JP2008190270A - 建造物のカーテンウォール - Google Patents

Abstract

【課題】 カーテンウォール構成部材たる中間部材や取付具を板厚の異なる複合ガラスや他のパネル部材の取付けに適用できる構造とし、生産性の良好な建造物のカーテンウォールを提供すること。
【解決手段】 縦方向に延びる方立１の室外側の端面１０と横方向に延びる無目２室外側の端面２０に長手方向に沿って取付具４Ａ，４Ｂを固着するともに、これら取付具４Ａ，４Ｂに中間部材５Ａ，５Ｂを、室外側への突出量を調整可能に設置し、中間部材５Ａ，５Ｂの室外側への突出量を、方立１と無目２とで形成された格子状の枠内に嵌め込むパネル部材たる複合ガラス３の厚みに合わせて調整しておき、中間部材５Ａ，５Ｂの室外側の端末に取付けたカバー部材６Ａ，６Ｂと、方立１および無目２との間で複合ガラス３の外周を挟み込む構造とした。
【選択図】 図１

Description

本発明は建造物の外壁面を形成する建造物のカーテンウォールに関するものである。

建造物の外壁面を形成するカーテンウォールは、図５に示すように、上下方向に延びる縦桟としての方立１と、水平方向に延びる横桟としての無目２とを交差させて、これらで囲まれた枠内にガラス板や化粧板等のパネル部材３を組込んだ構造とされている。

図６および図７に示すように、方立１および無目２等の枠部材として木製のものを用いたカーテンウォールでは一般に、方立１および無目２の室外側の端面に沿ってそれぞれ長手方向に金属製の取付具４Ｃ，４Ｄが設けられ、取付具４Ｃ，４Ｄには断熱性の合成樹脂からなる中間部材５Ｃ，５Ｄが連結され、中間部材５Ｃ，５Ｄを介して取付具４Ｃ，４Ｄに、方立１および無目２を覆う金属製のカバー部材６Ａ，６Ｂが設けられ、方立１とカバー部材６Ａとの間、および無目２とカバー部材６Ｂとの間でパネル部材３の外周部をシール材３４およびバッアップ材３３を介して挟み込み固定する構造としている。尚、パネル部材３としては一般に、２枚のガラス板３ａ，３ｂを間隔をおいて対向せしめて両者間に中空層３２を備えた複合ガラスが用いられる。

このように木製の方立１や無目２を用いたカーテンウォールでは断熱材たる中間部材５Ｃ，５Ｄを設けて、冬季などにおいて室外側で冷却されるカバー部材６Ａ，６Ｂと取付具４Ｃ，４Ｄとの間で伝熱を遮断して取付具４Ｃ，４Ｄが冷却されるのを防ぎ、取付具４Ｃ，４Ｄと方立1や無目２との当接面の結露を防止することが行なわれている。

また中間部材５Ｃ，５Ｄの先端とカバー部材６Ａ，６Ｂとの連結部では互いに逆向きのＬ字形に突設形成された複数の係合部５２，６２を相互に係合して、中間部材５Ｃ，５Ｄとカバー部材６Ａ，６Ｂとの間の長手方向の熱伸縮差を解消するようにしている。同様に、中間部材５Ｃ，５Ｄの基端と取付具４Ｃ，４Ｄの先端との連結部でも両者間の熱伸縮差を解消するために、断面ほぼコ字形に形成した中間部材５Ｃ，５Ｄの基端の係合部５９を、取付具４Ｃ，４Ｄの先端の断面ほぼコ字形に形成した係合溝４９に長手方向に係合して連結している。

更に、下記特許文献１に記載されたカーテンウォールでは、木製の方立および無目の室外側の端面にそれぞれ金属製の取付具を連結する構造として、方立および無目には長手方向に延びるスリットまたは長穴が形成された金属製下地材を固着し、上記スリットまたは長穴に金属製のボルト部材の頭部を移動可能に装置し、ボルト部材に金属製取付具を連結することが提案されている。これによれば方立および無目に固着された金属下地材に対して金属製取付具およびこれに連結する金属製カバー部材は、ボルト部材を介して移動可能であるから、金属製取付具と木製の方立および無目との熱伸縮差が吸収され、熱伸縮差に起因するカーテンウォール構成部材の破損が防止される。
特許第２７６６２２１号公報（図３，図４）。

