JP2008183397A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 傾斜磁場コイルの輻射熱がそれにより影響を受ける部位に伝わることを防止する。
【解決手段】 静磁場磁石1は、静磁場を発生する。傾斜磁場コイルユニット2は、静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する。鉄シム14は、静磁場磁石1と傾斜磁場コイルユニット2との間に静磁場を調整するために配置される。熱シールド材13は、傾斜磁場コイルユニット2と鉄シム14との間に設けられ、傾斜磁場コイルユニット2からの輻射熱をシールドする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通電されることによって傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルを備えた磁気共鳴イメージング(MRI)装置に関する。
一般的にMRI装置は、被検者の入る空間と傾斜磁場コイルとの間には円筒形のボビンが配置される。このボビンにより、被検者が傾斜磁場コイルに直接的に触れることが防止される。
特開平8−196518号公報
しかしながら近年のMRI装置は、傾斜磁場コイルに流す電流が増大している。この結果、通電による傾斜磁場コイルで生じる輻射熱も増大している。このため、上記の輻射熱によってボビンが熱せられてボビンが高温になる恐れがあり、被検者に不快感を与えてしまう恐れがあった。
特に近年のMRI装置では、被検者のアメニティの改善のために患者を挿入する開口を大径化することが望まれている。その実現のために、傾斜磁場コイルとボビンとの離間距離が切り詰められており、傾斜磁場コイルからの輻射熱によってボビンが高温になり易くなっている。
また、MRI装置においては、静磁場均一性を調整するための鉄シムが静磁場磁石と傾斜磁場コイルとの間に配置されることがある。この鉄シムが傾斜磁場コイルからの輻射熱によって温められると、鉄シムが静磁場に及ぼす影響が変化して、静磁場均一性が変動してしまう恐れがあった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、傾斜磁場コイルの輻射熱がそれにより影響を受ける部位に伝わることを防止することにある。
本発明の第1の態様による磁気共鳴イメージング装置は、静磁場を発生する静磁場磁石と、前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルユニットと、前記静磁場磁石と前記傾斜磁場コイルユニットとの間に前記静磁場を調整するために配置されるシムユニットと、前記傾斜磁場コイルユニットと前記シムユニットとの間に設けられ、前記傾斜磁場コイルユニットからの輻射熱をシールドする熱シールド材とを備える。
本発明の第2の態様による磁気共鳴イメージング装置は、静磁場を発生する静磁場磁石と、前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルユニットと、高周波パルスを送信する送信コイルと、前記傾斜磁場コイルユニットと前記送信コイルとの間に設けられ、前記傾斜磁場コイルユニットからの輻射熱をシールドするとともに、前記高周波パルスをシールドする熱シールド材とを備える。
本発明によれば、傾斜磁場コイルの輻射熱がそれにより影響を受ける部位に伝わることを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)100の構成を示す図である。MRI装置100は、静磁場磁石1、傾斜磁場コイルユニット2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、ボディコイル6、送信部7、受信コイル8、受信部9および計算機システム10を具備する。
静磁場磁石1は、中空の円筒形をなし、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石1としては、例えば永久磁石または超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイルユニット2は、中空の円筒形をなし、静磁場磁石1の内側に配置される。傾斜磁場コイルユニット2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3種類のコイルが組み合わされている。傾斜磁場コイルユニット2は、上記の3種類のコイルが傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、磁場強度がX,Y,Zの各軸に沿って傾斜する傾斜磁場を発生する。なお、Z軸方向は、例えば静磁場方向と同方向とする。X,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびリードアウト用傾斜磁場Grにそれぞれ対応される。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相をエンコードするために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数をエンコードするために利用される。
