JP2008187338A - 制御システムおよびその方法。 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御対象を制御する制御システムおよびその方法を提供する。
【解決手段】状態管理サーバ3は、ユーザ端末2から、そのユーザ端末2のユーザの状態を示す情報(ユーザ状態情報)を検出する。状態管理サーバ3は、検出したユーザ状態情報を仮想マシン制御サーバ4に送信する。仮想マシン制御サーバ4は、受信したユーザ状態情報に基づいて、仮想マシン管理装置5にアクセスし、仮想マシンを制御する。状態管理サーバ3は、仮想マシン管理装置5から、仮想マシンの状態を示す情報(仮想マシン状態情報)を検出する。仮想マシン管理装置5は、仮想マシン状態情報を、シンクライアント6に送信する。状態管理サーバ3は、検出した仮想マシン状態情報をユーザ端末2に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御システムおよびその方法に関する。
例えば、非特許文献1は、人やモノ、サービスがどんな状態なのかというプレゼンスに応じて、適切な情報やサービスを提供するプレゼンスサービスを開示する。
また、非特許文献2は、特に携帯電話網におけるプレゼンスサービスシステムのアーキテクチャについて開示する。
http://premium.nikkeibp.co.jp/presence/index.shtml 3GPP TS 23.141 "Presence Service; Architecture and functional description" http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/23141.htm
本発明は、上述した背景からなされたものであって、制御対象を制御する制御システムおよびその方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる制御システムは、制御対象を制御する制御システムであって、前記制御対象のユーザの状態を検出するユーザ状態検出手段と、前記制御対象の状態を検出する制御対象状態検出手段と、前記検出したユーザの状態と、前記検出した制御対象の状態とを対応付けて、前記制御対象を制御する制御手段とを有する。
好適には、前記制御対象の状態は、複数の段階の状態を含み、前記制御手段は、前記複数の段階ごとに前記制御対象を制御する。
好適には、前記ユーザの状態は、複数の段階の状態を含み、前記制御手段は、前記ユーザの複数の段階と前記制御対象の複数の段階とを対応付けて前記制御対象を制御する。
好適には、前記制御対象は、仮想マシンである。
好適には、前記仮想マシンを実行する複数の処理装置と、前記処理装置を前記仮想マシンに割り当てるための処理を行う割当手段とをさらに含む。
好適には、前記割当手段は、前記処理装置それぞれの使用率に応じて前記処理装置を前記仮想マシンに割り当てる。
好適には、前記仮想マシンに割り当てられる処理装置の条件を要求する処理装置条件要求手段をさらに含み、前記割当手段は、前記処理装置条件要求手段によって要求される条件に応じて、前記処理装置を前記仮想マシンに割り当てる。
好適には、前記仮想マシンを利用するための仮想マシン用端末をさらに含み、前記仮想マシン用端末は、前記仮想マシンの状態に応じて制御される。
好適には、前記制御対象の状態を表示する状態表示手段をさらに有する。
好適には、前記ユーザの状態を送信するユーザ端末をさらに含み、前記ユーザ端末は、前記状態表示手段を含む。
また、本発明にかかる制御方法は、制御対象を制御する制御方法であって、前記制御対象のユーザの状態を検出するユーザ状態検出ステップと、前記制御対象の状態を検出する制御対象状態検出ステップと、前記検出したユーザの状態と、前記検出した制御対象の状態とを対応付けて、前記制御対象を制御する制御ステップとを含む。
また、本発明にかかる制御プログラムは、制御対象を制御する制御プログラムであって、前記制御対象のユーザの状態を検出するユーザ状態検出ステップと、前記制御対象の状態を検出する制御対象状態検出ステップと、前記検出したユーザの状態と、前記検出した制御対象の状態とを対応付けて、前記制御対象を制御する制御ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、制御対象を制御する制御システムおよびその方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる制御方法が適用される制御システム1の構成を例示する図である。
図1に示すように、制御システム1は、携帯電話などのユーザ端末2−1〜2−N(Nは、1以上の整数。但し、Nが常に同じ数であるとは限らない)との間で通信を行う無線基地局20と、状態管理サーバ3と、仮想マシン制御サーバ4と、仮想マシン管理装置5と、シンクライアント6−1〜6−Nとが、ネットワーク100を介して接続されて構成される。
なお、以下、ユーザ端末2−1〜2−Nなど、複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示すときには、単に、ユーザ端末2などと略記することがある。
また、以下、状態管理サーバ3など、制御システム1において、情報処理および通信の主体となりうる装置を、ノードと総称することがある。
また、図1に示した制御システム1を構成する装置のうち、任意の2つ以上は、適宜、一体に構成されうる。
また、以下の各図において、実質的に同じ構成部分および処理には同じ番号が付される。
図2は、図1に示した制御システム1において、ユーザ端末2と、状態管理サーバ3と、仮想マシン制御サーバ4と、仮想マシン管理装置5と、シンクライアント6との間で行われる仮想マシン制御の態様を示す図である。
図2に示すように、制御システム1において、仮想マシンは以下に示すような態様で制御される。
(1)状態管理サーバ3は、ユーザ端末2から、そのユーザ端末2のユーザの状態を示す情報(ユーザ状態情報)を検出する。
(2)状態管理サーバ3は、検出したユーザ状態情報を仮想マシン制御サーバ4に送信する。
(3)仮想マシン制御サーバ4は、受信したユーザ状態情報に基づいて、仮想マシン管理装置5にアクセスし、仮想マシンを制御する。
(4)状態管理サーバ3は、仮想マシン管理装置5から、仮想マシンの状態を示す情報(仮想マシン状態情報)を検出する。
(5)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン状態情報を、シンクライアント6に送信する。
(6)状態管理サーバ3は、検出した仮想マシン状態情報をユーザ端末2に送信する。
なお、本実施形態では、状態管理サーバ3は、ユーザ端末2からユーザ状態情報を検出するとしたが、たとえば、IDカードリーダーからの読み込みによってユーザ状態情報を検出する等、別の構成部分から検出するようにしてもよい。
また、無線基地局20、状態管理サーバ3、仮想マシン制御サーバ4、仮想マシン管理装置5およびシンクライアント6は、それぞれ同じネットワーク内に無くともよい。
たとえば、シンクライアント6は、仮想マシン管理装置5と組織内ネットワークを介して接続されるように構成されてもよい。
[ハードウエア]
図3は、図1に示した状態管理サーバ3および仮想マシン制御サーバ4のハードウエア構成を例示する図である。
図3に示すように、状態管理サーバ3および仮想マシン制御サーバ4は、CPU122およびメモリ124などを含む本体120、キーボードおよび表示装置などを含む入出力装置126、他のノードとの通信を行う通信装置128、および、CD装置およびHDD装置など、記録媒体132に対するデータの記録および再生を行う記録装置130から構成される。
つまり、状態管理サーバ3および仮想マシン制御サーバ4は、情報処理および他のノードとの通信が可能なコンピュータとしてのハードウエア構成部分を有している。
図4は、図1に示した仮想マシン管理装置5のハードウエア構成を例示する図である。
図4に示すように、仮想マシン管理装置5は、CPU122−1〜122−n(nは1以上の整数。但し、nが常に同じ数であるとは限らない)およびメモリ124−1〜124−nなどを含む本体120、入出力装置126、通信装置128、および、記録媒体132に対するデータの記録および再生を行うディスク装置130−1〜130−nから構成される。
