JP2008180811A - 液晶表示装置 - Google Patents

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浩巳 加藤
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Abstract

【課題】発熱量が少なく、静音化及び小型化が可能であって、且つ高解像度の画像の取り込みを可能とし得る液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示パネル2と、結像光学系及び固体撮像素子を有する撮像部4と、バックライト装置5とを備えた液晶表示装置を用いる。バックライト装置5は、光源8と光学層6とを備える。光学層6には開口部9が設けられている。撮像部4は、観察者側から液晶表示パネル2に入射し、それを透過した光が、開口部9を介して結像光学系に入射するように、バックライト装置5の内部に配置される。撮像部4は、結像光学系に入射した光を固体撮像素子で受光することによって、液晶表示パネル2の観察者側の状態を撮像する。開口部9は、開口形状が固体撮像素子の受光エリアの形状と相似するように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像入力機能を備えた液晶表示装置に関する。
近年、表示装置の分野においては、表示機能に加え、入力機能をも兼ね備えた表示装置が普及してきている。このような表示装置の一例としては、タッチパネル付の表示装置が挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示の表示装置は、プロジェクタから照射した光を表示領域へと導き、導かれた光のうち表示領域上に置かれたユーザの指で反射された光をCCDカメラで受光することによってタッチ位置の検出を行なっている。
また、タッチパネル付の表示装置の他に、画像そのものを取り込むことができるように構成された液晶表示装置も開示されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に開示された表示装置は、アクティブマトリクス基板上にマトリクス状に配置された複数個のフォトダイオードを備えており、これにより、表示画面上の物体の画像を取り込んでいる。
特開2001−350586号公報(第1図) 特開2004−159273号公報(第2図−第3図)
しかしながら、特許文献1に開示の表示装置においては、プロジェクタを使用する必要があるため、電源ファンによる騒音が大きいという問題、発熱量が大きいという問題、装置全体を小型化できないという問題がある。
また、特許文献2に開示の表示装置は、画像の取り込みを可能とする構成を備えているが、結像光学系を備えていないため、特許文献2に開示の表示装置において、鮮明な取り込み画像を得ることは不可能である。特許文献2の表示装置には、高解像度の取り込みを行なうことが不可能であるという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解消し、発熱量が少なく、静音化及び小型化が可能であって、且つ高解像度の画像の取り込みを可能とし得る液晶表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明における液晶表示装置は、液晶表示パネルと、結像光学系及び前記結像光学系によって結像された像を受光する固体撮像素子を有する撮像部と、前記液晶表示パネルを裏面側から照明するバックライト装置とを備え、前記バックライト装置は、光源と、前記光源の前記液晶表示パネル側に配置された光学層とを備え、前記光学層には開口部が設けられ、前記撮像部は、観察者側から前記液晶表示パネルに入射し、それを透過した光が、前記開口部を介して前記結像光学系に入射するように、前記バックライト装置の内部に配置されており、前記結像光学系に入射した光を前記固体撮像素子で受光することによって、前記液晶表示パネルの観察者側における状態を撮像し、前記開口部は、開口形状が前記固体撮像素子の受光エリアの形状と相似するように形成されていることを特徴とする。
以上のように、本発明における液晶表示装置によれば、液晶表示パネルによって画像を表示できるため、従来の画像入力機能付きの表示装置に比べて、発熱量の減少化、静音化及び小型化を達成できる。更に、本発明における液晶表示装置は、結像光学系を有する撮像部を備えるため、従来の画像入力機能を備えた表示装置に比べ、高解像度で画像を取り込むことができる。
