JP2008199481A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チューナの自動判別ができ、従来のような作業コストや管理コストを不要としてコストを低減することができるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】装置の電源がオンにされると、マイコン5は、AS端子3iに所定の電位が与えられることにより設定されるRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットがADC端子3hに所定の電位が与えられることにより設定されるADCビットであることを確認すると、目標チャンネルが指定されたMOP IC3に対応するフォーマットの選局データをAS端子3iに所定の電位が与えられることにより設定されるWrite用スレーブアドレスを指定して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送受信装置に関するものである。
従来から、デジタル放送受信装置の生産においては、競合によるコストメリットと安定した製品供給のため、複数のチューナメーカのチューナを採用することが行われている(放送受信装置に製造元の異なるチューナが備えられる場合の技術については例えば特許文献1参照)。ここで、チューナメーカ各社でチューナに採用しているMOP(Mixer Oscillator PLL)ICが異なり、使用される選局データのフォーマットが異なるため、各社のチューナ毎に異なるチューナ駆動ソフトが必要となる。そこで、従来のデジタル放送受信装置の生産工程においては、組立工程においてチューナおよび複数のチューナ駆動ソフトが内蔵されたマイコンが基板に取り付けられ、取り付けられたチューナがいずれのチューナメーカ製であるかが製品毎に管理され、その管理情報が後工程である完成検査工程に伝達され、完成検査工程において作業者が製品毎に工場モードを動作させ、いずれのチューナ駆動ソフトを駆動させるかを選択設定していた。
特開2000−299823号公報
しかし、上記従来のデジタル放送受信装置では、上記のように組立工程の管理および組立工程と完成検査工程との整合管理が必要であり管理コストが発生し、作業者の作業コストも発生し、コスト面に問題があった。また、作業者の設定ミスが発生するという問題もあった。
また、製品の市場出荷後、製品に不具合が生じサービスマンがチューナを交換する際、元のチューナとはチューナメーカが異なるチューナに交換する場合、サービスマンが工場モードを動作させチューナ駆動ソフトを選択設定する必要があり、サービスマンに高いスキルが要求されるという問題もあった。
上記問題点を鑑み、本発明は、従来のような作業コストや管理コストを不要としてコストを低減することができるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のデジタル放送受信装置は、MOP(Mixer Oscillator PLL)ICを有するチューナと、前記MOP ICと通信可能に接続されたマイコンとを備え、
前記MOP ICが有するADC(A/D Converter)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP IC内のReadデータに含まれるADCビットに所定のADCビットが設定され、前記MOP ICが有するAS(Address Select)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP ICに所定のWrite用スレーブアドレスおよび所定のRead用スレーブアドレスが設定され、
装置の電源がオンにされると、前記マイコンは前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることを確認すると、目標チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴としている。
このような構成によれば、自動的にチューナ判別を行うことができ、従来のような作業者による工場モードでの設定作業や、組立工程の管理および組立工程と完成検査工程との整合管理が不要となり、従来のような作業コストや管理コストを不要としてコストを低減することができる。
また、本発明のデジタル放送受信装置は上記構成において、前記マイコンが前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることが確認できなかった場合、前記マイコンは再度前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行することを特徴としている。このような構成によれば、ADCビットが正しく読み込めなかった場合でもリトライが可能となる。
また、上記目的を達成するために本発明のデジタル放送受信装置は、MOP(Mixer Oscillator PLL)ICを有するチューナと、前記MOP ICと通信可能に接続されたマイコンとを備え、
前記MOP ICが有するADC(A/D Converter)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP IC内のReadデータに含まれるADCビットに所定のADCビットが設定され、前記MOP ICが有するAS(Address Select)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP ICに所定のWrite用スレーブアドレスおよび所定のRead用スレーブアドレスが設定され、
装置の電源がオンにされると、前記マイコンは所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるフラグが前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が前記所定チャンネルに対応する周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされたことを表していることを確認すると、目標チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴としている。
このような構成によっても、自動的にチューナ判別を行うことができ、前述のような効果を得ることができる。
また、本発明のデジタル放送受信装置は上記構成において、前記マイコンが前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が前記所定チャンネルに対応する周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされたことを表していることを確認できなかった場合、前記マイコンは再度前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴としている。このような構成によれば、フラグが正しく読み込めなかった場合でもリトライが可能となる。
また、本発明のデジタル放送受信装置は上記構成において、前記マイコンが前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記装置の電源がオンとされた際に設定される初期値であることを確認した場合に、前記マイコンは前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴としている。
また、本発明のデジタル放送受信装置は上記構成において、前記マイコンが前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記装置の電源がオンとされた際に設定される初期値でないことを確認した場合、前記マイコンは、前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が指定周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックすることが不可能であるような選局データを送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記初期値となっていることを確認すると、前記マイコンは前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴としている。
また、上記目的を達成するために本発明のデジタル放送受信装置は、MOP(Mixer Oscillator PLL)ICを有するチューナと、前記MOP ICと通信可能に接続されたマイコンとを備え、
前記MOP ICが有するADC(A/D Converter)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP IC内のReadデータに含まれるADCビットに所定のADCビットが設定され、前記MOP ICが有するAS(Address Select)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP ICに所定のWrite用スレーブアドレスおよび所定のRead用スレーブアドレスが設定され、
装置の電源がオンにされると、前記マイコンは所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記MOP ICからAcknowledgeが返ってきたことを確認すると、目標チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴としている。
