JP2008187301A - 送信装置、再生システム、送信装置の制御方法、送信装置の制御プログラム、および送信装置の制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

送信装置、再生システム、送信装置の制御方法、送信装置の制御プログラム、および送信装置の制御プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置側において出力が所望される音声信号を適切に出力できる送信装置を提供する。
【解決手段】周波数変調した搬送波をFMオーディオ装置2に送信する携帯通信装置1である。試験音声データ52を含む搬送波の送信後にFMオーディオ装置2から出力された音声信号を取得するマイク9と、マイク9が取得した音声信号に基づき、FMオーディオ装置2にて設定した受信周波数と試験音声データ52を送信した送信周波数とが同調しているか否かを判定する音声確認部34と、受信周波数と送信周波数とが同調していないと判定した場合、送信周波数の変更を指示する周波数設定部35とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、周波数変調した搬送波を、該搬送波の受信状態に応じて音声信号を出力する受信装置に送信する送信装置、再生システム、送信装置の制御方法、送信装置の制御プログラム、および送信装置の制御プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
小さなスピーカを内蔵する携帯型音楽再生装置から出力される音声を、より高音質で視聴することが所望される場面がある。このように音声を高音質で視聴することが求められるような場面では、該音声をより大きなスピーカを搭載したラジオ受信機(受信装置)に送信し再生させる再生システムが利用されている。
この再生システムでは、FMトランスミッタが、携帯型音楽再生装置が保持する音声信号をFM周波数に変調し、ラジオ受信機のラジオアンテナに送信することで、音声信号のラジオ受信器への送信を実現する。
ところで、FMトランスミッタを利用して音声信号をラジオ受信機に送信するためには、送信側(FMトランスミッタ)における音声信号の送信周波数と、受信側(ラジオ受信機)における該音声信号の受信周波数とを同調させる必要がある。なお、本明細書では、FMトランスミッタからFMラジオに対して音声信号を送信する際に利用する周波数を送信周波数と称する。一方、所定の周波数で送信される音声信号を受信できるようにラジオ受信機側にて設定する周波数を受信周波数と称する。
そこで、従来では、ラジオ受信機に音声信号を送信するためにFMトランスミッタを利用する利用者が、ラジオ受信機の受信周波数を、FMトランスミッタの送信周波数に同調するように設定していた。
例えば特許文献1では、ラジオ受信機側において、受信周波数帯をFMバンドに切り換える周波数帯切換手段と、受信周波数を所定のFMトランスミッタの送信周波数に同調させる周波数同調手段と、受信再生出力を電力増幅器に入力する入力手段とを備えたFMワイヤレス再生装置が開示されている。このFMワイヤレス再生装置では、これら周波数帯切換手段、周波数同調手段、および入力手段を駆動手段により同時に駆動させることができるように構成されている。
そして、ラジオ受信機側において受信周波数をFMトランスミッタの送信周波数に同調するように設定すると、上記利用者は、ラジオ受信機によって再生した音声を視聴し、ラジオ受信機に送信した音声信号と再生された音声の音声信号とが一致するか否かを確認していた。
実開昭62−119035号公開(1987年07月28日)
しかしながら、上記従来の構成では、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いるとともに、受信装置側において再生が所望される音声信号を適切に再生することができないという問題を生じる。
具体的には、上記従来の構成では、FMトランスミッタ側の送信周波数と受信装置側の受信周波数とが一致するか否かについての確認を利用者に強いる構成である。また、受信装置側において、再生が所望される音声信号が上手く再生されているか否かにより上記送信周波数と上記受信周波数との同調を確認する構成でもある。
つまり、送信周波数と受信周波数とが同調しているか否かを判定するために再生が所望される音声信号を利用しているため、例えば再生が所望される音声信号の再生開始部分が受信装置において再生されない場合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置側において出力が所望される音声信号を適切に出力できる送信装置、再生システム、送信装置の制御方法、送信装置の制御プログラム、送信装置の制御プログラムを記録した記録媒体実現することにある。
本発明に係る送信装置は、上記した課題を解決するために、周波数変調した搬送波を、該搬送波の受信状態に応じて音声信号を出力する受信装置に送信する送信装置であって、上記搬送波の送信後に上記受信装置から出力された音声信号を取得する取得部と、上記取得部が取得した音声信号に基づき、上記受信装置において設定された上記搬送波を受信する周波数である受信周波数と上記搬送波を送信する周波数である送信周波数とが同調しているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段による判定結果において、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示する変更指示手段とを備え、上記判定手段により上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していると判定した場合、上記受信装置において出力が所望される音声信号を該送信周波数で送信することを特徴とする。
上記構成によると、取得部を備えているため搬送波の送信後に受信装置から出力された音声信号を取得することができる。また、判定手段を備えているため、上記取得部により取得した音声信号から、送信周波数と受信周波数とが同調しているか否かを判定することができる。
例えば、受信装置から出力された音声信号が、送信装置から送信した搬送波に含まれる音声信号と一致する場合、送信装置から送信した音声信号を受信装置が受信できたことが分かる。つまり、音声信号を搬送する搬送波の送信周波数と、受信装置において設定された受信周波数とが同調していることが分かる。
また、例えば、上記送信装置から送信する搬送波を確度よく受信できない間、受信装置はホワイトノイズを出力し、搬送波を確度よく受信した場合このホワイトノイズの出力が停止されるように構成されているとする。このような構成の場合、取得部により取得した音声がホワイトノイズを含むか否かにより上記判定手段は、送信周波数と受信周波数とが同調しているか否かを判定することができる。
また、変更指示手段を備えているため、上記判定手段により送信周波数と受信周波数とが同調していないと判定された場合、受信周波数に同調するように送信周波数を変更するように指示することができる。
