JP2008197359A - アレイ基板及び液晶表示装置 - Google Patents

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正克 木谷
Masaki Miyatake
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Abstract

【課題】TFTへの光リークを防止するとともに、TFTの特性のズレを補正し、表示ムラを抑制する。
【解決手段】TFT135のチャネルに対向して遮光層125を配置する。これにより、アレイ基板側からTFT135のチャネルに光が入射することを防ぐことができるので、TFT135の特性の劣化を防止することが可能となる。また、電圧制御回路4により、遮光層125に印加する電圧を制御する。これにより、TFT135の特性のプロセスバラツキを補正することができるので、表示ムラの発生を抑えることが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置に関し、特に投影型液晶表示装置の技術に関する。
従来、強い光を液晶表示装置に照射する液晶プロジェクタなどにおいては、TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)への光リークを避けるために、TFTチャネルの反対側から光を照射する処置が取られている。例えば、トップゲートのTFTアレイ基板が用いられている場合には、ブラックマトリックスが形成されている対向基板側から光を照射し、TFTへの光リークを防止している。
しかしながら、車載用ヘッドアップディスプレイにおいては、映像を車のフロントガラスに投射するための強力なバックライト光が液晶表示装置に照射されるとともに、フロントガラス側からも太陽光が液晶表示装置に照射されるために、アレイ基板に形成されたTFTは両面から光にさらされることとなり、光リークによるコントラスト比の低下などを引き起こす問題があった。
そこで、TFTに対向する位置に遮光層を形成し、光リークを防止する技術が提案されている(特許文献1参照)。
一方、液晶表示装置の表示部の外側に配置されたドライバ部は、表示に寄与していないことから、ベゼルや遮光テープなどで遮光することが可能である。ドライバ部のTFTに遮光層を形成することは、回路の動作マージンや歩留まりの低下などからあまり望ましくはない。そのため、表示部のTFTにのみ遮光層を形成することが歩留まりなどの観点からは有効である。
特開2003−280038号公報
しかしながら、表示部のTFTにのみ遮光層を形成した場合には、遮光層に給電する電位によってTFTの特性が変化してしまい、ドライバ部のTFTと表示部のTFTの特性にズレが生じ、表示ムラなどを引き起こすという問題があった。
また、プロセスバラツキによる表示部のTFTのオン電流不足やオフ時のリークは表示品位を著しく低下させるものである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、TFTへの光リークを防止するとともに、TFTの特性のズレを補正し、表示ムラの発生を抑制することにある。
第1の本発明に係るアレイ基板は、スイッチング素子と、スイッチング素子のチャネルに対向して絶縁層を挟んで配置された遮光層と、遮光層に印加する電位を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、スイッチング素子のチャネルに対向して遮光層を配置することにより、スイッチング素子のチャネルへの光の入射を防ぐことを可能とする。また、制御手段により、遮光層に印加する電位を制御することで、スイッチング素子の特性のバラツキを補正することができるので、表示ムラの発生を抑えることを可能とする。
上記アレイ基板において、電源オフ時には、遮光層にスイッチング素子のオン電位を印加することを特徴とする。
本発明にあっては、電源オフ時に、遮光層にスイッチング素子のオン電位を印加することにより、スイッチング素子をより速く反応させることを可能とする。
第2の本発明に係る液晶表示装置は、マトリックス状に設けられた複数の画素電極と、画素電極のそれぞれに接続されたスイッチング素子と、スイッチング素子のチャネルに対向して絶縁層を挟んで配置された遮光層と、を備えたアレイ基板と、遮光層に印加する電位を制御する制御手段と、ブラックマトリックス層を備えた対向基板と、アレイ基板と対向基板に挟持された液晶と、を有することを特徴とする。
上記液晶表示装置において、電源オフ時には、遮光層にスイッチング素子のオン電位を印加することを特徴とする。
本発明によれば、TFTへの光リークを防止するとともに、TFTの特性のズレを補正し、表示ムラの発生を抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における液晶表示装置の構成を示す平面図である。同図に示す液晶表示装置は、液晶パネル1と、電圧制御回路4とを備えている。
液晶パネル1は、アレイ基板と対向基板により液晶層を挟持した構成であり、アレイ基板上には、マトリックス状に配線された信号線と走査線との交点付近にTFT、画素電極などが形成されて画素部2を構成している。TFTの下層には、アレイ基板側から入射する光がTFTチャネルにリークしないように、遮光層が設けられている。一方、対向基板上には、対向電極が配置されており、画素電極と対向電極との間に電界を発生させることにより、液晶層を透過する光を制御する。また、対向基板には、画素の開口部以外に対応する部分にブラックマトリックス層を備え、遮光している。
電圧制御回路4は、TFTチャネルの下層に配置された遮光層に印加するDC電位を制御する回路である。各遮光層は制御線3により電圧制御回路4と接続されており、電圧制御回路4は、制御線3を介して各遮光層に電位を印加する。遮光層に印加する電位を制御することにより、TFTの特性のズレを補正することができる。なお、電圧制御回路4はアレイ基板上に形成してもよい。以下、遮光層の詳細について図を用いて説明する。
図2は、上記液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図であり、図3は、図2のA−A線に沿った位置における断面図である。
