JP2008190825A - 店舗の空調システム - Google Patents

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Masamichi Iwasaki
正道 岩崎
Masamitsu Tomiyama
雅光 冨山
Tsukasa Kawamoto
川本  司
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Abstract

【課題】店内売場に設置したショーケース前方の通路床面に生成したコールドアイルから回収した低温空気を冷房熱源として有効活用することで、コールドアイルの解消,店内環境の快適性改善と併せて店内に設置した空調機の空調負荷を低減し、トータル的に省エネ化が図れるように改良した店舗の空調システムを提供する。
【解決手段】店内売場の通路に面して冷凍・冷蔵オープンショーケース5を設置した店舗の空調システムであって、前記ショーケースからの冷気漏れによりショーケース前方の通路床面に滞留するコールドアイル(冷気溜まり)7を吸込ダクト9を通じてデシカント空調機8に送り込み、該空調機で除湿,調温処理した空気を分配給気ダクト10,空気吹出口10aを通じて天井からショーケース前方の通路に向けて吹き出すようにしたものにおいて、吸込ダクト9を空調機8の手前で分岐し、吸込ダクトから分岐ダクト15に分流した低温空気を冷房熱源として店舗の売場ないしバックヤードの空間に直接放流する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーマーケットなどに適用する店舗の空調システムに関する。
昨今のスーパーマーケット業界では快適な売場環境づくりが重要視されており、この問題に対処して店内の売場に設置した冷凍・冷蔵オープンショーケースからの冷気漏れに起因するコールドアイルを解消して売場環境の快適性を改善し、併せてショーケースの消費電力節減化を図るようにした各種方式の空調システムが開発,提案されている。
すなわち、スーパーマーケットには店内売場の通路に面して冷凍,生鮮食品を展示販売する冷凍・冷蔵オープンショーケースを配置していることから、このショーケースの前面開口部からの冷気漏れによりショーケース前方の通路床面上にコールドアイルと呼ばれる冷気溜まり(以下「コールドアイル」と呼称する)が発生し、このコールドアイルが客の足元を冷やしたり店内に上下(頭上と足元)の温度差が生じて客に不快感を与える。また、店内空気の湿度が高いとショーケースの冷却器の着霜量が増して保冷性能が低下するほか、除霜を頻繁に行うためにショーケースの消費電力が増大するといった問題がある。
そこで、このような問題の対策として、店舗には店内を冷房,暖房する一般的な空調機とは別に、除湿,温調,換気機能を備えた専用の空調機(例えば、デシカント空調機)を設備して売場の天井側から回収した空気を前記空調機に送り込み、ここで除湿,調温した処理済み空気(中温の乾燥空気)をショーケースのベース部からその前方の通路床面に滞留しているコールドアイル(冷気溜まり)に向けて吹き出すことにより、コールドアイルの解消,並びに売場空間の空気湿度を低めてショーケースの消費電力節減を図るようにした空調システムが知られている(例えば、非特許文献1,特許文献1参照)。
また、店内環境の快適性をより一層高めるために、前記した空調システムの送風方式とは逆にショーケース前方の通路に生じたコールドアイルの冷気溜まり(温度15℃程度の低温空気)を吸込ダクトより回収して除湿,温調,換気機能を備えた空調機に送り込み、この空調機で除湿,調温処理した中温空気を売場の天井からショーケース前方の通路に向け吹き出してコールドアイルを解消するようにした送風方式の空調システムも知られている(例えば、特許文献2参照)。この送風方式は空調機で除湿,調温した処理済み空気(換気用の外気と売場通路のコールドアイルから回収した冷気との混合空気)を天井側から吹き出すようにしたので、コールドアイルの解消,店内空気の除湿と併せて、売場空間の上下温度差を低めて店内環境の快適性をより一層改善できる。
次に、店舗(スーパーマーケット)の売場に設備した前記空調システムの従来構成を図7に示す。
