JP2008179198A - 作業車両の走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主変速操作具及び副変速操作具によってスムーズな増速操作又は減速操作を簡単に実行でき、且つ主変速操作具の低速側の操作によって、走行機体が停止したり坂道等で逆進するのを防止できるようにした作業車両の走行装置を提供する。
【解決手段】走行機体にエンジン5からの動力を変速する無段変速機25と、無段変速機25の変速比を変更する主変速操作具36と、無段変速機25からの変速駆動出力を伝達する多段変速用の副変速機構59と、副変速機構59の変速比を変更する副変速操作具42とを備えてなる作業車両の走行装置において、主変速操作具36の操作位置を検出する主変速センサ83と、無段変速機25の変速駆動出力回転数を検出する変速出力部回転センサと、副変速操作具42の操作位置を検出する副変速センサ84とを備え、副変速操作具42の操作によって、無段変速機25からの最低主変速出力が変更されるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、農作業に使用されるトラクタ又は土木作業に使用されるホィルローダ等の作業車両の走行変速装置に係り、より詳しくは、無段変速機と、多段変速用の副変速機構とを備えた作業車両の走行装置に関するものである。
従来、一般に、前記したトラクタ又はホィルローダ等の作業車両において、左右の走行車輪または走行クローラ等の走行部に動力伝達するに際しては、作業車両における走行機体に搭載したエンジンからメインクラッチを介してミッションケースに動力伝達されて、ミッションケースの変速機構を介して左右の走行部に対して出力するように構成している。
この場合、従来の作業車両の走行装置においては、その走行機体にクラッチハウジング及びミッションケースを配設し、クラッチハウジングにメインクラッチを内蔵して、油圧式無段変速機にメインクラッチを介してエンジンからの動力を入力し、油圧式無段変速機からギヤ式副変速機構を介して走行部に動力伝達するという構成にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−226165号公報
前記従来技術は、主変速操作具(主変速操作レバー)を操作して油圧式無段変速機の主変速出力を制御する場合、ギヤ式副変速機構の全ての変速段において、車速が零から最高速に移行するから、副変速機構の低速側駆動出力(例えば1速)時の最高車速より、前記副変速機構の高速側駆動出力(例えば2速)時の最低車速が遅くなることがあり、ギヤ式副変速機構の複数の変速段において、車速が重複する等の問題がある。
その結果、副変速操作具(副変速操作レバー)を操作して、副変速機構の変速段を高速側に変更しても、主変速操作具の操作によっては、副変速機構の変速段を変更する前より車速が遅くなることがある。一方、副変速機構の変速段を低速側に変更しても、主変速操作具の操作によっては、副変速機構の変速段を変更する前より車速が速くなることがある。そのため、運転が不慣れなオペレータ等によってスムーズな増速操作又は減速操作を簡単に実行できない等の問題がある。
また、副変速機構の変速段を高速側(例えば3速、副変速の最高速)に変更した場合、主変速操作具を低速側(油圧ポンプの斜板角が小さい低速)に操作することにより、油圧式無段変速機が失速(ストール)状態になり、エンジンからの動力が、油圧式無段変速機からギヤ式副変速機構に伝わらなくなることがある。したがって、副変速機構を高速側に切換えて、高速で移動する路上走行等において、主変速操作具を低速側に操作することにより、主変速操作具が中立位置に移行する前に、エンジンからの動力が走行部に伝わらなくなり、走行機体が停止したり、坂道等で逆進する等の問題がある。
本発明の目的は、主変速操作具及び副変速操作具によってスムーズな増速操作又は減速操作を簡単に実行でき、且つ主変速操作具の低速側の操作によって、走行機体が停止したり坂道等で逆進するのを簡単に防止できるようにした作業車両の走行装置を提供するものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明の作業車両の走行装置は、走行機体に搭載されたエンジンからの動力を変速する無段変速機と、前記無段変速機の変速比を変更する主変速操作具と、前記無段変速機からの変速駆動出力を伝達する多段変速用の副変速機構と、前記副変速機構の変速比を変更する副変速操作