JP2008176232A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】最適視角方向の角度や数が変化する表示装置において、バックライトモジュールから出射された光の利用効率の低下を抑制し、常に明るい表示を行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】バックライトモジュールから出射される光は指向性を有しており、かつ、その指向方向が前記最適視角方向の変化に応じて、変化する表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、最適視角方向が変化する表示装置に関するものである。
従来、液晶表示パネルが備えられた表示部を、バックライトモジュールで背面から照射することによって画像を表示する液晶表示装置が広く使われている。
また、液晶表示装置の表示モードを変更することによって、最適視角方向の角度や数を変化させることができる液晶表示装置が開発されている。
ここで、最適視角方向とは、表示装置に画像が表示される際に想定されている観者の方向を意味する。そして、この最適視角方向の角度や数は、表示モードの変更などによって変化する。
図8に、一方向の最適視角方向を有する液晶表示装置において、表示モードを変更することによって、その角度が変化する例を示す。図8は、従来の液晶表示装置を示す図である。この液晶表示装置では、表示モードの変更によって、最適視角方向が、表示面に対する法線方向から、法線方向から傾いた方向に変化している。
また、図9に、表示モードを変更することによって、最適視角方向の数が増加する例を示す。図9は、従来の液晶表示装置を示す図である。この液晶表示装置では、表示モードの変更によって、最適視角方向が、表示面に対する法線方向一方向から、法線方向から傾いた2種類の方向(デュアルビュー液晶など)や3種類の方向(トリプルビュー液晶など)に変化している。
ところで、自己発光しない液晶表示パネルなどが用いられた表示装置においては、バックライトモジュールから出射される光を効率的に利用することが必要である。
これに関し、バックライトモジュールから出射される光に指向性を付与し、かつ、その指向方向を可変とする技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、バックライトモジュールにおいて、シャッターとレンズとを併用することによって、バックライトモジュールから出射される光の指向方向を可変とする技術が記載されている。
また、特許文献2には、液晶表示装置全体を回動可能として、バックライトモジュールから出射される光の指向方向を可変とする技術が記載されている。
特開平8−211334号公報(1996年8月20日公開) 特開2000−194271号公報(2000年7月14日公開)
しかしながら、最適視角方向が変化する液晶表示装置においては、前記従来の技術では、バックライトモジュールから出射された光の利用効率が悪いという問題点があった。
すなわち、最適視角方向の数や角度が変化する液晶表示装置においては、最適視角方向の変化に応じて、バックライトモジュールから出射される光の指向方向を変化させることが好ましい。なぜなら、通常、観者は、液晶表示装置を最適視角方向から観るところ、最適視角方向とバックライトモジュールから出射された光の指向方向とが一致する場合には、バックライトモジュールから出射される光が効率的に利用され、観者が明るい表示を見ることができるからである。
この点、特許文献1に記載の技術においては、バックライトモジュールから出射される光の指向方向を変化させることは可能であるが、液晶表示装置の最適視角方向の変化に応じて、光の指向方向を変化させるものではなかった。したがって、常にバックライトモジュールから出射された光が効率的に利用されるものではなかった。
一方、前記特許文献2に記載された技術においては、液晶表示パネルとバックライトモジュールとが一体となってその角度が変わるため、液晶表示パネルの最適視角方向が変化した場合、その方向にバックライトの光の指向方向を一致させることはできなかった。
したがって、バックライトモジュールから出射された光が効率的に利用されるものではなかった。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、最適視角方向の角度や数が変化する表示装置において、バックライトモジュールから出射された光の利用効率の低下を抑制し、常に明るい表示を行うことができる表示装置を提供することにある。
本発明の表示装置は、前記課題を解決するために、最適視角方向が変化する表示部と、該表示部を背面から照射するバックライトモジュールとが備えられた表示装置において、前記バックライトモジュールから出射される光は指向性を有しており、かつ、その指向方向が前記最適視角方向の変化に応じて変化することを特徴とする。
