JP2008174352A - 扉ユニット - Google Patents

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路 圭 淡
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Abstract

【課題】シンプルな構成により、かご扉とフロア扉を係合させることなくそれぞれ独立して駆動させることができる扉ユニットを提供する。
【解決手段】牽引機構40が第1の錘12の軌道および第2の錘14の軌道の近傍に設置されている。この牽引機構40の表面40aは磁性を有する部材からなり裏面40bは磁性を有さない部材から構成されている。また、牽引機構40の表面40a側と裏面40b側を反転させる反転機構42が牽引機構40に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ等に設けられる扉ユニットに関し、とりわけ、シンプルな構成により、かご扉とフロア扉を係合させることなくそれぞれ独立して駆動させることができる扉ユニットに関する。
一般的なエレベータにおいて、各階において乗場側の左右一対のフロア扉が左右に開くとともに乗りかご側の左右一対のかご扉も左右に開くことにより、乗客が乗りかごへの乗降を行うことができるようになっている(例えば、特許文献1等参照)。
図7乃至図9に、従来の一のエレベータにおけるフロア扉およびかご扉の構成を示す。ここで、図7は、左右一対のフロア扉および左右一対のかご扉の構成を上方から見た概略構成図であり、図8は、図7に示すようなフロア扉およびかご扉の構成において一対のかご扉が左右に開くときの状態を示す概略構成図であり、図9は、図7に示すようなフロア扉およびかご扉の構成において一対のかご扉が閉じるときの状態を示す概略構成図である。
図7に示すように、各階におけるエレベータの乗降口において、左右一対のフロア扉62および左右一対のかご扉64が向かい合うようになっている。各フロア扉62は床敷居63上に乗せられこの床敷居63上で図7の左右方向に移動自在となっており、また、各かご扉64は床敷居65上に載せられこの床敷居65上で図7の左右方向に移動自在となっている。床敷居63と床敷居65との間にはランニングクリアランス70が設けられている。
各かご扉64には係合部68が設けられており、各フロア扉62には前記係合部68に係合する2つの被係合部66が当該係合部68を挟むよう設けられている。ここで、図7においては左側のかご扉64およびフロア扉62にしか各々係合部68および被係合部66が図示されていないが、当然のことながら右側のかご扉64およびフロア扉62にも同様の係合部、被係合部が設けられている。
かご扉64には、当該かご扉64を図7の左右方向に移動させるための駆動機構72が設けられている。この駆動機構72は左右一対のかご扉64をそれぞれ左右に開かせるよう駆動するとともにこれらのかご扉64を閉じるよう駆動するようになっている。
図8に示すように、駆動機構72が左右一対のかご扉64をそれぞれ左右に開くよう駆動させると、このかご扉64に設けられた係合部68がフロア扉62の2つの被係合部66のうちの一方のものに係合し、このフロア扉62を連動させるようになっている。このことにより、フロア扉62も左右に開くこととなる。
一方、図9に示すように、駆動機構72が左右一対のかご扉64をそれぞれ閉じるよう駆動させると、このかご扉64に設けられた係合部68がフロア扉62の2つの被係合部66のうちの他方のものに係合し、このフロア扉62を連動させるようになっている。このことにより、フロア扉62も閉じることとなる。
しかしながら、図7乃至図9に示すようなエレベータにおいては、係合部68と被係合部66との間に係合代(しろ)が必要なため、ランニングクリアランス70を小さくしたりなくしたりすることは困難であった。また、フロア側の被係合部66が床敷居63からはみ出しているため、地震、風等でロープや伝送ケーブル等が大きく揺れるとこの被係合部66に絡まってしまうおそれがあった。
図10に、従来の他のエレベータにおけるフロア扉およびかご扉の構成を示す。なお、図10は、左右一対のフロア扉および左右一対のかご扉の構成を上方から見た概略構成図である。