具とを備えてなる作業車両の走行装置において、前記主変速操作具の操作位置を検出する主変速センサと、前記無段変速機の変速駆動出力回転数を検出する変速出力部回転センサと、前記副変速操作具の操作位置を検出する副変速センサとを備え、前記副変速操作具の操作によって、前記主変速操作具の操作によって決定される前記無段変速機からの最低主変速出力が変更されるように構成したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の作業車両の走行装置において、前記副変速機構の変速比が低速段側のときの最高車速よりも、前記副変速機構の変速比が高速段側のときの最低車速が速くなるように構成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の作業車両の走行装置において、前記無段変速機の複数の変速比パターンを記憶するパターン記憶手段と、前記無段変速機の変速比パターンを選択するパターン設定器とを備え、前記主変速操作具の操作量に応じて、前記パターン設定器にて選択された変速比パターンに基づいて前記無段変速機の出力回転数を制御するものである。
請求項1に係る発明によれば、走行機体に搭載されたエンジンからの動力を変速する無段変速機と、前記無段変速機の変速比を変更する主変速操作具と、前記無段変速機からの変速駆動出力を伝達する多段変速用の副変速機構と、前記副変速機構の変速比を変更する副変速操作具とを備えてなる作業車両の走行装置において、前記主変速操作具の操作位置を検出する主変速センサと、前記無段変速機の変速駆動出力回転数を検出する変速出力部回転センサと、前記副変速操作具の操作位置を検出する副変速センサとを備え、前記副変速操作具の操作によって、前記主変速操作具の操作によって決定される前記無段変速機からの最低主変速出力が変更されるように構成したものであるから、前記副変速機構の複数の変速段において、車速が重複するのを防止できる。その結果、前記副変速機構の変速段を高速側に変更した場合、前記副変速機構の変速段を変更する前よりも、前記主変速操作具にて選択される車速が遅くなることがない。一方、前記副変速機構の変速段を低速側に変更した場合、前記副変速機構の変速段を変更する前よりも、前記主変速操作具にて選択される車速が速くなることがない。したがって、変速用の油圧ポンプ及び油圧モータ等を用いていない従来のギヤミッション(主変速機構及び副変速機構の両方を複数のギヤにて構成した構造)と同様に、前記主変速操作具及び副変速操作具によってスムーズな増速操作又は減速操作を簡単に実行できるものである。
また、高速で移動する路上走行等において、前記主変速操作具を低速側に操作することにより、前記主変速操作具が中立位置に移行する前に、前記エンジンからの動力が走行部に伝わらなくなるのを阻止できる。そのため、路上走行中、前記エンジンが作動していて、前記主変速操作具が変速位置に操作されているにも係わらず、前記走行機体が停止したり、坂道等で逆進するのを、簡単に防止できるものである。
請求項2に係る発明によれば、前記副変速機構の変速比が低速段側のときの最高車速よりも、前記副変速機構の変速比が高速段側のときの最低車速が速くなるように構成したものであるから、前記副変速機構の複数の変速段において、車速が重複するのを防止できる。前記副変速機構の変速段を高速側(低速側)に変更しても、前記副変速機構の変速段を変更する前よりも、前記主変速操作具にて選択した車速が遅く(速く)なるのを防止できる。前記主変速操作具及び副変速操作具によってスムーズな増速操作又は減速操作を簡単に実行できるものである。
請求項3に係る発明によれば、前記無段変速機の複数の変速比パターンを記憶するパターン記憶手段と、前記無段変速機の変速比パターンを選択するパターン設定器とを備え、前記主変速操作具の操作量に応じて、前記パターン設定器にて選択された変速比パターンに基づいて前記無段変速機の出力回転数を制御するものであるから、オペレータが前記パターン設定器にて変速比パターンを設定した後は、前記主変速操作具を操作するだけで、環境の変化や作業車両の走行負荷の変動により、現実の変速比の値が目標値からずれたときに、自動的に目標変速比の値に近づくように自動制御できるものである。
以下、本発明の実施の形態を、作業車両としての農作業用トラクタに適用した場合の図面について説明する。図1はトラクタの側面図、図2は同平面図、図3は同走行駆動系統図、図4は油圧回路図、図5は走行変速用の制御回路図、図6は主変速出力と車速の関係を表した線図、図7は変速比適応制御のフローチャートである。
