JP2019140356A - フレキシブル回路基板 - Google Patents

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Ryosuke Sugiyama
良介 杉山
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Abstract

【課題】フレキシブル回路基板の、カバーレイと端子部との境界における応力を低減し、端子部における断線の可能性を低減する。【解決手段】内部に導体パターンを含むカバーレイ(4)と、該カバーレイ(4)から露出した前記導体パターンを含む端子部(6)と、何れかの面上において、前記端子部(6)の全体と前記カバーレイ(4)の一部とに接着する補強板(8)と、把持部(20)と、該把持部(20)よりも前記端子部(6)側の接着部(18)とを有し、前記面上において、前記接着部(18)のみにおいて、前記カバーレイ(4)と接着し、前記端子部(6)から前記カバーレイ(4)へ向かう方向に前記補強板(8)と離間する屈曲板(10)とを備えたフレキシブル回路基板(2)を提供する。【選択図】図1

Description

本発明はフレキシブル回路基板、特に、端子部を備えたフレキシブル回路基板に関する。
特許文献1には、導体パターンが形成されたベースフィルムの裏面に補強板が形成された端子部を備えるフレキシブル基板において、補強板の剛性を低くして湾曲変形を容易とし、導体パターンの断線を防止する技術が開示されている。
特開平6−152077号公報(1994年5月31日公開)
応用として、上述した補強板に把持部としての機能を持たせ、補強板を把持して端子部を取り扱うことにより、容易に端子の脱着の取扱いを行えるように補強板を構成することが考えられる。ここで、特許文献1は、補強板を把持することと、補強板をベースフィルムから離れる方向に屈曲させた場合に生じる応力とについて考慮されていない。
例えば、1枚の補強板を、内部に導体パターンを含むカバーレイと、導体パターンがカバーレイから露出する端子部との上面に接着し、補強板の一部を把持部として使用することが考えられる。この場合、把持部を把持した際の補強板の屈曲によって、端子部とカバーレイとの境界に応力が生じ、導体パターンが断線する可能性がある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るフレキシブル回路基板は、内部に導体パターンを含むカバーレイと、該カバーレイから露出した前記導体パターンを含む端子部と、何れかの面上において、前記端子部の全体と前記カバーレイの一部とに接着する補強板と、把持部と、該把持部よりも前記端子部側の接着部とを有し、前記面上において、前記接着部のみにおいて、前記カバーレイと接着し、前記端子部から前記カバーレイへ向かう方向に前記補強板と離間する屈曲板とを備える。
本発明の一態様によれば、屈曲板が屈曲し、これに応じてカバーレイが屈曲した場合に、カバーレイと端子部との境界における応力を低減するフレキシブル回路基板を実現できる。
本発明の実施形態1に係るフレキシブル回路基板の上面、側断面、および下面を示す概略図である。 比較形態に係るフレキシブル回路基板の上面、側断面、および下面を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係るフレキシブル回路基板の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態2に係るフレキシブル回路基板の上面概略図である。 本発明の実施形態3に係るフレキシブル回路基板の上面概略図である。 本発明の実施形態4に係るフレキシブル回路基板の上面概略図である。
〔実施形態1〕
本明細書においては、端子部の導体パターンが露出する面を、フレキシブル回路基板の下面とし、当該下面に対する裏面であり、補強板および屈曲板が接着する面を、フレキシブル回路基板の上面として説明する。
図1は、本実施形態に係るフレキシブル回路基板2について説明するための概略図である。図1の(a)は、フレキシブル回路基板2の上面図である。図1の(b)は、図1の(a)における、A−A線矢視断面図である。図1の(c)は、フレキシブル回路基板2の下面図である。図1の(a)〜(c)においては、それぞれのフレキシブル回路基板2の端子側の先端の位置を揃えて図示を行っている。このため、図1の(a)〜(c)においては、フレキシブル回路基板2の長手方向における位置関係を揃えて、フレキシブル回路基板2を示している。