図7において、1は店舗内の売場、1aは売場1の天井、2は売場1に隣接するバックヤード(厨房など)、3は出入口、4はレジ(精算台)、5は店内売場の通路に面して壁側に設置した冷凍,生鮮食品を展示する冷凍・冷蔵オープンショーケース、6は店内の売場1に配備した通常の冷暖房用の空調機(例えば、パッケージ型エアコン)である。
また、前記ショーケース5からの漏れ冷気に起因してショーケース前方の通路床面に滞留するコールドアイル(冷気溜まり)7を解消するための空調システムとして、前記の空調機(エアコン)6とは別に店舗には除湿,温調,換気機能を備えたデシカント空調機8を設備している。そして、このデシカント空調機8とショーケース5のベース部との間に吸込ダクト9を配管するとともに、その吸込口9aをショーケース前方の通路に向けて開口し、吸込ダクト9を通じて回収したコールドアイル7の冷気溜まりをデシカント空調機8に送り込むようにしている。また、デシカント空調機8と売場1の天井1aとの間には給気分配ダクト10を配管し、該ダクトに接続した空気吹出口10aを通じてデシカント空調機8から送気された除湿,調温処理済みの空気をショーケース5の前方通路に向けて天井から下向きに吹き出すようにしている。なお、図示してないが、前記の吸込ダクト9,給気分配ダクト10は店内売場1の通路に沿って並置した各ショーケース5と個々に対応して配管されている。
ここで、前記デシカント空調機8の構成,原理は周知であり、機内には除湿ロータ処理空気の相対湿度を高めるプリクーラ、除湿に伴う吸着熱で上昇した空気(除湿ロータを通過した処理空気は吸着熱で空気温度が倍程度(30℃→60℃)に昇温する)を除熱するの顕熱ロータないし冷却器(アフタークーラー)、除湿ロータに送り込む再生空気の相対湿度を低める加熱器(再生ヒータ)、および送風機を内蔵しており、前記の吸込ダクト9を通じてショーケース前方の床面に滞留している冷気溜まり(15℃程度)から回収した空気を換気用の外気と混合して除湿,調温(例えば、25〜30℃程度の中温)した上で、給気分配ダクト10,空気吹出口10aを通じて売場1の天井1aからショーケース前方の通路床面に向けて給気気流11を吹き出すようにしている。
また、図示の店舗には売場1とバックヤード2との間には導風ダクト12,送風機13を設備しており、バックヤード2で惣菜などの調理(加熱調理)作業を行っている状況では空調(冷房)されている売場1の空間から取り込んだ空気をバックヤード2に送気してバックヤードの作業環境を改善するようにしている。なお、14は、バックヤード2に外気を導風する換気用の送風機である。
上記の空調システムにより、ショーケース5の保冷運転中にショーケース前方の通路床面上に生じたコールドアイル(冷気溜まり)7は、吸込口9a,吸込ダクト9を通じてデシカント空調機8に導入されて除湿,調温処理され、中温の乾燥空気となって天井側の給気分配ダクト10,空気吹出口10aを通じてショーケース前方の通路に向け下向きに吹き出される。これにより、コールドアイルを解消して売場環境の快適性を改善し、併せて店内空気の湿度を低めてショーケースの消費電力節減化が図れる。
"デシカント空調システム"、[online]、[平成19年1月30日検索]、インターネット、<URL:http://www.sankisystem.com/syohin/syohin2/desiccant.html> 特開2002−22241号公報(図2) 特開平5−231699号公報(図1)
ところで、前記した従来の空調システムでは次記のような課題を残す。すなわち、中規模以上のスーパーマーケットでは売場に設置する冷凍・冷蔵オープンショーケースの台数が多く、例えば350坪の標準的なスーパーマーケットではでは、稼働中のショーケースから店内通路側に漏れ出る冷気量は熱量に換算して70,000kcal/hにもなり、これは30HPの空調機(エアコン)で処理する冷房能力に相当する。
かかる点、図7に示した従来の空調システムでは、売場1の通路に滞留している冷気溜まり(コールドアイル)から回収した低温(ショーケースの種類によってことなるが、一般には15℃程度)の空気を全てデシカント空調機8に送り込んで除湿処理した換気用の外気と混合し、25〜30℃程度の中温空気として売場1の通路に向けて天井側から吹き出すようにしている。
