JP2008191787A - モバイル端末、並列処理制御プログラム - Google Patents

モバイル端末、並列処理制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008191787A
JP2008191787A JP2007023412A JP2007023412A JP2008191787A JP 2008191787 A JP2008191787 A JP 2008191787A JP 2007023412 A JP2007023412 A JP 2007023412A JP 2007023412 A JP2007023412 A JP 2007023412A JP 2008191787 A JP2008191787 A JP 2008191787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
mobile terminal
parallel processing
unit
mobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007023412A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisafumi Matsuo
尚史 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taito Corp
Original Assignee
Taito Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taito Corp filed Critical Taito Corp
Priority to JP2007023412A priority Critical patent/JP2008191787A/ja
Publication of JP2008191787A publication Critical patent/JP2008191787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】演算能力を有効に活用して他のモバイル端末と並列処理を実行することで作業や業務の効率を改善する。
【解決手段】モバイル端末10−1は、クレードル12−1を介して電力線1と接続し、通信部35により電力線を介して接続される他のモバイル端末と通信する。端末稼働確認部22aは、通信が可能な他のモバイル端末の稼働状況を確認する。担当振り分け部22dは、端末稼働確認部22aによって稼働可能であると確認された他のモバイル端末との間で処理の担当を振り分ける。並列処理制御部22は、担当振り分け部22dにより振り分けられた処理を他のモバイル端末に、通信部35により通信しながら実行させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話機などのモバイル端末、同モバイル端末において実行される並列処理制御プログラムに関する。
近年では、携帯電話機に代表されるモバイル端末を大部分の人が所有する状況となっている。このため、家庭やオフィスなどにおいては数台〜数十台数のモバイル端末が存在していることになる。携帯電話機は、常時、使用されるものではないため、ユーザの近辺に放置されていたり、クレードルに載置された状態(充電中の状態)で存在している。
携帯電話機は、演算能力が飛躍的に向上しているが、基本的にスタンドアロンで使用される端末であるため、夜間や休息時間帯などの未使用時には演算能力が活用されていない。
従来では、端末装置とデータ処理装置とを無線通信網を介して接続し、簡便な方法で分散処理を実行する分散処理システムが考えられている(特許文献1)。特許文献1に記載された分散処理システムにおいて、データ処理装置は、存在通知パケットを常時発信している。端末装置は、データ処理装置と無線通信が可能である範囲内に移動したときに存在通知パケットを受信して、データ処理装置の存在を確認する。次に、端末装置は、データ処理装置に対して認証及びアソシエーションを要求する。そして、ユーザによるデータ処理要求に基づいて、データ処理装置に対して分散処理を要求する。データ処理装置は、予測TATを算出して要求TATと比較することにより、要求された分散処理が実行可能か否かを判断する。実行可能とされたときには、端末装置によって要求された分散処理が開始される。
また従来では、ネットワーク上で密結合されたCPU群を有効に利用して大規模な処理を少ない負荷で行うことができるようにする分散処理システムが考えられている(特許文献2)。特許文献2に記載された分散処理システムは、大規模ジョブを複数の小ジョブ#1〜#nに分割するジョブ分割部と、分割された複数の小ジョブ#1〜#nのうち未処理のジョブを、各端末のうちジョブ取得要求を行った端末に対して与えるジョブ送信部とを備え、大規模ジョブを複数の小ジョブ#1〜#nに分割してそれぞれを複数の端末に配信して分散実行させ、それぞれの回答を各端末からサーバに返すようにすることにより、大規模ジョブの処理を少ない計算負荷で実行することができるようにする。
特開2005−208834号公報 特開2000−242614号公報
従来、携帯電話機などのモバイル端末は、スタンドアロンタイプの端末であるため、音声による通話や電子メールの送受信などの本来の機能を実行する以外では演算能力が活用されていなかった。
本発明は前述した事情に考慮してなされたもので、その目的は、演算能力を有効に活用して他のモバイル端末と並列処理を実行することで作業や業務の効率を改善することが可能なモバイル端末、並列処理制御プログラムを提供することにある。
