JP2008199658A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. ほぼ同一の構図を異なる撮影条件で撮影した複数の画像間の位置合わせ処理を行う画像処理装置であって、
   入力した画像の少なくとも１つの画像を複数の分割領域に分割し、前記各分割領域内に画像の特徴を表す特徴点の探索領域を設ける探索領域設定手段と、
   前記分割領域内に設けられた探索領域内の画素の画素値を用いて得た算出値を参照し、その算出値が最大で且つ所定の規定値以上である探索領域を、複数の前記設けられた探索領域の中から実際に特徴点の探索を行うための探索領域として選択する探索領域選択手段と、
   前記画像の特微量に基づいて、前記選択された探索領域から前記構図内の被写体の特徴的な位置情報を前記分割画像の各分割領域に対する座標に関連させて抽出する位置情報抽出手段と、
   を具備することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記探索領域選択手段は、前記探索領域内に在る複数の画素から得られた画素値の分散の度合いを前記算出値として得ることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記探索領域選択手段は、前記探索領域内の各画素の画素値と、該探索領域内の画素値の平均値との差分値を求め、その求めた差分値のその前記探索領域内の画素全体の総和である量を、前記画素値の分散の度合いを示す前記算出値として得ることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
4. ほぼ同一の構図を異なる撮影条件で撮影した複数の画像間の位置合わせ処理を行う画像処理方法であって、
   入力した画像の少なくとも１つの画像を複数の分割領域に分割し、前記各分割領域内に画像の特徴を表す特徴点の探索領域を設ける探索領域設定工程と、
   前記分割領域内に設けられた探索領域内の画素の画素値を用いて得た算出値を参照し、その算出値が最大で且つ所定の規定値以上である探索領域を、複数の前記設けられた探索領域の中から実際に特徴点の探索を行うための探索領域として選択する探索領域選択工程と、
   前記画像の特微量に基づいて、前記選択された探索領域から前記構図内の被写体の特徴的な位置情報を前記分割画像の各分割領域に対する座標に関連させて抽出する位置情報抽出工程と、
   を具備することを特徴とする画像処理方法。