本実施形態に係るフレキシブル回路基板2は、図1の(c)に示すように、カバーレイ4と、端子部6とを備える。カバーレイ4は、フレキシブル回路基板2の導体パターンを内部に備えることにより、導体パターンを保護する機能を備える。カバーレイ4は、柔軟な材料を含み、外力を与えられることにより容易に屈曲する。端子部6は、カバーレイ4から露出した導体パターンの端部を含む。本実施形態においては、端子部6は、フレキシブル回路基板2の挿入端子であり、他の外部機器の端子に端子部6が挿入されることにより、フレキシブル回路基板2の外部機器への実装がなされてもよい。
フレキシブル回路基板2の何れかの面上、本実施形態においては、図1の(a)に示す上面側において、フレキシブル回路基板2は、さらに、補強板8と屈曲板10とを備える。補強板8と屈曲板10とは、フレキシブル回路基板2の、カバーレイ4と端子部6との上面に接着する。
補強板8は、フレキシブル回路基板2の端子部6側の端部に、補強板8の下面の全面が接着することにより形成されている。補強板8は、端子部6が他の外部機器に挿入実装される際、外部機器の端子に嵌合するフック12を、側面に備えていてもよい。補強板8は、上面視において、端子部6の全体と、カバーレイ4の一部とに重畳する位置に接着する。すなわち、補強板8は、カバーレイ4と端子部6との境界14を含む、端子部6の全体と、カバーレイ4の一部とに全面接着する。補強板8は、カバーレイ4と端子部6との構造強度を補強する。このため、補強板8は、ある所定の剛性を有する材料を含むことが好ましい。
屈曲板10は、端子部6からカバーレイ4へ向かう方向に、補強板8と、間隙16をおいて離間する。間隙16は、補強板8のカバーレイ4側の端部8eと、屈曲板10の端子部6側の端部10eとの間の空間として規定される。本実施形態においては、端部8eと端部10eとが上面視において直線形状を有するため、間隙16は矩形状を有する。間隙16の幅、すなわち、端部8eと端部10eとの間の長さは、長さRによって規定される。
屈曲板10は、接着部18と把持部20とを有する。接着部18は、下面の全面をカバーレイ4の上面の一部に接着する。接着部18は、把持部20よりも端子部6側に接着する。把持部20は、カバーレイ4に接着しないため、屈曲板10は、接着部18においてのみカバーレイ4と接着している。把持部20に対し、カバーレイ4から鉛直方向に離れる方向、すなわち、図1においては、カバーレイ4から上方へ離れる方向への外力を与えると、屈曲板10は、把持部20において、カバーレイ4から離れ、上方に屈曲する。
図1の屈曲板10における点線は、接着部18と把持部20との境界を示す。すなわち、屈曲板10における点線よりも端子部6側において、屈曲板10はカバーレイ4と接着する。また、屈曲板10における点線よりもカバーレイ4側において、屈曲板10はカバーレイ4と接着せず、カバーレイ4から離れる方向に屈曲できる。
屈曲板10は、補強板8と同一の材料を含んでいてもよい。ただし、屈曲板10は、把持部20に対して与えられた外力により屈曲し、当該外力が取り除かれると元の形状に略復元されることが好ましい。したがって、屈曲板10は、ある所定の剛性と弾性とを有する材料を含むことが好ましい。
本実施形態に係るフレキシブル回路基板2が奏する効果について、比較形態に係るフレキシブル回路基板を参照して説明する。図2は、比較形態に係るフレキシブル回路基板56を示す図である。図2の(a)〜(c)における位置関係は、図1の(a)〜(c)のそれぞれに対応する。また、図2の(b)は、図2の(a)における、B−B線矢視断面図である。
比較形態に係るフレキシブル回路基板56は、本実施形態に係るフレキシブル回路基板2と比較して、補強板8を備えていない点において構成が異なる。これに伴い、フレキシブル回路基板56においては、屈曲板10の接着部18が、カバーレイ4と端子部6との境界14を含む、端子部6の全体と、カバーレイ4の一部とに全面接着する。また、接着部18がフック12を有している。上記点を除いて、フレキシブル回路基板56は、フレキシブル回路基板2と同一の構成であってもよい。
図3は、本実施形態に係るフレキシブル回路基板2の効果について説明するための図である。図3の(a)および(b)においては、フレキシブル回路基板56およびフレキシブル回路基板2のそれぞれにおいて、回路基板の使用者の指Fによって、把持部20が把持され、屈曲板10が屈曲された状態を示している。図3の(a)および(b)においては、それぞれフレキシブル回路基板56およびフレキシブル回路基板2を側面方向から見た状態を示している。