このような構成によっても、自動的にチューナ判別を行うことができ、前述のような効果を得ることができる。
また、本発明のデジタル放送受信装置は上記構成において、前記マイコンが前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記MOP ICからAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合、前記マイコンは再度前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴としている。このような構成によれば、なんらかの原因でMOP ICが選局データの受信に失敗しても、リトライが可能となる。
本発明のデジタル放送受信装置によれば、従来のような作業コストや管理コストを不要としてコストを低減することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1に、第1実施形態のデジタル放送受信装置の概略構成図を示す。本デジタル放送受信装置は、MOP(Mixer Oscillator PLL)IC3を有するチューナ2と、I2C Bus4と、マイコン5と、EEPROM6とを備える。MOP IC3は、VHF−Lowミキサ3aと、VHF−Highミキサ3bと、UHFミキサ3cと、VHF−Low局部発振器3dと、VHF−High局部発振器3eと、UHF局部発振器3fと、中間周波増幅器3gと、ADC(A/D Converter)端子3hと、AS(Address Select)端子3iとを有する。チューナ2はA社製、B社製、C社製の3種類あり、チューナメーカ毎に使用されているMOP IC3は異なり、それぞれのMOP IC3で使用される選局データのフォーマットが異なる。
チューナ2は、アンテナ1が放送電波から変換したRF信号から、マイコン5が送信する選局データで指定される周波数のRF信号を抽出し、抽出されたRF信号はそのRF信号が属する周波数帯域に応じてMOP IC3が有するVHF−Lowミキサ3a、VHF−Highミキサ3b、UHFミキサ3cのいずれかに入力される。
MOP IC3が有するVHF−Low局部発振器3d、VHF−High局部発振器3e、UHF局部発振器3fは、PLL制御によりマイコン6が送信する選局データで指定される周波数より所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされたローカル信号をVHF−Lowミキサ3a、VHF−Highミキサ3b、UHFミキサ3cに出力する。また、マイコン6が送信する選局データで指定される周波数帯域に応じた局部発振器が駆動される。
VHF−Lowミキサ3a、VHF−Highミキサ3b、UHFミキサ3cは入力されるRF信号と入力されるローカル信号とを混合して中間周波信号を生成し中間周波増幅器3gに出力する。中間周波増幅器3gは入力される中間周波信号を増幅してチューナ2外部へ出力する。
本発明のデジタル放送受信装置が例えばテレビジョンである場合は、中間周波増幅器3gの後段にさらに、不図示のデジタル復調部、データ分離部、MPEGデコーダ、表示部が設けられる。中間周波増幅器3gにより増幅された中間周波信号はデジタル復調部によりデジタル復調されてトランスポートストリームが取り出され、データ分離部はトランスポートストリームから映像信号を分離し、MPEGデコーダが分離された映像信号を伸長し表示部に出力し、表示部に放送番組が表示される。なお、本発明はテレビジョンに限らず、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ、それらの複合機、ビデオカセットレコーダ、セットトップボックス等にも適用可能である。
また、MOP IC3が有するADC端子3hには、図2(a)のようにチューナ2がA社製の場合はVccの電位が、チューナ2がB社製の場合はOpenの電位が、チューナ2がC社製の場合はグランドの電位が与えられる。ADC端子3hに与えられる電位によって、MOP IC3内のReadデータに含まれる3ビットのADCビットは異なって設定され、図2(a)のようにADC端子3hに与えられる電位がVccの場合、ADCビットは“100”と設定され、ADC端子3hに与えられる電位がOpenの場合、ADCビットは“111”と設定され、ADC端子3hに与えられる電位がグランドの場合、ADCビットは“000”と設定される。
また、MOP IC3が有するAS端子3iには、図2(b)のようにチューナ2がA社製の場合はOpenの電位が、チューナ2がB社製の場合はVccの電位が、チューナ2がC社製の場合はグランドの電位が与えられる。AS端子3iに与えられる電位によってMOP IC3のWrite用スレーブアドレスおよびRead用スレーブアドレスが異なって設定される。図2(b)のように、AS端子3iに与えられる電位がOpenの場合、Write用スレーブアドレスは“C2h”(hは16進数の意)に、Read用スレーブアドレスは“C3h”に設定され、AS端子3iに与えられる電位がVccの場合、Write用スレーブアドレスは“C6h”に、Read用スレーブアドレスは“C7h”に設定され、AS端子3iに与えられる電位がグランドの場合、Write用スレーブアドレスは“C0h”に、Read用スレーブアドレスは“C1h”に設定される。
また、MOP IC3はマイコン5とI2C Bus4によって通信可能に接続され、不揮発性メモリであるEEPROM6もマイコン5とI2C Bus4によって通信可能に接続されている。また、マイコン5に内蔵されているチューナ駆動ソフトは、チューナ2がA社製、B社製、C社製に関わらず共通である。
このような構成である第1実施形態のデジタル放送受信装置の電源がオンになり、マイコン5が内蔵するチューナ駆動ソフトを実行すると図3に示すフローチャートが開始される。
まず、ステップS300で、マイコン5はEEPROM6に記憶されたチューナ種別情報を参照する。チューナ種別情報はA社製チューナを表す場合、B社製チューナを表す場合、C社製チューナを表す場合、チューナ不確定を表す場合の4種類あり、製品工場出荷時にはチューナ不確定を表すチューナ種別情報がEEPROM6に記憶されている。ステップS300でマイコン5がチューナ種別情報がチューナ不確定を表していることを確認した場合は(ステップS300のY)、ステップS301に進む。
ステップS301で、マイコン5は変数Nを0とする。そして、ステップS302で、マイコン5は変数Nが3であるか否かを判定し、3でない場合は(ステップS302のN)、ステップS303に進む。
ステップS303で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C3h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS304で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“100”(A社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS304のY)、チューナ2がA社製チューナである可能性が高いとして、図4のステップS400に進む。
ここでロックフラグは、MOP IC3内のReadデータに含まれ、デジタル放送受信装置の電源オン時にはデフォルトとして0が設定され、マイコン5からMOP IC3が選局データを受信し、その選局データが指定する周波数帯域に対応するVHF−Low局部発振器3d、VHF−High局部発振器3e、UHF局部発振器3fのいずれかの局部発振器が出力するローカル信号の周波数がPLL制御により上記選局データが指定する周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされると、ロックフラグは1に設定される。また、マイコン5からMOP IC3が選局データを受信しても、上記のような周波数のロックができなかった場合は、ロックフラグは0に設定される。
図4のステップS400で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS401で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS401のN)、ステップS402に進む。
ステップS402で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C2h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS403で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS404で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C3h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS405で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“100”(A社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS405のY)、チューナ2はA社製チューナであるとして、ステップS406でマイコン5はA社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS407で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C2h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS405で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“100”であることを確認できなかった場合は(ステップS405のN)、ステップS408に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS401に戻る。
