JP2008178010A - 撮像装置及び撮像装置の駆動方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の撮像素子から出力された輝度信号及び色差信号に画像フォーマットに応じて補正処理を行う時間を短縮できる撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供する。
【解決手段】本発明の撮像装置は、入射光を分光する分光手段と、分光手段によって分光された光を受光し、輝度画像を出力する第1撮像素子と、分光手段によって分光された光を受光し、色差画像を出力する第2撮像素子とを備え、第2撮像素子から出力された色差画像に同時化処理を行い、同時化処理された色差画像に基づいて色差信号を出力する色差信号変換手段を有し、色差信号変換手段が、所定の画像のフォーマットに適合するように、輝度画像から得られる輝度信号の画素に対する色差信号の数を予め設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置及び撮像装置の駆動方法に関し、特に、2つの撮像素子を用いて、輝度信号と色差信号とを出力して画像を生成する撮像装置及び撮像装置の駆動方法に関する。
現在、デジタルスチルカメラなどの撮像装置では、良好な解像度及び感度特性を得ることを目的として、カラーフィルタを有する撮像素子と、カラーフィルタを有していない撮像素子とを備えた構成のものがある。このような構成の撮像装置では、入射光を分光し、分光した光からカラーフィルタを有する撮像素子を用いて色差画像を取得し、かつ、カラーフィルタを有していない撮像素子を用いて輝度画像を取得し、色差画像及び輝度画像を色差信号及び輝度画像に変換し、カラー画像を生成している。
図8は、2つの撮像素子を有する撮像装置の処理の手順を概略的に示す図である。最初に、入射光を分光部材によって2つに分光し、分光の一方をカラーフィルタを有する固体撮像素子であるカラーCCDによって受光し、分光の他方をカラーフィルタを有しない固体撮像素子である無色CCDによって受光する。図9は、色差信号の状態を模式的に示す図であり、図10は、輝度信号の状態を模式的に示す図である。図9(a)は、カラーCCDから出力された色差画像を模式的に示している。なお、図9及び図10では、画像を構成する単位画素をピクセル1Pで示しており、各ピクセル1Pの縦方向寸法及び横方向寸法を等しくすることで説明を簡略化している。
撮像時に、撮像装置はカラーCCDから出力された信号にRGB同時化の処理を行う。RGB同時化とは1ピクセル1Pに対してRGB3色のデータを生成する処理をいう。図9(b)は、図9(a)の色差画像にRGB同時化処理を行うことで出力される色差画像の状態を模式的に示している。また、図9(c)に示すように、RGB同時化処理された色差画像が色差変換され、色差信号Cb,Crが生成される。一方で、無色CCDから出力された輝度画像に基づいて、図10に示すように、各ピクセル1Pごとに輝度信号Yが生成される。色差信号Cb,Cr及び輝度信号Yは、圧縮伸張処理が施されることで、画像の所定の形式に準拠するJPEGやMPEGなどのフォーマットに変換された状態となり、図示しない記憶部に記憶される。ここで、図9及び図10に示す画像では、輝度信号Yの各ピクセル1Pに対して色差信号Cb,Crの各ピクセル1Pが対応しており、Y:Cb,Cr=1:1となっている。
特開平5−207485号公報 特開2002−354492号公報 特開平11−127441号公報 特開平6−121326号公報
一般に、人間の視覚において、輝度に対しては高い解像力を有しているが、色彩については、輝度に比べて解像力が低いという性質がある。このため、輝度信号Yを生成する撮像素子は、高い解像度を確保するため画素数の多いものが必要であるが、色差信号Cb,Crを生成する撮像素子は、それほど高い解像度を必要としないため、画素数の少ないものを用いることができる。そこで、複数の輝度信号Yに対して1つの色差信号Cb,Crを用いて色差変換式により算出することで、カラー画像を生成することができる。
ところで、JPEGやMPEGなどの画像フォーマットにおいては、輝度信号Yに対して所定数の色差信号Cb,Crによって構成されている。例えば、一般的にYC422と称されるフォーマットでは、4つの輝度信号Yに対して2つの色差信号Cb,Crから構成されている。また、YC420と称されるフォーマットでは、4つの輝度信号Yに対して1つの色差信号Cb,Crから構成されている。2つの撮像素子を備えた撮像装置は、フォーマットに準拠するように生成された輝度信号Yと色差信号Cb,Crを圧縮伸張回路で補正する必要があった。このように、従来の撮像装置では、各撮像素子から出力された輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを画像のフォーマットに応じて補正処理するための時間が必要となる点で改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の撮像素子から出力された輝度信号及び色差信号に画像フォーマットに応じて補正処理を行う時間を短縮できる撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成によって達成される。
