JP2008186672A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池において、発電時に生成される生成水の排水性を向上させる。
【解決手段】電解質膜の両面にガス拡散電極をそれぞれ接合した膜電極接合体と、膜電極接合体の周囲に設けられたフレーム部材と、を備える膜電極接合体ユニットを、セパレータによって挟持した燃料電池において、膜電極接合体の表面に、反応ガスおよびオフガスが流れるガス流路を形成するガス流路形成部材であって、導電性を有するとともに、ガス拡散電極よりも高い親水性を有する多孔質部材からなるガス流路形成部材を配置する。フレーム部材は、フレーム部材の厚さ方向に、オフガスを流すための貫通孔と、ガス流路形成部材の端面から貫通孔にオフガスを流すためのオフガス流路を備える。そして、オフガス流路の内部に、ガス透過性を有するとともに、オフガス流路の流路壁の表面よりも高い親水性を有する親水性部材を埋設する。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池に関するものである。
水素と酸素との電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。この燃料電池は、一般に、プロトン伝導性を有する電解質膜の両面にガス拡散電極(カソード、および、アノード)をそれぞれ接合した膜電極接合体を、セパレータによって挟持することによって構成される(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
ところで、燃料電池では、発電時に、上記電気化学反応によって、水(生成水)が生成される。この生成水は、通常、発電で未消費のまま燃料電池から排出される排出ガス(オフガス)とともに、燃料電池の外部に排出される。しかし、この生成水がガス拡散電極に過剰に滞留すると、ガス拡散電極への反応ガス(水素、および、酸素)の供給が、上記滞留した生成水によって阻害され、燃料電池の発電効率が低下する、いわゆるフラッディングが生じる。このため、従来、燃料電池からの上記生成水の排水性を向上させるための種々の技術が提案されている(例えば、下記特許文献2,3参照)。
例えば、下記特許文献2には、ガス流路が形成されたセパレータにおいて、ガス流路の流路面の一部または全部を多孔質部とすることによって、上記生成水の排水性を向上させている。また、下記特許文献3に記載された技術では、アノードガス流路が形成されたアノード側プレート、カソードガス流路が形成されたカソード側プレート、つまり、セパレータにおいて、アノードガス流路またはカソードガス流路の少なくとも一方の下流に吸湿部材を配置し、この吸湿部材をガス排出マニホールドまで延在させることによって、上記生成水の排水性を向上させている。
特開2003−86204号公報 特開2004−79196号公報 特開2005−302455公報
しかし、燃料電池の構造について、種々の構造が提案されており、上記特許文献2,3に記載された技術を適用できない、あるいは、適用しても、上記生成水を効果的に排水することができない場合があった。例えば、上記特許文献2に記載された技術は、その表面にガス流路が形成されていないセパレータには適用することができなかった。また、上記特許文献3に記載された技術は、アノードガス流路またはカソードガス流路が、鉛直方向(重力方向)の下から上にガスが流れるように形成されたセパレータに適用しても、重力によって、吸湿部材からガス排出マニホールドへの排水が妨げられ、効果的に生成水の排水を行うことができなかった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池において、発電時に、水素と酸素との電気化学反応によって生成される生成水の排水性を向上させるための新たな技術を提供することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。すなわち、本発明の燃料電池は、電解質膜の両面にガス拡散電極をそれぞれ接合した膜電極接合体と、該膜電極接合体の周囲に設けられたフレーム部材と、を備える膜電極接合体ユニットを、セパレータによって挟持した燃料電池であって、前記膜電極接合体の少なくとも一方の面には、前記膜電極接合体における発電に供する反応ガス、および、前記発電で未消費の反応ガスであるオフガスが流れるガス流路を形成するガス流路形成部材であって、導電性を有するとともに、前記ガス拡散電極よりも高い親水性を有する多孔質部材からなるガス流路形成部材が配置されており、前記フレーム部材、および、前記セパレータは、前記フレーム部材、および、前記セパレータの厚さ方向に、前記オフガスを流すための貫通孔を備え、前記フレーム部材、および、前記セパレータのうちの少なくとも一方は、前記ガス流路形成部材から、前記貫通孔に、前記オフガスを流すためのオフガス流路を備え、前記オフガス流路の内部に、ガス透過性を有するとともに、前記オフガス流路の流路壁の表面よりも高い親水性を有する親水性部材が埋設されていることを要旨とする。
