JP2008180186A - タービン動翼 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、環帯面積を増大するために長翼化しても、翼部,翼植え込み部に作用する遠心応力を材料の制限値以下とし、かつ、蒸気流路を確保できる根元翼形状を供えたタービン動翼を提供することにある。
【解決手段】
3600rpm(3000rpm)機用蒸気タービン最終段落翼において9.6m2(13.8m2)を超える環帯面積を有する蒸気タービン低圧最終段のタービン動翼であって、マルテンサイト鋼で形成され、タービン動翼の根元における翼の背側面7及び腹側面8のそれぞれが、曲率を有する入口側曲線領域12および出口側曲線領域13と、2つの曲線領域に挟まれ略直線に形成された領域の3つの領域から形成される。また、タービン動翼根元における翼形状は、翼ピッチtと翼のタービン軸方向幅BWの関係がBW/t≧5となるように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、低圧タービン最終段落に適用されるタービン動翼を備えた蒸気タービンに係り、特に、火力発電所等で使用する蒸気タービンに関する。
近年、蒸気タービンは高出力化,低コスト化への対応が求められている。これらに対応するために、低圧タービンの最終段落の動翼を長翼化し、蒸気がタービン動翼を通過する面積(以降環帯面積と呼ぶ)を増大させる方法がよくとられる。
環帯面積を増大させタービン動翼を流れる蒸気量を増やすことで、蒸気タービンの高出力化を図ることができ、また、低圧タービン一車室あたりの出力を増大させることができる。このため、たとえば従来二車室で使用していた出力帯の蒸気タービンの低圧車室数を一車室とすることで大幅にコストの低減が図られる。
低圧タービン最終段落動翼の長翼化に伴う大きな問題点の一つは、タービン動翼の回転中に、翼部や翼植え込み部に高い遠心応力が発生することである。これに対応するため、翼に作用する遠心力を小さくするために鋼系材料に比べより軽量なチタン合金で翼部を形成した例がある(例えば、特許文献1)。しかしながらチタン合金はコスト等の点で鋼系材料に比べ劣っている。
特開2003−65002号公報
鋼系材料で長翼化を図っていった場合、まず翼部に作用する遠心応力が材料強度の制限値を超えないように、翼の根元から先端まで各翼高さの翼断面積(ある翼高さにおいて翼を半径方向外周側から見た断面の面積)を各翼高さに作用する遠心力に応じて大きくしていかなければならない。鋼系材料はチタン合金に比べ材料密度が約2倍近く、翼の根元断面においては、翼部の重量により発生する遠心力を全て支える必要があるため、非常に大きな断面積が必要となる。この場合の問題点は、根元翼形状が大きくなり蒸気流路幅が確保できないこと、また、翼重量が重くなりすぎ、翼植え込み部に高い遠心応力が発生することである。したがって、蒸気流路を確保できる根元翼形状と高い遠心応力に抗する翼植え込み部が必要である。
低圧タービン最終段落動翼の長翼化に伴う大きな問題点のもう一つに、タービン動翼の振動問題がある。一般に、タービン動翼は、作動流体(蒸気)の流れ及びその乱れ成分によって、広範な周波数範囲で絶えず励振されている。これらの励振力に対する翼構造の振動応答には、各振動モードにおける固有振動数や減衰力の大きさが関連する。長翼化に伴い翼の剛性は低下し固有振動数が低下するため、振動応答は大きくなる。
本発明の目的は、環帯面積を増大するために長翼化しても、翼部,翼植え込み部に作用する遠心応力を材料の制限値以下とし、かつ、蒸気流路を確保できる根元翼形状を供えたタービン動翼を提供することにある。
また、本発明の目的は、さらに、運転中に発生する翼の振動応答を低減することが可能なタービン動翼を提供することにある。
本発明は、タービン動翼根元における翼の背側,腹側面は、曲率を有する蒸気入口側領域および蒸気出口側領域と、該二つの領域に挟まれる、背側,腹側面が略直線に形成された領域の3つの領域から形成されることを特徴とする。
