JP2008174460A - 水分散無機増粘剤を含有する油中水型エマルジョンを利用した焼成タイプメーキャップ化粧料組成物及び製造方法 - Google Patents
水分散無機増粘剤を含有する油中水型エマルジョンを利用した焼成タイプメーキャップ化粧料組成物及び製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明によれば、パウダー粉体にシリコン系オイル又はワックスをバインダーとして使用するか又は使用せずに製造されたパウダー組成物と、水分散無機増粘剤を水相に分散させた後にこれを揮発性シリコンオイルと混合して製造された油中水型(Water in Silicone)プレエマルジョンとを混合し、ペースト状に形成した後、成形・乾燥させて、メーキャップ固形色調化粧料を剤形化する。
【選択図】なし
Description
80乃至99.5重量%の少なくとも1種のパウダー粉体と0.5乃至20重量%のシリコン系オイル又はワックス結合剤とを混合してパウダー組成物を製造し、また、1.0乃至10.0重量%の少なくとも1種の水分散無機増粘剤、20.0乃至60.0重量%の揮発性シリコンオイル、1.0乃至70.0重量%の水、及び0.1乃至20.0重量%の油中水型界面活性剤を混合して油中水型(W/S)プレエマルジョンを製造し、これらパウダー組成物と油中水型(W/S)プレエマルジョンとを混合してペースト状に形成した後、成形・乾燥させて、メーキャップ固形色調化粧料を剤形化することを特徴とする。
下記表1に示された組成を有するグループ1をヘンシェル(Henschel)混合器で十分に混合し、グループ2をグループ1に微分散させた後、W/Sプレエマルジョンの形態で形成されたグループ3をグループ1及びグループ2の混合物と再び混合して、パウダーペースト状を形成した後、圧縮成形及び70℃で乾燥工程を通じてアイシャドウを製造した。
下記表2に示された組成を有するグループ1をヘンシェル(Henschel)混合器で十分に混合し、グループ2を70℃でよく混合してグループ1に微分散させた後、W/Sプレエマルジョンの形態で形成されたグループ3をグループ1及びグループ2の混合物と再混合してパウダーペースト状を形成した後、押出成形及び50℃で乾燥工程を通じてアイシャドウを製造した。
下記表3に示された組成を有するグループ1をヘンシェル(Henschel)混合器で十分に混合し、グループ2を70℃でよく混合してグループ1に微分散させたグループ1及びグループ2の混合物を圧縮成形してアイシャドウを製造した。
前記実施例1乃至4及び比較例1で製造されたアイシャドウの光沢度を評価するために、前記実施例1乃至4及び比較例1のアイシャドウを人工皮脂を塗布した人工皮膚に同量で塗布し、光沢度を測定した。光沢度測定装置として、グロスメーター(Gardener社のmicro-Tri-glossシリーズ)を使用した。前記グロスメーターは、メーキャップ色調固形化粧料を皮膚に塗布する時、目視の光沢度を測定する装置であって、通常、光沢の程度を測定するのに使われ、反射角60から100を基準にして相対値として表示される。
前記実施例1乃至4及び比較例1で製造されたアイシャドウの使用感を評価するために、無作為で選定された20乃至45才の女性25名の消費者を対象にして使用するようにした後、品質を比較した。その結果を、表5に示した。
Claims (15)
- 化粧料組成物の全体に対して、パウダー組成物を60乃至99.5重量%の割合で、また、油中水型(W/S)プレエマルジョン(pre-emulsion)を0.5乃至40重量%の割合で含有することを特徴とするメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記パウダー組成物は、パウダー粉体のみから、又はパウダー粉体とシリコン系オイル又はワックス結合剤との混合物からなること特徴とする請求項1に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記パウダー粉体は、タルク、マイカ、セリサイト、シリカ、雲母チタン、二酸化チタン、PMMA(polymethyl methacrylate)、ナイロン及びシリコン系パウダーよりなる群から選択される1種以上であることを特徴とする請求項2に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記パウダー組成物は、パウダー粉体を80乃至99.5重量%と、
シリコン系オイル又はワックス結合剤を0.5乃至20重量%を含有することを特徴とする請求項2に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。 - 前記パウダー組成物は、パウダー粉体を90乃至99.5重量%と、
シリコン系オイル又はワックス結合剤を0.5乃至10重量%を含有することを特徴とする請求項4に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。 - 前記組成物は、圧縮成形形態であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記油中水型(W/S)プレエマルジョンは、水分散無機増粘剤、揮発性シリコンオイル、水及び油中水型界面活性剤から製造されることを特徴とする請求項1に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記水分散無機増粘剤は、油中水型(W/S)プレエマルジョン組成物に対して1.0乃至10.0重量%含有されることを特徴とする請求項7に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記水分散無機増粘剤は、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウム及びケイ酸マグネシウムナトリウムよりなる群から選択される1つ以上であることを特徴とする請求項8に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記揮発性シリコンオイルは、油中水型(W/S)プレエマルジョン組成物に対して20.0乃至60.0重量%含有されることを特徴とする請求項8に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- 前記油中水型界面活性剤は、油中水型(W/S)プレエマルジョン組成物に対して0.1乃至20.0重量%含有されることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のメーキャップ固形色調化粧料組成物。
- (a)パウダー粉体を混合し、パウダー組成物を製造する段階と、
(b)水分散無機増粘剤、揮発性シリコンオイル、水及び油中水型界面活性剤を混合し、油中水型エマルジョンを製造する段階と、
(c)前記(a)段階で得られたパウダー組成物と前記(b)段階で得られたエマルジョンとを混合し、ペースト状に形成した後、成形・乾燥させる段階と、を備えてなることを特徴とするメーキャップ固形色調化粧料組成物の製造方法。 - 前記(a)段階でシリコン系オイル又はワックス結合剤をさらに分散させる段階を備えることを特徴とする請求項12に記載のメーキャップ固形色調化粧料の製造方法。
- 油中水型(W/S)プレエマルジョン組成物に対して1.0乃至10.0重量%の水分散無機増粘剤と、20乃至60.0重量%の揮発性シリコンオイルと、1.0乃至70.0重量%の水、及び0.1乃至20.0重量%の油中水型界面活性剤を含むことを特徴とする請求項12に記載のメーキャップ固形色調化粧料の製造方法。
- パウダー組成物の全体に対して、80乃至99.5重量%のパウダー粉体と、0.5乃至20重量%のシリコン系オイル又はワックス結合剤とを含むことを特徴とする請求項13に記載のメーキャップ固形色調化粧料の製造方法。
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