図10に示すようなエレベータにおいては、各階におけるエレベータの乗降口において、左右一対のかご扉84を床敷居85上に乗せ、駆動機構88により各かご扉84を左右に開くよう駆動させるとともに、左右一対のフロア扉82を床敷居83上に載せ、駆動機構87により各フロア扉82を左右に開くよう駆動させるようになっている。このようなエレベータによれば、フロア扉82およびかご扉84をそれぞれ独立して駆動させることができ、係合部および被係合部をそれぞれフロア扉82およびかご扉84に設ける必要がないためランニングクリアランス90を比較的小さなものとすることができる。しかしながら、フロア扉82は各階に設けられておりかご扉84と比較して数が多いため、図10に示すような各階のフロア扉82全てに駆動機構87を設ける方法はコスト、設置スペース、制御方法の面などから不利となる。
特開2006−240777号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、シンプルな構成により、かご扉とフロア扉を係合させることなくそれぞれ独立して駆動させることができる扉ユニットを提供することを目的とする。
本発明の扉ユニットは、水平方向に往復移動自在の扉と、前記扉に一端が接続され他端には磁性を有する第1の錘が設けられ当該第1の錘の自重により前記扉を一の方向に牽引する第1のロープと、前記扉に一端が接続され他端には磁性を有する第2の錘が設けられ当該第2の錘の自重により前記扉を前記一の方向とは逆の方向に牽引する第2のロープと、前記第1の錘の軌道および前記第2の錘の軌道の近傍に設置され、表面は磁性を有する部材からなり裏面は磁性を有さない部材からなる牽引機構と、前記牽引機構に設けられ、当該牽引機構の表面側と裏面側を反転させる反転機構と、を備え、前記反転機構により前記牽引機構の表面が一の方向に向けられたときに前記第1のロープに設けられた前記第1の錘が磁力により当該牽引機構の表面に引き寄せられ前記扉が一の方向に移動し、前記反転機構により前記牽引機構の表面が他の方向に向けられたときに前記第2のロープに設けられた前記第2の錘が磁力により当該牽引機構の表面に引き寄せられ前記扉が他の方向に移動するようになっていることを特徴とする。
このような扉ユニットによれば、磁力により扉を水平方向に往復移動させることができるのでシンプルな構成により扉の駆動を行うことができる。また、各扉に、他の扉と駆動を連動させるような係合部材を設ける必要がない。
本発明の扉ユニットにおいては、前記第1の錘および前記第2の錘はそれぞれ電磁石からなり各錘は磁性を選択的に有するよう構成されていることが好ましい。このような扉ユニットによれば、扉を水平方向に往復移動させるような磁力を各錘と牽引機構の一方の表面との間で選択的に発生させることができるので、当該扉の制御をより好適に行うことができる。また、扉を移動させている最中に、開閉動作を停止させたり扉の移動方向を急に反転させたりすることができるようになる。
本発明の扉ユニットにおいては、前記牽引機構の表面にある部材は電磁石からなり当該表面の部材は磁性を選択的に有するよう構成されていることが好ましい。このような扉ユニットによれば、扉を水平方向に往復移動させるような磁力を各錘と牽引機構の一方の表面との間で選択的に発生させることができるので、当該扉の制御をより好適に行うことができる。また、扉を移動させている最中に、開閉動作を停止させることができるようになる。
本発明の扉ユニットによれば、シンプルな構成により、かご扉とフロア扉を係合させることなくそれぞれ独立して駆動させることができる。