つまり、仮想マシン管理装置5は、情報処理および他のノードとの通信が可能なコンピュータとしてのハードウエア構成部分を有している。
図5は、図1に示したシンクライアント6のハードウエア構成を例示する図である。
図5に示すように、シンクライアント6は、CPU122およびメモリ124などを含む本体120、入出力装置126および通信装置128から構成される。
つまり、シンクライアント6は、情報処理および他のノードとの通信が可能なコンピュータとしてのハードウエア構成部分を有している。
なお、状態管理サーバ3および仮想マシン制御サーバ4のハードウエア構成は、図3に示すようにCPU122およびメモリ124などがそれぞれ1つである必要はなく、たとえば、図4に示すようにCPU122およびメモリ124などをそれぞれ複数含む構成であってもよい。
また、シンクライアント6のハードウエア構成は、図5に示すような構成でなくともよく、たとえば、図4に示すように、記録装置130および記録媒体132を含む構成であってもよい。
図6は、図1に示したユーザ端末2の構成を例示する図である。
図6に示すように、ユーザ端末2は、アンテナ220、無線インタフェース(IF)222、音声・動画像CODEC230、LCDなどの表示装置232、カメラ234、マイク236、スピーカ238、制御部240、テンキー242およびDTMF(Dial Tone Multi Frequency)発生部244から構成される。
なお、ユーザ端末2の各構成部分は、専用のハードウエアによって実現されても、DSP(Digital Signal Processor)などの上で実行されるソフトウエアによって実現されてもよい。
アンテナ220および無線IF222は、無線基地局20との間で回線設定のために必要な信号の伝送を行う。
また、アンテナ220および無線IF222は、無線基地局20およびネットワーク100を介して、他のユーザ端末2または他のノードとの間で、音声、動画像およびDTMF信号の伝送を行う。
表示装置232は、例えば、液晶表示装置であって、音声・動画像CODEC230により生成された動画像を表示して、ユーザに示す。
カメラ234は、例えば、CCDカメラであって、ユーザおよび風景などを撮影して動画像を生成し、音声・動画像CODEC230に対して出力する。
マイク236は、ユーザの声などの音声を受け入れて、音声・動画像CODEC230に対して出力する。
スピーカ238は、音声・動画像CODEC230から入力される音声、例えば、通話相手の声あるいはサービス情報に付随する音声を出力する。
テンキー242は、DTMFによる信号入力操作に適した数字0〜9および記号"*","#"などのボタンを有し、ユーザの操作を受け入れて、制御部240およびDTMF発生部244に対して出力する。
制御部240は、CPUおよびメモリ(図示せず)などを含み、テンキー242からの信号を受け入れ、図7を用いて後述するようなプログラムを実行する。
制御部240は、無線基地局20との間の通信のための処理を行い、その通信のための信号を無線IF222に対して出力する。
また、制御部240は、ユーザ端末2の各構成部分の制御のための処理などを行い、その制御のための信号を音声・動画像CODEC230に対して出力する。
DTMF発生部244は、テンキー242のボタンに対するユーザの操作に応じて、数字0〜9および記号"*","#"それぞれに対応するDTMF信号を発生し、音声・動画像CODEC230に対して出力する。
音声・動画像CODEC230は、他のユーザ端末2および他のノードから、例えばMPEG形式で送られてきた動画像データを、無線IF222を介して受けてデコードし、表示装置232に表示する。
また、音声・動画像CODEC230は、他のユーザ端末2および他のノードから送られてきた音声データをデコードし、スピーカ238から出力する。
また、音声・動画像CODEC230は、カメラ234から入力される動画像をMPEG形式の動画像データにエンコードし、無線IF222に対して出力する。
また、音声・動画像CODEC230は、マイク236から入力される音声、および、DTMF発生部244から入力されるDTMF信号を音声データにエンコードし、無線IF222に対して出力する。
つまり、ユーザ端末2は、他のノードとの間で、音声、動画像およびDTMF信号の伝送が可能なハードウエア構成部分を有している。
[ユーザ端末プログラム20]
図7は、図1に示したユーザ端末2において動作するユーザ端末プログラム20の構成を示す図である。
図7に示すように、ユーザ端末プログラム20は、通信処理部250、ユーザインタフェース(UI)部254、アプリケーション処理部256、画面処理部258、ユーザ状態情報作成部260、ユーザ状態情報送信部262、ユーザ状態情報受信部264、仮想マシン状態情報受信部266、状態情報管理部268、割当資源要求作成部270および割当資源要求送信部272から構成される。
ユーザ端末プログラム20において、通信処理部250は、ネットワーク100を介して他ノードとの間で通信を行うために必要な処理を行う。
UI部254は、テンキー242などの入出力装置に対するユーザの操作を受け入れ、アプリケーション処理部256、ユーザ状態情報作成部260および割当資源要求作成部270に対して出力し、また、ユーザ端末プログラム20の他の構成部分の処理を制御する。
アプリケーション処理部256は、ユーザ端末2に組み込まれているアプリケーションを実行するために必要な処理を行う。
画面処理部258は、ユーザ端末プログラム20の他の構成部分からデータを受け入れ、所定の画面を表示装置232に表示させるための処理を行い、UI部254に対して出力する。
ユーザ状態情報作成部260は、UI部254からユーザの操作を受け入れ、ユーザ状態情報を作成する。
たとえば、ユーザの現在の状態が「在宅」であるならば、ユーザは、「在宅」を示すキーワードを入力する、あるいは選択画面から「在宅」を選択することによって、ユーザ状態情報を作成することができる。
また、ユーザ状態情報作成部260は、作成したユーザ状態情報をユーザ状態情報送信部262に対して出力する。
ユーザ状態情報送信部262は、ユーザ状態情報作成部260からのユーザ状態情報を、通信処理部250およびネットワーク100を介して、情報管理サーバ3に対して送信する。
図8は、ユーザ状態情報の構成を例示する図である。
図8に示すように、ユーザ状態情報は、ユーザの識別子(ユーザ識別子)、および、そのユーザの状態を示す状態情報を含む。
ユーザ状態情報受信部264(図7)は、情報管理サーバ3から通信処理部250およびネットワーク100を介してユーザ状態情報を受信し、状態情報管理部268に対して出力する。
仮想マシン状態情報受信部266は、情報管理サーバ3から通信処理部250およびネットワーク100を介して仮想マシン状態情報を受信し、状態情報管理部268に対して出力する。
図9は、仮想マシン状態情報の構成を例示する図である。
図9に示すように、仮想マシン状態情報は、仮想マシンの識別子(仮想マシン識別子)、および、その仮想マシンの状態を示す状態情報を含む。
状態情報管理部268(図7)は、ユーザ状態情報受信部264からのユーザ状態情報および仮想マシン状態情報受信部266からの仮想マシン状態情報を管理し、必要に応じて画面処理部258に対して出力する。
画面処理部258は、状態情報管理部268からのユーザ状態情報および仮想マシン状態情報を表示装置232に表示させるための処理を行い、処理したデータをUI部254に対して出力する。
図10は、表示装置232に表示される画面を例示する図である。
図10に示すように、画面処理部258の処理によって、表示装置232は、ユーザ状態情報および仮想マシン状態情報を表示する。
また、図10に示すように、表示装置232は、ユーザ端末2のユーザ自身のユーザ状態情報および仮想マシン状態情報以外の、複数のユーザ状態情報および仮想マシン状態情報を表示することができる。
たとえば、図10の例では、ユーザAの状態が「在宅」、ユーザBの状態が「着席」(会社の自分の席に着席している状態)であり、仮想マシンAの状態がOFF」状態、仮想マシンBの状態が「使用中」であることが示されている。
