JP2008179333A - 駐車用ブレーキレバー保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 当初から駐車ブレーキが付いていない二輪車等が、駐車ブレーキを必要とする時、簡便に着脱可能な駐車ブレーキを提供する。
【解決手段】 二輪車のブレーキレバーとハンドルグリップ間に容易に着脱可能な保持具を掛けて、ブレーキレバーの戻りを規制し、ブレーキが適度に効いた状態に保持しておくC字形保持具を使用することで、この課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は二輪車等に用いられているブレーキレバーをハンドルグリップと共に握り引き寄せることにより車輪にブレーキを掛ける装置において、ブレーキレバーとハンドルグリップ間を引き寄せ、ブレーキを掛けた状態にて保持するための駐車用ブレーキレバー保持具に関するものである。
一般的な二輪車には駐車ブレーキは付いておらず、駐車時は片方の輪を上後方に持ち上げるメインスタンド方式、又は前後車輪は接地したままで、サイドスタンドと呼ばれる側方接地支えバーを出して、傾けて駐車するサイドスタンド方式が主な駐車方法であるが、手軽であることよりサイドスタンド方式が使用されることが多い。しかし、サイドスタンド方式は平坦地では問題はないが、坂道で止めねばならぬ時、車が動き出しやすい。自転車では一般的にサイドスタンドロックがあるが、特に自動二輪車ではサイドスタンドを出したまま走行を始めても、気がついたとき足で容易に戻せるよう、またコーナー等でサイドスタンドが接地したとき、自然に戻るよう、一般的にサイドスタンドロックは付いていない。この為、下り坂の状態で駐車すると、少し車が動くだけで、サイドスタンドが安定状態を越えて跳ね上がり、車が倒れることが起こり得る。この場合、駐車ブレーキがしてあれば全く問題はない。一方、下り坂駐車に比べれば危険は少ないが、上り坂でサイドスタンド駐車をすると、傾けた内側にハンドルを向けていることが一般的なため、少しの衝撃で車が回るように後退を初め、横向きになって倒れることがあり得る。この場合も駐車ブレーキがしてあれば問題はない。
駐車ブレーキは一部の二輪車には用意されており、例として特許文献1や、特許文献2に開示されているものがある。
特開平08−127381号公報 特開平11−189189号公報 特許文献1はハンドルバーのブレーキレバーホルダー部に回動式のレバーストッパーを設け、ブレーキレバーを握り引き寄せた状態でブレーキレバーの切り欠き部にレバーストッパーを入れて、ブレーキレバーが戻らないようにするものである。この場合ブレーキ力伝達が気温変化等の影響がほとんどないワイヤーケーブル式のものであれば問題はないが、主流である油圧ブレーキ式のものでは気温変化等の影響で保持状態に変位があるため、ブレーキを掛けて保持したはずなのに気温が下がってブレーキが効かなくなるということがあり得る。
特許文献2はハンドルバーのブレーキレバーホルダー部に駐車時ブレーキレバーの根元部端面を押す、ピストンとスプリングを設置したもので、スプリングにて、油圧ブレーキの気温変化等による保持状態の変位に対応している。
しかし、特許文献1および特許文献2に開示されているものは車体に固有に設置する必要があるもので、当初から駐車ブレーキが付いていない車体に即対応できるものではない。
本発明は主に当初から駐車ブレーキが付いていない二輪車等が、駐車ブレーキを必要とする時、簡便に着脱可能な駐車ブレーキを提供しようとするものである。