比較形態に係るフレキシブル回路基板56においては、カバーレイ4および端子部6に接着した接着部18と、指Fによって把持される把持部20とが、1枚の屈曲板10に形成されている。このため、図3の(a)に示すように、屈曲板10が屈曲された際、接着部18に接着するカバーレイ4においても屈曲が発生し、当該屈曲による応力がカバーレイ4と端子部6との境界14まで伝搬する場合がある。一般に、境界14における導体パターンは、カバーレイ4内部の導体パターン、および端子部6において露出する導体パターンと比較して、構造強度が低下している。ゆえに、カバーレイ4の屈曲による応力が、境界14まで伝搬した場合、境界14において、導体パターンの断線が発生する可能性がある。
これに対し、本実施形態に係るフレキシブル回路基板2においては、カバーレイ4および端子部6に接着した補強板8と、指Fによって把持される把持部20を有する屈曲板10とが、別体として形成されている。加えて、補強板8と屈曲板10とは、間隙16を開けて配置されている。このため、図3の(b)に示すように、屈曲板10が屈曲されたとしても、屈曲板10の屈曲に伴うカバーレイ4の屈曲は、間隙16において緩和され、間隙16よりも端子側のカバーレイ4および端子部6には応力が伝搬しにくくなる。
したがって、本実施形態に係るフレキシブル回路基板2においては、屈曲板10の屈曲が発生した際、カバーレイ4と端子部6との境界14に応力が発生する可能性を低減できる。ゆえに、フレキシブル回路基板2は、境界14における導体パターンの断線の可能性を低減できる。
上記においては、指Fによって把持部20が把持される場合を説明したが、これに限られず、把持部20は、端子部6の外部機器への挿入実装を行うためのマニピュレータ等の治具によって把持されてもよい。また、上述した、屈曲板10の屈曲に伴う、カバーレイ4と端子部6とへの応力の低減の効果は、把持部20が把持され、屈曲板10が屈曲する場合のみならず、カバーレイ4に直接外力が加わった場合においても奏される。なお、上述する間隙の長さRは、例えば、0.1mm以上であってもよい。
〔実施形態2〕
図4は、本実施形態に係るフレキシブル回路基板22について説明するための、フレキシブル回路基板22の上面概略図である。本実施形態に係るフレキシブル回路基板22は、フレキシブル回路基板2と比較して、補強板8の代わりに補強板24を備え、屈曲板10の代わりに屈曲板26を備える点においてのみ構成が異なる。
図4に示すように、補強板24は、補強板8と比較して、カバーレイ4側の端部24eの形状が、端部8eと異なり、上面視において波形状を有する点においてのみ異なる。屈曲板26は、屈曲板10と比較して、上面視において波形状を有する、端子部6側の端部26eを有する接着部28を有する点においてのみ異なる。上記相違点を除いて、補強板24および屈曲板26は、補強板8および屈曲板10のそれぞれと同一の構成を有する。
端部24eと端部26eとの間の空間には、間隙30が規定される。ここで、端部24eと端部26eとが、上面視において波形状であるため、図4に示すように、間隙30のカバーレイ4側および端子部6側における両端部が、上面視において波形状を有する。
なお、本実施形態において、端部24eは、図4に示すように、端部26eを端子部6の方向に平行移動した形状を有している。すなわち、端部24eと端部26eとの形状は一致している。したがって、端部24eと端部26eとの距離は、何れの位置においても略変化しないため、本実施形態においては、間隙30の幅も、何れの位置においても略変化しない。
本実施形態に係るフレキシブル回路基板22は、間隙30のカバーレイ4側および端子部6側における両端部が、上面視において波形状を有する。このため、屈曲板26が屈曲した場合、カバーレイ4の屈曲によって端部24eと端部26eとに生じる応力が分散される。ゆえに、フレキシブル回路基板22は、フレキシブル回路基板2と比較して、カバーレイ4の屈曲によって生じる応力を、間隙30によって緩和する効果を、より高めることができる。
なお、図4に示すように、端部24eと端部26eとの形状が一致しているため、間隙30のカバーレイ4側および端子部6側における両端部が、上面視において形状が一致する。ゆえに、間隙30の幅が、何れの位置においても略変化しないため、カバーレイ4の屈曲の緩和の際に、間隙30の何れかの位置に応力が集中することを低減することが可能である。上述した、間隙の両端が同形状である構成は、前実施形態における間隙16においても適用可能である。
