JP2008178751A - インターベンション治療システムと共に用いられる進入子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】傾斜磁場を発生する磁場発生部1を被検体に配置し、これをコントローラ9及びコイルドライバ8を介して電流を供給して駆動する。これにより、被検体に傾斜磁場が印加される。この状態でX線撮影を行い、X線撮影画像を見ながら被検体内に先端部に磁性体の設けられたカテーテルを送入する。傾斜磁場は、磁性体を管状組織の形成方向に沿って牽引する。このため、傾斜磁場を掛ける方向をコントローラ9により操作することで、安全かつ確実、そして容易にカテーテル等の進入子を所望の部位まで誘導することができる。
【選択図】図1
Description
ことが予想される。
(第1の実施の形態の構成)
本発明の第1の実施の形態のインターベンション治療システムは、図1に示すように非収束磁場の一つである傾斜磁場や、略々一様な強度を持つ磁場を発生する電磁石である磁場発生部1と、X線管2からX線を曝射することで得られたX線像をイメージ・インテンシ・ファイヤ2で光学像に変換し、この光学像をテレビジョンカメラ4で撮像することにより被検体の透視画像を形成するI・I・−TV系5と、I・I・−TV系5により形成された透視画像を表示する表示部6と、磁場発生部1を駆動するコイルドライバ7と、例えばジョイスティック等の操作部8の操作に応じてコイルドライバ7を介して磁場発生部1を駆動制御すると共に、X線管2の管電圧、管電流、曝射タイミングをはじめ当該システムの全体の動作を制御するコントローラ9とを有している。
次にこのような構成を有する当該第1の実施の形態のインターベンション治療システムの動作説明をする。
次に、本発明の第2の実施の形態のインターベンション治療システムの説明をする。上述の第1の実施の形態のインターベンション治療システムは、傾斜磁場によりカテーテル16を被検体の所望の管状組織に誘導するものであったが、この第2の実施の形態のインターベンション治療システムは、被検体内に挿入したカテーテル16の向きを一様磁場により所望の向きに変向可能としたしたものである。なお、この第2の実施の形態は、この点のみが上述の第1の実施の形態と異なるため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明を省略することとする。
次に、本発明の第3の実施の形態のインターベンション治療システムの説明をする。上述の第1、第2の実施の形態のインターベンション治療システムは、進入子となるカテーテル16の先端部に磁気誘導体を設け、このカテーテル16を、傾斜磁場或いは一様磁場により所望の方向に誘導するものであったが、この第3の実施の形態のインターベンション治療システムは、薬剤を徐々に放出する徐放性カプセルの中に磁性体を入れ、この徐放性カプセルを傾斜磁場或いは一様磁場により所望の部位に誘導するようにしたものである。なお、この第3の実施の形態は、この点のみが上述の各実施の形態と異なるため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明を省略することとする。
次に、本発明の第4の実施の形態のインターベンション治療システムの説明をする。上述の第3の実施の形態のインターベンション治療システムは、磁性体が送入された徐放性カプセルを所望の部位に誘導するようにしたものであるが、この第3の実施の形態のインターベンション治療システムは、磁性体そのものを所望の部位に誘導し、これを治療に利用するようにしたものである。なお、この第4の実施の形態は、この点のみが上述の各実施の形態と異なるため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明を省略することとする。
次に、本発明の第5の実施の形態のインターベンション治療システムの説明をする。この第5の実施の形態のインターベンション治療システムは、被検体内にマイクロマシンを送入して誘導可能としたものである。なお、この第5の実施の形態は、この点のみが上述の各実施の形態と異なるため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明を省略することとする。
次に、本発明の第6の実施の形態のインターベンション治療システムの説明をする。この第6の実施の形態のインターベンション治療システムは、上述の各実施の形態で用いた磁場発生部1に対してX線を遮ることなく透過させるための窓を設けるようにしたものである。なお、この第6の実施の形態は、この点のみが上述の各実施の形態と異なるため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明を省略することとする。
次に、本発明の第7の実施の形態のインターベンション治療システムの説明をする。上述の各実施の形態の説明では、磁場発生部1は傾斜磁場及び一様磁場を発生し、これにより磁性体等を誘導するものであったが、この第7の実施の形態のインターベンション治療システムは、磁場発生部1が、前記各コイル1a〜1cと共に焦点磁場を発生するコイルを有し、焦点磁場により磁性体等を誘導するようにしたものである。なお、この第7の実施の形態は、この点のみが上述の各実施の形態と異なるため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明を省略することとする。
最後に、このような傾斜磁場コイルの技術は、MRI装置において既に使われている技術に類似している。すなわち、MRI装置は、強い一様な磁場を発生する靜磁場磁石(永久磁石、常伝導電磁石、超伝導電磁石を使った物がある)の他に、傾斜磁場コイルを有し、これらによって任意の方向・磁場強度の変化率(磁場強度の微分)を持つ傾斜磁場を発生する。傾斜磁場コイルはMRI装置の撮像原理上本質的に必要なものであり、傾斜磁場コイルに流す電流を制御する電源装置と共に、既に長年にわたって改良が重ねられ、非常に線形性の良い(磁場強度の変化率が位置によらず高い精度で一定であること。)傾斜磁場コイルと、傾斜磁場の方向・強度を1/1000秒以下の短時間で正確に切り替える電源装置が実用化されている。そして、MRI装置においては、傾斜磁場コイルの作る磁場ベクトルのうち、静磁場ベクトルと平行な成分だけが利用されている。またMRI装置においては、傾斜磁場による牽引力はむしろ弊害とみなされる。これは、人体内に予期しない磁性体(例えば針等)が入っていた場合、この磁性体が人体内を移動することによって予期せぬ事故が発生する虞があるからである。
Claims (4)
- 被検体の少なくとも一部が配置される空間内に磁場を発生させ、当該空間内における磁場の強度又は向きの少なくとも一方を制御することで、前記被検体の少なくとも一部内に存在する進入子の位置及び向きの少なくとも一方を制御するインターベンション治療システムと共に用いられる進入子であって、
前記進入子の先端領域に設けられ、互いに直交する向きに設定された少なくとも3つの通電手段と、
前記少なくとも3つの通電手段の少なくとも一つに電流を供給することで、前記空間内の磁場に起因する力学的作用を前記進入子の先端領域に発生させ、当該先端領域の位置及び向きの少なくとも一方を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする進入子。 - 前記進入子は、磁気により誘導可能な磁気被誘導体の設けられたカテーテルであることを特徴とする請求項1記載の進入子。
- 前記進入子は、磁気により誘導可能な磁気被誘導体と共に、所定の薬剤が被覆されたカプセルであることを特徴とする請求項1又は2記載の進入子。
- 前記進入子は、磁気により誘導可能な磁気被誘導体であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載の進入子。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20190101189A (ko) * | 2018-02-22 | 2019-08-30 | 전남대학교산학협력단 | 외부 자극 장치를 이용한 조향 바늘의 능동 약물 표적화 시스템 |
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2008
- 2008-04-23 JP JP2008113018A patent/JP2008178751A/ja active Pending
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