ステップS401でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合や(ステップS401のY)、ステップS304(図3)で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“100”であることを確認できなかった場合は(ステップS304のN)、ステップS305に進む。
ステップS305で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C7h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS306で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“111”(B社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS306のY)、チューナ2がB社製チューナである可能性が高いとして、図4のステップS409に進む。
図4のステップS409で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS410で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS410のN)、ステップS411に進む。
ステップS411で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C6h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS412で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS413で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C7h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS414で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“111”(B社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS414のY)、チューナ2はB社製チューナであるとして、ステップS415でマイコン5はB社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS416で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C6h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS414で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“111”であることを確認できなかった場合は(ステップS414のN)、ステップS417に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS410に戻る。
ステップS410でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合や(ステップS410のY)、ステップS306(図3)で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“111”であることを確認できなかった場合は(ステップS306のN)、ステップS307に進む。
ステップS307で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C1h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS308で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“000”(C社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS308のY)、チューナ2がC社製チューナである可能性が高いとして、図4のステップS418に進む。
図4のステップS418で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS419で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS419のN)、ステップS420に進む。
ステップS420で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C0h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS421で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS422で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C1h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS423で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“000”(C社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS423のY)、チューナ2はC社製チューナであるとして、ステップS424でマイコン5はC社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS425で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C0h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS423で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“000”であることを確認できなかった場合は(ステップS423のN)、ステップS426に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS419に戻る。
ステップS419でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合や(ステップS419のY)、ステップS308(図3)で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0で、かつ該Readデータに含まれるADCビットが“000”であることを確認できなかった場合は(ステップS308のN)、ステップS309に進む。ステップS309で、マイコン5は変数Nを1だけ増加させ、ステップS302に戻る。
ステップS302で、マイコン5が変数Nは3であると判定した場合(ステップS302のY)、ステップS311に進み、マイコン5はチューナ不確定を表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させ、以降選局データは送信しない。
また、ステップS300で、マイコン5がチューナ種別情報がA社製チューナ、B社製チューナ、C社製チューナのいずれかを表していることを確認した場合は(ステップS300のN)、ステップS310に進む。ステップS310で、マイコン5は、チューナ種別に応じたWrite用スレーブアドレスを指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたチューナ種別に応じたフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
このような第1実施形態によれば、自動的にチューナ判別を行うことができ、従来のような作業者による工場モードでの設定作業や、組立工程の管理および組立工程と完成検査工程との整合管理が不要となり、コストを低減することができる。また、従来のような作業者の設定ミスも発生しない。また、市場出荷後の不具合時にサービスマンがチューナを別のチューナメーカのものに交換する際、従来のような工場モードでの設定作業は不要となり、サービスマンに高いスキルは不要となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。第2実施形態のデジタル放送受信装置の構成は前述した第1実施形態と同様であり、チューナ判別動作が第1実施形態と異なる。
第2実施形態のデジタル放送受信装置の電源がオンになり、マイコン5が内蔵するチューナ駆動ソフトを実行すると図5に示すフローチャートが開始される。
まず、ステップS500で、マイコン5はEEPROM6に記憶されたチューナ種別情報を参照する。チューナ種別情報はA社製チューナを表す場合、B社製チューナを表す場合、C社製チューナを表す場合、チューナ不確定を表す場合の4種類あり、製品工場出荷時にはチューナ不確定を表すチューナ種別情報がEEPROM6に記憶されている。ステップS500でマイコン5がチューナ種別情報がチューナ不確定を表していることを確認した場合は(ステップS500のY)、ステップS501に進む。
