JP2008188153A - 液体容器 - Google Patents

液体容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008188153A
JP2008188153A JP2007024048A JP2007024048A JP2008188153A JP 2008188153 A JP2008188153 A JP 2008188153A JP 2007024048 A JP2007024048 A JP 2007024048A JP 2007024048 A JP2007024048 A JP 2007024048A JP 2008188153 A JP2008188153 A JP 2008188153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
passage
inner container
container
drain valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007024048A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Ohashi
省三 大橋
Kenichi Tsuji
健一 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP2007024048A priority Critical patent/JP2008188153A/ja
Publication of JP2008188153A publication Critical patent/JP2008188153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

【課題】 残飲料排出のためのドレンバルブの誤操作を防止し得るようにする。
【解決手段】 液体容器における内容器2と注出通路8とを含む液体通路Kの最下位部分に、前記液体通路K内に残留する液体を排出するためのドレンバルブ31を付設するとともに、該ドレンバルブ31を開閉操作する操作レバー38における操作部38aを、前記注出通路8の出口の下方にあって注出される液体を受け止めるサーバーSを載置すべく載置台18に対して着脱自在とされる目皿受け40で覆う構成として、ドレンバルブ31を開閉操作する操作レバー38を、目皿受け40をサーバー載置台18から取り外さない限り、操作できないこととしているため、誤ってドレンバルブ31を開操作してしまうということがなくなり、ドレンバルブ31の誤操作を確実に防止することができるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、液体容器に関し、さらに詳しくは、ドレン排出等のお手入れ性を良好に確保した液体容器に関するものである。
液体容器、例えば、抽出したコーヒー等の飲料を貯留し且つ貯留した飲料を外部のサーバー等に注出し得るように構成された液体容器の場合、飲料を貯留する内容器を含む飲料通路のお手入れ(即ち、定期的な掃除等)が必要である。このお手入れの際には、前記通路内の飲料を全て排出した後にお掃除を行うこととなっており、残飲料排出のためのドレンバルブが必要となる。
ところで、内容器を備えた容器本体と、前記内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の内溶液を揚水する電動ポンプと、抽出通路と前記内溶液を外部に取り出す吐出通路とを切り替える切替弁と、コーヒー等の飲料を抽出するための抽出部と、前記内容器の上方に設けられる中蓋と、前記内容器内の内溶液を揚水するための揚水パイプとを備え、前記中蓋に前記抽出部および前記揚水パイプを設け、揚水した内溶液が前記揚水パイプより前記切替弁、前記抽出部および前記内容器にいたる前記抽出通路を循環する構成とすることにより、コーヒー等の飲料が容易に抽出でき、且つ、長時間おいても本来のコーヒー等の旨みが持続し、さらに保温時の消費電力が低減できるとともに、手軽に持ち運びできるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−319060号公報。
ところが、上記特許文献1に開示されているものの場合、ドレンバルブが付設されていないため、お手入れ性を確保することが難しくなっている。
上記不具合を解消するために、ドレンバルブを付設する場合、ドレンバルブの誤操作(例えば、飲料抽出時あるいは飲料注出時にドレンバルブを開操作するという誤操作)を防止する必要がある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、残飲料排出のためのドレンバルブの誤操作を防止し得るようにすることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、液体を貯留する内容器を備えた容器本体と、前記内容器内に貯留された液体を揚水する電動ポンプと、前記内容器内の液体を前記電動ポンプを介して外部へ注出する注出通路とを備えてなる液体容器において、前記内容器と注出通路とを含む液体通路の最下位部分に、前記液体通路内に残留する液体を排出するためのドレンバルブを付設するとともに、該ドレンバルブを開閉操作する操作レバーにおける操作部を、前記注出通路の出口の下方にあって注出される液体を受け止めるサーバーを載置すべく載置台に対して着脱自在とされる目皿受けで覆う構成としている。