本発明は、電力線と接続するための接続手段と、前記接続手段によって接続された電力線を介して他のモバイル端末と通信する通信手段と、前記通信手段により通信が可能な他のモバイル端末の稼働状況を確認する稼働確認手段と、前記稼働確認手段によって稼働可能であると確認された前記他のモバイル端末との間で処理の担当を振り分ける振り分け手段と、前記振り分け手段により振り分けられた処理を前記他のモバイル端末と前記通信手段により通信しながら実行する処理実行手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、モバイル端末が電力線と接続される状態、例えば未使用時にクレードルに載置して充電を行っているような状態において、電力線を介して接続される他のモバイル端末と共に並列処理を実行するので、演算能力を有効に活用して作業や業務の効率を改善することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すシステムは、例えば家庭内やオフィス内などの限られた範囲内で構築されるもので、電力線1を介して複数のモバイル端末10(10−1,10−2,10−3,10−4)が接続され、電力線搬送通信(PLC(Power Line Communications))によって相互に通信することができる。モバイル端末10としては、例えば携帯電話機が用いられるものとして説明する。
図1に示すモバイル端末10−1,10−2,10−3は、それぞれに対応するクレードル12−1,12−2,12−3を介して、電力線1と接続される。通常、モバイル端末10−1,10−2,10−3は、内蔵されたバッテリに充電をする場合に、クレードル12−1,12−2,12−3に装着される。クレードル12−1,12−2,12−3は、電力線1と接続されたコンセントにプラグを差し込むことで電力線1と接続される。クレードル12−1,12−2,12−3には、電力線1を介して通信をするためのPLCモデムが設けられており、充電中に電力線1を介して他のモバイル端末と通信することができる。本実施形態では、複数のモバイル端末10の間で協働して、それぞれに振り分けられた処理を並列(分散)して実行することができる。
モバイル端末10−4は、電力線1を介して通信をするためのPLCモデムが内蔵されている。従って、モバイル端末10−4は、クレードル12を介さないで、自端末に設けられたコネクタ(図示せず)に接続された専用のケーブルをコンセントに接続することにより、電力線1を介した通信をすることができる。
また、本システムでは、パーソナルコンピュータ13やPDA(personal digital assistant)15などの情報処理装置が、それぞれに対応するPLCモデム14,16を介して電力線1と接続されている。複数のモバイル端末10は、パーソナルコンピュータ13及びPDA15とPLCによって相互に通信することができる。
図2は、モバイル端末10−1の機能構成を示すブロック図である。なお、他のモバイル端末10−2,…,10−nについては、モバイル端末10−1と同様の機能が設けられ、相互に電力線1を介して通信することが可能であるものとして詳細な説明を省略する。
モバイル端末10−1は、無線通信により基地局17を介して、携帯電話機網、インターネットなどを含むネットワーク18と接続される。ネットワーク18には、複数のモバイル端末10において電力線1を介した並列(分散)処理を実行するための並列処理制御プログラムを提供するサーバ19が接続されている。サーバ19は、モバイル端末10からの要求に応じて、並列処理制御プログラムをダウンロードさせる。また、サーバ19は、複数種類のモバイル端末についてのスペック(機能)を示すデータ(以下、リソース管理データと称する)を、ネットワーク18を介してモバイル端末10等にダウンロードさせることができるものとする。
また、モバイル端末10−1は、携帯電話機網を介さないで、直接、他のモバイル端末10−5と無線通信を行う機能(トランシーバ機能)が設けられているものとする。
図2に示すように、モバイル端末10−1には、制御部20、ROM30、表示部31、音声部32、入力部33、無線通信部34、通信部35、メモリ36、及び着脱可能メモリデバイス37が設けられている。
制御部20は、モバイル端末10−1全体の制御を司るもので、携帯電話機としての基本的な音声通話や電子メールの送受信などの機能を制御する他、メモリ36に記憶された並列処理制御プログラム36aを実行することにより他のモバイル端末等との並列処理や各種のアプリケーションを制御する。制御部20には、並列処理制御プログラム36aによって並列処理制御部22及びアプリケーション部24が実現される。
並列処理制御部22は、通信部35によって電力線1を介して接続される他のモバイル端末10−2,…,10−nとの間で実行される並列処理を制御する。並列処理制御部22には、端末稼働確認部22a、途中離脱リカバリ部22b、リソース管理部22c、担当振り分け部22d、及び処理結果管理部22eが設けられる。
端末稼働確認部22aは、電力線1を介して通信が可能な他のモバイル端末の稼働状況、すなわち複数のモバイル端末の間で並列処理を実行可能な状況にあるかを確認する。本実施形態では、例えば、モバイル端末が音声通話や電子メールの送受信などの機能が実行されていない未使用状態にある場合に並列処理が実行可能であるものとする。
途中離脱リカバリ部22bは、他のモバイル端末と並列処理を実行している途中で、自端末あるいは他のモバイル端末が稼働可能でなくなった場合に、この稼働できなくなったモバイル端末を除く他のモバイル端末によって並列処理を継続するための処理を実行する。
リソース管理部22cは、電力線1を介して接続されたモバイル端末の性能(機能)を示すリソース管理データ36d(後述する)を管理する。リソース管理データ36dは、例えば、複数のモバイル端末において実行される並列処理を制御する親端末の選定や、親端末として選定された場合の並列処理の振り分けの際に参照される。
担当振り分け部22dは、自端末が親端末として選定された場合に、端末稼働確認部22aによって稼働可能であると確認された並列処理を実行する他のモバイル端末10のそれぞれに対して処理の振り分けを実行する。担当振り分け部22dは、リソース管理部22cによって管理される他のモバイル端末10に設けられている機能に応じて、処理の振り分けを実行することができる。
処理結果管理部22eは、他のモバイル端末10との間で実行される並列処理の処理結果とする処理結果データ36bを管理する。処理結果管理部22eは、処理結果データ36bを自端末において格納しておく他、並列処理される処理内容に応じて、親端末に送信する、あるいは電力線1を介して接続された他の情報機器(パーソナルコンピュータ13、PDA15等)に送信して格納させることができる。