(1)入射光を分光する分光手段と、
前記分光手段によって分光された光を受光し、輝度画像を出力する第1撮像素子と、
前記分光手段によって分光された光を受光し、色差画像を出力する第2撮像素子とを備えた撮像装置であって、
前記第2撮像素子から出力された前記色差画像に同時化処理を行い、同時化処理された前記色差画像に基づいて色差信号を出力する色差信号変換手段を有し、前記色差信号変換手段が、所定の画像のフォーマットに適合するように、前記輝度画像から得られる前記輝度信号の画素に対する前記色差信号の画素数を予め設定することを特徴とする撮像装置。
(2)前記色差信号変換手段が、前記色差画像に同時化処理を行う同時化回路と、前記同時化回路から出力された前記色差画像に色差変換処理を行うことで前記色差信号を出力する色差変換処理回路とを有することを特徴とする上記(1)に記載の撮像装置。
(3)前記色差信号変換手段が、前記輝度信号の4つの信号に対して2つの前記色差信号を設定することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の撮像装置。
(4)前記色差信号変換手段が、前記輝度信号の4つの信号に対して1つの前記色差信号を設定することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の撮像装置。
(5)前記第2撮像素子が、原色又は補色のカラーフィルタを有する固体撮像素子であって、前記第1撮像素子に比べて画素数が少ないものであることを特徴とする上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(6)入射光を分光する分光手段と、前記分光手段によって分光された光を受光し、輝度画像を生成する第1撮像素子と、前記分光手段によって分光された光を受光し、色差画像を生成する第2撮像素子とを備えた撮像装置の駆動方法であって、前記第2撮像素子から出力された前記色差画像に同時化処理を行い、同時化処理された前記色差画像に基づいて色差信号を出力する色差信号変換工程を有し、前記色差信号変換工程で、所定の画像のフォーマットに適合するように、前記輝度画像から得られる前記輝度信号の画素に対する前記色差信号の数を予め設定することを特徴とする撮像装置の駆動方法。
(7)前記色差信号変換工程が、前記色差画像に同時化処理を行う工程と、前記同時化回路から出力された前記色差画像に色差変換処理を行うことで前記色差信号を出力する工程とを有することを特徴とする上記(6)に記載の撮像装置の駆動方法。
(8)前記色差信号変換工程が、前記輝度信号の4つの信号に対して2つの前記色差信号を設定することを特徴とする上記(6)又は(7)に記載の撮像装置の駆動方法。
(9)前記色差信号変換工程が、前記輝度信号の4つの信号に対して1つの前記色差信号を設定することを特徴とする上記(6)又は(7)に記載の撮像装置の駆動方法。
(10)前記第2撮像素子が、原色又は補色のカラーフィルタを有する固体撮像素子であって、前記第1撮像素子に比べて画素数が少ないものであることを特徴とする上記(6)から(9)のいずれか1つに記載の撮像装置の駆動方法。
本発明によれば、第1撮像素子によって生成された輝度画像から輝度信号を出力し、また、第2撮像素子によって生成された色差画像に同時化処理と色差変換処理を行うことで色差信号を出力する。色差画像に同時化処理する際に、形成する画像のフォーマットに適応するように、輝度信号の1つの画素に対する色差信号の画素数を予め設定することができるため、輝度信号及び色差信号を生成した後で、画像フォーマットに適合させるための圧縮伸張処理にかかる負担を軽減することができる。
本発明によれば、複数の撮像素子から出力された輝度信号及び色差信号に画像フォーマットに応じて補正処理を行う時間を短縮できる撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本実施形態の撮像装置の概略的な構成を示す図である。撮像装置は、撮像レンズから入射した光を分光する分光手段として機能するプリズムを備えている。本実施形態では、プリズムとしてダイクロイックプリズムを使用している。入射光は、プリズムに形成された、該入射光の進行方向に対して垂直な2次元平面に対して45度の傾斜角度を有する反射面に入射し、入射光に対して90度の反射角で反射する反射光と、そのままプリズムを透過して直進する透過光とに分光される。なお、分光手段としては、プリズムに限定されず、例えばハーフミラーを使用してもよい。