このように、本発明に係る送信装置は、上記受信装置において出力が所望される音声信号を送信する前に送信周波数と受信周波数とが同調するか否か確認することができる。さらには、送信周波数と受信周波数とが同調しない場合、送信周波数を変更し送信周波数と受信周波数とが同調するように設定することができる。このため、送信周波数と受信周波数とが確実に同調した状態で、送信装置は、受信装置において出力が所望される音声信号を送信することができる。
したがって、本発明に係る送信装置は、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置において出力が所望される音声信号を適切に出力させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、上記搬送波に、送信周波数と受信周波数との同調を確認するために利用する確認用音声信号を含めて上記受信装置に送信しており、上記受信装置は、上記確認用音声信号を受信すると該確認用音声信号に基づく確認用音声を出力するように構成されており、上記判定手段は、上記取得部により取得された上記確認用音声と、搬送波に含めて送信した確認用音声信号の音声とを比較し、両者の一致度に応じて上記送信周波数と上記受信周波数とが同調しているか否かを判定するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記判定手段は、上記取得部により取得された上記確認用音声と、搬送波に含めて送信した確認用音声信号の音声とを比較し記送信周波数と上記受信周波数とが同調しているか否かを判定することができる。
すなわち、受信装置から出力される音声信号が、送信装置から送信した確認用音声信号と一致する場合、送信装置から送信した確認用音声信号を受信装置が受信できたことが分かる。つまり、確認用音声信号を搬送する搬送波の送信周波数と、受信装置において設定された受信周波数とが同調していることが分かる。
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、上記受信装置は、ホワイトノイズを出力しており、上記送信周波数に応じた受信周波数を設定している場合に上記搬送波を受信したとき上記ホワイトノイズの出力が停止されるように構成されており、上記判定手段は、上記取得部により取得された受信装置から出力された音声がホワイトノイズを含むものであるか否かに応じて、上記送信周波数と上記受信周波数とが同調しているか否かを判定するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記受信装置は、搬送波を送信した送信周波数と該搬送波を受信した受信周波数とが同調している場合、ホワイトノイズの出力が停止される。このため、上記取得部により取得された音声がホワイトノイズを含むものであるか否かにより、送信周波数と受信周波数とが同調したか否かを確認することができる。
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、送信周波数として設定できる周波数の候補を示す周波数情報を記憶する周波数情報記憶装置をさらに備え、上記変更指示手段は、上記周波数情報記憶装置に記憶された周波数情報を参照し、新たな送信周波数を選択して送信周波数の変更を指示するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、周波数情報記憶装置を備えているため、受信周波数と同調する送信周波数の候補を容易に選択することができる。このため、変更指示手段は、送信周波数の変更を効率よく指示することができる。
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、上記搬送波の送信制御を行う送信部と、上記送信部に搬送波の送信制御を指示するとともに、上記取得部および上記判定手段の実行開始を指示する指示手段を備えるように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記指示手段を備えるため、搬送波の送信制御指示時に応じて、上記取得部および上記判定手段を実行させることができる。このため、搬送波の送信とともに、該搬送波の受信に伴い受信装置から出力される音声信号に基づき送信周波数と受信周波数とが同調しているか否かを効率的に判定することができる。
本発明に係る再生システムは、上記した課題を解決するために、周波数変調した搬送波の送信後に受信装置から出力された音声信号を取得する取得部と、上記取得部が取得した音声信号に基づき、上記受信装置において設定された上記搬送波を受信する周波数である受信周波数と上記搬送波を送信する周波数である送信周波数とが同調しているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段による判定結果において、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示する変更指示手段とを備えた送信装置と、上記送信装置から所定の送信周波数で周波数変調した搬送波によって送信された音声信号を受信し、該音声信号に基づく音声を出力する受信装置とを備えたことを特徴とする。
したがって、本発明に係る再生システムは、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置において出力が所望される音声信号を適切に出力させることができるという効果を奏する。
本発明に係る送信装置の制御方法は、上記した課題を解決するために、所定の周波数である送信周波数で周波数変調した搬送波を、該搬送波の受信状態に応じて音声信号を出力する受信装置に送信する送信装置の制御方法であって、上記搬送波の送信後に上記受信装置から出力された音声信号を取得するステップと、取得した上記音声信号に基づき、上記受信装置において設定されている受信周波数と上記送信周波数とが同調しているか否かを判定するステップと、上記受信周波数と上記送信周波数との同調を判定するステップにおいて、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示するステップと、上記受信周波数と上記送信周波数との同調を判定するステップにおいて、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していると判定した場合、上記受信装置において出力が所望される音声信号を該送信周波数で送信するステップと、を含むことを特徴とする。
上記方法では、上記受信装置から出力された音声信号を取得するステップにより搬送波の送信後に受信装置から出力された音声信号を取得することができる。
また、受信周波数と上記送信周波数とが同調しているか否かを判定するステップにおいて、上記受信装置から出力された音声信号を取得するステップにより取得した音声信号から、送信周波数と受信周波数とが同調しているか否かを判定することができる。このように、本発明に係る送信装置の制御方法は、上記受信装置において出力が所望される音声信号を送信する前に送信周波数と受信周波数とが同調するか否か確認することができる。
