JP2008197208A - 液晶表示装置およびテレビジョン装置 - Google Patents

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卓二 池田
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Abstract

【課題】コストの削減および画欠けの防止を図る上で有利な液晶表示装置およびテレビジョン装置を提供すること。
【解決手段】液晶パネル32の表示面3202が、パネル側開口1502の内側に位置するように、筐体12に液晶モジュール用シャーシ38が組み付けられている。第1シャーシ側開口4310に沿ったシャーシ前面板4302の部分4302Aは、パネル側開口1502の内縁の全周にわたりパネル側開口1502の内側に突出している。そして、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aで前方を向いた前面に黒色塗装が施されている。
【選択図】図4

Description

本発明は液晶表示装置およびテレビジョン装置に関する。
液晶表示装置を用いたテレビジョン装置やパーソナルコンピュータのディスプレイ装置などが提供されている。
このような液晶表示装置は、筐体と、この筐体に収容される液晶モジュールなどを備えている。
筐体は、前方に臨みその内側に開口が形成された前パネルを有している。
液晶モジュールは、液晶パネルと液晶モジュール用シャーシとを含んで構成されている。
液晶モジュール用シャーシは、シャーシ側開口が形成されたシャーシ前面板を有している。
液晶パネルはその表示面をシャーシ側開口の内側に位置させた状態で、表示面の周囲の部分がシャーシ側開口の周囲のシャーシ前面板の部分で押圧されることで液晶モジュール用シャーシに保持されている。
そして、液晶パネルの表示面が前パネルの開口の内側に位置するように筐体に液晶モジュール用シャーシが組み付けられている。
このようなことから従来の液晶表示装置では、液晶パネルの表示面の外周で枠状に延在する非表示領域の部分に、液晶パネルを保持するためのシャーシ前面板の部分が位置しており、このシャーシ前面板の部分を隠すように前パネルが配置されている。
そして、従来では、例えば、前パネルの開口の周囲の部分に例えば黒色塗装を施し、その外側のパネル前面部分に例えば銀色塗装を施し、意匠性を高めるようにしている。
特許第2888788号
このように前パネルの前面を黒色塗装と銀色塗装とで塗り分けることからそれらの塗装が当初のデザインに沿って正確に施されるよう、マスキング用の治具が必要となる。そのため、マスキングは手間がかかる作業となっており、コストの削減を図るため何らかの改善が望まれている。
また、液晶パネルの表示面の外周に枠状に延在する非表示領域の限られた部分に前パネルとシャーシ前面板とが重ね合わせて配置されることから、前パネルの開口の内縁と、表示面の外縁との間のスペース、すなわち、画欠けマージンを確保する上で不利があり、組み立てのばらつきに起因する画欠けを防止する上で不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、コストの削減および画欠けの防止を図る上で有利な液晶表示装置およびテレビジョン装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、筐体と、前記筐体に収容される液晶モジュールとを備え、前記筐体は、その内側にパネル側開口が形成された前パネルを有し、前記液晶モジュールは、液晶パネルと液晶モジュール用シャーシとを含んで構成され、前記液晶パネルは、表示面を有する前面を有し、前記液晶モジュール用シャーシは、第1シャーシ側開口が形成されたシャーシ前面板を有し、前記液晶パネルは、前記表示面が前記第1シャーシ側開口の内側に位置した状態で前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分が前記液晶パネルの前面の周囲に押圧されることで前記液晶モジュール用シャーシに保持されており、前記液晶パネルの表示面が前記パネル側開口の内側に位置するように前記筐体に前記液晶モジュール用シャーシが組み付けられ、前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分は、前記パネル側開口の内縁の全周にわたり前記パネル側開口の内側に突出しており、前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分で前方を向いた前面に表面処理が施されていることを特徴とする。