上記のように構成したことにより、内容器と注出通路とを含む液体通路内に残留する残液(即ち、ドレン)をドレンバルブの開操作によって排出することが可能となり、お手入れを容易且つ確実に行うことができる。しかも、ドレンバルブを開閉操作する操作レバーは、目皿受けをサーバー載置台から取り外さない限り、操作できないこととなっているため、誤ってドレンバルブを開操作してしまうということがなくなる。つまり、ドレンバルブの誤操作を確実に防止することができるのである。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた液体容器において、前記目皿受けに、前記操作レバーの操作部が閉操作状態においてのみ係合する係合凹部を形成することもでき、そのように構成した場合、操作レバーの操作部が閉操作状態においてのみ目皿受けのサーバー載置台への装着が可能となるところから、内容器と注出通路とを含む液体通路が使用されているとき(即ち、液体抽出時および液体注出時)には、必ずドレンバルブは閉状態を維持されることとなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2の手段を備えた液体容器において、前記注出通路に、前記内容器内の液体の液位を表示する液量表示管を鉛直姿勢で設けるとともに、該液量表示管の下端部に接続される接続通路部と前記電動ポンプの吐出口に接続される接続通路部との間に、前記内容器の底面に対して固定されたホルダに取り付けられたパイプ接続部材を介設することもでき、そのように構成した場合、液量表示管を取り替える際などには、パイプ接続部材を介して接続されている液量表示管側の接続通路部と電動ポンプ側の接続通路部とを分離できるところから、お手入れを容易且つ確実に行うことができる。
本願発明の第1の手段によれば、液体を貯留する内容器を備えた容器本体と、前記内容器内に貯留された液体を揚水する電動ポンプと、前記内容器内の液体を前記電動ポンプを介して外部へ注出する注出通路とを備えてなる液体容器において、前記内容器と注出通路とを含む液体通路の最下位部分に、前記液体通路内に残留する液体を排出するためのドレンバルブを付設するとともに、該ドレンバルブを開閉操作する操作レバーにおける操作部を、前記注出通路の出口の下方にあって注出される液体を受け止めるサーバーを載置すべく載置台に対して着脱自在とされる目皿受けで覆う構成としているので、内容器と注出通路とを含む液体通路内に残留する残液(即ち、ドレン)をドレンバルブの開操作によって排出することが可能となり、お手入れを容易且つ確実に行うことができるとともに、ドレンバルブを開閉操作する操作レバーは、目皿受けをサーバー載置台から取り外さない限り、操作できないこととなっているため、誤ってドレンバルブを開操作してしまうということがなくなり、ドレンバルブの誤操作を確実に防止することができるという効果がある
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた液体容器において、前記目皿受けに、前記操作レバーの操作部が閉操作状態においてのみ係合する係合凹部を形成することもでき、そのように構成した場合、操作レバーの操作部が閉操作状態においてのみ目皿受けのサーバー載置台への装着が可能となるところから、内容器と注出通路とを含む液体通路が使用されているとき(即ち、液体抽出時および液体注出時)には、必ずドレンバルブは閉状態を維持されることとなる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えた液体容器において、前記注出通路に、前記内容器内の液体の液位を表示する液量表示管を鉛直姿勢で設けるとともに、該液量表示管の下端部に接続される接続通路部と前記電動ポンプの吐出口に接続される接続通路部との間に、前記内容器の底面に対して固定されたホルダに取り付けられたパイプ接続部材を介設することもでき、そのように構成した場合、液量表示管を取り替える際などには、パイプ接続部材を介して接続されている液量表示管側の接続通路部と電動ポンプ側の接続通路部とを分離できるところから、お手入れを容易且つ確実に行うことができる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について説明する。
