JP2008174118A - ハイブリッド車両のパワートレイン - Google Patents

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Abstract

【課題】トランスミッションがニュートラルポジションにあっても回生発電をすることができるハイブリッド車両のパワートレインを提供する。
【解決手段】トランスミッション4の後部にニュートラルポジションを持たないレンジ変速機60はメインシャフト43とアウトプットシャフト61の間に常時噛み合い式の第一、第二レンジギヤ列75、76がそれぞれ介装されるレンジカウンタシャフト71を備え、メインシャフト43とアウトプットシャフト61の結合時にアウトプットシャフト61とレンジカウンタシャフト71が切離されかつメインシャフト43が第一レンジギヤ列75を介してレンジカウンタシャフト71と連動し、メインシャフト43とアウトプットシャフト61の切離し時にアウトプットシャフト61が第二レンジギヤ列76を介してレンジカウンタシャフト71と連動し、レンジカウンタシャフト71にモータジェネレータ2の回転を伝達する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、動力源としてエンジンとモータジェネレータを備えるハイブリッド車両のパワートレインの改良に関するものである。
従来、この種のハイブリッド車両のパワートレインとして、特許文献1に開示されたものは、エンジンとモータジェネレータの動力を変速して車輪の駆動系統に伝達するトランスミッションを備え、トランスミッションのカウンタシャフト(副軸)にモータジェネレータが連結されている。
モータジェネレータを電動機として駆動する力行時、モータジェネレータが発生する動力はトランスミッションのカウンタシャフトとギヤ列を介してアウトプットシャフトに伝達される。
モータジェネレータを発電機として作動させる回生時、車輪からトランスミッションのアウトプットシャフトに伝達される動力がギヤ列とカウンタシャフトを介してモータジェネレータに伝達され、モータジェネレータが車両の減速エネルギを吸収するリターダとして働く。
特表2001−514479号公報 特開2000−142138号公報 特開2001−231107号公報 特開2002−225578号公報 特開2004−116362号公報 特開2004−150450号公報 特開平5−294163号公報 特開平10−291421号公報 特開2005−88746号公報
しかしながら、このような従来のハイブリッド車両のパワートレインにあっては、例えば車両が下り坂を走行する場合、トランスミッションの各ギヤ列が空転するニュートラルポジションに切替えられると、カウンタシャフトの回転が停止し、モータジェネレータが回生発電をすることができないという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、トランスミッションがニュートラルポジションにあっても回生発電をすることができるハイブリッド車両のパワートレインを提供することを目的とする。
本発明では、動力源としてエンジンとモータジェネレータを備え、エンジンとモータジェネレータの動力を変速して車輪の駆動系統に伝達するトランスミッションを備えるハイブリッド車両のパワートレインにおいて、トランスミッションの後部にニュートラルポジションを持たないレンジ変速機を備え、このレンジ変速機はメインシャフトとアウトプットシャフトの間に常時噛み合い式の第一、第二レンジギヤ列がそれぞれ介装されるレンジカウンタシャフトを備え、メインシャフトとアウトプットシャフトの結合時にアウトプットシャフトとレンジカウンタシャフトが切離されかつメインシャフトが第一レンジギヤ列を介してレンジカウンタシャフトと連動し、メインシャフトとアウトプットシャフトの切離し時にアウトプットシャフトが第二レンジギヤ列を介してレンジカウンタシャフトと連動し、レンジカウンタシャフトにモータジェネレータの回転を伝達する構成とした。
本発明によると、例えば車両が下り坂を走行する場合、トランスミッションがニュートラルポジションに切替えられても、車輪の駆動系統の回転がアウトプットシャフトからレンジカウンタシャフトを介してモータジェネレータに伝えられ、モータジェネレータを回生発電させることができ、モータジェネレータが車両の減速エネルギを吸収し、ブレーキの負担を軽減できる。