本発明における液晶表示装置は、液晶表示パネルと、結像光学系及び前記結像光学系によって結像された像を受光する固体撮像素子を有する撮像部と、前記液晶表示パネルを裏面側から照明するバックライト装置とを備え、前記バックライト装置は、光源と、前記光源の前記液晶表示パネル側に配置された光学層とを備え、前記光学層には開口部が設けられ、前記撮像部は、観察者側から前記液晶表示パネルに入射し、それを透過した光が、前記開口部を介して前記結像光学系に入射するように、前記バックライト装置の内部に配置されており、前記結像光学系に入射した光を前記固体撮像素子で受光することによって、前記液晶表示パネルの観察者側における状態を撮像し、前記開口部は、開口形状が前記固体撮像素子の受光エリアの形状と相似するように形成されていることを特徴とする。
以上の特徴により、バックライト装置の光学層に設ける必要のある開口部の大きさは、必要最小限に抑えられる。よって、この開口部が、液晶表示パネルを介して外部から視認されるのを抑制でき、開口部の視認による表示品位の低下が抑制される。
また、上記本発明における液晶表示装置においては、前記開口部の形状が、長辺の長さをd1とし、且つ短辺の長さをd2とする長方形状を呈しており、前記光学層の前記液晶表示パネル側に円形黒色の印を付し、その状態で、前記バックライト装置を点灯し、そして前記液晶表示パネルの表示領域全体が白表示されるように前記液晶表示パネルを駆動したときの、前記表示領域上の前記印に厚み方向において重なる領域の輝度をLU1とし、前記円形黒色の印が付されていない状態で、前記バックライト装置を点灯し、そして前記液晶表示パネルの表示領域全体が白表示されるように前記液晶表示パネルを駆動したときの、前記表示領域上の前記LU1を測定した領域と同一の領域の輝度をLU2とし、輝度LU2に対する輝度LU1の比(LU1/LU2)を90%以上とする前記印の直径をΦとすると、下記式(1)が成立するのが好ましい。この場合は、バックライト装置の光学層に形成された開口部が、観察者側から視認されるのを確実に抑制することができ、表示画像の画質の向上を図ることができる。
(数2)
πr2=d1・d2 ・・・・・(1)
また、上記本発明における液晶表示装置は、前記液晶表示パネルの観察者側へ検出光を出射する検出光源部を更に備え、前記撮像部が、観察者側から前記液晶表示パネルに入射し、それを透過した後に、前記開口部を介して前記結像光学系に入射した前記検出光を受光するのが好ましい。この場合は、撮像画像の解像度の向上を図ることができる。
更に、この場合においては、前記検出光の波長が700nm以上であり、前記撮像部が、700nm以上の波長の光のみを透過させる光学フィルタを備え、前記光学フィルタを透過した光のみを受光するのが良い。これにより、可視光によるノイズが除去され、更なる撮像画像の高解像度化が図られる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における液晶表示装置について、図1〜図6を参照しながら説明する。最初に、本実施の形態における液晶表示装置の構成について図1〜図4を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における液晶表示装置の概略構成を示す断面図である。図2は、図1に示す液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。図3は、図1及び図2に示されたバックライト装置の上面図である。図4は、本実施の形態における液晶表示装置に備えられた撮像部の構成を示す図であり、図4(a)は撮像部の全体構成を示す断面図、図4(b)は撮像素子の外観を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、液晶表示装置は、液晶表示パネル2と、撮像部4と、液晶表示パネル2を裏面側から照明するバックライト装置5とを備えている。本実施の形態において、液晶表示パネル2は、透過型又は半透過型の液晶表示パネルである。液晶表示パネル2は、アクティブマトリクス基板2cと、フィルタ基板(対向基板)2aとによって液晶層2b挟み込んで形成されている。
アクティブマトリクス基板2cは、ベース基板となるガラス基板上に、マトリクス状に配置された複数の画素を備えている。各画素は、主にアクティブ素子(図示せず)と画素電極とを備えている。また、液晶表示パネル2の表示面において、この複数の画素が設けられた領域と厚み方向(図1中の太線の矢印で示す)において重なる領域が、表示領域3となる。
また、図1〜図3に示すように、バックライト装置5は、光源となる複数の蛍光ランプ8と、光学層6とを備えている。光学層6には、撮像部4による撮像が光学層6によって妨げられないようにするため、撮像部4毎に開口部9が設けられている。複数の蛍光ランプ8は、バスタブ型の筐体7の内部に互いに平行な状態で配置されている。図2においては、光学層6及び筐体7は破線で示している。また、図示していないが、筐体7の内面には反射シートが貼付されている。光学層6は、拡散板、拡散シート、プリズムシート、反射/偏光シート等を順に積層して形成されている。