ステップS501で、マイコン5は変数Nを0とする。そして、ステップS502で、マイコン5は変数Nが3であるか否かを判定し、3でない場合は(ステップS502のN)、ステップS503に進む。
ステップS503で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C3h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS504で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“100”(A社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS504のY)、チューナ2がA社製チューナである可能性が高いとして、図6のステップS600に進む。
ステップS600で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS601で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS601のN)、ステップS602に進む。
ステップS602で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C2h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS603で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS604で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認した場合(ステップS604のY)、チューナ2はA社製チューナであるとして、ステップS605に進み、マイコン5はA社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS606で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C2h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS604で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合(ステップS604のN)、ステップS607に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS601に戻る。
ステップS601でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合や(ステップS601のY)、ステップS504(図5)で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“100”であることを確認できなかった場合は(ステップS504のN)、ステップS505に進む。
ステップS505で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C7h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS506で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“111”(B社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS506のY)、チューナ2がB社製チューナである可能性が高いとして、図6のステップS608に進む。
ステップS608で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS609で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS609のN)、ステップS610に進む。
ステップS610で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C6h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS611で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS612で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認した場合(ステップS612のY)、チューナ2はB社製チューナであるとして、ステップS613に進み、マイコン5はB社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS614で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C6h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS612で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合(ステップS612のN)、ステップS615に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS609に戻る。
ステップS609でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合や(ステップS609のY)、ステップS506(図5)で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“111”であることを確認できなかった場合は(ステップS506のN)、ステップS507に進む。
ステップS507で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C1h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS508で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“000”(C社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は(ステップS508のY)、チューナ2がC社製チューナである可能性が高いとして、図6のステップS616に進む。
ステップS616で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS617で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS617のN)、ステップS618に進む。
ステップS618で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C0h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS619で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS620で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認した場合(ステップS620のY)、チューナ2はC社製チューナであるとして、ステップS621に進み、マイコン5はC社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS622で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C0h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS620で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合(ステップS620のN)、ステップS623に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS617に戻る。
ステップS617でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合や(ステップS617のY)、ステップS508(図5)で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“000”であることを確認できなかった場合は(ステップS508のN)、ステップS509に進む。ステップS509で、マイコン5は変数Nを1だけ増加させ、ステップS502に戻る。
ステップS502で、マイコン5が変数Nは3であると判定した場合(ステップS502のY)、ステップS511に進み、マイコン5はチューナ不確定を表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させ、以降選局データは送信しない。
また、ステップS510で、マイコン5がチューナ種別情報がA社製チューナ、B社製チューナ、C社製チューナのいずれかを表していることを確認した場合は(ステップS500のN)、ステップS510に進む。ステップS510で、マイコン5は、チューナ種別に応じたWrite用スレーブアドレスを指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたチューナ種別に応じたフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