本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ハイブリッド車両のパワートレインは、エンジン1、クラッチ3、トランスミッション4を備え、エンジン1の出力がクラッチ3を介してトランスミッション4のインプットシャフト41に伝えられ、トランスミッション4のアウトプットシャフト61の回転がプロペラシャフト5からデファレンシャルギヤ6及びドライブシャフト7を介して左右の車輪9に伝えられる。
内燃機関として設けられるエンジン1は、図示しない燃料噴射ポンプから供給される燃料がシリンダで燃焼し、シリンダで往復動するピストンを介してそのクランクシャフトを回転駆動する。エンジン制御ユニットはエンジン回転センサの検出信号や後述するハイブリッド制御ユニットからの要求情報信号に応じて燃料噴射ポンプからの燃料供給量を制御し、エンジン1の発生出力を調節する。エンジン1としては、例えばガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジン等が用いられる。
クラッチ3は図示しないクラッチブースタを介してクランクシャフト10とトランスミッションインプットシャフト41の結合、切離しを行う。クラッチブースタは運転者によって操作される図示しないクラッチペダルに連動するバルブを介してエア圧が制御されてクラッチ3を断接するとともに、ハイブリッド制御ユニットからの信号に応じて作動する図示しない電磁バルブを介してエア圧が制御されてクラッチ3を自動的に断接する。
トランスミッション4は運転者によって操作されるギヤチェンジレバー(図示せず)を介してその変速ギヤの切替えが手動で行われる。なお、これに限らずトランスミッション4はアクチュエータを介してその変速ギヤの切替えが自動的に行われるようにしても良い。
図2に示すように、トランスミッション4は複数の変速ギヤ列の切替えが行われるメイン変速機40と、その後部に配置されハイレンジ、ローレンジの2段切り替えが行われるレンジ変速機60とを備える。
メイン変速機40は、インプットシャフト41、メインシャフト43、メインカウンタシャフト51を備える。インプットシャフト41とメインシャフト43は同軸上に配置される。メインカウンタシャフト51はインプットシャフト41とメインシャフト43と平行に延びかつ、その下方に配置される。
インプットシャフト41には歯車42が空転可能に連結され、メインシャフト43には歯車44〜47が空転可能に連結され、メインカウンタシャフト51には歯車52〜56が固定される。インプットシャフト41の歯車42とメインカウンタシャフト51の歯車52が噛み合うことによってメインドライブシフトギヤ列21が設けられ、メインシャフト43の各歯車44〜46とメインカウンタシャフト51の各歯車53〜55がそれぞれ噛み合うことによって3つのシフトギヤ列22〜24が設けられ、メインカウンタシャフト51の各歯車47、48とメインカウンタシャフト51の歯車56と歯車57を介して後退シフトギヤ列25が設けられる。
メイン変速機40は、各シフト切替機構31〜34を介して各シフトポジションに切替えられると、各歯車44〜47の空転が選択的に止められることにより、所定のギヤ列が稼働してメインシャフト43、メインカウンタシャフト51が所定の変速比で回転する一方、ニュートラルポジションに切替えられることにより、各歯車44〜47が全て空転し、メインシャフト43、メインカウンタシャフト51の動力伝達が停止する。
レンジ変速機60は、メインシャフト43、アウトプットシャフト61と平行に延びるレンジカウンタシャフト71を備える。メインシャフト43とアウトプットシャフト61は同軸上に配置される。レンジカウンタシャフト71はメインシャフト43とアウトプットシャフト61と平行に延びかつ、その下方に配置される。レンジカウンタシャフト71はメインカウンタシャフト51の後方に並ぶように配置される。
メインシャフト43に歯車49が固定され、アウトプットシャフト61に歯車62が空転可能に連結され、レンジカウンタシャフト71に歯車72、73が固定され、メインシャフト43の歯車49とレンジカウンタシャフト71の歯車73が噛み合う第一レンジギヤ列75が設けられるとともに、アウトプットシャフト61の歯車62とレンジカウンタシャフト71の歯車72が噛み合う第二レンジギヤ列76が設けられる。