ところで、カーテンウォールに用いられる複合ガラス３は、対向する各ガラス板３ａ，３ｂの板厚や内部の中空層３２の幅が異なるものが多数あり、全体の板厚が厚く断熱性の高いタイプや比較的全体の板厚が薄く断熱性の低いタイプなど多種類ある。またカーテンウォールには複合ガラス３以外にも、単体のガラス板や化粧板などが用いられる。

しかしながら従来構造では、使用する複合ガラス３や他のパネル部材の板厚に合わせてカーテンウォール構成部材たる取付具４Ｃ，４Ｄや中間部材５Ｃ，５Ｄの室外側への突出寸法が設定されており、設定した板厚以外に、厚さの異なるパネル部材に共用できない。従って厚さの異なるパネル部材ごとに、突出寸法の異なる取付具４Ｃ，４Ｄや中間部材５Ｃ，５Ｄを準備しなければならず生産性がよくない。そこで本発明は、板厚の異なる複数種の複合ガラスや他のパネル部材に共用でき、生産性の良好な建造物のカーテンウォールを提供することを課題としてなされたものである。

本発明は、上下方向に延びる方立と、水平方向に延びる無目とで形成された枠内にガラス板等のパネル部材を組込んでなる建造物のカーテンウォールであって、 上記方立の室外側の端面および上記無目の室外側の端面に沿ってそれぞれ上下方向および水平方向に延びる取付具が固定され、該取付具に室外側へ突出する中間部材が連結され、該中間部材を介して上記方立および無目の上記室外側の端面を覆うように上下方向および水平方向に延びるカバー部材が設置され、上記カバー部材と上記方立との間、および上記カバー部材と上記無目との間で上記パネル部材の外周部が挟持されたカーテンウォールにおいて、上記中間部材を、上記取付具に対して室外側へ突出する突出量を調整可能に連結し、上記方立および無目と上記取付具の先端に設けた上記カバー部材との間で厚さの異なるパネル部材を挟持可能とする（請求項１）。中間部材の突出量を調整することで板厚の異なる複数種の複合ガラスや他のパネル部材に取付具や中間部材が共用でき、従来のように板厚の異なるパネル部材ごとに取付具や中間部材を準備せずにすむので生産性を良好にできる。

上記取付具には相互間に所定の間隔をおいて室外側へ突出する1対の側壁を備え、側壁の対向内面を複数の山部および谷部が取付具突出方向に所定の間隔で連続する凹凸状に形成し、かつ上記対向内面を対称形状に形成する。上記中間部材にはその室外側の端部に形成されてカバー部材に係止させる係止部を備え、かつ室内側へ突出し上記取付具の対向する山部間の間隙に挿通可能な厚さの基板部と、基板部の室内側の端部に形成されて上記取付具の対向する谷部間の間隙に嵌入可能な幅の係合部とを備え、上記中間部材を、上記取付具の上方から上記係合部を上記谷部のいずれかの間隙に嵌入せしめるとともに、上記基板部を上記山部間に挿通させて上記取付具に連結せしめる（請求項２）。取付具の相対向する側壁の内面に交互に山部と谷部を複数設けたので、複数の谷部のいずれかに中間部材の係合部を嵌合させることで、取付具に対して室外側へ突出する中間部材の突出量を
調整することができ、板厚の異なるパネル部材に対応することができる。

金属製の上記取付具に、合成樹脂製の上記中間部材を連結し、該中間部材を介して金属製のカバー部材を設ける（請求項３）。室外側のカバー部材と室内側の取付具の間で伝熱を遮断するカーテンウォールに好適である。

上記パネル部材を、相対向する２枚のガラス板の間に中空層を設けて２重構造の断熱性複合ガラスで構成する（請求項４）。複合ガラスは全体の厚みが異なる複数のタイプがあり、これら複合ガラスを支持するカーテンウォールに好適である。

本発明のカーテンウォールは、図５に示すように方立１が左右方向に所定の間隔をおいて複数設置されており、相隣れる左右の方立１間に無目２が水平方向に設置され、かつ上下に所定の間隔を置いて複数設けられている。方立１および無目２は木材で構成してある。そして格子状に組まれた方立1と無目２とで囲まれた升目内にパネル部材たる複合ガラス３が嵌め込んである。