割当資源要求作成部270(図7)は、UI254からユーザの操作を受け入れ、割当資源要求を作成する。
たとえば、ユーザが自身の使用する仮想マシンに対して整数演算の速い処理装置の割り当てを要求する場合は、整数演算の速い処理装置を選択するように操作することによって、割当資源要求を作成することができる。
また、割当資源要求作成部270は、作成した割当資源要求を割当資源要求送信部272に対して出力する。
割当資源要求送信部272は、割当資源要求作成部270からの割当資源要求を、通信処理部250およびネットワーク100を介して、仮想マシン制御サーバ4に対して送信する。
[状態管理プログラム30]
図11は、図1に示した状態管理サーバ3において動作する状態管理プログラム30の構成を示す図である。
図11に示すように、状態管理プログラム30は、通信処理部300,302,304、ユーザ状態情報受信部310、グループ状態情報管理部312、ユーザ状態情報管理部314、ユーザ状態情報データベース(DB)316、ユーザ状態情報送信部318、仮想マシン状態情報受信部320、仮想マシン状態情報管理部322、仮想マシン状態情報DB324、仮想マシン状態情報送信部326、グループ情報DB328、状態情報送信ユーザ管理部330および状態情報送信ユーザDB332から構成される。
状態管理プログラム30は、たとえば、記憶媒体132(図3)を介して状態管理サーバ3に供給され、メモリ124にロードされ、状態管理サーバ3にインストールされたOS(図示せず)上で、状態管理サーバ3のハードウエア資源を具体的に利用して実行される(以下に示す各ソフトウエアについても同様)。
状態管理プログラム30において、通信処理部300は、ネットワーク100を介してユーザ端末2との間で通信を行うために必要な処理を行う。
通信処理部302は、ネットワーク100を介して仮想マシン制御サーバ4との間で通信を行うために必要な処理を行う。
通信処理部304は、ネットワーク100を介して仮想マシン管理装置5との間で通信を行うために必要な処理を行う。
ユーザ状態情報受信部310は、ユーザ端末2から、通信処理部300およびネットワーク100を介してユーザ状態情報を受信し、グループ状態情報管理部312に対して出力する。
グループ状態情報管理部312は、ユーザ状態情報と仮想マシン状態情報とをグループとして管理し、図12を用いて後述するグループ情報をグループ情報DB328に格納する。
図12は、グループ情報の構成を例示する図である。
図12に示すように、グループ情報は、各グループの識別子(グループ識別子)、各グループを構成するユーザ識別子および仮想マシン識別子を含む。
図12の例では、グループ#1はユーザ#1および仮想マシン#1から構成され、グループ#2はユーザ#2および仮想マシン#2から構成され、グループ#Nはユーザ#Nおよび仮想マシン#Nから構成されることが示されている。
グループ状態情報管理部312(図11)は、ユーザ状態情報受信部310からのユーザ状態情報を、ユーザ状態情報管理部314およびユーザ状態情報送信部318に対して出力する。
また、グループ状態情報管理部312は、そのユーザ状態情報に対応するユーザと同じグループを構成する仮想マシン識別子をグループ情報DB328から取得し、ユーザ状態情報送信部318に対して出力する。
ユーザ状態情報管理部314は、グループ状態情報管理部312からのユーザ状態情報を、ユーザ状態情報DB316に格納し、管理する。
また、ユーザ状態情報管理部314は、ユーザ状態情報DB316に格納されたユーザ状態情報を、必要に応じて、グループ状態情報管理部312に対して出力する。
ユーザ状態情報送信部318は、グループ状態情報管理部312からのユーザ状態情報を状態情報送信ユーザ管理部330に対して出力し、このユーザ状態情報を送信すべきユーザ識別子を要求する。
状態情報送信ユーザ管理部330は、各ユーザ状態情報および各仮想マシン状態情報を送信すべき1以上のユーザの識別子を、状態情報送信ユーザDB332に格納し、管理する。
また、状態情報送信ユーザ管理部330は、状態情報送信ユーザDB332に格納されたユーザ識別子を、必要に応じて、ユーザ状態情報送信部318および仮想マシン状態情報送信部326に対して出力する。
図13は、状態情報送信ユーザDB332に格納されている、状態情報を送信すべきユーザ識別子のリストを例示する図である。
図13に示すように、状態情報を送信すべきユーザ識別子のリストは、グループ識別子と、そのグループを構成するユーザ状態情報および仮想マシン状態情報を送信すべきユーザの識別子のリストとを含む。
図13の例では、グループ#1を構成するユーザ#1および仮想マシン#1それぞれの状態情報を送信すべきユーザは、ユーザ#1,#2,#3であることが示されている。
ユーザ状態情報送信部318(図11)は、状態情報送信ユーザ管理部330から、ユーザ状態情報を送信すべきユーザ識別子を取得する。
さらに、ユーザ状態情報送信部318は、取得したユーザ識別子が示すユーザのユーザ端末2に対して、通信処理部300およびネットワーク100を介してユーザ状態情報を送信する。
図13の例では、たとえば、ユーザ#1のユーザ状態情報は、ユーザ#1,#2,#3のユーザ端末2に送信される。
また、ユーザ状態情報送信部318は、ユーザ状態情報および仮想マシン識別子を、仮想マシン制御サーバ4に対し、通信処理部302およびネットワーク100を介して送信する。
仮想マシン状態情報受信部320は、仮想マシン管理装置5から、通信処理部304およびネットワーク100を介して仮想マシン状態情報を受信し、グループ状態情報管理部312に対して出力する。
グループ状態情報管理部312は、仮想マシン状態情報受信部320からの仮想マシン状態情報を、仮想マシン状態情報管理部322および仮想マシン状態情報送信部326に対して出力する。
仮想マシン状態情報管理部322は、グループ状態情報管理部312からの仮想マシン状態情報を、仮想マシン状態情報DB324に格納し、管理する。
また、仮想マシン状態情報管理部322は、仮想マシン状態情報DB324に格納された仮想マシン状態情報を、必要に応じて、グループ状態情報管理部312に対して出力する。
仮想マシン状態情報送信部326は、グループ状態情報管理部312からの仮想マシン状態情報を状態情報送信ユーザ管理部330に対して出力し、この仮想マシン状態情報を送信すべきユーザ識別子を要求して、そのユーザ識別子を取得する。
さらに、仮想マシン状態情報送信部326は、取得したユーザ識別子が示すユーザのユーザ端末2に対して、通信処理部300およびネットワーク100を介して仮想マシン状態情報を送信する。
図13の例では、たとえば、仮想マシン#1の仮想マシン状態情報は、ユーザ#1,#2,#3のユーザ端末2に送信される。
[仮想マシン制御プログラム40]
図14は、図1に示した仮想マシン制御サーバ4において動作する仮想マシン制御プログラム40の構成を示す図である。
図14に示すように、仮想マシン制御プログラム40は、通信処理部400,402,404、ユーザ状態情報受信部410、仮想マシン制御情報管理部416、仮想マシン制御ロジックDB418、割当資源要求受信部420および仮想マシン制御情報送信部422から構成される。
仮想マシン制御プログラム40において、通信処理部400は、ネットワーク100を介して状態管理サーバ3との間で通信を行うために必要な処理を行う。
通信処理部402は、ネットワーク100を介して仮想マシン管理装置5との間で通信を行うために必要な処理を行う。
通信処理部404は、ネットワーク100を介してユーザ端末2との間で通信を行うために必要な処理を行う。
ユーザ状態情報受信部410は、状態管理サーバ3から、通信処理部400およびネットワーク100を介して、ユーザ状態情報および仮想マシン識別子を受信し、仮想マシン制御情報管理部416に対して出力する。
仮想マシン制御情報管理部416は、仮想マシンを制御するための仮想マシン制御ロジックを仮想マシン制御ロジックDB418に格納し、管理する。
図15は、仮想マシン制御ロジックDB418に格納されている仮想マシン制御ロジックデータを例示する図である。
