これらの各種光学部材(拡散板24,拡散シート25,プリズムシート26,反射偏光板27など)は板状又はシート状で構成されており、蛍光管21と液晶パネル1との間に配置される。
蛍光管21は、バックライト装置2の背面に略平行に配置されたインバータ回路28のインバータトランス29から電極へ供給される高圧交流電圧によって、蛍光管21内の水銀を励起し、そのエネルギー準位によって紫外線付近の光を発光し、この紫外光によって蛍光管21の赤,青,緑の3色の蛍光体が発光し、これらの発光色の混色によって白色光を供給する。こうして発光した白色光は、前述の各種光学部材によってその配光特性が各々制御され、液晶パネル1に有効に光を供給することが可能となる。このバックライト装置2からの光供給によって液晶パネル1の各画素では所定の階調電圧に応じた光透過率によって各画素の明るさが制御され、映像が画面上に表示される。
以下、直列接続して点灯させる蛍光管駆動方式のバックライト装置において、取り付け数のカウント作業とランプ持ち替え作業を伴うことなく、蛍光管取り付け作業時等に取り付け間違いや蛍光管の破損などを発生し難くすると共に、蛍光管の管軸方向に生じる輝度差によるバックライトの輝度ムラを低減または解消できるようにしたバックライト装置の各実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係るバックライト装置2の構成例を示す図である。図2(A)において、211(211R,L)は蛍光管21の両端電極、212(212R,L)は電極211からの配線、213(213R,L)は配線212を収束する収束部材を示す。バックライト装置2は、複数の蛍光管21のうち2本以上の一端の電極211から引き出された配線212を収束する収束部材213と、収束部材213と接続されることにより複数の蛍光管21のうち2本の電極間を導通させる導通手段31(31R,L)とを備え、2本の蛍光管21のいずれか一端の電極211が導通手段31により導通される。本実施形態では、収束部材213は両端電極211を収束しており、一端の電極211同士が収束部材213を介して導通手段31に接続され、他端の電極211の1つが収束部材213を介してインバータトランス29に接続される。
バックライト装置2は、複数の蛍光管ユニットを点灯させるために交流電圧を発生又は伝送するための一対のインバータ回路基板28(28R,L)と、インバータ回路基板28上に配置されるインバータトランス29(29R,L)と、収束部材213と着脱可能に接続される接続部材30(30R,L)と、接続部材30から引き出されインバータトランス29に接続される高圧配線32(32R,32L)とを備え、導通手段31は、各インバータ回路基板28上で隣り合わないように配置される。すなわち、各インバータ回路基板28において、インバータトランス29と導通手段31とが交互に配置される。
この導通手段31は、例えば、インバータ回路基板28上に設けられた導体であり、当該基板上にパターン印刷等されて形成される。例えば、プリント基板を用いてもよい。従って、導通手段31によって基板の厚みを増加させることはなく、また、導通手段31の実装に際して特別な作業を必要としないため、大型サイズのバックライトにも好適に用いることができ、管軸方向の輝度ムラ解消を簡単な構成により実現することができる。
尚、この導通手段31の目的を鑑みると、上記配線の構成としては、蛍光管が「電気的に接続」されている状態をなす構成であれば良く、この導通手段を電気的接続手段と一部読み替えている。したがって、接続するべき電極間をその配線のみによって完全に導通するように構成する必要は無く、間にコンデンサやコイル、トランスなどのバラスト部品を介して両電極間が電気的に接続される。したがって他の目的で実装される部品の実装設計にも当該基板が活用できる。例えば、前記2本の蛍光管のU字駆動とは反対の向きにU字駆動をする他の2本の蛍光管に高圧交流電圧を供給するためのインバータトランス等を実装することは、この基板を有効に活用しながら蛍光管のU字駆動をランプの並び方向に反転させて交互に駆動させる(図3(B)等参照)方式に適した構成といえる。また、インバータトランスに限らず、例えば蛍光管の破損検出や電流値検出をするための回路を実装する目的にも適した構成ともいえる。
接続部材30は、インバータトランス29Rと接続される第1の接続部材と、導通手段31Lと接続される第2の接続部材とから構成され、第1の接続部材と第2の接続部材とが各インバータ回路基板28上に交互に実装される。すなわち、第1の接続部材は、インバータ回路基板28R上のインバータトランス29Rと接続され、一方の収束部材213Rが接続されたときに、蛍光管ユニットの電極211Rの一方の電極にインバータトランス29Rからの高圧交流電圧を供給する。また、第2の接続部材は、導通手段31Lと接続され、他方の収束部材213Lが接続されたときに、蛍光管ユニットの電極211L同士を導通させる。