以下、図面を参照して本発明の一の実施の形態について説明する。図1および図2は、本発明による扉ユニットの一の実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、本発明の一の実施の形態における扉ユニットにおいてフロア扉が閉止状態から開口状態に移りはじめるときの構成を示す概略構成図であり、図2は、図1の扉ユニットにおいてフロア扉が開口状態から閉止状態に移りはじめるとき構成を示す概略構成図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態の扉ユニットは、左右にそれぞれ開く左右一対のフロア扉10と、各フロア扉10に一端が接続され、他端には磁性を有する第1の錘12が設けられた第1のロープ22と、各フロア扉10に一端が接続され、他端には磁性を有する第2の錘14が設けられた第2のロープ24とを備えている。第1のロープ22は第1の錘12の自重によりフロア扉10を一の方向(図1の右方向)、すなわち当該フロア扉10が開くような方向に牽引するようになっており、一方、第2のロープ24は第2の錘14の自重によりフロア扉10を一の方向とは逆の方向(図1の左方向)、すなわち当該フロア扉10が閉じるような方向に牽引するようになっている。さらに、一端が第1の錘12に接続されるとともに他端が第2の錘14に接続され、これらの2つの錘12、14から垂れ下がっている第3のロープ26が設けられている。なお、図1においては、左右一対のフロア扉10のうち、一方のフロア扉10(図1における右側のフロア扉10)のみについて各ロープ等が設けられた例を図示しているが、当然のことながら実際の扉ユニットにおいては他方のフロア扉10(図1における左側のフロア扉10)にも一方のフロア扉10と同様の各ロープ等が設けられている点に留意されたい。
フロア扉10の上部近傍には左右一対のローラ30、32が設けられている。また、フロア扉10に設けられた各ローラ30、32を案内するための案内レール34が固定された状態で設置されている。ローラ30、32が案内レール34により案内されることによってフロア扉10が図1の左右方向に移動するようになっている。
第1の錘12の軌道および第2の錘14の軌道の近傍には牽引機構40が設置されている。具体的には、牽引機構40の位置は、図1に示すように、各軌道における下方の位置、すなわち、フロア扉10が閉止状態にあり第1の錘12が上方に位置し第2の錘14が下方に位置するときにこの第2の錘14に向かい合うような位置となっている。この牽引機構40の表面40a(図1の右側の面)は磁性を有する部材からなり、裏面40b(図1の左側の面)は磁性を有さない部材から構成されている。
牽引機構40の下面には、この牽引機構40の表面側と裏面側を反転させる反転機構42が取り付けられている。ここで、図1に示すように、反転機構42により牽引機構40の表面40aが図1における右方向に向けられたときに第1のロープ22に設けられた第1の錘12が磁力により牽引機構40の表面に引き寄せられフロア扉10が図1における右方向、すなわちフロア扉10が開く方向に移動するようになっている。また、図2に示すように、反転機構42により牽引機構40の表面40aが図2における左方向に向けられたときに第2のロープ24に設けられた第2の錘14が磁力により牽引機構40の表面40aに引き寄せられフロア扉10が図2における左方向、すなわちフロア扉10が閉じる方向に移動するようになっている。
フロア扉10の上端には、左右一対の係合部材44a、44bが設けられている。また、各係合部材44a、44bに対応するような被係合部材46a、46bが固定された状態で設置されている。図1に示すように係合部材44aが被係合部材46aに係合することによりフロア扉10が閉止状態で維持され、一方図2に示すように係合部材44bが被係合部材46bに係合することによりフロア扉10が開口状態で維持されるようになっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の動作について説明する。
まず、フロア扉10が閉止状態から開口状態になるときの動作について図1を用いて説明する。図1に示すような状態において、反転機構42が牽引機構40の表面40aを右方向に向ける。このことにより、当該牽引機構40の上方に位置する第1の錘12がこの表面40aにある磁性を有する部材に引き寄せられることとなり、当該第1の錘12は下方に移動することになる。このため、フロア扉10は第1のロープ22によって図1の右方に牽引され、このことによりフロア扉10は開口状態となる。この際に、第2のロープ24はフロア扉10に引っ張られることにより、この第2のロープ24の他端に接続された第2の錘14は上方に移動させられることとなる。
