JP2008193880A - 自動電圧調整装置 - Google Patents

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昇一 東山
Masaji Yaku
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Abstract

【課題】別途設けた開閉器子局により強制素通しタップ制御を遠方制御できるようにした自動電圧調装置を提供することにある。
【解決手段】親局13からの指令で操作される開閉器子局30を有する開閉器が各所に設けられた配電線に設置され、タップ付変圧器と負荷時タップ切換器と負荷時タップ切換器と連動するタップ位置検出スイッチ15aとからなる自動電圧調整器本体15と電圧調整用制御装置20とを備える。さらに、開閉器に設けられている開閉器子局30と同構成の開閉器子局と、親局からの素通しタップ指令により強制的に素通しタップにする素通しタップ用制御装置40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉器子局を有して親局からの指令で操作される開閉器が各所に設けられた配電線に設置される自動電圧調整装置に関するものである。
配電系統は複数の配電線を常時開放されている連系用開閉器によりそれぞれ連系して構成されており、また、各配電線は複数の区分開閉器により分割されている。したがって、配電線のある区間で工事、事故などがあった場合、連系用開閉器を閉じ、いわゆる系統切替を行い、当該配電線と異なる他の配電線を介して電力を供給することにより、停電が広範囲で起きないようにしている。この配電系統は図2に示すように、例えば、配電線1には開閉器2,3が設けられ、配電線4には開閉器5,6が設けられ、配電線1と配電線4とは常時開放されている開閉器7により連系されており、配電線1に接続されている負荷に変電所8より電力が供給され、配電線4に接続されている負荷に変電所9より電力が供給されている。また例えば、配電線1及び配電線4には、電圧変動を補正するために、自動電圧調整装置10,11が開閉器2,3間及び開閉器5,6間にそれぞれ設置されている場合がある。なお、開閉器2,3,5,6,7は、開閉器子局12をそれぞれ有し、親局13からの指令により適宜に開閉操作されるようになっている。
自動電圧調整装置10,11は、タップ付変圧器と負荷時タップ切換器とタップ位置検出スイッチとからなる自動電圧調整器本体と電圧調整用制御装置とを備え、タップ付変圧器と負荷時タップ切換器とタップ位置検出スイッチとは、自動電圧調整器本体を構成するタンク内に収容され、タップ付変圧器の二次側電圧を計測してその電圧が目標電圧となるようにタップ付変圧器のタップを負荷時タップ切換器により切り換えて、配電線の電圧調整を行っている。電圧調整用制御装置は昇圧指令、降圧指令及びタップ切換禁止指令が負荷時タップ切換器に出力されるように構成されており、タップ切換開始時のみの昇圧指令または降圧指令により、1タップの切り換えが完了するまで負荷時タップ切換器を駆動させる。
上記のような配電系統において、例えば開閉器2と変電所8との間で工事などを実施する場合には、先に開閉器7を投入してループ状態にするが、その際に自動電圧調整装置10,11に流れる電流は現在のタップ位置が素通しタップから離れるほど大きくなり、タップ位置により定格電流を超えることが考えられるので、自動電圧調整装置10,11が故障する虞がある。したがって、自動電圧調整装置10に並列に設けられている側路開閉器を「入」状態にするか、または、自動電圧調整装置10,11を強制的に素通しタップに切り換える。その後、開閉器7を投入して開閉器2を開放する。このように系統切替の際に、自動電圧調整装置を強制的に素通しタップにすることは、例えば特許文献1に記載されている。
特開平9−84266号公報
従来では、自動電圧調整装置の側路開閉器を入状態または自動電圧調整装置を強制的に素通しタップにするように遠方制御対応になっていないために、わざわざ現場へ行き、所定の操作を実施する必要がある。そこで、自動電圧調整装置を遠方制御対応にすればよいが、電圧調整用制御装置に通信機能及び強制素通しタップ制御機能を持たせると、大幅に改造することになるので、改造作業が非常に煩雑になるという問題ある。または、側路開閉器を遠方制御対応にすればよいが、通信機能を持たせると、大幅に改造することになるので、改造作業が非常に煩雑になるという問題ある。
そこで、上記問題を解決するために、別途設けた開閉器子局により自動電圧調整装置に対し素通しタップ制御の遠方制御化を考えた。
