JP2008182677A - レイヤ3スイッチ装置及びその制御方法 - Google Patents

レイヤ3スイッチ装置及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 CPUの輻輳を回避し、仮想ルータ単位でのファーストパケット送出量に偏りなくCPUに対してファーストパケットを送出することができるレイヤ3スイッチ装置を得る。
【解決手段】 通信フローのファーストパケットが、パケット転送部2を介して、そのヘッダ情報を検索処理するCPU4に送信されるよう構成されたファーストパケット方式のレイヤ3スイッチ装置において、複数の仮想ルータVR#1〜VR#N毎に対応して設けられパケット転送部からCPU宛てのファーストパケットに対して夫々に流量制御を行う複数の第一のシェーパーキュー22〜24と、複数の第一のシェーパーキューにて流量制御が行われたファーストパケットに対して流量制御を行う第二のシェーパーキュー22と、CPUにおける負荷状態に応じて第二のシェーパーキューのCPUに対する流量を動的に制御する制御手段7とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明はレイヤ3スイッチ装置及びその制御方法に関し、特にファーストパケット方式のレイヤ3スイッチ装置及びその制御方法に関するものである。
一般に、ファーストパケット方式のレイヤ3スイッチでは、IP(Internet Protocol )パケット転送部において通信フローのハードウェア転送を行うようになっているために、IPパケット転送部からCPU(Central Processing Unit :中央処理装置)にファーストパケットを送信し、このCPUでパケットのヘッダ情報を検索して、この検索結果に応じて、当該CPUがIPパケット転送部に対して通信フローのキャッシュエントリを作成するよう制御する処理を行っている。
そのため、ファーストパケット方式のレイヤ3スイッチでは、必ずファーストパケットをIPパケット転送部からCPUに送信する必要があるのだが、ファーストパケットがCPUに集中してしまうと、CPUにおいて輻輳状態(過負荷状態)が発生することになる。そこで、CPUへのパケットフローが集中しすぎないようにファーストパケットの流れを制御(流量制御:シェーピング)する必要がある。
そのために、ファーストパケット方式のレイヤ3スイッチでは、図5に示すように、IPパケット転送部6内に、シェーパーキュー61を設けて、CPU4へのファーストパケットの流れを制御することが行われる。図5を参照すると、レイヤ3スイッチのインタフェースユニット5は、IPパケット転送部6と、物理ポート3と、CPU4とから構成されている。そして、このレイヤ3スイッチ内には、複数の仮想ルータVR#1〜VR#N(Nは2以上の整数)が設定されている。
各IPパケットのフローを、仮想ルータVR#1のファーストパケットフロー161、仮想ルータVR2のファーストパケットフロー162、仮想ルータVR#Nのファーストパケットフロー163として示している。これら各ファーストパケットフロー161〜163は、全て共通のシェーパーキュー61へ入力されて、このシェーパーキュー61において、CPU4へ導出すべきファーストパケットの流量の制御であるシェーピングがなされるようになっている。
なお、図5において、シェーパーキュー61には、ファーストパケットの他、宛先不明パケット、自ノード宛パケットなどが入力される。
このようなレイヤ3スイッチについては、特許文献1〜4などに開示されている。
特開2006−033714号公報 特開2006−081057号公報 特開2005−210556号公報 特開2004−274441号公報
上述したファーストパケット方式のレイヤ3スイッチでは、IPパケット転送部6においてCPU4へのパケットの流量制御を行っているが、1つの装置内に複数の仮想ルータを設定した状態で、それぞれの仮想ルータからファーストパケットが大量に送信された場合、仮想ルータ毎にファーストパケット送出量の偏りが発生し、極端な場合には、全くファーストパケットを送出できない仮想ルータが存在してしまうという問題がある。
このようなCPUへのパケットの流量制御では、CPUのリソース使用態(負荷状態)に応じてパケットの流量制御をすることは可能であるが、送出元の仮想ルータに対するチェック機能が存在していないために、仮想ルータ単位でのファーストパケット送出量に偏りが発生したり、ある仮想ルータ(図5では、仮想ルータVR#N)では、なかなかファーストパケットが受け付けてもらえないといった、不公平性が発生するという問題もある。
