JP2008175285A - 簡易型オートガススタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】オートガスの流通形態を改善して、流通経済を向上することができる簡易型オートガススタンドを実現する。
【解決手段】本発明の簡易型オートガススタンドは、可搬型のLPガス容器1をオートガススタンドにおけるオートガス貯槽として用い、オートガスの貯蔵量が少なくなったときは、タンクローリー車を用いることなく、可搬型のLPガス容器にオートガスを充填してトラックなどの通常の運搬手段により配送し、空になったLPガス容器と入れ替えることにより、オートガスの貯蔵量を簡単に補充できるようにして、流通経済を向上させて、オートガススタンドの普及を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、簡易型オートガススタンドに係り、オートガスの流通形態を改善するのに好適な簡易型オートガススタンドに関する。
自動車用の液化ガス燃料はオートガスと称され、一般に、オートガスはプロパンとブタンをプロパン:ブタン=3:7〜2:8程度の比率で混合した混合液化ガスである。
このようなオートガスを自動車の燃料タンクへ充填するオートガススタンドは、特許文献1等に記載されているように、バルクのオートガスが貯留される据付式のバルク貯槽が備えられている。バルク貯槽内のオートガスを車載燃料タンクへ充填する際は、加圧ガス装置からプロパンガスなどの加圧ガスをバルク貯槽の気相部に供給し、加圧ガスによって液相部のオートガスを押し出してディスペンサを介して車載燃料タンクへオートガスを充填するように構成されている。ディスペンサは、車載燃料タンクの充填口に連結されるホースと充填ノズルを備え、さらに計量器等を備えて構成されている。特許文献2〜4に記載されているオートガススタンドも同様に構成されている。
このように構成されるオートガススタンドにおいて、バルク貯槽内のオートガスの貯留量が空になったとき、あるいは少なくなったときは、特許文献2に記載のように、オートガスをバルクで運搬するタンクローリー車から据付型のバルク貯槽に補充するようにしている。
従来のオートガススタンドの構成によれば、いわゆるLPガス自動車を保有する小規模の事業所にも設置が可能である。
特開2006−177440号公報 特開平11−210989公報 特開2004−150503号公報 特開2005−42786号公報
ところで、特許文献1〜4に記載のオートガススタンドは、据付型のバルク貯槽にオートガスを貯蔵する構成であるから、オートガスの補充にオートガスをバルクで搬送するタンクローリー車が必要になる。
しかし、現状、オートガススタンドの設置数が多くないことから、オートガス専用のタンクローリー車を十分な数用意するには、流通経済の観点から障害がある。つまり、オートガススタンドの数がある程度あれば、オートガス専用のタンクローリー車を所持しても効率的に運用できるので流通経済的に成り立つが、オートガススタンドの数が少ないとタンクローリー車の稼働率が悪くなり、採算が合わない。また、点検及び故障を考慮すると、少なくとも2台以上のタンクローリー車を保持する必要があるから、この点からも流通経済的な障害になる。
そこで、プロパンガスのバルク運搬に使用しているタンクローリー車のプロパンガスを抜き出して、オートガスに入れ替えて運搬することが考えられる。しかし、タンクローリー車からプロパンガスを完全に抜き出すことができないため、入れ替えを行う度に、プロパンガスにオートガスが混ざり、あるいは、オートガスにプロパンガスが混ざり込むため、両者のガス質の低下を招くことになり兼ねないという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、オートガスの流通形態を改善して、流通経済を向上することができる簡易型オートガススタンドを実現することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の簡易型オートガススタンドは、可搬型の液化ガス容器をオートガススタンドにおけるオートガス貯槽として用いることを特徴とする。