アプリケーション部24は、モバイル端末10−1に設けられた基本的な機能以外の機能(業務処理)を実現するためのもので、メモリ36に格納されたアプリケーションプログラム36cを実行することにより実現される。アプリケーション部24は、例えば電力線1を介して接続された他のモバイル端末10との間で並列処理を実行する。
ROM30は、モバイル端末10に設けられる基本的な機能を実行するための各種プログラムやデータが格納されている。
表示部31は、制御部20の制御のもとで、ディスプレイにおいて各種データを表示させる。
音声部32は、制御部20の制御のもとで、音声通話をする際の音声や、各種の機能実行時における音を出力させる。
入力部33は、制御部20の制御のもとで、音声通話をする際に音声を入力するマイクの他、ユーザ操作を受け付けるための複数のボタンやキーを含む。
無線通信部34は、制御部20の制御のもとで無線通信を実行するもので、携帯電話機網(基地局17)との通信あるいは他のモバイル端末10との通信を実行する。
通信部35は、有線接続された端末との通信を実行するもので、例えばクレードル12−1のPLCモデム12a−1によって電力線1を介して接続される他のモバイル端末等との通信を制御する。通信部35は、モバイル端末10−1がクレードル12−1に装着されることで、クレードル12−1に設けられたPLCモデム12a−1と接続され、電力線1を介して接続される他のモバイル端末等との通信が可能となる。
メモリ36は、各種プログラムやデータなどが格納される。メモリ36には、例えば並列処理制御プログラム36a、処理結果データ36b、アプリケーションプログラム36c、リソース管理データ36dなどが格納される。
並列処理制御プログラム36aは、電力線1を介して接続された複数のモバイル端末との間で実行される並列処理を制御するためのプログラムである。並列処理制御プログラム36aは、例えばネットワーク18を介してサーバ19からダウンロードされる。
処理結果データ36bは、他のモバイル端末との間で実行される並列処理により得られる処理結果を示すデータである。処理結果データ36bは、例えば並列処理制御プログラム36aと同様にして、ネットワーク18を介してサーバ19からダウンロードされる。
アプリケーションプログラム36cは、モバイル端末10−1に設けられた基本的な機能以外の機能(業務処理)を実現するためのもので、例えばネットワーク18を介してダウンロードされたり、他の情報機器(パーソナルコンピュータ13、PDA15等)からインストールされる。
リソース管理データ36dは、複数種類のモバイル端末についてのスペック(機能)を示すデータであり、例えばネットワーク18を介してサーバ19からダウンロードされる。サーバ19では、最新のモバイル端末に関するデータを含むリソース管理データ36dを提供することで、電力線1に接続されるモバイル端末10に最新の機種が含まれている場合であっても同端末の性能を有効に利用して並列処理を実行することができる。
図3には、リソース管理データ36dのデータ構成の一例を示している。リソース管理データ36dは、モバイル端末(携帯電話機)の種類を示す機種データと対応付けて、機種データが示す端末に関するスペックデータが設定されている。スペックデータには、端末に実装された性能、例えば例えば演算能力(浮動小数点計算機能の有無など)、通信速度、リソース情報(ヒープメモリの有無、メモリ容量など)を示すデータが含まれる。
着脱可能メモリデバイス37は、各種処理の処理結果データなどが格納される。着脱可能メモリデバイス37は、着脱が可能であるため、例えば他のモバイル端末と共に実行した並列処理の処理結果データを格納し、他のモバイル端末や情報処理装置(パーソナルコンピュータ13等)において読み出して保存するために使用することができる。
電源部38は、電源制御するもので、各部への電力供給や、クレードル12を介して接続された電力線1バッテリ38aへの充電を行う。電源部38は、電力線1に接続されたことを検知して制御部20に通知する。
次に、本実施形態のモバイル端末10−1における並列処理制御の動作について説明する。図4は、並列処理制御プログラムによる並列処理制御を説明するためのフローチャートである。
モバイル端末10−1は、例えばクレードル12に装着されることにより電力線1と接続される。なお、他のモバイル端末と共に並列処理を実行させる場合には、電源がオンの状態でクレードル12に装着されるものとする。従って、モバイル端末10−1は、クレードル12に装着されている間、音声通話や電子メールの着信が可能な状態となっている。
制御部20は、電源部38によって電力線1と接続されたことを検知すると並列処理制御プログラム36aを起動して並列処理制御を開始する。なお、モバイル端末10−1では、電力線1を介して他のモバイル端末と共に実行される処理(業務)のアプリケーションプログラム36cが予め設定されているものとする。
制御部20は、通信部35によって、クレードル12のPLCモデム12aを通じて、電力線1を介して接続される他のモバイル端末との通信を開始する。制御部20は、他のモバイル端末10との接続があると(ステップA1)、親端末選定処理を実行する(ステップA2)。親端末選定処理では、複数のモバイル端末において実行される並列処理を制御する親端末を、電力線1を介して接続された稼働可能なモバイル端末の中から選定する(詳細については図5を参照しながら説明する)。
モバイル端末10−1は、親端末選定処理によって親端末が選定されると、電力線1を介して接続された他のモバイル端末10と共に並列処理を実行する(ステップA3)。モバイル端末10−1は、親端末選定処理によって自端末が親端末として選定された場合には、親端末並列処理を実行して複数のモバイル端末10による並列処理を制御する(詳細については図6を参照しながら説明する)。また、モバイル端末10−1は、親端末選定処理によって自端末が子端末として選定された場合には、子端末並列処理を実行して、振り分けられた処理を実行する(詳細については図8を参照しながら説明する)。
モバイル端末10−1は、並列処理の実行中に、他のモバイル端末10が電力線1と接続されて稼働可能となるか、あるいは電力線1から切断されるなどして稼働不能となったことが確認された場合、すなわち稼働可能なモバイル端末10の数に変動があった場合には(ステップA4、Yes)、改めて親端末選定処理を実行する(ステップA2)。この親端末選定処理では、変動後のモバイル端末10に応じて処理の振り分けを実行する。