そこで、本発明の目的は、CPUの輻輳を回避しつつ、仮想ルータ単位でのファーストパケット送出量に偏りなく、CPUに対してファーストパケットを送出することができるレイヤ3スイッチ装置及びその制御方法を提供することである。
本発明によるレイヤ3スイッチ装置は、ファーストパケットがパケット転送部を介して、そのヘッダ情報を検索処理するヘッダ情報検索手段に送信されるように構成されたファーストパケット方式のレイヤ3スイッチ装置であって、複数の仮想ルータ(Virtual Router)毎に対応して設けられかつ前記パケット転送部から前記ヘッダ情報検索手段宛てのファーストパケットに対して夫々に流量制御を行う複数の第一のシェーパーキューと、前記複数の第一のシェーパーキューにて流量制御が行われたファーストパケットに対して流量制御を行う第二のシェーパーキューと、前記ヘッダ情報検索手段の負荷状態に応じて前記第二のシェーパーキューの前記ヘッダ情報検索手段へのパケットの流量を動的に制御する制御手段とを含む。
本発明によるレイヤ3スイッチ装置の制御方法は、ファーストパケットがパケット転送部を介して、ヘッダ情報を検索処理するヘッダ情報検索手段に送信されるように構成されたファーストパケット方式のレイヤ3スイッチ装置の制御方法であって、複数の仮想ルータ(Virtual Router)毎に対応して設けられた複数の第一のシェーパーキューにより、前記パケット転送部から前記ヘッダ情報検索手段宛てのファーストパケットに対して流量制御を行うステップと、第二のシェーパーキューを用いて前記複数の第一のシェーパーキューにて夫々流量制御が行われたファーストパケットに対して流量制御を行うステップと、前記ヘッダ情報検索手段の負荷状態に応じて前記第二のシェーパーキューの前記ヘッダ情報検索手段へのパケットの流量を動的に制御するステップとを含む。
本発明によれば、CPUの輻輳(過負荷)状態を回避しつつ、仮想ルータ毎に偏りなく公正に、CPUにファーストパケットを送出することができるという効果がある。
以下に、本発明の実施の形態について説明するが、それに先立って本発明の原理を述べる。すなわち、本発明によるレイヤ3スイッチ装置では、仮想ルータ毎に割り当てた第一のシェーパーキューによって、CPU向けファーストパケットを仮想ルータ毎に流量制御し、そして、第二のシェーパーキューによって、仮想ルータ毎に流量制御されたファーストパケットのCPU向け流入量(流入総帯域)をCPUリソース使用状態に基づいて動的に流量制御するよう構成する。これにより、CPUにおける輻輳(過負荷)状態を回避しつつ、仮想ルータ毎のファーストパケット送出量の偏り(不公平性)を削減することが可能となるものである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態によるレイヤ3スイッチのインタフェースユニットの構成を示すブロック図である。図1においては、本発明の一実施の形態によるファーストパケット方式のレイヤ3スイッチ内部の第一のシェーパーキューの状態及びIPパケットのフロー状態をも表している。
図1において、本発明の一実施の形態によるレイヤ3スイッチは、インタフェースユニット1と、CPU4と、このCPU4におけるリソースの使用状態(以下、単にCPU使用状態と称す:負荷状態でもある)を監視して、この監視結果に基いてIPパケット転送部2内の第二のシェーパーキューの流量制御をなす監視制御部7とを含んで構成されている。そして、このレイヤ3スイッチは、仮想ルータVR#1〜VR#Nが設定されているものとする。
ここで、CPU4は、前述したように、IPパケット転送部2から通信フローのファーストパケットを受信して、このファーストパケットのヘッダ情報を検索し、この検索結果に応じて、IPパケット転送部2に対して、通信フローのキャッシュエントリを作成するよう制御する処理を行うものである。
具体的には、CPU4は、ファーストパケットのヘッダ情報を検索してこれにに含まれるIPアドレス(宛先及び送信元)や通信フローのプロトコル種別などを基に、IPパケット転送部2が通信フローのキャシュエントリを作成するよう制御するものである。
IPパケット転送部2は、この作成した通信フローのキャシュエントリを元に、ファーストパケット以降のパケット(セカンドパケットやサードパケットなど)のハードウェア転送を行うものである。なお、通信フローのキャッシュエントリとは、通信フローを装置としてどのような処理(転送処理を含む)を行うのかという情報を、一時的にメモリに書き込んだものであり、周知であるので詳述しない。
