JP2008198010A - 構造化文書作成支援装置及び構造化文書作成支援プログラム - Google Patents

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茂生 内田
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Abstract

【課題】ユーザが構造化文書における属性の参照情報としてXPath式等のパス情報を容易に誤りなく入力することができる構造化文書作成支援装置を提供する。
【解決手段】第1の構造化文書の各々の属性に対して、第2の構造化文書の要素を参照する参照属性であるか否かを示す参照情報を対応付けて記憶する参照属性記憶手段と、第1の構造化文書を、各属性が選択可能で表示させる第1の表示手段(S105)と、参照情報に基づいて、選択されている属性が参照属性であるか否かを判断する参照属性判断手段(S115)と、参照属性であると判断された場合、選択されている属性の属性値が1つ以下に定まるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第2の構造化文書の参照対象の要素のパス情報を作成するパス情報作成手段(S127、S131)と、パス情報を第1の構造化文書に属性値として表示させる第2の表示手段(S145)とを備えた。
【選択図】 図7

Description

本発明は、構造化文書の作成を支援する構造化文書作成支援装置及び構造化文書作成支援プログラムに係り、特に、構造化文書へのパス情報の入力を支援する構造化文書作成支援装置及び構造化文書作成支援プログラムに関する。
従来、ユーザがXML(Extensible Markup Language)文書等の構造化文書の作成を行う際には、要素の名前や属性を定義するために、長い文字列を何度も入力する必要があった。
そこで、任意の文字列を簡単な操作で入力できる文字列入力支援装置が提案されている(特許文献1参照)。この文字列入力支援装置では、入力文字列情報と入力動作情報とが関連付けられて記憶されたテーブルを利用して、予め決められた簡単な文字列を入力することにより、特定の文字列の入力を行うことが可能となっている。
特開2003−67377号公報
本来入力しなければならない文字列を簡単な文字列に関連付けておく方法では、ユーザが入力作業をする際の手間や入力ミスを軽減することができる。しかしながら、ユーザが構造化文書を作成する場合において、この構造化文書内の要素の属性が他の要素を参照する際等には、XPath式等のパス情報を入力しなければならない。このパス情報は参照対象となる要素によって異なっており、一意に定まらないため、パス情報を予め簡単な文字列に関連付けておくことができず、ユーザが直接入力を行わなければならないという課題があった。
本発明は、上記課題を鑑みなされたもので、ユーザが構造化文書における属性の参照情報としてXPath式等のパス情報を入力する際に、パス情報の入力を容易に誤りなく行うことができる構造化文書作成支援装置及び構造化文書作成支援プログラムを提供することを目的とする。
特に、参照対象となる要素が複数個出現可能であった場合のパス情報の入力を容易に行うことができる構造化文書作成支援装置及び構造化文書作成支援プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る構造化文書作成支援装置は、編集対象である第1の構造化文書の各々の属性に対して、第2の構造化文書の要素を参照する参照属性であるか否かを示す参照情報を対応付けて記憶する参照属性記憶手段と、表示装置に前記第1の構造化文書を、各属性が選択可能で表示させる第1の表示手段と、前記参照属性記憶手段により記憶されている参照情報に基づいて、選択されている属性が参照属性であるか否かを判断する参照属性判断手段と、この参照属性判断手段により参照属性であると判断された場合、選択されている属性の属性値が1つ以下に定まるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第2の構造化文書の参照対象の要素のパス情報を作成するパス情報作成手段と、このパス情報作成手段により作成されたパス情報を、前記表示装置に表示されている第1の構造化文書に属性値として表示させる第2の表示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る構造化文書作成支援装置及び構造化文書作成支援プログラムによると、ユーザが構造化文書における属性の参照情報としてXPath式等のパス情報を入力する際に、パス情報の入力を容易に誤りなく行うことが可能となる。
特に、参照対象となる要素が複数個出現可能であった場合においても、パス情報の入力を容易に行うことが可能となる。