この課題を解決するための手段は二輪車のブレーキレバーとハンドルグリップ間に容易に着脱可能な保持具を掛けて、ブレーキレバーの戻りを規制し、ブレーキが適度に効いた状態に保持しておくC字形保持具を使用することである。C字形保持具の使用法はC字形の開放側を下に向けて、手前内側をハンドルグリップに当てて外側から親指で支え、C字形の先側は人差し指で支えて、ブレーキレバーを強く握りながらC字形の先側フックをブレーキレバーに上から掛ける。ブレーキレバーに掛かったら、ブレーキレバーの握りを徐々に放していけば、C字形保持具により、ブレーキが適度に効いた状態にブレーキレバー位置を保つことができる。保持具を外す時はC字形保持具に各指を当てた上で、ブレーキレバーを強めに引いてフックを外せばブレーキを解除できる。機種によって多少異なるC字形の間隔や形状は、試験的に使用してみて、ラジオペンチ等で補正しておくことが望ましい。尚単純なC字形保持具は、ブレーキ力伝達方式が気温変化等の影響をほとんど受けないワイヤーケーブル式のものに適しており、油圧ブレーキ式のものでは気温変化等の影響で保持状態に変位があるため、ブレーキを掛けて保持したはずなのに気温が下がってブレーキが効かなくなるということがあり得るため注意が必要である。
C字形保持具はいつでも即座に使用できるよう、二輪車に付属していると都合がよい。このためにはC字形保持具の背部に1または複数個の強力磁石を設定すれば不使用時にはフレーム等車体の鉄部に付着でき、プラスチック面の場合は薄い鉄板を両面テープ等で車体面に貼ればC字形保持具を付着保持しておくことができる。尚この場合も付着場所は運転や安全に支障のない位置で、すぐに手が届き、衝撃や走行による風圧で落ちにくい場所であることが必要である。
ブレーキ力伝達方式が油圧ブレーキ式のものでは、気温変化等の影響で保持状態に変位があるため、温度変化または経時によるブレーキレバーとハンドルグリップ間の変位に追随できるよう、C字形保持具のハンドルグリップ側の内側を1枚または複数枚の板スプリングにする。なお板スプリング付きのC字形保持具をワイヤーケーブル式のブレーキに使用することは差し支えない。
ブレーキ力伝達方式が油圧ブレーキ式のものでは、気温変化等の影響で保持状態に変位があるため、温度変化または経時によるブレーキレバーとハンドルグリップ間の変位に追随できるよう、C字形保持具のハンドルグリップ側の内側に、前後に摺動する当て板と、この当て板を押すコイルスプリングを設置する。なお当コイルスプリング付きC字形保持具をワイヤーケーブル式のブレーキに使用するのは差し支えない。
本発明により、サイドスタンドしか付いていず、駐車ブレーキがないが、しかしツーリングに行くことが多い一般的なスポーツ型二輪車にとっては、本C字形保持具は必需品になると思われる。傾斜地駐車では、駐車した時は動かなくても微地震や風、人の接触等で動き出さないか不安を感ずることはしばしばあるものである。本発明品を常時装備しておれば、急な傾斜地でも安心して駐車できる。しかし急な傾斜地での何日にもわたる長期駐車では、車輪に石を支うなどの追加が望ましい。尚、後輪を後上方に持ち上げるメインスタンド方式の二輪車でも、急な下り坂駐車の場合には車が前に動いてメインスタンドが撥ね上がり、倒れる恐れがあるため、前輪に駐車ブレーキが望ましい。
図1は本発明のC字形保持具1をワイヤーケーブル式二輪車のブレーキレバー2とハンドルグリップ3の間に着脱しようとしている状態を示す斜視図である。ブレーキレバーを握りながらC字形保持具の手前を親指で押し、先側を人差し指で支え案内してブレーキレバーに着脱する。なおC字形保持具の材質は軽くて適度に変形させ易いアルミ板が望ましく、先にラジオペンチ等で先端フック部4を変形させて保持間隔の調整を行っておくとよい。
図2は本発明のC字形保持具の内、ハンドルグリップ側の内側に1枚の板スプリング5が付いたタイプのC字形保持具を油圧ブレーキ式二輪車のブレーキレバーとハンドルグリップ間から着脱しようとしている状態を示す斜視図である。操作方法は図1の場合と同様である。尚図では板スプリング5はビス6で止めており、保持間隔調整用の穴7と丸型の磁石8が見られる。
図3は2枚の板スプリング5が付いたC字形保持具の側面断面図を示す。2枚にすることで複雑になるが撓み量を大きくできて折れにくくできる。本図では保持間隔調整用の穴や磁石等が断面図として例示されている。
図4はC字形保持具を付着保持するための薄い鉄板9の斜視図で、裏面には両面テープ10が貼ってあり、二輪車車体のプラスチック面等に貼れば、C字形保持具の磁石の付着面とすることができる。