図1及び図2に示されるように、トラクタ1は、走行機体2を左右一対の前車輪3と同じく左右一対の後車輪4とで支持し、前記走行機体2の前部に搭載したエンジン5にて前記両後車輪4及び両前車輪3を駆動することにより、前後進走行するように構成されている。走行機体2は、前バンパ6及び前車軸ケース7を有するエンジンフレーム8と、エンジン5から出力された動力を継断するためのメインクラッチを有するクラッチハウジング10と、エンジン5の回転を適宜変速して前記両後車輪4及び両前車輪3に伝達するためのミッションケース11と、クラッチハウジング10にミッションケース11を連結するためのミッション前面ケース12と、クラッチハウジング10の外側面から外向きに突出するように着脱可能に装着される左右一対のステップフレーム13とからなる。
なお、エンジン5の前方に水冷用のラジエータ9を配置している。エンジンフレーム8の後端側がエンジン5の左右外側面に連結されている。エンジン5の後面側にはクラッチハウジング10の前面側が連結されている。クラッチハウジング10の後面側には、ミッション前面ケース12を介してミッションケース11の前面側が連結されている。
エンジン5はボンネット14にて覆われる。また、クラッチハウジング10の上面には、操縦コラム15が立設されている。前記両前車輪3を左右に動かすことによってかじ取りするようにした操縦ハンドル16が操縦コラム15の上面側に配置されている。ミッションケース11の上面には、操縦座席17が配置されている。左右一対のステップフレーム13の上面には、平坦な床板18がそれぞれ設けられている。両前車輪3は、前車軸ケース7を介してエンジンフレーム8に取付けられている。また、両後車輪4は、ミッションケース11に対して、当該ミッションケース11の外側面から外向きに突出するように着脱可能に装着される後車軸ケース11aを介して取付けられている。なお、両後車輪4の上面側は、左右のリヤフェンダ4aにて覆われている。
前記ミッションケース11の上面には、走行機体2の後部に連結される耕耘機等の作業機(図示省略)を昇降動するための油圧式の作業機用昇降機構20が着脱可能に取付けられている。さらに、前記ミッションケース11の後側面には、前記作業機に駆動力を伝えるためのPTO軸21が後向きに突出するように設けられている。なお、前記作業機は、ミッションケース11の後部に、一対の左右のロワーリンク22及び1本のトップリンク23からなる3点リンク機構24を介して連結されている。作業機用昇降機構20の左右のリフトアーム20aがリフトロッド20bを介して左右のロワーリンク22に連結され、作業機用昇降機構20を作動させた場合、前記作業機が昇降動することになる。
図3に示されるように、ミッション前面ケース12の前側面には、後述する静油圧式無段変速機(HST)25が配置されている。静油圧式無段変速機25は、クラッチハウジング10の後部に内設されている。エンジン5からメインクラッチ19を介して後ろ向きに主動軸26を突出し、その主動軸26を介して、前記エンジン5の回転を無段変速機25に伝達し、次いで、無段変速機25からの出力を副変速ギヤ機構59にて適宜変速して、前記両後車輪4及び両前車輪3に伝達することになる。一方、主動軸26からの前記エンジン5の回転は、図示しないPTO伝動軸及びPTOクラッチを介してPTO変速ギヤ機構を介して、PTO軸21に伝達されることになる。
次に、図1乃至図3を参照して、操縦座席17のオペレータが操作する操縦部の構造を説明する。操縦座席17の前方の床板18から上方に突出する操縦コラム15より左方には、クラッチペダル31が配置されている。オペレータがクラッチペダル31を足踏み操作することにより、エンジン5から無段変速機25に動力を伝達するためのクラッチハウジング10内のメインクラッチ19が切断作動されることになる。
一方、操縦コラム15より右方には、左右の後車輪4制動用のブレーキ機構32をそれぞれ作動させる左右のブレーキペダル33が配置されている。ブレーキペダル33の足踏み操作によってブレーキ機構32が作動し、左右の後車輪4が制動されることになる。なお、操縦ハンドル16の下方で操縦コラム15の左方には、前進又は後進に移動方向を切換えるリバーサレバー27を配置する。操縦ハンドル16の下方で操縦コラム15の右方には、エンジン5の回転数を変更するアクセルレバー28を配置する。