レンジ変速機60は、ハイレンジ、ローレンジの2段切り替えを行うレンジ切替機構35を備える。レンジ切替機構35はメインシャフト43とアウトプットシャフト61の結合、切離しを行うとともに、アウトプットシャフト61に対する歯車62の切離し、結合を行い、ニュートラルポジションを持たない。
レンジ変速機60のローレンジでは、レンジ切替機構35がメインシャフト43とアウトプットシャフト61を切離すとともに、アウトプットシャフト61に対する歯車62の空転を止めることにより、メインシャフト43の回転が歯車49→歯車73→レンジカウンタシャフト71→歯車72→歯車62→アウトプットシャフト61の経路で1/3倍に減速して伝えられる。
レンジ変速機60のハイレンジでは、レンジ切替機構35がアウトプットシャフト61に対して歯車62を空転させ、メインシャフト43とアウトプットシャフト61を結合し、メインシャフト43の回転がアウトプットシャフト61に直接伝えられる。
そして本発明の要旨とするところであるが、ハイブリッド車両のパワートレインとして、電動機と発電機を兼ねるモータジェネレータ2を備え、このモータジェネレータ2の回転をレンジ変速機60のレンジカウンタシャフト71に伝達する構成とする。
モータジェネレータ2はトランスミッション4の下方に設けられ、遊星ギヤ機構80を介してレンジカウンタシャフト71と同軸上に配置される。
なお、トランスミッション4の側方には図示しないPTOシャフトが設けられており、このPTOシャフトからも動力が取り出されるようになっている。
遊星ギヤ機構80は、その中心部に配置されたサンギヤ82と、サンギヤ82と同心状に配置されたリングギヤ83と、サンギヤ82及びリングギヤ83に噛み合う複数のピニオンギヤ84と、各ピニオンギヤ84を支持したキャリヤ85とを有する。サンギヤ82にモータジェネレータ2のロータシャフト8が固定され、キャリヤ85にレンジカウンタシャフト71が固定される。これにより、遊星ギヤ機構80は、モータジェネレータ2の駆動時にロータシャフト8の回転を1/4倍に減速してレンジカウンタシャフト71に伝達し、モータジェネレータ2の回生発電時にレンジカウンタシャフト71の回転を4倍に増速してロータシャフト8に伝達する。
モータジェネレータ2は例えば三相同期電動機または三相誘導電動機等の交流機であり、図示しないインバータによって駆動される。インバータは蓄電要素の直流充電電力を交流電力に変換してモータジェネレータ2へ供給するとともに、モータジェネレータ2の交流発電電力を直流電力に変換して蓄電要素に充電する。蓄電要素は化学反応を用いた各種蓄電池や電気二重相キャパシタが用いられる。なお、モータジェネレータ2は交流機に限らず直流電動機を用い、DC/DCコンバータによって駆動しても良い。
図示しないハイブリッド制御ユニットは、ブレーキスイッチ、アクセル開度センサ、クラッチ3のポジションセンサ、トランスミッション4のシフトポジションセンサ、トランスミッション4のアウトプットシャフト61の回転センサ等の各検出信号を入力するとともに、エンジン制御ユニットからの情報信号に入力し、これらの信号に基づく運転条件に応じてインバータを介してモータジェネレータ2の作動を制御するとともに、エンジン制御ユニットに要求情報信号を出力してエンジン1の運転を制御する。
以上のように構成されて、次に作用及び効果について説明する。
モータジェネレータ2を電動機として駆動する力行時、モータジェネレータ2のロータシャフト8の動力は遊星ギヤ機構80とレンジ変速機60を介してアウトプットシャフト61に伝達される。
この力行時にてレンジ変速機60がローレンジにある場合、モータジェネレータ2のロータシャフト8の動力は遊星ギヤ機構80→レンジ変速機60のレンジカウンタシャフト71→歯車72→歯車62を経てアウトプットシャフト61に1/12倍に減速して伝達される。
同じく力行時にてレンジ変速機60がハイレンジにある場合、モータジェネレータ2のロータシャフト8の動力は遊星ギヤ機構80→レンジ変速機60のレンジカウンタシャフト71→歯車73→歯車49→メインシャフト43を経てアウトプットシャフト61に1/4倍に減速して伝達される。
モータジェネレータ2を発電機として作動させる回生時、車輪からアウトプットシャフト61に伝達される動力がレンジ変速機60と遊星ギヤ機構80を介してモータジェネレータ2のロータシャフト8に伝達され、モータジェネレータ2が車両の減速エネルギを吸収するリターダとして働く。