さらにまた上記受信周波数と上記送信周波数との同調を判定するステップにおいて、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示するステップにより、送信周波数と受信周波数とが同調するように設定することができる。このため、送信周波数と受信周波数とが確実に同調した状態で、送信装置は、受信装置において出力が所望される音声信号を送信することができる。
したがって、本発明に係る送信装置の制御方法は、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置において出力が所望される音声信号を適切に出力させることができるという効果を奏する。
なお、上記送信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記送信装置をコンピュータにて実現させる送信装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
本発明に係る送信装置は、以上のように、周波数変調した搬送波を、該搬送波の受信状態に応じて音声信号を出力する受信装置に送信する送信装置であって、上記搬送波の送信後に上記受信装置から出力された音声信号を取得する取得部と、上記取得部が取得した音声信号に基づき、上記受信装置において設定された上記搬送波を受信する周波数である受信周波数と上記搬送波を送信する周波数である送信周波数とが同調しているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段による判定結果において、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示する変更指示手段とを備え、上記判定手段により上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していると判定した場合、上記受信装置において出力が所望される音声信号を該送信周波数で送信することを特徴とする。
したがって、本発明に係る送信装置は、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置において出力が所望される音声信号を適切に出力させることができるという効果を奏する。
本発明に係る再生システムは、以上のように、周波数変調した搬送波の送信後に受信装置から出力された音声信号を取得する取得部と、上記取得部が取得した音声信号に基づき、上記受信装置において設定された上記搬送波を受信する周波数である受信周波数と上記搬送波を送信する周波数である送信周波数とが同調しているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段による判定結果において、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示する変更指示手段とを備えた送信装置と、上記送信装置から所定の送信周波数で周波数変調した搬送波によって送信された音声信号を受信し、該音声信号に基づく音声を出力する受信装置とを備えたことを特徴とする。
したがって、本発明に係る再生システムは、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置において出力が所望される音声信号を適切に出力させることができるという効果を奏する。
本発明に係る送信装置の制御方法は、以上のように、所定の周波数である送信周波数で周波数変調した搬送波を、該搬送波の受信状態に応じて音声信号を出力する受信装置に送信する送信装置の制御方法であって、上記搬送波の送信後に上記受信装置から出力された音声信号を取得するステップと、取得した上記音声信号に基づき、上記受信装置において設定されている受信周波数と上記送信周波数とが同調しているか否かを判定するステップと、上記受信周波数と上記送信周波数との同調を判定するステップにおいて、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示するステップと、上記受信周波数と上記送信周波数との同調を判定するステップにおいて、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していると判定した場合、上記受信装置において出力が所望される音声信号を該送信周波数で送信するステップと、を含むことを特徴とする。
したがって、本発明に係る送信装置の制御方法は、送信周波数と受信周波数との同調の確認を利用者に強いることなく、受信装置において出力が所望される音声信号を適切に出力させることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図8に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施の形態に係る再生システム100は、図2に示すように不図示の基地局を介して他通信装置と通信を確立する携帯通信装置1と、該携帯通信装置1から音声データを受け取り、該音声データに基づく音声を出力するFMオーディオ装置2とを備えてなる構成である。この図2は、本発明の実施形態を示すものであり、再生システム100の概略構成を示す図である。
上記携帯通信装置1は、上述のように他の通信装置と通信を確立し、通話を行ったり、e−メール、音声データ、画像データ等の送受信を行ったりすることができる。また、携帯通信装置1は、自装置で保持する音声データをFM周波数に変調してFMオーディオ装置2に送信することもできる。より具体的には、携帯通信装置1は、上記FMTX用アンテナ3を介して、76〜90MHzの周波数範囲の搬送波によって音声データをFMオーディオ装置2に送信する。
一方、FMオーディオ装置2は、携帯通信装置1から音声データを受信すると、自装置が備えるスピーカ(不図示)から、この音声データに基づく出力処理するものである。
(携帯通信装置のハードウェア構成)
ここで、上記携帯通信装置1のハードウェア構成について図3を参照して説明する。なお、この図3は、本実施の形態に係る携帯通信装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、FMTX用アンテナ3、通信用アンテナ4、無線部5、信号処理部6、表示制御部7、スピーカ8、マイク9、表示部10、操作部11、第1メモリ12、第2メモリ13、および主制御部14を備えてなる構成である。
上記FMTX用アンテナ3は、無線部5が備えるFMトランスミッタにより送信する搬送波をFMオーディオ装置2に対して出力するためのアンテナである。
上記通信用アンテナ4は、無線部5が備える通信制御部20の制御の下、他の携帯通信装置から送信された通信電波を受信するためのアンテナである。
無線部5は、他の装置との通信を制御するためのものである。より具体的には、無線部5は、通信制御部20およびFMトランスミッタ22を備えている。この通信制御部20は、上記通信用アンテナ4を制御して、例えば、他の携帯通信装置と通信を確立し通話を行ったりするものである。一方FMトランスミッタ22は、上記FMTX用アンテナ3を制御して、FMオーディオ装置2に対してFM周波数に変調した音声信号を送信するためのものである。
