JP2008198861A - 回路基板および電子機器 - Google Patents

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真人 飛永
Takashi Minagawa
高志 皆川
Koichi Ikata
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Abstract

【課題】メッシュ孔を開けたGND層を有する回路基板において、信号配線とメッシュ部分の重なり面積が信号配線の各場所で変化するため、信号配線の配線インピーダンスの変動が大きくなる。
【解決手段】信号配線101aの直下に配置される、メッシュ孔103の単位形状を二等辺三角形とし、その各底辺を信号配線101aの左右両端縁101a−1、101a−2に一致させるとともに、両端縁101a−1、101b−2に配置された各二等辺三角形の頂点が互いに重なり合わないように互いに配線方向Fに半周期ずらして配置することにより、信号配線101aのいずれの場所でも、配線方向Fに直交する方向におけるGND層102の導体部分とメッシュ孔103の開口部分との割合が一定である。
【選択図】図7

Description

本発明は、デジタルTVなどの電子機器に用いられる回路基板などに関するものである。
近年、デジタルTV、DVDレコーダー、PC、携帯電話などの電子機器が扱うデータが、大容量になり、それにより、回路基板を流れる信号の高速化が進んでいる。また、電子機器の小型化に伴い、従来のガラスエポキシ基板やビルドアップ基板等ではなく、柔軟性を有するフレキシブルな回路基板を用いる製品が飛躍的に増大してきている。
このような技術状況において、問題になる点は、高速信号の信号品質を確保しながら回路基板の柔軟性を向上させることである。たとえば、その基板の柔軟性を高くするために、導体の厚さを薄くすることが考えられるが、導体を薄くすると信号配線のインピーダンスが上がるため、オーバーシュート、アンダーシュートが発生しやすくなり、輻射の観点および信号品質の観点で大きな問題が生じる。
そこで、この問題を解決するために、回路基板のGND層にメッシュ状の孔を開けるという対策が取られていた(例えば特許文献1参照)。
図10にその従来技術の一例を示す。1101a、1101bは信号配線、1102はGND層、1103はメッシュ孔を示す。メッシュ孔1103の傾きθは30度〜60度に設定されている。また、GND層1102内においてメッシュ孔1103の間の中点である4点A、B、C、Dが信号配線1101a、1101bに重ならないように構成されている。
特開平7−321463号公報
しかしながら、特許文献1の従来の回路構成では、GND層1102にメッシュ孔1103が設けられているが、信号配線1101a、1101bの直下に位置する、GND層1102の導体部分と、同じく信号配線1101a、1101bの直下に位置するメッシュ孔1103の開口部分に着目してみると、前記信号配線のいずれの場所(たとえば点m〜tの場所)でも、信号配線1101bの配線方向Fに対して直交する方向(線分M〜T)における前記導体部分と前記開口部分との割合が同一である状態にはなっていないことが分かる。すなわち、図10において、各点m〜tを横切る各線M〜T上に着目すると、導体部分と開口部分の割合が互いに異なっていることが分かる。
その結果、従来の回路基板の構成には、前記信号配線上での配線インピーダンスの変化が大きく、そのため、信号品質が低下するという課題がある。
本発明は、前記従来の回路基板の課題を解決するもので、基板の曲げの柔軟性を向上させながら、信号品質の低下を防ぐことが出来る回路基板を提供することを目的とするものである。
第1の本発明は、絶縁体層と、
前記絶縁体層上に形成された信号配線と、
前記絶縁体層の、前記信号配線とは反対側に形成され、メッシュ孔を有するGND層と、を備え、
前記メッシュ孔の存在する領域のGND層の部分について、
前記信号配線の直下に位置する前記GND層の導体部分と前記メッシュ孔の開口部分との割合に関して、前記信号配線の配線方向に対して直交する方向における前記導体部分と前記開口部分との割合が一定である、回路基板である。
第2の本発明は、前記信号配線の直下に位置する前記GND層の導体部分に関して、前記信号配線の配線方向に対して直交する方向の、前記導体部分の幅が、いずれの場所でも一定であり、且つ前記信号配線の配線方向に沿って連続的に位置が変化している、第1の本発明の回路基板である。
第3の本発明は、前記信号配線の直下に位置する前記メッシュ孔の開口部分に関して、前記信号配線の配線方向に対して直交する方向の、前記メッシュ孔の開口部分の幅が、いずれの場所でも一定であり、且つ前記信号配線の配線方向に沿って連続的に位置が変化している、第1の本発明の回路基板である。