また、モバイル端末10−1は、電力線1を介して他のモバイル端末10との接続がなくなった場合(ステップA5、Yes)、並列処理の実行が不可能となるので並列処理制御を終了する。
このようにして、本実施形態におけるシステムでは、電力線1に接続されて稼働可能な状態にある複数のモバイル端末10から動的に親端末を選定し、親端末として選定されなかった他の子端末に対して、それぞれの端末性能に応じて並列処理の振り分けが行われる。すなわち、モバイル端末10(携帯電話機等)がクレードル12に装着され、ユーザにより音声通話やメールの送受信などにより使用されない状態(稼働可能な状態)にある場合には、その間に並列処理を実行させてモバイル端末10−1の性能を有効に活用することができる。
次に、図4における親端末選定処理(ステップA2)の詳細について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
並列処理制御部22は、通信部35により、電力線1を介して接続された他のモバイル端末10との通信を開始する(ステップB1)。端末稼働確認部22aは、通信可能なモバイル端末10の数をチェックする(ステップB2)。すなわち、並列処理の実行が可能なモバイル端末10を確認する。
ここで、複数の稼働可能なモバイル端末10が存在しない場合、すなわち自端末のみが稼働可能な場合には(ステップB3、No)、並列処理制御部22は、並列処理の実行ができないものと判別し、並列処理の対象となっていた業務処理が自端末のみで処理可能であるかを確認する。自端末のみで実行可能である場合には(ステップB4、Yes)、並列処理制御部22は、アプリケーション部24により自端末のみで業務処理を実行する(ステップB5)。なお、自端末のみで実行できない場合には(ステップB4、No)、並列処理制御を終了する。
一方、複数の稼働可能なモバイル端末10が存在する場合(ステップB3)、並列処理制御部22は、通信可能な他のモバイル端末10との間で、それぞれの機種を示す機種データを相互に送受信する(ステップB6)。リソース管理部22cは、機種データを受信すると、それぞれの他のモバイル端末10の機能を、メモリ36に予め格納されているリソース管理データ36dを参照してチェックする(ステップB7)。
並列処理制御部22は、リソース管理部22cによってチェックされる各端末の機能に基づいて親端末を設定する(ステップB8)。例えば、親端末は、複数のモバイル端末10において実行される並列処理の管理を行うだけで、実質的な業務処理を実行しないものとする。従って、スペックが高い必要がない。並列処理制御部22は、自端末が他のモバイル端末10のスペックよりも低い場合、例えば演算能力が最も低いことが確認された場合には自端末を親端末として設定する。なお、他のモバイル端末10においても同様の親端末選定処理を実行することで、他のモバイル端末10ではそれぞれが子端末として設定することになる。また、他の何れかのモバイル端末10のスペックが自端末より低い場合には、自端末を子端末として設定する。
なお、ここでは、スペックが低いモバイル端末10を親端末に選定するものと説明しているが、親端末に要求される条件を予め設定しておき、その条件に該当するモバイル端末10が存在する場合に、同モバイル端末10を親端末に設定するなど、その他の選定方法を用いることも可能である。
次に、自端末が親端末として設定された場合には、担当振り分け部22dは、並列処理の各作業を、稼働可能な他のモバイル端末10(子端末)に振り分ける(ステップB10)。ここで、担当振り分け部22dは、リソース管理部22cによって判別された各子端末の機能に応じて並列処理を振り分けることにより、各端末に実装された性能を有効に活用することができる。
次に、モバイル端末10−1が親端末として選定された場合に実行される親端末並列処理について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
並列処理制御部22は、親端末並列処理を起動し(ステップC1)、並列処理の対象となっている業務処理のデータ初期化(処理開始時)、あるいはセーブデータのロード(処理再開時)を各子端末において実行させる(ステップC2)。その後、並列処理制御部22は、各子端末において、それぞれに振り分けた処理を実行させる(ステップC3)。
並列処理制御部22は、並列処理が実行されている間、各子端末における並列処理の実行状況をチェックする(ステップC4)。並列処理制御部22は、振り分けた処理を終了した子端末があった場合(ステップC5、Yes)、同子端末における処理結果(処理結果データ36b)を受信して、例えば電力線1を介して接続されたパーソナルコンピュータ13において格納する(ステップC6)。
なお、並列処理により実行される業務処理の内容によっては、親端末に処理結果を格納したり、あるいは処理を実行した各子端末において格納しておくようにしても良い。さらに、予め決められたモバイル端末において(例えばメモリ容量が大きい端末)、処理結果を格納するように設定することもできる。ステップC2では、この時の処理結果の格納先からセーブデータをロードする。
処理が終了した端末がある場合、担当振り分け部22dは、現在、他の子端末に振り分けている処理を、再振り分け可能であるかを判別する(ステップC9)。つまり、処理が終了した子端末の処理能力を有効に利用するために、この子端末に対して別の処理を割り振れるかを判別する。
再割り振りが可能な場合には(ステップC9、Yes)、担当振り分け部22dは、並列処理の各作業を、稼働可能な全ての子端末を対象として再び振り分ける(ステップC10)。並列処理制御部22は、処理が振り分けられた各子端末に対して並列処理を実行させる(ステップC3)。
また、端末稼働確認部22aによって稼働が停止した子端末を確認した場合(ステップC7)、すなわち電力線1から切断されたり、着信があった子端末が存在する場合には、途中離脱リカバリ部22bは、稼働が停止したモバイル端末を除く他のモバイル端末によって並列処理を継続するための途中離脱リカバリ処理を実行する(ステップC8)。
