JP2008176227A - 表示装置及び表示システム - Google Patents

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廣 伊藤
Sijian Liu
思健 劉
Naoki Kataoka
直紀 片岡
Yukitoshi Kawai
行利 河合
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Abstract

【課題】非表示領域による表示画質の低下を排除し、かつ量産性も確保した表示装置、及び表示システムを提供すること。
【解決手段】所定数の発光口95を有したバックライト方式に液晶表示装置91を用いた表示装置1であって、一方の端部である入射端より発光口95から発光される光を取り入れ、他方の端部であり、該表示装置1の表示画素として用いられる出射端より該光を放出する導光部3を発光口95毎に備え、任意の出射端と、それに隣接する出射端との間隔は常に一定とする。
【選択図】図2

Description

本発明は表示装置・表示システムに関し、特にバックライト方式の液晶パネルを用いた表示装置・表示システムに関する。
近年の発光ダイオード進歩(青色発光ダイオードの開発、発光強度の増加)に伴い、発光ダイオードそのものを表示画素として用いる表示装置(以下、LED表示装置という。)が見かけられるようになってきた。
しかしながら、このLED表示装置は欠点も存在する。発光ダイオードはロスとして熱が発生する。LED表示装置においては大量の発光ダイオードを使用するため、このロスとして発生する熱が膨大な量となる。
それ故、大型の冷却装置を備えることが必須である。そのためLED表示装置を低消費電力化、薄型化することは、現状では非常に困難である。
また、発光ダイオードの発光強度のばらつき、及び発光波長のばらつきは、LED表示装置の画質低下に直接的につながる。故に、LED表示装置を構成する発光ダイオードは、前記ばらつきを抑えるため、発光強度、及び発光波長のそろった発光ダイオードを選択的に使用することが必要となる。このため、コストアップが避けられない。
これらの欠点を解消できるポテンシャルを有する別の表示装置として、液晶表示パネルを使用した表示装置91(以下、液晶表示装置という。)がある。図9(a)は液晶表示装置91の発光方向を図面の表面方向にした場合の外観図であり、図9(b)は、図9(a)のG−G’断面図である。
液晶表示装置91は、液晶部92、取出電極93、駆動回路基板94、取出電極93からパターン接続された発光口95、バックライト96より構成される。
液晶部92は、2枚の例えばガラス板からなる透光性を有する板の間に、例えば数ミクロン高さの封止枠97を設け、液晶材料98を封入する。取出電極93の電極は、駆動回路基板94と接続されており、駆動回路基板94からの発光口95のオン・オフ制御信号にて、液晶部92に内在する発光口95の光の透過/非透過を任意に選択する。
ここで、液晶部92の液晶材料98は高速応答可能な液晶材料であって、バックライト96の光源の切り替えと、この光源切り替えに同期して発光口95のオン・オフ制御する、いわゆるフィールドシーケンシャル方式のものであり、例えば、5ms以下の高速応答の発光口95のオン・オフであれば、利用者に残像等に基づく違和感を覚えさせない。
液晶部92の液晶封止面側のガラス板上には、透光性を有する例えばインジウムスズ等の透明電極材料がパターニングされ、個々の発光口95からパターンが引き出され、このパターンは取出電極93まで引き回され、発光口95の外部からの駆動制御電極となっている。
駆動回路基板94は、液晶部92の発光口95を任意に制御する外部からの制御信号を受け付け、取出電極93から発光口95への制御信号を与えるものであり、例えば屈曲性を備えたフレキシブルプリント基板により構成される。
バックライト96は、発光ダイオード(不図示)と、導光体(不図示)とにより構成される。発光ダイオード(不図示)で発光された光を、導光体(不図示)により、発光口95の下部に光を導く。
発光口95は、液晶表示装置91の表示画素として機能し、その下部に導かれた光は、発光口95において光の透過が選択された場合に、液晶表示装置91の外部に放出される。これにより表示が行われる。
ここで、発光ダイオード(不図示)は、光の三原色である、赤色、緑色、青色が備えられ、これらが順次点灯する。これに同期し、適宜発光口95において光の透過/非透過が選択されるため、フルカラー表示を実現できる。
液晶表示装置91は、LED表示装置と比較して、個々の発光口95毎に発光ダイオードを備える必要がなく、よってその使用個数を大幅減少させることが可能である。
したがって、発光ダイオードにおいてロスとして発生する熱量が減少し、大型の冷却装置が不要となる。故に、薄型化、低消費電力化が可能である。
また、発光ダイオードの諸特性ばらつきの影響を受けづらく、発光ダイオードの選別の必要性が低減する。よって、LED表示装置と比較してコストの低減を図ることができる。
