JP2008199735A - 無線icネットワーク用無線ic - Google Patents
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Abstract
【課題】自動的に給電し動作時間の長期化および保守コストの低減化を図った無線ICネットワーク用無線ICを提供する。
【解決手段】第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aは、無線通信機能を有し、自律的に無線ネットワークを構築する機能を持つ無線ICであって、電磁波ノイズを捉える給電アンテナ15と、給電アンテナ15が捉えた電磁波ノイズを整流する整流部17と、整流部17が整流して得られ電流を蓄える蓄電池18と、蓄電池18の電圧を計測する電圧計測部25と、蓄電池18の蓄電量を算出するのに必要な蓄電池18の電圧の情報を取得する蓄電量算出部19と、蓄電量算出部19から所定の情報を外部機器へ送信するための通信アンテナ21とを具備する。
【選択図】 図2
【解決手段】第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aは、無線通信機能を有し、自律的に無線ネットワークを構築する機能を持つ無線ICであって、電磁波ノイズを捉える給電アンテナ15と、給電アンテナ15が捉えた電磁波ノイズを整流する整流部17と、整流部17が整流して得られ電流を蓄える蓄電池18と、蓄電池18の電圧を計測する電圧計測部25と、蓄電池18の蓄電量を算出するのに必要な蓄電池18の電圧の情報を取得する蓄電量算出部19と、蓄電量算出部19から所定の情報を外部機器へ送信するための通信アンテナ21とを具備する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、無線通信機能を有し自律的に無線ネットワークを構築する機能を持つ無線ICに係り、特に、様々な場所に設置された多数の無線ICを自己給電し動作時間の長期化およびメンテナンスコストの低減化を図った無線ICネットワーク用無線ICに関する。
無線データ通信機能を持った無線ICは、無線通信により多数の配置したセンサ間の通信を実現し、平面情報を取得することができる無線センサネットワークや、ICタグと呼ばれる無線機能を利用して識別機能を供給するシステムなど、多方面で実用化が進んでいる。無線ICおよびこれらを利用したシステムでは、通信を無線で行うため、通信線を準備する必要がなく、手軽に利用できることから普及が進みつつある。
無線ICおよびこれらを利用したシステムでは、無線データ通信機能を意義あるものとするため、電源の電力補給方法を無線化したい要求がある。そこで、例えば、特開平7−57067号公報(特許文献1)や特開平9−282430号公報(特許文献2)に開示されるように、無線信号で電源の電力を供給することが行われている。
特許文献1に開示される装置では、揮発性メモリのデータ保持用電池として二次電池を使用し、その充電電力を外部からの無線信号より得て電池交換を不要にしている。さらに二次電池の電圧検出回路を設けて、その電圧情報を無線信号で本体機器に伝達し、本体機器の情報処理回路を通じて発信回路の出力を制御して充電電力をコントロールし、二次電池の電圧を常に良好状態に保持する。
一方、特許文献2に開示される装置は、受信アンテナと、前記受信アンテナによって受信された信号が印加され、当該信号に含まれる特定パターンを抽出する表面弾性波デバイスと、前記表面弾性波デバイスの出力電力を蓄積する蓄積回路と、前記蓄積回路の出力電圧が一定値を越えた時オンとなるスイッチ回路と、前記スイッチ回路がオンとされたことによって電源が投入され、前記特定パターンのデータを送信した無線データ送受信装置との間でデータの送受信を行うと共に、当該データの処理を行い、当該データの送受信および処理の終了後、前記電源をオフとするデータ通信装置とを具備する。特許文献2に開示される装置は、情報信号を受信すると同時にその信号を用いて蓄電する。
特開平7−57067号公報
特開平9−282430号公報
しかしながら、特許文献1に開示される装置では、二次電池の電圧を常に良好状態に保持するために外部からの意図的な無線給電が必要となるので、多数の無線ICが様々な場所に存在する場合、そこまで電波を飛ばすことが容易でなく、ごく近距離の利用に限られてきた。