このような第2実施形態によっても自動的にチューナ判別を行うことができ、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照して説明する。第3実施形態のデジタル放送受信装置の構成は前述した第1実施形態と同様であり、チューナ判別動作が第1実施形態と異なる。
第3実施形態のデジタル放送受信装置の電源がオンになり、マイコン5が内蔵するチューナ駆動ソフトを実行すると図7に示すフローチャートが開始される。
まず、ステップS700で、マイコン5はEEPROM6に記憶されたチューナ種別情報を参照する。チューナ種別情報はA社製チューナを表す場合、B社製チューナを表す場合、C社製チューナを表す場合、チューナ不確定を表す場合の4種類あり、製品工場出荷時にはチューナ不確定を表すチューナ種別情報がEEPROM6に記憶されている。ステップS700でマイコン5がチューナ種別情報がチューナ不確定を表していることを確認した場合は(ステップS700のY)、ステップS701に進む。
ステップS701で、マイコン5は変数Nを0とする。そして、ステップS702で、マイコン5は変数Nが3であるか否かを判定し、3でない場合は(ステップS702のN)、ステップS703に進む。
ステップS703で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C3h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合は図8のステップS800に進み、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1であることを確認した場合はステップS709に進む。なお、ロックフラグについては第1実施形態において前述した通りである。
ステップS709で、マイコン5は、指定周波数帯域として例えばVHF−Low(55MHz〜170MHz)で、指定周波数として例えば900MHzであるA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを、A社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C2h”(図2(b)))を指定して送信する。これにより、A社製チューナに用いられるMOP IC3が選局データを受信しても、VHF−Low局部発振器3dが出力するローカル信号の周波数が指定周波数である900MHzよりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされることは不可能であるため、前述したようにロックフラグを強制的に0に設定することができる。
ステップS709の後、マイコン5は200msecだけ待機し、ステップS710で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C3h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。そして、ステップS711で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合は(ステップS711のY)、図8のステップS800に進み、ロックフラグが1であることを確認した場合は(ステップS711のN)、ステップS709に戻る。
図8のステップS800で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C2h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS801で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS802で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C3h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS803で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1であることを確認した場合は(ステップS803のN)、チューナ2はA社製チューナであるとして、ステップS804でマイコン5はA社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS805で、マイコン5は、A社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C2h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
ステップS803で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合や(ステップS803のY)、ステップS703(図7)でマイコン5がReadデータの読み込みをできなかった場合は、ステップS704に進む。
ステップS704で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C7h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合は図8のステップS806に進み、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1であることを確認した場合はステップS712に進む。
ステップS712で、マイコン5は、指定周波数帯域として例えばVHF−Low(55MHz〜170MHz)で、指定周波数として例えば900MHzであるB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを、B社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C6h”(図2(b)))を指定して送信する。これにより、B社製チューナに用いられるMOP IC3が選局データを受信しても、VHF−Low局部発振器3dが出力するローカル信号の周波数が指定周波数である900MHzよりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされることは不可能であるため、前述したようにロックフラグを強制的に0に設定することができる。
ステップS712の後、マイコン5は200msecだけ待機し、ステップS713でマイコン5は、B社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C7h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。そして、ステップS714で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合は(ステップS714のY)、図8のステップS806に進み、ロックフラグが1であることを確認した場合は(ステップS714のN)、ステップS712に戻る。
図8のステップS806で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C6h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS807で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS808で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C7h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS809で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1であることを確認した場合は(ステップS809のN)、チューナ2はB社製チューナであるとして、ステップS810でマイコン5はB社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS811で、マイコン5は、B社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C6h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
ステップS809で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合や(ステップS809のY)、ステップS704(図7)でマイコン5がReadデータの読み込みをできなかった場合は、ステップS705に進む。
ステップS705で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C1h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合は図8のステップS812に進み、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1であることを確認した場合はステップS715に進む。
ステップS715で、マイコン5は、指定周波数帯域として例えばVHF−Low(55MHz〜170MHz)で、指定周波数として例えば900MHzであるC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを、C社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C0h”(図2(b)))を指定して送信する。これにより、C社製チューナに用いられるMOP IC3が選局データを受信しても、VHF−Low局部発振器3dが出力するローカル信号の周波数が指定周波数である900MHzよりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされることは不可能であるため、前述したようにロックフラグを強制的に0に設定することができる。