本発明のカーテンウォールの基本構成は、図１に示すように、方立１の室外側の端面１０に取付具４Ａを固着し、取付具４Ａに室外側へ突出しかつ突出量を調整可能な中間部材５Ａを設置し、これら取付具４Ａと中間部材５Ａを介して方立１の端面１０を覆うカバー部材６Ａを取付け、方立１とカバー部材６Ａとで複合ガラス３の周縁を挟み付けるようにしてある。尚、無目２側での基本構成も方立１側とほぼ同じである（図４参照）。

図１、図２に示すように、方立１は、室外側の端面１０が左右両側に室外側へ突出する凸部１１，１１を残して中間部が凹状に形成してあり、上下全長にわたって同一断面としてある。凸部１１，１１は複合ガラス３取付時にこれを押え付けるものであり、以下、ガラス押え部１１，１１という。そして、凹状の端面１０中間部には上下方向に沿って取付具４Ａが固着してある。

取付具４Ａは長尺なアルミニウム製の押出成形品で全長にわたって同一断面構造をなす。取付具４Ａは、所定の間隔をおいて対向して室外側へ突出し、方立１に沿って互いに平行に上下方向に延びる左右一対の側壁４１，４１を備え、両側壁４１，４１の中間を連結部４２でつないだ断面ほぼＨ字形に形成してあり、両側壁４１，４１の室内側の基端には左右両側へ屈曲した結合フランジ４３，４３が設けてある。取付具４Ａは左右の結合フランジ４３，４３を方立１の室外側の端面１０の凹状中間部に重ね合わせ、結合フランジ４３，４３を貫通するネジ部材Ｎにより締結してある。

取付具４Ａの相対向する両側壁４１，４１の内面には、対向方向へ突出する断面角形のリブ状突起４５が室内外方向に所定の間隔をおいて複数（図例では３条）設けてある。各リブ状突起４５は取付具４Ａの上下方向全長に渡って延びている。これにより、上記内面は、リブ状突起４５からなる山部と、複数の山部４５間に位置する谷部４６とが交互に並んだ水平断面凹凸状に形成してある。左右の側壁４１，４１の内面は左右対称の断面凹凸状に形成してある。

中間部材５Ａは断熱部材であり、合成樹脂、例えば塩化ビニルやポリアミドからなる押出成形品で、同一断面を有する長尺部材からなり取付具４Ａとほぼ同じ上下長に形成してある。中間部材５Ａは室外側に角形筒状部５１を備え、角形筒状部５１の室外面には断面鉤形で、カバー部材６Ａを支持する係止部たる複数の係止爪５２，５２が設けてある。

中間部材５Ａには、角形筒状部５１から室内側へ突出する基板部５３が形成してあり、基板部５３の板厚は取付具４Ａの対向する山部４５間に挿入可能な厚さとしてある。基板部５３の室内側の端末には左右両側に、取付具４Ａの谷部４６に嵌合可能な一対の係合突起５４，５４が形成してあり、基板部５３とで断面ほぼＴ字形をなす。

中間部材５Ａは、取付具４Ａの上方から、基板部５３端末の両係合突起５４，５４を取付具４Ａの谷部４６，４６間のいずれかの間隙に嵌合しつつ（図１では中央の谷部４６，４６間）、基板部５３を対向する左右の山部４５，４５間に挿入して取付具４Ａに連結してある。

カバー部材６Ａはアルミニウム板で、方立１の室外側端部を覆うものであり、方立１の幅とほぼ同幅としてある。カバー部材６Ａの表面には上下方向に複数の装飾リブ６１が設けてある。裏面には幅方向中央に、中間部材５Ａの係止爪５２，５２に対応してこれらとは逆向きの係止爪６２，６２が形成してある。

