JP2008192885A - フレキシブルプリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的強度を向上させることができるフレキシブルプリント基板を提供すること。
【解決手段】フレキシブルプリント基板10は、本体部14と端末部15とをスリット部17を介して備える。フレキシブルプリント基板10には、一部の形状と同形状に形成され、フレキシブルプリント基板10の本体部14と端末部15との分岐部分を含み端末部15を本体部14から引き離す方向の外力などが加わった場合にその応力が集中する応力集中領域18を含む絶縁フィルム11の表面側の所定領域を覆うように補強板20が貼着されている。補強板20には、応力集中領域18と重なる部分においてはフレキシブルプリント基板10と接着されない非接着面22が形成され、この応力集中領域18の周縁近傍領域と重なる部分においてはフレキシブルプリント基板10と接着剤29を介して接着される接着面21が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuit:FPC)に関し、特に機械的強度を向上させることができるフレキシブルプリント基板に関する。
近年、配線部材などとして用いられるフレキシブルプリント基板に対し、曲げるなどの応力が加わった場合の対策として、フレキシブルプリント基板に補強板を貼り付けることが行われている。
例えば、特許文献1に記載されたフレキシブルプリント基板は、屈曲部と非屈曲部とを有するフレキシブルプリント基板であって、少なくとも屈曲部には補強材(補強板)が重ねられて構成されている。この補強材と屈曲部とは、少なくとも一部が非接着に構成されており、補強材を屈曲部に全面接着させないことで、フレキシブルプリント基板に曲げが加わった際に屈曲部に対して補強材を滑らせ、屈曲部の導体に作用する歪み応力を緩和して、導体の断線確率を低減することができる構成とされている。
特開2003−258390号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたフレキシブルプリント基板では、屈曲部に重ねられた補強材が非屈曲部の一部と重なる箇所においてのみフレキシブルプリント基板に接着されている。このため、屈曲部に対する曲げ応力に対しては応力を低減する効果を発揮する構成となっているが、依然屈曲部に対しては多少の応力が掛かってしまい、さらなる応力の低減を図りにくいという問題がある。
また、補強材が非屈曲部の一部と重なる箇所においてのみ接着されているため、例えば屈曲部に対して引き裂き方向の力が加わった場合には応力を低減することができず、導体の断線等の不具合が発生してフレキシブルプリント基板の使用を継続できなくなる場合があるという問題がある。
さらに、例えば補強材を屈曲部の全面に接着した場合は、補強材が外側にくるように折り曲げたときに屈曲部に対する縮み応力が大きくなるとともに、屈曲部を含むフレキシブルプリント基板の端末部に重量部品を実装した上で端末部を立直状態で配置すると、部品の重量や振動、あるいは端末部における他の電気接続部材との接続時に発生する外力などによって、屈曲部に対して面方向の応力が掛かり、フレキシブルプリント基板が破断してしまうこともある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、機械的強度を向上させることができるフレキシブルプリント基板を提供することを目的とする。
本発明に係るフレキシブルプリント基板は、導体パターンが形成された絶縁フィルムと、該絶縁フィルムに貼着して当該絶縁フィルムを補強する補強板とを備えたフレキシブルプリント基板であって、前記補強板は、前記絶縁フィルムに外力が加えられることによる応力が集中する応力集中領域に接着せず、少なくとも該応力集中領域の周縁近傍領域に接着されていることを特徴とする。
本発明に係るフレキシブルプリント基板は、このような構成とすることにより、応力集中領域に対する折り曲げや引き裂きなどによる応力を周縁近傍領域に接着された補強板のみに掛かるようにすることができ、フレキシブルプリント基板の機械的強度を向上させることができる。
また、補強板は、前記絶縁フィルムの前記応力集中領域を覆っている構成とされていてもよい。このように構成すれば、補強板の貼着スペースを最小構成として機械的強度を向上させることが可能となる。
また、前記補強板は、前記応力集中領域を跨ぐ矩形板状に形成され、該応力集中領域を跨いだ状態で前記周縁近傍領域に少なくとも2箇所以上で接着されているとよい。このように構成すれば、応力集中領域に対する応力を接着された補強板のみに掛かるようにして機械的強度を向上させることができる。
また、前記補強板は、前記応力集中領域を避ける矩形板状あるいはくの字状に形成され、該応力集中領域に沿った状態で前記周縁近傍領域に少なくとも2箇所以上で接着されているとよい。このように構成しても、応力集中領域に対する応力を接着された補強板のみに掛かるようにして機械的強度を向上させることができる。
なお、前記応力集中領域は、例えば前記フレキシブルプリント基板の本体部と、該本体部から分岐されて電気部材との接続が行われる端末部との分岐部分を含む該分岐部分の周辺領域である。