前記の発明によれば、バックライトモジュールから発光される光は指向性を有しており、かつ、その指向方向が最適視角方向の変化に応じて変化するので、バックライトモジュールから出射された光を最適視角方向に集中させることができる。そして、表示装置の観者は通常最適視角方向から表示装置を観るところ、本発明の表示装置では最適視角方向にバックライトモジュールのから出射された光が集中しているので、観者は明るい表示を観ることができる。
よって、本発明の表示装置は、最適視角方向の角度や数が変化する表示装置において、バックライトモジュールから出射された光の利用効率の低下を抑制し、常に明るい表示を行うことができる表示装置を提供することができる。
また、本発明の表示装置は、前記バックライトモジュールには、出射される光が指向性を有する光源部と、該光源部を回動させる光源回動部とが設けられており、前記光源回動部は、前記バックライトモジュールから出射される光が前記表示部の最適視角方向に指向するように、前記光源部を回動させることが好ましい。
前記の発明によれば、光源部が回動可能であり、かつ、光源部から出射される光が指向性を有しているので、光源部を回動させることのみでバックライトモジュールから出射される光を、容易に表示部の最適視角方向に指向させることができる。
また、本発明の表示装置は、前記光源回動部は、前記表示部に対して最適視角方向の変更を伴う表示モードの変更が行われたことに連動して、前記バックライトモジュールから出射された光が前記表示部の最適視角方向に指向するように、前記光源部を回動させることが好ましい。
前記の発明によれば、光源回動部が、表示部の最適視角方向の変更に連動して光源部を回動させるので、観者は、表示部の最適視角方向が変更されても、別途表示装置を操作することなく、常に明るい表示を観ることができる。
また、本発明の表示装置は、前記光源部には発光素子と、前記発光素子から発光された光に指向性を付与することができるように前記発光素子の周辺に配設された指向部材とが設けられていることが好ましい。
また、本発明の表示装置は、前記指向部材は、前記発光素子から発光された光が前記指向部材の表面で反射することによって前記光に指向性を付与することが好ましい。
また、本発明の表示装置は、前記指向部材は、前記発光素子から発光された光が前記指向部材を透過することによって前記光に指向性を付与することが好ましい。
前記の発明によれば、指向部材によって発光素子から発光された光に指向性を付与するので、従来の指向性を有しない発光素子を用いることができる。
したがって、安価にバックライトユニットを製造することができる。
また、本発明の表示装置は、発光される光が指向性を有している発光素子が設けられているものとすることができる。
前記の発明によれば、発光する光が指向性を有している発光素子を用いるので、光に指向性を付与するための指向部材が不要となる。
したがって、バックライトユニットを小型化することができる。
また、本発明の表示装置は、前記バックライトモジュールには、別個に回動可能な光源部が複数個設けられていることが好ましい。
前記の発明によれば、バックライトユニットからの出射される光の指向方向を複数方向にすることができる。
したがって、例えばデュアルビュー液晶など最適視角方向が複数個存在する表示装置において、最適視角方向が複数方向に変化した場合であっても、各々の最適視角方向について、明るい表示を保つことができる。
また、本発明の表示装置は、前記バックライトモジュールには、発光素子と、前記発光素子から発光された光に指向性を付与する指向部材と、前記指向部材を回動させる指向部材回動部とが設けられており、前記指向部材回動部は、前記バックライトモジュールから出射される光が前記表示部の最適視角方向に指向するように、前記指向部材回動部を回動させることを特徴とする。
前記の発明によれば、発光素子から発光された光は指向部材によって指向性が付与され、かつ、この指向部材が回動可能であるので、この指向部材の向きを変えることによって、バックライトモジュールから出射される光の指向方向を容易に変化させることができる。
したがって、簡易な構造で、前記光の利用効率の低下を抑制することができる。また、従来のバックライトモジュールの部品を用いることができるので、安価にバックライトユニットを製造することができる。
本発明の表示装置は、以上のように、前記バックライトモジュールから出射される光は指向性を有しており、かつ、その指向方向が前記最適視角方向の変化に応じて、変化することを特徴とする。
それゆえ、最適視角方向の角度や数が変化する表示装置において、バックライトモジュールから出射された光の利用効率の低下を抑制し、常に明るい表示を行うことができる表示装置を提供するという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の第1の実施形態について図1〜図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。図1は、本発明の表示装置である液晶表示装置の実施の一形態の構成を示す図である。また、図2は、本実施の形態のバックライトモジュールの構成を示す図である。