ステップS715の後、マイコン5は200msecだけ待機し、ステップS716で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C1h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。そして、ステップS717で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合は(ステップS717のY)、図8のステップS812に進み、ロックフラグが1であることを確認した場合は(ステップS717のN)、ステップS715に戻る。
図8のステップS812で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C0h”(図2(b)))を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS813で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS814で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるRead用スレーブアドレス(=“C1h”(図2(b)))を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、ステップS815で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが1であることを確認した場合は(ステップS815のN)、チューナ2はC社製チューナであるとして、ステップS816でマイコン5はC社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS817で、マイコン5は、C社製チューナに設定されるWrite用スレーブアドレス(=“C0h”(図2(b)))を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
ステップS815で、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるロックフラグが0であることを確認した場合や(ステップS815のY)、ステップS705(図7)でマイコン5がReadデータの読み込みをできなかった場合は、ステップS706に進む。ステップS706で、マイコン5は変数Nを1だけ増加させ、ステップS702に戻る。
ステップS702で、マイコン5が変数Nは3であると判定した場合(ステップS702のY)、ステップS708に進み、マイコン5はチューナ不確定を表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させ、以降選局データは送信しない。
また、ステップS700で、マイコン5がチューナ種別情報がA社製チューナ、B社製チューナ、C社製チューナのいずれかを表していることを確認した場合は(ステップS700のN)、ステップS707に進む。ステップS707で、マイコン5は、チューナ種別に応じたWrite用スレーブアドレスを指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたチューナ種別に応じたフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
このような第3実施形態によっても自動的にチューナ判別を行うことができ、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図面を参照して説明する。第4実施形態のデジタル放送受信装置の前述した第1実施形態との構成上の違いは、AS端子3iに与えられる電位がチューナメーカに関わらず共通であるということである。以下、例えば、共通に与える電位としてOpenとし、Write用スレーブアドレスが“C2h”に、Read用スレーブアドレスが“C3h”に設定されているとして説明する。
第4実施形態のデジタル放送受信装置の電源がオンになり、マイコン5が内蔵するチューナ駆動ソフトを実行すると図9に示すフローチャートが開始される。
まず、ステップS900で、マイコン5はEEPROM6に記憶されたチューナ種別情報を参照する。チューナ種別情報はA社製チューナを表す場合、B社製チューナを表す場合、C社製チューナを表す場合、チューナ不確定を表す場合の4種類あり、製品工場出荷時にはチューナ不確定を表すチューナ種別情報がEEPROM6に記憶されている。ステップS900でマイコン5がチューナ種別情報がチューナ不確定を表していることを確認した場合は(ステップS900のY)、ステップS901に進む。
ステップS901で、マイコン5は変数Nを0とする。そして、ステップS902で、マイコン5は変数Nが3であるか否かを判定し、3でない場合は(ステップS902のN)、ステップS903に進む。
ステップS903で、マイコン5は、Read用スレーブアドレス“C3h”を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“100”(A社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は、ステップS907に進み、チューナ2がA社製であるとして、マイコン5はA社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS910で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS903でマイコン5がReadデータの読み込みを実行し、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“111”(B社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は、ステップS908に進み、チューナ2がB社製であるとして、マイコン5はB社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS910で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS903でマイコン5がReadデータの読み込みを実行し、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“000”(C社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は、ステップS909に進み、チューナ2がC社製であるとして、マイコン5はC社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS910で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS903でマイコン5がReadデータの読み込みを実行し、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“100”“111”“000”以外であることを確認した場合は、ステップS904に進み、マイコン5は変数Nを1だけ増加させ、ステップS902に戻る。
ステップS902で、マイコン5が変数Nは3であると判定した場合(ステップS902のY)、ステップS906に進み、マイコン5はチューナ不確定を表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させ、以降選局データは送信しない。
また、ステップS900で、マイコン5がチューナ種別情報がA社製チューナ、B社製チューナ、C社製チューナのいずれかを表していることを確認した場合は(ステップS900のN)、ステップS905で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたチューナ種別に応じたフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
このような第4実施形態によっても自動的にチューナ判別を行うことができ、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図面を参照して説明する。第5実施形態のデジタル放送受信装置の前述した第1実施形態との構成上の違いは、AS端子3iに与えられる電位がチューナメーカに関わらず共通であるということである。以下、例えば、共通に与える電位としてOpenとし、Write用スレーブアドレスが“C2h”に、Read用スレーブアドレスが“C3h”に設定されているとして説明する。
第5実施形態のデジタル放送受信装置の電源がオンになり、マイコン5が内蔵するチューナ駆動ソフトを実行すると図10に示すフローチャートが開始される。
まず、ステップS1000で、マイコン5はEEPROM6に記憶されたチューナ種別情報を参照する。チューナ種別情報はA社製チューナを表す場合、B社製チューナを表す場合、C社製チューナを表す場合、チューナ不確定を表す場合の4種類あり、製品工場出荷時にはチューナ不確定を表すチューナ種別情報がEEPROM6に記憶されている。ステップS1000でマイコン5がチューナ種別情報がチューナ不確定を表していることを確認した場合は(ステップS1000のY)、ステップS1001に進む。