本発明によれば、機械的強度を向上させることができるフレキシブルプリント基板を提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係るフレキシブルプリント基板の好ましい実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の一例を示す平面図、図2は同フレキシブルプリント基板の分解斜視図、図3は図1のA−A’断面図、図4は同フレキシブルプリント基板の一部を変更した例を示す平面図、図5は図4に示したフレキシブルプリント基板の分解斜視図である。
図1〜図3に示すように、フレキシブルプリント基板10は、本体部14と、この本体部14からスリット部17を介して分岐された端末部15とを備え、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)などの絶縁性を有する樹脂からなる絶縁フィルム11の上に、銅箔などの導電材をパターン形成してなる複数の導体パターン12を形成し、これら絶縁フィルム11および導体パターン12の上に絶縁性を有する合成樹脂などからなるカバーレイ13を被せた構造となっている。
なお、フレキシブルプリント基板10のカバーレイ13は、端末部15の先端側においては形成されておらず(すなわち、除去されていて)、本来カバーレイ13に覆われているはずの導体パターン12が剥き出しの露出状態であるため、この導体パターン12に図示しない接続端子を接合したり、この導体パターン12を他の電気部材と接続したりすることができる構造となっている。
この場合、本例のフレキシブルプリント基板10では、端末部15の先端側における絶縁フィルム11も幅方向両端側が他の電気部材などと接続し易いように裁断されているため、容易に接続を行うことができる。また、端末部15の先端付近における幅方向両端側には、例えば端末部15を図示しないコネクタなどに形成されたランス等と係合して係止固定するための係止孔19が形成されている。
さらに、フレキシブルプリント基板10には、例えば絶縁フィルム11の表面側に、フレキシブルプリント基板10の一部の形状と同形状に形成された補強板20が貼着されている。この補強板20は、例えばガラエポ(GE:ガラスとエポキシの混合物)、ポリイミド(PI)、アルミニウム(Al)、ステンレス(SUS)などのフレキシブルプリント基板10よりも剛性の高い部材からなる。そして、この補強板20は、例えば厚さ0.2mm〜1.6mmに形成され、例えばフレキシブルプリント基板10の本体部14と端末部15との分岐部分を含み、端末部15を本体部14から引き離す方向の外力や端末部15を本体部14に押し込む方向の外力などが加わった場合にその応力が集中する応力集中領域18を含む絶縁フィルム11の表面側の所定領域を覆うように貼着されている。
すなわち、補強板20は、応力集中領域18と重なる部分においてはフレキシブルプリント基板10と接着されない非接着面22が形成され、この応力集中領域18の周縁近傍領域と重なる部分においてはフレキシブルプリント基板10と接着剤29を介して接着される接着面21が形成された構造を備えている。換言すれば、補強板20は、応力集中領域18には接着されずに、少なくともこの応力集中領域18の周縁近傍領域において、非接着面22を除く接着面21上で接着剤29を介してフレキシブルプリント基板10と接着された状態で具備されている。なお、補強板20がアルミニウムやステンレスなどの金属部材により構成されている場合は、放熱効果が高いため発熱のある箇所には好適である。
このように構成されたフレキシブルプリント基板10では、応力集中領域18に対する折り曲げや引き裂きなどによる応力を応力集中領域18を覆うように周縁近傍領域に接着された補強板20のみに掛かるようにすることができ、フレキシブルプリント基板10の機械的強度を向上させることができる。したがって、応力集中領域18における導体パターン12の断線などの不具合の発生を防止し、面方向の応力に対してフレキシブルプリント基板10が破断してしまうことなどを防止することができる。これにより、フレキシブルプリント基板10の機械的耐久性をさらに向上させることが可能となる。
なお、図4および図5に示すように、補強板20Aを、フレキシブルプリント基板10Aの一部の形状と同形状ではなく、端末部15の先端側における裁断された絶縁フィルム11が存在していた場合の幅方向両端までをもカバーする形状に構成し、端末部15の先端側における機械的強度を向上させるように構成してもよい。端末部15の先端側は、他の電気部材などとの接続を繰り返し行うこともあり得るため、このような構成にしても好適である。その他の点については上述したフレキシブルプリント基板10と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図6は、本発明の他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板の一例を示す平面図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する箇所には同一の符号を付して説明を省略する。図6に示すように、このフレキシブルプリント基板10Bにおいて上述したフレキシブルプリント基板10,10Aと相違する点は、補強板20Bの形状と貼着態様である。