また、本発明のテレビジョン装置は、筐体と、前記筐体に収容される液晶モジュールとを備え、前記筐体は、その内側にパネル側開口が形成された前パネルを有し、前記液晶モジュールは、液晶パネルと液晶モジュール用シャーシとを含んで構成され、前記液晶パネルは、表示面を有する前面を有し、前記液晶モジュール用シャーシは、第1シャーシ側開口が形成されたシャーシ前面板を有し、前記液晶パネルは、前記表示面が前記第1シャーシ側開口の内側に位置した状態で前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分が前記液晶パネルの前面の周囲に押圧されることで前記液晶モジュール用シャーシに保持されており、前記液晶パネルの表示面が前記パネル側開口の内側に位置するように前記筐体に前記液晶モジュール用シャーシが組み付けられ、前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分は、前記パネル側開口の内縁の全周にわたり前記パネル側開口の内側に突出しており、前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分で前方を向いた前面に表面処理が施されていることを特徴とする。
本発明によれば、パネル側開口の内側に突出したシャーシ前面板の部分を体裁面として使用することで意匠性を確保できる。
そして、シャーシ前面板の部分で前方を向いた前面への表面処理は、例えば、表面処理が黒色塗装である場合には、大まかな範囲に施せばよいので、マスキング用の治具を用いることなく簡単になされる。
また、前パネルへの表面処理も、例えば、表面処理が銀色塗装である場合には、前パネルの全域に施せばよいので、マスキング用の治具を用いることなく簡単になされる。
したがって、従来の前パネルの塗装作業が簡素化されコストの削減を図る上で有利となる。
また、パネル側開口の内側に突出したシャーシ前面板の部分を体裁面として使用できるため、非表示領域の限られた狭いスペースにはシャーシ前面板の部分のみを配置すればよいので、第1シャーシ側開口の内縁と、表示面の外縁との間の画欠けマージンを大きく確保する上で有利となり画欠けを防止する上で有利となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本実施の形態の液晶表示装置30を用いたテレビジョン装置10について説明する。
図1はテレビジョン装置10の斜視図、図2は同分解斜視図である。
図1、図2に示すように、テレビジョン装置10は、外装を構成する筐体12と、筐体12の下部に設けられ載置面に載置されるスタンド12Aとを備え、筐体12内部に本発明に係る液晶表示装置30が組み込まれ、また、筐体12に電装部20(図3参照)が設けられている。
筐体12は前カバー14と後カバー16とを備えて矩形板状を呈し、図中符号18は左右のスピーカーを示し、筐体12はテレビジョン装置10の筐体であり、液晶表示装置30の筐体でもある。
図3はテレビジョン装置10の電装部20の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、電装部20は、受信部20A、映像信号処理部20B、音声信号処理部20C、制御部20D、操作部20Eなどを含んで構成されている。
受信部20Aは、制御部20Dからの指令に基づいて選局を行い、アンテナから受信したテレビジョン信号を復調して映像信号と音声信号に分離して出力する。
映像信号処理部20Bは、前記映像信号に対して必要な信号処理を行い、液晶表示装置30(図1参照)の液晶パネル32に供給する。これにより、液晶パネル32で画像が表示される。
音声信号処理部20Cは、前記音声信号に対して必要な信号処理および増幅処理を行なってオーディオ信号を生成しスピーカー18に供給する。これによりスピーカー18から音声が発生される。
操作部20Eは、テレビジョン装置10による放送の視聴にまつわる種々の操作や設定を行うためのものであり、例えば、選局スイッチ、音量調整スイッチ、入力切り換えスイッチなどを含んでいる。
制御部20Dは、操作部20Eの操作に基づいて、受信部20A、映像信号処理部20B、音声信号処理部20Cの制御を行う。
また、図示しないが、DVDプレーヤーやビデオデッキなどの外部装置から供給される映像信号および音声信号を入力するための外部入力端子と、これら外部入力端子に供給された映像信号および音声信号を映像信号処理部20Bおよび音声信号処理部20Cに切り換えて入力する入力切り換え回路が設けられている。
操作部20Eの操作により前記外部入力端子に供給される映像信号および音声信号が前記入力切り換え回路を介して映像信号処理部20Bおよび音声信号処理部20Cに供給されるようになっている。
次に、液晶表示装置30について説明する。
図4は図1のAA線断面図、図5(A)は液晶表示装置30の正面図、(B)は(A)の一部を拡大した図である。
図2に示すように、液晶表示装置30は、上述した筐体12と、液晶モジュール60を含んで構成されている。
筐体12は上述のように前カバー14と後カバー16を備え、前カバー14は、その内側にパネル側開口1502が形成された前パネル15を有している。
本実施の形態では、前パネル15を含む前カバー14は合成樹脂製であり、前パネル15が前方に臨む面、すなわち、体裁面には意匠性を高めるための表面処理として、例えば、銀色塗装が施されている。
液晶モジュール60は、液晶パネル32と、バックライトユニット34と、それらを保持する液晶モジュール用シャーシ38とを含んで構成されている。
図2に示すように、液晶パネル32は矩形板状を呈している。