ステップS1001で、マイコン5は変数Nを0とする。そして、ステップS1002で、マイコン5は変数Nが3であるか否かを判定し、3でない場合は(ステップS1002のN)、ステップS1003に進む。
ステップS1003で、マイコン5は、Read用スレーブアドレス“C3h”を指定してReadデータの読み込みを実行する。
そして、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“100”(A社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は、図11のステップS1100に進む。
ステップS1100で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS1101で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS1101のN)、ステップS1102に進む。
ステップS1102で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス “C2h”を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS1103で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS1104で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認した場合(ステップS1104のY)、チューナ2はA社製チューナであるとして、ステップS1105に進み、マイコン5はA社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS1106で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたA社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS1104で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合(ステップS1104のN)、ステップS1107に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS1101に戻る。
ステップS1101でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合は(ステップS1101のY)、ステップS1004に進む。
また、ステップS1003でマイコン5がReadデータの読み込みを実行し、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“111”(A社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は、図11のステップS1108に進む。
ステップS1108で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS1109で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS1109のN)、ステップS1110に進む。
ステップS1110で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス “C2h”を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS1111で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS1112で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認した場合(ステップS1112のY)、チューナ2はB社製チューナであるとして、ステップS1113に進み、マイコン5はB社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS1114で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたB社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS1112で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合(ステップS1112のN)、ステップS1115に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS1109に戻る。
ステップS1109でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合は(ステップS1109のY)、ステップS1004に進む。
また、ステップS1003でマイコン5がReadデータの読み込みを実行し、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“000”(C社製チューナに対応(図2(a)))であることを確認した場合は、図11のステップS1116に進む。
ステップS1116で、マイコン5は変数Mを0とする。そして、ステップS1117で、マイコン5は変数Mが3であるか否かを判定し、3でなければ(ステップS1117のN)、ステップS1118に進む。
ステップS1118で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス “C2h”を指定して、所定チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信する。
それからステップS1119で、マイコン5は200msecだけ待機し、その後、ステップS1120で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認した場合(ステップS1120のY)、チューナ2はC社製チューナであるとして、ステップS1121に進み、マイコン5はC社製チューナを表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させる。そして、ステップS1122で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたC社製チューナに用いられるMOP IC3に対応するフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
また、ステップS1120で、マイコン5がMOP IC3からAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合(ステップS1120のN)、ステップS1123に進み、マイコン5は変数Mを1だけ増加させ、ステップS1117に戻る。
ステップS1117でマイコン5が変数Mは3であると判定した場合は(ステップS1117のY)、ステップS1004に進む。
また、ステップS1003でマイコン5がReadデータの読み込みを実行し、マイコン5が、MOP IC3からのReadデータに含まれるADCビットが“100”“111”“000”以外であることを確認した場合は、ステップS1004に進む。
ステップS1004では、マイコン5は変数Nを1だけ増加させ、ステップS1002に戻る。
ステップS1002で、マイコン5が変数Nは3であると判定した場合(ステップS1002のY)、ステップS1005に進み、マイコン5はチューナ不確定を表すチューナ種別情報をEEPROM6に記憶させ、以降選局データは送信しない。
また、ステップS1000で、マイコン5がチューナ種別情報がA社製チューナ、B社製チューナ、C社製チューナのいずれかを表していることを確認した場合は(ステップS1000のN)、ステップS1006で、マイコン5は、Write用スレーブアドレス“C2h”を指定して、目標チャンネルに対応する周波数帯域および周波数が指定されたチューナ種別に応じたフォーマットの選局データを送信し、フローチャートの動作が終了する。
このような第5実施形態によっても自動的にチューナ判別を行うことができ、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
は、本発明に係るデジタル放送受信装置の概略構成図である。 は、(a)各社製チューナについてのADC端子に与えられる電位および設定されるADCビット、(b)各社製チューナについてのAS端子に与えられる電位、設定されるWrite用スレーブアドレスおよびRead用スレーブアドレスを示す。 は、本発明の第1実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第1実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第2実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第2実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第3実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第3実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第4実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第5実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。 は、本発明の第5実施形態におけるチューナ判別動作に関するフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ
2 チューナ
3 MOP IC
3a VHF−Lowミキサ
3b VHF−Highミキサ
3c UHFミキサ
3d VHF−Low局部発振器
3e VHF−High局部発振器
3f UHF局部発振器
3g 中間周波増幅器
3h ADC端子
3i AS端子
4 I2C Bus
5 マイコン
6 EEPROM

Claims (9)

  1. MOP(Mixer Oscillator PLL)ICを有するチューナと、前記MOP ICと通信可能に接続されたマイコンとを備え、
    前記MOP ICが有するADC(A/D Converter)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP IC内のReadデータに含まれるADCビットに所定のADCビットが設定され、前記MOP ICが有するAS(Address Select)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP ICに所定のWrite用スレーブアドレスおよび所定のRead用スレーブアドレスが設定され、
    装置の電源がオンにされると、前記マイコンは前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるフラグが前記装置の電源がオンとされた際に設定される初期値であり、かつ該Readデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることを確認できなかった場合は、前記マイコンは再度前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるフラグが前記装置の電源がオンとされた際に設定される初期値であり、かつ該Readデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることを確認すると、
    前記マイコンは所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が前記所定チャンネルに対応する周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされたことを表し、かつ該Readデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることを確認できなかった場合、前記マイコンは再度前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が前記所定チャンネルに対応する周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされたことを表し、かつ該Readデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることを確認すると、
    目標チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. MOP(Mixer Oscillator PLL)ICを有するチューナと、前記MOP ICと通信可能に接続されたマイコンとを備え、
    前記MOP ICが有するADC(A/D Converter)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP IC内のReadデータに含まれるADCビットに所定のADCビットが設定され、前記MOP ICが有するAS(Address Select)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP ICに所定のWrite用スレーブアドレスおよび所定のRead用スレーブアドレスが設定され、
    装置の電源がオンにされると、前記マイコンは前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることを確認すると、目標チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 前記マイコンが前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるADCビットが前記所定のADCビットであることが確認できなかった場合、前記マイコンは再度前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行する、ことを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. MOP(Mixer Oscillator PLL)ICを有するチューナと、前記MOP ICと通信可能に接続されたマイコンとを備え、
    前記MOP ICが有するADC(A/D Converter)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP IC内のReadデータに含まれるADCビットに所定のADCビットが設定され、前記MOP ICが有するAS(Address Select)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP ICに所定のWrite用スレーブアドレスおよび所定のRead用スレーブアドレスが設定され、
    装置の電源がオンにされると、前記マイコンは所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれるフラグが前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が前記所定チャンネルに対応する周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされたことを表していることを確認すると、目標チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  5. 前記マイコンが前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が前記所定チャンネルに対応する周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックされたことを表していることを確認できなかった場合、前記マイコンは再度前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記マイコンが前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記装置の電源がオンとされた際に設定される初期値であることを確認した場合に、前記マイコンは前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  7. 前記マイコンが前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記装置の電源がオンとされた際に設定される初期値でないことを確認した場合、前記マイコンは、前記MOP ICが有する局部発振器の出力するローカル信号の周波数が指定周波数よりも所定の中間周波数だけ高い周波数にロックすることが不可能であるような選局データを送信し、その後、前記所定のRead用スレーブアドレスを指定してReadデータの読み込みを実行し、前記MOP ICからのReadデータに含まれる前記フラグが前記初期値となっていることを確認すると、前記マイコンは前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  8. MOP(Mixer Oscillator PLL)ICを有するチューナと、前記MOP ICと通信可能に接続されたマイコンとを備え、
    前記MOP ICが有するADC(A/D Converter)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP IC内のReadデータに含まれるADCビットに所定のADCビットが設定され、前記MOP ICが有するAS(Address Select)端子に所定の電位が与えられることにより前記MOP ICに所定のWrite用スレーブアドレスおよび所定のRead用スレーブアドレスが設定され、
    装置の電源がオンにされると、前記マイコンは所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記MOP ICからAcknowledgeが返ってきたことを確認すると、目標チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  9. 前記マイコンが前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信し、その後、前記MOP ICからAcknowledgeが返ってきたことを確認できなかった場合、前記マイコンは再度前記所定チャンネルが指定された前記MOP ICに対応するフォーマットの選局データを前記所定のWrite用スレーブアドレスを指定して送信する、ことを特徴とする請求項8に記載のデジタル放送受信装置。
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