本発明では、ガス流路形成部材が、ガス拡散電極よりも高い親水性を有する多孔質部材からなるので、上記生成水を、ガス拡散電極からガス流路形成部材へ速やかに移動させ、ガス拡散電極における生成水の滞留を抑制することができる。さらに、上記オフガス流路の内部に上記親水性部材が埋設されているので、この親水性部材によって、オフガス流路における生成水の滞留を抑制することができる。したがって、オフガス流路の内部に埋設された親水性部材を介して、オフガスとともに、生成水を、ガス流路形成部材から、上記貫通孔に流れやすくすることができる。この結果、燃料電池における生成水の排水性を向上させ、フラッディングを抑制することができる。なお、親水性部材は、オフガス流路の内部全体に埋設されていることが好ましい。また、ガス流路形成部や、親水性部材としては、例えば、親水性処理が施された金属多孔体を用いることができる。
上記燃料電池において、前記ガス流路形成部材は、前記膜電極接合体のカソード側の面に配置されており、前記反応ガスは、前記カソードに供給される酸化剤ガスであり、前記オフガスは、前記カソードから排出されるカソードオフガスであるものとしてもよい。上記生成水は、周知の通り、膜電極接合体のカソードで生成されるため、本発明によって、膜電極接合体のカソードで生成された生成水を効率よく排出することができる。なお、上記燃料電池において、前記ガス流路形成部材は、さらに、前記膜電極接合体のアノード側の面に配置されており、前記反応ガスは、前記アノードに供給される燃料ガスであり、前記オフガスは、前記アノードから排出されるアノードオフガスであるものとしてもよい。こうすることによって、膜電極接合体のカソードで生成され、電解質膜を介して、アノードに透過した生成水を効率よく排出することができる。
上記いずれかの燃料電池において、フレーム部材、または、セパレータに、例えば、ガス流路形成部材の端面から貫通孔に連通する連通孔を形成することによって、オフガス流路を構成するものとしてもよいが、前記フレーム部材、および、前記セパレータのうちの少なくとも一方は、前記ガス流路形成部材の端面から、前記貫通孔に亘って形成された溝部を備え、前記溝部は、前記フレーム部材を、前記セパレータによって挟持することによって、前記オフガス流路を構成するようにしてもよい。こうすることによって、上記オフガス流路を容易に形成することができる。
上記燃料電池において、ガス流路形成部材と、親水性部材とを別部材としてもよいが、前記ガス流路形成部材と、前記親水性部材とは、同一の部材によって、一体形成されているようにしてもよい。こうすることによって、ガス流路形成部材と、親水性部材とを別部材とする場合と比較して、部品点数を減少させ、燃料電池の製造を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.燃料電池システムの構成:
図1は、本発明の一実施例としての燃料電池スタック100を備える燃料電池システム1000の概略構成を示す説明図である。
燃料電池スタック100は、水素と酸素との電気化学反応によって発電する燃料電池モジュール40を、複数積層させたスタック構造を有している。各燃料電池モジュール40は、概ね、プロトン伝導性を有する電解質膜の両面に、それぞれアノード、および、カソードを接合した膜電極接合体を、セパレータによって挟持した構成となっている。燃料電池モジュール40の詳細については、後述する。アノード、および、カソードは、それぞれ、電解質膜の各表面に接合された触媒層と、この触媒層の表面に接合されたガス拡散層とを備えている。本実施例では、電解質膜として、ナフィオン(登録商標)等の固体高分子膜を用いるものとした。電解質膜として、固体酸化物等、他の電解質膜を用いるものとしてもよい。各セパレータには、アノードに供給すべき燃料ガスとしての水素の流路や、カソードに供給すべき酸化剤ガスとしての空気の流路や、冷却水の流路が形成されている。なお、燃料電池モジュール40の積層数は、燃料電池スタック100に要求される出力に応じて任意に設定可能である。
燃料電池スタック100は、一端から、エンドプレート10a、絶縁板20a、集電板30a、複数の燃料電池モジュール40、集電板30b、絶縁板20b、エンドプレート10bの順に積層することによって構成されている。これらには、燃料電池スタック100内に、水素や、空気や、冷却水を流すための供給口や、排出口が設けられている。また、燃料電池スタック100内部には、水素や、空気や、冷却水を、それぞれ各燃料電池モジュール40に分配して供給するための供給マニホールド(水素供給マニホールド、空気供給マニホールド、冷却水供給マニホールド)や、各燃料電池モジュール40のアノードおよびカソードからそれぞれ排出されるアノードオフガスおよびカソードオフガスや、冷却水を集合させて燃料電池スタック100の外部に排出するための排出マニホールド(アノードオフガス排出マニホールド、カソードオフガス排出マニホールド、冷却水排出マニホールド)が形成されている。