図7は、途中離脱リカバリ処理を説明するためのフローチャートである。
まず、途中離脱リカバリ部22bは、端末稼働確認部22aによって稼働が停止したことが確認された子端末における処理内容を判定する(ステップD1)。ここでは、並列処理の実行前に担当振り分け部22dにより振り分けられた処理をもとに判定する。
途中離脱リカバリ部22bは、並列処理の実行途中にあるデータ(途中データ)のロードが可能であるか判別する。例えば、稼働が停止された子端末により処理が停止するまでの処理結果データ(途中データ)が、親端末あるいはパーソナルコンピュータ13に格納されている場合にはロード可能であるとする。
途中データがロード可能でない場合には、稼働が停止した子端末がそれまでに実行した処理を無効とするために、並列処理制御部22は、並列処理を実行する他の子端末の処理動作を一時停止させ(ステップD3)、処理途中の並列処理結果の見直しを実行する(ステップD4)。すなわち、並列処理制御部22は、稼働が停止した子端末が並列処理を開始する前の処理状態に各端末を戻す。
ここで、担当振り分け部22dは、並列処理の各作業を、稼働可能な残りの子端末を対象として再び振り分ける(ステップC9,C10)。並列処理制御部22は、処理が振り分けられた各子端末に対して並列処理を実行させる(ステップC3)。
こうして、親端末並列処理では、振り分けられた処理を終了した子端末がある場合には、この子端末に対して別の処理を再振り分けすることで、稼働可能な全ての端末を有効に活用して全体の処理効率を向上させることができる。また、並列処理の実行中に稼働が停止された子端末がある場合には、途中離脱リカバリ処理によって並列処理を実行可能な状態に戻して、残りの子端末によって並列処理を再開させることができる。
全ての処理が終了すると(ステップC11、Yes)、並列処理制御部22は、並列処理制御のメインルーチンに戻る。そして、他の実行すべき業務処理がある場合には、同様にして処理を振り分けて並列処理を実行する。
一方、親端末が電力線1から切断されたり、着信があった場合には、並列処理制御部22は、並列処理から離脱するための終了処理を実行して並列処理制御を終了させる(ステップC13)。
このようにして、親端末として設定された場合には、電力線1を介して接続された複数のモバイル端末の状況に応じて並列処理を制御することができる。
次に、モバイル端末10−1が子端末として選定された場合に実行される子端末並列処理について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
並列処理制御部22は、子端末並列処理を起動し(ステップE1)、親端末の制御に応じて、並列処理の対象となっている業務処理のデータ初期化(処理開始時)、あるいはセーブデータのロード(処理再開時)を実行する(ステップE2)。その後、並列処理制御部22は、親端末によって割り振られた処理をアプリケーション部24によって実行させる(ステップE3)。並列処理を実行中には、並列処理制御部22は、アプリケーション部24による処理結果(途中データ)を、適宜、親端末あるいは電力線1を介して接続されたパーソナルコンピュータ13に送信して格納させることができる。
また、並列処理制御部22は、並列処理を実行している間、親端末が存在しているかをチェックし、親端末が存在していれば(ステップE4、Yes)継続して並列処理を実行する。一方、親端末が存在しない場合(ステップE4、No)、すなわち親端末として選定されたモバイル端末10が電力線1から切断されたり、着信があった場合には、並列処理制御部22は、並列処理を一時停止させて(ステップE8)、処理結果を格納し(ステップE8)、子端末並列処理を終了する。
この場合、前述と同様にして親端末選定処理を実行して(図4、ステップA2)、現在、稼働可能な複数のモバイル端末から親端末を選定して並列処理を再開する(ステップA3)。
また、並列処理制御部22は、自端末が電力線1から切断されたり、着信があった場合には(ステップE5、Yes)、処理を終了させる。
また、並列処理制御部22は、親端末に振り分けられた処理を終了した場合には(ステップE6、Yes)、親端末に対して処理結果データ36bを送信して並列処理を終了する(ステップE7)。なお、処理結果データ36bは、自端末においてそのまま格納しておいても良いし、電力線1を介して接続されたパーソナルコンピュータ13に送信して格納させることもできる。
このようにして、子端末として設定された場合には、親端末によって振り分けられた処理を実行することができる。子端末に振り分けられる処理は、親端末において機種の性能に応じて割り振られているので効率良く処理を実行することができる。
次に、複数のモバイル端末10により実行される並列処理の具体例について説明する。
ここでは、家族4人がそれぞれ所有している4台のモバイル端末10が家内の電力線1を介して接続され、相互に通信が可能な状態にあるものとする。第1のモバイル端末10は、親端末として選定され、他のモバイル端末10の機能チェック、稼働状況のチェックなどを含む並列処理を制御する。以下の説明では、第1のモバイル端末10(親端末)は、並列処理中に稼働停止しないものとする。
その他、3台のモバイル端末10は、次のような機能の特徴を有しているものとする。すなわち、第2のモバイル端末10は、演算能力が最も高く、第3のモバイル端末10は、第2のモバイル端末10の次に演算能力が高いものとする。第4のモバイル端末10は、演算能力はもっとも低いがメモリ容量が最も多いものとする。
各モバイル端末10には、アプリケーション部24により実行される業務処理として、当日及び過去1ヶ月のモバイルキャッシュ機能(買い物、交通費等の決済)による利用履歴管理、個人スケジュール管理機能(旅行、イベント、買い物等)が設けられているものとする。並列処理では、各個人スケジュールに応じて、各端末のモバイルキャッシュ機能による利用可能金額を、予め決められた総額の中で振り分けるものとする。
各端末における利用可能金額を設定するための演算処理は、第2及び第3のモバイル端末10に振り分けられるものとする。第4のモバイル端末10には、第1のモバイル端末10(親端末)における並列処理制御を補助する処理(例えば各端末の接続及び稼働状況の管理)が振り分けられるものとする。