このために、店内売場を冷房空調している夏期,春,秋の中間期では、先記した専用のデシカント空調機8から給気分配ダクト10を経由して店内売場1に吹き出すコールドアイル解消用の空気流11(中温空気)の熱によって店内を冷房している一般の空調機6の空調負荷が増え、その結果として空調機6消費電力が増加してしまう問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、店内売場に設置したショーケース前方の通路床面に生成したコールドアイルからから吸込ダクトを通じて回収した低温空気を冷房熱源として有効活用することで、コールドアイルの解消,店内環境の快適性改善と併せて店内に設置した冷房用空調機の空調負荷を低減し、トータル的に省エネ化が図れるように改良した店舗の空調システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、店内売場の通路に面して冷凍・冷蔵オープンショーケースを設置した店舗の空調システムであって、前記オープンショーケースからの冷気漏れによりショーケース前方の通路床面に滞留する冷気溜まり(コールドアイル)を吸込ダクトを通じて専用の空調機に送り込み、該空調機で除湿,調温処理した空気を売場の天井からショーケース前方の通路に向けて吹き出すようにしたものにおいて、
前記吸込ダクトを空調機の手前で分岐し、吸込ダクトから分岐ダクトに分流した低温空気を冷房熱源として店舗の売場ないしバックヤードの空間に向けて直接放流するものとし(請求項1)、具体的には次記態様で構成する。
(1)前記の専用空調機が除湿,調温,換気機能を有するデシカント空調機であり、該デシカント空調機に取り込んだ換気用の外気と吸込ダクトを通じて売場通路の床面から回収した空気を混合して調温した上でショーケース前方の通路に向けて天井から吹き出すようにする(請求項2)。
(2)前記の専用空調機に通じる吸込ダクトの吸込口を店内売場の通路床面に向けてショーケースのベース部に配置し、この吸込口を通じて通路床面に滞留する冷気溜まりを吸い込み回収するようにする(請求項3)。
(3)前記の分岐ダクトに除塵用のエアフィルタ,送風機,および風量調整弁を備え、該風量調整弁の制御により吸込ダクトから分岐ダクトを経由して売場,バックヤードに放流する空気を除塵した上でその放流風量を調整する(請求項4)。
(4)前記の分岐ダクトを通じて売場ないしバックヤードに放流する風量を、専用の空調機を経由して売場に吹き出す空気の気流温度に相応して調整制御し、吸込ダクトから専用の空調機(デシカント空調機)に送り込む風量と、分岐ダクトを経由して売場,バックヤードに冷房熱源として放流する空気風量との配分適正化を図るようにする(請求項5)。
上記構成の空調システムによれば、従来の空調システムと同様に専用の空調機(デシカント空調機)によるコールドアイルの解消機能を確保しつつ、専用空調機の吸込ダクトを通じてショーケース前方の通路床面から回収した低温空気(冷気溜まり)の一部を店内の冷房熱源として有効活用することが可能となり、これにより夏期,中間期における売場空間の空調負荷を低減し、店内に設備した空調機(冷暖房用エアコン)の消費電力を節減してトータル的に省エネ化が図れる。また、売場に隣接するバックヤードで調理などを行っている時間帯には、前記吸込ダクトを通じて売場通路の冷気溜まりから回収した低温空気の一部を分岐ダクトを経由してバックヤードに放流することで、バックヤードの環境快適性を改善できる。