図15に示すように、仮想マシン制御ロジックデータは、仮想マシン#1〜#Nを制御するための制御ロジック(仮想マシン#1〜#N制御ロジック)を含む。
また、各仮想マシン制御ロジックは、同グループのユーザの状態情報の段階と、そのユーザ状態情報の段階に応じて仮想マシンを制御する方法を示す情報とを含む。
たとえば、図15に示す例においては、仮想マシン#1制御ロジックは以下の通りである。
(1)段階1:
ユーザ#1の状態が「外出中」になったら、「準備中」状態に制御する。
但し、「外出中」になった時間帯などから、ユーザ#1が会社に向かったと判断される場合のみ、「準備中」状態に制御する。
ここで、「準備中」状態とは、たとえば、仮想マシン管理装置5のディスク装置130に格納されている仮想マシン#1のイメージを、メモリ124に読み込ませるようにする状態をいう。
(2)段階2:
ユーザ#1の状態が「出社」になったら、「電源ON」に制御する。
ここで、「電源ON」とは、たとえば、通常のPCの電源をONするような状態であって、仮想マシン#1の起動処理を開始することをいう。
(3)段階3:
ユーザ#1の状態が「着席」になったら、「準備完了」状態に制御する。
ここで、「準備完了」状態とは、たとえば、仮想マシン#1の全ての起動処理を完了し、シンクライアント6からのアクセスを待機している状態をいう。
以上の処理の後、シンクライアント6からのアクセスがあると、仮想マシン#1の状態は「使用中」状態になる。
(4)段階4:
ユーザ#1の状態が「離席」になったら、「待機」状態に制御する。
但し、「離席」状態になった後、所定時間が経過したあとに、「待機」状態に制御する。
ここで、「待機」状態とは、たとえば、仮想マシン#1を割り当てられたハードウエアおよびシンクライアント6の消費電力を省力化のために、休止状態などにする状態をいう。
(5)段階5:
ユーザ#1の状態が「退社」になったら、「シャットダウン」状態に制御する。
但し、「退社」状態になった後、所定時間が経過したあとに、「シャットダウン」状態に制御する。
ここで、「シャットダウン」状態とは、たとえば、通常のPCの電源をOFFするような状態であって、仮想マシン#1のシャットダウン処理を行う状態をいい、設定の保存処理、オフライン処理などの処理を含む。
「シャットダウン」状態の後、仮想マシン管理装置5によって仮想マシン#1のイメージがメモリ124からディスク装置130に待避させられると、仮想マシン#1の状態は「OFF」状態になる。
仮想マシン制御情報管理部416(図14)は、ユーザ状態情報受信部410からユーザ状態情報および仮想マシン識別子を受け取ると、仮想マシン制御ロジックDB418から、そのユーザ状態情報および仮想マシン識別子に対応する制御情報(仮想マシン制御情報)を取得する。
たとえば、ユーザ状態情報が「外出中」であり、かつ、受信した仮想マシン識別子が#1であった場合、仮想マシン制御情報管理部416は、仮想マシン#1を「準備中」状態に制御するための情報を取得する。
割当資源要求受信部420は、ユーザ端末2から、通信処理部404およびネットワーク100を介して割当資源要求を受信し、仮想マシン制御情報送信部422に対して出力する。
仮想マシン制御情報送信部422は、仮想マシン制御情報管理部416からの仮想マシン制御情報と、割当資源要求受信部420からの割当資源要求とを、通信処理部402およびネットワーク100を介して仮想マシン管理装置5に対して送信する。
[仮想マシン管理プログラム50]
図16は、図1に示した仮想マシン管理装置5において動作する仮想マシン管理プログラム50の構成を示す図である。
図16に示すように、仮想マシン管理プログラム50は、通信処理部500,502,504、制御情報受信部510、仮想マシン状態管理部512、仮想マシンDB514、仮想マシン状態情報送信部516、仮想マシン割当処理部52、仮想マシン制御部530、システムOS536および仮想マシン54−1〜54−Nから構成される。
仮想マシン管理プログラム50において、通信処理部500は、ネットワーク100を介して仮想マシン制御サーバ4との間で通信を行うために必要な処理を行う。
通信処理部502は、ネットワーク100を介して状態管理サーバ3との間で通信を行うために必要な処理を行う。
通信処理部504は、ネットワーク100を介してシンクライアント6との間で通信を行うために必要な処理を行う。
制御情報受信部510は、通信処理部500およびネットワーク100を介して、仮想マシン制御サーバ4から、仮想マシン識別子を含む仮想マシン制御情報と割当資源要求とを受信し、仮想マシン状態管理部512に対して出力する。
仮想マシン状態管理部512は、仮想マシン54の状態を管理し、仮想マシン54に関する情報を仮想マシンDB514に格納する。
さらに、仮想マシン状態管理部512は、制御情報受信部510からの仮想マシン制御情報および割当資源要求を、仮想マシン割当処理部52に対して出力する。
また、仮想マシン状態管理部512は、仮想マシン割当処理部52から仮想マシン54の識別子とその仮想マシン54に割り当てたハードウエアの識別子を受け取り、仮想マシンDB514に格納する。
また、仮想マシン状態管理部512は、制御情報受信部510から受け取った仮想マシン制御情報に対応する仮想マシンにハードウエアが割り当て済みである場合は、その仮想マシン制御情報を仮想マシン制御部530に対して出力する。
さらに、仮想マシン状態管理部512は、仮想マシン制御部530から仮想マシン状態情報を受け取り、仮想マシンDB514に格納する。
また、仮想マシン状態管理部512は、仮想マシン制御部530からの仮想マシン状態情報を、仮想マシン状態情報送信部516に対して出力する。
仮想マシン状態情報送信部516は、仮想マシン状態管理部512からの仮想マシン状態情報を、通信処理部502およびネットワーク100を介して状態管理サーバ3に対して送信する。
また、仮想マシン状態情報送信部516は、仮想マシン状態管理部512からの仮想マシン状態情報を、通信処理部504およびネットワーク100を介してシンクライアント6に対して送信する。
仮想マシン割当処理部52は、ハードウエア状態取得部522および割当制御部524から構成される。
仮想マシン割当処理部52は、これらの構成部分により、仮想マシン54にハードウエアを割り当てるための処理を行う。
仮想マシン割当処理部52において、ハードウエア状態取得部522は、仮想マシン状態管理部512から割当資源要求を受け取る。
また、ハードウエア状態取得部522は、システムOS536から、仮想マシン54に割り当てるためのハードウエアの状態に関する情報(ハードウエア状態情報)を取得する。
ここで、ハードウエア状態情報は、CPU122およびメモリの性能を示す資源情報と、CPU122およびメモリの使用率を示す使用率情報とを含む。
さらに、ハードウエア状態取得部522は、取得した資源情報および使用率情報と、割当資源要求とに基づいて、割り当てるハードウエアを選択し、選択したハードウエアの識別子を割当制御部524に対して出力する。
たとえば、受け取った割当資源要求が整数演算の速い処理装置を要求することを示す場合は、整数演算の速いハードウエアを選択する。
なお、割当資源要求がない場合、ハードウエア状態取得部522は、割り当て可能な任意のハードウエアを選択する。
割当制御部524は、システムOS536を介して、ハードウエア状態取得部522が選択したハードウエアを、仮想マシン状態管理部512から受け取った仮想マシン識別子に対応する仮想マシン54に割り当てる処理を行う。
また、割当制御部524は、割り当てる処理を行ったハードウエア識別子および仮想マシン54の識別子を、仮想マシン状態管理部512に対して出力する。
仮想マシン制御部530は、仮想マシン状態管理部512からの仮想マシン制御情報に従って、システムOS536を介して仮想マシン54を制御するための処理を行う。
また、仮想マシン制御部530は、上記処理後の仮想マシン状態情報を仮想マシン状態管理部512に対して出力する。
仮想マシン54は、仮想マシンOS540、アプリケーション部542およびシンクライアントIF544から構成される。
仮想マシン54において、仮想マシンOS540は、システムOS536上で実行され、仮想マシン54を動作させるためのOSとしての機能を有する。