ただし、液晶表示装置91にも欠点はある。これは、図10のように液晶表示装置91を複数台(ここでは6台)組み合わせ、大画面の液晶表示システム101を構成する場合に発生する。なお、図10は液晶表示システム101の発光方向を図面の表面方向にした場合の外観図である。
図10の網掛け部は発光口95のない非表示領域102であり、これから明らかであるように発光口95は均一なピッチで配置できない。これは、取出電極93等の液晶表示装置91の必須構成要素が存在することによる。
前述のように、発光口95が均一なピッチで配置できないがため、液晶表示システム101については、表示画質に課題があるといえる。
このような状況を鑑みてか、特許文献1(図11)に開示される表示装置111においては、発光口95の光を放出する側に凹レンズ112を配置することで表示領域を拡大する。このことにより、非表示領域を隠匿し、表示画質を改善することができるとされている。
ここで、図11(a)は、表示装置111の発光方向を図面の表面方向とした場合の外観図である。また、図11(b)は、図11(a)のH−H’断面図である。
特開平9−211411号公報
しかしながら、表示装置111は以下の点で実用性に疑問を感じる。表示装置111では、表示領域の拡大に凹レンズ112を使用する。この凹レンズ112の配置は、高い精度で位置決めを行う必要があると推定される。
その理由は、凹レンズ112が正確な位置に配置されない場合、該凹レンズ112の焦点が所望の位置からずれる。このずれが生じた場合、所望の表示領域の拡大が行われず、非表示領域の隠匿がかなわないことが懸念される。このずれは、たとえわずかな量であったとしてもその影響は大きいことが推定される。
それ故、表示装置111の製造(組み立て)においては、高精度の作業が要求される。このことは、コストの増大ばかりでなく、量産性を損なう原因となりかねない。
本発明は、上記課題を解決するものであって、その目的は、非表示領域による表示画質の低下を排除し、かつ量産性も確保した表示装置、及び表示システムを提供することにある。
上記課題は、所定数の発光口を有したバックライト方式の液晶パネルを用いた表示装置であって、一方の端部である入射端より発光口から放出される光を取り入れ、他方の端部であり、該表示装置の表示画素として用いられる出射端より該光を放出する導光手段を発光口毎に備え、任意の出射端と、それに隣接する出射端との間隔は常に一定とすることで解決することができる。
導光手段を用いることにより、液晶パネルの発光口から放出された光を互いに均一な間隔を有する表示画素(出射端)より放出することができる。これにより、液晶パネルの有する構成要素による画質の低下を避けることが可能となる。
ここで、任意の導光手段の入射端と、出射端とがなす距離は、所定の範囲の値であってもよい。
このような構成とすることにより、出射端における光強度の低下、光の不均一性を避けることが可能となるという効果がある。
ここで、さらに、導光手段は、中空構造である中空部を備え、中空部内を光の導光経路として使用してもよい。また、中空部における壁面は、可視光線に対し所定の反射率以上の反射率を有する材質によりコーティングされてもよい。
このような構成とすることにより、導光手段内での光強度の低下を避けることが可能となるという効果がある。
ここで、中空部内には、可視光線を拡散する効果を有する粒子が封入されてもよい。
このような構成とすることにより、導光手段内での光の均一性を高めることが可能となる。
ここで、さらに、所定個数の導光手段を備える保持手段を備え、保持手段と、導光手段とは、異なる屈折率を有する材料により構成され、導光ユニットを構成する材料の屈折率は、光手段を構成する材料の屈折率より高い値であってもよい。
このような構成とすることにより、導光手段内での光の漏れを防ぐことができるという効果がある。
ここで、さらに、出射端は、所定の光学素子を具備し、光学素子は光の拡散効果、及び/又は光の拡大効果を有してもよい。
このような構成とすることにより、本表示装置の利用者にとって見やすい(認識しやすい)表示を提供することができるという効果がある。
ここで、導光手段は、円筒形状をとってもよい。
このような構成とすることにより、導光手段を容易に作成することが可能となるという効果がある。
また、上記表示装置を所定個数組み合わせて表示システムを構成することも可能である。
以上のように、本発明によって非表示領域による表示画質の低下を排除し、かつ量産性も確保した表示装置、及び表示システムを提供することが可能となる。
(実施例1)
本発明の表示装置1を、図面を用いて具体的に説明する。図1は本発明の表示装置1を、発光方向を図面の表面方向とした場合の外観図であり、図2、及び図3は、それぞれ表示装置1のA−A’断面図、B−B’断面図である。また、図4は、表示装置1を複数台(ここでは、一例として6台)組み合わせて構成される表示システム41である。