図2及び図3に示されるように、操縦座席17より右方には、主変速用油圧無段変速機25を変速操作する主変速レバー36が配置されている。主変速レバー36の操作によって作動する主変速アクチュエータとしての主変速用油圧シリンダ37に、主変速用油圧無段変速機25の変速制御部(トラニオン軸)が連結され、主変速レバー36の操作によって無段変速機25が変速動作することになる。また、操縦座席17より右方には、作業機昇降レバー40及び耕耘深さ調節レバー41が配置されている。作業機昇降レバー40又は耕耘深さ調節レバー41の操作によって、作業機用昇降機構20を作動させることになる。
図2及び図3に示されるように、操縦座席17より左方には、副変速ギヤ機構59を切換える副変速レバー42が配置されている。副変速レバー42を操作することによって、低速(1速出力)位置と中速(2速出力)位置と高速(3速出力)位置の3段階に、機械式ミッション構造の副変速ギヤ機構59の各変速ギヤ(図示省略)が択一的に切換えられることになる。前記低速位置と中速位置の間、及び前記中速位置と高速位置の間には、副変速出力が零になる中立位置をそれぞれ形成している。また、操縦座席17より左方には、PTO軸21に回転力を伝達するためのPTO変速機構(図示省略)を切換えるPTO変速レバー43を配置している。PTO変速レバー43の操作によって、副変速ギヤ機構59からの副変速出力が、低速(1速出力)と中速(2速出力)と高速(3速出力)の3段階に、中立状態を挟んで、変速されることになる。
上記の構成により、無段変速機25からの無段変速出力は、主変速出力軸60を介して副変速ギヤ機構59に伝えられることになる。副変速ギヤ機構59からの副変速出力は、低速(1速出力)と中速(2速出力)と高速(3速出力)の3段階に変速された後、副変速出力軸61から差動ギヤ機構62等を介して左右の後車輪4に伝えられることになる。
図4は本実施形態のトラクタ1の油圧回路70を示し、エンジン5の回転力により作動する作業機用油圧ポンプ74及びチャージ用油圧ポンプ75を備える。作業機用油圧ポンプ74は、作業機用昇降機構20における単動式の昇降油圧シリンダ76に作動油を供給するための昇降用油圧切換弁77に接続している。したがって、オペレータが作業機昇降レバー40を操作して、昇降用油圧切換弁77を切換えて、昇降油圧シリンダ76を作動させ、リフトアーム20aを回動させることにより、ロワーリンク22を介して作業機が上昇または下降されることになる。
図4に示すように、無段変速機25は、変速用油圧ポンプ63と、この油圧ポンプ63にて作動する変速用油圧モータ64とからなる。上述した油圧無段変速機25の可変容量形の変速用油圧ポンプ63と、この油圧ポンプ63から吐出される高圧の作動油にて作動する定容量形の変速用油圧モータ64とは、閉ループ油路65を介してそれらの吸入側及び吐出側が接続されている。閉ループ油路65には、チャージ用油圧ポンプ75から作動油が補給される。また、チャージ用油圧ポンプ75は、主変速用油圧切換弁78を介して主変速用油圧シリンダ37に接続している。
したがって、主変速レバー36の操作によって主変速用油圧切換弁78を切換えて、主変速用油圧シリンダ37を作動させた場合、換言すると、変速入力軸65を介して駆動される変速用油圧ポンプ63の斜板63aを、主変速用油圧シリンダ37にて角度調節した場合、変速用油圧モータ64を介して駆動される主変速出力軸60の回転数が変更されることになる。なお、上述した油圧回路70には、図4に示すように、リリーフ弁や流量調整弁、チェック弁、オイルクーラ、オイルフィルタ等を備えている。
次に、本実施形態の作業車両(走行車両)の走行制御(変速制御)について説明する。図5は、走行制御手段の機能ブロック図であり、マイクロコンピュータ等の変速用コントローラ80を備える。変速用コントローラ80は、制御プログラムを記憶したROMと、各種データを記憶したRAMとを有する。