カバー部材６Ａは、裏面中央の係止爪６２，６２をそれぞれ中間部材５Ａの係止爪５２，５２に係止して方立１の室外側端部を覆うように取付ける。

また、図３に示すように、無目２にも室外側の端面２０に沿って水平方向に取付具４Ｂを固着し、これに中間部材５Ｂを取付ける。無目２の端面２０には上縁に上向きの浅い断面コ子字形をなすアルミニウム製のチャンネル部２１が組付けてあり、これにより複合ガラス３のガラス押え部が形成してある。チャンネル部２１は冬期に室内温度および湿度が室外よりも著しく高く室内側のガラス面に結露が生じたときにこれを受ける役割をなす。上縁のガラス押え部２１に対応して下縁には室外側へ突出する凸状の押付にガラス押え部２２が形成してある。無目２の端面２０には、上縁および下縁のガラス押え部２１，２２の間の凹状中間部に取付具４Ｂが締結固定してある。

取付具４Ｂは、方立１の取付け具４Ａと同一構造で、水平方向に平行に延びる上下の側壁部４１，４１の内面が山部４５と谷部４６とで凹凸状に形成してある。

中間部材５Ｂは、水平方向に延びる基板部５３の室外側の端末に基板部５３と直交する板状部５５を備え、その上下位置に係止爪５２，５２が形成してある。中間部材５Ｂは、基板部５３を取付具４Ｂの横から上下の側壁４１，４１間に水平方向に挿入し、上下の係合突起５４，５４を方立１側の中間部材５Ａと同様に中央の上下に対向する谷部４６，４６間に嵌合して連結してある。

カバー部材６Ｂはアルミニウム板で、方立１側のカバー部材６Ａのように装飾リブは廃止してある。カバー部材６Ｂは、裏面中央の係止爪６２，６２をそれぞれ中間部材５Ｂの係止爪５２，５２に係止して無目２を覆うように取付ける。

複合ガラス板３は、相対向する２枚のガラス板３ａ，３ｂがこれらの周縁でスペーサ３１を介して結合され、ガラス板３ａ，３ｂ間に中空層３２を備えた二重構造としてある。複合ガラス板３は、室内側のガラス板３ａの内面および室外側のガラス板３ｂの外面の外周にバックアップ材、例えば合成樹脂発泡体のバックアップ材３３を接合し、ガラス板３を方立１および無目２に取付けた取付具４Ａ，４Ｂおよび中間部材５Ａ，５Ｂにより囲まれた部分に配し、中間部材５Ａ，５Ｂにカバー部材６Ａ，６Ｂを取付け、カバー部材６Ａと方立１側のガラス押え部１１，１１との間、およびカバー部材４Ｂと無目２側のガラス押え部２１，２２との間で上記バックアップ材３３を介して挟み込み、ガラス板３ａとガラス押さえ板１１，２１，２２との間隙、およびカバー部材６Ａ，６Ｂとガラス板３ｂとの間隙にシリコン系などのシール材３４を充填することにより複合ガラス３が取付けられる。なお複合ガラス３の下縁は硬質ゴムの支持部材３５により取付具４Ｂに支持せしめてある。

本実施形態のカーテンウォールによれば、取付具４Ａ，４Ｂに中間部材５Ａ，５Ｂの基板部５３の係合突起５４，５４を嵌合する谷部４６を室内外方向に沿って複数個所設けたので、中間部材５Ａ，５Ｂの係合突起５４，５４の谷部４６への嵌合位置を変えることで、中間部材５Ａ，５Ｂの突出量を調整でき、使用する複合ガラス３の厚みに合わせることができる。

例えば、図４に示すように、比較的厚みの薄い複合ガラス３Ｃを使用する場合には、中間部材５Ａの各係合突起５４，５４を取付具４Ａの最も室内側に位置する谷部４６，４６に嵌合すれば、中間部材５Ａの突出量を小さくでき厚みの薄い複合ガラス３Ｃを好適に支持することができる。無目側も同様にする。また逆に図略ではあるが、比較的厚みの厚い複合ガラスを使用する場合には、中間部材の各係合突起を取付具の最も室外側に位置する谷部に嵌合して中間部材の突出量を大きくすればよい。

本実施形態は、取付ける複合ガラスが３種類で、最大厚のものと中間厚のものとの厚さの差と、中間厚のものと最小厚のものとの厚さの差が同一の場合の取付具４Ａ，４Ｂを示し、これらの谷部４６は均等の間隔で設けてある。谷部４６の数、位置および相互間隔は用いる複合ガラスの厚さの相違により決定される。複合ガラス板に限らず、単体のガラス板や化粧板等のパネル部材の厚みに合わせて谷部を設けるようにしてもよい。