信号処理部6は、マイク9から入力された音声信号をアナログデータからデジタルデータに変換して当該携帯通信装置1において処理可能なデータ形式とするものである。また、スピーカに出力する音声信号をデジタルデータからアナログデータに変換してスピーカ8から出力できる形式に変換するものでもある。
表示制御部7は、主制御部14からの指示に応じて表示部10を制御して画像を表示させるものである。
スピーカ8は、信号処理部6によってアナログデータに変換され音声信号を出力するものである。マイク9は、本実施の形態に係る携帯通信装置1の外部に生じる音声の入力を受け付けるものである。
表示部10は、表示制御部7による表示制御に応じて画像等を表示させるものであり、例えばLCD(liquid crystal displa)等によって実現できる。
操作部11は、当該携帯通信装置1のユーザからの操作指示を受け付けるものであり、例えば、操作キー、テンキー、マウス、キーボード、タッチパネル等によって実現できる。
上記第1メモリ12は、バッファ的な役割を果たすものであり、例えば、RAM(random access memory)等によって実現される。また、第2メモリ13は、恒久的にデータを蓄積する役割を果たすものであり、例えば、フラッシュメモリ等によって実現できる。なお、携帯通信装置1の記憶装置である第1メモリ12および第2メモリ13は、携帯通信装置1の仕様に応じて構成を適宜変更可能であり、例えば、一体として設けてもよい。
また、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、上記第2メモリ13に後述する「音声データ送信前処理」において利用する試験音声データ52、および送信周波数情報51を記憶している。この試験音声データ52は、FMオーディオ装置2が、携帯通信装置1から送信される音声データの送信周波数と同調しているか否かを確認するための音声データである。この試験音声データ52は例えば、一定周期(例えば700Hz)の音声データであってもよいし、「周波数の一致を確認します」といような内容の音声データであってもよい。
また、送信周波数情報51は、FMトランスミッタ22が送信周波数として利用できる周波数の候補を示す情報である。すなわち、FMオーディオ装置2において受信周波数として利用できる周波数が予め決められており、この受信周波数に応じた周波数が送信周波数情報51として記録されている。
本実施の形態に係る携帯通信装置1では、FMオーディオ装置2に対して音声信号を送信する際に利用する周波数を送信周波数と称する。一方、所定の周波数で送信される音声信号を受信できるように設定するFMオーディオ装置2側の周波数を受信周波数と称する。
また、上記第2メモリ13は、FMオーディオ装置2に送信し出力させるための音声データ53も記録している。
上記主制御部14は、当該携帯通信装置1が有する各部の各種制御を行うものであり、例えば、CPU、マイクロコントローラ等によって実現できる。また、この主制御部14は、CPUまたはマイクロコントローラによる擬似マルチタスク制御により各種処理を実行する。
このように各部を備える携帯通信装置1は、以下に示すような、通話機能、および音声データ転送機能などを実現することができる。
まず、携帯通信装置1では、無線部5が備える通信制御部20による送受信制御のもとに、通信用アンテナ4を介して基地局(不図示)との信号の送受信を行う。そして、信号処理部6が通信制御部20で送受信される信号に所定の信号処理を施す。これによって、基地局を介して相手側装置から送信されてくる音声をスピーカ8から出力したり、マイク9から入力される音声を、基地局を介して相手側装置に送信したりするようになっている。このようにして、携帯通信装置1は、通話機能を実現する。
また、携帯通信装置1では、主制御部14からの制御指示により第2メモリ13に格納されている音声データ53を読み出し信号処理部6に出力する。なお、この読み出された音声データ53は、MPEG−2システムで規定されたTS(Transport Stream)として、信号処理部6に出力される。信号処理部6は、TSとして多重化された各々の信号を出力信号群として再生し、FMトランスミッタ(送信部)22に送信する。
上記FMトランスミッタ22は、信号処理部6から上記音声データ53の出力信号群である音声信号を受信すると、FMTX用アンテナ3を制御して、FMオーディオ装置2に対してこの音声信号を送信する。
FMオーディオ装置2では、携帯通信装置1から上記音声信号を受信すると、受信したこの音声信号に基づき出力する。このようにして、携帯通信装置1は、音声データ転送機能を実現する。なお、音声データ転送機能を実現する構成の詳細は後述する。
なお、携帯通信装置1が有する機能は、上記した通話機能、および音声データ転送機能に限定されるものではない。例えば、撮像部を備え、該撮像部によって撮影を行うカメラ機能、電子メールやWebページなど、テキストデータ、画像データ、あるいはHTMLデータを送受信するメール機能など他の機能が備えられた構成であってもよい。さらには、FMTX用アンテナ3が、デジタルテレビ受信用にも共用できるものである場合、このFMTX用アンテナ3を介してデジタル放送の放送データを受信する。そして、受信した放送データにおける映像データを表示部10に表示させるとともに、音声データをスピーカ8から出力させることでデジタル放送の再生機能を実現してもよい。
(音声データ転送機能に関する携帯通信装置のハードウェア構成)
次に、携帯通信装置1が有する上記音声データ転送機能に関する、携帯通信装置1のハードウェア構成について、図4を参照してより詳細に説明する。なお、この図4は、音声データ転送機能に関する携帯通信装置1のハードウェア構成を説明するブロック図である。
図4に示すように上記信号処理部6は、音声データ用D/A変換機(AUDIO DAC;digital to analog converter)51を備えている。AUDIO DAC51は、主制御部14の制御指示に応じて、第2メモリ13から読み出された試験音声データ52または音声データ53を受信すると、該試験音声データ52または音声データ53をデジタルデータからアナログデータに変換する。そして、AUDIO DAC51は、アナログデータに変換した試験音声データ52または音声データ53を音声信号としてFMトランスミッタ22に出力する。
上記FMトランスミッタ22では、搬送波の周波数を、入力された上記音声信号に応じて変調しており、リミッタ40、プリエンファシス41、ループフィルタ(LPF)42、電圧制御発振器(VCO;voltage controlled oscillator)43、PLL(phase locked loop)44、ループフィルタ(LPF)45、1/2分周器(1/2)46、および電力増幅回路(PA;Power Amplifier)47を備えてなる構成である。そして、これら各回路は、主制御部14からコントロール信号を受け付けたコントロールロジック回路48によって制御されるように構成されている。