液晶パネル32は、2枚の透明なガラス基材と、それらガラス基材の間に挟まれた液晶層と、それらガラス基材の内面に設けられた透明電極と、カラーフィルターと、偏光板などを含んで構成され、厚さ方向の一方の面である前面に表示面3202が形成され、他方の面が背面3204となっている。
より詳細には、液晶パネル32は、ガラスなどで構成された2枚の透明な基板を互いに対向配置させ、その間隙に、液晶を封入した液晶層を設けて構成されている。
一方の基板には、マトリクス状に配置された信号線、走査線、信号線と走査線の交点に配置されたスイッチング素子(薄膜トランジスタ)、画素電極などが形成されている。スイッチング素子は走査線により順次選択されると共に、信号線から供給される映像信号を、対応する画素電極に書き込む。
他方の基板には、対向電極、カラーフィルターが形成されている。
カラーフィルターは各画素に対応した複数のセグメントに分割されており、例えば、3原色である、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタの3つのセグメントに分割されている。
さらに、これら2枚の基板は2枚の偏光板で挟まれている。
なお、このような液晶パネル32自体の構造には従来公知のさまざまな構成が採用可能である。
図4に示すように、バックライトユニット34は、液晶パネル32の背面3204に照明光を照射するもので、このように照明光を照射した状態で、画像表示用の駆動信号が液晶パネル32の走査線、信号線、対向電極に供給され液晶層の液晶が駆動されることで液晶パネル32の表示面3202に画像が表示される。
バックライトユニット34は、液晶パネル32の後方に位置する部分に形成され前方に開放状の照明用空間34Aと、照明用空間34Aに配設される光源34Bと、照明用空間34Aで光源34Bの後方に配置された反射シート34Cと、照明用空間34Aの前部を閉塞する拡散板34Dおよび光学シート34Eなどを含んで構成されている。
光源34Bは、電流が供給されることにより白色光を発光する例えば冷陰極管で構成されている。
より詳細には、蛍光管は、両側に電極が形成され、内壁に所定の蛍光材料が塗布され、管内にHg(水銀)、Xe(キセノン)などの希ガスが封入されている。蛍光管はそれら電極に電流が流されると、フィラメントから熱電子が管内に放出され、放電が始まり、熱電子が管内のHg原子と衝突して励起され、紫外線を放射する。Hg原子は、紫外線を放射することにより基底状態となる。そして、この紫外線が管壁に塗布されている蛍光材料により吸収されて白色光を外部に出射する。
反射シート34Cは高い反射率を有する材料で形成され、光源34Bから照射された光を拡散板34Dに反射して導くものであり、このような反射シート34Cとして、従来公知のさまざまな市販品や材料が採用可能である。
拡散板34Dは、光源34Bから照射された光、および、反射シート34Cで拡散板34Dに反射された光の双方を拡散させて液晶パネル32を後方から照射させるものであり、拡散板34Dは半透明な材料で形成されている。
このような拡散板34Dを構成する半透明な材料として、例えば、ポリスチレン樹脂あるいはMS樹脂(スチレン−メチルメタクリレート樹脂)などの従来公知のさまざまな材料が採用可能である。
光学シート34Eは、拡散板34Dからの光を液晶パネル32に導くものであり、光学シート34Eは、拡散板34Dが液晶パネル32に臨む面に設けられている。光学シート34Eは、従来公知のさまざまな市販品や材料が採用可能である。
なお、バックライトユニット34は従来公知のさまざまな構成が採用可能である。
液晶モジュール用シャーシ38は、液晶パネル32を保持すると共に、照明光が液晶パネル32に向けられるようにバックライトユニット34を構成する複数の光学要素(上述した光源34B、反射シート34C、拡散板34D、光学シート34Eなど)を収容し保持しており、筐体12の内部でそれら光学要素を液晶パネル32と共に支持している。
液晶モジュール用シャーシ38は、バックライトユニット34の後部が収容されるバックシャーシ40と、バックシャーシ40の前部に被せられバックライトユニット34の前部が収容されるミドルシャーシ42と、ミドルシャーシ42の前部に被せられるトップシャーシ43とを含んで構成されている。
トップシャーシ43は、第1シャーシ側開口4310が形成されたシャーシ前面板4302を有している。
ミドルシャーシ42は、第2シャーシ側開口4202が形成されたシャーシ背面板44を有している。
第1シャーシ側開口4310は、表示面3202を前方に臨ませ視認できるようにするためのものである。
第2シャーシ側開口4202は、照明光を液晶パネル32の背面3204に照射させるためのものである。
液晶パネル32は、表示面3202が第1シャーシ側開口4310の内側に位置した状態で第1シャーシ側開口4310に沿ったシャーシ前面板4302の部分4302Aが液晶パネル32の前面の周囲に押圧されることで液晶モジュール用シャーシ38に保持されている。