本発明に係る構造化文書作成支援装置及び構造化作成支援プログラムの実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態として、作成対象とする構造化文書をXML(Extensible Markup Language)文書とする。
XML文書等の構造化文書を作成するためには、文書中でどのようなタグや属性を使用するか等、具体的な文書構造が定義される構造化定義文書が必要となる。XML文書において、具体的な文書構造が定義されたデータ構造はスキーマと呼ばれ、このスキーマが定義されている文書はスキーマ文書と呼ばれる。
図1は、本発明に係る構造化文書作成支援装置1のシステム構成図である。
構造化文書作成支援装置1は、演算、制御等の処理を行うCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)10と、CPU10が処理するためのデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)11と、CPU10が処理を行う際に用いる処理プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)12と、ネットワークを介した通信制御を行うネットワークインタフェース13、プログラムや構造化文書のデータファイルなどを長期的に記憶しているハードディスク装置14を制御するハードディスク制御回路15と、プログラムや構造化文書のデータファイルなどを記憶しているCD−ROM装置16を制御するCD−ROM制御回路17と、キーボードやマウス等の入力装置18を制御する入力制御回路19と、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示装置20を制御する表示器制御回路21とを備えている。
構造化文書作成支援装置1のCPU10は、ユーザによるXML文書等の構造化文書の作成を支援する構造化文書作成支援処理を行う。また、ROM12あるいはハードディスク装置14は、CPU10が構造化文書作成支援処理を行う際に用いる構造化文書作成支援プログラムを予め記憶している。
ハードディスク装置14は、作成処理の対象となる第1の構造化文書30と、第1の構造化文書30のスキーマ文書である第1のスキーマ文書31と、第1の構造化文書30により参照される第2の構造化文書32と、第2の構造化文書32のスキーマ文書である第2のスキーマ文書33とを記憶する文書記憶手段14aを有する。
また、ハードディスク装置14は、第1の構造化文書30と第2の構造化文書32との間の参照関係を示す参照属性表40を記憶する参照属性記憶手段14bを有している。
図2は、XML文書である第1の構造化文書30を示す図である。
XML文書において、1つの処理要素はタグの形で記述され、一連の処理を示す場合や、要素の集合を示す場合には、開始タグ(例えば「<要素名>」)と終了タグ(例えば「</要素名>」)に挟まれる形で入れ子にされて表される。例えば、図2に示すように、第1の構造化文書30は、要素「library」の開始タグ「<library>」(1行目)と終了タグ「</library>」(17行目)とで全体を入れ子にされるようにして表される。要素「library」内には、要素「corner」(5〜8行目等)が複数入れ子にされており、これらの要素「corner」内には、さらに、変数を定義するための要素「shelf」(6、7行目等)が入れ子にされている。
また、各要素に必要な情報である属性は、例えば「corner」の「name」(2行目)や、「shelf」(3行目)の「booklist」と「author」等のように、要素タグ内で定義される。属性として、他の構造化文書を参照するためのパス情報が定義されることがある。
図3は、第1の構造化文書30の文書構造を定義している第1のスキーマ文書31を示す図である。
第1のスキーマ文書31は、例えば開始タグ<xs>及び終了タグ</xs>で入れ子にされて定義される。例えば図3の2行目(<xs:element name=“library”>)では、第1の構造化文書30の要素「library」に関する規約が定義されている。また図3の5行目(<xs:element name=”corner” maxOccurs=“unbounded”>)では、第1の構造化文書30の要素「corner」の属性である「maxOccurs」が「unbounded」と定義されている。
図4は、第1の構造化文書30により属性値として参照されるXML文書である第2の構造化文書32を示す図である。