次に、フロア扉10が開口状態から閉止状態になるときの動作について図2を用いて説明する。図2に示すような状態において、反転機構42が牽引機構40の表面40aを左方向に向ける。このことにより、当該牽引機構40の上方に位置する第2の錘14がこの表面40aにある磁性を有する部材に引き寄せられることとなり、当該第2の錘14は下方に移動することとなる。このため、フロア扉10は第2のロープ24によって図2の左方に牽引され、このことによりフロア扉10は閉止状態となる。この際に、第1のロープ22はフロア扉10に引っ張られることにより、この第1のロープ22の他端に接続された第1の錘12は上方に移動させられることとなる。
以上のように本実施の形態の扉ユニットによれば、牽引機構40が第1の錘12の軌道および第2の錘14の軌道の近傍に設置され、この牽引機構40の表面40aは磁性を有する部材からなり裏面40bは磁性を有さない部材から構成されている。また、牽引機構40の表面40a側と裏面40b側を反転させる反転機構42が牽引機構40に設けられている。ここで、反転機構42により牽引機構40の表面40aが一の方向(図1の右方向)に向けられたときに第1のロープ22に設けられた第1の錘12が磁力により当該牽引機構40の表面40aに引き寄せられフロア扉10が一の方向に移動し、反転機構42により牽引機構40の表面40aが他の方向(図1の左方向)に向けられたときに第2のロープ24に設けられた第2の錘14が磁力により当該牽引機構40の表面40aに引き寄せられフロア扉10が他の方向に移動するようになっている。このため、このような扉ユニットによれば、磁力によりフロア扉10を水平方向に往復移動させることができるのでシンプルな構成によりフロア扉10の駆動を行うことができる。また、各フロア扉10に、他の扉、具体的にはかご扉と駆動を連動させるような係合部材を設ける必要がない。
なお、本実施の形態による扉ユニットは、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。例えば、上述の実施の形態においてはフロア扉について説明を行ったが、本発明においては使用される扉はフロア扉に限定されることはなく、例えばかご扉に対して同様の構成を適用するようになっていてもよい。
本発明の扉ユニットの他の構成について図3および図4を用いて説明する。図3は、本発明における他の扉ユニットにおいてフロア扉が閉止状態から開口状態に移りはじめるときの構成を示す概略構成図であり、図4は、図3の扉ユニットにおいてフロア扉が開口状態から閉止状態に移りはじめるとき構成を示す概略構成図である。
図3および図4に示すような扉ユニットは、第1の錘12および第2の錘14がそれぞれ電磁石からなり、これらの錘12、14に電流を供給する電流供給部50が追加的に設置された点が異なるのみであり、他は実質的に図1および図2に示すような扉ユニットと同様の構成を有している。
図3および図4に示すような扉ユニットの変形例に係る説明において、図1および図2に示すような扉ユニットと同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
前述のように、第1の錘12および第2の錘14はそれぞれ電磁石から構成されている。また、これらの第1の錘12および第2の錘14に電流を供給するための第1のケーブル51、第2のケーブル52がそれぞれ設けられており、これらのケーブル51、52は電流供給部50に接続されている。電流供給部50は図示しない入力手段に接続されており、入力手段において入力された情報に基づいて各ケーブル51、52を介して第1の錘12および第2の錘14に電流を選択的に供給するようになっている。
フロア扉10が閉止状態から開口状態になるときの動作について図3を用いて説明する。図3に示すような状態において、反転機構42が牽引機構40の表面40aを右方向に向けるとともに、電流供給部50が第1の錘12のみに電流を供給する。このことにより、第1の錘12が磁性を有するようになり、牽引機構40の上方に位置する第1の錘12がこの牽引機構40の表面40aに引き寄せられることとなり、当該第1の錘12は下方に移動することになる。このため、フロア扉10は第1のロープ22によって図3の右方に牽引され、このことによりフロア扉10は開口状態となる。
