JP2008180159A - 封水回収設備及び封水回収方法 - Google Patents

封水回収設備及び封水回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】封水回収タンクに回収された封水の熱エネルギーを有効に回収して発電設備の効率を向上させる。
【解決手段】封水回収タンク23を封水経路31により給水タンク24に接続し、流通規制弁33を開いた状態で封水回収ポンプ32を駆動して封水回収タンク23に貯留された封水の戻り水を給水タンク24に圧送し、封水の熱エネルギーを給水タンク24で回収する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気蒸気を復水する復水器を備えた発電設備における機器シール用の封水を回収する封水回収設備及び封水回収方法に関する。
ボイラで作られた蒸気により駆動される蒸気タービンで発電を行う発電設備では、蒸気タービンで仕事を終えた排気蒸気を復水器で凝縮して復水とし、復水をボイラに給水する系統が備えられている。また、発電設備では、蒸気により駆動される給水ポンプ等の回転部等の各種シールを行うために封水が用いられ、シールに用いられた封水は封水回収タンクに回収されている。更に、発電設備では、蒸気タービンの駆動を行う蒸気の他に機器の駆動用等に蒸気が使用され、これらの蒸気を確保するために排熱を回収する等して蒸気を発生させる蒸気発生装置が備えられている。一般に、蒸気発生装置へは、系内に設けられてボイラへの給水の一部を貯留する給水タンクから給水が行われている。
発電設備では、封水回収タンクに回収された封水は、運転中は真空状態にある復水器に圧力差により回収され、回収用の動力を用いることなく封水回収タンクの封水を復水器に循環させるようになっている。火力発電設備に限らず原子力発電設備等においても、シール用の封水は封水回収タンクに回収された後復水器に循環させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、シール等に用いられた封水の温度は比較的高いが(例えば、40℃〜60℃)、真空状態の復水器に回収しているので熱エネルギーを回収しないまま温度を低下させている状態となっているのが現状である。また、機器の駆動用等に用いられる蒸気を発生させる蒸気発生設備への給水を給水タンクから行っているが、給水タンクへはボイラへの給水の一部が送られている。このため、ボイラへの給水がその分減少し、発電設備全体の効率を向上させる要因の妨げとなっているのが現状である。
特開平7−128487号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、封水回収タンクに回収された封水の熱エネルギーを有効に回収して発電設備の効率を向上させることができる封水回収設備を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の封水回収設備は、ボイラからの蒸気により駆動される蒸気タービンと、蒸気タービンで仕事を終えた排気蒸気を凝縮する復水器と、復水器の復水を給水系に圧送する復水供給手段と、給水系の給水をボイラに圧送する給水手段と、給水手段を含む機器の封止機構に復水供給手段からの復水の一部を封止水として供給する封止系と、封止系の戻りの水を貯留する封水回収タンクと、復水供給手段からの復水の一部を蒸気発生手段の給水として貯留する給水タンクとを備えた発電設備において、封水回収タンクの貯留水を給水タンクに圧送する封水供給系と、復水供給手段の出口側の給水の温度よりも封水回収タンクに貯留された水の温度が高くなった際に封水供給系に水が流通することを許容する流通規制弁とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、流通規制弁により比較的温度の高い封水回収タンクに貯留された水を給水タンクに圧送することができ、封水の熱エネルギーを有効に回収することができる。
そして、請求項2に係る本発明の封水回収設備は、請求項1に記載の封水回収設備において、封水供給系から分岐して設けられ封水回収タンクの貯留水を復水器に給水する戻り経路と、起動時に経路に水が流通することを許容する復水流通規制弁と、流通規制弁及び復水流通規制弁の操作を連動して制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、起動時には制御手段により復水流通規制弁を開いて封水回収タンクの貯留水を戻り経路から復水器に給水することができる。