すなわち、本例のフレキシブルプリント基板10Bでは、補強板20Bは、短冊状に形成されており、本体部14と接着面21aにおいて、また端末部15と接着面21bにおいて、スリット部17を跨ぎ応力集中領域18に沿ったような状態でこの応力集中領域18よりも端末部15の先端側の周縁近傍領域にてフレキシブルプリント基板10Bの絶縁フィルム11の表面側にそれぞれ(2箇所で)接着されている。このような構成のフレキシブルプリント基板10Bであっても、上述したフレキシブルプリント基板10,10Aと同様に応力集中領域18への応力を補強板20Bのみに掛かるようにして機械的強度を向上させることができる。
図7は、本発明のさらに他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板の一例を示す平面図である。図7に示すように、このフレキシブルプリント基板10Cにおいて上述したフレキシブルプリント基板10,10A,10Bと相違する点は、フレキシブルプリント基板10Cおよび補強板20Cの形状と配置(貼着)態様である。
すなわち、本例のフレキシブルプリント基板10Cでは、端末部15が本体部14の端部から外部に延出するような状態で形成されているとともに、補強板20Cがくの字状に形成されており、本体部14と接着面21aにおいて、また端末部15と接着面21bにおいて、応力集中領域18に沿ってこの応力集中領域18を避けるような状態でフレキシブルプリント基板10Cの絶縁フィルム11の表面側にそれぞれ(2箇所で)接着されている。このような構成のフレキシブルプリント基板10Cであっても、上述したフレキシブルプリント基板10,10A,10Bと同様に応力集中領域18への応力を補強板20Cのみに掛かるようにして機械的強度を向上させることができる。
以上述べたように、本発明に係るフレキシブルプリント基板の実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換などが可能である。例えば、上述した実施形態では補強板20,20A,20B,20Cをそれぞれフレキシブルプリント基板10,10A,10B,10Cの絶縁フィルム11の表面側に貼着する構成としたが、カバーレイ13の表面側に貼着したり、絶縁フィルム11およびカバーレイ13の両方の表面側に貼着したりするようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の一例を示す平面図である。 同フレキシブルプリント基板の分解斜視図である。 図1のA−A’断面図である。 同フレキシブルプリント基板の一部を変更した例を示す平面図である。 図4に示したフレキシブルプリント基板の分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板の一例を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板の一例を示す平面図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C…フレキシブルプリント基板、11…絶縁フィルム、12…導体パターン、13…カバーレイ、14…本体部、15…端末部、17…スリット部、18…応力集中領域、19…係止孔、20,20A,20B,20C…補強板、21,21a,21b…接着面、22…非接着面、29…接着剤。

Claims (5)

  1. 導体パターンが形成された絶縁フィルムと、該絶縁フィルムに貼着して当該絶縁フィルムを補強する補強板とを備えたフレキシブルプリント基板であって、
    前記補強板は、前記絶縁フィルムに外力が加えられることによる応力が集中する応力集中領域に接着せず、少なくとも該応力集中領域の周縁近傍領域に接着されている
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板。
  2. 前記補強板は、前記絶縁フィルムの前記応力集中領域を覆っていることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルプリント基板。
  3. 前記補強板は、前記応力集中領域を跨ぐ矩形板状に形成され、該応力集中領域を跨いだ状態で前記周縁近傍領域に少なくとも2箇所以上で接着されていることを特徴とする請求項1または2記載のフレキシブルプリント基板。
  4. 前記補強板は、前記応力集中領域を避ける矩形板状あるいはくの字状に形成され、該応力集中領域に沿った状態で前記周縁近傍領域に少なくとも2箇所以上で接着されていることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルプリント基板。
  5. 前記応力集中領域は、前記フレキシブルプリント基板の本体部と、該本体部から分岐されて電気部材との接続が行われる端末部との分岐部分を含む該分岐部分の周辺領域であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のフレキシブルプリント基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011124332A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Hosiden Corp フレキシブル配線基板

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