図2(A)において、2本の蛍光管21と2つの収束部材213とで構成される蛍光管の組を蛍光管ユニットとし、この蛍光管ユニットが6組(蛍光管21が12本)並べて配置される。また、一対のインバータ回路基板28は、複数の蛍光管ユニットの設置面と反対側の面に設けられ、蛍光管ユニットの両端電極近傍に配置される。
一方のインバータ回路基板28Rには、上から順に、各蛍光管ユニットの高圧側電極(インバータトランス29Rが接続される側)と、低圧側電極(導通手段31Rが接続される側)とが交互に実装される。同様に、他方のインバータ回路基板28Lには、上から順に、各蛍光管ユニットの低圧側電極(導通手段31Lが接続される側)と、高圧側電極(インバータトランス29Lが接続される側)とが交互に実装される。
また、この導通手段すなわち電気的接続手段31Lは、前記基板上において蛍光管の並び方向に並べて複数備えられた構成にすることで、電気的接続手段たる配線が蛍光管の一端側あるいは他端側のいずれかに複数必要な際に、この基板の部品点数を必要以上に多く備える手間が省けるという格別な効果を奏しうるものである。
本実施形態では、蛍光管ユニットの高圧側(インバータトランス29が接続されている側)において、2つの電極211のうちの一方の電極にインバータトランス29からの高圧交流電圧が供給され、他方の電極は接地されている。従って、蛍光管ユニットはインバータトランス29によって片側駆動される。
接続部材30を構成する第1の接続部材及び第2の接続部材は、収束部材213と着脱可能に接続される。また、導通手段31と接続される第2の接続部材は、インバータ回路基板上に実装されていなくてもよく、例えば、上記インバータ回路基板とは別な中継基板として作成し、平行配列された各蛍光管の一端側にインバータ回路基板を配置し、他端側に上記中継基板を配置するようにしても良い。その際、図2の基板28Lに実装された複数の導通手段(31La〜c)に例示されるように、上記基板28Lを中継基板とし、その中継基板に実装された導通手段(31La〜c)を蛍光管の並び方向に複数本配線処理を施すことによって1つの中継基板で複数の平行配列された複数の蛍光管を複数箇所直列接続させることができる比較的簡素な部品構成をなすことが可能になる。また、収束部材213と接続され、各蛍光管ユニットの低圧側となる電極同士を導通させることができればよく、上記収束部材と係合した結果蛍光管の電極同士が直列接続状態に形成できるものであっても良い。
なお、基板28Lと共に一対のインバータ回路基板28を構成する基板28Rも同様に、複数の導通手段(31Ra〜c)が蛍光管の並び方向に複数本実装される。
接続部材30は、例えばソケット(受け側)であり、収束部材213は、例えばプラグ(差し込み側)であり、このソケットとプラグが接続されることで、蛍光管ユニットの一方の電極とインバータトランス29が電気的に接続され、蛍光管ユニットの他方の電極同士の導通がとられる。もちろん、ソケットとプラグを逆にしてもよい。この場合、接続部材30がプラグ、収束部材213がソケットとなる。
このような構成とすることで、従来の曲管蛍光ランプの電極側と曲り部側とを交互に配置するのと同様の効果を得ることができる。すなわち、図2(B)に示すように、蛍光管ユニット(21a,21b)の高圧側と低圧側を交互に配置しているため、管軸方向の輝度差を低減し、バックライトの輝度ムラを低減あるいは解消することができる。特に、導通した2本の蛍光管に対しフローティング駆動の場合、より高い輝度ムラ相殺効果を奏する。
また、直列接続して点灯させる蛍光管駆動方式のバックライト装置2において、2本の蛍光管21と2つの収束部材213とで構成される蛍光管ユニットを設置する際に、U字形状などの曲管蛍光ランプのように、電極の位置を考慮する必要がないため、取り付け数のカウント作業とランプの持ち替え作業などが発生せず、設置作業が容易になる。そして、設置された蛍光管ユニットをインバータ回路基板28に接続する際も、蛍光管ユニット側の収束部材213を、インバータ回路基板側の接続部材30に装着するだけでよい。このため、生産担当者等は、蛍光管の配置作業の際に、取り付け間違いやランプ破損などを防止でき、容易且つ確実に取り付け作業を行うことができる。