(構成)
本実施の形態の液晶表示装置1は、図1に示すように、表示部10と、バックライトモジュール30と、制御部50とを有している。以下、各々について説明する。
(表示部)
表示部10は、液晶表示装置1において画像の表示を行う部分であり、液晶表示パネル11を有している。
(バックライトモジュール)
バックライトモジュール30は、前記表示部10に設けられた液晶表示パネル11をその背面から照射するものである。液晶表示パネル11は、自発光型の表示素子ではないため、背面から照射されることによって画像の表示が行われる。
このバックライトモジュール30には、光源部35と、この光源部35を回動させるための光源回動部36とが設けられている。
そして、光源部35には、図2に示すように、発光素子37としての蛍光管と、この発光素子37を覆う直方体形状の光源筐体38とが設けられている。この光源筐体38は、発光素子37からの光を光源筐体38の外部に出射するために、その一面が開口している。そして、光源筐体38の内壁には、指向部材40としての反射板が設けられている。
発光素子37が発光した光は、光源筐体38の内部において、光源筐体38の内壁に設けられた前記指向部材40の表面で反射を繰り返して指向性を備える。その結果、光源筐体38から当該光源筐体38の外部に、指向性を有する光が出射される。
(制御部)
制御部50には、図1に示すように、表示モード制御部51と、表示部駆動回路52と、指向性制御回路53と、バックライトモジュール駆動回路54とが設けられている。
この表示モード制御部51は、表示部駆動回路52と指向性制御回路53とに接続されており、表示モードを各々の回路に伝達する。
そして、指向性制御回路53は、光源回動部36とバックライトモジュール駆動回路54とに接続されており、表示モードが伝達された指向性制御回路53は、前記バックライトモジュール30から出射される光が前記表示部10の最適視角方向に指向するように、前記光源回動部36を制御する。
また、前記表示部駆動回路52とバックライトモジュール駆動回路54とは、各々表示部10と光源部35とに接続されており、各々表示部10と光源部35とを駆動する。
(全体の接続)
前記の通り、本実施の形態の液晶表示装置1において、表示部10とバックライトモジュール30とは、ともに制御部50に接続されており、制御部50は、表示部10とバックライトモジュール30とを連動させながら制御している。以下説明する。
(表示モードの変更による最適視角方向の変化)
図3、図4(a)及び図4(b)は、本実施の形態の液晶表示装置1における最適視野角方向と、バックライトモジュール30から出射される光の指向方向との関係を示す図である。そして、図3は、表示モードの変更に応じて最適視角方向の角度のみが変化する液晶表示装置1を示し、図4(a)及び図4(b)は、表示モードの変更に応じて最適視角方向の数及び角度が変化する液晶表示装置1を示している。
本実施の形態の液晶表示装置1は、表示モードが変更されることによって最適視角方向の角度や数が変化するものである。例えば、図3に示す液晶表示装置1においては、表示モードが変更されることによって、表示部10の液晶表示パネル11に表示される画像の最適視角方向が、液晶表示パネル11の表示面に対する法線方向から、法線方向よりθ傾いた方向に変化する。このような液晶表示装置は、例えば、卓上プレゼンテーションのディスプレイで、話し手と聞き手とが交互に入れ替わるような場合に用いられる。
また、図4(a)に示す液晶表示装置1においては、表示モードが変更されることによって、表示部10の液晶表示パネル11に表示される画像の最適視角方向が、液晶表示パネル11の表示面に対する法線方向の一方向から、法線方向と、法線方向よりθ傾いた方向と、法線方向より−θ傾いた方向との三方向に変化する。このような液晶表示装置は、例えば、車載のカーナビゲーション用液晶表示装置において、運転者と、後席に座る者と、助手席に座る者とに対して別々の画像を表示するような液晶表示装置などに用いられる。なお、前記液晶表示装置は、前記カーナビゲーション用液晶表示装置において運転者と助手席に座る者とに別々の画像を表示する場合にも、すなわち最適視角方向が二方向である場合にも、好適に用いることができる。
(バックライトモジュールの連動)
本実施の形態の液晶表示装置1では、個々の光源部35から出射される光が指向性を有しており、かつ、液晶表示パネル11の最適視角方向の変化に連動して回動可能なので、表示モードの変更による最適視角方向の変化に対応して、バックライトモジュール30から出射される光の指向方向を最適視角方向に一致させることができる。
具体的には、図3に示す液晶表示装置1においては、表示モードの変更に応じて、最適視角方向が法線方向よりθ傾いた方向に変化するが、本実施の形態の液晶表示パネル11では、光源部35も前記法線方向よりθ傾いた方向に回動する。