また、特許文献2に開示される装置においても、1つの無線ICに対して対応した無線給電装置兼信号送信装置が必要となるので、多数の無線ICに給電するには多数の給電装置が必要となる。給電装置には各々の電源が必要なため、ごく近距離の特定の無線ICにのみ適用されている。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたものであり、多数の無線ICを様々な場所に設置して使用する場合に、それぞれの無線ICを自動的に給電し動作時間の長期化およびメンテナンスコストの低減化を図った無線ICネットワーク用無線ICを提供する。
本発明に係る無線ICネットワーク用無線ICは、上述した課題を解決するため、無線通信機能を有し、自律的に無線ネットワークを構築する機能を持つ無線ICであって、電磁波ノイズを捉える給電アンテナと、前記給電アンテナが捉えた電磁波ノイズを整流する整流部と、前記整流部が整流して得られた電流を蓄える蓄電池と、前記蓄電池の電圧を計測する電圧計測部と、前記蓄電池の蓄電量を算出するのに必要な前記蓄電池の電圧の情報を取得する蓄電量算出部と、前記蓄電量算出部から所定の情報を外部機器へ送信するための通信アンテナとを具備することを特徴とする。
本発明に係る無線ICネットワーク用無線ICは、上述した課題を解決するため、無線通信機能を有し、自律的に無線ネットワークを構築する機能を持つ無線ICであって、熱電変換を行い、周囲の温度差から電流を生成する熱電変換装置と、前記熱電変換装置から供給される電流を蓄える蓄電池と、前記蓄電池の電圧を計測する電圧計測部と、前記蓄電池の蓄電量を算出するのに必要な前記蓄電池の電圧の情報を取得する蓄電量算出部と、前記蓄電量算出部から受け取った所定の情報を外部機器へ送信するための通信アンテナとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、インバータノイズ等の無線ノイズや生活空間上に存在する温度差を利用して自己給電することができるので、意図的給電の不要化および動作時間の長期化を図った無線ICネットワーク用無線ICを提供することができる。
また、無線ICの蓄電量を監視端末等の所定の機器に送信するように構成することで、無線ICの蓄電部の劣化状況(装置寿命)を把握することができるので適切なメンテナンスが可能となりメンテナンスコストの低減化を図った無線ICネットワーク用無線ICを提供することができる。
以下、本発明に係る無線ICネットワーク用無線ICを実施するための最良の形態について、添付の図面を参照して説明する。
図1は、無線ICネットワーク用無線IC1と無線ICネットワーク2の関係を概略的に説明した説明図である。ここで、無線ICネットワーク用無線IC1とは、無線データ通信機能を有するIC(以下、無線ICとする)であり、無線ICネットワーク2を構築可能なICである。また、無線ICネットワーク2とは、複数の無線ICネットワーク用無線IC1が所定の目的を達するために自律的に構築したネットワークである。
無線ICネットワーク用無線IC1は、必要に応じて図1に示されるような無線ICネットワーク2を構築して、例えば、監視端末3等の無線ICネットワーク用無線IC1と無線データ通信可能な所定の機器と情報の授受を行うことができる。本発明に係る無線ICネットワーク用無線IC1は、当該蓄電量(充電状況)や充放電特性の劣化具合をユーザ要求に応じたタイミングで定期的または不定期に確認することができるように構成されている。以下、本発明に係る無線ICネットワーク用無線IC1の具体的な実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る用無線ICの一実施例(以下、第1の無線ICネットワーク用無線ICとする)1Aの構成を示した概略図である。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る用無線ICの一実施例(以下、第1の無線ICネットワーク用無線ICとする)1Aの構成を示した概略図である。
第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aは、種々の電磁波ノイズを利用して無線的に蓄電を行うことで動作電力を確保し、意図的給電の不要化、動作時間の長期化およびメンテナンスコストの低減化を実現した無線ICネットワーク用無線ICである。また、内蔵される電池(後述する蓄電池18)の蓄電量(充電状況)および電池容量の劣化を表す情報を図1に示される監視端末3に通知するように構成される。