被検体200は、寝台4の天板41に載置された状態で傾斜磁場コイルユニット2の空洞(撮像口)内に挿入される。寝台4は寝台制御部5により駆動され、寝台4をその長手方向および上下方向に移動させる。通常、この長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように寝台4が設置される。
ボディコイル(送信RFコイル)6は、傾斜磁場コイルユニット2の内側に配置される。ボディコイル6は、送信部7から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。
送信部7は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスをボディコイル6に送信する。
受信コイル8は、傾斜磁場コイルユニット2の内側に配置される。受信コイル8は、上記の高周波磁場の影響により被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する。受信コイル8からの出信号は、受信部9に入力される。
受信部9は、受信コイル8からの出力信号に基づいて磁気共鳴信号データを生成する。
計算機システム10は、インタフェース部101、データ収集部102、再構成部103、記憶部104、表示部105、入力部106および制御部107を有している。
インタフェース部101には、傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7、受信コイル8および受信部9等が接続される。インタフェース部101は、これらの接続された各部と計算機システム10との間で授受される信号の入出力を行う。
データ収集部102は、受信部9から出力されるデジタル信号をインタフェース部101を介して収集する。データ収集部102は、収集したデジタル信号、すなわち磁気共鳴信号データを、記憶部104に格納する。
再構成部103は、記憶部104に記憶された磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成を実行し、被検体200内の所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを求める。
記憶部104は、磁気共鳴信号データと、スペクトラムデータあるいは画像データとを、患者毎に記憶する。
表示部105は、スペクトラムデータあるいは画像データ等の各種の情報を制御部107の制御の下に表示する。表示部105としては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力部106は、オペレータからの各種指令や情報入力を受け付ける。入力部106としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
制御部107は、図示していないCPUやメモリ等を有しており、MRI装置100の各部を、周知のMRI装置が備えている周知の機能を実現するために総括的に制御する。
図2および図3は傾斜磁場コイルユニット2の周辺の構造を詳細に示す図であり、図2はZ方向から見た平面図、図3は図2におけるA−A矢視断面図である。なお、図3においては、各部の内部構造の図示は省略し、断面の輪郭のみを示している。また、図2および図3に示される要素の一部は、図1においては図示を省略している。さらに図2および図3においては、一部の要素の厚みを誇張して表しており、各要素の厚みの比率は実際とは異なっている。
傾斜磁場コイルユニット2は、いわゆるアクティブシールド型傾斜磁場コイル(actively shielded gradient coil:ASGC)である。図3に示すように傾斜磁場コイルユニット2は、内周側から順にメインコイル層21、シム層22、シールド層23および冷却層24を積層した構造を持つ。
メインコイル層21は、X,Y,Zの各軸に対応する前述した3種類のコイル(X−メインコイル、Y−メインコイル、Z−メインコイル)を樹脂で円筒状にモールドして形成される。
シム層22には、図2に示す複数のシムポケット22aおよび複数の冷却パイプ22bが、Z軸に沿って配列された状態で樹脂で円筒状にモールドして形成されている。シムポケット22aは、X軸に沿った細長い空間であって、その内部に図示しない鉄シムが適宜に配置される。冷却パイプ22bには、傾斜磁場コイルユニット2を冷却するための冷却液が流される。
シールド層23は、傾斜磁場電源3からの電流の供給を受けて、メインコイル層21からの漏洩磁場を遮蔽するための磁場を発生する3種類のシールドコイル(X−シールドコイル、Y−シールドコイル、Z−シールドコイル)を樹脂で円筒状にモールドして形成される。
冷却層24は、図2に示す複数の冷却パイプ24aが、Z軸に沿って配列された状態で樹脂で円筒状にモールドして形成されている。冷却パイプ24aには、傾斜磁場コイルユニット2を冷却するための冷却液が流される。
なお、傾斜磁場コイルユニット2の各層は、個別に形成されても良いし、樹脂で一体的にモールドして形成されても良い。
傾斜磁場コイルユニット2は、静磁場磁石1の両側端に2つずつ取り付けられた支持ユニット15によって支持されている。そして傾斜磁場コイルユニット2は、支持ユニット15と、傾斜磁場コイルユニット2の両側端に4つずつ取り付けられた調整ユニット16とによって、静磁場磁石1との間に空間が形成される。この空間には、鉄シム14が静磁場磁石1に取り付けられて適宜に配置される。