撮像装置は、輝度画像を生成する第1撮像素子と色差画像を生成する第2撮像素子とを備えている。本実施形態では、第1撮像素子は、無色のフィルタ層又は緑(G)1色のみからなるフィルタ層を備えたCCD型撮像素子(図1中の無色CCD)を用い、プリズムによって分光された透過光を受光する位置に配置されている。第2撮像素子は、RGBの原色のカラーフィルタを備えたCCD型撮像素子(図1中の有色CCD)を用い、プリズムによって反射された反射光を受光する位置に配置されている。なお、第2撮像素子は、補色のカラーフィルタを備えたCCD型撮像素子を用いてもよい。
また、撮像装置は、第1撮像素子の無色CCDで生成された輝度画像が出力されるA/D変換部と、A/D変換部で変換された輝度画像に基づいて輝度信号を生成する補正処理回路とを備えている。
さらに、撮像装置は、第2撮像素子の有色CCDで生成された色差画像が出力されたA/D変換部と、A/D変換部で変換された色差画像に基づいて色差信号を生成する補正処理回路と、色差画像にRGB同時化処理を行うRGB同時化回路と、同時化された色差画像に基づいて色差変換処理回路とを備えている。本実施形態では、同時化回路と色差変換処理回路とが色差信号変換手段として機能する。
本実施形態では、人間の視覚において高解像力を有する輝度を確保するため、第1撮像素子としては画素数が多い高解像度のものを使用でき、第2撮像素子としては第1撮像素子の画素数に比べて画素数が少ない、低解像度のものを使用することができる。このように、有色CCDの画素数を無色CCDの画素数に対して減らすことで有色画素の受光面積の割合を拡大できる。こうすることで、撮像素子の高密度化に伴ってCCDの画素ピッチが狭くなる場合でも、十分な受光面積を確保することでS/N比の低下を回避することができ、偽色や色モワレ(色ノイズ)といった出力画像の品質の低下を防止できる。
また、本実施形態のように、輝度信号と色差信号とをそれぞれ別の処理系統によって出力する構成であるため、1つの撮像素子を輝度信号のみを専ら処理するものとして利用でき、該撮像素子のカラーフィルタを無色として解像をそのままに受光感度特性やS/N比の向上させることができる。
上記構成によって、撮像時に、第1撮像素子の輝度画像に基づいて輝度信号Yが出力され、第2撮像素子の色差画像に基づいて色差信号Cb,Crが出力される。出力された輝度信号Yと色差信号Cb,Crは、画像のフォーマットに準拠するように補正され、図示しないメモリなどの記憶部に出力される。
一般に、画像のフォーマットとしては、JPEG(Joint Photographic Experts Group),MPEG(Moving Picture Experts Group)が広く使用されており、これらのフォーマットではYC(輝度色差)データに基づいて生成される。YCデータとしては、例えば、YC422やYC420などが用いられる。
図2は、本実施形態で用いるフォーマットの一例を示しており、YC422に相当するYCデータを示す模式図である。図2では、格子状に配置された各Yで示すものが画像を構成する単位画素である1ピクセルとし、各ピクセルの縦方向寸法及び横方向寸法を等しくすることで説明を簡略化している。図2に示すように、このフォーマットでは、4つの輝度信号Yに対して2つの色差信号Cb,Crが設定されている。具体的には、行方向(図中の上下方向)及び列方向(図中の左右方向)に2つずつ配列された4つの輝度信号Yに対して、行方向に2つで、かつ、列方向に輝度信号Yの半分の画素数(すなわち、1つ)の色差信号Cb,Crを設定している。こうすることで、輝度信号Yに対して少ない色差信号Cb,CrによってYC422に準拠するYCデータを生成している。
図3は、本実施形態の撮像装置において、図2のフォーマットに適応するように、色差画像から色差信号を得る手順を示している。図4は、輝度信号を模式的に示す図である。
図3(a)は、第2撮像素子の有色CCDによって生成された色差画像を示している。図3(a)に示すように、第2撮像素子によって得られるR,G,Bは、それぞれ、カラーフィルタのカラーパターンの赤、緑、青を透過した光の色に相当する。第2撮像素子のRGBのカラーパターンは特に限定されない。
本実施形態では、色差画像を生成した状態で、輝度信号Yに対して、行方向に1つの画素数とし、列方向の画素数に対して半分となるように設定されている。言い換えると、色差画像を生成する際に、行方向に1つの画素と列方向に並んだ2つの画素に相当する1つのカラー画像によって、列方向に2つの輝度信号Yに対応するように設定する。
図3(b)は、図3(a)の色差画像にRGB同時化処理を行った後の画像を模式的に示している。RGB同時化処理は、RGB同時化回路で実行され、色差画像における所定の1画素を注目点とし、その注目点の周辺の画素からRGBの各色データを取得する。