第4の本発明は、前記メッシュ孔の単位となる形状が、二等辺三角形、平行四辺形または三日月の形状である、第1の本発明の回路基板である。
第5の本発明は、各前記平行四辺形が、前記信号配線の一方の端縁に重なっている各平行四辺形と、他方の端縁に重なっている各平行四辺形とが、互いに半周期間隔で、前記信号配線の配線方向にずれて配置されている、第4の本発明の回路基板である。
第6の本発明は、各前記二等辺三角形が、前記信号配線の一方の端縁に底辺で接している各二等辺三角形と、他方の端縁に底辺で接している各二等辺三角形とが、互いに半周期間隔で、前記信号配線の配線方向にずれて配置されている、第4の本発明の回路基板である。
第7の本発明は、各前記三日月の配置について、その各弧の頂点が前記信号配線の一方の端縁に接し、前記三日月の各弧の両端が前記信号配線の他方の端縁に接している、第4の本発明の回路基板である。
第8の本発明は、第1〜7のいずれかの本発明にかかる回路基板と、
前記回路基板が組み込まれた電子機器本体と、を備えた電子機器である。
本発明は、このように、GND層にメッシュ孔を形成することで、基板の曲げの柔軟性を向上させながら、導体部分と開口部分との割合を一定とすることによって、信号配線の配線インピーダンスの変動を抑制することが出来、信号品質の低下を抑えることが出来る。
本発明の回路基板によれば、基板において柔軟性を向上させながら、信号品質の低下を抑えることが可能となる。
また、本発明の電子機器は、備える回路基板の信号品質が高いので優れた性能を発揮できる。
以下、本発明を実施するための具体的な形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について図1から図6を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1における回路基板を透視的に示す平面図、図2(a)は図1のA−A’線での回路基板の端面図、図2(b)は図1のB−B’線での回路基板の端面図、図3はGND層に設けたメッシュ孔の位置による配線インピーダンスの変化を調べるための解析条件を示す端面図、図4はGND層に設けたメッシュの孔の位置と配線インピーダンスの関係を示したグラフである。
図1及び図2において、絶縁体層201の上には信号配線101a、101bが形成されている。さらに、絶縁体層201の下にはGND層102が形成されている。
このGND層102には、メッシュ孔103が形成されており、その個々の単位部分の形状は平行四辺形である。
このメッシュ孔103の単位となる各平行四辺形は、信号配線101aとの関係において、次のとおりに配置されている。
すなわち、各平行四辺形における、信号配線101aの配線方向Fの一対の頂点103a、103b・・・・は、信号配線101aの左右それぞれの端縁101a−1、端縁101a−2に重なっている。さらに、端縁101a−1側に重なっている各平行四辺形同士はその頂点で互いに接しており、また、端縁101a−2側に重なっている各平行四辺形同士もその頂点で互いに接している。
さらに、端縁101a−1側に重なっている各平行四辺形の頂点と、端縁101a−2側に重なっている各平行四辺形の頂点とは互いに重ならないように配置している。すなわち、一方の端縁101a−1に重なっている各平行四辺形と、他方の端縁101a−2に重なっている各平行四辺形とは互いに半周期間隔で、信号配線101aの配線方向Fに、ずれて配置されている。
より詳しく説明すれば、一方の端縁、例えば端縁101a−1に重なっている各平行四辺形の互いに接する頂点103bと、他方の端縁、例えば端縁101a−2に重なっている各平行四辺形の、前記配線方向Fに直交する方向の一対の頂点103c、103dとは、配線方向Fを基準にして同じレベル位置にある。
また、同様に、信号配線101bについても、メッシュ孔103の単位となる各平行四辺形は、信号配線101aの場合と同じような位置関係に配置されている。
次に、図2(a)から分かるように、図1のA−A’線に沿った端面では、信号配線101aの直下には、図面上、左側に導体部分102aが配置され、右側にメッシュ孔103の開口部分103eが配置されている。この開口部分103eは、上述したメッシュ孔103の単位となる平行四辺形の半分である。信号配線101bについても同様である。
他方、図2(b)から分かるように、図1のB−B’線に沿った端面では、信号配線101aの直下には、図面上、右側に導体部分102aが配置され、左側にメッシュ孔103の開口部分103eが配置されている。信号配線101bについても同様である。