図2の平面図で示すように、信号線150および走査線145の交点にTFT135が配置され、TFT135のチャネルに対応する位置に遮光層125が形成されている。隣接する画素の遮光層125は、走査線145の下層に配線された制御線3によって接続されているので、開口率を低下させることなく、遮光層125に電位を印加することができる。なお、TFT135のゲート電極145a,145bは、走査線145の一部と、走査線145から枝分かれした部分により構成されたダブルゲート構成となっている。
図3の断面図に示すように、アレイ基板110上には、導電性の遮光層125が形成され、その上層に絶縁膜120を介してTFT135が形成されている。また、TFT135の上層には、絶縁膜130を介してゲート電極145a,145bが形成され、その上層には、絶縁膜140を介して信号線150が形成されている。信号線150とTFT135のドレイン領域とは、コンタクトホール155を介して接続されている。なお、TFT135のソース領域は、信号線150と同じ階層に形成されたメタル層(図示せず)を介して画素電極170に接続されている。画素電極170の上には、液晶の配向を揃えるための配向膜180が形成されている。
一方、対向基板310には、ブラックマトリックス層350、対向電極370および配向膜380が形成されており、液晶層200は、アレイ基板110と対向基板310とにより挟持されている。
図4は、遮光層に印加する電位によって変化するn型TFTにおけるTFT特性を示すグラフである。横軸は、TFTのゲート電極に印加する電圧を表し、縦軸は、ドレイン−ソース間に流れる電流の大きさを表している。
符号41は、遮光層に電位を印加しないときの特性を示すグラフである。遮光層に正の電位を印加したときは、符号42で示すグラフのようにTFTの特性が補正され、閾値電圧Vthが低くなり、より低いゲート電圧VgsでTFTがオンするようになるので、オン電流不足による表示ムラを改善することが可能となる。
一方、遮光層に負の電位を印加したときは、符号43で示すグラフのように、TFTの特性が補正され、閾値電圧Vthが高くなるので、TFTオフ時のリークによる表示ムラを改善することができる。
このように、電圧制御回路4により遮光層125に印加するDC電位を制御することで、プロセスバラツキによるTFTの特性を補正することができ、表示ムラを改善することが可能となる。
図5は、遮光層125に接続されたオフ残像対策スイッチの構成を示す回路図である。同図に示すオフ残像対策スイッチは、遮光層125に遮光層制御電位を給電する遮光電位供給配線とTFT135をオンする画素ON電位を給電する電源電圧配線とをトランスミッションゲート51,52により接続したものであり、電源オン時には、SHUTは高電位であり、トランスミッションゲート52がオンして遮光層制御電位が遮光層125に供給され、電源オフ時には、SHUTが低電位となり、トランスミッションゲート51がオンして画素ON電位が遮光層125に供給される。TFT135は、ゲート電極145a,145bと遮光層125との両側から画素ON電位が供給され、画素電位が速やかに書き換えられるので、オフ残像が発生しにくくなる。
したがって、本実施の形態によれば、TFT135のチャネルに対向して遮光層125を配置することにより、アレイ基板側からTFT135のチャネルに光が入射することを防ぐことができるので、TFT135の特性の劣化を防止することが可能となる。また、電圧制御回路4により、遮光層125に印加する電位を制御することで、TFT135の特性のプロセスバラツキを補正することができるので、表示ムラの発生を抑えることが可能となる。
本実施の形態によれば、電源オフ時に、遮光層125にTFT135の画素ON電位を印加することにより、TFT135をより速く反応させることができるので、画素電位を速やかに書き換え、オフ残像の発生を抑制することが可能となる。
一実施の形態における液晶表示装置の構成を示す平面図である。 図1における1画素の詳細な構成を示す平面図である。 図2のA−A線に沿った位置における断面図である。 遮光層に印加する電位によって変化するTFT特性を示すグラフである。 遮光層に接続されたオフ残像対策スイッチの構成を示す回路図である。
符号の説明
1…液晶パネル
2…画素部
3…制御線
4…電圧制御回路
110…アレイ基板
120,130,140…絶縁膜
125…遮光層
135…TFT
145…走査線
145a,145b…ゲート電極
150…信号線
155…コンタクトホール
170…画素電極
180…配向膜
200…液晶層
310…対向基板
350…ブラックマトリックス層
370…対向電極
380…配向膜
51,52…トランスミッションゲート

Claims (4)

  1. スイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のチャネルに対向して絶縁層を挟んで配置された遮光層と、
    前記遮光層に印加する電位を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするアレイ基板。
  2. 電源オフ時には、前記遮光層に前記スイッチング素子のオン電位を印加することを特徴とする請求項1記載のアレイ基板。
  3. マトリックス状に設けられた複数の画素電極と、
    前記画素電極のそれぞれに接続されたスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のチャネルに対向して絶縁層を挟んで配置された遮光層と、を備えたアレイ基板と、
    前記遮光層に印加する電位を制御する制御手段と、
    ブラックマトリックス層を備えた対向基板と、
    前記アレイ基板と前記対向基板に挟持された液晶と、
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
  4. 電源オフ時には、前記遮光層に前記スイッチング素子のオン電位を印加することを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9459502B2 (en) 2013-05-27 2016-10-04 Japan Display Inc. Liquid crystal display device
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