この液体容器は、図1および図2に示すように、液体を貯留する内容器2を備えた容器本体1と、前記内容器2を加熱する加熱手段として作用する電気ヒータ3と、前記内容器2内に貯留された液体を揚水する電動ポンプ4と、コーヒー等の飲料を抽出する飲料抽出部として作用するカートリッジ5と、該カートリッジ5へ前記電動ポンプ4により揚水される液体を供給する揚水通路6と、前記カートリッジ5からの抽出液を前記内容器2へ還流させる抽出液還流通路7と、前記内容器2内の液体を外部へ注出する注出通路8と、該注出通路8と前記揚水通路6とへの液体の流通を切り替える切換弁9とを備え、前記揚水通路6を介して前記カートリッジ5の下部に供給されたお湯がカートリッジ5を下方から浸漬して上方から前記抽出液還流通路7を介して前記内容器2へ還流するように構成されており、前記内容器2で湯沸かしからお湯の保温、さらに抽出された飲料の保温を行うようになっている。
前記容器本体1は、板金製の有底円筒形状の内容器2の上端を係止する合成樹脂製の環状の肩部材10と、該肩部材10を上端に結合してなる合成樹脂製の有底円筒形状の外ケース11とからなっており、前記内容器2の上端開口を開閉自在に覆蓋する蓋体13が前記肩部材10の一側に対してヒンジ機構12を介して開閉自在に結合されている。符号14は蓋体13を閉止状態を保持するロック機構、15は蒸気排出通路である。
前記容器本体1の一側には、該容器本体1に隣接するようにして飲料抽出ユニットUが設けられており、該飲料抽出ユニットUは、前記肩部材10における反ヒンジ機構側であって前記内容器2より上位に一体に形成され、前記カートリッジ5を支持するカートリッジ支持部16と、前記容器本体1の一側に沿って形成され、前記揚水通路6の直管部で構成された液量表示管6aを配設する通路構成部17と、該通路構成部17の下端から水平方向に突設され、注出される飲料を受け止めるサーバーSを載置する載置台18とからなっており、全体としてコ字状を呈している。該載置台18には、後に詳述するように、サーバーSを載置する目皿39を着脱自在に装着する目皿受け40が着脱自在に取り付けられている(図8参照)。図8において、符号41は液量表示部、42は操作パネル部である。
前記飲料抽出部として作用するカートリッジ5は、例えばコーヒー粉を入れた抽出袋Gを収納する縦長の円錐形状容器とされており、その下端部には、お湯を導入するための導入口19,19・・が形成されている。また、このカートリッジ5には、図3に示すように、前記抽出液還流通路7の一部となる上部還流通路7aが該カートリッジ5の上端開口と上部還流通路7aの上端開口とが連通した状態で一体に形成されている。さらに、前記カートリッジ5の上端開口縁には、フランジ部5aが一体に形成されており、該フランジ部5aには、カートリッジ5の外側をカバーする円筒形状のカートリッジカバー20が係止されている。符号21はカートリッジ5の上端開口を覆蓋する蓋、22は蓋21とカートリッジ5の開口縁とをシールするシールパッキンであり、前記蓋21の適所には、該蓋21の内外を連通させるための空気穴23が形成されている(図4参照)。このようにすると、カートリッジ5の上部(即ち、蓋21との間の空間部)が抽出循環終了時に真空状態となって、抽出液還流通路7を介して抽出液が内容器2へ戻らなくなったり、あふれてしまうこととなるおそれがあるが、空気穴23の形成により、カートリッジ5の上部(即ち、蓋21との間の空間部)における負圧発生が解消されることとなり、上記不具合が発生しなくなる。
前記カートリッジ支持部16は、平面視円形形状とされており、その中心部には、前記カートリッジ5の下端部を嵌挿固定するカートリッジ受け24が形成されている。符号25はカートリッジ受け24の上端開口とカートリッジ5とのシール性を確保するためのシールパッキンである。そして、前記カートリッジ受け24の内底中心部には、カートリッジ5の下端に設けられた雄ネジ部26を螺合する雌ネジ部27が設けられている。そして、カートリッジ5をカートリッジ受け24に対して嵌挿固定した状態において、前記上部還流通路7aの下端が前記内容器2側に接続されている下部還流通路7bの上端に対して接続されるとともに、前記カートリッジカバー20の下端が前記カートリッジ支持部16の外周縁部に当接されることとなっている。
前記カートリッジ支持部16の底部には、前記内容器2の底部から電動ポンプ4を経て前記通路構成部17を通る揚水通路6の上端が接続されている。
そして、前記揚水通路6の途中(即ち、前記カートリッジ支持部16の下方部位)には、前記内容器2内の液体を外部へ注出する注出通路8と前記揚水通路6とへの液体の流通を切り替える切換弁9が介設されている。本実施の形態においては、この切換弁9は、前記揚水通路6側が常時開とされる一方、前記注出通路8側が常時閉とされるように構成されており、飲料注出時にのみ前記注出通路8側を開とするように構成されている。つまり、前記揚水通路6の途中から前記注出通路8が分岐され、当該分岐部における注出通路8側を開閉する開閉弁によって切換弁9が構成されているのである。要するに、本実施の形態においては、揚水通路6における電動ポンプ4から切換弁9に至る通路は、注出通路8としても作用することとなっているのである。前記注出通路8の出口(即ち、注出口)は、サーバーSに対向するように下向きとされている。符号28は切換弁9の弁棒、29は切換弁9を開閉操作する操作レバー、30は弁棒28を閉弁方向に付勢するスプリングである。