なお、図1のC−C’線に沿った端面では、メッシュ孔103の開口部分103eは左と右に分かれることになる(端面図示省略)。
このように、メッシュ孔103が存在する領域のGND層の部分(図1の場合は、正方形のGND層102の周辺部位を除く中央部分)についてみると、信号配線101a、101bの直下の部分においては、メッシュ孔103の開口部分103eは、信号配線101a、101bの色々な位置(例えばA−A’線の位置、B−B’線の位置、C−C‘線の位置)に依って、図面上右側、左側、あるいは左右に分かれて配置されるが、しかしながら、信号配線101a、101bのいずれの場所でも、配線方向Fに直交する方向におけるGND層102の導体部分102aとメッシュ孔103の開口部分103eとの割合は一定である。図1の実施の形態1の場合、1対1の割合である。
次に、このように導体部分と開口部分の割合が一定でさえあれば、その開口部分の位置が、配線方向Fに直交する方向で左右(図面上)に変化しても、配線インピーダンスは殆ど変化しないことを説明する。
図3は、配線インピーダンスの変化のメッシュ孔の位置依存性を解析するためのモデルを示す。図4はその結果である。
なお、図3において、信号配線101mに対して、開口部分103mをx軸に沿って移動させる。そのx軸の原点は信号配線101mの図面上左端としている。
誘電体としての絶縁体層201mは誘電率3.3のポリイミドとし、信号配線101mの材料としては銅を用いた。また、流す信号は50MHzでdutyが1:1の矩形波とした。また、メッシュ孔の開口部分103mの幅Waは20μmおよび50μmの2通りの条件を計算した。信号配線101mの厚さは30μm、幅は100μm、誘電体である絶縁体層201mの厚さは60μm、また、GND層102mの厚さは30μmとした。
図4からわかるように、導体部分102maとメッシュ孔の開口部分103mとの割合が一定であるならば、配線方向Fに直交する方向における開口部分103mの位置によらず、信号配線101mの配線インピーダンスはほぼ一定になる。つまり、信号配線101mとGND層102mの導体部分102maの重なり面積が一定になる。
なお、上述したC−C’線での位置のように、開口部分103mが左右に分かれている場合も上記場合と殆ど同じでその差は2Ω以内に収まる。
次に、別の、配線インピーダンスの変化のメッシュ孔の位置依存性を解析するためのモデルを示す。図5はそのモデルを示し、図6はその結果である。

図5の例では、メッシュ孔103mの真ん中の位置を座標x=0とした。その原点から左右に信号配線101mの導体部分が移動するようにした。メッシュ孔103は固定である。図6はその解析結果を示し、このグラフからも、メッシュ孔103mの開口部分に対する導体部分の相対的な位置の変化で配線インピーダンスが大きく変動しないことがわかる。 このように、本発明の実施の形態1によれば、メッシュ孔の開口部分の、信号配線の導体部分に対する相対的な位置が、各場所に応じて連続的に変化してはいるが、それにもかかわらず、信号配線101a、101bのいずれの場所でも配線インピーダンスはほぼ一定の値を取る。このため、信号配線101a、101bで配線インピーダンスの変化を少なくすることが可能となり、信号品質の低下を防ぐことが可能である。
なお、本実施の形態1は信号配線が表層にある場合の実施の形態を示したが、信号配線101a、101bが回路基板の内層にある場合も実現可能である。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態について図7および図8を用いて説明する。
図7は、本発明の実施の形態2における回路基板を透視的に示す平面図、図8は図7のA−A’線およびB−B’線での回路基板の端面図を示す。図7、図8において図1、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図7において、GND層102上に形成されたメッシュ孔103の単位の形状が二等辺三角形であり、且つ信号配線101a、101bの直下にメッシュ孔103の全体を配置し、すなわち、二等辺三角形全体が信号配線101a、101bの直下に配置されており、開口部分103fを形成している。さらに、この開口部分103fである二等辺三角形の底辺103f−1は信号配線101aの左右端縁101a−1、101a−2に一致している。信号配線101bについても同様である。
このメッシュ孔103の二等辺三角形の頂点から底辺までの距離Lは、信号配線101a、102bの各幅の半分の値以下にしている。