さらに、前記の分岐ダクトに風量調整弁を備え、該分岐ダクトを経て売場ないしバックヤードに放流する低温空気(冷房熱源)の風量を、専用の空調機(デシカント空調機)を経由して売場に吹き出すコールドアイル解消用空気の気流温度に相応して調整制御することにより、吸込ダクトから専用の空調機(デシカント空調機)に導入する風量と分岐ダクトを経由して売場,バックヤードに放流する低温空気の風量との配分をそのときの店内空調,ショーケースの運転状態に応じて適正化し、これによりコールドアイルの解消機能を優先的に確保しつつ、店内売場の空調(冷房),ショーケースの運転状態に応じて余剰となる低温空気を冷房熱源として有効活用し、店内に設置した一般の空調機の消費電力を節減して省エネ化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に示す実施例に基づいて説明する。なお、図1は店舗に設備した空調システムの構成,配置図、図2〜図4は図1の売場天井側に配管した給気分配ダクト,空気吹出口に採用した実施例の構造図であり、図中で図7に表した従来システムとの対応部材には同じ符号を付している。
まず、図1において、店舗に設備した空調システムは基本的に図7に示した従来の空調システムと同様であるが、図7の配管構造に加えて、デシカント空調機8より手前側で吸込ダクト9を分岐し、その分岐ダクト15の先をさらにダクト15a,15bに分岐させた上で、ダクト15a,15bの空気吹出口をそれぞれ売場1に設置した冷暖房用空調機(通常のエアコン)の近傍位置,およびバックヤード2に向けてその天井に開口している。また、分岐ダクト15には送風機16,除塵用のエアフィルタ17を配し、さらに吸込ダクト9を通じて冷凍・冷蔵オープンショーケース4の前方通路から回収したコールドアイル7の冷気風量をデシカント空調機8と分岐ダクト15とに配分する風量調整弁18を備えている。なお、19は分岐ダクト15の送風空気をダクト15aと15bに配分するエアダンパである。
また、図示実施例の空調システムには、デシカント空調機8から引出した給気分配ダクト10の空気吹出口10aに配した温度センサ20、および該温度センサ20で検出した吹き出し気流温度を基に、風量調整弁18の弁開度を変えてデシカント空調機8に導入する風量と分岐ダクト15に導風する風量の配分を調整する制御器21を備えている。
上記の構成で、店舗の営業時間帯には、店内に設置した空調機6を運転して売場空間を空調(例えば、冷房)している。また、保冷運転中のショーケース5からの漏れ冷気によりショーケース前方の通路床面に生成,滞留するコールドアイル7は、図7の従来システムと同様に、ショーケース5のベース部に開口する吸込口9aより吸込ダクト9を通じてデシカント空調機8に導風し、ここで除湿,調温された処理空気(中温の乾燥空気)を給気分配ダクト10の空気吹出口10aを通じて天井1aから吹き出すことより緩和するようにしている。さらに、バックヤード2で調理などの作業している場合には、売場1の空調機6で空調(冷房)された空気を導風ダクト12を経てバックヤード2に給気し、その室内環境の快適性を改善するようにしている。
ところで、空調機6により売場空間が快適な環境温度に空調され、またデシカント空調機8からの吹き出し空気でショーケース5の前方通路に生成するコールドアイル7も緩和されている店内の空調状態で、デシカント空調機8に取り込む外気の気温上昇,ショーケースの保冷運転から除霜への切換えなどに伴い、デシカント空調機8から給気分配ダクト10,空気吹出口10aを通じて売場通路に向けて吹き出す給気気流11の気流温度が高くなると、給気気流11の保有熱が店内に広がって空調機6の空調負荷が増加し、このままでは店内を冷房する空調機6の消費電力が多くなる。
かかる点、図示実施例では空気吹出口10aに配した温度センサ20で給気気流11の温度を監視しており、その気流温度があらかじめ設定した閾値以上になった際には制御器21からの指令により、吸込ダクト9からデシカント空調機8に通じる導風路を絞るとともに分岐ダクト15を開放するよう風量調整弁18を操作制御し、同時に送風機19を始動してショーケース前方の通路床面から回収した低温空気の一部をデシカント空調機8を経由せずに直接分岐ダクト15,15aを通じて売場1の空間に放流する。これにより、分岐ダクト15、15aを通じて放流する低温空気が店内の空調機6の空調負荷を下げる。つまり、コールドアイル7の空気溜まりから回収した低温空気の余剰分を冷房熱源として有効活用し、店内に設置した空調機6の省エネ化を図ることができる。なお、風量調整弁18を経て吸込ダクト9からデシカント空調機8に送り込む風量と分岐ダクト15に流す風量の配分比率は、空気吹出口10を通流する給気気流11の温度に相応して調整する。