〔実施形態3〕
図5は、本実施形態に係るフレキシブル回路基板32について説明するための、フレキシブル回路基板32の上面概略図である。本実施形態に係るフレキシブル回路基板32は、フレキシブル回路基板2と比較して、カバーレイ4の上面と接着する、複数の補助板34、36、および38を備える点においてのみ構成が異なっている。
補助板34、36、および38は、補強板8と屈曲板10との間に、端子部6側から順に接着する。補助板34、36、および38は、互いに離間し、補助板34は補強板8と、補助板38は屈曲板10とも離間する。このため、補強板8、補助板34、36、38、および屈曲板10の間のそれぞれにおいては、複数の間隙40、42、44、および46が規定される。間隙40、42、44、および46のそれぞれにおいて、カバーレイ4側および端子部6側における両端部は、図5に示すように、上面視において直線形状であってもよく、または、波形状であってもよい。なお、補助板34、36、および38は、補強板8または屈曲板10と同一の材料を含んでいてもよい。
本実施形態に係るフレキシブル回路基板32は、補強板8と屈曲板10との間に、互いに離間する補助板34、36、および38を有する。このため、フレキシブル回路基板32は、フレキシブル回路基板2と比較して、カバーレイ4と端子部6との構造を補強しつつ、補強板8と屈曲板10との間に形成される間隙を増やすことができる。
すなわち、フレキシブル回路基板32は、カバーレイ4の屈曲によって生じる応力を、複数の間隙40、42、44、および46のそれぞれによって緩和することができる。ゆえに、フレキシブル回路基板32は、フレキシブル回路基板2と比較して、カバーレイ4の屈曲によって生じる応力を緩和する効果を、より高めることができる。本実施形態においては、例えば、屈曲板10において、より大きな屈曲が発生した場合であっても、カバーレイ4の屈曲によって生じる応力を緩和し、導体パターンの断線を低減する効果が得られる。
なお、本実施形態においては、フレキシブル回路基板32が補助板を複数備えた構成を示したが、これに限らず、補助板は単一であってもよい。この場合においても、補強板8と補助板との間、および、補助板と屈曲板10との間の、2つの間隙を有するフレキシブル回路基板32を実現できる。
〔実施形態4〕
図6は、本実施形態に係るフレキシブル回路基板48について説明するための、フレキシブル回路基板48の上面概略図である。本実施形態に係るフレキシブル回路基板48は、フレキシブル回路基板2と比較して、屈曲板10の代わりに屈曲板50を備える点においてのみ構成が異なる。また、屈曲板50は、屈曲板10と比較して、把持部20の代わりに把持部52を有する点においてのみ構成が異なる。
把持部52は、図6に示すように、上面視において、カバーレイ4から突出する凸部54を備える。把持部52の凸部54を把持し、カバーレイ4から離れる方向に外力を与えると、把持部52、ひいては屈曲板50が屈曲する。
本実施形態に係るフレキシブル回路基板48は、上面視において、カバーレイ4から突出する凸部54に外力を与えることによって、屈曲板50を屈曲させることが可能である。このため、凸部54に外力を与え、屈曲板50を屈曲させた場合、当該外力によって生じ、カバーレイ4および端子部6に伝搬する応力を低減することができる。ゆえに、フレキシブル回路基板48は、フレキシブル回路基板2と比較して、カバーレイ4の屈曲によって生じる応力を緩和する効果を、より高めることができる。また、凸部54はカバーレイ4と重畳しないため、屈曲板50が屈曲していない状態において凸部54を把持する際、カバーレイ4が障害とならず、把持部52を把持することが容易となる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るフレキシブル回路基板は、内部に導体パターンを含むカバーレイと、該カバーレイから露出した前記導体パターンを含む端子部と、何れかの面上において、前記端子部の全体と前記カバーレイの一部とに接着する補強板と、把持部と、該把持部よりも前記端子部側の接着部とを有し、前記面上において、前記接着部のみにおいて、前記カバーレイと接着し、前記端子部から前記カバーレイへ向かう方向に前記補強板と離間する屈曲板とを備える。