また、本発明は、さらに、タービン動翼の先端部には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第一の連結部材が、翼の根元と第一の連結部材との間には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第二の連結部材が形成され、タービン動翼の根元部には、タービンディスク外周部に翼回転方向に複数でかつ軸方向端面側より直線に切られた溝に嵌合する翼植え込み部が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、環帯面積を増大するために長翼化しても、翼部,翼植え込み部に作用する遠心応力を材料の制限値以下とし、かつ、蒸気流路を確保できる根元翼形状を供えたタービン動翼が得られる。また、本発明によれば、さらに、運転中に発生する翼の振動応答を低減することが可能なタービン動翼が得られる。
特に、本発明によれば、鋼材製(マルテンサイト鋼製)タービン動翼において、翼部,翼植え込み部に作用する遠心応力を材料の制限値以下とし、運転中に発生する翼の振動応答を低減するよう、優れた減衰特性を有し、定格回転数3600rpm 機用蒸気タービン最終段落翼において9.6m2を超える環帯面積を有する、もしくは定格回転数3000rpm 機用蒸気タービン最終段落翼において13.8m2を超える環帯面積を有するタービン動翼が得られる。
以下、本発明の実施例を図面を用いながら説明する。
図1は、本発明の蒸気タービンの動翼を表す斜視図である。図1中、1は動翼(ブレード)、2は翼根元から翼先端にわたってねじれた翼部、3は翼先端部に設けられ翼背側に伸延するインテグラルカバー部(翼背側の第一の連結部材)、4は翼先端部に設けられ翼腹側に伸延するインテグラルカバー部(翼腹側の第一の連結部材)、5は翼中間部の翼背側に突出するタイボス(翼背側の第二の連結部材)、6は翼中間部の翼腹側に突出するタイボス(翼腹側の第二の連結部材)、15はプラットフォームである。インテグラルカバー部3,4及びタイボス5,6は何れも、翼部2と一体形に形成されている。また、タイボス5,6は、翼長方向の翼のほぼ中央部(翼長の1/2)に設けることが多いが、翼部のねじり剛性等に対応して、翼長方向の中央部よりも翼先端側或いは翼根元側に設けることもある。また、タイボス5,6は、ロータの軸方向線上の翼の前縁と後縁との間のほぼ中央部に設けることが多い。また、本発明の実施例の動翼はマルテンサイト鋼で形成されている。
プラットフォーム15は蒸気流路の半径方向内周面を形成する。一般にプラットフォーム15の周方向幅は翼ピッチtで形成され、またプラットフォーム15のタービン軸方向幅は翼のタービン軸方向幅BWより大きく形成される(図2参照)。
本発明の実施例の動翼の根元翼断面の翼形状について図2を用いて説明する。
本発明では根元翼断面における背側面7および腹側面8が、翼前縁9および翼後縁10からある曲率で形成される曲線の領域12(入口側曲線領域),13(出口側曲線領域)とそれらを結ぶほぼ直線の領域11(直線領域)から形成される形状としている。
低圧タービンの最終段落翼形状を決定する場合、翼先端の断面積と翼根元の断面積の決定が重要となる。翼先端の断面積により翼先端の重量が決まり、翼先端から下に作用する遠心力が決定されるため、この遠心力に抗するように翼先端から半径方向下側の断面積が決定される。これを翼先端より根元まで繰り返し翼根元の断面積まで決定される。
したがって翼先端を軽量化すればするほど翼根元の断面積を小さくでき、翼全体の重量を軽減できる。
図3に翼先端の翼形状を半径方向外周側から見た平面図を示す。翼先端断面における翼形状は流体性能上薄い板状に形成される。したがって翼の先端断面積は翼弦長Cと平均翼厚みδによってほぼ決定される。さらに翼弦長Cは流体性能上、翼ピッチtおよび翼出口角γによりC×cosγ>t となるように形成される必要があり、また平均翼厚みδは翼の製造上、加工可能な最小値が存在する。したがって翼先端の断面積を小さくするには自ずと限界がある。
図4に各翼高さ位置に対する断面積の分布をプロットした図を示す。図4は3600
rpm機の鋼材製動翼で環帯面積が最大の約8.3m2となる従来翼(例えば、日立評論2006.2(Vol.88 No.2)p.34。以下第1翼と呼ぶ)の断面積分布と同様にして計算した3600rpm 機の鋼材製動翼で環帯面積が約9.6m2となる翼(以下第2翼と呼ぶ)の断面積分布を比較している。横軸は翼長で無次元化した翼高さを示しており、縦軸には第1翼の根元における翼ピッチt=1とした時の翼の軸方向幅BW×翼ピッチt(=1)で無次元化している。