またこの場合に、売場1に隣接するバックヤード2で例えば惣菜を加熱調理している状態であれば、分岐ダクト15に設けたエアダンパ19をバックヤード側に切換えてコールドアイル7から回収した低温空気をバックヤード2に放流することで、その作業環境の快適性を改善させることもできる。
次に、前記空調システムの配管に採用する給気分配ダクト10および空気吹出口10aの好ましい実施例を図2〜図5に示す。なお、この実施例の構造は本発明と同一出願人より特願2006−185081として先に提案されている。
すなわち、図1に示した空気吹出口10aを通じて売場1の天井1aからショーケース前方の通路に向けて吹き出す給気気流11は、吹き出し風速が大きいと客に風が当たって不快感を与えることからできるだけ微風速で吹き出し、しかも通路の床面上に滞留しているコールドアイル7を解消するためには、流下する気流11の乱れをできるだけ抑えて通路の床面まで到達するようにすることが望まれる。
そこで、図2に示す構造の空気吹出口10aには、相対する長方形の内壁面の内側の2枚の仕切板10a−1を配して中央の主流路とその両側の副流路とに仕切るとともに、仕切板10a−1の上端部を内側に「く」字状に折り曲げて副流路の流入側断面積が主流路より大きくなるように構成している。なお、10bは空気吹出口10aと給気分配ダクト10との連結部に介挿したチャンバーボックスである。
上記の吹出口構造により、給気分配ダクト10から空気吹出口10aを通じて下向きに吹き出る給気気流11は、吹出口の中央を流下する主流とその両側に吹き出る副流とからなる。なお、前記副流の流速は主流よりも大きく、例えば2〜4倍の風速となるように仕切板10a−1で主流路,副流路を設定しておく。
これにより、主流と副流との間の境界のせん断層に小規模な渦列が生成し、この渦列が下流に向って成長しようとするが、主流の両側には高速の副流が存在して主流から副流に向う逆向きの渦を生じさせる。そのため、主流の小規模な渦列の成長が弱まって大規模渦の生成が抑制されて、大規模渦の拡散・混合に起因する周囲空気の巻き込みが減少する。その結果、空気吹出口10aから吹き出す給気気流11は、流下途中での乱れが低く抑えられて通路の床面に達し、コールドアイル7を有効に緩和する。また、この給気気流11がその近傍に並ぶオープンショーケース4の庫内側に形成される冷気エアカーテンに干渉することも防げる。
また、図3に示す空気吹出口10aは、図2で述べた仕切板10a−1に加えて吹出口の開口端に中央の主流路に向けて風向板10a−2を形成している。これにより、主流路の開口面付近で主流11aに向けて両側かほぼ直角方向に副流11bが高速で吹き付けられる。そのために、気流のせん断層の不安定性が抑え込まれて小規模な渦列の成長,大規模渦の発生が抑制されて周囲からの外気の巻き込みが減少する。
さらに、図4に示すように、空気吹出口10aにおける仕切板10a−1によって形成された中央の主流路11aとその外側の副流路11bの流路幅の関係を、主流路幅Lmと全流路幅Lとの比が0.1〜0.8になるようにすると、主流路11aの流速が、副流路11bに比べて大きくなる。そのため、空気吹出口10aの直後では中央部の圧力がその外側に比べて小さくなり、吹出口直後の流れが、中央部に流れ込む縮流を生じ気流の拡散を抑制することができ、また、吹き出す気流の到達距離を延ばすことができる。
次に、前記の空気吹出口10aと給気分配ダクト10との連結箇所に介挿したチャンバーボックス10bについての構造を図5(a)〜(c)に示す。すなわち、チャンバーボックス10bは外形が図示のような台形形状をなし、給気分配ダクト10から長方形断面の空気吹出口10aに向けて通路断面が傾斜拡大するように形成されている。これにより、給気分配ダクト10から吹き出た空気流はチャンバーボックス10bの中を図示矢印で表すように流れ、大きな偏り,風損を生じることなしに空気吹出口10aの全域へ空気をほぼ均等に導風させることができる。