ところで、開閉器子局12には、親局13からの開閉器投入指令情報を開閉器子局12が受信すると、開閉器2,3,5,6,7の駆動回路を投入励磁させるために設けられた投入励磁端子と、投入励磁後の開閉器の開閉状態を検出するために設けられた開閉状態検出端子とが備えられている。
遠方制御を正常に行うためには、親局13にて素通しタップ制御の完了を認識する必要があり、開閉器投入開放指令情報を素通しタップ制御信号とし、この情報を投入励磁端子から出力させ、開閉器の閉状態を素通し完了信号として開閉状態検出端子に入力させるようにしたが、開閉器の動作確認時間(1秒以内)と自動電圧調整装置が素通し状態になるまでの動作時間(9〜36秒)に差があるため、素通し完了信号が出力されない。すなわち、自動電圧調整装置に対し素通しタップ制御の遠方制御化に、開閉器子局12を単純に流用できないという問題がある。
本発明の目的は、別途設けた開閉器子局により強制素通しタップ制御を遠方制御できるようにした自動電圧調装置を提供することにある。
第1の発明は、開閉器子局を有して親局からの指令で操作される開閉器が各所に設けられた配電線に設置され、タップ付変圧器と負荷時タップ切換器と負荷時タップ切換器と連動するタップ位置検出スイッチとからなる自動電圧調整器本体と電圧調整用制御装置とを備え、タップ付変圧器のタップを負荷時タップ切換器により切り換えて配電線の電圧を調整する自動電圧調整装置を対象とし、開閉器子局と同構成の開閉器子局と、親局からの素通しタップ指令により強制的に素通しタップにする素通しタップ用制御装置とをさらに備え、開閉器子局は親局からの開閉器投入指令情報を受信すると、開閉器の駆動回路を投入励磁させるために設けられた投入励磁端子と、投入励磁後の開閉器の開閉状態を検出するために設けられた開閉状態検出端子と、開閉器の2側(負荷側)の電圧有無情報を入力させるために設けられた2側電源端子とを備え、2側電源端子からの電圧有無情報を親局に送信し、素通しタップ用制御装置は投入励磁端子間に接続されて親局からの素通しタップ指令を受信して動作すると共に、開閉状態検出端子間を閉じる第1のリレーと、タップ位置検出スイッチにタップ位置検出端子を介してそれぞれ接続されてタップ数と同数のリレーからなるタップ位置リレーと、タップが昇圧タップ、降圧タップまたは素通しタップの場合に昇圧タップ、降圧タップまたは素通しタップのタップ状態を出力するタップ状態出力回路と、昇圧タップ、降圧タップまたは素通しタップのタップ状態に対応させてタップ状態出力回路に接続される第2ないし第4のリレーと、タップ切換中に動作する第5のリレーと、親局からの素通しタップ指令によるタップ切換中は通常の電圧調整のタップ切り換えを禁止するタップ切換禁止指令と、強制的に素通しタップにさせる昇圧指令または降圧指令とを電圧調整用制御装置に出力するタップ指令回路と、第1のリレーと第3のリレーとが動作したことによる電圧無し情報を素通し制御完了情報として2側電源端子間に出力させる素通し制御完了判定回路とを備えるようにしたものである。
以上のように、第1の発明によれば、従来と同構成の開閉器子局を設けると共に、電圧調整用制御装置とこの開閉器子局との間を電気的に接続させる素通しタップ用制御装置を設けるようにしたので、従来の電圧調整用制御装置の中味を改造させることがなくなり、素通しタップ制御の遠方制御化のための改造作業を大きく簡素化させることができる。
図1は本発明に係る自動電圧調整装置の制御装置の一実施形態を示すブロック回路図である。図示するように、自動電圧調整装置の制御装置は電圧調整用制御装置20にさらに開閉器子局30が別途設けられ、また、親局2からの素通しタップ指令により強制的に素通しタップにする素通しタップ用制御装置40が設けられている。なお、開閉器子局30は図2に示した開閉器子局12と同構成である。
電圧調整用制御装置20は、従来と同様に、自動電圧調整器本体15を構成するタンク内に収容されたタップ位置検出スイッチ15aとタップ位置検出端子15bを介して電気的に接続されると共に、タップ付変圧器の2次側電圧が例えば、略100Vに降圧されて2次電圧計測端子20aから入力された電圧を制御電圧としており、昇圧指令、降圧指令及びタップ切換禁止指令が負荷時タップ切換器に出力されるように構成され、タップ切換開始時のみの昇圧指令または降圧指令により、1タップの切り換えが完了するまで負荷時タップ切換器を駆動させる。