インタフェースユニット1はIPパケット転送部2と、物理ポート3とを含み、IPパケット転送部2は、仮想ルータVR#1〜VR#N毎にそれぞれ対応して設けられ(割り当てられ)、かつCPU4向けのファーストパケットを、仮想ルータVR#1〜VR#N毎に流量制御する第一のシェーパーキュー22〜24と、この第一のシェーパーキュー22〜24から供給されるファーストパケットの流量制御をなす第二のシェーパーキュー21とを含む。
監視制御部7は、この第二のシェーパーキュー21の流量の制御を行うものであり、すなわち、この監視制御部7は、CPU4のリソース使用状態を監視して、この監視結果に基づいて、第二のシェーパーキュー21に対して、ファーストパケットのCPU4向け流入量を、動的に流量制御するものである。
各IPパケットのフローは、仮想ルータVR#1のファーストパケットフロー121、仮想ルータVR#2のファーストパケットフロー122、仮想ルータVR#Nのファーストパケットトフロー123とする。仮想ルータVR#1〜VR#N毎のキューは、仮想ルータVR#1の第一のシェーパーキュー22、仮想ルータVR#2の第一のシェーパーキュー23、仮想ルータVR#Nの第一のシェーパーキュー24としている。
図2は、図1に示した第二のシェパーキュー21の状態遷移を示す図である。図2において、通常状態S1は、CPU使用率がN%未満(N<100%)の状態、輻輳状態S2は、CPU使用率がN%以上の状態、輻輳状態回避制御状態S3はCPU使用率が100%になった後に推移する状態である。
以下、図1と図2とを参照して本発明の一実施の形態によるレイヤ3スイッチの動作について説明するが、その前に、図5を使用して、一般的な方法による、CPU向けファーストパケットの流量制御について説明する。
インタフェースユニット5に入ってきたファーストパケット161〜163は、仮想ルータに関係なく、全てシェーパーキュー61によって流量制御されて送出される。図5に示すように、比較的流量が多い仮想ルータVR#1及び仮想ルータVR#2のファーストパケットはCPU4に送出されるが、より少ない流量の仮想ルータVR#Nのファーストパケット163(二点鎖線)は破棄されてしまっている。従って、この図5の構成では、流量の少ない仮想ルータのファーストパケットは、CPUに対して送出されず、よって仮想ルータ単位で、ファーストパケット送出量の偏りが発生することになる。
次に、図1を参照して本発明の一実施例によるレイヤ3スイッチのCPU向けファーストパケットの流量制御の動作について説明する。
インタフェースユニット1に入ってきたファーストパケット121〜123は、先ず、仮想ルータVR#1〜VR#N毎に対応して設けられた第一のシェーパーキュー22〜24によってそれぞれ流量制御される。これら第一のシェーパーキュー22〜24の各々は、予め設定された固定長のキューであり、このキュー長をオーバして流入するパケットは破棄されることにより、仮想ルータVR#1〜VR#N毎の各パケットの流量制御が行われるのである。
その後、第二のシェパーキュー21にて、ラウンドロビン方式によってスケジューリングが行われることになる。すなわち、CPU4のリソースの使用状態と連動して動的に、第二のシェパーキュー21の送信帯域幅(CPU向けのパケット流量)が、監視制御部7により制御される。そして、第二のシェーパーキュー21から、流量制御されたパケットがCUP4に送出される。最終的に、仮想ルータVR#1〜VR#Nのファーストパケット121〜123は、大略同じレートでCPU4に送出される。
ここで、第二のシェーパーキュー21の動作について、図2を使用して詳細を説明する。第二のシェーパーキュー21は通常のCPU低負荷状態の場合、図2に示す通常状態S1である。この状態では、輻輳制御は行われない。
ここからある一定のCPU使用率N%(N<100%)以上になった場合、第二のシェーパーキュー21は輻輳状態S2に状態が推移する(図2のS4)。この状態で、輻輳制御が行われる。ここでの輻輳制御は、ある一定時間(秒)おきに、CPU処理対象パケットの量に応じて流量制御量を見直しながら、制御を行っていく。ここで、ある一定時間(秒)の間、常時CPU使用率がある値M%(M<N)以下であれば、通常状態S1に移行する(図2のS5)。