また、従来の曲管蛍光ランプの場合、折り曲げ構造にしているため、長尺方向の長さが、総延長が同じ直管蛍光ランプのおよそ半分程度の長さとなってしまい、大画面化には限界があった。一方、本発明に係るバックライト装置2では、直管蛍光ランプを使用しているため、大画面にも対応することができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2の構成例を示す図である。図3(A)において、バックライト装置2は、インバータトランス29と第1の接続部材30の構成が異なる点以外は、第1の実施形態と同様の構成とする。本実施形態の第1の接続部材30は、蛍光管ユニットからの収束部材213と接続され且つ蛍光管ユニットの電極211の両方の電極にインバータ回路基板28上のインバータトランス29からの高圧交流電圧を供給する。インバータトランス29は、電極211の両方の電極にそれぞれ1つずつ配置され、両方の電極211に高圧交流電圧を供給することができる。従って、蛍光管ユニットは2つのインバータトランス29によって両側駆動される。
このような構成とすることで、従来の曲管蛍光ランプの電極側と曲り部側とを交互に配置するのと同様の効果を得ることができる。すなわち、図3(B)に示すように、蛍光管ユニット(21a,21b)の高圧側と低圧側を交互に配置しているため、管軸方向の輝度差を低減し、バックライトの輝度ムラを低減あるいは解消することができる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態に係るバックライト装置2の構成例を示す図である。図4(A)において、バックライト装置2は、インバータトランス29と第1の接続部材30の構成が異なる点以外は、第1の実施形態と同様の構成とする。本実施形態の第1の接続部材30は、蛍光管ユニットからの収束部材213と接続され且つ蛍光管ユニットの電極211の両方の電極にインバータ回路基板28上のインバータトランス29からの高圧交流電圧を供給する。インバータトランス29は、電極211の両方の電極に対して1つ配置され、両方の電極211に高圧交流電圧を供給することができる。従って、蛍光管ユニットは1つのインバータトランス29によって両側駆動される。
このような構成とすることで、従来の曲管蛍光ランプの電極側と曲り部側とを交互に配置するのと同様の効果を得ることができる。すなわち、図4(B)に示すように、蛍光管ユニット(21a,21b)の高圧側と低圧側を交互に配置しているため、管軸方向の輝度差を低減し、バックライトの輝度ムラを低減あるいは解消することができる。
図5〜図7は、本発明のバックライト装置2の組立方法の一例を説明するための図である。図中、5は蛍光管21の電極部付近を保持するための保持部材、6は蛍光管21の電極部付近を収納するためのランプホルダを示す。保持部材5は、配線212及び収束部材213を筐体側に引き出すための開口部51と、蛍光管21の電極部付近を支持する支持部52とが形成されている。ランプホルダ6は、蛍光管21の電極部付近を収納するための切り欠き部61が形成されている。
図5において、2本の蛍光管21と収束部材213からなる蛍光管ユニットの電極部付近をランプホルダ6の切り欠き部61にセットし、その上から保持部材5をセットし、蛍光管21の電極部付近を支持部52で支持・固定する。このとき保持部材5の開口部51から配線212及び収束部材213を引き出しておく。
次に、図6に示すように、保持部材5から引き出した収束部材213を、さらに、筐体23から外側へ引き出す。
次に、図7に示すように、筐体23の外面(すなわち、蛍光管21の設置面の反対側の面)の両端部付近にインバータ回路基板28が配置される。このインバータ回路基板28には、インバータトランス29が接続される第1の接続部材30と、導通手段31が接続される第2の接続部材30とが交互に配置される。そして、上から見て、1番目と3番目の収束部材213と第1の接続部材30とを接続し、第1の接続部材30を介して蛍光管ユニットの一方の電極の少なくとも一つにインバータ回路基板28上のインバータトランス29からの高圧交流電圧を供給し、2番目の収束部材213と第2の接続部材30とを接続し、第2の接続部材30を介して蛍光管ユニットの他方の電極同士を導通させる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係るバックライト装置2の構成例を示す図である。図8(A)において、導通手段31は、隣り合った2つの収束部材213のうち、一方の収束部材213に収束された蛍光管21のいずれか1つの電極211を、蛍光管1本を挟んで、他方の収束部材213に収束された蛍光管21の1つの電極211に導通させ、各インバータ回路基板28上で重ならないように配置される。収束部材213は両端電極211を収束しており、各端において一方の電極211が収束部材213を介して導通手段31に接続され、他方の電極211が収束部材213を介してインバータトランス29に接続される。これにより、各インバータ回路基板28において、蛍光管一本毎に、インバータトランス29に接続される高圧側の電極211が交互に配置され、管軸方向における輝度ムラを低減あるいは解消させることができる。