第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aは、大別すると、所定の演算処理を実行する他、図1に示される監視端末3と無線データ通信を行うIC部11と、IC部11の動作電力を自己で確保して供給する蓄電部12Aとを具備し、蓄電部12Aが蓄電した電力によってIC部11が動作する。蓄電部12Aは、図2に示されるように、給電アンテナ15、トランス16、整流部17、蓄電池18、蓄電量算出部19、蓄電池劣化判定部20および通信アンテナ21とを備える。
給電アンテナ15は、第1の無線ICネットワーク用無線IC1A周辺に存在する電磁波ノイズを捉える(受信する)アンテナである。給電アンテナ15は、周辺環境に合わせて適切に設けられる。例えば、工場のようにインバータノイズやモータノイズなどの強い電磁波ノイズが発生する環境下で使用するのであれば、インバータノイズやモータノイズを捉えやすいアンテナ特性を持つ給電アンテナ15を適用することができる。
トランス16は、給電アンテナ15が受信した電磁波ノイズを適当な電圧に昇圧する。整流部17は、電磁波を整流する機能を有する。例えば、図2に示されるように、ダイオード23および平滑用コンデンサ24を用いて構築された整流回路によって構成される。
蓄電池18は、受信した電磁波ノイズを整流して得られた電流を最終的に蓄電することができる二次電池またはコンデンサである。蓄電池18は、使用環境等に応じて、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、鉛蓄電池等の二次電池各種または各種コンデンサから適宜選択をすることができる。例えば、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aの寿命(動作可能期間)の長期化を図るのであれば、電極の特性を考慮して鉛蓄電池を適用することができる。
蓄電量算出部19は、蓄電池18の電圧と蓄電量(バッテリー残量)とが有する所定の関係(以下、蓄電特性とする)を利用して蓄電池18の蓄電量を算出し、算出した蓄電量の情報を通信アンテナ21を介して図1に示される監視端末3へ送信する。
すなわち、蓄電量算出部19は、蓄電池18の蓄電特性を利用して蓄電池18の電圧から蓄電量を算出する機能(蓄電量算出機能)と算出した蓄電量の情報を図1に示される監視端末3へ送信する機能とを有する(蓄電量送信機能)。
蓄電量算出機能および蓄電量送信機能は、IC部11の図示されない演算処理ユニットおよびメモリ等のハードウェアとメモリ内に格納されるソフトフェア(蓄電量算出プログラム、蓄電量情報送信プログラム、および蓄電特性情報)とが協働することで実現される。
すなわち、蓄電量算出部19は、蓄電量算出機能により、電圧計測部25が計測した蓄電池18の電圧の情報および蓄電池18の蓄電特性の情報を取得し、取得した蓄電池18の蓄電特性を利用して蓄電池18の電圧から蓄電池18の蓄電量を算出することができるように構成される。また、蓄電量算出部19は、蓄電量送信機能により、算出した蓄電量を図1に示される監視端末3へ送信することができるように構成される。
蓄電池劣化判定部20は、蓄電池18の電流および電圧から算出可能なコンダクタンスと電池容量とが所定の関係を有する点に着目して、蓄電池18の充放電特性の劣化の測定を行い、測定結果を通信アンテナ21を介して図1に示される監視端末3へ送信する。
すなわち、蓄電池劣化判定部20は、測定した蓄電池18のコンダクタンスの情報に基づき電池容量を算出し、初期の特性値と対比することで電池容量がどの程度劣化(減少)しているかを推定する機能を有する(蓄電池劣化測定機能)。また、蓄電池劣化判定部20は、推定した電池容量の劣化を表す情報を図1に示される監視端末3へ送信する機能を有する(蓄電池劣化判定結果送信機能)。
蓄電池劣化判定機能および蓄電池劣化判定結果送信機能は、IC部11の図示されない演算処理ユニットおよびメモリ等のハードウェアとメモリ内に格納されるソフトフェア(コンダクタンス算出プログラム、蓄電池劣化判定結果送信プログラム、蓄電池のコンダクタンスと電池容量との関係式およびコンダクタンスまたは電池容量の初期の特性値の情報)とが協働することで実現される。
すなわち、蓄電池劣化判定部20は、蓄電池劣化判定機能により、電圧計測部25が計測した蓄電池18の電圧の情報および電流計測部26が計測した蓄電池18の電流値から電池コンダクタンスを算出し、電池コンダクタンスと電池容量との関係式に算出した電池コンダクタンスを代入して電池容量を算出することができる。そして、算出した現在の電池容量の初期の電池容量に対する割合を算出することができるように構成される。また、蓄電池劣化判定部20は、蓄電池劣化判定結果送信機能により、推定した蓄電池18の電池容量の劣化を表す情報(例えば、現在の電池容量の初期の電池容量に対する割合の情報)を図1に示される監視端末3へ送信することができるように構成される。