これによれば、オートガススタンドにおけるオートガスの貯蔵量が少なくなったときは、タンクローリー車を用いることなく、可搬型の液化ガス容器にオートガスを充填してトラックなどの通常の運搬手段により配送し、例えば空になった液化ガス容器と入れ替えることにより、オートガススタンドにおけるオートガスの貯蔵量を簡単に補充できる。つまり、オートガス貯槽をバルクで貯蔵する据付型のバルク貯槽から可搬型の液化ガス容器に変えたことから、タンクローリー車からトラックなどの通常の運搬手段で配送する流通形態を採用できるため、流通経済を向上することができる。
具体的に、本発明の簡易型オートガススタンドは、液化されたオートガスを貯留するオートガス貯槽と、該オートガス貯槽の気相部に連通された加圧ガス装置と、前記オートガス貯槽の液相部に連通された充填ホース及び車載燃料タンクの充填口に連結される充填ノズルを有するディスペンサとを備えてなるオートガススタンドにおいて、前記オートガス貯槽は、加圧ガスホースが着脱自在に連結される気相部に連通させて設けられた加圧ガス導入ノズルと、前記ディスペンサに連結されるオートガスホースが着脱自在に連結される液相部に連通させて設けられたオートガス送出ノズルとを備えて構成することができる。
また、液化ガス容器は、円筒状容器の一方の筒端面に前記加圧ガス導入ノズルと前記オートガス送出ノズルが設けられ、前記加圧ガス導入ノズルを前記オートガス送出ノズルよりも高い位置に設置可能な横置き型に形成され、前記加圧ガス導入ノズル側の前記円筒状容器の外壁に吊上げ用フックを設けて構成することができる。
さらに、オートガス貯槽は、液化ガス容器を複数備え、並列接続して切替可能に形成することができる。
本発明によれば、オートガスの流通形態を改善して、流通経済を向上することができる。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1に、本発明の一実施形態の簡易型オートガススタンドの系統構成図を示す。図示のように、簡易型オートガススタンドは、オートガス貯槽である液化ガス容器(以下、LPガス容器と略称する。)1と、加圧ガス装置2と、ディスペンサ3と、冷却器4と、操作スタンド5を備えて構成される。
LPガス容器1は、円筒状の容器であり、一方の筒端面に加圧ガス導入ノズル11と、オートガス送出ノズル12が設けられ、図のように、加圧ガス導入ノズル11をオートガス送出ノズル12よりも高い位置に設置可能に横置き型に形成されている。また、加圧ガス導入ノズル11及びオートガス送出ノズル12を保護するために、それらを包囲して保護筒13が設けられている。さらに、LPガス容器1には、円筒状容器の外壁に吊上げ用フック14が設けられている。吊上げ用フック14は、加圧ガス導入ノズル11側の容器外壁に設けられている。加圧ガス導入ノズル11及びオートガス送出ノズル12は、それぞれ例えば図2(A)に示すように止め弁を備えて構成され、各ノズルには同図(B)に示すホースのコネクタ15が気密に結合可能に構成されている。なお、一般に、ホースの先端部に閉止弁が設けられているが、図示を省略している。また、コネクタ15には、ねじ込んでいくとゴムパッキンでシールされる構造のPOLと称される継ぎ手を用いることができる。
加圧ガス装置2は、オートガスよりも沸点が低い液化ガス、例えばプロパンガスが充填された加圧ガス容器21と、加圧ガス容器21内の液化プロパンガスを加温する加温器22と、加温器22に循環する熱媒を加熱する加熱器23を備えて構成されている。加熱器23は、加圧ガス容器21内の気相部の圧力が設定圧以上になるように熱媒の温度及び循環量を制御するようになっている。但し、気相部の圧力を上限圧以下に制限するとともに、加圧ガス容器21の温度を上限温度以下に保持して、安全を確保するようになっている。加圧ガス容器21の気相部は、加圧ガス電磁弁24を介して加圧ガス配管25及び加圧ガスホース25aにより、LPガス容器1の加圧ガス導入ノズル11に連通されている。