さらに、上述した実施の形態1と同様に、端縁101a−1側に重なっている各二等辺三角形の頂点と、端縁101a−2側に重なっている各二等辺三角形の頂点とは互いに重ならないように配置している。すなわち、一方の端縁101a−1に接している各二等辺三角形と、他方の端縁101a−2に接している各二等辺三角形とは互いに、配線方向Fに半周期間隔でずれて配置されている。
より詳しく説明すれば、端縁101a−1に接している各二等辺三角形同士が互いに接している接点103f−2と、端縁101a−2に接している各二等辺三角形の各頂点103f−3とは、配線方向Fを基準にして同じレベル位置にある。
また、同様に、信号配線101bについても、メッシュ孔103の単位となる各二等辺三角形は、信号配線101aの場合と同じように配置されている。
次に、図8(a)から分かるように、図7のA−A’線に沿った端面では、配線101aの直下には、図面上、左側に導体部分102aが配置され、右側にメッシュ孔103の開口部分103fが配置されている。この開口部分103fは、上述したメッシュ孔103の単位となる二等辺三角形である。
他方、図8(b)から分かるように、図7のB−B’線に沿った端面では、配線101aの直下には、図面上、右側に導体部分102aが配置され、左側にメッシュ孔103の開口部分103fが配置されている。
なお、図1のC−C’線に沿った端面では、メッシュ孔103の開口部分103fは左と右に分かれることになる(端面図示省略)。
このように、メッシュ孔103が存在する領域のGND層の部分(図7の場合は、長方形のGND層102の周辺部位を除く中央部分)についてみると、信号配線101a、101bの直下の部分においては、メッシュ孔103の開口部分103fは信号配線101a、101bのそれぞれの場所に依って、右側、左側、あるいは左右に分かれて配置されるが、しかしながら、信号配線101a、101bのいずれの場所でも、配線方向Fに直交する方向におけるGND層102の導体部分102aとメッシュ孔103の開口部分103fとの割合は一定である。図7の実施の形態2の場合、1対1の割合である。
かかる構成により、実施の形態2の回路基板は、実施の形態1と同様に、GND層102内の導体部分102aとメッシュ孔103の開口部分103fの割合が常に一定であるので、信号品質の低下を防ぐことが可能である。
また、実施の形態1では、信号配線101a、101bの配線インピーダンスの場所による変化を抑えたまま隣接する信号配線101a、101b同士の間隔を小さくするためにはメッシュ孔103の大きさを小さくせざるを得ないが、実施の形態2ではメッシュ孔103の大きさを小さくしなくても、隣接する信号配線101a、101b同士の間隔を小さくすることが可能である。これにより複雑な工程を必要とせずに高密度配線を形成することが可能である。
さらに、本実施の形態2によれば、メッシュ孔の大きさに依存せず、信号配線間隔を調節することができるので、USB、LVDSなどの差動線路において、差動インピーダンスを高精度に調節することが可能となるので、差動信号の品質の低下を防ぐことができる。
なお、実施の形態1と同様に、本実施の形態2でも、信号配線が回路基板の内層にある場合も実現可能である。
なお、本発明において、導体部分と開口部分との割合が一定であるとは、100%一定である必要は無く、回路基板としての配線インピーダンスの変動に悪影響を及ぼさない程度であれば、多少ぶれてもかまわない。すなわち、実質上一定であってもよい。
また、その割合も、上述した実施の形態では略1対1であったが、6対4、7対3など、基板の柔軟性と高速信号の信号品質の低下とを考慮して最適な割合を選ぶことは任意である。
また、同様に本発明において、配線方向Fに対して直交する方向とは、100%直交する必要はなく、回路基板としての配線インピーダンスの変動に悪影響を及ぼさない程度での、直交という意味であり、実質上直交を意味する。
なおまた、上述した実施の形態1および2では、信号配線の直下に位置するGND層の導体部分に関して、信号配線の配線方向に対して直交する方向の、導体部分の幅は、いずれの場所でも一定であり、且つ信号配線の配線方向に沿って連続的に位置が変化しているようになっている。従って、そのような構成の導体部分の形状と配置であれば他の形状と配置でもかまわない。
また、本発明のメッシュ孔の単位部分の形状は、上述した平行四辺形や二等辺三角形に限らず、他の形状でもかまわない。
例えば、図9に示すような、メッシュ孔103の単位部分の形状が三日月の形状であってもよい。この各三日月の配置は、その各弧の頂点103cが前記信号配線101aの一方の端縁101a−1に接し、前記三日月の各弧の両端103g、103hが前記信号配線101aの他方の端縁101a−2に接している。