より詳細には、液晶パネル32は、表示面3202が第1シャーシ側開口4310の内側に位置した状態で、第1シャーシ側開口4310に沿ったシャーシ前面板4302の部分4302Aが第1弾性材50を介在させた状態で液晶パネル32の前面の周囲に押圧され、第2シャーシ側開口4202に沿ったシャーシ背面板44の部分が第2弾性材52を介在させた状態で液晶パネル32の背面3204の周囲に押圧されることで、すなわち、シャーシ前面板4302とシャーシ背面板44が協働することで液晶パネル32が挟持され保持されている。
そして、液晶パネル32の表示面3202が、パネル側開口1502の内側に位置するように、筐体12に液晶モジュール用シャーシ38が組み付けられている。
第1シャーシ側開口4310に沿ったシャーシ前面板4302の部分4302Aは、パネル側開口1502の内縁の全周にわたりパネル側開口1502の内側に突出している。
そして、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aで前方を向いた前面および第1シャーシ側開口4310を縁取る端面の部分に表面処理が施されている。
本実施の形態では、パネル側開口1502は矩形を呈し、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aは、意匠性を高めるため、パネル側開口1502の内側で矩形枠状に延在し、パネル側開口1502を縁取る4つの直線部と、第1シャーシ側開口4310を縁取る4つの直線部とは、図5(A)に示すように、それぞれ平行している。
また、本実施の形態では、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aは、意匠性を高めるため、図4に示すように、液晶パネル32の表示面3202と平行して延在している。
また、本実施の形態では、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aを体裁面として使用できるため、前カバー15のパネル側開口1502を形成する端面1502Aは、シャーシ前面板4302の部分4302Aの前部に近接する位置まで延在するに留まる。
したがって、端面1502Aが液晶パネル32の前面に近接する位置まで延在する場合に比較して端面1502Aの前後方向の寸法を短縮でき、したがって、前パネル15のパネル側開口1502を縁取る端面部分のフラット感が確保され、意匠性が高められている。
また、本実施の形態では、第1シャーシ側開口4310に沿ったシャーシ前面板4302の部分4302Aと液晶パネル32の前面の周囲との間に弾性材が介在しているので、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aは、液晶パネル32の前面よりも前方に離れた箇所を延在しており、意匠性が高められている。
表面処理は、意匠性を高めるために施されるものであり、塗装やメッキなど従来公知のさまざまな表面処理が採用可能であり、本実施の形態では、表面処理として黒色塗装が施されている。
なお、本実施の形態では、バックシャーシ40およびトップシャーシ43は金属製で、ミドルシャーシ42は合成樹脂製である。
液晶モジュール用シャーシ38の組み付けは次のようになされる。
ミドルシャーシ42には、シャーシ背面板44から後方に延在しバックシャーシ40の上下左右の側面4002にそれぞれ当接可能で係止孔4220が形成された当接片4222が複数突設されている。
バックシャーシ40の上下左右の側面4002に係止孔4220に係止可能な係止突起4010が形成されている。
ミドルシャーシ42は、当接片4222がバックシャーシ40の上下左右の側面4002に当接され、係止孔4220に係止突起4010が係止することでバックシャーシ40に仮止めされる。
また、ねじ2Cによりトップシャーシ43のシャーシ前面板4302と、ミドルシャーシ42の前部と、バックシャーシ40の前部とが共締めされることで、トップシャーシ43とミドルシャーシ42とバックシャーシ40とが組みつけられている。
なお、図4において符号48はサイドモールドを示している。また、図2において、符号43は前述した電装部20を構成する基板部43を示し、基板部43はバックシャーシ40の箇所にねじを介して取着されている。
液晶モジュール60の筐体12への組み付けは次のようになされる。
図4に示すように、バックシャーシ40にブラケット46をねじ2Aで取着する。
図2、図4に示すように、液晶モジュール用シャーシ38は、本実施の形態では、前カバー14と後カバー16との結合箇所において、ブラケット46を介してそれら前カバー14と後カバー16とにねじ2Bで共締めされることで筐体12に支持される。
なお、第1シャーシ側開口4310の周囲のシャーシ前面板4302と前パネル15の背面との間に弾性材56を介在させ、これにより液晶表示装置30、すなわち、テレビジョン装置10の組み立てが完了する。
本実施の形態によれば、第1シャーシ側開口4310に沿ったトップシャーシ43は、パネル側開口1502の内縁の全周にわたりパネル側開口1502の内側に突出しており、このパネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aで前方を向いた前面に黒色塗装が施されている。