まず、並列処理の開始時に実行されるデータ初期化として、各モバイル端末10において、それぞれの個人スケジュール、過去1ヶ月の利用履歴、当日の利用履歴のデータを相互に送受信して格納する。なお、過去1ヶ月の利用履歴のデータは、例えばパーソナルコンピュータ13に格納しておき、パーソナルコンピュータ13から取得するようにしても良い。
第2及び第3のモバイル端末10は、各端末からのスケジュールデータを集計し(例えば10日先に旅行がある、15日先に収入があるなど)、スケジュールの内容に応じた出費予想金額を算定する。そして、各モバイル端末10に対する利用可能金額の振り分けを行う。
親端末は、並列処理の途中で第2及び第3のモバイル端末10から受信された途中データをバックアップ(格納)すると共に、第4のモバイル端末10においても格納させる。また、親端末は、第4のモバイル端末10によって管理されている各端末の接続及び稼働状況を示すデータを取得してシステムの状況を把握する。
親端末は、第2または第3のモバイル端末10に着信があったり、電力線1から切断された場合には、処理の途中で受信された途中データまでの処理を有効として並列処理を停止させる。
例えば、第3のモバイル端末10に着信があった場合、スケジュールデータの集計が全て終了していなければ、この処理を第2あるいは第4のモバイル端末10において代行できるか、残り作業と各端末のスペックとを考慮して判別する。そして、代行可能であることが確認された場合には、第2あるいは第4のモバイル端末10に、それまで第3のモバイル端末10に振り分けられていた処理を代行させる。この際、第3のモバイル端末10の稼働が停止するまでに受信されていた途中データを用いて処理を再開させる。
第3のモバイル端末10が稼働可能な状態になった場合には、親端末は、第3のモバイル端末10に対して稼働停止前の処理を再び振り分けると共に、それまでの処理で受信された途中データを第3のモバイル端末10に渡して、稼働停止前と同様にして並列処理を実行させる。
また、第2のモバイル端末10の稼働が停止された場合、処理速度が低下してしまうが、親端末は、前述と同様にして、その他の稼働可能な第3または第4のモバイル端末10に、それまで第2のモバイル端末10に振り分けられていた処理を代行させる。
また、第4のモバイル端末10の稼働が停止された場合、親端末は、第4のモバイル端末10に振り分けられていた処理を代行する。
第2及び第3のモバイル端末10による並列処理によって全ての処理が完了すると、処理結果データ(完成データ)として第4のモバイル端末10に格納する。第1〜第3のモバイル端末10は、データ領域をクリアした後、第4のモバイル端末10に格納された完成データを受信して格納する。
すなわち、各モバイル端末10にモバイルキャッシュ機能による利用可能金額を示すデータが設定される。各モバイル端末10の所有者は、それぞれに振り分けられた利用可能金額の範囲でモバイルキャッシュ機能を利用することで、家族全体で予め決められた総額を超過しないようにできる。
こうして、モバイル端末10が使用されていない間、例えば夜間などにおいて前述した処理を実行して、各モバイル端末10に対して必要なデータの設定が行われるので、モバイル端末10が有する演算能力を有効に活用し、業務効率の向上を図ることが可能となる。
なお、前述した説明では、モバイルキャッシュ機能とスケジュール機能に関係するデータに対する処理例を示しているが、その他の様々な処理を並列処理の対象とすることができる。例えば、膨大な演算量を必要とする科学技術計算を実行する場合(分散処理)などにも適用することができる。本実施形態のシステムでは、電力線1を介して接続されたモバイル端末10が稼働可能であれば並列処理に参加させることができるので、全てのモバイル端末10が有する演算能力を有効に利用することができる。
また、前述した説明では、電力線1を介して接続されたモバイル端末10によって並列処理を実行するとして説明しているが、例えばモバイル端末10間で直接、無線通信が可能な、例えば図1に示すモバイル端末10−5を含めて並列処理を実行させることも可能である。この場合、モバイル端末10−2を介してモバイル端末10−5の稼働状況を確認し、稼働可能であると確認された場合に処理を振り分けて並列処理を実行させる。
また、モバイル端末10を例えば携帯電話機としているが、電力線1を介して通信可能な機能が設けられた機器であれば、前述した並列処理に利用することができる。例えば、家電製品(冷蔵庫、エアコン、電子レンジなど)に実装される演算装置に通信機能を設けることで、この演算装置の演算能力を利用することも可能となる。
また、前述した説明では、モバイル端末10は、例えばクレードル12に設けられたPLCモデム12aを介して電力線1と接続されるものとして説明しているが、モバイル端末10にPLCモデム12aを設けることで、直接、電力線1と接続できるようにしても良い。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、実施形態に記載した手法は、コンピュータ(モバイル端末)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、コンピュータ(モバイル端末)に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)をコンピュータ内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、コンピュータ(モバイル端末)内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