エンドプレート10a,10bは、剛性を確保するため、鋼等の金属によって形成されている。絶縁板20a,20bは、ゴムや、樹脂等の絶縁性部材によって形成されている。集電板30a,30bは、緻密質カーボンや、銅板などのガス不透過な導電性部材によって形成されている。集電板30a,30bには、それぞれ図示しない出力端子が設けられており、燃料電池スタック100で発電した電力を出力可能となっている。
なお、図示は省略しているが、燃料電池スタック100は、スタック構造のいずれかの箇所における接触抵抗の増加等による電池性能の低下を抑制したり、ガスの漏洩を抑制したりするために、スタック構造の積層方向に、所定の締結荷重が加えられた状態で、締結部材によって締結されている。
燃料電池スタック100のアノードには、配管53を介して、高圧水素を貯蔵した水素タンク50から、燃料ガスとしての水素が供給される。水素タンク50の代わりに、アルコール、炭化水素、アルデヒドなどを原料とする改質反応によって水素リッチなガスを生成し、アノードに供給するものとしてもよい。
水素タンク50に貯蔵された高圧水素は、水素タンク50の出口に設けられたシャットバルブ51、レギュレータ52によって圧力、および、供給量が調整されて、水素供給マニホールドを介して、各燃料電池モジュール40のアノードに供給される。各燃料電池モジュール40から排出されるアノードオフガスは、アノードオフガス排出マニホールドに接続された排出配管56を介して、燃料電池スタック100の外部に排出することができる。なお、アノードオフガスを燃料電池スタック100の外部に排出する際には、アノードオフガスに含まれる水素は、図示しない希釈器等によって処理される。
また、配管53、および、排出配管56には、アノードオフガスを配管53に再循環させるための循環配管54が接続されている。そして、排出配管56の循環配管54との接続部の下流側には、排気バルブ57が配設されている。また、循環配管54には、ポンプ55が配設されている。ポンプ55、および、排気バルブ57の駆動を制御することによって、アノードオフガスを外部に排出するか、配管53に循環させるかを適宜切り換えることができる。アノードオフガスを配管53に再循環させることによって、アノードオフガスに含まれる未消費の水素を効率よく利用することができる。
燃料電池スタック100のカソードには、配管61を介して、コンプレッサ60によって圧縮された圧縮空気が、酸素を含有した酸化剤ガスとして供給される。そして、この圧縮空気は、配管61に接続された空気供給マニホールドを介して、各燃料電池モジュール40のカソードに供給される。各燃料電池モジュール40のカソードから排出されるカソードオフガスは、カソードオフガス排出マニホールドに接続された排出配管62を介して、燃料電池スタック100の外部に排出される。排出配管62からは、カソードオフガスとともに、燃料電池スタック100のカソードで、水素と酸素との電気化学反応によって生成された生成水も排出される。
燃料電池スタック100は、上述した電気化学反応によって発熱するため、燃料電池スタック100には、燃料電池スタック100を冷却するための冷却水も供給される。この冷却水は、ポンプ70によって、配管72を流れ、ラジエータ71によって冷却されて、燃料電池スタック100に供給される。
燃料電池システム1000の運転は、制御ユニット80によって制御される。制御ユニット80は、内部にCPU、RAM、ROMなどを備えるマイクロコンピュータとして構成されており、ROMに記憶されたプログラムに従って、例えば、各種バルブや、ポンプの駆動等、システムの運転を制御する。
B.燃料電池モジュール:
燃料電池スタック100を構成する各燃料電池モジュール40は、膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)の周囲に、フレーム部材を配置したユニット(以下、「膜電極接合体ユニット」と呼ぶ)の両面を、後述するセパレータ42によって挟持することによって構成されている。以下、膜電極接合体ユニット41、および、セパレータ42について説明する。
B1.膜電極接合体ユニット:
図2は、膜電極接合体ユニット41の概略構造を示す説明図である。図2(a)に、膜電極接合体ユニット41のカソード側から見た平面図を示した。また、図2(b)には、膜電極接合体ユニット41のアノード側から見た平面図を示した。また、図2(c)には、図2(a)におけるA−A断面図を示した。また、図2(d)には、図2(a)におけるB−B断面図を示した。