なおまた、この三日月の形状の場合では、信号配線の直下に位置するメッシュ孔の開口部分に関して、信号配線の配線方向に対して直交する方向の、メッシュ孔の開口部分の幅は、いずれの場所でも一定であり、且つ信号配線の配線方向に沿って連続的に位置が変化している。従って、そのような構成の開口部分の形状と配置であれば他の形状と配置でもかまわない。
以上要するに、本発明の回路基板においては、メッシュ孔の存在する領域のGND層の部分について、信号配線の直下に位置するGND層の導体部分とメッシュ孔の開口部分との割合に関して、いずれの場所でも、信号配線の配線方向に対して直交する方向における導体部分と開口部分との割合が一定でありさえすれば、そのメッシュ孔の開口部分の形状や配置、また導体部分の形状や配置は任意の形状でよい。
また、本発明の電子機器は、デジタルTV、DVDレコーダー、PC、携帯電話などの電子機器であって、上述した本発明の回路基板を組み込んだ電子機器である。
本発明にかかる回路基板は、フレキシブル回路基板において基板の柔軟性を高める事が出来る上、高速信号の信号品質の低下を防ぐ事が出来るので、デジタルTV、DVDレコーダー、PC、携帯電話など様々な電子機器で使用する事が可能になる。
本発明の実施の形態1における回路基板を透視的に示す平面図 (a)は、図1における回路基板のA−A’線での端面図、(b)は、図1における回路基板のB−B’線での端面図 本発明の実施の形態1において、配線インピーダンスのメッシュ孔の位置依存性を解析するモデルを示す端面図 図3の配線インピーダンスのメッシュ孔の位置非依存性を示すグラフ 本発明の実施の形態1において、別の、配線インピーダンスのメッシュの位置依存性を解析するモデルを示す端面図 図5の配線インピーダンスのメッシュ孔の位置非依存性を示すグラフ 本発明の実施の形態2における回路基板を透視的に示す平面図 (a)は、図7における回路基板のA−A’線での端面図、(b)は、図7における回路基板のB−B’線での端面図 本発明の別の実施の形態の回路基板を透視的に示す平面図 従来技術における回路基板を透視的に示す平面図
符号の説明
101a、101b、101m 信号配線
101a−1、101a−2 信号配線の端縁
102、102m GND層
102a、102ma 導体部分
103 メッシュ孔
103a、b、c、d 頂点
103e、103f、103m 開口部分
103g、h 両端
201、201m 誘電体としての絶縁体層
1101a、1101b 信号配線
1102 GND層
1103 メッシュ孔
F 配線方向

Claims (8)

  1. 絶縁体層と、
    前記絶縁体層上に形成された信号配線と、
    前記絶縁体層の、前記信号配線とは反対側に形成され、メッシュ孔を有するGND層と、を備え、
    前記メッシュ孔の存在する領域のGND層の部分について、
    前記信号配線の直下に位置する前記GND層の導体部分と前記メッシュ孔の開口部分との割合に関して、前記信号配線の配線方向に対して直交する方向における前記導体部分と前記開口部分との割合が一定である、回路基板。
  2. 前記信号配線の直下に位置する前記GND層の導体部分に関して、前記信号配線の配線方向に対して直交する方向の、前記導体部分の幅は、いずれの場所でも一定であり、且つ前記信号配線の配線方向に沿って連続的に位置が変化している、請求項1記載の回路基板。
  3. 前記信号配線の直下に位置する前記メッシュ孔の開口部分に関して、前記信号配線の配線方向に対して直交する方向の、前記メッシュ孔の開口部分の幅は、いずれの場所でも一定であり、且つ前記信号配線の配線方向に沿って連続的に位置が変化している、請求項1記載の回路基板。
  4. 前記メッシュ孔の単位となる形状は、二等辺三角形、平行四辺形または三日月の形状である、請求項1記載の回路基板。
  5. 各前記平行四辺形は、前記信号配線の一方の端縁に重なっている各平行四辺形と、他方の端縁に重なっている各平行四辺形とが、互いに半周期間隔で、前記信号配線の配線方向にずれて配置されている、請求項4記載の回路基板。
  6. 各前記二等辺三角形は、前記信号配線の一方の端縁に底辺で接している各二等辺三角形と、他方の端縁に底辺で接している各二等辺三角形とが、互いに半周期間隔で、前記信号配線の配線方向にずれて配置されている、請求項4記載の回路基板。
  7. 各前記三日月の配置は、その各弧の頂点が前記信号配線の一方の端縁に接し、前記三日月の各弧の両端が前記信号配線の他方の端縁に接している、請求項4記載の回路基板。
  8. 請求項1〜7のいずれかの回路基板と、
    前記回路基板が組み込まれた電子機器本体と、を備えた電子機器。
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