図5は板スプリング5の自由端11が、自由な状態から少し撓んだ本図の位置にC字形保持具の端部ストッパー12で止めるタイプの斜視図を示す。こうすることによりC字形の開口部の広さを確保すると共に、板スプリング5の有効ストロークの全域に渡って初期値以上の押す力を得ることができる。なお本図では保持間隔調整用の穴がないため、この場合の保持間隔調整は先端フック部をラジオペンチ等で変形させ、先に調整するとよい。
図6はC字形保持具のハンドルグリップ側の内側に前後に摺動する当て板13とこの当て板を押すコイルスプリング14を設置した例の斜視図を示す。図の15はコイルスプリングの各端を受ける受け皿である。図の16はC字形保持具の切り欠き部を針金で止めたもので、当て板の抜け止めであると共に、コイルスプリングに初期荷重を与えることが可能である。コイルスプリング式はハンドルグリップへの押し当て追随に滑りが不要なため、追随に無理がない利点がある。本図でも保持間隔調整用の穴がないため、保持間隔の調整はラジオペンチ等で先端フック部を変形させ、先に調整するとよい。
単純な形のC字形保持具をワイヤーケーブル式二輪車のブレーキレバーとハンドルグリップの間に着脱しようとしている状態を示す斜視図である。 C字形保持具の内、ハンドルグリップ側の内側に1枚の板スプリングが付いたタイプのC字形保持具を油圧ブレーキ式二輪車のブレーキレバーとハンドルグリップ間から着脱しようとしている状態を示す斜視図である。 2枚の板スプリングが付いたC字形保持具の側面断面図を示す。 C字形保持具を付着保持するための薄い鉄板の斜視図である。 板スプリングの自由端が自由な状態より少し撓んだ位置に、C字形保持具の端部ストッパーで止めるタイプの斜視図を示している。 C字形保持具のハンドルグリップ側の内側に前後に摺動する当て板と、この当て板を押すコイルスプリングを設置した例の斜視図を示す。
符号の説明
1 C字形保持具
2 ブレーキレバー
3 ハンドルグリップ
4 先端フック部
5 板スプリング
6 ビス
7 保持間隔調整用の穴
8 磁石
9 薄い鉄板
10 両面テープ
11 板スプリングの自由端
12 端部ストッパー
13 当て板
14 コイルスプリング
15 受け皿
16 針金

Claims (4)

  1. 二輪車用に主に用いられているブレーキレバーをハンドルグリップと共に握り引き寄せることにより車輪にブレーキを掛ける装置において、ブレーキレバーとハンドルグリップ間を引き寄せ、ブレーキを掛けた状態にて保持するための着脱可能なC字形保持具。
  2. 二輪車用に主に用いられているブレーキレバーをハンドルグリップと共に握り引き寄せることにより車輪にブレーキを掛ける装置において、ブレーキレバーとハンドルグリップ間を引き寄せ、ブレーキを掛けた状態にて保持するための着脱可能なC字形保持具で、C字形保持具に磁石を付属させて不要時には車体の鉄部に、または両面テープ等で車体に付着させた薄い鉄板面に保持しておくことができるようにしたC字形保持具。
  3. 二輪車用に主に用いられているブレーキレバーをハンドルグリップと共に握り引き寄せることにより車輪にブレーキを掛ける装置において、ブレーキレバーとハンドルグリップ間を引き寄せ、ブレーキを掛けた状態にて保持するための着脱可能なC字形保持具で、C字形保持具の片側の内側を、1枚または複数枚の板スプリングとして、ブレーキを掛けた状態における温度変化または経時によるブレーキレバーとハンドルグリップ間の変位に追随できるようにしたC字形保持具。
  4. 二輪車用に主に用いられているブレーキレバーをハンドルグリップと共に握り引き寄せることにより車輪にブレーキを掛ける装置において、ブレーキレバーとハンドルグリップ間を引き寄せ、ブレーキを掛けた状態にて保持するための着脱可能なC字形保持具で、C字形保持具の片側の内側に摺動する当て板と、当て板を押すコイルスプリングを設置して、ブレーキを掛けた状態における温度変化または経時によるブレーキレバーとハンドルグリップ間の変位に追随できるようにしたC字形保持具。
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