アプリケーション部542は、仮想マシンOS540上で動作し、仮想マシン54に組み込まれているアプリケーションを実行させるための処理を行う。
シンクライアントIF544は、シンクライアント6と通信を行うための処理を行う。
つまり、シンクライアントIF544は、シンクライアント6から、ネットワーク100を介して信号を受信し、アプリケーション542に対して出力する。
また、シンクライアントIF544は、アプリケーション542から信号を受信し、シンクライアント6に対して、ネットワーク100を介して出力する。
[シンクライアントプログラム60]
図17は、図1に示したシンクライアント6において動作するシンクライアントプログラム60の構成を示す図である。
図17に示すように、シンクライアントプログラム60は、通信処理部600、UI部602、画面処理部610、仮想マシン状態情報受信部612、接続処理部614およびセッション処理部616から構成される。
シンクライアントプログラム60において、通信処理部600は、ネットワーク100を介して仮想マシン管理装置5との間で通信を行うために必要な処理を行う。
UI部602は、入出力装置126に対するユーザの操作を受け入れて、接続処理部614およびセッション処理部616に対して、受け入れた操作を示すデータを出力する。
また、UI部602は、ユーザの操作に応じて、シンクライアントプログラム60の他の構成部分の処理を制御する。
さらに、UI部602は、画面処理部610で処理された画面データを、入出力装置126に対して表示する。
また、UI部602は、セッション処理部616からのデータを入出力装置126に対して出力する。
接続処理部614は、UI部602からのユーザの操作を示すデータに応じて、認証処理などの仮想マシン54と接続するための処理を行う。
また、接続処理部614は、仮想マシン54との接続に必要なデータを、仮想マシン管理装置5に対して、通信処理部600およびネットワーク100を介して送信する。
さらに、接続処理部614は、入出力装置126に表示するデータを画面処理部610に対して出力する。
仮想マシン状態情報受信部612は、仮想マシン管理装置5から、通信処理部600およびネットワーク100を介して仮想マシン状態情報を受信し、画面処理部610に対して出力する。
セッション処理部616は、接続処理部614によって仮想マシン54との接続処理が完了した後に仮想マシン54とのセッションを確立し、シンクライアント6が仮想マシン54を使用するための処理を行う。
また、セッション処理部616は、画面に表示する必要があるデータを画面処理部610に対して出力し、その他の入出力装置126に出力する必要のあるデータをUI部602に対して出力する。
画面処理部610は、接続処理部614、仮想マシン状態情報受信部612およびセッション処理部616からのデータを、入出力装置126に表示させるための処理を行い、処理したデータをUI部602に対して出力する。
[仮想マシン制御の例示]
次に、制御システム1において、ユーザ状態情報に応じて行われる仮想マシンの制御の例を説明する。
図18は、制御システム1において、ユーザの状態が「在宅」から「外出中」に更新された場合に、仮想マシンを「OFF」から「準備中」に制御する方法を例示する図である。
図18に示すように、制御システム1において、仮想マシンは以下に示すように制御される。
(1)ユーザ端末2−1は、ユーザ端末2−1のユーザ#1の状態が「在宅」から「外出中」に変化した場合に、状態管理サーバ3に対して、ユーザ#1の状態が「外出中」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
また、そのときに、ユーザ端末2−1は、表示装置232に表示されたユーザ1#の状態情報を、「在宅」から「外出中」に更新する。
なお、ユーザ1#の状態情報の更新は、状態管理サーバ3からユーザ1#の状態情報を受信したあとに行うようにしてもよい(以下、図19〜図22に示す処理について同様)。
(2)状態管理サーバ3は、ユーザ状態情報DB316に格納されたユーザ#1の状態情報を、「在宅」から「外出中」に更新する。
(3)状態管理サーバ3は、仮想マシン制御サーバ4に対して、ユーザ#1の状態が「外出中」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
(4)仮想マシン制御サーバ4は、ユーザ#1に対応する仮想マシン#1の制御ロジックを仮想マシン制御ロジックDB418から検索し、ユーザ#1が「外出中」ならば「準備中」状態に制御することを示す制御情報を取得して、その制御情報を仮想マシン管理装置5に対して送信する。
(5)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1を「準備中」状態になるように制御する。
(6)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1が「準備中」状態であることを示す状態情報を、状態管理サーバ3およびシンクライアント6−1に対して送信する。
(7)状態管理サーバ3は、仮想マシン状態情報DB324に格納された仮想マシン#1の状態情報を、「OFF」から「準備中」に更新する。
(8)状態管理サーバ3は、仮想マシン#1が「準備中」状態であることを示す状態情報を、ユーザ端末2−1に対して送信する。
また、ユーザ端末2−1は、仮想マシン#1が「準備中」状態であることを示す状態情報を受信すると、表示装置232に表示された仮想マシン1#の状態情報を、「OFF」から「準備中」に更新する。
図19は、制御システム1において、ユーザの状態が「外出中」から「出社」に更新された場合に、仮想マシンを「準備中」から「電源ON」に制御する方法を例示する図である。
図19に示すように、制御システム1において、仮想マシンは以下に示すように制御される。
(1)ユーザ端末2−1は、ユーザ端末2−1のユーザ#1の状態が「外出中」から「出社」に変化した場合に、状態管理サーバ3に対して、ユーザ#1の状態が「出社」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
また、そのときに、ユーザ端末2−1は、表示装置232に表示されたユーザ1#の状態情報を、「外出中」から「出社」に更新する。
(2)状態管理サーバ3は、ユーザ状態情報DB316に格納されたユーザ#1の状態情報を、「外出中」から「出社」に更新する。
(3)状態管理サーバ3は、仮想マシン制御サーバ4に対して、ユーザ#1の状態が「出社」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
(4)仮想マシン制御サーバ4は、ユーザ#1に対応する仮想マシン#1の制御ロジックを仮想マシン制御ロジックDB418から検索し、ユーザ#1が「出社」ならば「電源ON」状態に制御することを示す制御情報を取得して、その制御情報を仮想マシン管理装置5に対して送信する。
(5)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1を「電源ON」状態になるように制御する。
(6)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1が「電源ON」状態であることを示す状態情報を、状態管理サーバ3およびシンクライアント6−1に対して送信する。
(7)状態管理サーバ3は、仮想マシン状態情報DB324に格納された仮想マシン#1の状態情報を、「準備中」から「電源ON」に更新する。
(8)状態管理サーバ3は、仮想マシン#1が「電源ON」状態であることを示す状態情報を、ユーザ端末2−1に対して送信する。
また、ユーザ端末2−1は、仮想マシン#1が「電源ON」状態であることを示す状態情報を受信すると、表示装置232に表示された仮想マシン1#の状態情報を、「準備中」から「電源ON」に更新する。
図20は、制御システム1において、ユーザの状態が「出社」から「着席」に更新された場合に、仮想マシンを「電源ON」から「準備完了」状態に制御する方法を例示する図である。
図20に示すように、制御システム1において、仮想マシンは以下に示すように制御される。