図4の第2翼の断面積分布を見ると、先端では第1翼の断面積とほぼ同じである(厳密には翼長が異なりピッチtが異なるためやや大きい)が、根元断面積で見ると第1翼よりも40%程度断面積を増やす必要がある。
次に、根元翼断面形状について述べる。流体性能上要求される翼形状は、図2に示す翼間の流路幅14を確保、つまり翼厚みを小さくすること、翼の入口角βmおよび出口角
γmを流体の流入角βs,流出角γsにできるだけ合わせること、翼間の流路幅14を蒸気入口側より出口側に向かって連続的に小さくしていくこと、翼の背側面,腹側面の曲率を大きくしないこと、また曲率の変化を大きくしないことなどが上げられる。
また、強度上要求される翼形状は、プラットフォーム15からはみ出さずに上に載ることである。
まず、流体性能上、蒸気が通過する翼間の流路幅14を確保するためには、翼の断面積A,翼のタービン軸方向幅BWを用いて表される翼の平均厚みTb=A/BWを隣接翼間ピッチtで無次元化した翼の平均厚み比を0.35 以下とする必要がある。この翼の平均厚み比は、前記した図4に示される断面積と等価である。
第1翼を含む従来翼では翼根元断面における翼のタービン軸方向幅BWと翼ピッチtの比はBW/t=約4である。第2翼のタービン軸方向幅BWを従来翼と同等にすると、第2翼の平均厚み比は約0.42となる。平均厚み比を0.35以下とするためには翼のタービン軸方向幅BWと翼ピッチtの比をBW/t=5(=4×0.42÷0.35)以上とすることが望ましい。
また、翼前縁9の入口角βmおよび翼後縁10の出口角γmは蒸気の流入角βs,流出角γsにほぼ合わせるように決定されかつ翼の背側・腹側面7,8は急激な曲率の変化なくなめらかな曲率の曲線で形成されることが望ましい。しかしながら翼前縁9の入口角
βmおよび翼後縁10の出口角γmを蒸気の流入角βs,流出角γsに合わせた上で曲率一定に近いなめらかな曲線で形成しようとすると、翼のそりが大きくなり翼のプラットフォーム15上に翼を載せることができない。
また、プラットフォーム15上に翼を載せるように、翼の入口側曲線領域12および出口側曲線領域13を除く翼の背側面7,腹側面8を一定に近い曲率で形成しようとすると、前縁の入口角βmおよび翼後縁の出口角γmを蒸気の流入角βs,流出角γsに合わせるために、翼入口側および出口側での曲率が急激に大きくなり、曲率が大きいところで流れが急加速され後に境界層が発達するか、最悪の場合、翼の背側面において翼入口側、もしくは翼出口側で境界層が剥離し、大幅に性能が低下するおそれがある。
そこで図2に示す本発明の翼形状(タービン動翼根元における翼の背側,腹側面は、曲率を有する蒸気入口側領域および蒸気出口側領域と、該二つの領域に挟まれる、背側,腹側面が略直線に形成された領域の3つの領域から形成される)を採用することで、根元翼断面における背側面7,腹側面8を、流路幅14を確保した上で、翼の入口角βmと出口角γmを蒸気の流入角βs,流出角γsに合わせることができるとともに、急激な曲率の変化なく、緩やかな曲面で形成することができ、性能を満足することができる。なお、この観点から、直線領域における「ほぼ直線」とは、根元翼断面における背側面7,腹側面8を、流路幅14を確保した上で、翼の入口角βmと出口角γmを蒸気の流入角βs,流出角γsに合わせることができるとともに、急激な曲率の変化なく、緩やかな曲面で形成することができる範囲のものとして解釈される。
図5に、本発明の実施例の動翼に運転中に作用する力を表す斜視図を、図6に本発明の実施例の動翼のインテグラルカバーおよびタイボスを半径方向外周側から見た平面図を示す。ロータの回転上昇に伴い、翼部2には、翼根元から翼先端に向かって遠心力が作用する。翼部2がねじれているため、遠心力によって、翼部2にアンツイストが発生する。図5中に、動翼1の翼先端部に作用するアンツイストモーメントの向きを矢符号17,ロータの円周方向に対して動翼1に隣接する動翼1′の翼先端部に作用するアンツイストモーメントの向きを矢符号17′で示す。また、動翼1の翼中間部に作用するアンツイストモーメントの向きを矢符号16,動翼1′の翼中間部に作用するアンツイストモーメントの向きを矢符号16′で示す。