これにより、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aを体裁面として使用することで意匠性を確保できる。
そして、シャーシ前面板4302の部分4302Aで前方を向いた前面への黒色塗装は、第1シャーシ側開口4310に沿った大まかな範囲に施せばよいので、マスキング用の治具を用いることなく簡単になされる。
また、前パネル15への例えば銀色塗装も、前パネル15の全域に施せばよいので、マスキング用の治具を用いることなく簡単になされる。
したがって、前パネル15の塗装作業が簡素化されコストの削減を図る上で有利となる。
また、従来は、図4に破線Xで示すように、前パネル15によって体裁面を構成するため、トップシャーシ43を前パネル15で覆う構造となっている。
したがって、液晶パネル32の前面のうち液晶パネル32の表示面(表示領域)3202の外周に枠状に延在する非表示領域の限られた部分に前パネル15とトップシャーシ43とを重ね合わせて配置せざるを得ない。
したがって、パネル側開口1502の内縁と、表示面3202の外縁との間のスペース、すなわち、画欠けマージンを確保する上で不利があり画欠けを防止する上で不利があった。
これに対して本実施の形態では、パネル側開口1502の内側に突出したトップシャーシ43のシャーシ前面板4302の部分4302Aを体裁面として使用できるため、非表示領域の限られた狭いスペースにはシャーシ前面板4302の部分4302Aのみを配置すればよいので、第1シャーシ側開口4310の内縁と、表示面3202の外縁との間の画欠けマージンを大きく確保する上で有利となり画欠けを防止する上で有利となる。
また、従来構造のように前パネル15によってトップシャーシ43のシャーシ前面板4302を覆う場合には、前カバー15のパネル側開口1502を形成する端面1502Aは端面1502Aが液晶パネル32の前面に近接する位置まで延在している。
これに対して本実施の形態では、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aを体裁面として使用できるため、前カバー15のパネル側開口1502を形成する端面1502Aは、シャーシ前面板4302の部分4302Aの前部に近接する位置まで延在するに留まる。
したがって、従来構造に比較して端面1502Aの前後方向の寸法を短縮でき、したがって、前パネル15のパネル側開口1502を縁取る端面部分のフラット感が確保され、意匠性が高められている。
言い換えると、パネル側開口1502の内側に突出したシャーシ前面板4302の部分4302Aを体裁面として使用できるため、表示面3202と前パネル15との間の段差が従来構造に比較して目立たなくなり、外観上、液晶表示装置30の前面部分のフラット感を確保でき、意匠性を向上させる上で有利となる。
なお、本実施の形態では、トップシャーシ43のシャーシ前面板4302の部分4302Aで前方を向いた前面に黒色塗装を施した場合について説明したが、塗装色は任意であり、また、表面処理は塗装に限定されない。
また、本実施の形態では、前パネル15に銀色塗装を施した場合について説明したが、塗装の有無や塗装色は任意であり、また、表面処理は塗装に限定されない。
また、本実施の形態では、液晶表示装置30がテレビジョン装置10に適用された場合について説明したが、本発明は、デスクトップ型のパーソナルコンピュータのモニタ装置、ノート型パーソナルコンピュータ、液晶表示装置30を有するビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮像装置、PDA、携帯電話機に用いることができることは無論のこと、液晶表示装置30を有する種々の電子機器に広く用いることができる。
テレビジョン装置10の斜視図である。 テレビジョン装置10の分解斜視図である。 テレビジョン装置10の電装部20の構成を示すブロック図である。 図1のAA線断面図である。 (A)は液晶表示装置30の正面図、(B)は(A)の一部を拡大した図である。
符号の説明
10……テレビジョン装置、12……筐体、15……前パネル、1502……パネル側開口、30……液晶表示装置、32……液晶パネル、3202……表示面、42……ミドルシャーシ、4202……第2シャーシ側開口、43……トップシャーシ、4302……シャーシ前面板、4310……第1シャーシ側開口。

Claims (8)

  1. 筐体と、前記筐体に収容される液晶モジュールとを備え、
    前記筐体は、その内側にパネル側開口が形成された前パネルを有し、
    前記液晶モジュールは、液晶パネルと液晶モジュール用シャーシとを含んで構成され、
    前記液晶パネルは、表示面を有する前面を有し、
    前記液晶モジュール用シャーシは、第1シャーシ側開口が形成されたシャーシ前面板を有し、
    前記液晶パネルは、前記表示面が前記第1シャーシ側開口の内側に位置した状態で前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分が前記液晶パネルの前面の周囲に押圧されることで前記液晶モジュール用シャーシに保持されており、