この回生時にてレンジ変速機60がローレンジにある場合、アウトプットシャフト61の動力が歯車62→歯車72→レンジカウンタシャフト71→遊星ギヤ機構80を経てモータジェネレータ2のロータシャフト8に12倍に増速して伝達される。
同じく回生時にてレンジ変速機60がハイレンジにある場合、アウトプットシャフト61の動力がメインシャフト43→歯車49→歯車73→レンジカウンタシャフト71→遊星ギヤ機構80を経てモータジェネレータ2のロータシャフト8に対して4倍に増速して伝達される。
図示しないハイブリッド制御ユニットは、レンジ変速機60のレンジ切替え時にレンジ切替機構35における噛み合い部どうしの回転速度を互いに近づけるようにモータジェネレータ2を駆動する制御を行う。
レンジ変速機60にてローレンジからハイレンジへのレンジ切替え時、メインシャフト43の回転速度をアウトプットシャフト61の回転速度に近づけるようにモータジェネレータ2を減速駆動した状態で、レンジ切替機構35を作動させてメインシャフト43とアウトプットシャフト61を円滑に結合する。
レンジ変速機60にてハイレンジからローレンジへのレンジ切替え時、アウトプットシャフト61の回転速度に対して歯車62の回転速度を近づけるようにモータジェネレータ2を増速駆動した状態で、レンジ切替機構35を作動させてアウトプットシャフト61に歯車62を円滑に結合する。
以上のように、本実施形態では、動力源としてエンジン1とモータジェネレータ2を備え、エンジン1とモータジェネレータ2の動力を変速して車輪の駆動系統に伝達するトランスミッション4を備えるハイブリッド車両のパワートレインにおいて、トランスミッション4の後部にニュートラルポジションを持たないレンジ変速機60を備え、このレンジ変速機60はメインシャフト43とアウトプットシャフト61の間に常時噛み合い式の第一、第二レンジギヤ列75、76がそれぞれ介装されるレンジカウンタシャフト71を備え、メインシャフト43とアウトプットシャフト61の結合時にアウトプットシャフト61とレンジカウンタシャフト71が切離されかつメインシャフト43が第一レンジギヤ列75を介してレンジカウンタシャフト71と連動し、メインシャフト43とアウトプットシャフト61の切離し時にアウトプットシャフト61が第二レンジギヤ列76を介してレンジカウンタシャフト71と連動し、レンジカウンタシャフト71にモータジェネレータ2の回転を伝達する構成としたため、例えば車両が下り坂を走行する場合、トランスミッション4がニュートラルポジションに切替えられても、車輪の駆動系統の回転がアウトプットシャフト61からレンジカウンタシャフト71を介してモータジェネレータ2に伝えられ、モータジェネレータ2を回生発電させることができ、モータジェネレータ2が車両の減速エネルギを吸収し、ブレーキの負担を軽減できる。
また、本実施形態では、トランスミッション4はエンジン1の動力が伝達されるインプットシャフト41と、インプットシャフト41と同軸上に配置されるメインシャフト43と、インプットシャフト41及びメインシャフト43と平行に配置されるメインカウンタシャフト51と、インプットシャフト41及びメインシャフト43とメインカウンタシャフト51との間にそれぞれ設けられるシフトギヤ列21〜25と、稼働するシフトギヤ列21〜25を切替えてインプットシャフト41とメインシャフト43との変速比を変えるシフト切替機構31〜34と、メインシャフト43と同軸上に配置され動力を車輪の駆動系統に伝達するアウトプットシャフト61と、メインシャフト43及びアウトプットシャフト61と平行に配置されるレンジカウンタシャフト71と、メインシャフト43及びアウトプットシャフト61とレンジカウンタシャフト71との間にそれぞれ設けられる第一、第二レンジギヤ列75、76と、メインシャフト43とアウトプットシャフト61の結合、切離しを行うとともに、アウトプットシャフト61に対する第二レンジギヤ列76の切離し、結合を選択的に行うレンジ切替機構35とを備え、モータジェネレータ2の回転をレンジカウンタシャフト71に伝達する構成としたため、例えば車両が下り坂を走行する場合、トランスミッション4がニュートラルポジションに切替えられても、車輪の駆動系統の回転がアウトプットシャフト61から第一レンジギヤ列75または第二レンジギヤ列76とレンジカウンタシャフト71を介してモータジェネレータ2に伝えられ、モータジェネレータ2を回生発電させることができ、モータジェネレータ2が車両の減速エネルギを吸収し、ブレーキの負担を軽減できる。