画質改善ユニット2は、液晶表示装置91の液晶部92の前方(ここで言う前方とは、図1、2、3において、発光口95において光が放出される方向をさす。)に設置される。その、内部には導光部3が、液晶表示装置91に設けられた発光口95の個数と同数備えられる(ここでは、発光口95が16個であるため、導光部3は16個備えられる。)。
導光部3は、中空構造をとる孔である。導光部3の液晶部92側の端部(以下、入射端という)は、発光口95の前方(ここで言う前方とは、発光口95において光が放出される方向をさす。)に位置するように配される。さらには、この画質改善ユニット2に備えられた、全ての入射端は同一平面上に配される。このことにより、発光口95から放出される光を確実に取り入れることができる。
一方、導光部3の液晶部92側の端部と逆側の端部(以下、出射端という)については、図1に示すように配置する。すなわち、導光部3の出射端が、表示装置1の全域に均等に配されるようにする。この際、表示装置1を複数個接続して図4のような表示システム41を構成することも考慮することが肝要である。
まず、X方向については、液晶表示装置91のように任意の軸上に4個の発光口95が配される場合には、表示装置1のX方向の端部より0.5:1:1:1:0.5の割合となるように間隔を設定し、導光部3の出射端を配する。すなわち、導光部3の出射端間の間隔を1としたときに、表示装置1のX方向の端部とそれに近接する発光口95との間隔を0.5となるように配する。
次に、Y方向についても、液晶表示装置91のように任意の軸上に4個の発光口95が配される場合には、表示装置1のY方向の端部より0.5:1:1:1:0.5の割合となるように間隔を設定し、導光部3の出射端を配する。すなわち、導光部3の出射端間の間隔を1としたときに、表示装置1のY方向の端部とそれに近接する発光口95との間隔を0.5となるように配する。
ここで、表示装置1は、この出射端を表示画素として機能させ、表示画面4を構成する。上記のように、表示システム41を構成することも考慮し、均一に出射端が配されている。また、この画質改善ユニット2に備えられた、全ての出射端は同一平面上に配される(この平面は、入射端が備えられる平面とは異なる。)。
したがって、図4に示す表示システム41を構成した場合において、駆動回路基板94等の非表示領域の存在による発光口95の配置ピッチの乱れは隠匿され、表示画面42には、表示画素として機能する導光部3の出射端が均一なピッチで配置される。故に、表示画質の高い表示システム41を提供することが可能となる。
なお、ここで、導光部3の内壁は、可視光線に対する反射率の高い材質(好ましくは70%以上の可視光線に対する反射率を有する材質)でコーティングすることが望ましい。
これは、導光部3の入射端から入射した光は、その内部を伝播し、出射端へと導かれる。この際、導光部3の内壁より、入射端から入射した光が漏れたならば、出射端から外部に放出される光の量が減少する。
もし、出射端から外部に放出される光の量が減少したのであれば、表示装置1の表示輝度が低下する。このことにより、それを利用する利用者は、その表示内容を認識することが困難となり問題である。
それ故、導光部3の内壁は、反射率の高い材質でコーティングすることが、望ましいといえる。コーティング材料は、上記のように反射率の高い材質であれば材質を問わないが、発明者らは、アルミを選択した。
その理由は、上記反射率の条件を満たし、さらに蒸着法等を適用することにより簡便に導光部3の内壁のコーティングができるためである。
このようにすることにより、導光部3入射端で入射した光(すなわち、発光口95から放出される光)が、導光部3の内壁より漏れることを防止できる。さらに、反射率の高い材質により該内壁がコーティングされていることにより、光の減衰も最小限に抑えることが可能となる。
よって、表示装置1における表示輝度の低下を防止することができ、利用者にとって認識しやすい表示画像を提供することが可能となる。
ここで、画質改善ユニット2は、アルミなど金属等で形成してもよいが、発明者は、樹脂材料(アクリル、ポリカーボネート等)を選択した。これは、重量が軽いこと、取り扱い(加工)が簡便であること、コストを低減できることなどに基づき選択した。
また、発光口95の配列ピッチが5mm以下のとき、画質改善ユニット2のZ方向の厚さ(すなわち、導光部3の入射端と、出射端とがなす距離)は、3〜80mmの範囲で設定することが望ましい。
これは、画質改善ユニット2内部に形成される導光部3は、X方向、Y方向ともに、任意の軸上の入射端と、出射端との配置ピッチが異なる。したがって、画質改善ユニット2のZ方向の厚さが薄くしすぎると、発光口95から放出される光が導光部3内で偏って伝播され、導光部3の出射端における光強度分布の不均一が生ずる。
図5(a)は、Z方向の値を3mm以下とした際の、図1におけるC−C’間の光強度分布(任意の導光部3の出射端における1次元光強度分布)の一例を示すものである。
この図から明らかであるように、Z方向の値が小さすぎる(Z方向の厚さを薄くしすぎる)場合、導光部3の出射端での光強度分布の不均一が発生する。