また、図4(a)に示す液晶表示装置1においては、表示モードの変更に応じて、最適視角方向が法線方向と、法線方向よりθ傾いた方向と、法線方向より−θ傾いた方向との三方向に変化するが、本実施の形態の液晶表示パネル11では、3つ設けられた光源部35のうちの1つが前記法線方向よりθ傾いた方向に回動し、もう1つが前記法線方向より−θ傾いた方向に回動する。
その結果、図3及び図4(a)のいずれに示す液晶表示装置においても、バックライトモジュール30から出射される光の指向方向が液晶表示パネル11の最適視角方向に一致する。
したがって、一般に観者は最適視角方向から液晶表示パネル11を観るところ、本実施の形態の液晶表示装置1は、観者の方向にバックライトモジュール30から出射された光を集中させることができるので、出射された光の損失が抑えられ、観者は明るい表示を見ることができる。
なお、前記図4(a)は、光源部35が3個形成された液晶表示装置1を示すものであるが、前記光源部35の個数を増やすことによって、観者は、より良好な表示を観ることができる。以下、説明する。
図4(b)は、光源部35が9個形成された液晶表示装置1を示す。他の構成は、前記図4(a)に示す液晶表示装置1と同様である。
図4(b)に示す液晶表示装置1では、最適視角方向が、液晶表示パネル11の表示面に対する法線方向である場合は、9個の光源部35全てについて、光の指向方向は法線方向に向いている。
これに対して表示モードの変化によって最適視角方向が3方向に変化した場合には、9個の光源部35は、順に−θ方向、法線方向、θ方向に光の指向方向が指向するように回動される。
これによって、観者は、3方向のいずれの方向からも、液晶表示パネル11の表示面の全面にわたって、明るさムラの少ない表示を観ることができる。
(連動の仕組み)
次に、前記表示部10とバックライトモジュール30との連動の仕組みについて説明する。
前記の通り、本実施の形態の液晶表示装置1において、表示部10とバックライトモジュール30とは、ともに制御部50に接続されている。
そして、観者からの入力などに応じて、表示モードの変更が制御部50に設けられた表示モード制御部51から表示部駆動回路52に伝達されると、表示部駆動回路52は、伝達された表示モードに応じて、表示部10に表示される画像を切り替える。
ここで、本液晶表示装置1では、前記表示モードの変更が表示部駆動回路52に伝達される際、それに連動して表示モードの変更が指向性制御回路53にも伝達される。そして、表示モードの変更が伝達された指向性制御回路53は、その伝達された表示モードの変更によって変化する最適視角方向に対応して、光源回動部36による光源部35の回動を制御する。すなわち、変化後の最適視角方向に、バックライトモジュール30から出射された光の指向方向が一致するように光源部35を回動させる。
以上のように、本実施の形態の液晶表示装置1では、表示部10における最適視角方向の変化と、バックライトモジュール30から出射される光の指向方向の変化とが連動する。
なお、前記説明においては、光源部35の個数は3個又は9個としたが、この個数は特には限定されず、液晶表示装置1の画面サイズなどに応じて、例えば2〜12個以上とすることができる。さらに、前記光源部35の個数を増やすことによって、例えば全方向から見る場合においても、全方向に対して明るい表示を行うことができる。
また、前記説明においては、1個の光源部35に設けられる発光素子37としての蛍光管の個数は1個としたが、この個数は特には限定されず、例えば、2個又はそれ以上としても良い。
また、前記説明においては、発光素子37として蛍光管を用いたが、発光素子37の種類は特には限定されず、例えばLED(Light Emitting Diode)を用いても良い。その場合、1個の光源部35に設けられるLEDの個数は特には限定されないが、例えば1〜40個以上が好ましい。
また、前記説明においては、光源部35からの出射される光に指向性を付与する方法として、指向部材40の表面で前記光を反射させる方法を用いたが、この指向性を付与する方法は特には限定されず、例えば、指向部材40に前記光を透過させることによって、光に指向性を付与してもよい。具体的には、前記光源筐体38の開口した一面に、透過光に指向性を付与できるような指向部材40、例えばレンズ部材などを設けても良い。
〔実施の形態2〕
本発明の第2の実施形態について図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。図5は、本発明の第2の実施の形態のバックライトモジュール30の構成を示す図である
なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の液晶表示装置1は、発光素子37として、前記実施の形態1における通常の蛍光管に替えて、その出射光が指向性を有する蛍光管を用いることが特徴である。