また、前記のチャンバーボックス10bに改良の手を加えてして給気分配ダクト10に接続した配管構造を図6に示す。図6の配管構造では給気分配ダクト10とチャンバーボックス10bとの間に円弧状のベンド10cを介挿し、このベンド10cを介して給気分配ダクト10の中を横向きに送風されて来た空気流を下向きに方向転換した上で、チャンバーボックス10bを経て空気吹出口10aより給気気流11(図1(b)参照)を吹き出すようにしている。
ここで、ベンド10cの内部には、ベンドの曲率に合わせて整流板を兼ねたベンド区画板10c−1を設けている。さらに、チャンバーボックス10bの内部における断面拡大部には、パンチドメタル,あるいは網などの多孔均流板10b−1を敷設している。
上記構造により、給気分配ダクト10からチャンバーボックス10bに移行するベンド10cではその内方を通過する風量の偏りを抑制し、ここからチャンバーボックス10bに流入して多孔均流板10b−1を透過した空気流は風量分布が均等化されて空気吹出口10aに達するようになる。
したがって、上記のチャンバーボックス10bに図2,図3、図4で述べた空気吹出口10aを組み合わせた配管構造を図1で述べた空調システムに採用することにより、店内売場1の天井1aから通路に向けて吹き出す給気気流11を微速にして客に不快感を与えることなしに、通路の床面上に滞留しているコールドアイル7を効果的に緩和させることができる。
本発明の実施例による空調システムの構成,配置図 図1の空調システムに適用する空気吹出口の模式構造図 図2と異なる空気吹出口の模式構造図 図2および図3と異なる空気吹出口の模式構造図 図2ないし図4の空気吹出口と給気分配ダクトとの間に介挿したチャンバーボックス模式構造図で、(a)は外形斜視図、(b),(c)はそれぞれ(a)の正面図、および側面図 図5のチャンバーボックスと給気分配ダクトとの間にベンドを追加した実施例の模式構造で、(a),(b)はそれぞれ正面図および側面図 店舗に設備した従来の空調システムの構成,配置図
符号の説明
1 店舗の売場
2 バックヤード
5 冷凍・冷蔵オープンショーケース
6 店内設置の冷房,暖房用空調機(エアコン)
7 コールドアイル(冷気溜まり)
8 デシカント空調機
9 吸込ダクト
9a 吸込口
10 給気分配ダクト
10a 空気吹出口
11 給気気流
15 分岐ダクト
16 分岐ダクトの送風機
17 エアフィルタ
18 風量調整弁
20 温度センサ
21 制御器

Claims (5)

  1. 店内売場の通路に面して冷凍・冷蔵オープンショーケースを設置した店舗の空調システムであって、前記オープンショーケースからの冷気漏れによりショーケース前方の通路床面に滞留する冷気溜まりを吸込ダクトを通じて専用の空調機に送り込み、該空調機で除湿,調温処理した空気を売場の天井からショーケース前方の通路に向けて吹き出すようにしたものにおいて、
    前記吸込ダクトを空調機の手前で分岐し、吸込ダクトから分岐ダクトに分流する低温空気を冷房熱源として店舗の売場ないしバックヤードの空間に向けて直接放流するようにしたことを特徴とする店舗の空調システム。
  2. 請求項1に記載の空調システムにおいて、専用の空調機が除湿,調温,換気機能を有するデシカント空調機であり、該デシカント空調機に取り込んだ換気用の外気と吸込ダクトを通じて売場通路の床面から回収した空気を混合した上でショーケース前方の通路に向けて天井から吹き出すようにしたことを特徴とする店舗の空調システム。
  3. 請求項1または2に記載の空調システムにおいて、専用の空調機に通じる吸込ダクトの吸込口を店内売場の通路床面に向けてショーケースのベース部に配置したことを特徴とする店舗の空調システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空調システムにおいて、分岐ダクトにエアフィルタ,送風機,および風量調整弁を備えたことを特徴とする店舗の空調システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空調システムにおいて、分岐ダクトを通じて売場ないしバックヤードに放流する風量を、専用の空調機を経由して売場に吹き出す空気の気流温度を基に調整制御することを特徴とする店舗の空調システム。
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