この際、導通手段31の少なくとも一部は、各インバータ回路基板28上におけるトランス実装領域内に配線される。例えば、インバータトランス29の下側を通過するように配置してもよい。これにより、インバータトランス29から出力される高圧ラインと、導通手段31である導通ラインとが互いに接触あるいは近接することがなく、両者(高圧ラインと導通ライン)を接触させることで発生する短絡現象あるいは放電現象による破損を防止することができる。
バックライト装置2は、収束部材213を着脱可能に接続するための接続部材30を備え、接続部材30は、インバータ回路基板28上のインバータトランス29と接続される第1の接続端子T1と、導通手段31と接続される第2の接続端子T2とを交互に設けている。
一方のインバータ回路基板28Rには、上から順に、各蛍光管の高圧側電極(インバータトランス29Rが接続される側)と、低圧側電極(導通手段31Rが接続される側)とが交互に実装される。同様に、他方のインバータ回路基板28Lには、上から順に、各蛍光管ユニットの低圧側電極(導通手段31Lが接続される側)と、高圧側電極(インバータトランス29Lが接続される側)とが交互に実装される。すなわち、各インバータ回路基板28において、蛍光管一本毎に、インバータトランス29に接続される高圧側(あるいは導通手段31に接続される低圧側)の電極211が交互に配置される。
本実施形態では、2本の隣り合った蛍光管21からなる蛍光管ユニットが複数並べて配置され、蛍光管1本を挟んだ2つの電極211にそれぞれインバータトランス29(すなわち、2つのインバータトランス29)からの高圧交流電圧が供給される。従って、導通手段31で接続された2本の蛍光管はインバータトランス29によって両側駆動される。
このような構成とすることで、従来の曲管蛍光ランプの電極側と曲り部側とを交互に配置するのと同様の効果を得ることができる。すなわち、図8(B)に示すように、蛍光管(21a,21b)一本毎に高圧側を交互に配置しているため、管軸方向の輝度差を低減し、バックライトの輝度ムラを低減あるいは解消することができる。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態に係るバックライト装置2の構成例を示す図である。図9(A)において、導通手段31は、隣り合った2つの収束部材213のうち、一方の収束部材213に収束された蛍光管21のいずれか1つの電極211を、蛍光管1本を挟んで、他方の収束部材213に収束された蛍光管21の1つの電極211に導通させ、各インバータ回路基板28上で重ならないように配置される。収束部材213は両端電極211を収束しており、各端において一方の電極211が収束部材213を介して導通手段31に接続され、他方の電極211が収束部材213を介してインバータトランス29に接続される。これにより、各インバータ回路基板28において、蛍光管一本毎に、インバータトランス29に接続される高圧側の電極211が交互に配置され、管軸方向における輝度ムラを低減あるいは解消させることができる。
本実施形態におけるバックライト装置2は、インバータトランス29と接続部材30の構成が異なる点以外は、前述の第4の実施形態と同様の構成とする。本実施形態では、2本の隣り合った蛍光管21からなる蛍光管ユニットが複数並べて配置され、蛍光管1本を挟んだ2つの電極211に1つのインバータトランス29からの高圧交流電圧が供給される。従って、導通手段31で接続された2本の蛍光管はインバータトランス29によって両側駆動される。
このような構成とすることで、従来の曲管蛍光ランプの電極側と曲り部側とを交互に配置するのと同様の効果を得ることができる。すなわち、図9(B)に示すように、蛍光管(21a,21b)一本毎に高圧側を交互に配置しているため、管軸方向の輝度差を低減し、バックライトの輝度ムラを低減あるいは解消することができる。
次に、第4の実施形態によるバックライト装置の組立方法について説明する。図10に示すように、筐体23の外面(すなわち、蛍光管21の設置面の反対側の面)の両端部付近にインバータ回路基板28が配置される。このインバータ回路基板28に配置される接続部材30は、インバータトランス29が接続される第1の接続端子と、導通手段31が接続される第2の接続端子とを交互に設けている。そして、上から見て、1番目と2番目の収束部材213とそれぞれに対応した接続部材30とを接続し、各蛍光管ユニットの一方の電極に、各接続部材30の第1の接続端子に接続されたインバータトランス29からの高圧交流電圧を供給し、他方の電極間を、各接続部材30の第2の接続端子に接続された導通手段31により導通させる。
(第6の実施形態)