図3(c)は、図3(b)の同時化処理された色差画像に色差変換処理を行うこで得られる色差信号を模式的に示している。色差変換処理は色差変換処理回路で実行される。色差変換処理では、ITU−R BT601に準拠する下記に示す変換式が用いられる。ここで、ITU−R BT601とは、アナログビデオ信号をデジタルデータに変換する際のデータ形式を規定した国際規格であり、画像の色形式、サンプル構造、サンプリング周波数、水平サンプル数、水平有効サンプル数、適用可能アスペクト比、符号化形式、データ範囲等が規定される。なお、他の規格としては、HDTVで使用されるsRGB規格(ITU-R BT.709規格)等でもよい。
Y=0.299・R+0.587・G+0.114・B
Cb=B−Y
Cr=R−Y
図3及び図4に示すように、1画素(1ピクセル)に相当する行方向及び列方向の寸法を1Pとすると、色差画像のRGBの各色信号の列方向の寸法が2Pとなり、各輝度信号Yの列方向寸法1Pの2画素分に相当している。このため、色差画像は、実質的に、輝度信号Yに対して列方向の画素数が半分とすることができる。
本実施形態の撮像装置によれば、第1撮像素子によって生成された輝度画像から輝度信号Yを出力し、また、第2撮像素子によって生成された色差画像に同時化処理と色差変換処理を行うことで色差信号Cb,Crを出力する。色差画像に同時化処理する際に、形成する画像のフォーマットのYCデータに適応するように、輝度信号の画素に対する色差信号の画素数を予め設定することができるため、輝度信号及び色差信号を生成した後で、画像フォーマットに適合させるための圧縮伸張処理にかかる負担を軽減することができる。
図5は、本実施形態の撮像装置で用いるフォーマットの別の例を示す図である。図5は、YC420に相当するYCデータを示す模式図である。図5では、格子状に配置された各Yで示すものが画像を構成する単位画素である1ピクセルとし、各ピクセルの縦方向寸法及び横方向寸法を等しくすることで説明を簡略化している。図5に示すように、このフォーマットでは、4つの輝度信号Yに対して1つの色差信号Cb,Crが設定されている。具体的には、行方向(図中の上下方向)及び列方向(図中の左右方向)に2つずつ配列された4つの輝度信号Yに対して、行方向と列方向のそれぞれに、輝度信号Yの半分の画素数(すなわち、1つ)の色差信号Cb,Crを設定している。こうすることで、輝度信号Yに対して少ない色差信号Cb,CrによってYC420に準拠するYCデータを生成している。
図6は、本実施形態の撮像装置において、図5のフォーマットに適応するように、色差画像から色差信号を得る手順を示している。なお、輝度信号は、図4と同じ形式となる。
図6(a)は、第2撮像素子の有色CCDによって生成された色差画像を示している。図6(a)に示すように、色差画像を生成した状態で、輝度信号Yに対して、行方向及び列方向の画素数が半分となるように設定されている。言い換えると、色差画像を生成する際に、行方向と列方向に並んだ2つの画素に相当する1つのカラー画像によって、列方向に4つの輝度信号Yに対応するように設定する。
図6(b)は、図6(a)の色差画像にRGB同時化処理を行った後の画像を模式的に示している。また、図6(c)は、図6(b)の同時化処理された色差画像に色差変換処理回路において色差変換処理を行うこで得られる色差信号を模式的に示している。色差変換処理では、上述と同様に、ITU−R BT601に準拠する色差変換式を用いることができる。
図4及び図6に示すように、1画素(1ピクセル)に相当する行方向及び列方向の寸法を1Pとすると、色差画像のRGBの各色信号の行方向及び列方向の寸法が2Pとなり、各輝度信号Yの行方向及び列方向寸法1Pの2画素分に相当している。このため、色差画像は、実質的に、輝度信号Yに対して行方向及び列方向の画素数が半分とすることができる。
こうすれば、撮像装置は、色差画像に同時化処理する際に、形成する画像のフォーマットのYC420に適応するように、輝度信号の画素に対する色差信号の画素数を予め設定することができるため、輝度信号及び色差信号を生成した後で、画像フォーマットに適合させるための圧縮伸張処理にかかる負担を軽減することができる。
本実施形態では、図3(a)及び図6(a)に示すように画素を格子状に配置した、いわゆる、ベイヤー配列の撮像素子を例として説明したが、画素をハニカム状に配置されたものであってもよい。