(1)ユーザ端末2−1は、ユーザ端末2−1のユーザ#1の状態が「出社」から「着席」に変化した場合に、状態管理サーバ3に対して、ユーザ#1の状態が「着席」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
また、そのときに、ユーザ端末2−1は、表示装置232に表示されたユーザ1#の状態情報を、「出社」から「着席」に更新する。
(2)状態管理サーバ3は、ユーザ状態情報DB316に格納されたユーザ#1の状態情報を、「出社」から「着席」に更新する。
(3)状態管理サーバ3は、仮想マシン制御サーバ4に対して、ユーザ#1の状態が「着席」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
(4)仮想マシン制御サーバ4は、ユーザ#1に対応する仮想マシン#1の制御ロジックを仮想マシン制御ロジックDB418から検索し、ユーザ#1が「着席」ならば「準備完了」状態に制御することを示す制御情報を取得して、その制御情報を仮想マシン管理装置5に対して送信する。
(5)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1を「準備完了」状態になるように制御する。
(6)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1が「準備完了」状態であることを示す状態情報を、状態管理サーバ3およびシンクライアント6−1に対して送信する。
(7)状態管理サーバ3は、仮想マシン状態情報DB324に格納された仮想マシン#1の状態情報を、「電源ON」から「準備完了」に更新する。
(8)状態管理サーバ3は、仮想マシン#1が「準備完了」状態であることを示す状態情報を、ユーザ端末2−1に対して送信する。
また、ユーザ端末2−1は、仮想マシン#1が「準備完了」状態であることを示す状態情報を受信すると、表示装置232に表示された仮想マシン1#の状態情報を、「電源ON」から「準備完了」に更新する。
図21は、制御システム1において、ユーザの状態が「着席」から「離席」に更新された場合に、仮想マシンを「使用中」から「待機」状態に制御する方法を例示する図である。
図21に示すように、制御システム1において、仮想マシンは以下に示すように制御される。
(1)ユーザ端末2−1は、ユーザ端末2−1のユーザ#1の状態が「着席」から「離席」に変化した場合に、状態管理サーバ3に対して、ユーザ#1の状態が「離席」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
また、そのときに、ユーザ端末2−1は、表示装置232に表示されたユーザ1#の状態情報を、「着席」から「離席」に更新する。
(2)状態管理サーバ3は、ユーザ状態情報DB316に格納されたユーザ#1の状態情報を、「着席」から「離席」に更新する。
(3)状態管理サーバ3は、仮想マシン制御サーバ4に対して、ユーザ#1の状態が「離席」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
(4)仮想マシン制御サーバ4は、ユーザ#1に対応する仮想マシン#1の制御ロジックを仮想マシン制御ロジックDB418から検索し、ユーザ#1が「離席」ならば「待機」状態に制御することを示す制御情報を取得して、その制御情報を仮想マシン管理装置5に対して送信する。
(5)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1を「待機」状態になるように制御する。
(6)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1が「待機」状態であることを示す状態情報を、状態管理サーバ3およびシンクライアント6−1に対して送信する。
(7)状態管理サーバ3は、仮想マシン状態情報DB324に格納された仮想マシン#1の状態情報を、「使用中」から「待機」に更新する。
(8)状態管理サーバ3は、仮想マシン#1が「待機」状態であることを示す状態情報を、ユーザ端末2−1に対して送信する。
また、ユーザ端末2−1は、仮想マシン#1が「待機」状態であることを示す状態情報を受信すると、表示装置232に表示された仮想マシン1#の状態情報を、「使用中」から「待機」に更新する。
図22は、制御システム1において、ユーザの状態が「離席」から「退社」に更新された場合に、仮想マシンを「待機」から「シャットダウン」状態に制御する方法を例示する図である。
図22に示すように、制御システム1において、仮想マシンは以下に示すように制御される。
(1)ユーザ端末2−1は、ユーザ端末2−1のユーザ#1の状態が「離席」から「退社」に変化した場合に、状態管理サーバ3に対して、ユーザ#1の状態が「退社」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
また、そのときに、ユーザ端末2−1は、表示装置232に表示されたユーザ1#の状態情報を、「離席」から「退社」に更新する。
(2)状態管理サーバ3は、ユーザ状態情報DB316に格納されたユーザ#1の状態情報を、「離席」から「退社」に更新する。
(3)状態管理サーバ3は、仮想マシン制御サーバ4に対して、ユーザ#1の状態が「退社」であることを示すユーザ状態情報を送信する。
(4)仮想マシン制御サーバ4は、ユーザ#1に対応する仮想マシン#1の制御ロジックを仮想マシン制御ロジックDB418から検索し、ユーザ#1が「退社」ならば「シャットダウン」状態に制御することを示す制御情報を取得して、その制御情報を仮想マシン管理装置5に対して送信する。
(5)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1を「シャットダウン」状態になるように制御する。
(6)仮想マシン管理装置5は、仮想マシン#1が「シャットダウン」状態であることを示す状態情報を、状態管理サーバ3およびシンクライアント6−1に対して送信する。
(7)状態管理サーバ3は、仮想マシン状態情報DB324に格納された仮想マシン#1の状態情報を、「待機」から「シャットダウン」に更新する。
(8)状態管理サーバ3は、仮想マシン#1が「シャットダウン」状態であることを示す状態情報を、ユーザ端末2−1に対して送信する。
また、ユーザ端末2−1は、仮想マシン#1が「シャットダウン」状態であることを示す状態情報を受信すると、表示装置232に表示された仮想マシン1#の状態情報を、「待機」から「シャットダウン」に更新する。
[制御システム1の全体的な動作]
次に、制御システム1の全体的な動作を説明する。
図23は、図1に示した制御システム1の全体的な動作(S10)を示す通信シーケンス図である。
図23に示すように、ステップ100(S100)において、ユーザ端末2は、ユーザ端末2のユーザの状態情報を、状態管理サーバ3に対して送信する。
ステップS102(S102)において、状態管理サーバ3は、格納しているユーザ状態情報を更新する。
ステップS104(S104)において、状態管理サーバ3は、ユーザ状態情報を、仮想マシン制御サーバ4に対して送信する。
ステップS106(S106)において、仮想マシン制御サーバ4は、ユーザ状態情報のユーザに対応する仮想マシンの制御ロジックを検索する。
ステップS108(S108)において、仮想マシン制御サーバ4は、仮想マシン制御情報を仮想マシン管理装置5に対して送信する。
ステップS110(S110)において、仮想マシン管理装置5は、仮想マシン制御情報に従って仮想マシンを制御する。
ステップS112(S112)において、仮想マシン管理装置5は、仮想マシン状態情報を状態管理サーバ3に対して送信する。
ステップS114(S114)において、仮想マシン管理装置5は、仮想マシン状態情報をシンクライアント6に対して送信する。
ステップS116(S116)において、状態管理サーバ3は、格納している仮想マシン状態情報を更新する。
ステップS118(S118)において、状態管理サーバ3は、仮想マシン状態情報をユーザ端末2に対して送信する。
ステップS120(S120)において、ユーザ端末2は、表示している仮想マシン状態情報を更新する。
以下、ユーザおよび仮想マシンの状態の段階に応じて、S100〜S120を繰り返す。