そして、メインシャフト43とアウトプットシャフト61が結合するハイレンジより、メインシャフト43とアウトプットシャフト61が切離されレンジカウンタシャフト71に設けられる第一、第二レンジギヤ列75、76が稼働するローレンジにて、モータジェネレータ2からアウトプットシャフト61への減速比が大きくなるため、ハイレンジよりローレンジにてモータジェネレータ2からアウトプットシャフト61に付与されるトルクを高められ、モータジェネレータ2に要求される出力が小さくなり、モータジェネレータ2の小型化がはかれる。
また、本実施形態では、モータジェネレータ2をレンジカウンタシャフト71と同軸上に配置し、モータジェネレータ2の回転をレンジカウンタシャフト71に減速して伝達する遊星ギヤ機構80を備えたため、力行時、回生時に遊星ギヤ機構80を介してモータジェネレータ2の回転速度が高められることにより、モータジェネレータ2に要求される出力が小さくなり、モータジェネレータ2の小型化がはかれる。
また、本実施形態では、レンジカウンタシャフト71をメインシャフト43及びアウトプットシャフト61の下方に配置したため、モータジェネレータ2をPTOシャフト等と干渉することなくトランスミッション4の後部下方に配置することが可能となり、パワープラントの大型化が抑えられる。
また、本実施形態では、レンジ切替機構35が作動してメインシャフト43とアウトプットシャフト61の結合、切離しが行われるレンジ切替え時に、レンジ切替機構35における各噛み合い部どうしの回転速度を互いに近づけるようにモータジェネレータ2を駆動する制御を行うため、レンジ切替機構35が円滑に作動し、レンジ切替機構35に摩擦力によって作動するシンクロメッシュ機構等を設ける必要がなく、構造の簡素化がはかれる。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の実施形態を示すハイブリッド車両のパワートレインのパワートレインの側面レイアウト図。 同じくトランスミッションのスケルトン図。
符号の説明
1 エンジン
2 モータジェネレータ
4 トランスミッション
21〜25 シフトギヤ列
31〜34 シフト切替機構
35 レンジ切替機構
41 インプットシャフト
43 メインシャフト
51 メインカウンタシャフト
61 アウトプットシャフト
71 レンジカウンタシャフト
75、76 第一、第二レンジギヤ列
80 遊星ギヤ機構

Claims (3)

  1. 動力源としてエンジンとモータジェネレータを備え、前記エンジンと前記モータジェネレータの動力を変速して車輪の駆動系統に伝達するトランスミッションを備えるハイブリッド車両のパワートレインにおいて、
    前記トランスミッションの後部にニュートラルポジションを持たないレンジ変速機を備え、このレンジ変速機はメインシャフトとアウトプットシャフトの間に常時噛み合い式の第一、第二レンジギヤ列がそれぞれ介装されるレンジカウンタシャフトを備え、前記メインシャフトと前記アウトプットシャフトの結合時に前記アウトプットシャフトと前記レンジカウンタシャフトが切離されかつ前記メインシャフトが前記第一レンジギヤ列を介して前記レンジカウンタシャフトと連動し、前記メインシャフトと前記アウトプットシャフトの切離し時に前記アウトプットシャフトが前記第二レンジギヤ列を介して前記レンジカウンタシャフトが連動し、前記レンジカウンタシャフトに前記モータジェネレータの回転を伝達する構成としたことを特徴とするハイブリッド車両のパワートレイン。
  2. 前記モータジェネレータを前記レンジカウンタシャフトと同軸上に配置し、前記モータジェネレータの回転を前記レンジカウンタシャフトに減速して伝達する遊星ギヤ機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両のパワートレイン。
  3. 前記レンジ切替機構が作動して前記メインシャフトと前記アウトプットシャフトの結合、切離しが行われるレンジ切替え時に、前記レンジ切替機構における各噛み合い部どうしの回転速度を互いに近づけるように前記モータジェネレータを駆動する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両のパワートレイン。
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