第2の構造化文書32は、要素「booklist」の開始タグ「<booklist>」(1行目)と終了タグ「</booklist>」(37行目)で全体を入れ子にされるようにして表される。要素「booklist」内には、要素「book」(2〜11行目等)が複数入れ子にされており、これらの要素「book」内には、さらに、変数の定義するための要素「title」等(3行目等)が入れ子にされている。
図5は、第2の構造化文書32の文書構造を定義している第2のスキーマ文書33を示す図である。
第2のスキーマ文書33において、例えば図5の2行目(<xs:element name=“booklist”>)では、第2の構造化文書32の要素「booklist」に関する規約が定義されている。また図5の5行目(<xs:element name=” book” maxOccurs=“unbounded”>)では、第1の構造化文書30の要素「book」の属性である「maxOccurs」が「unbounded」と定義されている。
構造化文書においては、所定の要素の属性の属性値として、他の構造化文書の要素を参照することが考えられる。例えば、第1の構造化文書30において、図2の3行目に示した要素「shelf」の属性「author」は、属性値として、第2の構造化文書32の要素「author」(例えば図4の5行目の「テック太郎」等)を参照している。
参照属性表40は、図6に示すように、第1の構造化文書30の所定の要素を示す要素情報41、この要素の属性を示す属性情報42、この属性が参照している要素があるか否かを示す参照情報43、この属性が参照している要素がある場合に参照対象の要素のルートとなっている要素を示すルート要素情報44とがそれぞれ対応付けられた表である。なお、参照情報43は、参照している要素がある場合は「○」、ない場合は「×」で表されている。また、「×」に替えて「null」でもよい。この参照属性表40において、要素が複数の属性を有する場合には、各属性毎に、要素情報41、属性情報42、参照情報43、ルート要素情報44が対応付けられている。
例えば図6に示す参照属性表40において、要素情報41として、第1の構造化文書30の要素「library」、「corner」、「shelf」、「shelf」が格納されているが、上から4つ目の要素「shelf」のみ、参照情報43が「○」となっている。また、この上から4つ目の要素「shelf」の属性は「author」であるとともにルート要素情報44は「booklist」である。これは第1の構造化文書30の要素「shelf」の属性「author」が属性値として、第2の構造化文書32の要素「booklist」を参照していることを意味する。
ここで、構造化文書作成支援装置1が構造化文書作成支援処理を行う手順を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。例として、ユーザにより第1の構造化文書30に対して追加や修正、削除等の編集処理が指示された場合について説明する。なお、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」を省略して説明する。
始めに、CPU10は、第1の構造化文書30の編集指示があったか否かを判断する(S101)。第1の構造化文書30の編集指示は、構造化文書作成支援プログラムが起動されたり、ユーザにより第1の構造化文書30がテキストエディタ等で開かれたりすることにより、行われる。第1の構造化文書30の編集指示がなかった場合(S101のNo)は、CPU10は構造化文書作成支援処理を行わずに、そのまま待機する。
第1の構造化文書30の編集指示があった場合(S101のYes)は、CPU10は、文書記憶手段14aから第1の構造化文書30を取得する(S103)。
また、CPU10は、この第1の構造化文書30に基づいて表示装置20に構造化文書編集画面50が表示できるように画面情報を作成し、この構造化文書編集画面50を表示装置20に表示させる(S105)。構造化文書編集画面50は、図8に示すように、第1の構造化文書30が編集可能に表示される編集領域51と、編集領域51で指定された編集箇所54を確定するための編集ボタン52を有する。ユーザは、入力装置18を用いて、この編集領域51に表示された第1の構造化文書30内の属性値等の編集箇所54の位置にカーソル53の位置を合わせることにより、編集箇所54を選択指示するとともに、編集ボタン52を押すことによりこの編集箇所54を確定する為の指示を行うことが出来る。なお、CPU10は、初期状態としてカーソル53の位置を編集領域51の左上端に表示する。
CPU10は、第2の構造化文書32を参照する場合に備えて、参照属性記憶手段14bから参照属性表40を取得してRAM11に記憶する(S107)。CPU10は、ユーザにより編集箇所54が確定されたか否かを判断する(S109)。この際、CPU10は、確定ボタン52が押された場合に、編集箇所54が確定されたと判断する。編集箇所54が確定されていない場合(S109のNo)は、CPU10はそのまま待機する。