すなわち、実施の形態1においては、発光素子37としては、その出射光に指向性を有しない通常の蛍光管を用い、光源筐体38の内壁に設けられた指向部材40としての反射板に出射光を反射させることによって、光に指向性を付与していた。
これに対して本実施の形態のおいては、発光素子37として、その出射光自体が指向性を有する蛍光管を用いている。このような蛍光管の構成としては、例えば、蛍光管のガラスに指向性を有する材料(レンズガラスや屈折率が制御されたガラスなど)が用いられた構成が考えられる。また、蛍光管の全面に指向性シートが組み込まれた簡易な構成も考えられる。なお、出射光が指向性を有する発光素子の他の例としては、LEDなどがある。
したがって、図5に示すように、バックライトモジュール30には、前記蛍光管が設けられているのみであり、光源筐体38は設けられていない。
そして、バックライトモジュール30から出射される光の指向方向を変化させるには、前記発光素子37を回動させれば良い。
本実施の形態の液晶表示装置1では、光源筐体38及び指向部材40を用いる必要がないので、バックライトモジュール30の構造を簡素化することができ、また、バックライトモジュール30を薄くすることができる。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態について図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。図6は、本発明の第3の実施の形態のバックライトモジュールの構成を示す図である
なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記各実施の形態と同じである。また、説明の便宜上、前記各実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の液晶表示装置1は、光源部35ではなくその替わりに指向部材40が回動することが特徴である。
すなわち、実施の形態1においては、図1に示すように、光源部35から出射された光に指向性を付与するために、光源部35に指向部材40を設け、さらに、光源部35から出射された光の指向方向を変化させるために、光源部35を回動可能に設けていた。
これに対して本実施の形態では、発光素子37として従来の蛍光管をバックライト本体31内に設け、蛍光管から発光された指向性を有しない光に指向性を付与し、かつ、その指向方向を変化させるために、指向部材40が回動可能に設けられている。以下、説明する。
本実施の形態の液晶表示装置においては、バックライト本体31の両側部に各々1個、合計2個の発光素子37が設けられている。そして、バックライト本体31の出射面の近傍には、指向部材40としての長方形状に加工された指向性レンズ、例えばレンズガラスや指向性レンズシートなどが、指向部材回動部41を介して回動可能に設けられている。
そして、前記指向部材回動部41は、指向性制御回路(図示せず)に接続されており、前記実施の形態1と同様に、表示部(図示せず)への表示モードの変更と連動して、その回動が制御されている。また、発光素子37は前記実施の形態1における光源部35と同様にバックライトモジュール駆動回路(図示せず)に接続されている。
本実施の形態の液晶表示装置では、前記発光素子37が発光した光を、前記指向部材40を介してバックライトモジュールから出射するので、出射光に指向性が付与される。さらに、前記指向部材40を指向部材回動部41によって回動させることができるので、出射光の指向方向を変化させることができる。さらに、前記指向部材回動部41は、表示部(図示せず)への表示モードの変更と連動して、その回動が制御されるので、表示部(図示せず)の最適視角方向とバックライトモジュールからの出射光の指向方向とを一致させることができる。
したがって、一般に観者は最適視角方向から液晶表示パネルを観るところ、本実施の形態の液晶表示装置は、観者の方向にバックライトモジュールから出射された光を集中させることができるので、出射された光の損失が抑えられ、観者は明るい表示を見ることができる。
また、本実施の形態の液晶表示装置では、回動させる部材が実施の形態1に記載した光源部よりも構造が簡易な指向部材40であるので、バックライトモジュール30の回動部(本実施の形態においては指向部材回動部41)の構造を簡素化することができ、また、バックライトモジュール30を薄くすることができる。
なお、前記指向部材40は、透過光又は反射光の光路を変化させることができる材料であれば特には限定されず、例えば指向性レンズシートを細分化して透過光の光路を変化させることができるものや、指向性反射シートなど反射光の光路を規定することができるものを用いることができる。
(指向部材の外付け)
なお、前記回動可能な指向部材40は、バックライト本体31の内部に設けられることに限定されず、例えば、図7に示すように、バックライト本体31の外部に設けても良い。ここで、図7は本発明の他の実施の形態の液晶表示装置の構成を示す図である。