図7(a)は、第2撮像素子がハニカム構成を有する場合の撮像画像の状態を示す模式図である。RGBの各色は、カラーフィルタのカラー配列に対応している。この撮像画像をRGB同時化処理を行うと、図7(b)に示すような状態となる。通常、ハニカム状に画素を配置してなる撮像素子では、同時化処理を行う際に、実際には画素がない位置に想定して画素(虚画素)を周辺の画素から補間演算処理する手順を含む。こうすることで、図7(a)の撮像画像において画素の存在しない位置の画素についても、同時化処理することで、RGBの色信号を決定するこができる。図7(b)に示すように、同時化処理された色差画像は、上述した画素配置の撮像素子と同様の色差画像となるため、同様に、色差変換処理を行うことで色差信号を得ることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良などが可能である。
上記実施形態では、画像のフォーマットの一例としてYCデータがYC422及びYC420に準拠する場合について説明したが、画像のフォーマットは、特に限定されない。本発明にかかる撮像装置は、所定の画像のフォーマットに適合するように、輝度画像から得られる輝度信号Yの画素に対する色差信号Cr,Cbの数を設定することができる。
本発明にかかる撮像装置の概略的な構成を示す図である。 撮像装置で用いるフォーマットの一例を示す図である。 色差画像から色差信号を得る手順を示す図である。 輝度信号を模式的に示す図である。 YCデータの一例を示す模式図である。 色差画像から色差信号を得る手順を示す図である。 色差画像から色差信号を得る手順を示す図である。 2つの撮像素子を有する撮像装置の処理の手順を概略的に示す図である。 色差信号の状態を模式的に示す図である。 輝度信号の状態を模式的に示す図である。

Claims (10)

  1. 入射光を分光する分光手段と、
    前記分光手段によって分光された光を受光し、輝度画像を出力する第1撮像素子と、
    前記分光手段によって分光された光を受光し、色差画像を出力する第2撮像素子とを備えた撮像装置であって、
    前記第2撮像素子から出力された前記色差画像に同時化処理を行い、同時化処理された前記色差画像に基づいて色差信号を出力する色差信号変換手段を有し、前記色差信号変換手段が、所定の画像のフォーマットに適合するように、前記輝度画像から得られる前記輝度信号の画素に対する前記色差信号の数を予め設定することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記色差信号変換手段が、前記色差画像に同時化処理を行う同時化回路と、前記同時化回路から出力された前記色差画像に色差変換処理を行うことで前記色差信号を出力する色差変換処理回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記色差信号変換手段が、前記輝度信号の4つの信号に対して2つの前記色差信号を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記色差信号変換手段が、前記輝度信号の4つの信号に対して1つの前記色差信号を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 前記第2撮像素子が、原色又は補色のカラーフィルタを有する固体撮像素子であって、前記第1撮像素子に比べて画素数が少ないものであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の撮像装置。
  6. 入射光を分光する分光手段と、前記分光手段によって分光された光を受光し、輝度画像を生成する第1撮像素子と、前記分光手段によって分光された光を受光し、色差画像を生成する第2撮像素子とを備えた撮像装置の駆動方法であって、
    前記第2撮像素子から出力された前記色差画像に同時化処理を行い、同時化処理された前記色差画像に基づいて色差信号を出力する色差信号変換工程を有し、前記色差信号変換工程で、所定の画像のフォーマットに適合するように、前記輝度画像から得られる前記輝度信号の画素に対する前記色差信号の数を予め設定することを特徴とする撮像装置の駆動方法。
  7. 前記色差信号変換工程が、前記色差画像に同時化処理を行う工程と、前記同時化回路から出力された前記色差画像に色差変換処理を行うことで前記色差信号を出力する工程とを有することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置の駆動方法。
  8. 前記色差信号変換工程が、前記輝度信号の4つの信号に対して2つの前記色差信号を設定することを特徴とする請求項6又は7に記載の撮像装置の駆動方法。
  9. 前記色差信号変換工程が、前記輝度信号の4つの信号に対して1つの前記色差信号を設定することを特徴とする請求項6又は7に記載の撮像装置の駆動方法。
  10. 前記第2撮像素子が、原色又は補色のカラーフィルタを有する固体撮像素子であって、前記第1撮像素子に比べて画素数が少ないものであることを特徴とする請求項6から9のいずれか1つに記載の撮像装置の駆動方法。
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