また、変速用コントローラ80には、図5に示すように、入力系の各種センサ及びスイッチ類、即ち、エンジン5の回転数を検出するエンジン回転センサ81と、副変速軸61の回転数(トラクタ1の移動速度=車速)を検出する車速センサ82と、主変速レバー36の操作位置(回動量)を検出するポテンショメータ型の主変速センサ83と、副変速レバー42の操作位置(回動量)を検出するポテンショメータ型の副変速センサ84と、副変速レバー42の低速(1速)操作位置に応答した主変速レバー36の最低速の操作位置の最低車速FLP1Vmin及び変速比パターンを設定する低速用設定器85と、副変速レバー42の中速(2速)操作位置に応答した主変速レバー36の最低速の操作位置の最低車速FLP2Vmin及び変速比パターンを設定する中速用設定器86と、副変速レバー42の高速(3速)操作位置に応答した主変速レバー36の最低速の操作位置の最低車速FLP3Vmin及び変速比パターンを設定する高速用設定器86とが接続されている。なお、各設定器85,86,87は、可変抵抗器にて形成して、主変速レバー36の最低速の操作位置の最低車速FLP1Vmin,FLP2Vmin,FLP3Vminを無段階に変更可能に構成している。
さらに、変速用コントローラ80には、図5に示すように、出力系の各種電磁弁及びモニタ等の表示器類、即ち、油圧比例電磁弁型の主変速用油圧切換弁78の電磁ソレノイド等が接続されている。上述した主変速センサ83と、副変速センサ84と、低速用設定器85と、中速用設定器86と、高速用設定器86との各出力に基づき、主変速用油圧切換弁78が作動して、主変速用油圧シリンダ37を作動させ、主変速用油圧無段変速機25の油圧ポンプ63の斜板63a角度を制御し、主変速用油圧無段変速機25の主変速比を変更するように構成している。なお、オペレータが作業条件等に応じて副変速レバー42を操作可能に、副変速機構59の各変速段毎に最低車速及び変速比パターンを設定可能に、低速用設定器85と、中速用設定器86と、高速用設定器86とをそれぞれ設けたが、単一の設定器で各設定器85,86,87を兼用してもよく、保守点検者がメンテナンス作業によって初期設定する半固定式の構造に各設定器85,86,87を形成してもよい。
次に、主変速用油圧無段変速機25の主変速比の適応制御について説明する。ここで、主変速比とは、エンジン5回転数に対する油圧式無段変速機25の主変速出力軸60の回転数の比率をいう。また、主変速レバー36の操作位置及び副変速レバー42の操作位置に応答させて、目標車速に近接若しくは一致させる制御を、変速比適応制御という。換言すると、主変速レバー36の操作位置及び副変速レバー42の操作位置に応答した車速が目標車速となるように、油圧式無段変速機29の変速比を制御するための主変速用油圧切換弁78を制御するものである。そのため、主変速レバー36の操作位置及び副変速レバー42の操作位置に対する油圧式無段変速機29における主変速出力軸60の回転数の変速比の変速比パターンを、変速用コントローラ80におけるパターン記憶手段としてのRAM(随時読み書き可能メモリ)に記憶させる。
この変速比パターンは、主変速レバー36の操作量が増大するのに比例して、車速が大きくなるパターンであり、その比例関数は一次関数である。なお、変速比パターンの比例関数は2次曲線の関数であっても良い。パターン記憶手段には複数の変速比パターンが関数表形式またはマップ形式(図6に示すような変速比線図を参照)にて記憶されている。低速(1速出力)位置と中速(2速出力)位置と高速(3速出力)位置の3段階の副変速レバー42の操作に応じて、図6の実施形態では3種類の変速比パターン(変速比線)を準備して、予めパターン記憶手段に記憶させている。オペレータが副変速レバー42を操作すると、3種類の変速比パターンのうちから副変速操作位置に対応した1つのパターンが選択(指示)される。換言すると、副変速レバー42は、主変速レバー36の操作量に対応する主変速比の変化率を変えるためのものである。
図6に示す実施形態では、横軸に主変速比P(主変速レバー36の操作量)を採り、縦軸(左縦軸参照)には車速V(副変速出力軸61の回転数)を採って変速比パターンの線図を示す。図6において下の線から順に副変速低速(1速)出力FLP1、副変速中速(2速)出力FLP2、副変速高速(3速)出力FLP3としている。主変速用油圧無段変速機25の油圧ポンプ63の斜板63a角度は、主変速出力軸60の回転数が略零になる中立から、最大傾斜角(最大車速)になる回動範囲、即ち、最低車速から最高車速になる主変速用油圧無段変速機25の変速範囲(SLP、1=SLPmin〜10=SLPmaxの範囲)が設定されている。主変速用油圧無段変速機25の主変速範囲(1=SLPmin〜10=SLPmax)のうち、最低車速(1=SLPmin)に応じた車速Vが、副変速の低速出力FLP1の最低車速FLP1Vmin、又は中速出力FLP2の最低車速FLP2Vmin、又は高速出力FLP3の最低車速FLP3Vminのいずれか一つと一致するように、主変速用油圧無段変速機25の主変速範囲における主変速用油圧無段変速機25の油圧モータ64の最低回転数を維持させる。