    前記液晶パネルの表示面が前記パネル側開口の内側に位置するように前記筐体に前記液晶モジュール用シャーシが組み付けられ、
    前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分は、前記パネル側開口の内縁の全周にわたり前記パネル側開口の内側に突出しており、
    前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分で前方を向いた前面に表面処理が施されている、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記パネル側開口は矩形を呈し、
    前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分は、前記パネル側開口の内側で矩形枠状に延在している、
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記パネル側開口は矩形を呈し、
    前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分は、前記パネル側開口の内側で矩形枠状に延在し、
    前記パネル側開口を縁取る4つの直線部と、前記第1シャーシ側開口を縁取る4つの直線部とはそれぞれ平行している、
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分は、前記液晶パネルの表示面と平行して延在している、
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分と前記液晶パネルの前面の周囲との間に弾性材が介在しており、
    前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分は、前記液晶パネルの前面よりも前方に離れた箇所を延在している、
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 前記液晶モジュール用シャーシは、トップシャーシとミドルシャーシとを含んで構成され、
    前記第1シャーシ側開口及び前記シャーシ前面板は前記トップシャーシに設けられ、
    前記ミドルシャーシに、第2シャーシ側開口が形成され前記液晶パネルの背面の周囲に押圧され前記シャーシ前面板と協働して前記液晶パネルを挟持するシャーシ背面板が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  7. 前記液晶モジュールは、バックライトユニットを含んで構成され、
    前記液晶モジュール用シャーシは、前記バックライトユニットを収容するバックシャーシと、前記バックシャーシの前部に被せられるミドルシャーシと、前記ミドルシャーシの前部に被せられるトップシャーシとを含んで構成され、
    前記第1シャーシ側開口及び前記シャーシ前面板は前記トップシャーシに設けられ、
    前記ミドルシャーシに、第2シャーシ側開口が形成され前記液晶パネルの背面の周囲に押圧され前記シャーシ前面板と協働して前記液晶パネルを挟持するシャーシ背面板が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  8. 筐体と、前記筐体に収容される液晶モジュールとを備え、
    前記筐体は、その内側にパネル側開口が形成された前パネルを有し、
    前記液晶モジュールは、液晶パネルと液晶モジュール用シャーシとを含んで構成され、
    前記液晶パネルは、表示面を有する前面を有し、
    前記液晶モジュール用シャーシは、第1シャーシ側開口が形成されたシャーシ前面板を有し、
    前記液晶パネルは、前記表示面が前記第1シャーシ側開口の内側に位置した状態で前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分が前記液晶パネルの前面の周囲に押圧されることで前記液晶モジュール用シャーシに保持されており、
    前記液晶パネルの表示面が前記パネル側開口の内側に位置するように前記筐体に前記液晶モジュール用シャーシが組み付けられ、
    前記第1シャーシ側開口に沿った前記シャーシ前面板の部分は、前記パネル側開口の内縁の全周にわたり前記パネル側開口の内側に突出しており、
    前記パネル側開口の内側に突出した前記シャーシ前面板の部分で前方を向いた前面に表面処理が施されている、
    ことを特徴とするテレビジョン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017083555A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 三菱電機株式会社 電子機器及びその製造方法

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