ディスペンサ3は、LPガス容器1のオートガス送出ノズル12にオートガスホース27aとオートガス配管27を介して接続されている。オートガス配管27には、緊急遮断弁26と冷却器4が設けられている。また、ディスペンサ3は、図示していない車載燃料タンクの充填口に連結される充填ノズル31を有する充填ホース32を有して構成され、さらにオートガスの充填量を計量する計量器及び流量器で計測した充填量を表示する表示部などが設けられている。操作スイッチスタンド5は、加圧ガス電磁弁24の開に必要な操作スイッチが設けられている。
このように構成されるオートガススタンドの使用法について説明する。オートガスが充填されたLPガス容器1をトラックなどにより搬送し、吊上げ用フック14に例えばトラックに備えられたクレーンなどを係止して吊上げ、所定の置場(例えば、設置架台上)に設置する。次いで、加圧ガスホース25aを加圧ガス供給ノズル11に連結するとともに、オートガスホース27aをオートガス送出ノズル12に連結し、各ノズルの止め弁を開く。
初期状態では、加圧ガス容器21の圧力が所定圧力に達していないことから、加熱器23を作動させて加温器22により加圧ガス容器21を加温し、加圧ガスを設定圧以上に昇圧する。通常状態では、図示していない制御装置により、加熱器23を制御して、加圧ガス容器21の圧力が所定圧力範囲に制御される。
車載燃料タンクにオートガスを充填する際は、ディスペンサ3の充填ノズルを車載燃料タンクの充填口に連結し、操作スイッチスタンド5のスイッチを操作して加圧ガス電磁弁24を開く。これにより、加圧ガス容器21内の加圧ガスがLPガス容器1の気相部に導入され、その圧力によりLPガス容器1の液相のオートガスが、通常は開いている緊急遮断弁26を通ってオートガス配管27を介してディスペンサ3に供給される。次いで、操作スイッチスタンド5のスイッチを操作してディスペンサ3の充填弁を開くことにより、LPガス容器1の液相のオートガスが車載燃料タンクに流れ込み、オートガスの充填を行うことができる。このとき、冷却器4において、車載燃料タンクに流れ込む液相のオートガスを、水などの冷却媒体により冷却することにより、オートガスの気化を抑えてスムースに充填作業を行うことができる。
LPガス容器1を入れ替える場合は、オートガスホース27a及び加圧ガスホース25aの先端に取り付けられている図示していない閉止弁を閉じ、さらに加圧ガス供給ノズル11及びオートガス送出ノズル12の止め弁を閉じて、加圧ガスホース25a及びオートガスホース27aを取り外す。
次いで、LPガス容器1の吊上げ用フック14を利用してLPガス容器1を吊上げて移動し、新たなLPガス容器1に入れ替え、加圧ガス供給ノズル11及びオートガス送出ノズル12に加圧ガスホース25a及びオートガスホース27aを連結することにより、通常の充填可能な状態にすることができる。
上述したように、本実施形態のオートガススタンドによれば、オートガスで充満した可搬型のLPガス容器1を現場に持って行き、空になったLPガス容器1と交換することにより、速やかにオートガスの充填を再開することができる。したがって、従来のように、オートガスをバルクでタンクローリー車により搬送して据付型のバルク貯槽に充填する場合に比べ、オートガスの流通形態を簡素化することができる。その結果、流通経済を向上することができるだけでなく、タンクローリー車をプロパンガスとオートガスとで共用する場合のガス質の低下などの問題を解消できる。
また、据付型のバルク貯槽に充填する場合、過充填防止等の安全装置等を設けなければならないが、LPガス容器1へのオートガスの充填は専門の充填所にて行われるため、過充填防止等の安全装置等を充填所に設ければよい。そのため、LPガス容器1を用いた可搬型のオートガス貯槽を安価に製造することができる。
また、本実施形態によれば、高価なバルク専用のタンクローリー車を準備することなく、簡易型オートガススタンドのシステムを実現できる。また、LPガスを多く使用するユーザーには500kg容器で供給することが多かったが、近年はバルクで貯留する形態が普及し、500kg容器が余剰気味であるため、余剰の500kg容器を有効に使用することができる。
さらに、オートガスをバルクで配送するタンクローリー車が普及した場合は、本実施形態のLPガス容器1を用いた簡易型オートガススタンドのLPガス容器1を、従来の据付型のバルク貯槽に変更することも可能である。