タップ位置検出スイッチ15aは、負荷時タップ切換器と連動し、例えば9つのタップに対応して9つのタップ位置P1〜P9に切り換えられるように構成されている。なお、9つのタップ位置P1〜P9のうち、例えばタップ位置P1〜P4を降圧タップ(変圧器の2次側電圧を1次側電圧よりも低くする)、タップ位置P5を素通しタップ(変圧器の2次側電圧を1次側電圧と同じにする)、タップ位置P5〜P9を昇圧タップ(変圧器の2次側電圧を1次側電圧よりも高くする)に対応させている。タップ位置検出端子15bは、タップ位置P1〜P9に対応させた9つの端子から構成されている。
開閉器子局30には、投入励磁端子30a、開閉状態検出端子30b及び2側電源端子30cが設けられており、開閉器子局30の制御電圧は配電線から取り込まれた電圧としている。
投入励磁端子30aは、親局9からの開閉器投入指令情報を受信すると、開閉器の駆動回路を投入励磁させるために設けられている。開閉状態検出端子30bは、開閉器の駆動回路を投入励磁した後の開閉状態を検出するために設けられている。2側電源端子30cは、開閉器の2側(負荷側)に出力される電圧有無情報を入力させるために設けられており、開閉器子局30は2側電源端子30cからの電圧有無情報を親局9に送信する。
素通しタップ用制御装置40には、第1のリレー40a、タップ位置リレー40b、タップ状態出力回路40c、第2ないし第4のリレー40d〜40f、第5のリレー40g、整流回路40h、タップ指令回路40i及び素通し制御完了判定回路40jが設けられており、素通しタップ用制御装置40の制御電圧は電圧調整用制御装置20の2次電圧計測端子20aを介して取り込まれた電圧としている。
第1のリレー40aは投入励磁端子30a間に実質的に接続されており、その第1の常開接点40a11 が開閉状態検出端子30b間に実質的に接続されている。タップ位置リレー40bは上記9つのタップ数と同数のリレー40b1〜40b9からなり、その一端は自動電圧調整器本体15のタップ位置検出スイッチ15aとタップ位置検出端子15bの各端子を介してそれぞれ接続され、他端は2次電圧計測端子20aを介して導入した電源ライン40k11 とそれぞれ接続されている。
タップ状態出力回路40cは、タップ位置が、いずれの昇圧タップ、いずれの降圧タップまたは素通しタップの場合に、それぞれ昇圧タップ、降圧タップまたは素通しタップのタップ状態を出力するために、タップ位置リレー40b1〜40b4の常開接点40b11 〜40b41 とダイオード40c1〜40c4とをそれぞれ直列接続してダイオード40c1〜40c4のカソード側を一括接続し、タップ位置リレー40b5の常開接点40b51 とダイオード40c5とを直列接続し、タップ位置リレー40b6〜40b9の常開接点40b61 〜40b91 とダイオード40c6〜40c9とをそれぞれ直列接続してダイオード40c6〜40c9のカソード側を一括接続して構成されている。タップ位置リレー40b1〜40b4の常開接点40b11 〜40b41 の一端(ダイオードと接続されていない側)は、整流回路40hの「+」側にそれぞれ接続されている。
第2ないし第4のリレー40d〜40fの一端は、タップ状態出力回路40cのダイオード40c1〜40c4のカソード側を一括した接続部、ダイオード40c5のカソード、及びダイオード40c6〜40c9のカソード側を一括した接続部にそれぞれ接続され、他端は整流回路40hの「−」側にそれぞれ接続されている。第5のリレー40gの一端は、整流回路40hの「+」側が接続された電圧調整用制御装置20に接続され、他端は整流回路40hの「−」側に接続されている。
タップ指令回路40iは、第1のリレー40aの第2の常開接点40a21 、第1のリレー40aの第2の常開接点40a21と第5のリレー40gの常閉接点40g12 と第2のリレー40dの常開接点40d11とを直列接続、及び第1のリレー40aの第2の常開接点40a21 と第5のリレー40gの常閉接点40g12 と第4のリレー40fの常開接点40f11 とを直列接続して構成され、それぞれが2次電圧計測端子20aを介して導入した電源ライン40k22 と電圧調整用制御装置20との間に接続されている。
素通し制御完了判定回路40jは、第1のリレー40aと第3のリレー40eとが動作したことによる電圧無し状態を素通し制御完了情報として2側電源端子30c間に出力させるために、第1のリレー40aの常閉接点40a12 と第3のリレー40eの常閉接点40e12 とを並列接続して構成され、2次電圧計測端子20aを介して導入した電源ライン40k22 と2側電源端子30cとの間に実質的に接続されている。