図2(a),(b)に示したように、膜電極接合体ユニット41は、矩形形状を有しており、矩形形状を有するMEA411の周囲に、樹脂からなるフレーム部材410を配置したものである。MEA411は、図2(c)に示したように、電解質膜411mの両面に、それぞれ、カソード411c、および、アノード411aを接合したものである。カソード411c、および、アノード411aは、それぞれ、触媒層と、ガス拡散層とを含んでいる。なお、図2(c)に示したように、フレーム部材410の厚さは、MEA411の厚さよりも厚く設定されており、MEA411は、フレーム部材410の厚さ方向の略中央部に配置されている。したがって、膜電極接合体ユニット41のアノード側、および、カソード側には、凹部が形成される。これらの凹部には、後述するカソード側金属多孔体415c、および、アノード側金属多孔体415aが、それぞれ嵌合される。
フレーム部材410には、空気供給マニホールドを構成する空気供給用貫通孔412iと、カソードオフガス排出マニホールドを構成するカソードオフガス排出用貫通孔412oと、水素供給マニホールドを構成する水素供給用貫通孔413iと、アノードオフガス排出マニホールドを構成するアノードオフガス排出用貫通孔413oと、冷却水供給マニホールドを構成する冷却水供給用貫通孔414iと、冷却水排出マニホールドを構成する冷却水排出用貫通孔414oとが形成されている。なお、本実施例では、フレーム部材410として、樹脂を用いるものとしたが、これに限られず、ガス不透過性、絶縁性、耐熱性を有するゴム等の他の部材を用いるものとしてもよい。
また、図2(a),(d)に示したように、フレーム部材410のカソード側には、空気供給用貫通孔412iからMEA411に亘って、複数の溝部412diが形成されている。また、MEA411からカソードオフガス排出用貫通孔412oに亘って、複数の溝部412doが形成されている。これらは、膜電極接合体ユニット41を、後述するセパレータ42によって挟持することによって、それぞれ、空気供給マニホールド、および、カソードオフガス排出マニホールドを構成する。なお、溝部412di,412doの深さは、膜電極接合体ユニット41における、先述したカソード側の凹部の深さとほぼ等しくなるように設定されている。
また、図2(b),(d)に示したように、フレーム部材410のアノード側には、複数の溝部413di、および、複数の溝部413doが形成されている。これらは、膜電極接合体ユニット41を、後述するセパレータ42によって挟持することによって、それぞれ、水素供給マニホールド、および、アノードオフガス排出マニホールドを構成する。なお、溝部413di,412doの深さは、膜電極接合体ユニット41における、先述したアノード側の凹部の深さとほぼ等しくなるように設定されている。
先に説明したように、膜電極接合体ユニット41におけるMEA411のカソード側、および、アノード側の表面、すなわち、膜電極接合体ユニット41のカソード側の凹部、および、アノード側の凹部には、それぞれ、カソード側金属多孔体415c、および、アノード側金属多孔体415aが嵌合される。
図3は、膜電極接合体ユニット41のカソード側の凹部、および、アノード側の凹部に、それぞれ、カソード側金属多孔体415c、および、アノード側金属多孔体415aを嵌合した膜電極接合体ユニット41の概略構造を示す説明図である。図3(a)に、膜電極接合体ユニット41のカソード側から見た平面図を示した。また、図3(b)には、膜電極接合体ユニット41のアノード側から見た平面図を示した。また、図3(c)には、図3(a)におけるA−A断面図を示した。また、図3(d)には、図3(a)におけるB−B断面図を示した。
図3(a)に示したように、カソード側金属多孔体415cは、フレーム部材410におけるMEA411が露出した領域の形状、および、複数の溝部412doの形状を組み合わせた櫛歯状の形状を有している。また、カソード側金属多孔体415cの厚さは、膜電極接合体ユニット41の上述したカソード側の凹部、および、溝部412doの深さとほぼ等しくなるように設定されている。そして、図3(a),(c),(d)に示したように、カソード側金属多孔体415cは、膜電極接合体ユニット41のMEA411のカソード側の凹部、および、複数の溝部412doに嵌合される。カソード側金属多孔体415cは、MEA411のカソード411cに供給される空気や、カソードオフガスが流れるガス流路を構成する。
また、図3(b)に示したように、アノード側金属多孔体415aは、フレーム部材410におけるMEA411が露出した領域の形状を有している。また、アノード側金属多孔体415aの厚さは、膜電極接合体ユニット41の上述したアノード側の凹部の深さとほぼ等しくなるように設定されている。そして、図3(b),(c)に示したように、アノード側金属多孔体415aは、膜電極接合体ユニット41のMEA411のアノード側の表面に嵌合される。アノード側金属多孔体415aは、MEA411のアノード411aに供給される水素や、アノードオフガスが流れるガス流路を構成する。