通信アンテナ21は、図1に示される監視端末3および他の無線IC1と無線データ通信を行う際に電波を送受信するためのアンテナである。
次に、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aの作用および効果について説明する。図2に示されるように構成される第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aでは、まず、給電アンテナ15が電磁波ノイズを受信し、受信した電磁波ノイズをトランス16が適当な電圧に昇圧し、整流部17が整流した後に蓄電池18に充電される。
蓄電池18の蓄電量(バッテリー残量)は、蓄電量算出部19が算出し、当該蓄電量(充電状況)をユーザ要求に応じたタイミングで定期的または不定期に図1に示される監視端末3へ送信する。また、蓄電池18の電池容量の劣化を表す情報は、蓄電池劣化判定部20が生成し、ユーザ要求に応じたタイミングで定期的または不定期に図1に示される監視端末3へ送信する。
図3は、本発明に係る無線ICネットワーク用無線IC1の動作(蓄電および放電)の様子を示した説明図である。
図3に示されるように、蓄電は定常的に行われる一方で、放電は一定間隔で行われる。蓄電は図2に示されるIC部11が活動の低下した状態(休眠状態)にある時に、放電はIC部11の活動が活発な状態(活動状態)になされる。蓄電が行われる時間(蓄電時間)Tcと放電が行われる時間(放電時間)Tdとを比較すると、一般に蓄電時間Tcの方が放電時間Tdに比べてはるかに大きい。例えば、無線ICネットワーク用無線IC1が無線温度センサであり1時間毎に1回温度計測を行う場合、温度を計測する際に動作する時間、すなわち、放電時間Tdはμsまたはnsの単位である。かかる特徴から無線ICネットワーク用無線IC1では蓄電池18の電池容量は然程大きいものでなくても継続的な動作が十分可能である。
また、ノイズ環境に応じて、活動状態となるまでの時間間隔、すなわち、休眠状態の時間Tcを調整することもできる。具体的には、蓄電量算出部19が算出した蓄電量または蓄電量と所定の関係を有する物理量(例えば蓄電池18の電圧)に閾値を設定し、設定した閾値以下となった場合には時間間隔を伸ばす。逆に、設定した閾値以上となった場合には時間間隔を短くする。
蓄電量と閾値との比較および時間間隔の調整制御を行う機能(休眠時間調整機能)は、IC部11に付加することができる。すなわち、IC部11と休眠時間調整機能を実現するプログラムとが協働することで休眠時間調整機能を持つ休眠時間調整処理部27を第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aにさらに備えさせることもできる。
さらに、活動状態と休眠状態の切り替えは、状態切替処理部としての切り替え用デジタル回路28を付加することによって容易に実現することができる。すなわち、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aに切り替え用デジタル回路28を付加すれば、活動状態と休眠状態との切り替え機能を容易に付加することができる。
切り替え用デジタル回路28は、例えば、IC部11に付加することができる。具体的には、蓄電量算出部19が算出した蓄電量または蓄電量と所定の関係を有する物理量(例えば蓄電池18の電圧)に閾値を設定し、設定した閾値以下となった場合には休眠状態に移行し、逆に、設定した閾値以上となった場合には活動状態に移行する。
第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aによれば、インバータノイズ等の電磁波ノイズ(無線ノイズ)を利用して蓄電池18に自己給電することができるように構成されるので、意図的に給電する手間の省力化および動作時間の長期化を図ることができる。
また、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aは、蓄電池18の蓄電状況および電池容量の劣化状況を無線で監視端末3へ連絡できるように構成されるので、状況に応じて蓄電池18を取り替えることができる。この結果、従来、電池の蓄電/放電状況や電池の劣化状態が把握できないことから一定期間毎に一様に取り替えていた電池交換を、交換が必要なものだけを選択して行い得るため、メンテナンスに要する手間および費用(メンテナンスコスト)を大幅に低減することができる。