編集箇所54が確定された場合(S109のYes)は、CPU10は、指定部分であるカーソル53の位置が属性の位置にあるか否かを判断する(S111)。カーソル53が属性の位置にない場合(S111のNo)は、CPU10は、表示装置20に、カーソル53が属性の位置にない旨を示すエラーメッセージを表示させ(S113)、S109へ戻る。
カーソル53が属性の位置にあった場合(S111のYes)は、CPU10は、この属性が参照属性であるか否かを判断する(S115)。例えば、図8に示す構造化文書編集画面50においては、要素「shelf」の属性「author」の位置にカーソル53の位置が合っている。この際、CPU10は、S107にて取得した参照属性表40から、カーソル53の位置にある属性の属性情報42に対応付けられた参照情報43を取得する。そして、CPU10は、この属性に参照している情報がある場合、すなわち参照属性表40の参照情報43が「○」である場合に属性が参照属性であると判断し、「×」である場合に属性が参照属性でないと判断する。属性が参照属性でない場合(S115のNo)は、CPU10は、表示装置20に、カーソル53の位置にある属性が参照属性でない旨を示すエラーメッセージを表示させ(S113)、S109へ戻る。
属性が参照属性であった場合(S115のYes)は、CPU10は、参照属性表40から、カーソル53の位置にある属性の属性情報42に対応付けられたルート要素情報44を取得し、このルート要素情報44の要素が含まれる構造化文書、例えば第2の構造化文書32の文書構造を示す第2のスキーマ文書33を取得し、RAM11に記憶する(S117)。
また、CPU10は、第2の構造化文書32の各要素のパス情報を保持するパステーブル60を作成する(S119)。パステーブル60は、図9に示すように、各要素を識別するためのID情報61、この要素の要素情報62、この要素の名前を表示する文字列である表示要素情報63、この要素のパスを示すパス情報64がそれぞれ対応付けられた表である。なお、S119の時点では、パステーブル60内にデータは格納されていない。このパステーブル60はRAM11に作成される。
CPU10は、S117で取得した第2のスキーマ文書33から要素を一つ取得する(S121)。また、CPU10は、S121で取得した要素から、一つの属性を取得する(S123)。本実施の形態ではmaxOccurs属性の属性値を例にして説明をする。maxOccurs属性は、要素の出現回数の最大値を表す属性である。所定の要素において、maxOccurs属性の属性値が「1」である場合は、この要素が1回出現する、すなわち参照対象となる要素が1つに定まることを意味し、maxOccurs属性の属性値が「1」より大きい場合は、この要素が複数回出現する可能性があることを意味する。ただし、S121で取得した要素においてmaxOccurs属性の属性値が設定されていない場合には、maxOccurs属性の属性値を「1」とみなす。
maxOccurs属性は、XML文書における属性「XPath」等のパス情報を設定する際に用いられる。「XPath」は、XML文書等の構造化文書の一部をアドレッシングするための言語であり、要素のパスをノードの集合や文字列等により表現したものである。
属性値として、複数回出現可能な要素のうちの所定の要素のパス情報を設定する場合、所定の要素は、角括弧「〔〕」の記号を使って「要素名〔i〕」(iは正の整数)にように、複数の要素の中から並び順の位置を整数iで指定されることにより記述される。このため、構造化文書作成支援装置1では、属性値として参照される要素が複数回出現する場合には、パス情報の所定の位置に角括弧の記号が予め記述されるようにする。これにより、ユーザの編集作業の手間が省かれ、入力ミスが回避される。
CPU10は、S123で取得したmaxOccurs属性の属性値が「1」以下であるか否か、すなわち参照対象となった際に要素が1つ以下に定まるか否かを判断する(S125)。maxOccurs属性は、「0」以上の整数または「unbounded」に限定されているので、「1」より大きい場合は、「2」以上の整数か、または「unbounded」(上限なし)である。
S123で取得したmaxOccurs属性の属性値が「1」以下である場合(S125のYes)は、CPU10は、S121で取得した要素のパス情報64を作成する(S127)。