上記のように構成したことにより、図5に示すように、内容器2内のお湯は、電動ポンプ4の駆動によって、揚水通路6を介してカートリッジ5内に導入され、カートリッジ5内においてはコーヒーを抽出しつつ上昇し、抽出液は、抽出液還流通路7を介して内容器2内へ還流されることとなっており、内容器2、揚水通路6、抽出液還流通路7および注出通路8によって液体通路Kを構成することとなっている。このような循環を繰り返すことにより、内容器2内の内溶液がコーヒーに変換されることとなる。そして、内容器2内の内溶液が所定の濃度のコーヒーとなった時点で電動ポンプ4の駆動を停止すれば、内容器2内の内溶液は保温状態で保持されることとなる。そして、コーヒーを注出する際には、切換弁9を注出通路8側が開となるように動作させた後、電動ポンプ4を駆動させれば、内容器2内の内溶液は、注出通路8を介してサーバーSへ注出されることとなる。この場合、前記電動ポンプ4は、揚水通路6を介して内容器2内のお湯をカートリッジ5内に供給する揚水手段として作用するとともに、前記内容器2内に貯留された飲料(例えば、コーヒー)を外部へ注出する注出手段としても作用することとなるのである。
ところで、本実施の形態においては、抽出液還流通路7における下部還流通路7bの下端は、前記内容器2の側面に接続されるが、内容器2の側面において満水位より少し下方部位には、段押しされて他の個所より一段落とし込まれた凹部2aが形成されており、該凹部2aに対して前記下部還流通路7bの下端が接続されることとなっている。このようにすると、還流つれた抽出液が内容器2の内側面を伝って流下することとなり、内容器2内で泡立つということがなくなるし、また、下部還流通路7bの下端と内容器2との接続。が容易に行える。
また、前記液体通路Kの最下位部分(例えば、液量表示管6aの下端部近傍)には、前記液体通路K内に残留する液体を排出するためのドレンバルブ31が付設されている。
該ドレンバルブ31は、図6および図7に示すように、前記揚水通路6に対して接続パイプ32(図2および図14参照)を介して接続される弁本体33と、該弁本体33の弁座34を開閉する弁体35と、該弁体35を閉弁方向に付勢するスプリング36と、前記弁体35を開閉操作するカム37と、該カム37を開弁位置(図6参照)および閉弁位置(図7参照)に回転変位させる操作レバー38とによって構成されている。符号51は弁本体33に形成されたドレン排出口である。
そして、前記操作レバー38の操作部38aは、ドレンバルブ31の閉弁状態時(図7参照)においては、図10および図11に示すように、載置台18の奥に形成された隙間Dの一端側(即ち、右端)から載置台18上に臨まされており、目皿受け40の奥端側40aには、図13に示すように、前記操作レバー38の操作部38aが閉操作状態においてのみ係合する係合凹部43が形成されている。つまり、ドレンバルブ31を開閉操作する操作レバー38における操作部38aを、前記サーバー載置台18に対して着脱自在とされる目皿受け40で覆う構成とされており、操作レバー38の操作部38aが載置台18の奥に形成された隙間Dの一端側(即ち、右端)から載置台18上に臨まされているときにおいてのみ目皿受け40が載置台18に装着できることとなっているのである。
一方、前記操作レバー38の操作部38aは、開弁状態時(図6参照)においては、図12に示すように、載置台18の奥に形成された隙間Dの他端側(即ち、左端)から載置台18上に臨まされており、目皿受け40の奥端側40aには、図13に示すように、前記係合凹部43より浅い凹部44と該凹部44の口縁に突設された小突起45とが形成されている。つまり、ドレンバルブ31を開閉操作する操作レバー38における操作部38aが前記隙間Dの左端に位置している状態においては、該操作部38aが邪魔をして目皿受け40の載置台18への装着ができない構造となっているのである。しかも、本実施の形態においては、目皿受け40の奥端側40aに突設された小突起45が前記操作部38aと干渉し合うこととなっているので、操作部38aが前記隙間Dの左端に位置している状態(換言すれば、ドレンバルブ31が開状態にあるとき)においては目皿受け40の載置台18への装着を確実に拒否できる構造となっている。つまり、ドレンバルブ31の誤操作を確実に防止することができるのである。