上記のような構成において、親局9からの開閉器投入指令情報を素通しタップ指令情報として開閉器子局30が受信すると、投入励磁出力端子30aから作動電圧が出力されて素通しタップ用制御装置40の第1のリレー40aが動作し、開閉状態検出端子30b間に接続されている第1の常開接点40a11 とタップ指令回路40i内の第2の常開接点40a21 とが閉じると共に、素通し制御完了判定回路40j内の常閉接点40a12 が開き、素通しタップ制御の準備が完了する。この際、閉じた第2の常開接点40a21 を介してタップ切換禁止指令として第1の作動電圧がタップ指令回路40iから電圧調整用制御装置20に出力され、強制的に素通しタップにするタップ切換中は通常の電圧調整のタップ切り換えが禁止される。この第1の作動電圧は、電圧調整用制御装置20の2次電圧計測端子20aから取り込まれた交流電圧である。なお、第1のリレー40aの第1の常開接点40a11 を閉じさせるのは、開閉器の駆動回路の投入励磁後、所定時間(1秒)以内に開閉器が閉状態にならないと投入励磁を解除させるためである。
現在のタップが降圧タップの場合、タップ位置検出スイッチ15aが例えばタップ位置P2になっていると、タップ位置検出スイッチ15aから第1の作動電圧が出力されてタップ位置リレー40b2が動作し、その常開接点40b21 が閉じることにより、タップ状態出力回路40cから第2の作動電圧が出力されて第2のリレー40dが動作する。この第2の作動電圧は、整流回路40hによる直流電圧である。
第2のリレー40dが動作すると、タップ指令回路40i内の常開接点40d11 が閉じ、この常開接点40d11 と第5のリレー40gの常閉接点40g12 と既に閉じている第1のリレー40aの第2の常開接点40a21 とを介して昇圧指令として第1の作動電圧がタップ指令回路40iから電圧調整用制御装置20に出力され、1タップの切り換えが完了する。第5のリレー40gは、タップ切り換えが開始されると、例えば電圧調整用制御装置20に設けられてタップ切換中に閉じられる接点を介して出力される第2の作動電圧により動作してその常閉接点40g12 が開くので、昇圧指令が出力されないようになっている。すなわち、タップ切換開始時のみに昇圧指令が出力される。このようにタップ切換開始時のみに昇圧指令を出力させるのは、タップ切換中も昇圧指令を出し続けると、素通しタップに切り換わったことの認識遅れにより、さらにタップが昇圧方向に切り換わることを防止するためである。
切り換え後のタップが未だ降圧タップの場合、昇圧動作を繰り返し、タップ位置検出スイッチ15aがタップ位置P5になると、タップ位置リレー40b5が動作してその常開接点40b51 が閉じることにより、タップ状態出力回路40cから第2の作動電圧が出力されて第3のリレー40eが動作する。
また現在のタップが昇圧タップの場合、タップ位置検出スイッチ15aが例えばタップ位置P8になっていると、タップ位置リレー40b8が動作してその常開接点40b81 が閉じることにより、タップ状態出力回路40cから第2の作動電圧が出力されて第4のリレー40fが動作する。
第4のリレー40fが動作すると、タップ指令回路40i内の常開接点40f11 が閉じ、この常開接点40f11 と第5のリレー40gの常閉接点40g12 と既に閉じている第1のリレー40aの第2の常開接点40a21 を介して降圧指令として第1の作動電圧がタップ指令回路40iから電圧調整用制御装置20に出力され、1タップの切り換えが完了する。第5のリレー40gは、タップ切り換えが開始されると、例えば電圧調整用制御装置20に設けられてタップ切換中に閉じられる接点を介して出力される第2の作動電圧により、動作してその常閉接点40g12 が開くので、降圧指令が出力されないようになっている。すなわち、タップ切換開始時のみに降圧指令が出力される。このようにタップ切換開始時のみに降圧指令を出力させるのは、タップ切換中も降圧指令を出し続けると、素通しタップに切り換わったことの認識遅れにより、さらにタップが降圧方向に切り換わることを防止するためである。
切り換え後のタップが未だ昇圧タップの場合、降圧動作を繰り返し、タップ位置検出スイッチ15aがタップ位置P5になると、タップ位置リレー40b5が動作してその常開接点40b51 が閉じることにより、タップ状態出力回路40cから第2の作動電圧が出力されて第3のリレー40eが動作する。
上記のように第3のリレー40eが動作すると、素通し制御完了判定回路40j内の常閉接点40e12 が開き、また、第1のリレー40aが既に動作して素通し制御完了判定回路40j内の常閉接点40a12 が開いているので、電源ライン40k22 と2側電源端子30cとの回路が遮断されることになり、2側電源端子30c間が電圧無しの状態となる。開閉器子局30は、この電圧無し情報を素通し制御完了情報として親局9に送信する。