撮像部4は、観察者側から液晶表示パネル2に入射し、それを透過した光が、開口部9を介して結像光学系(図4(a)参照)に入射するように、バックライト装置5の内部に配置されている。具体的には、撮像部4は、筐体7内の隣接する蛍光ランプ8の間に、撮像方向がバックライト装置5の出射方向に一致した状態で配置されている。開口部9は、撮像部4が受光する光の光学的経路と重なる位置に、即ち、開口部9と受光エリア23とが厚み方向において重なるように配置されている。
図4(a)に示すように、撮像部4は、結像光学系を構成するレンズ素子21と、固体撮像素子22とを備えている。また、本実施の形態では、レンズ素子21の光軸21aと、固体撮像素子22の受光エリア23(図4(b)において斜線を付した領域)の中心を通る法線22aとは一致している。固体撮像素子22としては、CCD固体撮像素子や、MOS型固体撮像素子等を用いることができる。また、図4(a)において、24はレンズ素子21及び固体撮像素子22を保持するフレームである。25は、設定波長以上の波長の光のみを透過させる光学フィルタ(ハイパスフィルタ)である。
このような構成により、撮像部4は、結像光学系(レンズ素子21)に入射した光を固体撮像素子22によって受光することができる(図1参照)。例えば、液晶表示パネル2の表示領域3上に、被写体1(ヒトの指先)が存在する場合、被写体1の反射光が、液晶表示パネル2及び開口部9を介して、撮像部4の結像光学系に入射する。この結果、液晶表示パネル2の観察者側における状態(被写体1)が、撮像部4によって撮像される。
また、撮像部4の光学的撮像距離(結像光学系の焦点距離)を稼ぐため、液晶表示パネル2とバックライト装置5とは、従来の液晶表示装置に比べ、距離を置いて配置される。液晶表示パネル2とバックライト装置5とは、フレーム12によって、一定の距離L1を置いて保持されている。例えば、液晶表示パネル2の大きさが、30インチ程度であるならば、液晶表示パネル2とバックライト装置5との距離L1は15cm程度に設定される。
本実施の形態において、撮像部4の個数は特に限定されるものではないが、図1〜図3に示すように、複数個の撮像部4が配置されているのが好ましい。更に、複数個の撮像部4は、それぞれが異なる領域を撮像できるように配置されるのが好ましい。この場合、単一の撮像部しか設けられない場合に比べて、撮像部4それぞれの撮像領域を狭くすることができ、撮像部4が求める光学的撮像距離を短くすることができる。よって、液晶表示パネル2とバックライト装置5との間の距離L1の短縮化により、液晶表示装置の薄型化を図ることができる。
更に、複数個の撮像部4それぞれの撮像領域は、被写体1の位置の認識が正確に行われるようにするため、隣接する撮像領域同士が部分的に重なり合うように設定するのが好ましい。また、表示領域3の上方に存在するものまでも、被写体1として撮像できるようにするため、撮像部4の結像光学系の合焦範囲は、液晶表示パネル2の表面近傍、例えば、表示領域3から観察者側に1cmの範囲内に設定するのが好ましい。
また、本実施の形態では、液晶表示装置は、液晶表示パネル2の観察者側の空間に向けて、即ち、被写体1に向けて検出光を出射する検出光源部10を更に備えている。検出光源部10は、並列に配列された複数の発光素子11(図1参照)を備えている。発光素子11としては、例えば、設定波長の光を照射する発光ダイオードを用いることができる。撮像部4は、被写体1で反射された検出光を受光することによって、撮像を行うことができる。検出光は、観察者側から液晶表示パネルに入射し、それを透過した後に、開口部9を介してレンズ素子21に入射する。レンズ素子21に入射した検出光は、固体撮像素子22によって受光される。
本実施の形態では、検出光源部10は光量ロスを少なくするため、表示領域3の周辺の領域に配置されている。具体的には、図2に示すように、4つの検出光源部10が、表示領域3のいずれかの辺に沿って、表示領域3を囲むように配置されている。各検出光源部10は、対向位置にある検出光源部10に向けて検出光を出射している。本実施の形態において、検出光源部10の数は特に限定されるものではない。例えば、検出光源部10の数が二つであって、対向する2辺にのみ検出光源部10が配置された態様であっても良い。
本実施の形態において検出光の波長は、700nm以上に設定するのが良い。この場合、液晶表示パネル2に備えられたカラーフィルタや偏光板に対する検出光の透過性の向上を図ることができる。また、透過性の更なる向上の点からは、検出光の波長は、800nm以上、特には850nm以上に設定するのが好ましい。また、これに対応するため、撮像部4の光学フィルタ25は、波長が700nm以上の光のみを透過させるハイパスフィルタであるのが好ましい。