図11は、本発明の第6の実施形態に係るバックライト装置2の構成例を示す図である。図11(A)において、導通手段(電気的接続手段)31Laは、それぞれ隣り合った2つの収束部材213Lのうち、一方の収束部材213Lに収束された蛍光管21のいずれか1つの電極211Lを、蛍光管2本を挟んで、他方の収束部材213Lに収束された蛍光管21の1つの電極211Lに導通させ、各インバータ回路基板28上で重ならないように配置される。収束部材213L(R)は隣接して配置された各蛍光管の両端電極211L(R)を収束しており、各端において一方の電極211L(R)が収束部材213L(R)を介して導通手段31La(Ra)に接続され、他方の電極211R(L)が収束部材213R(L)を介してインバータトランス29La(Ra)に接続される。具体的には、電気的接続手段を介してU字駆動された2つの蛍光管21aに挟まれている他の蛍光管が2本(21b)で構成されており、更にこの2本の蛍光管21bも他の電気的接続手段を介してU字駆動されている。これにより、各インバータ回路基板28L(R)において、蛍光管2本毎に、インバータトランス29L(R)に接続される高圧側の電極211が交互に配置され、管軸方向における輝度ムラを低減あるいは解消させることができる。
更に、上記導通手段31Laによって接続された蛍光管の間に挟まれて配置された2本の蛍光管もまた、他方のインバータ回路基板28R上に設けられた他の導通手段31Raによって直列に接続されて、インバータ回路基板28L上のインバータトランス29Laから出力される位相の反転した2つの高圧交流電圧によってフローティング駆動される構成を備えている。
また、同一のインバータ回路基板上に実装された他の導通手段(電気的接続手段31Lb、c)も上述と同様な周辺構成および目的によって設けられたものであり、1つの基板上でこれら複数の導通手段が構成されることで、蛍光管の接続機構部品の簡略化を達成することが可能になる。同様に他の導通手段(電気的接続手段31Ra〜c)についても同様に1つの基板上に実装される構成を備え、前述と同様の効果を奏しうるものである。
本実施形態におけるバックライト装置2において、インバータトランス29L(R)はそれぞれ、位相の反転した2つの高圧交流電圧を出力するインバータトランスで構成され、この点は前述の第5の実施形態と同様の構成である。その一方で2本の蛍光管を挟んだ蛍光管同士が電気的に接続されたという点においてその構成が異なる。図9に示した第5の実施形態と比較すると、本実施形態は比較的小型の2出力型のトランスを用いる際に最適な構成と言える。つまり、図9の実施形態に求められるトランスの仕様として、このトランスの2出力端子の間には、そのトランスが点灯する2本の蛍光管に挟まれて位置する蛍光管に接続する端子が存在するため、この端子が他の高圧配線との接触リスクを避けるような安全距離を十分に考慮しトランスの2つの端子の間隔が最適になるように設計する必要がある。一方、図11の本実施形態ではトランスにこのような設計上の制約を与える必要がなく、導通部材31Laのように、トランスのコアの下を這わせるように配線設計すれば高圧配線との接触リスクを十分低減することが可能であり、トランスの大きさに制約を設ける必要がなくなるという利点を有する。
したがって可能な限り小型のトランスの実装が可能になり、トランスが多く実装されるインバータ基板であってもその軽量化を達成し易い設計を施すことが可能になる。また、本実施形態では、2本の隣り合った蛍光管21からなる蛍光管ユニットが複数並べて配置され、蛍光管2本を挟んだ2つの電極211に1つのインバータトランス29から互いの位相が反転した2つの高圧交流電圧が供給される。従って、導通手段31で接続された2本の蛍光管はインバータトランス29によって両側駆動される。
このような構成とすることで、従来の曲管蛍光ランプの電極側と曲り部側とを交互に配置するのと同様の効果を得ることができる。すなわち、図11(B)に示すように、蛍光管2本を間に挟んで高圧側を交互に配置しているため、蛍光管ユニットの向き等を考慮する必要なくバックライトの輝度ムラを解消することが可能になる。
また、上述のとおり記載した本発明の実施形態について、更に図12に示すように、直列接続された2本の蛍光管を1つの単位とする蛍光管ユニット21aに対し、他の蛍光管ユニット(21c)とインバータトランスに対し並列接続された構成によって駆動させても良い。これによりインバータトランスが出力できる電力の範囲内において可能な限りその部品点数を削減することが可能になる。