ところで、本実施の形態の場合、抽出したコーヒー等を内容器2に貯留し、必要に応じてコーヒー等を注出通路8を介して注出する構造となっているので、長期間使用していると、揚水通路6を含む注出通路8を交換する必要が生じる場合がある。そこで、本実施の形態においては、図14に示すように、注出通路としても作用する揚水通路6における液量表示管6aの下端部に接続される接続通路部46と電動ポンプ4の吐出口4aに接続される接続通路部47との間には、内容器2の底面に対して固定されたホルダ48に取り付けられた合成樹脂製のパイプ接続部材49が介設されている。該パイプ接続部材49は、板金製のホルダ48の端縁から垂設された取り付け部48aの下端部に対してビス50で固定された固定部49aと、該固定部49aから互いに反対方向に突設された接続パイプ49b,49bとによって構成されている。そして、前記接続通路部46,47を前記接続パイプ49b,49bにそれぞれ嵌挿することにより、接続通路部46,47が連通状態で接続されることとなっている。なお、前記接続通路部46,47は、接続パイプ49b,49bへの脱着が容易なように弾性を有する合成樹脂により形成されている。このようにすると、液量表示管6a等を取り替える際などには、パイプ接続部材49を介して接続されている液量表示管6a側の接続通路部46と電動ポンプ4側の接続通路部47とを分離できるところから、お手入れを容易且つ確実に行うことができる。
なお、前記電動ポンプ4の能力は、飲料注出時より飲料抽出時の方が大きくなるように構成するのが望ましい。このようにすると、循環抽出工程においてコーヒーの味に変化を持たせることが可能となるし、循環抽出時とコーヒー給湯時とで必要量が相違することによく対応できる。つまり、電動ポンプ4の能力を必要な吐出量(即ち、抽出時あるいは注出時に必要な吐出量)に対応させることができることとなり、電動ポンプ4の動作を最適に制御することができる。
また、電動ポンプ4の流量を変化させる方法としては、PWMによる回転数制御する方法もしくは、複数速度切換ポンプを使用する方法等を採用することができる。
また、カートリッジ5には、ロックレバーを付設することもできる。このようにすると、カートリッジ5の取り外しが容易となる。
また、カートリッジ5を取り付けた状態でON作動するリミットスイッチを電動ポンプ4と直列に接続することもでき、このようにすると、カートリッジ5が取り付けられていない状態では、電動ポンプ4が駆動できないこととなる。
また、お手入れ性を考慮すると、内容器2側の電源供給用としてはマグネットプラグを採用するのが望ましい。
本願発明は、上記実施の形態(即ち、コーヒー抽出用の液体容器)に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の実施の形態にかかる液体容器の縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器における容器本体および飲料抽出ユニットの外郭体を取り外した状態を示す斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器におけるカートリッジ部分の拡大縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器におけるカートリッジの蓋の要部を示す部分拡大断面図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器における内溶液の循環経路を示す概略経路図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器におけるドレンバルブの開弁状態を示す拡大縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器におけるドレンバルブの閉弁状態を示す拡大縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器の飲料抽出ユニットから見た斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器における飲料抽出ユニットの要部を示す拡大斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器におけるドレンバルブの閉弁状態であって目皿受けを取り外した状態の飲料抽出ユニットの要部を示す拡大斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器におけるドレンバルブの閉弁状態であって目皿受けを取り外した状態の飲料抽出ユニットの要部を示す拡大斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器におけるドレンバルブの開弁状態であって目皿受けを取り外した状態の飲料抽出ユニットの要部を示す拡大斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器における飲料抽出ユニットの目皿受けを奥側から見た拡大斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかる液体容器における揚水通路の構成を下方から見た斜視図である。