なお、カソード側金属多孔体415cには、親水性を有し、かつ、導電性の高い処理(例えば、金メッキ)が施されており、カソード側金属多孔体415cの親水性は、カソード411cの親水性よりも高く設定されている。また、アノード側金属多孔体415aにも、カソード側金属多孔体415cと同様の処理(例えば、金メッキ)が施されており、アノード側金属多孔体415aの親水性は、アノード411aの親水性よりも高く設定されている。したがって、発電時に、カソード411cで生成された生成水、および、電解質膜411mを介してアノード411aに透過した生成水を、それぞれ、カソード側金属多孔体415c、および、アノード側金属多孔体415aに速やかに移動させ、カソード411c、および、アノード411aにおける生成水の滞留を抑制することができる。カソード側金属多孔体415c、および、アノード側金属多孔体415aは、本発明におけるガス流路形成部材に相当する。また、本実施例では、ガス流路形成部材として、金属多孔体を用いるものとしたが、金属多孔体の代わりに、カーボン等、導電性、および、ガス拡散性を有する他の部材を用いるようにしてもよい。
B2.セパレータ:
図4は、セパレータ42の構成部品の平面図である。本実施例におけるセパレータ42は、それぞれ複数の貫通孔が設けられた3枚の金属製の平板、すなわち、カソード対向プレート43と、中間プレート44と、アノード対向プレート45とから構成されている。そして、セパレータ42は、中間プレート44を、カソード対向プレート43と、アノード対向プレート45とによって挟み、これらをホットプレス接合することによって作製されている。本実施例では、カソード対向プレート43と、中間プレート44と、アノード対向プレート45とは、膜電極接合体ユニット41と同一の矩形形状を有するステンレス鋼製の平板を用いるものとした。カソード対向プレート43と、中間プレート44と、アノード対向プレート45として、ステンレス鋼の代わりに、チタンやアルミニウム等、他の金属製の平板を用いるものとしてもよい。
図4(a)は、膜電極接合体ユニット41のカソード側の面と当接するカソード対向プレート43の平面図である。図示するように、カソード対向プレート43には、膜電極接合体ユニット41に形成された各貫通孔と対応する位置に、空気供給マニホールドを構成する空気供給用貫通孔432iと、カソードオフガス排出マニホールドを構成するカソードオフガス排出用貫通孔432oと、水素供給マニホールドを構成する水素供給用貫通孔433iと、アノードオフガス排出マニホールドを構成するアノードオフガス排出用貫通孔433oと、冷却水供給マニホールドを構成する冷却水供給用貫通孔434iと、冷却水排出マニホールドを構成する冷却水排出用貫通孔434oとが形成されている。これらの各貫通孔の形状は、膜電極接合体ユニット41において、これらと対応する各貫通孔の形状と同じである。
図4(b)は、中間プレート44の平面図である。図示するように、中間プレート44には、膜電極接合体ユニット41に形成された各貫通孔と対応する位置に、空気供給マニホールドを構成する空気供給用貫通孔442iと、カソードオフガス排出マニホールドを構成するカソードオフガス排出用貫通孔442oと、水素供給マニホールドを構成する水素供給用貫通孔443iと、アノードオフガス排出マニホールドを構成するアノードオフガス排出用貫通孔443oとが形成されている。これらの各貫通孔の形状は、膜電極接合体ユニット41において、これらと対応する各貫通孔の形状と同じである。
そして、水素供給用貫通孔443iには、この水素供給用貫通孔413iから後述するアノード対向プレート45に形成された水素供給口456iに水素を流すための水素供給流路形成部443ipが設けられている。また、アノードオフガス排出用貫通孔443oには、後述するアノード対向プレート45に形成されたアノードオフガス排出口456oからアノードオフガス排出用貫通孔443oにアノードオフガスを流すためのカソードオフガス排出流路形成部443opが設けられている。
また、中間プレート44には、セパレータ42における冷却水流路を構成する複数の冷却水流路形成用貫通孔446が形成されている。
図4(c)は、膜電極接合体ユニット41のアノード側の面と当接するアノード対向プレート45の平面図である。図示するように、アノード対向プレート45には、膜電極接合体ユニット41に形成された各貫通孔と対応する位置に、空気供給マニホールドを構成する空気供給用貫通孔452iと、カソードオフガス排出マニホールドを構成するカソードオフガス排出用貫通孔452oと、水素供給マニホールドを構成する水素供給用貫通孔453iと、アノードオフガス排出マニホールドを構成するアノードオフガス排出用貫通孔453oと、冷却水供給マニホールドを構成する冷却水供給用貫通孔454iと、冷却水排出マニホールドを構成する冷却水排出用貫通孔454oとが形成されている。これらの各貫通孔の形状は、膜電極接合体ユニット41において、これらと対応する各貫通孔の形状と同じである。