パス情報64を作成する際、maxOccurs属性が「1」以下であり、参照対象となった際に要素が1つ以下に定まるため、この要素の名前の文字列に角括弧「〔〕」を付加する必要がない。CPU10は、パス情報64として、このS121で取得した要素の親のパスの直後に「/」(スラッシュ)を付加するとともに、この「/」の直後に、表示要素情報63を付加した文字列を作成する。すなわち何番目かの要素かを示す第1の記号(角括弧)を付与することなく要素名の直後に第2の記号(/)を付与した属性値を作成する。表示要素情報63は、S121で取得した要素の名前を示す文字列である。なお、S121で取得した要素がルート要素である場合には、ルート要素は親をもたないため、この要素のパス情報64には単に「/」の直後に表示要素情報63を付加した文字列を作成してパス情報64とする。
そしてCPU10は、パステーブル60に、S121で取得した要素の要素情報62、表示要素情報63、S127で作成したパス情報64を追加する(S129)。なお、パステーブル60のID情報61は、パステーブル60に新規の情報を格納する際に、識別のために自動的に付加される情報である。例えば、図9に示すパステーブル60において、ID情報61に「1」、要素情報62に「booklist」、表示要素情報63に「booklist」、パス情報64に「/booklist」がそれぞれ対応付けられて記憶される。
一方maxOccurs属性の属性値が「1」以下でない場合、すなわちmaxOccurs属性の属性値が「2」以上である場合(S125のNo)、CPU10は、S121で取得した要素の表示要素情報63に角括弧「〔〕」を付加するとともに、角括弧「〔〕」が付加されたパス情報64を作成する(S131)。
すなわち、maxOccurs属性の属性値が「2」以上であり、つまりS121で取得した要素は複数回出現する可能性があるので、表示要素情報63及びパス情報64において、この要素の名前に角括弧「〔〕」を付加する必要がある。
CPU10は、表示要素情報63として、S121で取得した要素の名前の直後に角括弧「〔〕」を付加した文字列を作成する。またCPU10は、パス情報64として、S121で取得した要素の親のパス情報の直後に「/」を付加するとともに、この「/」の直後に、表示要素情報63を付加した文字列を作成する。同様に、要素がルート要素である場合には、ルート要素は親をもたないため、この要素のパス情報64には単に「/」の直後に表示要素情報63を付加した文字列をパス情報64とする。
そしてCPU10は、パステーブル60に、S121で取得した要素の名前である要素情報62、表示要素情報63、S131で作成したパス情報64を追加する(S133)。例えば、図9に示すパステーブル60において、ID情報61に「2」、要素情報62に「book」、表示要素情報63に「book〔〕」、パス情報64に「/booklist/book〔〕」が記憶される。
CPU10は、未処理の要素があるか否かを判断する(S135)。未処理の要素がある場合(S135のYes)は、S121に戻って、CPU10は未処理の要素を取得して(S121)、上記と同様にS123〜S133の処理を行う。この際、第2のスキーマ文書33から要素を取得する方法として、幅優先探索や深さ優先探索等がある。これらの方法で要素を取得した場合には、親の要素から順に選択されるため、S127またはS131でパス情報を作成する際に既に親のパス情報64が決定されているため、効率よくパス情報64を作成することができる。
また、未処理の要素がない場合(S135のNo)、すなわち、S117で取得した第2のスキーマ文書33に記述されている全ての要素に対してS121〜S129(またはS133)の処理が行われた場合は、CPU10は、S117で取得した第2のスキーマ文書33及びS119で作成したパステーブル60に基づいて、第2の構造化文書32の各々の要素をノード71としたツリー70を作成する(S137)。
このツリー70は、図10に示すように、図9のパステーブル60に格納されている要素の親子関係を示している。このツリー70は、第2のスキーマ文書33内を幅優先探索や深さ優先探索等の方法を利用することにより作成されても、パステーブル60を作成する過程で作成されても良い。なお、図10に示すツリー70のノード71に示されている番号は、パステーブル60のID情報61に対応している。
例えば、図10では、ID情報61が「1」の要素の子としてID情報61が「2」の要素が関連付けられている。また、ID情報61が「2」の子としてID情報61が「3」、「4」、「5」、「6」の4つの要素が関連付けれ、ID情報61が「4」の要素には、さらに子としてID情報61が「7」の要素が関連付けられている。