FMトランスミッタ22では、まず、リミッタ40によってAM成分を除去し、プリエンファシス41によって信号の高域を強調する。そして、LPF42を通じてVCO43に制御電圧を出力する。ここで、LPF42は、入力された信号の高周波成分・雑音を除去し、VCO制御電圧を作るものであり、基準周波数と発振周波数との位相差に応じた電圧の入力を受け、制御電圧をVCO43に出力する。VCO43は、制御電圧の変化により発振周波数が変化する自励発信器であり、基準周波数と発振周波数とそれらの位相が常に同期するように制御電圧でコントロールされる。
次に、PLL44は、コントロールロジック回路48から受け付けた基準信号の周波数と、上記VCO43からの出力信号の周波数とを比較し、差があればVCO43への印加電圧を制御して差をなくすというように動作する。
上記比較結果に差がある場合、PLL44は、その差(位相誤差)に対応するような値の電流(平均直流電流)をLPF45に出力する。このLPF45では、PLL44からの出力電流とそのインピーダンスとからVCO43への制御用電圧が生成される。
一方、上記差が無い場合、VCO43は、出力信号を1/2分周器46に出力する。1/2分周器46は、上記出力信号を1/2に分周してPA47に出力すると、PA47は、この出力信号の出力を増大させてFMTX用アンテナ3を通じてFMオーディオ装置2に送信する。
以上のように構成された本実施の形態に係る携帯通信装置1では、FMTX用アンテナ3において、音声信号のFM電波をFMオーディオ装置2に送信するようになっている。
ところで、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、送信周波数と受信周波数とは以下の関係にある。すなわち、FMオーディオ装置2が受信周波数として設定できる周波数として予め複数候補が設定されている。これに応じて、携帯通信装置1から音声信号を送信する送信周波数も予め複数候補が設定されている。ただし、携帯通信装置1側では、FMオーディオ装置2において設定されている受信周波数が、所定の受信周波数候補のうち、いずれの周波数であるのか不明であるため、同調しない場合が生じる。
そこで、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、FMオーディオ装置2に再生を所望する音声データを送信する前に、当該携帯通信装置1の送信周波数とFMオーディオ装置2の受信周波数とが同調しているか確認できるように構成されている。
以下において、図1、図5〜図8を参照して、この送信周波数と受信周波数との同調を確認する「音声データ送信前処理」について説明する。
(音声データ送信前処理)
まず、「音声データ送信前処理」に関する携帯通信装置1の構成について図1を参照して説明する。この図1は、本発明の実施形態を示すものであり、「音声データ送信処理」に関する携帯通信装置1のソフトウェア構成を示す図である。
まず、「音声データ送信処理」に関する携帯通信装置1の機能ブロックとして、携帯通信装置1は、ユーザIF部31、無線部起動指示部32、音声出力制御部33、音声確認部34、および周波数設定部35を備えてなる構成である。なお、これら機能ブロックは、主制御部14が例えばCPUによって実現される場合、該CPUが第2メモリ13に記憶したプログラム(不図示)を第1メモリ12に読み出し実行することで実現できる。
ユーザIF部31は、操作部11を介してユーザにより入力された操作指示を受け付けるものである。ユーザIF部31は、操作部11により受け付けた例えばFMトランスミッタ22の起動指示等の操作指示を無線部起動指示部32、音声出力制御部33、および音声確認部34に出力することができる。
無線部起動指示部32は、ユーザIF部31から入力されたFMトランスミッタ22の起動指示に応じて、FMトランスミッタ22の起動準備および起動制御を行うものである。すなわち、ユーザIF部31からの上記指示に応じて、無線部起動指示部32は、FMトランスミッタ22からFMオーディオ装置2に送信する搬送波の送信周波数を決定する。
なお、この送信周波数は予め初期設定で決められているが、操作部11を介してユーザから入力されるように構成されていてもよい。
そして、この決定した送信周波数で搬送波を出力するようにFMトランスミッタ22を制御する。すなわち、上記無線部起動指示部32は、上記決定した送信周波数で搬送波を出力する旨の指示を、FMトランスミッタ22におけるコントロールロジック回路48に出力する。そして、このコントロールロジック回路48は、PLL44に対して、この決定された送信周波数を基準信号として出力する。PLL44は、上述したようにコントロールロジック回路48から受け付けた上記基準信号の周波数と、上記VCO43からの出力信号の周波数とを比較し、差があればVCO43への印加電圧を制御して差をなくすというように動作する。このようにして決定した送信周波数で搬送波が出力できる。
音声出力制御部33は、第2メモリ13に記憶した試験音声データ52または音声データ53を読み出すものである。例えば音声出力制御部33は、ユーザIF部31からの指示に応じて、試験音声データ52の読み出し準備、および試験音声データ52の読み出しとこの読み出した試験音声データ52の送信指示を無線部起動指示部32に行う。
また、音声出力制御部33は、音声確認部34からの指示に応じて第2メモリ13に記憶された試験音声データ52の読み出しを停止するものでもある。
さらにはまた、音声出力制御部33は周波数設定部35から試験音声データ52を再度読み出すように指示を受け付けた場合、第2メモリ13から試験音声データ52を読み出し無線部起動指示部32に送信するものでもある。
音声確認部34は、マイク9で取得した音声のデジタルデータを信号処理部6から受信し、該デジタルデータと、第2メモリ13に記憶した試験音声データ52との一致度を判定するものである。なお、音声確認部34は、この一致度の判定においてマイク9で取得した音声のデジタルデータに含まれるノイズ等を考慮するように構成されている。このため、音声確認部34は、マイク9で取得した音声のデジタルデータと試験音声データ52とが所定範囲内で類似すれば、両者は一致するものとする。
音声確認部34は、上記一致度の判定において一致すると判断した場合、音声出力制御部33に試験音声データ52の読み出しを停止するように指示するとともに、マイク9の起動を停止させFMオーディオ装置2から出力される音声信号の取得を終了させる。
一方、上記音声確認部34は、上記一致度の判定において一致しないと判断した場合、周波数設定部35に対して、予め設定されている別の送信周波数で試験音声データ52をFMオーディオ装置2に送信するように指示する。
なお、この音声確認部34は、操作部11により入力されたFMトランスミッタ22の起動指示を、ユーザIF部31を介して受信すると、マイク9を起動させて当該携帯通信装置1の外部において生じた音声を取得できるように制御するように構成されている。