また、アノード対向プレート45には、図示するように、膜電極接合体ユニット41に形成された溝部413diに水素を供給するための水素供給口456iと、膜電極接合体ユニット41に形成された溝部413doからアノードオフガスを排出するためのアノードオフガス排出口456oとが形成されている。
図4(d)は、セパレータ42の平面図である。ここでは、アノード対向プレート45側から見た平面図を示した。
図から分かるように、アノード対向プレート45において、水素供給口456iは、中間プレート44に形成された水素供給流路形成部443ipと重なるように形成されている。また、アノード対向プレート45において、アノードオフガス排出口456oは、中間プレート44に形成されたカソードオフガス排出流路形成部443opと重なるように形成されている。
また、中間プレート44において、複数の冷却水流路形成用貫通孔446は、それぞれ、その一端が、アノード対向プレート45に形成された冷却水供給用貫通孔454i、および、カソード対向プレート43に形成された冷却水供給用貫通孔434iと重なるとともに、その他端が、アノード対向プレート45に形成された冷却水排出用貫通孔454o、および、カソード対向プレート43に形成された冷却水排出用貫通孔434oと重なるように形成されている。
C.燃料電池モジュールの断面構造:
図5は、燃料電池モジュール40の断面構造を示す説明図である。燃料電池スタック100の外部から供給された空気は、図中に太矢印で示したように、アノード対向プレート45に形成された空気供給用貫通孔452i、中間プレート44に形成された空気供給用貫通孔442i、カソード対向プレート43に形成された空気供給用貫通孔432i、膜電極接合体ユニット41のフレーム部材410に形成された空気供給用貫通孔412iを流れ、フレーム部材410に形成された空気供給用貫通孔412iから分岐して、複数の溝部412diを通り、膜電極接合体ユニット41に配置されたカソード側金属多孔体415cの端面に供給される。そして、この空気は、カソード側金属多孔体415c中を流れて、MEA411のカソード411cに供給される。そして、カソード411cから排出される、生成水を含むカソードオフガスは、カソード側金属多孔体415c中を流れて、フレーム部材410に形成された複数の溝部412doを通り、カソード側金属多孔体415cの端面からフレーム部材410に形成されたカソードオフガス排出用貫通孔412oに排出され、カソード対向プレート43に形成されたカソードオフガス排出用貫通孔432o、中間プレート44に形成されたカソードオフガス排出用貫通孔442o、アノード対向プレート45に形成されたカソードオフガス排出用貫通孔452o等を通じて燃料電池スタック100の外部に排出される。
また、図示は省略しているが、燃料電池スタック100の外部から供給された水素は、カソード対向プレート43に形成された水素供給用貫通孔433i、中間プレート44に形成された水素供給用貫通孔443i、アノード対向プレート45に形成された水素供給用貫通孔453i、膜電極接合体ユニット41のフレーム部材410に形成された水素供給用貫通孔413iを流れ、中間プレート44に形成された水素供給用貫通孔443iから分岐して、中間プレート44に形成された水素供給流路形成部443ip、アノード対向プレート45に形成された水素供給口456i、フレーム部材410に形成された溝部413diを通り、膜電極接合体ユニット41に配置されたアノード側金属多孔体415aの端面に供給される。そして、この水素は、アノード側金属多孔体415a中を流れて、MEA411のアノード411aに供給される。そして、アノード411aから排出されるアノードオフガスは、アノード側金属多孔体415a中を流れて、アノード側金属多孔体415aの端面からフレーム部材410に形成された溝部413do、アノード対向プレート45に形成されたアノードオフガス排出口456o、中間プレート44に形成されたカソードオフガス排出流路形成部443opを通り、中間プレート44に形成されたアノードオフガス排出用貫通孔443oに排出され、カソード対向プレート43に形成されたアノードオフガス排出用貫通孔433o、フレーム部材410に形成されたアノードオフガス排出用貫通孔413o、アノード対向プレート45に形成されたアノードオフガス排出用貫通孔453o等を通じて燃料電池スタック100の外部に排出される。
また、図示は省略しているが、燃料電池スタック100の外部から供給された冷却水は、アノード対向プレート45に形成された冷却水供給用貫通孔454i、中間プレート44に形成された冷却水流路形成用貫通孔446、カソード対向プレート43に形成された冷却水供給用貫通孔434i、膜電極接合体ユニット41のフレーム部材410に形成された冷却水供給用貫通孔414iを流れ、中間プレート44に形成された冷却水流路形成用貫通孔446から分岐して、セパレータ42中を流れ、アノード対向プレート45に形成された冷却水排出用貫通孔454o、フレーム部材410に形成された冷却水排出用貫通孔414o、カソード対向プレート43に形成された冷却水排出用貫通孔434o等を通じて燃料電池スタック100の外部に排出される。