逆に、輻輳状態S2からCPU使用率が100%になってしまった場合、輻輳状態回避制御の状態S3に推移する(図2のS6)。この状態では、(1)ファーストパケットを大幅に流量制御、(2)CPU使用率がR%(M<R<N)を下回れば、第二のシェーパーキューのCPU向け流量(送信帯域幅)を増加させる。CPU向け流量を増加させたことによって、CPUが再度輻輳状態に陥った場合には、(1)の処理に戻る。(3)輻輳状態S2の時と同様に、ある一定時間(秒)の間、常時CPU使用率がある値M%(M<N)以下であれば、通常状態S1に移行する(図2のS7)。
輻輳状態回避制御の状態S3について、より具体的に説明すると、輻輳状態S2に陥ると、第二のシェーパーキュー21の流量が絞られると同時に、この第二のシェーパキュー21へのパケット取り込みの際に、仮想ルータVR毎に第一のシェーパキュー22〜24を夫々通過してきたパケットを、ラウンドロビン方式にて、順番に取り込むことになる。
このように、本実施例では、仮想ルータVR#1〜VR#N毎に割り当てた第一のシェーパーキュー22〜24によって、CPU向けのファーストパケットを、仮想ルータVR#1〜VR#N毎にそれぞれ独立に流量制御し、第二のシェーパーキュー21で、仮想ルータVR#1〜VR#N毎に流量制御されたファーストパケットのCPU向け総送信帯域幅を、CPU使用率に基づいて動的にシェーピング制御することにより、CPU4の輻輳を回避しつつ、仮想ルータVR#1〜VR#N毎のファーストパケット送出量の偏りを削減することができる。
すなわち、第一のシェーパーキュー22〜24によって、仮想ルータVR毎の不公平さを緩和し、第二のシェーパーキュー21によって、CPUでの輻輳状態を回避するようにしているのである。
図3は本発明の他の実施の形態のレイヤ3スイッチの構成及びその内部のシェーパーキューの状態を示し、図4は同じくその内部のIPパケットのフロー状態を示す図である。図3及び図4において、図1と同等部分は同一符号により示している。
本実施の形態では、図1の構成の他に、CPU4の内部に、第一のシェーパーキュー監視制御部41を設け、この第一のシェーパーキュー監視制御部41により、第一のシェーパーキュー22〜24の各流入量(単位時間当たりの流入量)をそれぞれ監視し、この監視結果に基いて、第一のシェーパーキュー22〜24の各流量の動的制御を行うものである。他の構成は図1に示した実施の形態の構成と同一である。
図3及び図4においても、各IPパケットのフローを、仮想ルータVR#1のファーストパケットフロー121、仮想ルータVR#2のファーストパケットフロー122、仮想ルータVR#Nのファーストパケットトフロー123としている。仮想ルータVR#1〜VR#N毎のキューは、仮想ルータVR#1の第一のシェーパーキュー22、仮想ルータVR#2の第一のシェーパーキュー23、仮想ルータVR#Nの第一のシェーパーキュー24としている。
これら図3及び図4を参照して,この実施例2によるCPU向けファーストパケット流量制御動作について説明する。
まず、図3を参照すると、インタフェースユニット1に入ってきたファーストパケット121〜123の各々は、先ず、それぞれ対応する仮想ルータVR#1〜VR#N毎の第一のシェーパーキュー22〜24によって流量制御されることになる。本実施例では、CPU4における第一のシェーパーキュー監視制御部41が、仮想ルータVR#1〜VR#N毎の第一のシェーパーキュー22〜24の単位時間当たりの流入量をそれぞれ監視し、その監視結果に応じて、各シェーパーキュー22〜24の流量制御がなされる。
図4を参照すると、ファーストパケットの流入量が少ない仮想ルータVR#2の第一のシェーパーキュー23の流量を減少させ、ファーストパケットの流入量が多い仮想ルータVR#Nの第一のシェーパキュー24の流量を増加させている。流量を制御するためには、キューの長さを制御すれば良く、例えば、流量を減少させたい場合には、キューの長さを小とし、逆に、流量を増加させたい場合には、キューの長さを大とするのである。
このように、本実施例では、仮想ルータVR毎の第一のシェーパーキューの各単位時間当たりの流入量を監視して、この監視結果に基いて第一のシェーパーキューの各流量制御をなすことによって、仮想ルータVR#1〜VR#N単位で、大幅に増加したファーストパケットを破棄することなく、CPUへ供給することができる。