周波数設定部35は、音声確認部34からの指示に応じて送信周波数の周波数の設定を変更するものである。周波数設定部35は、送信周波数情報51を参照して別の周波数となる送信周波数に切り換える。
上記周波数設定部35は、送信周波数を他の周波数となる送信周波数に切り換えると、無線部起動指示部32および音声出力制御部33に試験音声データ52の送信処理を再度実行するように指示するものでもある。
(音声データ送信前処理の処理フロー)
次に、本実施の形態に係る携帯通信装置1における「音声データ送信前処理」に関する処理フローについて図5〜図8を参照して説明する。なお、図5は、本発明の実施形態に関するものであり、携帯通信装置1における音声データ送信処前理の一例を示すフローチャートである。また、図6は、本発明の実施形態を示すものであり、音声データ送信前処理における送信準備処理の一例を示すフローチャートである。図7は、本発明の実施形態に関するものであり、音声データ送信前処理における送信処理の一例を示すフローチャートである。図8は、本発明の実施形態を示すものであり、音声データ送信前処理における同調確認処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すようにユーザからの音声データの送信指示を受け付けると、携帯通信装置1では、FMオーディオ装置2に音声データ(試験音声データ52)を送信できるように、送信すべき音声データ(試験音声データ52)の読み出し準備等、送信準備処理を実行する(ステップS1、これ以降S1のように称する)。
ところで、上述したように本実施の形態に係る携帯通信装置1では、再生を所望する音声データを送信する前に試験音声データ52をFMオーディオ装置2に送信する構成である。このため、上記した送信準備処理にてまず読み出し準備を行う音声データは、試験音声データ52となる。
ステップS1において送信準備処理を実行すると、携帯通信装置1は、上記試験音声データ52の送信処理を実行する(S2)。FMオーディオ装置2は、携帯通信装置1から送信された試験音声データ52を受信すると、該試験音声データ52に基づく音声を出力する。このようにして、FMオーディオ装置2において試験音声データ52が再生処理される。
FMオーディオ装置2において試験音声データ52が再生されると、携帯通信装置1は、この再生された試験音声データ52の音声を、マイク9が取得する。そしてこのようにマイク9によって音声を取得すると、携帯通信装置1はマイク9により取得された音声の音声データと、FMオーディオ装置2に送信した試験音声データ52とを比較して両者の一致を判断する。このように送信した試験音声データ52とマイク9により取得した音声データとの一致度を判断することで、携帯通信装置1は、当該携帯通信装置1における試験音声データ52の送信周波数と、FMオーディオ装置2における試験音声データ52の受信周波数との同調を確認する(S3)。
ここで上記ステップS1〜S3による各処理によって実現される「音声データ送信前処理」の詳細について説明する。
図6に示すように、上記ステップS1にて示した送信準備処理は、携帯通信装置1において以下のように実行される。
まず、携帯通信装置1において、ユーザから操作部11を通じて操作指示を受け付けると(S11)、ユーザIF(インターフェース)部31が、この受け付けた操作指示の内容を確認する。そして、ユーザIF部31は、この操作指示がFMオーディオ装置2への送信指示か否か、すなわち、FMトランスミッタ22の起動の要否を判定する(S12)。
ここで、操作部11が受け付けたユーザからの操作指示がFMトランスミッタ22の起動を指示するものではない場合(S12において「NO」)、「音声データ送信前処理」は終了する
一方、操作部11が受け付けたユーザからの操作指示がFMトランスミッタ22の起動を指示するものである場合(S12において「YES」)、音声出力制御部33に試験音声データ52の読み出し準備を指示するとともに(S13)、無線部起動指示部32にFMトランスミッタ22により試験音声データ52をFMオーディオ装置2に送信できるように送信準備を行うように指示す(S14)。
すなわち、上記ステップS13では、音声出力制御部33がユーザIF部31からの指示に応じて、第2メモリ13から試験音声データ52の読み出し準備を行う。この読み出し準備としては、例えば、音声出力制御部33による第2メモリ13へのアクセス制御、該第2メモリ13における読み出しデータ(試験音声データ52)の指定等が挙げられる。
一方ステップS14では、無線部起動指示部32がユーザIF部31からの指示に応じてFMトランスミッタ22を制御して、FMトランスミッタ22の起動準備を行う。このFMトランスミッタ22の起動準備とは、例えば、無線部起動指示部32によるコントロールロジック回路48に対するFMトランスミッタ22の起動指示、該コントロールロジック回路48への送信周波数の設定指示等が挙げられる。
以上のようにして本実施の形態に係る携帯通信装置1における上述したステップS1の送信準備処理を実行することができる。続くステップS2にて示した送信処理は、図7に示すように、上記携帯通信装置1において以下のように実行される。
すなわち、ステップS1において、送信準備処理が完了すると、まず音声出力制御部33が第2メモリ13から試験音声データ52を読み出し(S21)、無線部起動指示部32に送信する。そして、音声出力制御部33は、無線部起動指示部32に上記試験音声データ52の送信を指示する。
無線部起動指示部32は、音声出力制御部33からの指示に応じて、上記試験音声データを、ステップS14にて設定した送信周波数にて送信するように決定する(S22)。そして、無線部起動指示部32は、FMトランスミッタ22に上記試験音声データ52を出力するとともに、上記決定した送信周波数にて該試験音声データ52を送信するように指示する。
上記無線部起動指示部32からの送信周波数の指示は、FMトランスミッタ22におけるコントロールロジック回路48に出力される。そして、このコントロールロジック回路48は、PLL44に対して、この決定された送信周波数を基準信号として出力する。PLL44は、上述したようにコントロールロジック回路48から受け付けた上記基準信号の周波数と、上記VCO43からの出力信号の周波数とを比較し、差があればVCO43への印加電圧を制御して差をなくすというように動作する。そして、上記ステップS22にて決定した送信周波数で試験音声データ52の音声信号を、FMTX用アンテナ3を通じてFMオーディオ装置2に送信する(S23)。
以上のようにして本実施の形態に係る携帯通信装置1における上述したステップS2の送信処理を実行することができる。そして、携帯通信装置1の送信周波数とFMオーディオ装置2の受信周波数とが同調している場合、ステップS2にて送信された試験音声データ52の音声信号を、FMオーディオ装置2は受信することができる。そして、FMオーディオ装置2は、この受信した音声信号をデジタル形式の音声データに変換し不図示のスピーカから出力する。
しかしながら、同調していない場合、FMオーディオ装置2は試験音声データ52の音声信号を正しく受信でいないこととなり、FMオーディオ装置2からは上記試験音声データに基づく音声が出力されないこととなる。