上記目的を達成するための請求項3に係る本発明の封水回収設備は、ボイラからの蒸気により駆動される蒸気タービンと、蒸気タービンで仕事を終えた排気蒸気を凝縮する復水器と、復水器の復水を熱交換手段に圧送する復水ポンプと、熱交換手段で熱交換された復水を昇圧して脱気器に圧送する復水昇圧ポンプと、脱気器で脱気された復水をボイラに給水する給水ポンプと、給水ポンプを含む機器に復水昇圧ポンプからの復水の一部を封止水として供給する封止ラインと、給水ポンプを含む機器からの封止水の戻り水を貯留する封水回収タンクと復水昇圧ポンプで昇圧された復水の一部を蒸気発生手段の給水として貯留する給水タンクとを備えた発電設備において、封水回収ポンプを介して封水回収タンクの貯留水を給水タンクに圧送する封水経路と、復水昇圧ポンプの出口側の給水の温度よりも封水回収タンクに貯留された水の温度が高くなった際に封水経路に貯留水が流通することを許容する流通規制弁とを備えたことを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、復水昇圧ポンプの出口側の給水の温度よりも封水回収タンクに貯留された水の温度が高い時に、流通規制弁により封水回収ポンプを介して封水回収タンクに貯留された水を給水タンクに圧送することができ、封水の熱エネルギーを有効に回収することができる。
そして、請求項4に係る本発明の封水回収設備は、請求項3に記載の封水回収設備において、封水回収ポンプの下流側で封水経路から分岐して設けられ貯留水を復水器に給水する戻り経路と、起動時に経路に水が流通することを許容する復水流通規制弁と、流通規制弁及び復水流通規制弁の操作を連動して制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、起動時には制御手段により復水流通規制弁を開いて封水回収タンクの貯留水を戻り経路から復水器に給水することができる。
上記目的を達成するための請求項5に係る本発明の封水回収方法は、ボイラで作られた蒸気により駆動される蒸気タービンで発電を行い、蒸気タービンで仕事を終えた排気蒸気を復水器で凝縮して復水とし、復水をボイラに給水する発電設備において、機器のシールを行った封水の戻りを蒸気発生のための給水とすることを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、機器のシールを行った比較的高温の封水の戻りを蒸気発生のための給水とするので、封水の熱エネルギーを有効に回収することができる。
本発明の封水回収装置及び封水回収方法は、封水回収タンクに回収された封水の熱エネルギーを有効に回収して発電設備の効率を向上させることができる。
図1には本発明の一実施形態例に係る封水回収設備を備えた発電設備の概略系統を示してある。
図に示すように、燃料が高温で燃焼されることにより高温・高圧の蒸気がボイラ1で生成され、ボイラ1で生成された蒸気は蒸気タービン2に送られて蒸気タービン2を高速で回転させて(駆動させて)発電機3で発電が行われる。蒸気タービン2で仕事を終えた排気蒸気は復水器4で凝縮されて復水とされる。復水器4の復水は冷却媒体として復水ポンプ5により熱交換手段6に送られて熱交換された後、復水脱塩装置14で不純物が除去されて復水昇圧ポンプ7で昇圧されて脱気器8に圧送される。
熱交換手段6は、図示例では、熱交換器11、グランドコンデンサ12、空気抽出器13、復水脱塩装置14からなっている。熱交換器11は、系内の流体を復水により冷却するための機器である。グランドコンデンサ12は、蒸気タービン2のラビリンスパッキン環内で大気圧よりも僅かに低い圧力を得るための機器で、蒸気が漏洩して潤滑油への蒸気の混入やタービン排気室への空気の漏入を防止するものであり、空気と蒸気の混合器を復水により冷却する構造とされている。空気抽出器13は、復水器4(蒸気配管系統)の空気を抽出して復水器4を真空に保持する機器で、空気を復水により冷却して大気に放出する構造とされている。
熱交換された復水は復水脱塩装置14に送られ、例えば、イオン交換樹脂により淡水中に含まれる溶解塩類が除去されてボイラ1の補給水としての必要な高純度の水が得られる。復水脱塩装置14で得られた高純度の水は復水昇圧ポンプ7で脱気器8に圧送される。脱気器8では、タービン抽気により給水を直接加熱し、給水中の酸素、炭素、炭酸ガス等の不凝縮ガスが除去される。脱気器8で不凝縮ガスが除去された給水はボイラ給水ポンプ18によりボイラ1に圧送される。
ボイラ給水ポンプ18は、蒸気により駆動される構造とされ、回転支持部等のシールのために封水が供給される。封水は復水昇圧ポンプ7の後流で分岐された封止ライン21から供給され、戻りライン22から封水回収タンク23に回収される。封水回収タンク23にはボイラ給水ポンプ18以外の系内の機器の封水も回収される。