ところで、このように、撮像部4がバックライト装置5の内部に配置されるため、バックライト装置5の発光面(図3参照)では、撮像窓となる開口部9が設けられた領域の輝度が低下する。よって、観察者によって開口部9が視認される可能性があり、視認された場合は、表示画像の画質の低下が引き起こされる。
このような外部からの開口部9の視認を抑制するためには、撮像部4による撮像を妨げない範囲で、開口部9の大きさを可能な限り小さくする必要がある。具体的には、図2〜図4に示すように、開口部9の有効利用によるサイズの拡大の抑制を図るため、開口部9の開口形状は固体撮像素子22(図4(a)参照)の受光エリア23の形状と相似するように形成される。つまり、開口部9は、長辺d1と短辺d2との比が、受光エリア23の長辺D1と短辺D2との比に一致するように形成されている(d1:d2=D1:D2)。
また、開口部9の大きさ(開口面積)がある程度まで小さくなると、開口部9の外部からの視認は困難になる。視認が困難になる大きさは、液晶表示パネル2とバックライト装置5との距離(図1参照)にも関係する。よって、本実施の形態においては、開口部9の大きさの設定は、液晶表示パネル2とバックライト装置5との距離と、開口部9の外部からの視認の程度とを考慮しながら行われる。
ここで、開口部の大きさの設定方法について図5及び図6を用いて説明する。図5は、バックライト装置の光学層に付された印の視認検査を示す説明図である。図6は、図5に示した視認検査によって得られた結果を示すグラフである。図5において、バックライト装置14は、光学層13に開口部9が設けられていない以外は、図1〜図3に示されたバックライト装置5と同様に構成されている。また、図6において縦軸は、液晶表示パネル2とバックライト装置14との距離を示し、横軸はバックライト装置14の光学層13に付された黒色円形の印の直径を示している。
先ず、図5に示すように、光学層13の液晶表示パネル2側に円形黒色の印31〜35を付する。各印の直径はそれぞれ異なり、Φ1、Φ2、Φ3、Φ4、Φ5に設定されている(Φ1<Φ2<Φ3<Φ4<Φ5)。そして、印31〜35が付された状態で、バックライト装置14を点灯すると共に、表示領域3全体が白表示されるように液晶表示パネル2を駆動する。また、このときの液晶表示パネル2からバックライト装置14までの距離(パネル裏面から発光面までの距離)は、図1に示した例と同様にL1に設定されている。
次いで、印31〜35毎に、それぞれに厚み方向において重なる表示領域3上の輝度LU1(1)〜LU1(5)を測定する。続いて、円形黒色の印31〜35を取り除き、表示領域3上のLU1(1)〜LU1(5)を測定した領域と同一の領域の輝度LU2(1)〜LU2(5)を測定する。輝度の測定は、市販の輝度計(たとえばトプコン社製BM−5a)を用いて、次の要領で行われる。
先ず、バックライト装置14及び液晶表示パネル2を暗室に配置する。次に、輝度の測定方向が液晶表示パネル2の表示面に対して垂直となるように輝度計を設置し、そして輝度を測定する。このとき、輝度計と表示面との距離や、測定視野角は、輝度計の被測定領域の直径が最も小さい印31の直径Φ1の約半分となるように設定するのが良い。なお、上記の測定作業は、印31〜印35毎に、各印の位置に応じて輝度計を移動させながら、上記の距離及び測定視野角の条件を同一にして行われる。印を取り除いた場合も同様である。
本実施の形態において、LU1及びLU2の測定順序は、上記に限定されものではない。測定順序は上記とは逆になっていても良い。また、本実施の形態では、印が取り除かれたときの輝度として、各印に対応する領域の輝度を測定しているが、これに限定されるものではない。例えば、印が取り除かれたときの表示領域内の任意の数箇所の輝度を測定し、その平均値を求め、これを共通のLU2として扱う態様とすることもできる。
そして、印が存在しない場合の輝度LU2(1)〜LU2(5)それぞれに対する、印が存在する場合のLU1(1)〜LU1(5)の比(LU1(n)/LU2(n):n=1、2、3、4、5)を求める。このとき、算出された比が90%以上である場合は、印の外部からの視認は極めて困難となる。図6において直線は、比が90%になる場合を示している。図5及び図6の例では、直径がΦ2の印32についての比が90%となり、直径がΦ1の印31についての比は90%以上となる。印31及び32についての視認は困難である。一方、残りの印33〜35では、それぞれの比は90%より小さな値となり、容易に視認可能である。
このことから、本実施の形態では、開口部9は、その面積(d1・d2)が、印32の面積以下となるように、即ち、下記式(1)が成立するように形成するのが好ましい。なお、下記式(1)において、Φ≦Φ2である。
(数3)