符号の説明
1は容器本体
2は内溶液
4は電動ポンプ
4aは吐出口
6は揚水通路
6aは液量表示管
8は注出通路
18は載置台
31はドレンバルブ
38は操作レバー
38aは操作部
39は目皿
40は目皿受け
40aは奥端側
43は係合凹部
46,47は接続通路部
48はホルダ
49はパイプ接続部材
Kは液体通路
Sはサーバー

Claims (3)

  1. 液体を貯留する内容器を備えた容器本体と、前記内容器内に貯留された液体を揚水する電動ポンプと、前記内容器内の液体を前記電動ポンプを介して外部へ注出する注出通路とを備えてなる液体容器であって、前記内容器と注出通路とを含む液体通路の最下位部分には、前記液体通路内に残留する液体を排出するためのドレンバルブを付設するとともに、該ドレンバルブを開閉操作する操作レバーにおける操作部を、前記注出通路の出口の下方にあって注出される液体を受け止めるサーバーを載置すべく載置台に対して着脱自在とされる目皿受けで覆う構成としたことを特徴とする液体容器。
  2. 前記目皿受けには、前記操作レバーの操作部が閉操作状態においてのみ係合する係合凹部を形成したことを特徴とする請求項1記載の液体容器。
  3. 前記注出通路には、前記内容器内の液体の液位を表示する液量表示管を鉛直姿勢で設けるとともに、該液量表示管の下端部に接続される接続通路部と前記電動ポンプの吐出口に接続される接続通路部との間には、前記内容器の底面に対して固定されたホルダに取り付けられたパイプ接続部材を介設したことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載の液体容器。
JP2007024048A 2007-02-02 2007-02-02 液体容器 Pending JP2008188153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007024048A JP2008188153A (ja) 2007-02-02 2007-02-02 液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007024048A JP2008188153A (ja) 2007-02-02 2007-02-02 液体容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008188153A true JP2008188153A (ja) 2008-08-21

Family

ID=39748819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007024048A Pending JP2008188153A (ja) 2007-02-02 2007-02-02 液体容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008188153A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI459920B (zh) 從由編碼插件支撐的原料準備飲料的系統
TWI469755B (zh) 用於以可移除注射構件調製一飲料之裝置
JP4464290B2 (ja) 飲料サーバー
CN113892817A (zh) 冷罐组件和饮水机
JP2008188153A (ja) 液体容器
JP2008178439A (ja) 飲料抽出容器
JP2008178507A (ja) 飲料提供装置
JP5304264B2 (ja) 温水タンク
JP2010069188A (ja) 飲料供給装置
JP2010057799A (ja) 飲料供給装置
JP2009154920A (ja) 飲料供給機
JP6495802B2 (ja) ウォーターサーバー
EP3344096B1 (en) Dispensing device for dispensing a hot drink
CN111839219B (zh) 水箱及饮水设备
EP3643213B1 (en) Automatic coffee machine
KR100804772B1 (ko) 미온수 유출부를 포함하는 음수공급장치
CN216652027U (zh) 一种蒸汽加热装置
KR200457013Y1 (ko) 커피자동판매기
JP2012152363A (ja) 電気ケトル
KR20190022956A (ko) 급수탱크 및 이를 이용한 냉온수기
US20230240470A1 (en) Beverage dispensing machine
JP2005187076A (ja) 水利用装置
KR200381098Y1 (ko) 냉온수기용 기능성 물병마개
JP2010233755A (ja) 電気ポット
BR202015019346Y1 (pt) disposição aplicada a bebedouro purificador de água