本実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図。 モバイル端末10−1の機能構成を示すブロック図。 リソース管理データ36dのデータ構成の一例を示す図。 並列処理制御プログラムによる並列処理制御を説明するためのフローチャート。 親端末選定処理の詳細について説明するためのフローチャート。 モバイル端末10−1が親端末として選定された場合に実行される親端末並列処理について説明するためのフローチャート。 途中離脱リカバリ処理を説明するためのフローチャート。 モバイル端末10−1が子端末として選定された場合に実行される子端末並列処理について説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…電力線、10(10−1,10−2,…,10−n)…モバイル端末、12(12−1,12−2,…)…クレードル、12a(12a−1,12a−2,…,12a−n)…PLCモデム、13…パーソナルコンピュータ、14,16…PLCモデム、15…PDA、17…基地局、18…ネットワーク、19…サーバ、20…制御部、22…並列処理制御部、22a…端末稼働確認部、22b…途中離脱リカバリ部、22c…リソース管理部、22d…担当振り分け部、22e…処理結果管理部、24…アプリケーション部、30…ROM、31…表示部、32…音声部、33…入力部、34…無線通信部、35…通信部、36…メモリ、36a…並列処理制御プログラム、36b…処理結果データ、36c…アプリケーションプログラム、36d…リソース管理データ、37…着脱可能メモリデバイス、38…電源部、38a…バッテリ。

Claims (7)

  1. 電力線と接続するための接続手段と、
    前記接続手段によって接続された電力線を介して他のモバイル端末と通信する通信手段と、
    前記通信手段により通信が可能な他のモバイル端末の稼働状況を確認する稼働確認手段と、
    前記稼働確認手段によって稼働可能であると確認された前記他のモバイル端末との間で振り分けられる処理を前記他のモバイル端末と前記通信手段により通信しながら実行する並列処理実行手段と
    を具備したことを特徴とするモバイル端末。
  2. 前記接続手段は、PLC(Power Line Communications)モデムが内蔵されたクレードルを介して前記電力線と接続することを特徴とする請求項1記載のモバイル端末。
  3. 複数種類のモバイル端末の性能を示すデータを管理するリソース管理手段と、
    自端末と前記稼働確認手段によって稼働可能であると確認された前記他のモバイル端末の中から、前記リソース管理手段によって管理されたデータをもとに親端末を選定する親端末選定手段と、
    前記親端末選定手段によって親端末と選定された場合に、前記稼働確認手段によって稼働可能であると確認された前記他のモバイル端末において実行させる処理の振り分けを行う振り分け手段と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のモバイル端末。
  4. 前記振り分け手段は、前記稼働確認手段によって稼働可能であると確認された前記他のモバイル端末の数に変動があった場合に、再度、処理の振り分けを行うことを特徴とする請求項3記載のモバイル端末。
  5. 前記並列処理実行手段により実行された処理の処理結果を、前記電力線を介して接続された情報処理装置に送信して格納させることを特徴とする請求項1記載のモバイル端末。
  6. 他のモバイル端末と無線により通信を行う無線通信手段をさらに具備し、
    前記稼働確認手段は、前記無線通信手段により通信が可能な他のモバイル端末の稼働状況を確認し、
    前記並列処理実行手段は、前記稼働確認手段によって稼働可能であると確認された前記無線通信手段により接続された前記他のモバイル端末と通信しながら処理を実行することを特徴とする請求項1記載のモバイル端末。
  7. 電力線と接続されるコンピュータを、
    前記電力線を介して他のモバイル端末と通信する通信手段と、
    前記通信手段により通信が可能な他のモバイル端末の稼働状況を確認する稼働確認手段と、
    前記稼働確認手段によって稼働可能であると確認された前記他のモバイル端末との間で処理の担当を振り分ける振り分け手段と、
    前記振り分け手段により振り分けられた処理を前記他のモバイル端末と前記通信手段により通信しながら実行する処理実行手段として機能させるための並列処理制御プログラム。
JP2007023412A 2007-02-01 2007-02-01 モバイル端末、並列処理制御プログラム Pending JP2008191787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007023412A JP2008191787A (ja) 2007-02-01 2007-02-01 モバイル端末、並列処理制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007023412A JP2008191787A (ja) 2007-02-01 2007-02-01 モバイル端末、並列処理制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008191787A true JP2008191787A (ja) 2008-08-21

Family

ID=39751853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007023412A Pending JP2008191787A (ja) 2007-02-01 2007-02-01 モバイル端末、並列処理制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008191787A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012131961A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 富士通株式会社 データ処理方法、および携帯端末
WO2013005322A1 (ja) * 2011-07-06 2013-01-10 富士通株式会社 制御端末、および制御方法
JPWO2013005322A1 (ja) * 2011-07-06 2015-02-23 富士通株式会社 制御端末、および制御方法
JP2020160793A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日本電気株式会社 情報処理装置、システム、プログラム及び制御方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1040414A (ja) * 1996-07-22 1998-02-13 Hitachi Ltd マルチプロセッサ描画処理装置