ステップS130(S130)において、シンクライアント6は、仮想マシン管理装置5に対し、仮想マシン接続処理を行い、シンクライアント6は仮想マシンを使用することができるようになる。
なお、図23に示した各処理の順序などは、適宜、変更しても構わない。
[ユーザ状態情報の遷移]
図24は、ユーザ状態情報の遷移を例示する状態遷移図である。
図24に示すように、制御システム1において、ユーザ状態情報は、たとえば、在宅状態A1、外出中状態B1、出社状態C1、着席状態D1、離席状態E1および退社状態F1のいずれかの状態をとりうる。
在宅状態A1は、ユーザが自宅にいる状態である。
外出中状態B1は、ユーザが自宅から外出した状態である。
出社状態C1は、ユーザが会社内に入った状態である。
着席状態D1は、ユーザが会社内の自身の席に着いた状態である。
離席状態E1は、ユーザが席から離れ、会社内のいずれかの場所にいる状態である。
退社状態F1は、ユーザが会社から出た状態である。
処理が開始されると、ユーザが在宅していれば、ユーザ状態情報は、在宅状態A1となる。
ユーザが自宅から外出し、ユーザ端末2が「外出中」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、外出中状態B1に移行する(a1)。
ユーザが会社内に入り、ユーザ端末2が「出社」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、出社状態C1に移行する(b1)
ユーザが出社せずに自宅に戻り、ユーザ端末2が「在宅」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、在宅状態A1に戻る(c1)。
ユーザが会社内の自身の席に着き、ユーザ端末2が「着席」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、着席状態D1に移行する(d1)。
ユーザが席から離れ、ユーザ端末2が「離席」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、離席状態E1に移行する(e1)。
ユーザが席に戻り、ユーザ端末2が「着席」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、着席状態D1に戻る(f1)。
ユーザが会社から出て、ユーザ端末2が「退社」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、退社状態F1に移行する(g1)。
ユーザが帰宅し、ユーザ端末2が「在宅」を示すユーザ状態情報を送信すると、ユーザ状態情報は、在宅状態A1に移行する(h1)。
[仮想マシン状態情報の遷移]
図25は、仮想マシン状態情報の遷移を例示する状態遷移図である。
図25に示すように、制御システム1において、仮想マシン状態情報は、たとえば、OFF状態A2、準備中状態B2、電源ON状態C2、準備完了状態D2、使用中状態E2、待機状態F2およびシャットダウン状態G2のいずれかの状態をとりうる。
OFF状態A2は、前述したように、仮想マシンのイメージがメモリ124からディスク装置130に待避させらた状態である。
準備中状態B2は、前述したように、仮想マシン管理装置5のディスク装置130に格納されている仮想マシンのイメージを、メモリ124に読み込ませるようにする状態である。
電源ON状態C2は、前述したように、仮想マシンの起動処理を開始する状態である。
準備完了状態D2は、前述したように、仮想マシンの全ての起動処理を完了し、シンクライアント6からのアクセスを待機している状態である。
使用中状態E2は、前述したように、シンクライアント6によって仮想マシンが使用されている状態である。
待機状態F2は、前述したように、仮想マシンを休止状態にする状態である。
シャットダウン状態G2は、前述したように、仮想マシンのシャットダウン処理を行う状態である。
処理が開始されると、仮想マシン状態情報は、OFF状態A2となる。
ユーザ状態情報が外出中状態B1に移行し、仮想マシン制御サーバ4によって仮想マシン管理装置5の仮想マシンが「準備中」状態に制御されると、仮想マシン状態情報は、準備中状態B2に移行する(a2)
ユーザ状態情報が出社状態C1に移行し、仮想マシン制御サーバ4によって仮想マシン管理装置5の仮想マシンが「電源ON」状態に制御されると、仮想マシン状態情報は、電源ON状態C2に移行する(b2)。
ユーザ状態情報が在宅状態A1に戻ると、仮想マシン制御サーバ4によって仮想マシン管理装置5の仮想マシンは「OFF」状態に戻るように制御され、仮想マシン状態情報は、OFF状態A2に移行する(c2)。
ユーザ状態情報が着席状態D1に移行し、仮想マシン制御サーバ4によって仮想マシン管理装置5の仮想マシンが「準備完了」状態に制御されると、仮想マシン状態情報は、準備完了状態D2に移行する(d2)。
シンクライアント6が仮想マシン管理装置5に対して接続処理を行い、シンクライアント6と仮想マシン管理装置5との間でセッションが開始されると、仮想マシン状態情報は、使用中状態E2に移行する(e2)。
ユーザ状態情報が離席状態E1に移行し、仮想マシン制御サーバ4によって仮想マシン管理装置5の仮想マシンが「待機」状態に制御されると、仮想マシン状態情報は、待機状態F2に移行する(f2)。
ユーザ状態情報が着席状態D1に戻り、仮想マシン制御サーバ4によって仮想マシン管理装置5の仮想マシンが「使用中」状態に戻るように制御されると、仮想マシン状態情報は、使用中状態E2に戻る(g2)。
ユーザ状態情報が退社状態F1に移行し、仮想マシン制御サーバ4によって仮想マシン管理装置5の仮想マシンが「シャットダウン」状態に制御されると、仮想マシン状態情報は、シャットダウン状態G2に移行する(h2)。
シャットダウン処理が完了すると、仮想マシン状態情報は、OFF状態A2に移行する(i2)。
なお、本実施形態では、ユーザ状態情報はユーザによる入力操作によって作成されるとしたが、たとえば、ユーザ端末2がGPS(Global Positioning System)信号を受信し、そのGPS信号を利用することによって、ユーザによる入力操作によらず自動的にユーザ状態情報を作成するようにしてもよい。
さらに、前述したように、ユーザ状態情報は、ユーザ端末2によって作成される必要はなく、別の構成部分によって作成されてもよい。
また、本実施形態では、仮想マシン管理プログラム50において、仮想マシンOS540がシステムOS536上で実行されるとしたが、システムOS536が仮想マシン54を実行する機能を有していれば、仮想マシンOS540はなくてもよい。
また、本実施形態では、図17に示すシンクライアントプログラム60は、図1に示したシンクライアント6にて実行されるとしたが、同一の機能を、図1に示すユーザ端末2において実行してもよい。
また、本実施形態では、図11に示すように、状態管理プログラム30内部にてユーザ状態情報と仮想マシン状態情報とを区別して取り扱っているが、これを状態プログラム30内部にて同一に扱うようにしてもよい。
この場合の実施例としては、まず図8に示すユーザ状態情報におけるユーザの識別子(ユーザ識別子)と、図9に示す仮想マシン状態情報における仮想マシンの識別子(仮想マシン識別子)とを、同一の識別子空間から割り当てる変更を加え、さらに、図11に示すユーザ状態情報受信部310と仮想マシン状態情報受信部320とを併合し、ユーザ状態情報送信部318と仮想マシン状態情報送信部326とを併合し、ユーザ状態情報管理部314と仮想マシン状態情報管理部322とを併合し、ユーザ状態情報DB316と仮想マシン状態情報DB324とを併合することが考えられる。
本発明は、制御対象を制御する制御システムなどに利用可能である。