隣接翼同士のインテグラルカバーおよびタイボスの対抗する面18,19および20,21(18′,19′および20′,21′)を、翼回転時に作用するアンツイストモーメントを拘束するように形成し、回転中に隣接する面18と19′を接触させることにより隣接する動翼1,1′同士を連結する構成となっている。
隣接する翼同士を全周の翼にわたって連結することにより全周一翼群としての振動特性となり、連結しない場合に比べ翼の固有振動数は大幅に上昇し、翼の振動応答が大きくなる可能性のある低次の一次曲げ振動が消滅する。また、接触する面により翼同士を連結することにより、面の摩擦により振動応答を小さくする効果を持っている。
長翼化に伴う問題点の一つに翼の剛性が低下することによる固有振動数の低下とそれによる振動応答の増大があるが、本発明の翼連結構造とすることにより振動応答を小さくできる。
またさらに図2に示した翼根元断面における翼形状を採用した場合、翼のタービン軸方向幅BWは増大する。翼の軸方向幅BWが増大させることにより、全周一翼群の場合に、翼の振動応答が大きくなる低次の一次曲げ振動の固有振動数を上昇させることができる。
したがって、本実施例に示す翼連結構造と根元翼断面形状により、さらに翼の振動応答を小さくすることができる。
図7に、本発明の実施例となる蒸気タービンの動翼をロータへ取り付けた場合の斜視図を示す。図7中、22はロータの外周上に設けられる円筒状のディスク、23はディスク22に設けられるディスク溝を示す。ディスク溝23はディスクの翼回転方向に複数設けられる。また、ディスク溝23は、軸方向端面側より直線に切られた溝であって、タービン軸方向に、あるいはタービン軸方向に対して傾斜して形成されている。動翼1の翼植え込み部(アキシャルエントリー形)24はディスク溝23に嵌合するように形成されている。動翼1の翼植え込み部24を、ディスク溝23にはめ込むことによって係合し、動翼1に作用する遠心力はロータに支えられる。そして、ディスク22を、ロータの円周方向(回転方向)に沿って形成し、ロータの円周上に数十枚の動翼1を形成する。またプラットフォーム15は翼植え込み部24の長手方向と略平行な背側,腹側周方向端面を有するように、半径方向外周側から見て長方形もしくはディスク溝23がタービン軸方向より傾斜して形成されている場合には平行四辺形状に形成されている。動翼1はプラットフォーム15の半径方向外周側に、翼植え込み部24はプラットフォーム15の半径方向内周側に形成されている。
図7に示されるアキシャルエントリー形の翼植え込み部24は、植え込み部を小さく形成できるため、翼の重量を軽減することができることに加え、翼植え込み部の遠心応力を支える断面積を大きくすることができるため、遠心強度特性に優れている。
長翼化に伴う問題点の一つに、翼重量の増加と遠心応力の増大による翼植え込み部の遠心応力の増大があるが、本翼植え込み部の採用により翼重量の軽減,遠心応力の低減を図ることができる。
また、図8に、図7に示す翼連結構造を採用した場合の本発明のタービン動翼の組み立てに際して検討が必要な点を説明するため平面図を示す。図8は、全周にわたるタービン動翼1のうち一部のタービン動翼1のインテグラルカバー部3,4を半径方向外周側より見た平面図であり、また、タービン動翼を1本ずつ順に組み立てる場合の途中を表す平面図である。
図8に示すように、タービン動翼を1本ずつ順に組み立てる場合を考えると、インテグラルカバー部3,4およびタイボス5,6が隣接翼と干渉し、組み立てることができない。したがって、タービンディスク外に設置された治具等を用いるかもしくはディスク溝
23の端部に動翼1の植え込み部24を引っかけることにより、全周の翼を一括にディスク溝23に挿入して組み立てる。翼植え込み部24がタービン軸方向にもしくはタービン軸方向から傾斜して直線上に形成されている場合には、上記組み立てにより隣接する翼同士、インテグラルカバー部3,4、タイボス5,6同士が干渉することなくディスク溝9に挿入することが可能である。