本発明によれば、中間部材５Ａ，５Ｂの突出量を調整可能としたので、厚みの異なる複数種の複合ガラス３，３Ａ等のパネル部材に対して、取付具４Ａ，４Ｂ、中間部材５Ａ，５Ｂおよびカバー部材６Ａ，６Ｂを共通に用いることができ、従来構造のように厚さの異なるパネル部材ごとに、突出量の異なる取付具や中間部材を準備せずにすみ生産性がよい。

また、中間部材５Ａ，５Ｂを断熱性を有する合成樹脂製品としたので、室外側と室内側の伝熱を遮断でき、方立１や無目２の結露を防ぐ。更に、カバー部材６Ａ，６Ｂと取付具４Ａ，４Ｂとの間で熱伸縮差も吸収できる。

図５のＩ−Ｉ線に沿う位置での本発明のカーテンウォールの横断面図である。 図２（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）本発明のカーテンウォールに用いる取付具、中間部材およびカバー部材の分解した状態の断面図である。 図５のIII−III線に沿う位置での本発明のカーテンウォールの縦断面図である。 図１に対応して、比較的薄い複合ガラスを支持せしめた本発明のカーテンウォールの横断面図である。 カーテンウォールの正面図である。 図５のＶＩ−ＶＩ線に沿う位置での従来のカーテンウォールの横断面図である。 図５のVII−VII線に沿う位置での従来のカーテンウォールの縦断面図である。

符号の説明

１ 方立
１０ 室外側の端面
２ 無目
２０ 室外側の端面
３，３Ｃ 複合ガラス（パネル部材）
３ａ，３ｂ ガラス板
３２ 中空層
４Ａ，４Ｂ 取付具
４１ 側壁
４５ 山部
４６ 谷部
５Ａ，５Ｂ 中間部材
５２ 係止爪（係止部）
５３ 基板部
５４ 係合突起（係合部）
６Ａ，６Ｂ カバー部材

Claims (4)

1. 上下方向に延びる方立と、水平方向に延びる無目とで形成された枠内にガラス板等のパネル部材を組込んでなる建造物のカーテンウォールであって、
   上記方立の室外側の端面および上記無目の室外側の端面に沿ってそれぞれ上下方向および水平方向に延びる取付具が固定され、該取付具に室外側へ突出する中間部材が連結され、該中間部材を介して上記取付具に、上記方立および無目の上記室外側の端面を覆うように上下方向および水平方向に延びるカバー部材が設置され、上記カバー部材と上記方立との間、および上記カバー部材と上記無目との間で上記パネル部材の外周部が挟持されたカーテンウォールにおいて、
   上記中間部材を、上記取付具に対して室外側へ突出する突出量を調整可能に連結し、上記方立および無目と上記取付具の先端に設けた上記カバー部材との間で厚さの異なるパネル部材を挟持可能となしたことを特徴とする建造物のカーテンウォール。
2. 上記取付具は相互間に所定の間隔をおいて室外側へ突出し、互いに平行に延びる1対の側壁を備え、両側壁はその対向内面の断面形状を相対向する複数の山部および谷部が取付具突出方向に所定の間隔で連続する凹凸状に形成し、
   上記中間部材はその室外側の端部に形成されてカバー部材に係止させる係止部を備え、かつ室内側へ突出し上記取付具の対向する山部間の間隙に挿通可能な厚さの基板部と、基板部の室内側の端部に形成されて上記取付具の対向する谷部間の間隙に嵌入可能な幅の係合部とを備え、
   上記中間部材を、その上記係合部を上記取付具の谷部間に形成された間隙のいずれかに嵌入せしめるとともに、基板部を上記山部間に挿通させて、上記取付具に連結せしめた請求項１に記載の建造物のカーテンウォール。
3. 金属製の上記取付具に、合成樹脂製の上記中間部材を連結し、該中間部材を介して上記取付具に金属製のカバー部材を設けた請求項１または２に記載の建造物のカーテンウォール。
4. 上記パネル部材を、相対向する２枚のガラス板の間に中空層を設けて２重構造の断熱性複合ガラスパネルで構成した請求項１ないし３に記載の建造物のカーテンウォール。