本発明の実施形態にかかる制御方法が適用される制御システムの構成を例示する図である。 図1に示した制御システムにおいて、ユーザ端末と、状態管理サーバと、仮想マシン制御サーバと、仮想マシン管理装置と、シンクライアントとの間で行われる仮想マシン制御の態様を示す図である。 図1に示した状態管理サーバおよび仮想マシン制御サーバのハードウエア構成を例示する図である。 図1に示した仮想マシン管理装置のハードウエア構成を例示する図である。 図1に示したシンクライアントのハードウエア構成を例示する図である。 図1に示したユーザ端末の構成を例示する図である。 図1に示したユーザ端末において動作するユーザ端末プログラムの構成を示す図である。 ユーザ状態情報の構成を例示する図である。 仮想マシン状態情報の構成を例示する図である。 表示装置に表示される画面を例示する図である。 図1に示した状態管理サーバにおいて動作する状態管理プログラムの構成を示す図である。 グループ情報の構成を例示する図である。 状態情報送信ユーザDBに格納されている、状態情報を送信すべきユーザ識別子のリストを例示する図である。 図1に示した仮想マシン制御サーバにおいて動作する仮想マシン制御プログラムの構成を示す図である。 仮想マシン制御ロジックDBに格納されている仮想マシン制御ロジックデータを例示する図である。 図1に示した仮想マシン管理装置において動作する仮想マシン管理プログラムの構成を示す図である。 図1に示したシンクライアントにおいて動作するシンクライアントプログラムの構成を示す図である。 制御システムにおいて、ユーザの状態が「在宅」から「外出中」に更新された場合に、仮想マシンを「OFF」から「準備中」に制御する方法を例示する図である。 制御システムにおいて、ユーザの状態が「外出中」から「出社」に更新された場合に、仮想マシンを「準備中」から「電源ON」に制御する方法を例示する図である。 制御システムにおいて、ユーザの状態が「出社」から「着席」に更新された場合に、仮想マシンを「電源ON」から「準備完了」状態に制御する方法を例示する図である。 制御システムにおいて、ユーザの状態が「着席」から「離席」に更新された場合に、仮想マシンを「使用中」から「待機」状態に制御する方法を例示する図である。 制御システムにおいて、ユーザの状態が「離席」から「退社」に更新された場合に、仮想マシンを「待機」から「シャットダウン」状態に制御する方法を例示する図である。 図1に示した制御システムの全体的な動作を示す通信シーケンス図である。 ユーザ状態情報の遷移を例示する状態遷移図である。 仮想マシン状態情報の遷移を例示する状態遷移図である。
符号の説明
1・・・制御システム,
100・・・ネットワーク,
20・・・無線基地局,
2−1〜2−N・・・ユーザ端末,
220・・・アンテナ,
222・・・無線IF,
230・・・音声・動画像CODEC,
232・・・表示装置,
234・・・カメラ,
236・・・マイク,
238・・・スピーカ,
240・・・制御部,
242・・・テンキー,
244・・・DTMF発生部,
20・・・ユーザ端末プログラム,
250・・・通信処理部,
254・・・UI部,
256・・・アプリケーション処理部,
258・・・画面処理部,
260・・・ユーザ状態情報作成部,
262・・・ユーザ状態情報送信部,
264・・・ユーザ状態情報受信部,
266・・・仮想マシン状態情報受信部,
268・・・状態情報管理部,
270・・・割当資源要求作成部,
272・・・割当資源要求送信部,
3・・・状態管理サーバ,
120・・・本体,
122・・・CPU,
124・・・メモリ,
126・・・入出力装置,
128・・・通信装置,
130・・・記録装置,
132・・・記録媒体,
30・・・状態管理プログラム,
300,302,304・・・通信処理部,
310・・・ユーザ状態情報受信部,
312・・・グループ状態情報管理部,
314・・・ユーザ状態情報管理部,
316・・・ユーザ状態情報DB,
318・・・ユーザ状態情報送信部,
320・・・仮想マシン状態情報受信部,
322・・・仮想マシン状態情報管理部,
324・・・仮想マシン状態情報DB,
326・・・仮想マシン状態情報送信部,
328・・・グループ情報DB,
330・・・状態情報送信ユーザ管理部,
332・・・状態情報送信ユーザDB,
4・・・仮想マシン制御サーバ,
40・・・仮想マシン制御プログラム,
400,402,404・・・通信処理部,
410・・・ユーザ状態情報受信部,
416・・・仮想マシン制御情報管理部,
418・・・仮想マシン制御ロジックDB,
420・・・割当資源要求受信部,
422・・・仮想マシン制御情報送信部,
5・・・仮想マシン管理装置,
50・・・仮想マシン管理プログラム,
500,502,504・・・通信処理部,
510・・・制御情報受信部,
512・・・仮想マシン状態管理部,
514・・・仮想マシンDB,
516・・・仮想マシン状態情報送信部,
52・・・仮想マシン割当処理部,
522・・・ハードウエア状態取得部,
524・・・割当制御部,
530・・・仮想マシン制御部,
536・・・システムOS,
54−1〜54−N・・・仮想マシン,
540・・・仮想マシンOS,
542・・・アプリケーション部,
544・・・シンクライアントIF,
6−1〜6−N・・・シンクライアント,
60・・・シンクライアントプログラム,
600・・・通信処理部,
602・・・UI部,
610・・・画面処理部,
612・・・仮想マシン状態情報受信部,
614・・・接続処理部,
616・・・セッション処理部,

Claims (12)

  1. 制御対象を制御する制御システムであって、
    前記制御対象のユーザの状態を検出するユーザ状態検出手段と、
    前記制御対象の状態を検出する制御対象状態検出手段と、
    前記検出したユーザの状態と、前記検出した制御対象の状態とを対応付けて、前記制御対象を制御する制御手段と
    を有する制御システム。
  2. 前記制御対象の状態は、複数の段階の状態を含み、
    前記制御手段は、前記複数の段階ごとに前記制御対象を制御する
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記ユーザの状態は、複数の段階の状態を含み、
    前記制御手段は、前記ユーザの複数の段階と前記制御対象の複数の段階とを対応付けて前記制御対象を制御する
    請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記制御対象は、仮想マシンである
    請求項1から3のいずれかに記載の制御システム。
  5. 前記仮想マシンを実行する複数の処理装置と、
    前記処理装置を前記仮想マシンに割り当てるための処理を行う割当手段と
    をさらに含む
    請求項4に記載の制御システム。
  6. 前記割当手段は、前記処理装置それぞれの使用率に応じて前記処理装置を前記仮想マシンに割り当てる
    請求項5に記載の制御システム。
  7. 前記仮想マシンに割り当てられる処理装置の条件を要求する処理装置条件要求手段
    をさらに含み、
    前記割当手段は、前記処理装置条件要求手段によって要求される条件に応じて、前記処理装置を前記仮想マシンに割り当てる
    請求項5または6に記載の制御システム。
  8. 前記仮想マシンを利用するための仮想マシン用端末
    をさらに含み、
    前記仮想マシン用端末は、前記仮想マシンの状態に応じて制御される
    請求項4から7のいずれかに記載の制御システム。
  9. 前記制御対象の状態を表示する状態表示手段
    をさらに有する請求項1から8のいずれかに記載の制御システム。
  10. 前記ユーザの状態を送信するユーザ端末
    をさらに含み、
    前記ユーザ端末は、前記状態表示手段を含む
    請求項9に記載の制御システム。
  11. 制御対象を制御する制御方法であって、
    前記制御対象のユーザの状態を検出するユーザ状態検出ステップと、
    前記制御対象の状態を検出する制御対象状態検出ステップと、
    前記検出したユーザの状態と、前記検出した制御対象の状態とを対応付けて、前記制御対象を制御する制御ステップと
    を含む制御方法。
  12. 制御対象を制御する制御プログラムであって、
    前記制御対象のユーザの状態を検出するユーザ状態検出ステップと、
    前記制御対象の状態を検出する制御対象状態検出ステップと、
    前記検出したユーザの状態と、前記検出した制御対象の状態とを対応付けて、前記制御対象を制御する制御ステップと
    をコンピュータに実行させる制御プログラム。
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