次に、フロア扉10が開口状態から閉止状態になるときの動作について図4を用いて説明する。図4に示すような状態において、反転機構42が牽引機構40の表面40aを左方向に向けるとともに、電流供給部50が第2の錘14のみに電流を供給する。このことにより、当該牽引機構40の上方に位置する第2の錘14がこの牽引機構40の表面40aに引き寄せられることとなり、当該第2の錘14は下方に移動することとなる。このため、フロア扉10は第2のロープ24によって図4の左方に牽引され、このことによりフロア扉10は閉止状態となる。
以上のように図3および図4に示すような扉ユニットによれば、フロア扉10を水平方向に往復移動させるような磁力を各錘12、14と牽引機構40の一方の表面40aとの間で選択的に発生させることができるので、当該フロア扉10の制御をより好適に行うことができる。また、フロア扉10を移動させている最中に、開閉動作を停止させたり、フロア扉10の移動方向を急に反転させたりすることができるようになる。
なお、上述の変形例においてはフロア扉について説明を行ったが、当然のことながら使用される扉はフロア扉に限定されることはなく、例えばかご扉に対して同様の構成を適用するようになっていてもよい。
本発明の扉ユニットの更に他の構成について図5および図6を用いて説明する。図5は、本発明における更に他の扉ユニットにおいてフロア扉が閉止状態から開口状態に移りはじめるときの構成を示す概略構成図であり、図6は、図5の扉ユニットにおいてフロア扉が開口状態から閉止状態に移りはじめるとき構成を示す概略構成図である。
図5および図6に示すような扉ユニットは、牽引機構40の表面40aが電磁石からなりこの牽引機構40の表面40aに電流を供給する電流供給部55が追加的に設置された点が異なるのみであり、他は実質的に図1および図2に示すような扉ユニットと同様の構成を有している。
図5および図6に示すような扉ユニットの変形例に係る説明において、図1および図2に示すような扉ユニットと同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
前述のように、牽引機構40の表面40aは電磁石から構成されている。また、表面40aの電磁石に電流を供給するためのケーブル56が設けられており、このケーブル56は電流供給部55に接続されている。電流供給部55は図示しない入力手段に接続されており、入力手段において入力された情報に基づいてケーブル56を介して牽引機構40の表面40aの電磁石に電流を選択的に供給するようになっている。なお、第1の錘12および第2の錘14は磁性を有する部材から構成されている。
フロア扉10が閉止状態から開口状態になるときの動作について図5を用いて説明する。図5に示すような状態において、反転機構42が牽引機構40の表面40aを右方向に向けるとともに、電流供給部55が牽引機構40の表面40aにある電磁石に電流を供給する。このことにより、牽引機構40の表面40aが磁性を有するようになり、牽引機構40の上方に位置する第1の錘12がこの牽引機構40の表面40aに引き寄せられることとなり、当該第1の錘12は下方に移動することになる。このため、フロア扉10は第1のロープ22によって図5の右方に牽引され、このことによりフロア扉10は開口状態となる。
次に、フロア扉10が開口状態から閉止状態になるときの動作について図6を用いて説明する。図6に示すような状態において、反転機構42が牽引機構40の表面40aを左方向に向けるとともに、電流供給部55が牽引機構40の表面40aにある電磁石に電流を供給する。このことにより、牽引機構40の表面40aが磁性を有するようになり、当該牽引機構40の上方に位置する第2の錘14がこの牽引機構40の表面40aに引き寄せられることとなり、当該第2の錘14は下方に移動することとなる。このため、フロア扉10は第2のロープ24によって図6の左方に牽引され、このことによりフロア扉10は閉止状態となる。
以上のように図5および図6に示すような扉ユニットによれば、フロア扉10を水平方向に往復移動させるような磁力を各錘12、14と牽引機構40の一方の表面40aとの間で選択的に発生させることができるので、当該フロア扉10の制御をより好適に行うことができる。また、フロア扉10を移動させている最中に、開閉動作を停止させるようになる。