本実施形態のLPガス容器1には、例えば、一般のプロパンガスに用いられている500kg容器を使用することができるが、これに限られるものではない。また、LPガス容器1を横置きにする例を説明したが、気相部と液相部にそれぞれ連通するノズルを設ければ、縦置き型にすることも可能である。
また、本実施形態のLPガス容器1には、オートガスを加温してオートガスを昇圧する加温器を設けていない例を示した。これにより、LPガス容器1を交換する度に加温器を取り付け、あるいは取り外す必要がないので、LPガス容器1の交換時の取り扱い作業を簡素化できるという効果がある。また、LPガス容器1に加温器を設けない場合は、冷却器4を省略することができる。しかし、冷却器4を設けることにより、冷却したオートガスを充填することになるので、充填速度が速くなるという効果がある。また、LPガス容器1を加温しないと、LPガス容器1のオートガスに加圧ガスのプロパンガスが溶け込みやすいという問題がある。また、冬季には、LPガス容器1を加温して、蒸気圧を高くして用いることが好ましい。
なお、LPガス容器1に加温器を設ければ、従来と同様に、充填を一層スムースに行うことができる。すなわち、オートガスを貯蔵するLPガス容器1を加温しないと、加圧ガス容器21のプロパンガスの蒸気圧だけで車載燃料タンクにオートガスを押し込む必要が有るから、充填速度が遅くなることがある。しかし、LPガス容器1を加温するシステムにすると、複数の車載燃料タンクに連続的に充填する場合等、LPガス容器1に前の圧力が残っていて車載燃料タンクの圧力より高いために充填速度が遅くなるのを回避できる。
(実施形態2)
図3に、本発明の簡易型オートスタンドの他の実施形態の系統構成図を示す。本実施形態が実施形態1と相違する点は、2系列のLPガス容器1A、1Bを備え、それらのLPガス容器1A、1Bを加圧ガス切替弁28A,28Bと、オートガス切替弁29A,29Bを切り替えて使用するようにしたことにある。実施形態1と同一の機能構成を有する部品には、同一の符号を付して説明を省略する。
すなわち、LPガス容器1を使用した場合、取り扱いの容易さを考慮して容量が少ない容器(例えば、500kg程度)を用いるのが好ましいが、オートガススタンドの需要によっては頻繁にLPガス容器1を入れ替える必要が生ずる。このような場合は、本実施形態のように、LPガス容器1を需要量に応じて複数設置することができる。
ここで、複数台のLPガス容器1を単に並列接続して設置すると、各LPガス容器1A,1B内のオートガスが均等に減少するとは限らず、片側のオートガスが無くなってしまう場合がある。この場合、気相のオートガスが混じった液相のオートガスがディスペンサ3に流れ込むことになり、正確な計量に支障をきたす。
そこで、本実施形態では、加圧ガス切替弁28A,28Bと、オートガス切替弁29A,29Bを設け、LPガス容器1A、1Bを例えば手動操作により、択一的に切り替えて使用するようにしている。また、LPガス容器1A、1Bを択一的に使用すれば、加圧ガスによる加圧容積が少なくて済むため、昇圧しやすく、プロパンガスの加圧の効果を大きくすることができる。
LPガス容器1A、1Bの容器を切り替えるタイミングは、ディスペンサ3の充填量を確認して判断することができる。また、各LPガス容器1A、1Bに超音波液面計などの液面計30をマグネット等で接着し、液面計30の計測信号で判断することができる。この場合、LPガス容器1を交換する度に液面計30を付け直す必要があるから、マグネット等の着脱が容易な取り付け手段を用いることが好ましい。
本実施形態によれば、実施形態1の効果に加えて、需要量が大きなオートガススタンドに本発明を適用できるという効果がある。
(実施形態3)