ここで、比較のために、図9に、従来のタービン動翼で、翼植え込み部24が周方向に湾曲したカーブドアキシャルエントリー溝であるタービン動翼の組み立て途中を表す図を示す。図9はタービン動翼のプラットフォーム15およびインテグラルカバー部3,4を半径方向外周側より見た平面図を示す。
カーブドアキシャルエントリー溝を有する翼を、全周の翼を一括にディスク溝9に挿入する場合、ディスク溝9の円弧状に沿って翼は挿入される。ディスク溝9の端部にわずかに翼が挿入された状態から考えると、翼はすべて植え込まれた状態では時計回り方向に回転する。図9に示すように、翼のプラットフォームの背側端面と背側に隣接する翼のプラットフォームの腹側端面は干渉するため、このままでは組み立てることはできない。そのため、カーブドアキシャルエントリー溝を有する翼のプラットフォームの周方向ピッチを、直線上に形成されたアキシャルエントリー溝を有する翼に比べ大きくする必要がある。また、長翼化した場合、従来の根元翼形状の背側面,腹側面をできるだけなめらかな曲線としようとすると翼のそりが大きくなる。できるだけ翼のそりを大きくとるとともに、根元断面における翼形状をプラットフォーム上に入るようにするためには、翼のプラットフォームの周方向ピッチをできるだけ大きくする必要がある。
また、図9に示すように時計回り方向に翼が回転した場合、カバーも同様に回転する。プラットフォームと同様に、隣接する翼のカバーの対向する面同士も干渉するため、組み立て時に干渉しないように、該面の間隙を大きくとる必要がある。したがって、組み立て後タービン運転中には隣接するカバーの面に大きな間隙が生じる。この間隙によりタービン動翼内より半径方向外周側に蒸気が流れる量が増加するため、性能が低下するおそれがある。
これに対して本発明の実施例では、長翼化した場合に、図2に示す根元翼断面における翼形状、図5及び図6に示す翼連結構造、図7に示す翼植え込み溝を採用しているので、根元翼断面における性能を満足し、翼の振動応答を小さくすることができるとともに、優れた遠心強度特性を得ることができる。
図10に、本発明の動翼が適用される蒸気タービンの機械構成図を示す。本発明の蒸気タービンは、火力発電所で使用されるものである。図10中、26はロータ、27は静翼(ノズル)、28は外部ケーシング、29は主蒸気を示す。ロータ26の同一円周上に、数十枚の動翼1を設ける。以下、ロータ26の同一円周上における動翼の集合を、「段」と称す。この段を、ロータ26の軸方向に、数段設ける。動翼と、この動翼に対応して外部ケーシング28に設けた静翼27とで段落が形成される。蒸気発生装置(図示省略)からの主蒸気29が、静翼27によって動翼1に導かれ、ロータ26を回転させる。ロータ26の一端部に発電機(図示省略)を設け、その発電機において、ロータの回転エネルギーを電気エネルギーに変換し、発電を行う。本発明の蒸気タービンにおいては、蒸気の下流段へ向かうほど、動翼の翼長が長い。即ち、復水器に最も近い最終段の動翼1が、最も翼長が長いため、強度振動上最も厳しい条件下にある。そこで、本発明の蒸気タービンでは、最終段の動翼1に、上述した本発明の実施例のタービン動翼を採用する。
本発明の蒸気タービンによれば、根元翼断面における性能を満足し、翼の振動応答を小さくすることができるとともに、優れた遠心強度特性を得ることができる。
本発明の蒸気タービンの動翼を表す斜視図。 本発明の実施例となる根元翼断面の翼形状を表す平面図。 翼先端の翼形状を半径方向外周側から見た平面図。 翼高さ位置に対する翼形状の断面積の関係を表す図。 本発明の実施例となる蒸気タービンの動翼に運転中に作用する力を表す斜視図。 本発明の実施例となるインテグラルカバーおよびタイボスを半径方向外周側から見た平面図。 本発明の実施例となる蒸気タービンの動翼をロータへ取り付けた場合の斜視図。 本発明のタービン動翼の組み立て途中を表す平面図。 従来例のタービン動翼の組み立て途中を表すプラットフォームおよびインテグラルカバーを半径方向外周側より見た平面図。 本発明の蒸気タービンの動翼が適用される蒸気タービン構成図。
符号の説明
1 動翼
2 翼部
3 インテグラルカバー部(背側)
4 インテグラルカバー部(腹側)
5 タイボス(背側)
6 タイボス(腹側)
7 背側面
8 腹側面
9 翼前縁
10 翼後縁
11 直線領域
12 入口側曲線領域
13 出口側曲線領域
14 流路幅
15 プラットフォーム