πΦ2/4=d1・d2 ・・・・(1)
以上のように本実施の形態における液晶表示装置によれば、バックライト装置5の内部に配置した撮像部4によって、液晶表示パネル2の観察者側の状態を高解像度で撮像できる。また、バックライト装置5の光学層6に設けられる開口部9の大きさは最小限に抑えられ、殆ど外部から視認できなくなる。本実施の形態では、開口部9による表示品位の低下も抑制されている。
以上のように、本発明の液晶表示装置は、入力機能を備えており、パーソナルコンピュータ、テレビ、ゲーム機器等の表示装置として有用であり、産業上の利用可能性を有している。
図1は、本発明の実施の形態における液晶表示装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、図1に示す液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。 図3は、図1及び図2に示されたバックライト装置の上面図である。 図4は、本実施の形態における液晶表示装置に備えられた撮像部の構成を示す図であり、図4(a)は撮像部の全体構成を示す断面図、図4(b)は撮像素子の外観を示す斜視図である。 図5は、バックライト装置の光学層に付された印の視認検査を示す説明図である。 図6は、図5に示した視認検査によって得られた結果を示すグラフである。
符号の説明
1 被写体
2 液晶表示パネル
2a フィルタ基板(対向基板)
2b 液晶層
2c アクティブマトリクス基板
3 表示領域
4 撮像部
5、14 バックライト装置
6、13 光学層
7 筐体
8 蛍光ランプ
9 開口部
10 検出光源部
11 発光素子
12 フレーム
21 レンズ素子
21a レンズ素子の光軸
22 固体撮像素子
23 受光エリア
24 撮像部のフレーム
31〜35 印

Claims (4)

  1. 液晶表示パネルと、結像光学系及び前記結像光学系によって結像された像を受光する固体撮像素子を有する撮像部と、前記液晶表示パネルを裏面側から照明するバックライト装置とを備え、
    前記バックライト装置は、光源と、前記光源の前記液晶表示パネル側に配置された光学層とを備え、前記光学層には開口部が設けられ、
    前記撮像部は、観察者側から前記液晶表示パネルに入射し、それを透過した光が、前記開口部を介して前記結像光学系に入射するように、前記バックライト装置の内部に配置されており、前記結像光学系に入射した光を前記固体撮像素子で受光することによって、前記液晶表示パネルの観察者側における状態を撮像し、
    前記開口部は、開口形状が前記固体撮像素子の受光エリアの形状と相似するように形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記開口部の形状が、長辺の長さをd1とし、且つ短辺の長さをd2とする長方形状を呈しており、
    前記光学層の前記液晶表示パネル側に円形黒色の印を付し、その状態で、前記バックライト装置を点灯し、そして前記液晶表示パネルの表示領域全体が白表示されるように前記液晶表示パネルを駆動したときの、前記表示領域上の前記印に厚み方向において重なる領域の輝度をLU1とし、
    前記円形黒色の印が付されていない状態で、前記バックライト装置を点灯し、そして前記液晶表示パネルの表示領域全体が白表示されるように前記液晶表示パネルを駆動したときの、前記表示領域上の前記LU1を測定した領域と同一の領域の輝度をLU2とし、
    輝度LU2に対する輝度LU1の比(LU1/LU2)を90%以上とする前記印の直径をΦとすると、
    下記式(1)が成立する請求項1に記載の液晶表示装置。
    (数1)
    πΦ2/4=d1・d2 ・・・・・(1)
  3. 前記液晶表示パネルの観察者側へ検出光を出射する検出光源部を更に備え、
    前記撮像部が、観察者側から前記液晶表示パネルに入射し、それを透過した後に、前記開口部を介して前記結像光学系に入射した前記検出光を受光する請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記検出光の波長が700nm以上であり、
    前記撮像部が、700nm以上の波長の光のみを透過させる光学フィルタを備え、前記光学フィルタを透過した光のみを受光する請求項3に記載の液晶表示装置。
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JP7472251B2 (ja) 2020-08-07 2024-04-22 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器

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