一方、発電設備には系内で機器の駆動等に使用する蒸気を生成する蒸気発生手段(図示省略)が備えられ、蒸気発生手段には給水タンク24に貯留された水が給水される。給水タンク24には、復水昇圧ポンプ7で昇圧された復水の一部が給水ライン25から給水が行われる。
上述した発電設備において、機器のシールを行った封水の戻りが封水回収タンク23に貯留され、封水回収タンク23の貯留水を給水タンク24に圧送して蒸気発生の給水とするための封水回収設備が備えられている。
即ち、封水回収タンク23が封水経路31により給水タンク24に接続され、封水経路31には封水回収ポンプ32が備えられている。封水回収ポンプ32の下流の封水経路31には流通規制弁33が設けられ、流通規制弁33が開かれた状態で封水回収ポンプ32が駆動することで封水回収タンク23に貯留された封水の戻り水が給水タンク24に圧送される。
また、封水回収ポンプ32の下流側で封水経路31から分岐して戻り経路34が設けられ、戻り経路34は復水器4に接続されている。戻り経路34には復水流通規制弁35が設けられ、流通規制弁33が閉じられた状態で復水流通規制弁35が開かれることで、封水回収タンク23に貯留された封水の戻り水が負圧力によって復水器4に送られる。流通規制弁33及び復水流通規制弁35の操作は制御手段36の指令により連動して制御される。
更に、封水回収タンク23には貯留された封水の戻り水の温度を検出する第1温度検出手段41が備えられ、復水昇圧ポンプ7の下流側(出口側)には昇圧された復水の温度を検出する第2温度検出手段42が備えられている。第1温度検出手段41及び第2温度検出手段42の検出情報は制御手段36に入力される。
第2温度検出手段42で検出された温度よりも第1温度検出手段41で検出された温度が高くなった際に(例えば、5℃以上高くなった際に)、流通規制弁33が開状態にされると共に復水流通規制弁35が閉状態にされるように制御手段36で動作が制御される。これにより、比較的温度が高い封水の貯留水が給水タンク24に送られて封水の熱エネルギーを回収することができる。
起動時等は、第2温度検出手段42で検出される温度よりも第1温度検出手段41で検出される温度が低いため、流通規制弁33が閉状態にされると共に復水流通規制弁35が開状態にされ、貯留水は復水器4に送られて系内の給水量が確保される。封水回収ポンプ32は常時自動運転とされ、起動時の復水器4の真空がない状態では封水回収ポンプ32が起動し、復水器4の真空がある状態(通常運転時)は真空引きされ、封水回収タンク23のレベルが制御される。
尚、第1温度検出手段41、第2温度検出手段42、戻り経路34、復水流通規制弁35を省略して、封水回収タンク23の貯留水の全量を給水タンク24に供給することも可能である。
上述した発電設備では、ボイラ1で作られた蒸気により蒸気タービン2が駆動されて発電機3で発電が行われる。蒸気タービン2で仕事を終えた排気蒸気は復水器4で復水され、復水は復水ポンプ5により熱交換器11、グランドコンデンサ12、空気抽出器13、復水脱塩装置14に送られて熱交換され、復水昇圧ポンプ7により脱気器8に圧送される。脱気器8で脱気された給水はボイラ給水ポンプ18によりボイラ1に給水される。
発電設備の運転中に、給水タンク24及びその他の機器のシールを行った封水の戻りが封水回収タンク23に貯留され、封水回収タンク23の貯留水が給水タンク24に圧送される。即ち、復水昇圧ポンプ7の後流で分岐された封止ライン21から給水タンク24に封水が供給され、封水は戻りライン22から封水回収タンク23に回収される。また、給水タンク24には復水昇圧ポンプ7で昇圧された給水が給水ライン25から給水される。
制御手段36には第1温度検出手段41及び第2温度検出手段42の温度情報が入力され、第2温度検出手段42で検出された温度よりも第1温度検出手段41で検出された温度が高い時、即ち、復水昇圧ポンプ7で昇圧された給水の温度よりも封水回収タンク23に回収された封水の温度が高い時、流通規制弁33が開状態にされると共に復水流通規制弁35が閉状態にされて封水回収タンク23に回収された封水の戻りの水が給水タンク24に供給される。
通常運転中は、封水回収タンク23の貯留水の温度が50℃から60℃程度であり、復水昇圧ポンプ7で昇圧された給水の温度が30℃から35℃程度であり、給水タンク24の給水の温度が80℃程度とされている。