表示装置1においては、前述のように導光部3の出射端を表示画素と機能させ、表示画面4を構成する。そのため、該出射端における光強度分布の不均一は、そのまま表示画質の低下につながる。よって、画質改善ユニット2のZ方向の厚さをあまり薄くすることは好ましくない。
また、画質改善ユニット2のZ方向の厚さをあまり厚くすることは、画質改善ユニット2の重量を増加させてしまうため好ましくない。
さらにもうひとつの理由としては、導光部3内で光を伝播させる際、その内壁を反射させながら伝播させるが、反射回数が増加すると、光が減衰してしまうことがあげられる。
これは、導光部3の内壁を反射率の高い材質でコーティングしたとしても、やはり該内壁で反射される際にある割合で光が減衰してしまう。画質改善ユニット2のZ方向が厚くなると、当然導光部3の内壁で反射される回数が増加し、光の減推量が大きくなってしまう。
図5(b)は、Z方向の値を80mm以上とした際の、図1におけるC−C’間の光強度分布(任意の導光部3の出射端における1次元光強度分布)の一例を示すものである。
この図から明らかであるように、Z方向の値が大きすぎる(Z方向の厚さを厚くしすぎる)場合、導光部3の出射端における光強度の低下が発生する。
表示装置1においては、前述のように導光部3の出射端を表示画素として機能させ、表示画面4を構成する。そのため、該出射端における光強度の低下は、そのまま表示輝度の低下につながる。よって、Z方向の厚さは、あまり厚くなっても好ましくない。
以上の理由に基づき、画質改善ユニット2のZ方向の厚さは、適切なものにしなければならない。したがって、上記のごとく発光口95の配列ピッチが5mm以下の場合3〜80mmの範囲で設定することが好ましい。発明者らの実験によれば、4mmが最適であった。
図5(c)は、Z方向の値を4mmとした際の、図1におけるC−C’間の光強度分布(任意の導光部3の出射端における1次元光強度分布)の一例を示すものである。
この図から明らかであるように、Z方向の値を4mmとした場合、光強度分布の均一性と、発光強度の維持の両立がなされている。
また、導光部3は、画質改善ユニット2とともに、金型を用いて形成してもよいが、画質改善ユニット2を先に製造した後、穴あけ加工により形成してもよい。
導光部3の形状は角柱形状であってもよいが、穴あけ加工により導光部3を形成する場合においては、この形状を円筒形状とすることが好ましい。これは、ドリル等を用いて穴あけ加工により、簡便に形成することが可能であるためである。
以上のように、表示装置1、並びに表示装置1を組み合わせて構成される表示システム41は、駆動回路基板94などの影響による、非表示領域の影響を排除し、高画質の画像表示を実現することが可能である。
さらに、発光口95から放出される光を、漏れなく、さらに減衰を最小限に抑え導光部3の出射端から放出させることができる。表示装置1、および表示システム41においては、導光部3の出射端を表示画素として機能させ、表示画面4、および42を構成する。それ故、その表示輝度の低下を防ぐことができ、利用者に対し認識しやすい画像を提供することも可能である。
(実施例2)
本発明の表示装置61を、図面を用いて具体的に説明する。図6(a)は本発明の表示装置61を、発光方向を図面の表面方向とした場合の外観図であり、同図(b)は、表示装置61のD−D’断面図である。
ここで、表示装置61については、表示装置1と同一機能の構成物については、同一符号を付与し説明を省略する。
表示装置61の表示装置1と異なる点は、導光部62が所定の樹脂により構成されていることにある。
ここで、導光部62を構成する樹脂の屈折率は、画質改善ユニット2を構成する樹脂材料の屈折率に比べ、高い屈折率を有する材料を選定することが肝要である。このようにすることで、導光部62を構成する樹脂と、導光部62の内壁との界面において、全反射することが多くなり、結果として入射端から入射した光が減衰することを抑え、出射端まで伝播することが可能となる。
また、導光部62を構成する樹脂には、光を拡散させる拡散材料を含有させることが望ましい。このようにすることにより、入射端から入射した光を拡散することができる。よって、出射端における光の強度分布の均一性をさらに高めることが可能となり、表示装置61の表示画質をさらに改善することが可能となる。
以上のように、表示装置1と同様に、表示装置61は、複数個組み合わせて表示システム(不図示)を構成した場合において、電極84などの影響による、非表示領域の影響を排除し、高画質の画像表示を実現することが可能である。
さらには、出射端から放出される光の強度分布の均一性をさらに高めることができ、表示画質をさらに向上させることが可能となる。
なお、本発明はその趣旨を逸脱しない限り自由に変形して実施できることは言うまでもない。
例えば、表示装置1の導光部3に光ファイバーを挿入してもよい。光ファイバーは、光の減衰を抑え伝播することができる。それ故、この場合においても、導光部3の入射端から入射した光を、ロスなく出射端から放出することができる。