そこで本実施の形態に係る携帯通信装置1は、このようなFMオーディオ装置2の出力状態の相違を利用して、続くステップS3にて示す同調確認処理により、上記送信周波数と受信周波数とが同調しているか否かを確認できるように構成されている。
すなわち、マイク9がFMオーディオ装置2から出力される音声の入力を受け付ける(S31)。そして、この受け付けた音声を信号処理部6がアナログデータからデジタルデータに変換し内部処理可能なデータ形式とする(S32)。そして、信号処理部6は、このデジタルデータを音声確認部34に入力する。
音声確認部34は、信号処理部6から上記デジタルデータの入力を受けると、音声出力制御部33に指示して第2メモリ13から試験音声データ52を読み出すように指示する。この音声確認部34からの指示に応じて、音声出力制御部33は、第2メモリ13から試験音声データ52を読み出し音声確認部34に出力する(S33)。
音声確認部34は、音声出力制御部33から入力され試験音声データ52と、マイク9により受け付けた音声(入力音声)のデジタルデータとを比較し、両者の一致度を確認する(S34)。ここで、音声確認部34が一致すると判定した場合(ステップS34において「YES」)、音声確認部34は、音声出力制御部33に試験音声データ52の送信を停止するように指示する。この指示に応じて音声出力制御部33は、試験音声データ52の読み出しを停止し無線部起動停止部32への試験音声データ52の出力を停止する。さらにまた、音声確認部34は、マイク9を制御して音声入力を停止させる(S37)。
一方、ステップS34において「NO」の場合、音声確認部34は周波数設定部35に指示して送信周波数の周波数を他の送信周波数に切り換えるように指示する。この音声確認部34からの指示に応じて周波数設定部35は、送信周波数情報51を参照して送信周波数として他の周波数を設定する。そして、周波数設定部35は、送信周波数がこの新たに設定した周波数となるように、FMトランスミッタ22を制御する。すなわち、周波数設定部35は、新たに設定した周波数を基準信号としてコントロールロジック回路48に送信する。
このようにして、周波数設定部35は、送信周波数の切り替えを実行する(S35)。そして、携帯通信装置1では、新たに設定した周波数の送信周波数により試験音声データ52を出力するようにステップS2からの処理を、上記送信周波数と受信周波数とが同調するまで繰り返される。
すなわち、周波数設定部35は、送信周波数の設定を新たな送信周波数の設定に切り換えると、無線部起動指示部32および音声出力制御部33に試験音声データ52の送信処理をこの新たな送信周波数で再度実行するように指示する。
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、上述したステップS3の処理を実行することができる。
なお、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、「音声データ送信前処理」において送信周波数と受信周波数との同調を確認するために試験音声データ52をFMオーディオ装置2に出力する構成であった。そして、FMオーディオ装置2が、この試験音声データ52に基づく音声を出力し、携帯通信装置1がこの出力された音声と送信した試験音声データ52の音声とが一致するか否かを確認し同調確認処理を実行する構成であった。
しかしながら、本実施の形態に係る携帯通信装置1における同調確認処理はこれに限定されるものではない。
例えば、FMオーディオ装置2は、送信周波数と受信周波数とが同調していない場合、ホワイトノイズを出力し、同調する場合にこのホワイトノイズが出力しないように構成されている。
このような構成において、携帯通信装置1は、上記試験音声データ52を送信せず、上記FMTX用アンテナ3を介して、送信周波数として設定されている周波数の搬送波のみを送信する。そして、この搬送波の送信後におけるFMオーディオ装置2の出力音声信号をマイク9で受け付ける。
そして受け付けた音声信号がホワイトノイズである場合、音声確認部34は、上記送信周波数と上記受信周波数とが同調していないと判定する。一方、音声確認部34は、受け付けた音声信号にホワイトノイズが含まれていない場合は、上記送信周波数と上記受信周波数とが同調していると判定する構成であってもよい。
この場合、音声確認部34が受け付けた音声信号にホワイトノイズが含まれているか否かを判定するため、第2メモリ13には、試験音声データ52の代わりにFMオーディオ装置が出力するホワイトノイズの音声波形データを記憶しておく。
また、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、周波数設定部35が送信周波数情報51を参照して送信周波数の切り換えを行う構成であったがこれに限定されるものではない。例えば、音声確認部34がマイク9にて取得した音声のデジタルデータと、試験音声データとが一致しないと判定した場合、ユーザに新たな送信周波数の入力を表示部10において促す。そして、操作部11から入力された送信周波数についての情報を、ユーザIF部31を介して周波数設定部35が受信する。そして、周波数設定部35がこの受信した送信周波数にて試験音声データ52を送信するようにFMトランスミッタ22を制御する構成としてもよい。
また、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、FMトランスミッタ22を内蔵する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、FMトランスミッタ22と携帯通信装置1とはそれぞれ別体で設けられた構成であってもよい。FMトランスミッタ22と携帯通信装置1とをそれぞれ別体とする場合、両者の間は有線または無線により結合され、携帯通信装置1における主制御部14からの制御指示および送信すべき音声データ等がFMトランスミッタ22に送信されるように構成される。
また、FMトランスミッタ22自身が、機能ブロックとしてユーザIF部31、無線部起動指示部32、音声出力制御部33、音声確認部34、および周波数設定部35を有する主制御部14と、マイク9と、信号処理部6と、操作部11と、第2メモリ13とを備える構成であってもよい。このように構成される場合、FMトランスミッタ22は、周波数の同調確認処理可能なFMトランスミッタとなる。