CPU10は、S137で作成されたツリー70の各ノード71のID情報61を、パステーブル60に基づいて表示要素情報63に置き換える(S139)。すなわち、CPU10は、パステーブル60に格納されているID情報61が「1」の要素情報62「booklist」の表示要素情報63「booklist」を取得し、図10に示したツリー70の「1」と置き換える。同様に、CPU10は、ID情報61が「2」の表示要素情報63「book〔〕」を取得し、ツリー70の「2」と置き換える。
CPU10は、ユーザに、第1の構造化文書30の要素の属性の属性値として、パス情報64を入力させるためのパス入力画面80を表示させる(S141)。パス入力画面80は、図11に示すように、S139でノード71が表示要素情報63に置き換えられたツリー70を表示してノード71の選択を促すツリー表示欄81、パス情報64をプレーンテキストで入力するパス入力欄82、入力処理を行うための入力ボタン83を備えている。
ユーザによりツリー表示欄81から入力装置18を介していずれかのノード71が選択されると、CPU10は、パステーブル60から、この選択されたノード71のID情報61に対応付けられたパス情報64を取得し、パス入力欄82に表示させる。またこの際、ユーザが直接、テキストによりパス情報64をパス入力欄82に入力しても良い。
CPU10は、パス情報64が確定されたか否か、すなわちパス入力欄82にパス情報64が入力されて入力ボタン83が押されたか否かを判断する(S143)。パス情報64が確定されていない場合(S143のNo)は、CPU10はそのまま待機する。
パス情報64が確定された場合(S143のYes)は、CPU10は、パス入力画面80を閉じて、S109にて確定された編集箇所54にある属性の属性値として、ユーザによって確定されたパス情報64を挿入する(S145)。図12に、このパス情報64が挿入された後の構造化文書編集画面50を示す。構造化文書編集画面50において、3行目の要素「shelf」の属性「author」の属性値として、S143で確定されたパス情報64が挿入されている。
S145にて構造化文書編集画面50にパス情報64を挿入する際、挿入するパス情報64に角括弧「〔〕」が含まれる場合は、CPU10は、構造化文書編集画面50上におけるカーソル53の位置を、この角括弧「〔」と「〕」との間に設定する。また、挿入するパス情報64に角括弧「〔〕」が複数含まれる場合は、最も左側にある角括弧「〔〕」の「〔」と「〕」との間に設定する。これにより、ユーザがカーソル53の位置を移動することなく、複数出現する可能性のある要素から、所定の要素の並び位置を示す整数により指定することが可能となる。
最後に、CPU10は、構造化文書編集画面50にて編集された第1の構造化文書30を、文書記憶手段14aに記憶する(S147)。このS147の処理は、ユーザにより構造化文書編集画面50を閉じる指示があった場合等に行われても良い。
なお、ステップS105の処理が第1の表示手段、ステップS115の処理が参照属性判断手段、ステップS117〜S133がパス情報作成手段特にステップS127、S131の処理は追加手段でもある。ステップS141〜S145の処理が第2の表示手段である。また、S137及びS139はツリー作成手段である。
本実施形態では、編集箇所54をカーソル53の位置が属性の位置にない場合(S111のNo)、または属性が参照属性でない場合(S115のNo)に、S113においてユーザに対してエラーメッセージを表示してS109に戻る例について説明した。しかし、構造化文書の作成支援(パス情報の入力支援)を行わずに編集作業のみを可能としても良く、その場合は、図11に示すパス入力画面80を表示せずに、図8の構造化文書編集画面50のみにおいて、ユーザの直接入力により構造化文書の作成を行う。
本発明に係る構造化文書作成支援装置1及び構造化文書作成支援プログラムによると、ユーザが構造化文書に「XPath」式等のパス情報64を入力する際、参照対象の要素のツリー70からノード71を選択することのみによりパス情報64が入力されるため、ユーザが容易にパス情報64の入力を誤りなく行うことができる。
特に、属性値として複数個の要素から1つの要素を選択する場合には、パス情報64における角括弧「〔〕」が予め表示されるため、ユーザが角括弧内に数字を入力するだけで「XPath」式を完成させることが可能になる。
また、参照対象の要素のツリー70を表示することによって、ユーザに対して要素が複数個出現可能であることを視覚的に判別させ、注意を促すことが可能になる。
なお、本実施形態では、構造化文書、スキーマ文書、参照情報がハードディスク装置14内に記憶されている例を説明したが、これに限らず、CD−ROMに格納されていても、ネットワークインタフェース13を介してハードディスク装置14にインストールされても良い。
本実施の形態では、パステーブル作成やツリー作成を毎回行っているが、これらは最初の1回のみ作成してもよい。この場合、図8の編集画面で2度目以降、編集ボタンを押した際にはS115からS141に移ってもよい。