具体例としては、主に以下のように接続されている。図12(A)に示すとおり、まず一方のインバータ回路基板28Rには2つのインバータトランス29Rが備えられている。そして、発振回路103Rから出力される発振信号によってプッシュプル駆動するスイッチ回路102R(例えば2つまたは4つで構成されるFET等のトランジスタからなる)によってそれぞれのトランスの1次巻線に流れる電流の向きが上記周波数に応じて絶えず変化し続ける。このようにトランスに入力された電力は、そのトランスが構成する1次巻線と2次巻線の巻数比に応じた昇圧比Nに入力電圧を乗じた出力電圧へと変換されて、蛍光管が放電現象をおこす程度の高圧交流電圧を印加することになる。
更に、これら2つのインバータトランス29Rから出力される交流電圧が互いに逆位相の関係を維持するようにするために、位相反転回路101Rを備えている。具体的には、互いのトランスのボビンに巻かれた1次巻線に対しそれぞれの2次巻線が反対に巻かれる関係になるようにそれぞれが構成される等の実施例が考えられるが、別段これに限定されるものではなく、同一構成のトランスの各2次巻線におけるGND端子と高圧端子を互いに逆にして高圧端子を蛍光管へ接続するように構成しても良い。
こうして、2つのインバータトランス29Rから出力された互いに逆位相の関係にある高圧交流電圧は、他方の基板28Lにある導通手段31Lを介して直列接続された2本の蛍光管ユニット21aにおける2つの他端側の電極211Rへそれぞれ供給されことになり、U字状に接続された蛍光管が駆動する構成を備える。それと同時に、この2つの高圧交流電圧は他の2本の蛍光管ユニット21cへも同様に入力されるように構成され、その結果、2本の直列接続された2つの蛍光管ユニット21aと21cはインバータトランス29Rに対し互い並列接続されて駆動されることになる。
同様に2本の蛍光管の直列接続で構成された蛍光管ユニット21bと21dについても、2つのインバータトランス29Lやスイッチ回路102L、位相反転回路101L等の前述と同様な構成によって並列接続駆動される。
そして、インバータ回路基板28R,28Lのそれぞれによって駆動された蛍光管ユニット21a,c及び21b,dは互いに交互に配置されるように構成されるので、少ないトランスの部品点数であっても、各蛍光管の長さ方向に対する画面左右の輝度分布のバランスを保つことができ、かつ、作業者が蛍光管ユニットの配置向き等を常に意識することなく組み立てることが可能になる。
尚、インバータトランスの構成については、前述のようにその構成を示唆しているが、具体的には図12(B)のようであり、それぞれ1次巻線29R−1,29L−1及び2次巻線29R−2,29L−2で構成される。
また上述の構成は、概ね第1乃至第3の実施形態において適用可能な構成になっているが、以下に第4,第5の実施形態と第6の実施形態に適用し得る実施例を例示する。
図13(A)には、図12(A)と異なり、蛍光管21のうち直列接続された2本の蛍光管ユニット21aが同じく直列接続された他の蛍光管ユニット21bを構成する蛍光管と交互に配置して駆動された実施例を示している。
また、同様に同じく直列接続された蛍光管21cは、他の蛍光管ユニット21dを構成する蛍光管と交互に配置して駆動されており、更に、互いに逆位相の高圧交流電圧を出力する2つのインバータトランス29Rによって、蛍光管ユニット21aと21cとが互いに並列接続された状態でフローティング駆動されている(黒の配線と白い蛍光管の接続状態を参照)。一方で蛍光管ユニット21bと21dについても同様の2つのインバータトランス29Lから出力される2つの高圧交流電圧によって並列駆動される(グレーの配線とグレーの蛍光管の接続状態を参照)。
このような構成によって、インバータトランス28Lと28Rによって駆動される蛍光管が、一本ごとに交互に配置されて駆動されるので、前述の図12(A)に示したように2本ごとに交互に配置されるよりも蛍光管の並列方向に対する画面上の輝度ムラを解消しやすくなる。加えて、このバックライト装置の組立工程においても、本発明によれば、収束部材によって纏められた蛍光管の配置向きを常に意識することなく組立作業をなしうるので、長尺(約1m程度)かつ小口径(直径約5mm以内程度)の蛍光管を数十本程度実装するバックライト装置の組立作業が容易になる。
また、図13(B)には、蛍光管21のうち直列接続された2本の蛍光管ユニット21aが同じく直列接続された他の蛍光管ユニット21bの2本共に挟んだ状態で配置して駆動された実施例を示している。
また、同様に同じく直列接続された蛍光管21cは、他の蛍光管ユニット21dの2本を共に挟んだ状態で配置して駆動されており、更に、互いに逆位相の高圧交流電圧を出力する2つのインバータトランス29Rによって、蛍光管ユニット21aと21cとが互いに並列接続された状態でフローティング駆動されている(黒の配線と白い蛍光管の接続状態を参照)。一方で蛍光管ユニット21bと21dについても同様の2つのインバータトランス29Lから出力される2つの高圧交流電圧によって並列駆動される(グレーの配線とグレーの蛍光管の接続状態を参照)。