尚、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aは、蓄電量算出部19が蓄電量を算出する際に必要な蓄電特性の情報、蓄電池劣化判定部20が電池容量の劣化の程度を推定する際に必要なコンダクタンスと電池容量との関係式およびコンダクタンスまたは電池容量の初期の特性値の情報をIC部11のメモリに格納しているとして説明したが、これらの情報の一部または全部は監視端末3に格納されていても良い。
すなわち、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aが蓄電池18の蓄電量および電池容量の劣化の程度を推定するのではなく、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aが測定した蓄電池18の電圧値および電流値の情報を監視端末3へ送信するように第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aを構成し、監視端末3が蓄電特性の情報、コンダクタンスと電池容量との関係式およびコンダクタンスまたは電池容量の初期の特性値の情報を参照して蓄電量および電池容量の劣化の程度を推定しても良い。
また、休眠状態の時間Tcの調整を行う場合において、算出した蓄電量と閾値との比較および制御信号の生成は、IC部11が行うとして説明したが、図1に示される監視端末3等の外部装置が行っても良い。この場合、外部装置が生成した制御信号を無線で送信することで休眠時間調整処理部27を制御して休眠状態の時間Tcの調整を行うことができる。
さらに、休眠状態と活動状態とを切り替える切り替え用デジタル回路28は、IC部11に付加することができるとして説明したが、一例であり、別個独立に構成しても良い。さらにまた、算出した蓄電量と閾値との比較および制御信号の生成は、IC部11が行うとして説明したが、図1に示される監視端末3等の外部装置が行っても良い。この場合、外部装置が生成した制御信号を無線で送信することで切り替え用デジタル回路28を制御して休眠状態と活動状態との切り替えを行うことができる。
一方、図1に示される監視端末3は単数のみならず複数であっても構わない。例えば、監視端末3を第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aの動作を監視する部門と保守を担当する部門とに設置すれば、保守を担当する部門が蓄電池18の電池容量の劣化の程度を直接的に把握できるので、動作監視部門から保守担当部門へのメンテナンス要請を連絡する手間を省くことができる。
また、トランス16は、給電アンテナ15が受信した電磁波ノイズを適当な電圧に昇圧すると説明したが、給電アンテナ15が受信した電磁波ノイズが既に適当な電圧の場合には省略することができる。すなわち、トランス16は、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aにおける必須の構成要素ではない。
[第2の実施の形態]
図4は、第2の実施形態に係る無線ICネットワーク用無線ICの一実施例(以下、第2の無線ICネットワーク用無線ICとする)1Bの構成を示した概略図である。
図4は、第2の実施形態に係る無線ICネットワーク用無線ICの一実施例(以下、第2の無線ICネットワーク用無線ICとする)1Bの構成を示した概略図である。
第2の無線ICネットワーク用無線IC1Bは、第1の無線ICネットワーク用無線IC1Aに対して、蓄電部12Aの代わりに蓄電部12Bを具備する点で相違するが、その他の点では実質的に相違しない。そこで、実質的に相違しない構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する。
図4によれば、第2の無線ICネットワーク用無線IC1Bは、IC部11と蓄電部12Bとを具備する。蓄電部12Bは、図4に示されるように、熱電変換装置31と、蓄電池18、蓄電量算出部19、蓄電池劣化判定部20および通信アンテナ21とを備える。