親局9が制御完了情報を受信し、親局9からの素通しタップ解除指令情報をとして開閉器子局30が受信するまでの間、通常の電圧調整のタップ切り換え禁止状態が維持される。その後、タップ解除指令情報を開閉器子局30が受信すると、投入励磁出力端子30aから作動電圧が出力されなくなって素通しタップ用制御装置40の第1のリレー40aが非励磁となり、タップ指令回路40i内の第2の常開接点40a21 が開き、タップ切換禁止指令として第1の作動電圧がタップ指令回路40iから電圧調整用制御装置20に出力されなくなる。すなわち、タップ切換禁止指令が出力されない。
本発明に係る自動電圧調整装置の制御装置の一実施形態を示すブロック回路図である。 一般的な配電系統を示す図である。
符号の説明
13 親局
15 自動電圧調整器本体
15a タップ位置検出スイッチ
15b タップ位置検出端子
20 電圧調整用制御装置
30 開閉器子局
30a 投入励磁端子
30b 開閉状態検出端子
30c 2側電源端子
40 素通しタップ用制御装置
40a 第1のリレー
40b タップ位置リレー
40c タップ状態出力回路
40d 第2のリレー
40e 第3のリレー
40f 第4のリレー
40g 第5のリレー
40i タップ指令回路
40j 素通し制御完了判定回路

Claims (1)

  1. 開閉器子局を有して親局からの指令で操作される開閉器が各所に設けられた配電線に設置され、タップ付変圧器と負荷時タップ切換器と前記負荷時タップ切換器と連動するタップ位置検出スイッチとからなる自動電圧調整器本体と電圧調整用制御装置とを備え、前記タップ付変圧器のタップを負荷時タップ切換器により切り換えて配電線の電圧を調整する自動電圧調整装置であって、
    前記開閉器子局と同構成の開閉器子局と、親局からの素通しタップ指令により強制的に素通しタップにする素通しタップ用制御装置とをさらに備え、
    前記開閉器子局は
    前記親局からの開閉器投入指令情報を受信すると、前記開閉器の駆動回路を投入励磁させるために設けられた投入励磁端子と、
    前記投入励磁後の開閉器の開閉状態を検出するために設けられた開閉状態検出端子と、 前記開閉器の2側(負荷側)の電圧有無情報を入力させるために設けられた2側電源端子とを備え、前記2側電源端子からの電圧有無情報を前記親局に送信し、
    前記素通しタップ用制御装置は
    前記投入励磁端子間に接続されて親局からの素通しタップ指令を受信して動作すると共に、開閉状態検出端子間を閉じる第1のリレーと、
    前記タップ位置検出スイッチに前記タップ位置検出端子を介してそれぞれ接続された前記タップ数と同数のリレーからなるタップ位置リレーと、
    前記タップ位置がいずれの昇圧タップ、いずれの降圧タップまたは素通しタップの場合に、それぞれ昇圧タップ、降圧タップまたは素通しタップのタップ状態を出力するタップ状態出力回路と、
    前記昇圧タップ、降圧タップまたは素通しタップのタップ状態に対応させてタップ状態出力回路に接続される第2ないし第4のリレーと、
    前記タップ切換中に動作する第5のリレーと、
    前記親局からの素通しタップによるタップ切換中は通常の電圧調整のタップ切り換えを禁止するタップ切換禁止指令と、強制的に素通しタップにさせる昇圧指令または降圧指令とを前記電圧調整用制御装置に出力するタップ指令回路と、
    前記第1のリレーと第3のリレーとが動作したことによる電圧無し情報を素通し制御完了情報として前記2側電源端子間に出力させる素通し制御完了判定回路とを備えた自動電圧調整装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100944537B1 (ko) * 2008-11-21 2010-03-03 (주)가온테크 변압기 오엘티씨 제어 시스템
CN102355060A (zh) * 2011-10-10 2012-02-15 国电南瑞科技股份有限公司 一种变电站智能联动系统
WO2012070761A1 (ko) * 2010-11-25 2012-05-31 주식회사 유성계전 탭 지시계
CN105576831A (zh) * 2015-12-30 2016-05-11 北京四方继保自动化股份有限公司 一种主子站安全控制的自动校核方法

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