このような構成によって、インバータトランス28Lと28Rによって駆動される蛍光管が、2本ごとに交互に配置されて駆動されるので、前述の図12(A)と同様に蛍光管の並列方向に対する画面上の輝度ムラを解消しやすくなる。加えて、このバックライト装置の組立工程においても、本発明によれば、収束部材によって纏められた蛍光管の配置向きを常に意識することなく組立作業をなしうるので、長尺(約1m程度)かつ小口径(直径約5mm以内程度)の蛍光管を数十本程度実装するバックライト装置の組立作業が容易になる。
尚、図12(A)及び図13(A)、(B)に示される実施例において、各蛍光管ユニットを並列接続するインバータトランス29は可能な限り最少数で構成されるべきであるが、直列接続する蛍光管の本数及び長さ等を考慮した必要電力に対しインバータトランスの定格(例えば、出力電力等)が不足する際は、それぞれのインバータトランス29を2つのトランスで構成し、かつ、図12(C)のように、その1次巻線同士及び2次巻線同士を並列接続して、各蛍光管ユニットに電力供給することにより必要な電力を供給することが可能になる。
尚、本発明においては、上記複数組の蛍光管ユニット21a〜dに対して、1つのインバータ回路で駆動するように構成してもよい。
また、本発明に基づく実施例として例示している図7と図10には、筐体23の外面(すなわち、蛍光管21の設置面の反対側の面)にインバータ回路基板28が配置される構成例を示しているが、これらインバータ回路基板28L、Rは少なくとも何れか一方が、あるいは共に、筐体23の内面に配置されている構成であっても良く、その際、筐体内面に配置されたインバータ回路基板28はこれら図中に例示されるランプホルダ6によって蛍光管の各端部と共に収納されるように組み立てられることで表示素子全体の薄型化を実現しながらも、上記インバータ回路基板が配置された付近において生じうる輝度ムラに影響を与えることを抑制することも可能になる。また、上記説明においてインバータ回路基板を、蛍光管を直列接続するための基板に置き換えて構成する例においても同様の効果を奏しうるものである。
以上説明したように、本発明によれば、直列接続して点灯させる蛍光管駆動方式のバックライト装置であっても、取り付け数のカウント作業とランプ持替え作業を伴うことが無いため、蛍光管取り付け作業時等において取り付け間違いや蛍光管の破損などが発生し難くなると共に、蛍光管の管軸方向に生じる輝度差によるバックライトの輝度ムラを低減または解消することができる。
また、導通手段(導通ラインなど)が基板上にパターン印刷されているので、別段厚みを必要とすることがなく、さらに、導通手段の実装作業が不要な簡単な構成で大型サイズのバックライトの輝度ムラを解消することが可能となる。
また、導通手段が同じ収束部材に収束された蛍光管の電極間を導通する構成になっているため、複数本の蛍光管ユニットとして駆動させることにより生じ易い輝度差を複数の蛍光管ユニットで解消することが可能となり、特に、導通した2本の蛍光管に対しフローティング駆動の場合は、より高い輝度ムラ相殺性能を発揮することができる。
また、導通手段が同一基板上に実装された2つの接続部材間を導通させる構成を有しているため、複数本の蛍光管ユニットとして駆動させることにより生じ易い輝度差を複数の蛍光管ユニット間で混在させるように配置させることができ、より高い輝度ムラ相殺性能を発揮することができる。
また、導通手段の一部は基板上におけるトランス実装領域内に配線されるため、トランス等から出力される高圧ラインと導通手段とが基板上に交互に混在配置しなければならなくても、互いに接触あるいは近接する怖れをなくすことができ、設計によっては両者の間に生じうる短絡現象、放電現象による破損を避けつつ、互いに混在配置させることが可能となる。
本発明によるバックライト装置を使用した液晶表示装置の構成例を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す図である。 本発明のバックライト装置の組立方法の一例を説明するための図である。 本発明のバックライト装置の組立方法の他の例を説明するための図である。 本発明のバックライト装置の組立方法の他の例を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す図である。 本発明のバックライト装置の組立方法の他の例を説明するための図である。 本発明の第6の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す図である。 本発明のバックライト装置に係る各蛍光管に対する駆動回路の構成例を示した図である。 本発明のバックライト装置に係る各蛍光管に対する他の駆動回路の構成例を示した図である。