即ち、副変速レバー42が低速(1速出力)位置に操作された状態では、主変速レバー36が最低車速(1=SLPmin)に操作されることによって、車速Vが、油圧モータ64の最低回転数の維持に必要な最低車速FLP1Vminとなるように、油圧ポンプ63の斜板63a角度が制御される。換言すると、副変速機構59の変速比が高い低速段FLP1,FLP2側で主変速レバー36を最高車速10=SLPmax位置に操作したときの副変速出力の最高車速FLP1max,FLP2maxよりも、副変速機構59の変速比が低い高速段FLP2,FLP3側で主変速レバー36を最低車速1=SLPmin位置に操作したときの副変速出力の最低車速FLP1min,FLP2minが速くなるように構成している。その結果、主変速レバー36の超低速(最低車速1=SLPmin)操作によって、主変速用油圧無段変速機25がストール(油圧ポンプ63の斜板63a角度を中立より大きくしたにも関らず、油圧モータ64の回転数が零のままを維持)して、トラクタ1が停止するのを防止できる。
例えば、従来は、農作業等において、主変速レバー36の超低速(最低車速1=SLPmin)操作によって主変速用油圧無段変速機25がストールした状態が、オペレータの勘違いによって、主変速レバー36の中立操作によってトラクタ1が停止した状態と誤認された場合、エンジン5の負荷の減少等によって、主変速用油圧無段変速機25がストールした状態から解除されると、オペレータの意図とは別に、トラクタ1が超低速の車速で移動する問題があったが、本実施形態では、主変速用油圧無段変速機25のストールを阻止して、主変速レバー36を超低速操作できる。
一方、副変速レバー42が中速(2速出力)位置に操作された状態、又は副変速レバー42が高速(3速出力)位置に操作された状態では、主変速レバー36が最低車速(1=SLPmin)に操作されることによって、車速Vが、油圧モータ64の最低回転数の維持に必要な最低車速FLP2Vmin,FLP3Vminとなるように、油圧ポンプ63の斜板63a角度が制御される。その結果、副変速レバー42がいずれの変速段位置にあっても、主変速レバー36の中立操作によって車速が零になるが、本実施形態では、副変速低速(1速出力)の最高車速FLP1Vmaxより副変速中速(2速出力)の最低車速FLP2Vminを大きく設定し、副変速中速(2速出力)の最高車速FLP2Vmaxより副変速高速(3速出力)の最低車速FLP3Vminを大きく設定したから、副変速レバー42の各変速段において、主変速レバー36の変速操作によって車速Vが重複するのを防止できる。
即ち、副変速レバー42の変速段の切換操作に関らず、副変速低速から副変速高速の間の大きな変速範囲で、主変速レバー36の変速操作によって車速Vが直線的に増速又は減速されるから、オペレータが移動速度の変化を簡単に予測しながら、副変速低速段から副変速高速段に亘って、主変速レバー36をスムーズに変速操作でき、農作業条件等に適応した車速Vに簡単に変更でき、農作業等の作業能率等を向上できる。
また、副変速レバー42が低速(1速出力)位置に操作された場合と同様に、中速(2速出力)位置又は高速(3速出力)位置に副変速レバー42が操作されている状態でも、主変速レバー36の超低速(最低車速1=SLPmin)操作によって、主変速用油圧無段変速機25がストールして、トラクタ1が停止するのを防止できる。したがって、無段変速機25を有するミッション構造であっても、無段変速機25の代わりに主変速ギヤを有する従来のギヤミッション構造のように走行駆動力をスムーズに変速できる。
次に、変速比制御のフローチャート(図7)を参照しながら主変速比適応制御態様を説明する。上述のように、主変速レバー36の操作量に比例させて主変速用油圧切換弁78を作動し、これからの作動油で主変速用油圧シリンダ37を駆動させて主変速機構である油圧無段変速機25の油圧ポンプ25の圧油吐出量を制御する。その場合、各設定器85,86,87で設定した最低車速FLP1Vmin,FLP2Vmin,FLP3Vminを維持する自動制御であり、より詳しくは、主変速レバー36の操作量と副変速レバー42の操作位置とを自己監視し、主変速レバー36の操作量と副変速レバー42の操作位置との変化に応じて各設定器85,86,87で設定される最低車速FLP1Vmin,FLP2Vmin,FLP3Vminを維持するように自動制御するものである。これにて主変速出力軸36の回転数を無段階に変更調節できるものである。