傾斜磁場コイルユニット2の内側には、傾斜磁場コイルユニット2の内面との間に空間を形成する状態で円筒形のボビン11が配置されている。ボビン11は、例えばガラスエポキシ樹脂により形成される。ボディコイル6は、ボビン11の内面に取り付けられている。
傾斜磁場コイルユニット2は、静磁場磁石1の内側表面とボビン11の外側表面との間に形成される空間に配置される。この空間は、真空とされる。
傾斜磁場コイルユニット2には、その内面および外面の全面を覆うように、熱シールド材12,13がそれぞれ取り付けられている。なお、熱シールド材12,13は、必ずしも傾斜磁場コイルユニット2の内面および外面の全面を覆う必要は無く、例えば端部等の一部において傾斜磁場コイルユニット2の表面を覆わないように構成しても良い。
熱シールド材12,13には、傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱をシールドするために、遠赤外線を反射する材料を用いる。このため熱シールド材12,13には、例えば金属性の材料が使用できる。ただし熱シールド材12,13は、傾斜磁場コイルユニット2により発生されるパルス磁場による渦電流を流さないように、傾斜磁場パルスに対して透明であることが望ましい。熱シールド材12,13として金属性の材料を用いる場合には、その電気抵抗を十分に大きくすることによって、傾斜磁場パルスの周波数以下の周波数に対して透明とすることができる。具体的には、熱シールド材12,13の厚みを、傾斜磁場パルスの最大周波数に対応するスキンディプス以下とすれば良い。傾斜磁場パルスの周波数は、例えば最高で200KHz程度であり、この周波数に対応するスキンディプスは約250μmであることが知られている。従って、厚みが250μm以下である金属シートを熱シールド材12,13として使用すれば良い。一方、熱シールド材12,13は、その厚みを磁気共鳴周波数に対応するスキンディプス以上とすれば、高周波シールド(RFシールド)としても共用することが可能である。例えば、静磁場の強度が1.5Tである場合の磁気共鳴周波数は64MHzである。この磁気共鳴周波数に対応するスキンディプスは約8μmであることが知られている。従って、上記の条件の場合には、厚みが8μm以上である金属シートを用いることにより、熱シールド材12,13はRFシールドとしても機能する。ただし、RFシールドとして機能させるための金属シートの厚みは理論的にはスキンディプスとすれば良いのであるが、実際にRFシールドとしての機能を確実に達成するためには、スキンディプスの3倍の厚みとすることが望ましい。従って、上記の条件の場合には、厚みが24μm以上の金属シートを用いることが望ましい。さらにマージンを確保して、30〜50μm程度の厚みの金属シートを用いれば、熱シールド材12,13はRFシールドとして良好に機能する。
なお、熱シールド材12,13でシールドすべきRFパルスは、例えばボディコイル6で発生される。このため、熱シールド材12がRFシールドとして良好に機能するならば、熱シールド材13をRFシールドとして機能させる必要は無い。そこでMRI装置100では、熱シールド材12の厚みはRFシールドとして良好に機能する厚みとし、熱シールド材13は熱シールド材12よりも厚みを小さくしている。
なお、上記の条件を満たす厚みの金属シートだけでは傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱を十分にシールドできない場合がある。この場合には、図4に示すように上記の条件を満たす複数枚の金属シート12a,13aを、絶縁フィルムなどによる絶縁層12b,13bを挟んで積層することによって熱シールド材12,13を構成する。そうすれば、複数枚の金属シート12a,13aのそれぞれで傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱をシールドすることができるために熱シールドの効果は向上するが、個々の金属シート12a,13aどうしは電気的に絶縁されているために傾斜磁場パルスやRFパルスに対しては上述の性質を呈する。
かくして本実施形態によれば、傾斜磁場コイルユニット2の周囲は真空とされているために、傾斜磁場コイルユニット2からの発熱のうちでボビン11や鉄シム14の温度を上昇させる要因は輻射熱が支配的となる。しかしながら、傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱は、熱シールド材12によってシールドされて、ボビン11への到達量が低減される。この結果、傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱によるボビン11の温度上昇が抑えられる。また、傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱は、熱シールド材13によってシールドされて、鉄シム14への到達量が低減される。この結果、傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱による鉄シム14の温度変動が抑えられ、鉄シム14の温度変動に伴う静磁場の変動を抑えることができる。
傾斜磁場コイルユニット2の輻射熱は、傾斜磁場コイルユニット2外に放出されることなく内部にこもることになる。しかしながら、傾斜磁場コイルユニット2の内部に配置された冷却パイプ22b,24aを流される冷却液による冷却作用によって傾斜磁場コイルユニット2の温度上昇は防止される。