D.比較例、および、実施例の効果:
図6は、比較例としての燃料電池モジュール40Cの断面構造を示す説明図である。比較例の燃料電池モジュール40Cは、膜電極接合体ユニット41Cにおけるカソード側金属多孔体415Ccの形状が、上記実施例の燃料電池モジュール40におけるカソード側金属多孔体415cの形状と異なっている。すなわち、比較例におけるカソード側金属多孔体415Ccの形状は、図3に示したアノード側金属多孔体415aと同じ形状を有しており、図6に示したように、溝部412doの内部には、金属多孔体が配置されていない。したがって、この燃料電池モジュール40Cでは、カソード側金属多孔体415Ccの端面から、生成水を含むカソードオフが排出されるときに、生成水が溝部412doの表面で凝縮して液滴となり、この液滴となった生成水が、溝部412do、すなわち、カソードオフガスの流路を閉塞する場合があった。また、燃料電池モジュール40Cでは、酸化剤ガスとしての空気が、下から上に向かって、つまり、重力に対向する向きに流されるので、溝部412doで液滴となった生成水が重力によって逆流し、フラッディングを招く場合があった。
これに対し、上記実施例の燃料電池モジュール40では、先に説明したように、カソード側金属多孔体415cに親水処理(金メッキ)が施されており、溝部412doの表面よりも親水性が高いカソード側金属多孔体415cが、溝部412doの内部に配置されているので、溝部412doの表面における生成水の凝縮を抑制し、生成水をカソードオフガスとともに、カソードオフガス排出用貫通孔412oに排出することができる。つまり、上記実施例の燃料電池モジュール40によれば、生成水の排水性を向上させ、フラッディングを抑制することができる。これは、上記実施例のように、酸化剤ガスとしての空気を、下から上に向かって、つまり、重力に対向する向きに流す場合に、特に効果的である。
E.変形例:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
E1.変形例1:
上記実施例では、櫛歯形状を有するカソード側金属多孔体415cを一体的に形成するものとしたが、本発明は、これに限られない。MEA411に対応する形状を有する金属多孔体と、溝部412doに対応する形状を有する金属多孔体とを別個に用意するようにしてもよい。ただし、櫛歯形状を有するカソード側金属多孔体415cを一体的に形成することによって、部品点数の増加を抑制し、燃料電池モジュール40の製造を容易にすることができる。
E2.変形例2:
上記実施例では、膜電極接合体ユニット41のフレーム部材410に溝部412doを形成し、オフガス流路を構成するものとしたが、本発明は、これに限られない。フレーム部材410、および、セパレータ42のうちの少なくとも一方に、オフガス流路が形成され、そのオフガス流路の内部に、ガス透過性を有するとともに、オフガス流路の流路壁の表面よりも高い親水性を有する親水性部材が埋設されていればよい。したがって、例えば、フレーム部材410に、MEA411の上端部からカソードオフガス排出用貫通孔412oに連通する連通孔を形成してオフガス流路を構成するようにし、この連通孔の内部に、ガス透過性を有するとともに、連通孔の内壁表面よりも高い親水性を有する親水性部材、例えば、親水処理が施された金属多孔体を埋設するようにしてもよい。また、セパレータ42に、カソード側金属多孔体415cの端面からカソードオフガス排出用貫通孔412oにオフガスを流すためのオフガス流路を形成し、その内部に上記親水性部材を埋設するようにしてもよい。
E3.変形例3:
上記実施例では、本発明を燃料電池モジュール40のカソード側に適用した場合について説明したが、本発明は、これに限られない。燃料電池モジュール40のアノード側にも適用するようにしてもよい。こうすることによって、MEA411のカソード411cで生成され、電解質膜411mを介して、アノード411aに透過した生成水を効率よく排出することができる。
E4.変形例4:
上記実施例では、燃料電池モジュール40において、酸化剤ガスとしての空気を、下から上に向かって流し、燃料ガスとしての水素を、上から下に向かって流すものとしたが、本発明は、これに限られず、燃料ガス、および、酸化剤ガスが流れる方向は、任意に設定可能である。
本発明の一実施例としての燃料電池スタック100を備える燃料電池システム1000の概略構成を示す説明図である。 膜電極接合体ユニット41の概略構造を示す説明図である。 膜電極接合体ユニット41の概略構造を示す説明図である。 セパレータ42の構成部品の平面図である。 燃料電池モジュール40の断面構造を示す説明図である。 比較例としての燃料電池モジュール40Cの断面構造を示す説明図である。