仮想ルータVR#1〜VR#N毎の第一のシェーパーキュー22〜24にてシェーピンされたパケットに対する以降の手順は、図1に示す本発明の一実施例と同様である。つまり、ファーストパケット121〜123は、第二のシェーパーキュー21において、ラウンドロビン方式によってスケジューリングが行われ、CPU4のリソース使用状態と連動して動的にCPU向けの流量が制御されて、CUP4に送出されることになる。
上述した各実施の形態における動作は、予めその動作手順をプログラムとしてROMなどの記録媒体に格納しておき、これをコンピュータにより読み取らせて実行させるように構成できることは勿論である。
本発明の一実施の形態による機能ブロック図である。 図1に示す第二のシェパーキューの状態遷移を示す状態遷移図である。 本発明の他の実施の形態による機能ブロック図である。 図3に示したレイヤ3スイッチ内部のシェーパーキューの状態及びIPパケットのフロー状態を示す図である。 レイヤ3スイッチのインタフェースユニットの関連技術の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 インタフェースユニット
2 IPパケット転送部
3 物理ポート
4 CPU
7 監視制御部
21 第二のシェーパーキュー
22〜24 第一のシェーパーキュー
41 第一のシェーパーキュー監視制御部

Claims (8)

  1. 通信フローのファーストパケットが、パケット転送部を介して、そのヘッダ情報を検索処理するヘッダ情報検索手段に送信されるよう構成されたファーストパケット方式のレイヤ3スイッチ装置であって、
    複数の仮想ルータ(Virtual Router)毎に対応して設けられかつ前記パケット転送部から前記ヘッダ情報検索手段宛てのファーストパケットに対して夫々に流量制御を行う複数の第一のシェーパーキューと、
    前記複数の第一のシェーパーキューにて流量制御が行われたファーストパケットに対して流量制御を行う第二のシェーパーキューと、
    前記ヘッダ情報検索手段における負荷状態に応じて前記第二のシェーパーキューの前記ヘッダ情報検索手段へのパケットの流量を動的に制御する制御手段と、を含むことを特徴とするレイヤ3スイッチ装置。
  2. 前記第二のシェーパーキューは、ファーストパケットに対してラウンドロビン方式によってスケジューリングを行うことを特徴とする請求項1記載のレイヤ3スイッチ装置。
  3. 前記仮想ルータ毎の第一のシェーパーキューの各流入量を監視してその監視結果に基づいて前記第一のシェーパーキューの各流量をそれぞれ動的に制御する制御手段を、更に含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のレイヤ3スイッチ装置。
  4. 前記パケットはIP(Internet Protocol )パケットであることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のレイヤ3スイッチ装置。
  5. 通信フローのファーストパケットが、パケット転送部を介して、そのヘッダ情報を検索処理するヘッダ情報検索手段に送信されるよう構成されたファーストパケット方式のレイヤ3スイッチ装置の制御方法であって、
    複数の仮想ルータ(Virtual Router)毎に対応して設けられた複数の第一のシェーパーキューにより、前記パケット転送部から前記ヘッダ情報検索手段宛てのファーストパケットに対して流量制御を行うステップと、
    第二のシェーパーキューを用いて前記複数の第一のシェーパーキューにて夫々流量制御が行われたファーストパケットに対して流量制御を行うステップと、
    前記ヘッダ情報検索手段の負荷状態に応じて前記第二のシェーパーキューの前記ヘッダ情報検索手段へのパケットの流量を動的に制御するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  6. 前記第二のシェーパーキューが、ファーストパケットに対してラウンドロビン方式によってスケジューリングを行うことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記仮想ルータ毎の第一のシェーパーキューの各流入量を監視してその監視結果に基づいて前記第一のシェーパーキューの流量をそれぞれ動的に制御するステップを、更に含むことを特徴とする請求項5または6記載の方法。
  8. 前記パケットはIP(Internet Protocol )パケットであることを特徴とする請求項5〜7いずれか記載の方法。
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