従って、変速比適応制御では、エンジンを始動させ(S1)、続いて副変速レバー42の操作位置を読み込み(S2)、変速用コントローラ80のRAM(随時読み書き可能メモリ)に記憶された所定の変速比パターンFLP1,FLP2,FLP3を読み出す。
次に、オペレータがトラクタ1を前進(後進)させるために主変速レバー36を操作することにより、主変速センサ83から主変速レバー36の操作量を変速用コントローラ80に読み込む(S3)。この読み込み数値に基づいて、変速用コントローラ80の演算部では、上記の選択された変速比パターンFLP1,FLP2,FLP3上の主変速レバー36の操作量に対応する目標車速(目標変速比値)を算出する(S4)。
他方、変速用コントローラ80では、走行中に常時一定時間間隔(サンプリング時間間隔)毎に、エンジン回転センサ81からエンジン5回転数を読み込み、車速センサ82により、副変速出力軸61回転数を検出して読み込む(S5)。サンプリング時間(現在)でのエンジン回転数(分母)と副変速出力軸61回転数(分子)との比率から現在車速Vを演算し、現在車速Vが変速比パターンFLP1,FLP2,FLP3上の目標車速に略等しいか否かを判別する(S6)。
現在車速V(現在変速比値)が目標車速(目標変速比値)から大小の所定%以上離しているときは(S6:no)、変速用コントローラ80が油圧切換弁78の印加電圧値を補正することにより、油圧ポンプ63の斜板63a角度を変更調節し、油圧モータ64への作動油吐出量を制御して主変速出力軸60の回転数を増加または減少させるという主変速操作を実行する(S7)。現在車速Vが目標車速に略等しければ(目標車速に対して現在車速Vが±所定%以内の場合)(S6:yes )、主変速出力軸60の回転数を維持させる(S8)。
したがって、副変速レバー42が低速(1速出力)位置に操作された状態、又は副変速レバー42が中速(2速出力)位置に操作された状態、又は副変速レバー42が高速(3速出力)位置に操作された状態では、主変速レバー36が最低車速(1=SLPmin)に操作されることによって、車速Vが、油圧モータ64の最低回転数の維持に必要な最低車速FLP1Vmin,FLP2Vmin,FLP3Vminになるように、油圧ポンプ63の斜板63a角度が制御される。その結果、副変速レバー42がいずれの変速位置にあっても、主変速レバー36の中立操作によって車速が零になるが、主変速レバー36の変速操作によって最低車速FLP1Vmin,FLP2Vmin,FLP3Vminが維持されるから、副変速レバー42の各変速段において、主変速レバー36の変速操作によって車速Vが重複するのを防止でき、且つ主変速レバー36を超低速(最低車速1=SLPmin)操作での主変速用油圧無段変速機25のストール(油圧ポンプ63の斜板63a角度が中立位置より大きいにも関らず油圧モータ64が停止している過負荷運転状態の発生)を防止できる。
上記の記載及び図3、図5、図6から明らかなように、走行機体2に搭載されたエンジン5からの動力を変速する無段変速機25と、無段変速機25の変速比を変更する主変速操作具としての主変速レバー36と、無段変速機25からの変速駆動出力を伝達する多段変速用の副変速機構59と、副変速機構59の変速比を変更する副変速操作具としての副変速レバー42とを備えてなる作業車両の走行装置において、主変速レバー36の操作位置を検出する主変速センサ83と、無段変速機25の変速駆動出力回転数を検出する変速出力部回転センサとしての車速センサ82と、副変速レバー42の操作位置を検出する副変速センサ84とを備え、副変速レバー42の操作によって、主変速レバー36の操作によって決定される無段変速機25からの最低主変速出力FLP1Vmin,FLP2Vmin,FLP3Vminが変更されるように構成したものであるから、副変速機構59の複数の変速段FLP1,FLP2,FLP3において、車速FLP1Vが重複するのを防止できる。その結果、副変速機構59の変速段FLP1,FLP2を高速側に変更した場合、副変速機構59の変速段FLP1,FLP2を変更する前よりも、主変速レバー36にて選択される車速が遅くなることがない。一方、副変速機構59の変速段FLP2,FLP3を低速側に変更した場合、副変速機構59の変速段FLP2,FLP3を変更する前よりも、主変速レバー36にて選択される車速が速くなることがない。したがって、変速用の油圧ポンプ63及び油圧モータ64等を用いていない従来のギヤミッション(主変速機構及び副変速機構の両方を複数のギヤにて構成した構造)と同様に、主変速レバー36及び副変速レバー42によってスムーズな増速操作又は減速操作を簡単に実行できる。