また、本実施形態では、装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず、同様の機能をネットワーク3から装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。
記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても構わない。
また、このように予めインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
本発明に係る構造化文書作成支援装置のシステム構成図。 構造化文書(XML文書)の例を示す図。 図2の構造化文書に対応したスキーマ文書の例を示す図。 構造化文書(XML文書)の内容の例を示す図。 図4の構造化文書に対応したスキーマ文書の例を示す図。 参照情報の例を示す図。 構造化文書作成支援装置による構造化文書作成支援処理の手順を示すフローチャート。 構造化文書編集画面を示す画面図。 各要素の表示要素情報とパス情報とを対応付けるパステーブルを示す表。 参照するXML文書に対応するスキーマ文書のツリーを示す図。 パス入力画面を示す画面図。 構造化文書編集画面を示す画面図。
符号の説明
1 構造化文書作成支援装置
14b 参照属性記憶手段
30 第1の構造化文書
31 第1のスキーマ文書
32 第2の構造化文書
33 第2のスキーマ文書
40 参照属性表
43 参照情報
64 パス情報
S105 第1の表示手段
S115 参照属性判断手段
S117〜S133 パス情報作成手段
S141〜S145 第2の表示手段

Claims (4)

  1. 編集対象である第1の構造化文書の各々の属性に対して、第2の構造化文書の要素を参照する参照属性であるか否かを示す参照情報を対応付けて記憶する参照属性記憶手段と、
    表示装置に前記第1の構造化文書を、各属性が選択可能状態で表示させる第1の表示手段と、
    前記参照属性記憶手段により記憶されている参照情報に基づいて、選択されている属性が参照属性であるか否かを判断する参照属性判断手段と、
    この参照属性判断手段により参照属性であると判断された場合、選択されている属性の属性値が1つ以下に定まるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第2の構造化文書の参照対象の要素のパス情報を作成するパス情報作成手段と、
    このパス情報作成手段により作成されたパス情報を、前記表示装置に表示されている第1の構造化文書に属性値として表示させる第2の表示手段と、
    を備えたことを特徴とする構造化文書作成支援装置。
  2. 前記パス情報作成手段は、表示手段により選択されている属性の属性値が1つ以下に定まらないと判断した場合、この属性の参照対象となる要素を指定するための記号が付与されたパス情報を作成する請求項1記載の構造化文書作成支援装置。
  3. 表示装置に、編集対象である第1の構造化文書を、各属性が選択可能で表示させる第1の表示ステップと、
    前記第1の構造化文書の各々の属性に対して、第2の構造化文書の要素を参照する参照属性であるか否かを示す参照情報が対応付けられた参照属性表に基づいて、選択されている属性が参照属性であるか否かを判断する参照属性判断ステップと、
    この参照属性判断ステップにより参照属性であると判断した場合、選択されている属性の属性値が1つ以下に定まるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第2の構造化文書の参照対象の要素のパス情報を作成するパス情報作成ステップと、
    このパス情報作成ステップにて作成したパス情報を、前記表示装置に表示している第1の構造化文書に属性値として表示させる第2の表示ステップと、
    をコンピュータに行わせることを特徴とする構造化文書作成支援プログラム。
  4. 前記パス情報作成ステップにて、選択されている属性の属性値が1つ以下に定まらないと判断した場合、この属性の参照対象となる要素を指定するための記号が付与されたパス情報を作成する請求項3記載の構造化文書作成支援プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015176395A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 カシオ計算機株式会社 情報処理装置及びプログラム

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