なお、上述の更なる変形例においてもフロア扉について説明を行ったが、当然のことながら使用される扉はフロア扉に限定されることはなく、例えばかご扉に対して同様の構成を適用するようになっていてもよい。
本発明の一の実施の形態における扉ユニットにおいてフロア扉が閉止状態から開口状態に移りはじめるときの構成を示す概略構成図である。 図1の扉ユニットにおいてフロア扉が開口状態から閉止状態に移りはじめるとき構成を示す概略構成図である。 本発明における他の扉ユニットにおいてフロア扉が閉止状態から開口状態に移りはじめるときの構成を示す概略構成図である。 図3の扉ユニットにおいてフロア扉が開口状態から閉止状態に移りはじめるとき構成を示す概略構成図である。 本発明における更に他の扉ユニットにおいてフロア扉が閉止状態から開口状態に移りはじめるときの構成を示す概略構成図である。 図5の扉ユニットにおいてフロア扉が開口状態から閉止状態に移りはじめるとき構成を示す概略構成図である。 左右一対のフロア扉および左右一対のかご扉の構成を上方から見た概略構成図である。 図7に示すようなフロア扉およびかご扉の構成において一対のかご扉が左右に開くときの状態を示す概略構成図である。 図7に示すようなフロア扉およびかご扉の構成において一対のかご扉が閉じるときの状態を示す概略構成図である。 左右一対のフロア扉および左右一対のかご扉の構成を上方から見た概略構成図である。
符号の説明
10 フロア扉
12 第1の錘
14 第2の錘
22 第1のロープ
24 第2のロープ
26 第3のロープ
30、32 ローラ
34 案内レール
40 牽引機構
40a 表面
40b 裏面
42 反転機構
44a、44b 係合部材
46a、46b 被係合部材
50 電流供給部
51 第1のケーブル
52 第2のケーブル
55 電流供給部
56 ケーブル
62 フロア扉
63 床敷居
64 かご扉
65 床敷居
66 被係合部
68 係合部
70 ランニングクリアランス
72 駆動機構
82 フロア扉
83 床敷居
84 かご扉
85 床敷居
87 駆動機構
88 駆動機構
90 ランニングクリアランス

Claims (3)

  1. 水平方向に往復移動自在の扉と、
    前記扉に一端が接続され他端には磁性を有する第1の錘が設けられ当該第1の錘の自重により前記扉を一の方向に牽引する第1のロープと、
    前記扉に一端が接続され他端には磁性を有する第2の錘が設けられ当該第2の錘の自重により前記扉を前記一の方向とは逆の方向に牽引する第2のロープと、
    前記第1の錘の軌道および前記第2の錘の軌道の近傍に設置され、表面は磁性を有する部材からなり裏面は磁性を有さない部材からなる牽引機構と、
    前記牽引機構に設けられ、当該牽引機構の表面側と裏面側を反転させる反転機構と、
    を備え、
    前記反転機構により前記牽引機構の表面が一の方向に向けられたときに前記第1のロープに設けられた前記第1の錘が磁力により当該牽引機構の表面に引き寄せられ前記扉が一の方向に移動し、前記反転機構により前記牽引機構の表面が他の方向に向けられたときに前記第2のロープに設けられた前記第2の錘が磁力により当該牽引機構の表面に引き寄せられ前記扉が他の方向に移動するようになっていることを特徴とする扉ユニット。
  2. 前記第1の錘および前記第2の錘はそれぞれ電磁石からなり各錘は磁性を選択的に有するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の扉ユニット。
  3. 前記牽引機構の表面にある部材は電磁石からなり当該表面の部材は磁性を選択的に有するよう構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の扉ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109693992A (zh) * 2018-11-29 2019-04-30 日立电梯(中国)有限公司 一种电磁式层门自闭系统及其控制方法

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