そして熱シールド材12,13は、いずれも傾斜磁場パルスに対して透明になるように厚みを定めているために、傾斜磁場の形成に影響を与えることがない。さらに熱シールド材12は、RFパルスに対して不透明になるように厚みを定めているために、ボディコイル6などで発生されるRFパルスをシールドすることができる。これにより、RFシールド材を別途設けなくとも、RFパルスを効率的に被検体200に照射することが可能となる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
熱シールド材12,13のいずれか一方のみを設けるようにしても良い。
シムユニットとしては、鉄シム14を配置する構成に代えて、シムコイルにより補正磁場を発生する構成を適用しても良いし、あるいはそれらを混用する構成を適用しても良い。
傾斜磁場コイルユニット2を冷却する機構は、傾斜磁場コイルユニット2に内蔵されていなくても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)の構成を示す図。 図1中のZ方向から見た場合の傾斜磁場コイルユニット2の周りの構造を詳細に示す平面図。 図2におけるA−A矢視断面図。 熱シールド材12,13の構成例を示す図。
符号の説明
1…静磁場磁石、2…傾斜磁場コイル、21…メインコイル層、22…シム層、22a…シムポケット、22b…冷却パイプ、23…シールド層、24…冷却層、24a…冷却パイプ、3…傾斜磁場電源、4…寝台、5…寝台制御部、6…ボディコイル、7…送信部、8…受信コイル、9…受信部、10…計算機システム、11…ボビン、12,13…熱シールド材、14…鉄シム、100…MRI装置。

Claims (13)

  1. 静磁場を発生する静磁場磁石と、
    前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルユニットと、
    前記静磁場磁石と前記傾斜磁場コイルユニットとの間に前記静磁場を調整するために配置されるシムユニットと、
    前記傾斜磁場コイルユニットと前記シムユニットとの間に設けられ、前記傾斜磁場コイルユニットからの輻射熱をシールドする熱シールド材とを具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記シムユニットは、少なくとも1つの磁性シムを配置するものであることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記熱シールド材は、前記傾斜磁場コイルユニットに供給される傾斜磁場パルスの周波数でのスキンディプス以下の厚みの金属シートを含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記熱シールド材は、複数の前記金属シートを絶縁シートをそれぞれ挟んで積層して構成されることを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記傾斜磁場コイルユニットを冷却する冷却ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記傾斜磁場コイルユニットは、前記冷却ユニットを内蔵することを特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記傾斜磁場コイルユニットは、真空中に配置されることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 静磁場を発生する静磁場磁石と、
    前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルユニットと、
    高周波パルスを送信する送信コイルと、
    前記傾斜磁場コイルユニットと前記送信コイルとの間に設けられ、前記傾斜磁場コイルユニットからの輻射熱をシールドするとともに、前記高周波パルスをシールドする熱シールド材とを具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記熱シールド材は、前記傾斜磁場コイルユニットに供給される傾斜磁場パルスの周波数でのスキンディプス以下で、かつ前記高周波パルスの周波数でのスキンディプス以上の厚みの金属シートを含むことを特徴とする請求項8に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 前記熱シールド材は、複数の前記金属シートを絶縁シートをそれぞれ挟んで積層して構成されることを特徴とする請求項9に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  11. 前記傾斜磁場コイルユニットを冷却する冷却ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  12. 前記傾斜磁場コイルユニットは、前記冷却ユニットを内蔵することを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  13. 前記傾斜磁場コイルユニットは、真空中に配置されることを特徴とする請求項8に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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