図4に、本発明の簡易型オートスタンドのさらに他の実施形態の系統構成図を示す。本実施形態が、図3の実施形態2と相違する点は、液面計30の計測信号で、自動的にLPガス容器1A、1Bを切り換えるようにした例である。実施形態1、2と同一の機能構成を有する部品には、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、実施形態2の加圧ガス電磁弁24を分けて、LPガス容器1A、1Bごとに加圧ガス電磁弁24A,24Bを設けている。また、実施形態2のオートガス切替弁29A,29Bに代えて、実施形態1の緊急遮断弁26を2つに分けて、緊急遮断弁26A、26Bを設けている。そして、液面計30の計測信号により各容器の残液量の減少を検知して、加圧ガス電磁弁24A,24B及び緊急遮断弁26A、26Bを択一的に開閉して、使用するLPガス容器1A、1Bを切り替える。
例えば、LPガス容器1Aを使用する場合は、加圧ガス電磁弁24Aと緊急遮断弁26Aを「開」とし、加圧ガス電磁弁24Bと緊急遮断弁26Bは「閉」として用いる。例えば、LPガス容器1Aの残液が例えば20%まで減少すると、LPガス容器1Bを使用側にするように、加圧ガス電磁弁24B及び緊急遮断弁26Bを開き、加圧ガス電磁弁24A及び緊急遮断弁26Aを閉じる。
なお、緊急遮断弁26A、26Bは、緊急遮断を兼ねているから、地震、ガス漏れ等の緊急時には、図示していない制御装置により、両方の緊急遮断弁26A、26Bを閉じて、オートガスの流出を防止するのはいうまでもない。
本実施形態によれば、プロパンによる加圧の効果が大きく得られ、充填速度が上がる反面、加圧ガス電磁弁24A,24B及び緊急遮断弁26A、26Bの費用が必要になる。
(実施形態4)
図5に、本発明の簡易型オートスタンドのさらに他の実施形態の系統構成図を示す。本実施形態は、オートガススタンドの貯槽量がさらに大きい場合に好適な例である。本実施形態の構成は、図3と図4の実施形態を組み合わせた構成になっている。実施形態2,3と同一の機能構成を有する部品には、同一の符号を付して説明を省略する。
すなわち、4つのLPガス容器1A〜1Dを、LPガス容器1A、1BとLPガス容器1C,1Dの2つずつのグループI、IIに分け、グループ単位で使用するLPガス容器1を切り替えるようにした例である。例えば、グループIのどちらか一方の容器の残液量が例えば20%を下回った場合に、グループIIに切り替える制御を行う。
本発明の一実施形態の簡易型オートガススタンドの系統構成図である。 加圧ガス導入ノズル及びオートガス送出ノズルの一例を示す構成図である。 本発明の他の実施形態の簡易型オートガススタンドの系統構成図である。 本発明のさらに他の実施形態の簡易型オートガススタンドの系統構成図である。 本発明のさらに他の実施形態の簡易型オートガススタンドの系統構成図である。
符号の説明
1 LPガス容器
2 加圧ガス装置
3 ディスペンサ
11 加圧ガス供給ノズル
12 オートガス送出ノズル
14 吊上げ用フック
25a 加圧ガスホース
27a オートガスホース
31 充填ノズル
32 充填ホース

Claims (3)

  1. 液化されたオートガスを貯留するオートガス貯槽と、該オートガス貯槽の気相部に連通された加圧ガス装置と、前記オートガス貯槽の液相部に連通された充填ホース及び車載燃料タンクの充填口に連結される充填ノズルを有するディスペンサとを備えてなるオートガススタンドにおいて、
    前記オートガス貯槽は、可搬式の1又は複数の液化ガス容器を用いて構成され、該液化ガス容器は、加圧ガスホースが着脱自在に連結される気相部に連通させて設けられた加圧ガス導入ノズルと、前記ディスペンサに連結されるオートガスホースが着脱自在に連結される液相部に連通させて設けられたオートガス送出ノズルとを備えていることを特徴とする簡易型オートガススタンド。
  2. 請求項1において、
    前記液化ガス容器は、円筒状容器の一方の筒端面に前記加圧ガス導入ノズルと前記オートガス送出ノズルが設けられ、前記加圧ガス導入ノズルを前記オートガス送出ノズルよりも高い位置に設置可能な横置き型に形成され、前記加圧ガス導入ノズル側の前記円筒状容器の外壁に吊上げ用フックが設けられていることを特徴とする簡易型オートガススタンド。
  3. 請求項1において、
    前記オートガス貯槽は、前記液化ガス容器を複数備え、並列接続して切替可能に形成されていることを特徴とする簡易型オートガススタンド。
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