熱電変換装置31は、熱(温度差)から電気を発生させる装置である。例えば図4に示されるように、4つ等、複数の熱電素子33p,33nと、p型の熱電素子(p型半導体)33pとn型の熱電素子(n型半導体)33nを直列に接続する接合導体34と、熱電素子33間に温度差を与え熱源と接する低温側(廃熱側)絶縁部材35および高温側(吸熱側)絶縁部材36とを備える。尚、熱電変換装置31の構成は、図4に示される構成に限定されない。装置としての機能を満足する、すなわち、蓄電池18が熱電変換装置31から所定の電力を確保できる限り任意で良い。
次に、第2の無線ICネットワーク用無線IC1Bの作用および効果について説明する。図4に示されるように構成される第2の無線ICネットワーク用無線IC1Bでは、まず、熱電変換装置31が熱−電気変換を行い、発電した電気を蓄電池18に給電する。以降の作用は、第2の無線ICネットワーク用無線IC1Aと同様である。
第2の無線ICネットワーク用無線IC1Bは、例えば、ビルの空調機械室に設置される。空調機械室には、多数のダクト(管路)があり、略1年を通して、冷水ダクトから冷水が、温水ダクトから温水が、蒸気ダクトから蒸気が、空調用ダクトから空気が供給される環境下にある。特に、近年オフィスビルでは1年中冷房が供給されることが多い。
そこで、適用の一例としては、熱電変換装置31の排熱側絶縁部材35を冷水ダクトに配置する。この結果、周辺空気が接する吸熱側との温度差により蓄電池18に自己給電することができる。また、空調機械室は、1年を通じて温度環境の変化が小さいのでほぼ周年安定した電源を得ることができる。
第2の無線ICネットワーク用無線IC1Bによれば、熱電変換によって熱(温度差)から生じた電気を蓄電池18に自己給電することができるように構成されるので、意図的に給電する手間の省力化および動作時間の長期化を図ることができる。
また、第2の無線ICネットワーク用無線IC1Bは、蓄電池18の蓄電状況および電池容量の劣化状況を無線で監視端末3へ連絡できるように構成されるので、状況に応じて蓄電池18を取り替えることができる。この結果、従来、電池の蓄電/放電状況や電池の劣化状態が把握できないことから一定期間毎に一様に取り替えていた電池交換を、交換が必要なものだけを選択して行い得るため、メンテナンスに要する手間および費用(メンテナンスコスト)を大幅に低減することができる。
以上、本発明に係る無線ICネットワーク用無線IC1によれば、インバータノイズ等の無線ノイズや生活空間上に存在する温度差(熱)を利用して自己給電することができるので、意図的な給電の不要化および動作時間の長期化に寄与することができる。
また、無線ICの蓄電量を監視端末等の所定の機器に送信するように構成することで、無線ICの蓄電部の劣化状況(装置寿命)を把握することができるので、無駄なメンテナンスを省き適切なメンテナンスが可能となる。この結果、メンテナンスコストの低減化に寄与する無線ICネットワーク用無線ICを提供することができる。
1(1A,1B) 無線ICネットワーク用無線IC
2 無線ICネットワーク
3 監視端末
11 IC部
12(12A,12B) 蓄電部
15 給電アンテナ
16 トランス
17 整流部
18 蓄電池
19 蓄電量算出部
20 蓄電池劣化判定部
21 通信アンテナ
23 ダイオード
24 平滑用コンデンサ
25 電圧計測部
26 電流計測部
27 休眠時間調整処理部
28 切り替え用デジタル回路(状態切替処理部)
31 熱電変換装置
33p 熱電素子(p型)
33n 熱電素子(n型)
34 接合導体
35 低温側(廃熱側)絶縁部材
36 高温側(吸熱側)絶縁部材
2 無線ICネットワーク
3 監視端末
11 IC部
12(12A,12B) 蓄電部
15 給電アンテナ
16 トランス
17 整流部
18 蓄電池
19 蓄電量算出部
20 蓄電池劣化判定部
21 通信アンテナ
23 ダイオード
24 平滑用コンデンサ
25 電圧計測部
26 電流計測部
27 休眠時間調整処理部
28 切り替え用デジタル回路(状態切替処理部)
31 熱電変換装置
33p 熱電素子(p型)
33n 熱電素子(n型)
34 接合導体
35 低温側(廃熱側)絶縁部材
36 高温側(吸熱側)絶縁部材
Claims (12)
- 無線通信機能を有し、自律的に無線ネットワークを構築する機能を持つ無線ICであって、
電磁波ノイズを捉える給電アンテナと、
前記給電アンテナが捉えた電磁波ノイズを整流する整流部と、
前記整流部が整流して得られた電流を蓄える蓄電池と、
前記蓄電池の電圧を計測する電圧計測部と、
前記蓄電池の蓄電量を算出するのに必要な前記蓄電池の電圧の情報を取得する蓄電量算出部と、