最後に、携帯通信装置1の各ブロック、特にユーザIF部31、無線部起動指示部32、音声出力制御部33、音声確認部34、および周波数設定部35は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、携帯通信装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯通信装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記携帯通信装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯通信装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る送信装置は、送信した搬送波に応じて受信装置から出力される音声信号に基づき、受信装置において設定された受信周波数と同調するように送信周波数を設定できる構成である。このため、所定の周波数帯で周波数変換した搬送波により音声信号等を送信する送信装置に広く適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、「音声データ送信処理」に関する携帯通信装置のソフトウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、再生システムの概略構成を示す図である。 本実施の形態に係る携帯通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、音声データ転送機能に関する携帯通信装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。 本発明の実施形態に関するものであり、携帯通信装置における音声データ送信処前理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示すものであり、音声データ送信前処理における送信準備処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に関するものであり、音声データ送信前処理における送信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示すものであり、音声データ送信前処理における同調確認処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯通信装置(送信装置)
2 FMオーディオ装置(受信装置)
5 無線部(送信部)
9 マイク(取得部)
13 第2メモリ(周波数情報記憶装置)
22 FMトランスミッタ(送信部)
31 ユーザIF部(指示手段)
34 音声確認部(判定手段)
35 周波数設定部(変更指示手段)
51 送信周波数情報(周波数情報)
52 試験音声データ(確認用音声信号)
53 音声データ
100再生システム

Claims (9)

  1. 周波数変調した搬送波を、該搬送波の受信状態に応じて音声信号を出力する受信装置に送信する送信装置であって、
    上記搬送波の送信後に上記受信装置から出力された音声信号を取得する取得部と、
    上記取得部が取得した音声信号に基づき、上記受信装置において設定された上記搬送波を受信する周波数である受信周波数と上記搬送波を送信する周波数である送信周波数とが同調しているか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段による判定結果において、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示する変更指示手段とを備え、
    上記判定手段により上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していると判定した場合、上記受信装置において出力が所望される音声信号を該送信周波数で送信することを特徴とする送信装置。
  2. 上記搬送波に、送信周波数と受信周波数との同調を確認するために利用する確認用音声信号を含めて上記受信装置に送信しており、
    上記受信装置は、上記確認用音声信号を受信すると該確認用音声信号に基づく確認用音声を出力するように構成されており、
    上記判定手段は、上記取得部により取得された上記確認用音声と、搬送波に含めて送信した確認用音声信号の音声とを比較し、両者の一致度に応じて上記送信周波数と上記受信周波数とが同調しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 上記受信装置は、ホワイトノイズを出力しており、上記送信周波数に応じた受信周波数を設定している場合に上記搬送波を受信したとき上記ホワイトノイズの出力が停止されるように構成されており、
    上記判定手段は、上記取得部により取得された受信装置から出力された音声がホワイトノイズを含むものであるか否かに応じて、上記送信周波数と上記受信周波数とが同調しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  4. 送信周波数として設定できる周波数の候補を示す周波数情報を記憶する周波数情報記憶装置をさらに備え、
    上記変更指示手段は、上記周波数情報記憶装置に記憶された周波数情報を参照し、新たな送信周波数を選択して送信周波数の変更を指示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の送信装置。
  5. 上記搬送波の送信制御を行う送信部と、
    上記送信部に搬送波の送信制御を指示するとともに、上記取得部および上記判定手段の実行開始を指示する指示手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の送信装置。
  6. 上記請求項1〜5のいずれか1項に記載の送信装置と、
    上記送信装置から所定の送信周波数で周波数変調した搬送波によって送信された音声信号を受信し、該音声信号に基づく音声を出力する受信装置とを備えたことを特徴とする再生システム。
  7. 所定の周波数である送信周波数で周波数変調した搬送波を、該搬送波の受信状態に応じて音声信号を出力する受信装置に送信する送信装置の制御方法であって、
    上記搬送波の送信後に上記受信装置から出力された音声信号を取得するステップと、
    取得した上記音声信号に基づき、上記受信装置において設定されている受信周波数と上記送信周波数とが同調しているか否かを判定するステップと、
    上記受信周波数と上記送信周波数との同調を判定するステップにおいて、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していないと判定した場合、該送信周波数の変更を指示するステップと、
    上記受信周波数と上記送信周波数との同調を判定するステップにおいて、上記受信周波数と上記送信周波数とが同調していると判定した場合、上記受信装置において出力が所望される音声信号を該送信周波数で送信するステップと、を含むことを特徴とする送信装置の制御方法。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の送信装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための送信装置の制御プログラム。
  9. 請求項8に記載の送信装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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