また、図7のように、表示装置1の導光部3の出射端に光学素子72を設置して表示装置71を構成してもよい。
図7(a)は、本発明の表示装置71を、発光方向を図面の表面方向とした場合の外観図であり、図7(b)は表示装置71のE−E’断面図である。
表示装置71においては、光学素子72は、光を均一化する作用を有するものであって、この作用により導光部3の出射端から光学素子72を介して放出される光の強度分布の均一性をさらに高めることができ、その表示画質をさらに向上させることができる。
さらには、光学素子72に光を拡大させる機能も付加することにより、表示装置71の利用者にとって見やすい(認識しやすい)表示を提供することも可能となる。
また、図8のように、表示装置1の導光部3の内部にビーズ82を封入して表示装置81を構成してもよい。
図8(a)は、本発明の表示装置81を、発光方向を図面の表面方向とした場合の外観図であり、図8(b)は表示装置81のF−F’断面図である。
表示装置81においては、ビーズ82は、透光性を有するとともに光の拡散効果を有するものであり、導光部3内に配される。透明板83は、透光性を有する板であり、ビーズ82を導光部3に封止する為に用いる。
ビーズ82、透明板83については、例えばガラス、又はアクリル、ポリカーボネート等の樹脂材料により構成される。
表示装置81では、ビーズ82の光の拡散効果により、導光部3の出射端から放出される光の強度分布の均一性をさらに高めることができ、その表示画質をさらに向上させることができる。
本発明の表示装置1の外観図である。 図1におけるA−A’断面図である。 図1におけるB−B’断面図である。 本発明の表示システム41の外観図である。 図1におけるC−C’間の光強度分布の一例を示す図である。 本発明の表示装置61の外観図、及び断面図である。 本発明の表示装置71の外観図、及び断面図である。 本発明の表示装置81の外観図、及び断面図である。 液晶表示装置91の外観図、及び断面図である。 液晶表示システム101の外観図である。 特許文献1に開示される表示装置111の外観図、及び断面図である。
符号の説明
1、61、71、81、111 表示装置
2 画質改善ユニット
3、62 導光部
4、42 表示画面
41、101 表示システム
72 光学素子
82 ビーズ
83 透明板
91 液晶表示装置
92 液晶部
93 取出電極
94 駆動回路基板
95 発光口
96 バックライト
97 封止枠
98 液晶材料
102 非表示領域
112 凹レンズ

Claims (9)

  1. 所定数の発光口を有したバックライト方式の液晶パネルを用いた表示装置であって、
    一方の端部である入射端より前記発光口から放出される光を取り入れ、他方の端部であり、該表示装置の表示画素として用いられる出射端より該光を放出する導光手段を前記発光口毎に備え、
    任意の前記出射端と、それに隣接する前記出射端との間隔は常に一定とすることを特徴とする表示装置。
  2. 任意の前記導光手段の前記入射端と、前記出射端とがなす距離は、所定の範囲の値であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. さらに、前記導光手段は、中空構造である中空部を備え、
    前記中空部内を光の導光経路として使用することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記中空部における壁面は、可視光線に対し所定の反射率以上の反射率を有する材質によりコーティングされることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記中空部内には、可視光線を拡散する効果を有する粒子が封入されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. さらに、所定個数の導光手段を備える保持手段を備え、
    前記保持手段と、前記導光手段とは、異なる屈折率を有する材料により構成され、
    前記導光ユニットを構成する材料の屈折率は、前記導光手段を構成する材料の屈折率より高い値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  7. さらに、前記出射端は、所定の光学素子を具備し、
    前記光学素子は光の拡散効果、及び/又は光の拡大効果を有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の表示装置。
  8. 前記導光手段は、円筒形状をとることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の表示装置。
  9. 請求項1〜8の何れかの表示装置を所定個数用いて構成される表示システム。
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