WO2001057685A1 (en) * 2000-01-31 2001-08-09 Fujitsu Limited Server determining method and device
JP2004112301A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Alps Electric Co Ltd 電力線通信システム及び方法
JP2004164255A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Nec Soft Ltd 分散コンピューティングシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1040414A (ja) * 1996-07-22 1998-02-13 Hitachi Ltd マルチプロセッサ描画処理装置
WO2001057685A1 (en) * 2000-01-31 2001-08-09 Fujitsu Limited Server determining method and device
JP2004112301A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Alps Electric Co Ltd 電力線通信システム及び方法
JP2004164255A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Nec Soft Ltd 分散コンピューティングシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012131961A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 富士通株式会社 データ処理方法、および携帯端末
JPWO2012131961A1 (ja) * 2011-03-30 2014-07-24 富士通株式会社 データ処理方法、および携帯端末
WO2013005322A1 (ja) * 2011-07-06 2013-01-10 富士通株式会社 制御端末、および制御方法
JPWO2013005322A1 (ja) * 2011-07-06 2015-02-23 富士通株式会社 制御端末、および制御方法
JP2020160793A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日本電気株式会社 情報処理装置、システム、プログラム及び制御方法
JP7230632B2 (ja) 2019-03-26 2023-03-01 日本電気株式会社 情報処理装置、システム、プログラム及び制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3278194B1 (en) Battery management in a device with multiple batteries
CN105190555B (zh) 集中式任务调度
CN103608747B (zh) 基于上下文信息的电力和负载管理
CN103493017B (zh) 后台任务的管理
CN105359057B (zh) 设置计算机参数使得电源工作在基于电源的功率效率峰值的范围内
WO2016133688A1 (en) Heterogeneous battery cell charging
US20120239949A1 (en) Electronic device and method for application and profile sensitive battery power management
CN103916546A (zh) 管理移动设备的电池能量的系统和方法
CN102845046A (zh) 用于系统级通信的连接器的动态配置
KR101589801B1 (ko) 피어 투 피어 데이터 마이그레이션
CN104158911A (zh) 一种面向服务器集群的控制方法及系统
CN104823175A (zh) 云服务管理系统
CN105900312B (zh) 通信方法、电源适配器和终端
CN104616138A (zh) 资源转移方法、系统及装置
CN109968352A (zh) 一种机器人控制方法及机器人、具有存储功能的装置
CN102842095A (zh) 一种应用程序购买方法及装置
CN103177104A (zh) 一种应用程序搜索方法及装置
CN106411920A (zh) 数据分享方法及装置
JP2008191787A (ja) モバイル端末、並列処理制御プログラム
CN110430142A (zh) 用于控制流量的方法和装置
KR101642470B1 (ko) 사용자 스케줄 관리 방법 및 서버
KR20120132641A (ko) 확장된 동작 모드를 위해 애플리케이션들을 복수의 통신 장치에게 분배하기 위한 방법 및 장치
US20210192409A1 (en) Dynamic charging demand side response method and dynamic charging demand side management method based on consumer order, and demand side management control system for performing the methods
CN105429900A (zh) 一种带宽提速的方法、装置及系统
JP6127334B2 (ja) Nfc構成方法、nfcデータ送信方法、コントローラ、およびnfcコントローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090918

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100408

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120207