このため、比較的温度の高い封水回収タンク23に貯留された水を給水タンク24に圧送することができ、封水の熱エネルギーを有効に回収することができる。また、封水回収タンク23に貯留された水が給水タンク24に給水される分、復水昇圧ポンプ7で昇圧された給水の給水タンク24への給水量を少なくすることができる。この結果、発電設備の効率を向上させることができる。
起動時等で、第2温度検出手段42で検出された温度よりも第1温度検出手段41で検出された温度が低い時、即ち、復水昇圧ポンプ7で昇圧された給水の温度よりも封水回収タンク23に回収された封水の温度が低い時、流通規制弁33が閉状態にされると共に復水流通規制弁35が開状態にされ、貯留水は復水器4に送られて系内の給水量が確保される。
本発明は、排気蒸気を復水する復水器を備えた発電設備における機器シール用の封水を回収する封水回収設備及び封水回収方法の産業分野で利用することができる。
本発明の一実施形態例に係る封水回収設備を備えた発電設備の概略系統図である。
符号の説明
1 ボイラ
2 蒸気タービン
3 発電機
4 復水器
5 復水ポンプ
6 熱交換手段
7 復水昇圧ポンプ
8 脱気器
11 熱交換器
12 グランドコンデンサ
13 空気抽出器
14 復水脱塩装置
18 ボイラ給水ポンプ
21 封止ライン
22 戻りライン
23 封水回収タンク
24 給水タンク
25 給水ライン
31 封水経路
32 封水回収ポンプ
33 流通規制弁
34 戻り経路
35 復水流通規制弁
36 制御手段

Claims (5)

  1. ボイラからの蒸気により駆動される蒸気タービンと、
    蒸気タービンで仕事を終えた排気蒸気を凝縮する復水器と、
    復水器の復水を給水系に圧送する復水供給手段と、
    給水系の給水をボイラに圧送する給水手段と、
    給水手段を含む機器の封止機構に復水供給手段からの復水の一部を封止水として供給する封止系と、
    封止系の戻りの水を貯留する封水回収タンクと、
    復水供給手段からの復水の一部を蒸気発生手段の給水として貯留する給水タンクと
    を備えた発電設備において、
    封水回収タンクの貯留水を給水タンクに圧送する封水供給系と、
    復水供給手段の出口側の給水の温度よりも封水回収タンクに貯留された水の温度が高くなった際に封水供給系に水が流通することを許容する流通規制弁と
    を備えたことを特徴とする封水回収設備。
  2. 請求項1に記載の封水回収設備において、
    封水供給系から分岐して設けられ封水回収タンクの貯留水を復水器に給水する戻り経路と、
    起動時に経路に水が流通することを許容する復水流通規制弁と、
    流通規制弁及び復水流通規制弁の操作を連動して制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする封水回収設備。
  3. ボイラからの蒸気により駆動される蒸気タービンと、
    蒸気タービンで仕事を終えた排気蒸気を凝縮する復水器と、
    復水器の復水を熱交換手段に圧送する復水ポンプと、
    熱交換手段で熱交換された復水を昇圧して脱気器に圧送する復水昇圧ポンプと、
    脱気器で脱気された復水をボイラに給水する給水ポンプと、
    給水ポンプを含む機器に復水昇圧ポンプからの復水の一部を封止水として供給する封止ラインと、
    給水ポンプを含む機器からの封止水の戻り水を貯留する封水回収タンクと復水昇圧ポンプで昇圧された復水の一部を蒸気発生手段の給水として貯留する給水タンクと
    を備えた発電設備において、
    封水回収ポンプを介して封水回収タンクの貯留水を給水タンクに圧送する封水経路と、
    復水昇圧ポンプの出口側の給水の温度よりも封水回収タンクに貯留された水の温度が高くなった際に封水経路に貯留水が流通することを許容する流通規制弁と
    を備えたことを特徴とする封水回収設備。
  4. 請求項3に記載の封水回収設備において、
    封水回収ポンプの下流側で封水経路から分岐して設けられ貯留水を復水器に給水する戻り経路と、
    起動時に経路に水が流通することを許容する復水流通規制弁と、
    流通規制弁及び復水流通規制弁の操作を連動して制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする封水回収設備。
  5. ボイラで作られた蒸気により駆動される蒸気タービンで発電を行い、蒸気タービンで仕事を終えた排気蒸気を復水器で凝縮して復水とし、復水をボイラに給水する発電設備において、機器のシールを行った封水の戻りを蒸気発生のための給水とすることを特徴とする封水回収方法。
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