22 ディスク
23 ディスク溝
24 翼植え込み部
26 ロータ
27 静翼
28 外部ケーシング
29 主蒸気

Claims (7)

  1. 蒸気タービンにおけるタービン動翼であって、タービン動翼根元における翼の背側面及び腹側面のそれぞれが、曲率を有する蒸気入口側領域および蒸気出口側領域と、該蒸気入口側領域と蒸気出口側領域に挟まれ略直線に形成された領域の3つの領域から形成されていることを特徴とするタービン動翼。
  2. 請求項1において、
    前記タービン動翼の先端部には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第一の連結部材が形成され、前記タービン動翼の根元と前記第一の連結部材との間には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第二の連結部材が形成され、
    前記タービン動翼の根元部には、ロータのタービンディスク外周部に翼回転方向に複数でかつロータ軸方向端面側より直線に切られた溝に嵌合する翼植え込み部が形成されていることを特徴とするタービン動翼。
  3. 請求項2において、前記タービン動翼根元における翼形状は、翼ピッチtと翼のタービン軸方向幅BWの関係がBW/t≧5となるように形成されていることを特徴とするタービン動翼。
  4. 蒸気タービン低圧最終段落部におけるタービン動翼であって、該タービン動翼の根元における翼の背側面及び腹側面のそれぞれが、曲率を有する蒸気入口側領域および蒸気出口側領域と、該蒸気入口側領域と蒸気出口側領域に挟まれ略直線に形成された領域の3つの領域から形成され、
    前記タービン動翼根元における翼形状は、翼ピッチtと翼のタービン軸方向幅BWの関係がBW/t≧5となるように形成されていることを特徴とするタービン動翼。
  5. 蒸気タービン低圧最終段落部におけるタービン動翼であって、前記タービン動翼の先端部には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第一の連結部材が形成され、前記タービン動翼の根元と前記第一の連結部材との間には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第二の連結部材が形成され、
    前記タービン動翼の根元部には、ロータのタービンディスク外周部に翼回転方向に複数でかつロータ軸方向端面側より直線に切られた溝に嵌合する翼植え込み部が形成され、
    前記タービン動翼根元における翼形状は、翼ピッチtと翼のタービン軸方向幅BWの関係がBW/t≧5となるように形成されていることを特徴とするタービン動翼。
  6. 定格回転数3600rpm 機用蒸気タービン最終段落翼において9.6m2を超える環帯面積を有する、もしくは定格回転数3000rpm 機用蒸気タービン最終段落翼において13.8m2 を超える環帯面積を有する蒸気タービン低圧最終段落部におけるタービン動翼であって、
    前記タービン動翼はマルテンサイト鋼で形成され、
    前記タービン動翼の根元における翼の背側面及び腹側面のそれぞれが、曲率を有する蒸気入口側領域および蒸気出口側領域と、該蒸気入口側領域と蒸気出口側領域に挟まれ略直線に形成された領域の3つの領域から形成され、
    前記タービン動翼根元における翼形状は、翼ピッチtと翼のタービン軸方向幅BWの関係がBW/t≧5となるように形成され、
    前記タービン動翼の先端部には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第一の連結部材が形成され、前記タービン動翼の根元と前記第一の連結部材との間には、翼の背側と腹側とに夫々伸延した第二の連結部材が形成され、
    前記タービン動翼の根元部には、ロータのタービンディスク外周部に翼回転方向に複数でかつロータ軸方向端面側より直線に切られた溝に嵌合する翼植え込み部が形成されていることを特徴とするタービン動翼。
  7. 請求項1から6の何れかに記載のタービン動翼を低圧最終段落部の動翼に用いたことを特徴とする蒸気タービン。
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