符号の説明
1…液晶パネル、2…バックライト装置、3,4…フレーム、5…保持部材、6…ランプホルダ、21…蛍光管、22…反射シート、23…筐体、24…拡散板、25…拡散シート、26…プリズムシート、27…反射偏光板、28…インバータ回路基板、29…インバータトランス、30…接続部材(第1の接続部材、第2の接続部材)、31…導通手段(電気的接続手段)、32…高圧配線、101…発振回路、102…スイッチ回路、103…位相反転回路、211…電極、212…配線、213…収束部材。

Claims (12)

  1. 両端に電極を有する蛍光管を複数並べて配置したバックライト装置であって、
    前記複数の蛍光管の一端の電極から引き出された配線を収束する収束部材と、
    該収束部材を着脱可能に接続するための接続部材と、
    前記収束部材と前記接続部材とが接続されることにより前記複数の蛍光管のうち2本の電極間を導通させる導通手段とを備え、
    該導通手段は、前記複数の蛍光管を点灯させるために交流電圧を発生又は伝送するための一対の基板上に設けられた導体で構成され、1つの収束部材によって収束された前記蛍光管の2つの電極間を導通させ、
    前記接続部材は、前記基板上のトランスと接続される第1の接続部材と、前記導通手段と接続される第2の接続部材とから構成されることを特徴とするバックライト装置。
  2. 請求項1に記載のバックライト装置において、
    前記導通手段は、同一基板上に実装され前記収束部材を着脱可能に接続するために設けられた2つの接続部材の端子間を導通させたことを特徴とするバックライト装置。
  3. 請求項2に記載のバックライト装置において、
    前記2つの接続部材は、蛍光管配列方向に対し隣接して実装されたものであることを特徴とするバックライト装置。
  4. 請求項2又は3に記載のバックライト装置において、
    前記導通手段によって導通された2つの蛍光管は、他の蛍光管を挟んで配置されたことを特徴とするバックライト装置。
  5. 請求項4に記載のバックライト装置において、
    前記2つの蛍光管に挟まれて配置される他の蛍光管の本数は1本であることを特徴とするバックライト装置。
  6. 請求項1に記載のバックライト装置において、
    前記導通手段は、隣り合った2つの収束部材のうち、一方の収束部材に収束された前記蛍光管のいずれか1つの電極を、蛍光管1本を挟んで、他方の収束部材に収束された蛍光管の1つの電極に導通させ、前記一対の各基板上で重ならないように配置されることを特徴とするバックライト装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載のバックライト装置において、
    前記導通手段の少なくとも一部は、前記一対の各基板上におけるトランス実装領域内に配線されることを特徴とするバックライト装置。
  8. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載のバックライト装置において、
    前記接続部材は、前記基板上のトランスと接続される第1の接続端子と、前記導通手段と接続される第2の接続端子とを備えたことを特徴とするバックライト装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のバックライト装置において、
    前記導通手段によって導通された前記蛍光管は、そのいずれか一方の電極に対し前記基板上のトランスで発生する交流電圧信号を印加することにより駆動されることを特徴とするバックライト装置。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のバックライト装置において、
    前記導通手段によって導通された前記蛍光管は、その導通状態を構成するために用いられる電極とは異なる2つの電極に対し前記基板上のトランスで発生する2つの位相の異なる交流電圧信号を同時に印加することにより駆動されることを特徴とするバックライト装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のバックライト装置において、
    前記一対の各基板は、前記複数の蛍光管の設置面と反対側の面に設けられ、前記複数の蛍光管の両端電極近傍に配置されていることを特徴とするバックライト装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のバックライト装置と、該バックライト装置によって照明される液晶パネルとを備えていることを特徴とする液晶表示装置。
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