この構成によれば、従来のバックライト本体31を用いることができるので、バックライトモジュール全体をより低価格で製造することができる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、本発明の表示装置は、透過型表示装置や半透過型表示装置のみならず、反射型表示装置とすることもできる。この場合、反射型表示装置の反射板の角度を変えることによって、バックライトモジュールから出射される光の指向方向を変化させることができる。
本発明は、バックライトを用いる表示装置、特に最適視角方向が変化する表示装置に利用することができる。
本発明の液晶表示装置の実施の一形態の構成を示す図である。 本発明のバックライトモジュールの構成を示す図である。 本発明の液晶表示装置における最適視野角方向と、バックライトモジュールから出射される光の指向方向との関係を示す図である。 本発明の液晶表示装置における最適視野角方向と、バックライトモジュールから出射される光の指向方向との関係を示し、(a)は蛍光灯が3本の例を示す図であり、(b)は蛍光灯が9本の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態のバックライトモジュールの構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態の液晶表示装置の構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態の液晶表示装置の構成を示す図である。 従来の液晶表示装置の構成を示す図である。 従来の液晶表示装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
10 表示部
11 液晶表示パネル
30 バックライトモジュール
31 バックライト本体
35 光源部
36 光源回動部
37 発光素子
38 光源筐体
40 指向部材
41 指向部材回動部
45 指向部
50 制御部
51 表示モード制御部
52 表示部駆動回路
53 指向性制御回路
54 バックライトモジュール駆動回路

Claims (9)

  1. 最適視角方向が変化する表示部と、該表示部を背面から照射するバックライトモジュールとが備えられた表示装置において、
    前記バックライトモジュールから出射される光は指向性を有しており、かつ、その指向方向が前記最適視角方向の変化に応じて変化することを特徴とする表示装置。
  2. 前記バックライトモジュールには、出射される光が指向性を有する光源部と、該光源部を回動させる光源回動部とが設けられており、
    前記光源回動部は、前記バックライトモジュールから出射される光が前記表示部の最適視角方向に指向するように、前記光源部を回動させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記光源回動部は、前記表示部に対して最適視角方向の変更を伴う表示モードの変更が行われたことに連動して、前記バックライトモジュールから出射された光が前記表示部の最適視角方向に指向するように、前記光源部を回動させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記光源部には発光素子と、前記発光素子から発光された光に指向性を付与することができるように前記発光素子の周辺に配設された指向部材とが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記指向部材は、前記発光素子から発光された光が前記指向部材の表面で反射することによって前記光に指向性を付与することを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 前記指向部材は、前記発光素子から発光された光が前記指向部材を透過することによって前記光に指向性を付与することを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  7. 前記光源部には、発光される光が指向性を有している発光素子が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  8. 前記バックライトモジュールには、別個に回動可能な光源部が複数個設けられていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  9. 前記バックライトモジュールには、発光素子と、前記発光素子から発光された光に指向性を付与する指向部材と、前記指向部材を回動させる指向部材回動部とが設けられており、
    前記指向部材回動部は、前記バックライトモジュールから出射される光が前記表示部の最適視角方向に指向するように、前記指向部材回動部を回動させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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