前記蓄電量算出部から所定の情報を外部機器へ送信するための通信アンテナとを具備することを特徴とする無線ICネットワーク用無線IC。 - 前記給電アンテナは、電磁波ノイズとしてインバータノイズを捕らえるアンテナ特性を持つことを特徴とする請求項1記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 無線通信機能を有し、自律的に無線ネットワークを構築する機能を持つ無線ICであって、
熱電変換を行い、周囲の温度差から電流を生成する熱電変換装置と、
前記熱電変換装置から供給される電流を蓄える蓄電池と、
前記蓄電池の電圧を計測する電圧計測部と、
前記蓄電池の蓄電量を算出するのに必要な前記蓄電池の電圧の情報を取得する蓄電量算出部と、
前記蓄電量算出部から受け取った所定の情報を外部機器へ送信するための通信アンテナとを具備する無線ICネットワーク用無線IC。 - 前記蓄電池の電流を計測する電流計測部と、
前記蓄電池の充放電特性の劣化を測定するのに必要な前記蓄電池の電圧値および電流値の情報を取得する蓄電池劣化判定部をさらに具備し、前記通信アンテナは、前記蓄電池劣化判定部から受け取った所定の情報を外部機器へ送信する際にも利用されるように構成したことを特徴とする請求項1または3記載の無線ICネットワーク用無線IC。 - 前記蓄電量算出部は、取得した前記蓄電池の電圧値の情報に基づいて蓄電量を計算する機能を有し、算出した蓄電量の情報を前記通信アンテナを介して外部機器へ送信するように構成されることを特徴とする請求項1または3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 前記蓄電池劣化判定部は取得した前記蓄電池の電圧値および電流値の情報に基づいて前記蓄電池の充放電特性の劣化を測定する機能を有し、前記蓄電池の充放電特性の劣化についての測定結果の情報を前記通信アンテナを介して外部機器へ送信するように構成されることを特徴とする請求項1または3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 前記測定結果は、前記蓄電池の電池容量が初期の電池容量からどの程度劣化しているのかを間接的に表す物理量を含み、前記物理量は、現在のコンダクタンス、初期のコンダクタンス値に対する現在のコンダクタンスの減少量、減少率および割合のいずれかであることを特徴とする請求項1または3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 前記蓄電池は、コンデンサであることを特徴とする請求項1または3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 前記無線ICは、活動が低下した休眠状態と活動が活発な活動状態を持っており、休眠状態にある時間の長さを調整する機能を有する休眠時間調整処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1または3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 前記無線ICは、活動が低下した休眠状態と活動が活発な活動状態を持っており、休眠状態と活動状態とを切り替える機能を有する状態切替処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1または3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 前記熱電変換装置は、冷水ダクト、温水ダクトおよび蒸気ダクトの何れかと接するように設置され周囲との温度差を利用して熱電変換を行うことを特徴とする請求項3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
- 前記熱電変換装置は、空気が通流する空調用ダクトの何れかと接する状態および前記空調用ダクトに挿入された状態の何れかの状態で設置され周囲との温度差を利用して熱電変換を行うことを特徴とする請求項3記載の無線ICネットワーク用無線IC。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2007
- 2007-02-09 JP JP2007030577A patent/JP2008199735A/ja active Pending
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