符号の説明
1000…燃料電池システム
100…燃料電池スタック
10a,10b…エンドプレート
20a,20b…絶縁板
30a,30b…集電板
40,40C…燃料電池モジュール
41,41C…膜電極接合体ユニット
410…フレーム部材
411…MEA
411m…電解質膜
411a…アノード
411c…カソード
412i…空気供給用貫通孔
412o…カソードオフガス排出用貫通孔
412di,412do…溝部
413i…水素供給用貫通孔
413o…アノードオフガス排出用貫通孔
413di,413do…溝部
414i…冷却水供給用貫通孔
414o…冷却水排出用貫通孔
415a…アノード側金属多孔体
415c,415Cc…カソード側金属多孔体
42…セパレータ
43…カソード対向プレート
432i…空気供給用貫通孔
432o…カソードオフガス排出用貫通孔
433i…水素供給用貫通孔
433o…アノードオフガス排出用貫通孔
434i…冷却水供給用貫通孔
434o…冷却水排出用貫通孔
44…中間プレート
442i…空気供給用貫通孔
442o…カソードオフガス排出用貫通孔
443i…水素供給用貫通孔
443o…アノードオフガス排出用貫通孔
443ip…水素供給流路形成部
443op…カソードオフガス排出流路形成部
446…冷却水流路形成用貫通孔
45…アノード対向プレート
452i…空気供給用貫通孔
452o…カソードオフガス排出用貫通孔
453i…水素供給用貫通孔
453o…アノードオフガス排出用貫通孔
454i…冷却水供給用貫通孔
454o…冷却水排出用貫通孔
456i…水素供給口
456o…アノードオフガス排出口
50…水素タンク
51…シャットバルブ
52…レギュレータ
53…配管
54…循環配管
55…ポンプ
56…排出配管
57…排気バルブ
60…コンプレッサ
61…配管
62…排出配管
70…ポンプ
71…ラジエータ
72…配管
80…制御ユニット

Claims (4)

  1. 電解質膜の両面にガス拡散電極をそれぞれ接合した膜電極接合体と、該膜電極接合体の周囲に設けられたフレーム部材と、を備える膜電極接合体ユニットを、セパレータによって挟持した燃料電池であって、
    前記膜電極接合体の少なくとも一方の面には、前記膜電極接合体における発電に供する反応ガス、および、前記発電で未消費の反応ガスであるオフガスが流れるガス流路を形成するガス流路形成部材であって、導電性を有するとともに、前記ガス拡散電極よりも高い親水性を有する多孔質部材からなるガス流路形成部材が配置されており、
    前記フレーム部材、および、前記セパレータは、前記フレーム部材、および、前記セパレータの厚さ方向に、前記オフガスを流すための貫通孔を備え、
    前記フレーム部材、および、前記セパレータのうちの少なくとも一方は、前記ガス流路形成部材から、前記貫通孔に、前記オフガスを流すためのオフガス流路を備え、
    前記オフガス流路の内部に、ガス透過性を有するとともに、前記オフガス流路の流路壁の表面よりも高い親水性を有する親水性部材が埋設されている、燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記ガス流路形成部材は、前記膜電極接合体のカソード側の面に配置されており、
    前記反応ガスは、前記カソードに供給される酸化剤ガスであり、
    前記オフガスは、前記カソードから排出されるカソードオフガスである、
    燃料電池。
  3. 請求項1または2記載の燃料電池であって、
    前記フレーム部材、および、前記セパレータのうちの少なくとも一方は、前記ガス流路形成部材の端面から、前記貫通孔に亘って形成された溝部を備え、
    前記溝部は、前記フレーム部材を、前記セパレータによって挟持することによって、前記オフガス流路を構成する、燃料電池。
  4. 請求項3記載の燃料電池であって、
    前記ガス流路形成部材と、前記親水性部材とは、同一の部材によって、一体形成されている、燃料電池。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010067453A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2010080222A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2015220039A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 日産自動車株式会社 燃料電池のセル構造、燃料電池のセル構造の製造方法、および燃料電池

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