上記の構成によれば、カバーレイが屈曲する外力が、フレキシブル回路基板に与えられた場合に、カバーレイの屈曲が補強板と屈曲板との間において緩和され、カバーレイと端子部との間に伝搬する応力を低減するフレキシブル回路基板が提供される。
本発明の態様2に係るフレキシブル回路基板は、上記態様1において、前記屈曲板が、前記把持部に対する、前記面上から鉛直方向に離れる方向の力により屈曲してもよい。
上記の構成によれば、把持部を使用者の指または治具によって把持し、端子部の取り扱いを行うことが可能である。
本発明の態様3に係るフレキシブル回路基板は、上記態様1から2において、前記補強板の前記カバーレイ側の端部と、前記屈曲板の前記端子部側の端部とが、上面視において同形状であってもよい。
上記の構成によれば、間隙の幅が、何れの位置においても略変化しないため、カバーレイの屈曲の緩和の際に、間隙の何れかの位置に応力が集中することを低減することが可能である。
本発明の態様4に係るフレキシブル回路基板は、上記態様1から3において、前記補強板の前記カバーレイ側の端部と、前記屈曲板の前記端子部側の端部とが、上面視において波形状を有していてもよい。
上記の構成によれば、間隙の端部の何れの位置において、応力が集中する可能性を低減できる。
本発明の態様5に係るフレキシブル回路基板は、上記態様1から4において、前記面上において、前記補強板と前記屈曲板との間に、前記カバーレイと接着し、前記補強板および前記屈曲板と離間する補助板をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、間隙を複数形成することができ、上述した間隙による応力の緩和の効果をより高めることができる。
本発明の態様6に係るフレキシブル回路基板は、上記態様5において、前記補助板を複数備えていてもよい。
上記の構成によれば、間隙の個数をさらに増加させることができ、上述した間隙による応力の緩和の効果をより高めることができる。
本発明の態様7に係るフレキシブル回路基板は、上記態様1から6において、前記把持部が、上面視において、前記カバーレイから突出する凸部を有していてもよい。
上記の構成によれば、凸部を把持して屈曲板を屈曲させることにより、カバーレイと端子部とに発生する応力をより低減することができる。また、凸部を把持することにより、屈曲板を把持する際にカバーレイが障害とならないため、容易に屈曲板を把持することが可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
2、22、32、48 フレキシブル回路基板
4 カバーレイ
6 端子部
8、24 補強板
10、26、50 屈曲板
18、28 接着部
20、52 把持部
34、36、38 補助板
54 凸部

Claims (7)

  1. 内部に導体パターンを含むカバーレイと、
    該カバーレイから露出した前記導体パターンを含む端子部と、
    何れかの面上において、前記端子部の全体と前記カバーレイの一部とに接着する補強板と、
    把持部と、該把持部よりも前記端子部側の接着部とを有し、前記面上において、前記接着部のみにおいて、前記カバーレイと接着し、前記端子部から前記カバーレイへ向かう方向に前記補強板と離間する屈曲板とを備えたフレキシブル回路基板。
  2. 前記屈曲板が、前記把持部に対する、前記面上から鉛直方向に離れる方向の力により屈曲する請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
  3. 前記補強板の前記カバーレイ側の端部と、前記屈曲板の前記端子部側の端部とが、上面視において同形状である請求項1または2に記載のフレキシブル回路基板。
  4. 前記補強板の前記カバーレイ側の端部と、前記屈曲板の前記端子部側の端部とが、上面視において波形状を有する請求項1から3の何れか1項に記載のフレキシブル回路基板。
  5. 前記面上において、前記補強板と前記屈曲板との間に、前記カバーレイと接着し、前記補強板および前記屈曲板と離間する補助板をさらに備えた請求項1から4の何れか1項に記載のフレキシブル回路基板。
  6. 前記補助板を複数備えた請求項5に記載のフレキシブル回路基板。
  7. 前記把持部が、上面視において、前記カバーレイから突出する凸部を有する請求項1から6の何れか1項に記載のフレキシブル回路基板。
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