また、高速で移動する路上走行等において、主変速レバー36を低速側に操作することにより、主変速レバー36が中立位置に移行する前に、エンジン5からの動力が走行部としての後車輪4に伝わらなくなるのを阻止できる。そのため、路上走行中、エンジン5が作動していて、主変速レバー36が変速位置に操作されているにも係わらず、走行機体2が停止したり、坂道等で逆進するのを、簡単に防止できる。
上記の記載及び図3、図6から明らかなように、副変速機構59の変速比が低速段FLP1,FLP2側のときの最高車速FLP1Vmax,FLP2Vmaxよりも、副変速機構59の変速比が高速段FLP2,FLP3側のときの最低車速FLP2Vmin,FLP3Vminが速くなるように構成したものであるから、副変速機構59の複数の変速段FLP1,FLP2,FLP3において、車速Vが重複するのを防止できる。副変速機構59の変速段を高速側FLP2,FLP3(低速側FLP1,FLP2)に変更しても、副変速機構の変速段を変更する前よりも、主変速レバー36にて選択した車速が遅く(速く)なるのを防止できる。主変速レバー36及び副変速レバー42によってスムーズな増速操作又は減速操作を簡単に実行できる。
上記の記載及び図5、図6から明らかなように、無段変速機25の複数の変速比パターンを記憶するパターン記憶手段としての変速用コントローラ80と、無段変速機25の変速比パターンを選択するパターン設定器としての低速用設定器85及び中速用設定器86及び高速用設定器87とを備え、主変速レバー36の操作量に応じて、各設定器85,86,87にて選択された変速比パターンに基づいて無段変速機25の出力回転数を制御するものであるから、オペレータが各設定器85,86,87にて変速比パターンを設定した後は、主変速レバー36を操作するだけで、環境の変化や作業車両の走行負荷の変動により、現実の変速比の値が目標値からずれたときに、自動的に目標変速比の値に近づくように自動制御できる。
本発明の実施例に係る農作業用トラクタの側面図である。 同平面図である。 同走行駆動系統図である。 油圧回路図である。 走行変速用の制御回路図である。 主変速出力と車速の関係を表した線図である。 変速比適応制御のフローチャートである。
符号の説明
2 走行機体
5 エンジン
25 無段変速機
36 主変速レバー(主変速操作具)
42 副変速レバー(副変速操作具)
80 変速用コントローラ(パターン記憶手段)
82 車速センサ(変速出力部回転センサ)
83 主変速センサ
84 副変速センサ
85 低速用設定器(パターン設定器)
86 中速用設定器(パターン設定器)
87 高速用設定器(パターン設定器)

Claims (3)

  1. 走行機体に搭載されたエンジンからの動力を変速する無段変速機と、前記無段変速機の変速比を変更する主変速操作具と、前記無段変速機からの変速駆動出力を伝達する多段変速用の副変速機構と、前記副変速機構の変速比を変更する副変速操作具とを備えてなる作業車両の走行装置において、
    前記主変速操作具の操作位置を検出する主変速センサと、前記無段変速機の変速駆動出力回転数を検出する変速出力部回転センサと、前記副変速操作具の操作位置を検出する副変速センサとを備え、
    前記副変速操作具の操作によって、前記主変速操作具の操作によって決定される前記無段変速機からの最低主変速出力が変更されるように構成したことを特徴とする作業車両の走行装置。
  2. 前記副変速機構の変速比が低速段側のときの最高車速よりも、前記副変速機構の変速比が高速段側のときの最低車速が速くなるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業車両の走行装置。
  3. 前記無段変速機の複数の変速比パターンを記憶するパターン記憶手段と、前記無段変速機の変速比パターンを選択するパターン設定器とを備え、
    前記主変速操作具の操作量に応じて、前記パターン設定器にて選択された変速比パターンに基づいて前記無段変速機の出力回転数を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車両の走行装置。
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