JP2008172759A - 中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トラフィック管理を簡略化しシステムパフォーマンスを向上させるために、トラフィックの集中は適切に処理されるべきである。
【解決手段】本発明による方法は、中継ネットワークにおいてパケットを通信する。パケットは、一組のコネクションを使用して一組の移動局から中継局に通信され、各移動局と中継局との間に1つのコネクションがある。パケットは、中継トンネルコネクションを使用して中継局と基地局との間で通信され、また、パケットは、中継トンネルコネクションを使用して中継局とその隣接する中継局との間で通信される。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による方法は、中継ネットワークにおいてパケットを通信する。パケットは、一組のコネクションを使用して一組の移動局から中継局に通信され、各移動局と中継局との間に1つのコネクションがある。パケットは、中継トンネルコネクションを使用して中継局と基地局との間で通信され、また、パケットは、中継トンネルコネクションを使用して中継局とその隣接する中継局との間で通信される。
【選択図】図1
Description
本発明は、包括的には無線マルチユーザモバイルネットワークに関し、特に、無線モバイルマルチユーザマルチホップネットワークにおける中継トンネリングに関する。
IEEE規格
以下の規格仕様は、参照として本明細書に援用される。
以下の規格仕様は、参照として本明細書に援用される。
上記規格仕様とは、「IEEE 802.16j Mobile Multihop Relay Project Authorization Request (PAR)」(Official IEEE 802.16j, March 2006)、「IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks ‐ Part 16: Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems」(IEEE Computer Society and the IEEE Microwave Theory and Techniques Society, October 2004)及び「IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks ‐ Part 16: Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems, Amendment 2: Physical and Medium Access Control Layers for Combined Fixed and Mobile Operation in Licensed Bands」(IEEE Computer Society and the IEEE Microwave Theory and Techniques Society, February 2006)である。
OFDM
直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal frequency−division multiplexing)は、多数の無線ネットワーク、たとえばIEEE 802.11a/g規格及びIEEE 802.16/16e規格に従って設計されているネットワークの物理層(PHY:physical layer)において使用される変調方式である。
直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal frequency−division multiplexing)は、多数の無線ネットワーク、たとえばIEEE 802.11a/g規格及びIEEE 802.16/16e規格に従って設計されているネットワークの物理層(PHY:physical layer)において使用される変調方式である。
OFDMA
直交周波数分割多重接続(OFDMA:Orthogonal frequency−division multiple access)は、OFDMに基づくマルチアクセス方式である。OFDMAでは、複数の送受信機(ユーザ)に、直交トーン(サブチャンネル)及びタイムスロットの別個のセットが割り当てられ、それによってこれらの送受信機が同時に通信することができる。一例として、IEEE 802.16/16e規格は、11GHzを下回る周波数帯域での見通し外(NLOS:non−line−of−sight)通信のためのマルチチャネルアクセス方法としてOFDMAを採用した。
直交周波数分割多重接続(OFDMA:Orthogonal frequency−division multiple access)は、OFDMに基づくマルチアクセス方式である。OFDMAでは、複数の送受信機(ユーザ)に、直交トーン(サブチャンネル)及びタイムスロットの別個のセットが割り当てられ、それによってこれらの送受信機が同時に通信することができる。一例として、IEEE 802.16/16e規格は、11GHzを下回る周波数帯域での見通し外(NLOS:non−line−of−sight)通信のためのマルチチャネルアクセス方法としてOFDMAを採用した。
図5は、従来のOFDMAベースのセルラネットワーク100、たとえば、IEEE 802.16/16e規格による無線ネットワークを示す。本ネットワークは、ポイント・ツー・マルチポイント(point‐to‐multipoint)トポロジで動作し、そこでは、2つのタイプのネットワークエンティティ、すなわち基地局(BS:base stations)及び移動局(MS:mobile stations)のみが存在する。BSは、コネクション101〜103で特定のセルのMSとの全通信を管理及び調整する。各MSは、BSのみと直接通信し、BSのみが、インフラストラクチャ110、又はネットワークの「バックボーン」と通信する。すなわち、MSとBSとの間には1ホップしかない。MS間の全通信は、BSを通過しなければならない。さらに、BSと各MSとの間には1コネクションしかない。
一定のスペクトルに対するコネクションの間に信号強度が大幅に失われるため、無線サービスのカバー範囲は地理的サイズが限られることが多い。さらに、ブロッキング及びランダムフェージングにより、受信障害地域、又はさらにはデッドスポットがもたらされることが多い。従来、この問題は、BSをより高密度で配備することによって対処されてきた。しかしながら、特に、BSのコストが高く、且つ干渉が増大する可能性があるため、この手法はあまり望ましくない。
代替手法として図6に示すように、中継ベースのネットワーク150を使用することができる。このネットワークは、複数の移動局(MS)及び/又は加入者局(SS:subscriber stations)を含む。比較的低コストの中継局(RS:relay stations)がBSの範囲を拡大する。局のうちのいくつか(MS1及びSS1)は、コネクションC1及びC2を使用してBSと直接通信する。他の局(MS2、MS3及びSS2)は、コネクションC3、C4及びC5を使用してRSと直接通信し、対応するコネクション151を介して2つのホップを使用してBSと間接的に通信する。
しかしながら、明らかに、中継リンク(すなわち、RSとBSとの間のリンク、及び一対の隣接するRS間のリンク)において、トラフィックが集中するという問題が発生する。トラフィック管理を簡略化しシステムパフォーマンスを向上させるために、トラフィックの集中は適切に処理されるべきである。
本発明の実施の形態による方法は、中継ネットワークにおいてパケットを通信する。パケットは、一組のコネクションを使用して一組の移動局から中継局に通信され、各移動局と中継局との間に1つのコネクションがある。パケットは、中継トンネルコネクションを使用して中継局と基地局との間で通信され、また、パケットは、中継トンネルコネクションを使用して中継局とその隣接する中継局との間で通信される。
本発明に係る中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法によれば、トラフィック管理を簡略化してシステムパフォーマンスを向上させることができる。
定義
本発明を明確にして説明するために、本明細書では以下の用語を定義しそれに従って使用する。
本発明を明確にして説明するために、本明細書では以下の用語を定義しそれに従って使用する。
基地局(BS)
加入者機器とインフラストラクチャ又はネットワークのバックボーンとの間の無線通信を提供する機器である。
加入者機器とインフラストラクチャ又はネットワークのバックボーンとの間の無線通信を提供する機器である。
加入者局(SS)
加入者機器と基地局(BS)との間の通信を提供する汎用機器セットである。
加入者機器と基地局(BS)との間の通信を提供する汎用機器セットである。
移動局(MS)
移動している間か又は不特定の場所で使用されるように意図される無線送受信機である。MSは、別途特に指定しない限り常に加入者局(SS)である。
移動している間か又は不特定の場所で使用されるように意図される無線送受信機である。MSは、別途特に指定しない限り常に加入者局(SS)である。
中継局(RS)
無線送受信機であって、その機能は、他の局との間でデータを中継し情報を制御すること、及びマルチホップ通信をサポートするプロセスを実行することである。
無線送受信機であって、その機能は、他の局との間でデータを中継し情報を制御すること、及びマルチホップ通信をサポートするプロセスを実行することである。
中継リンク
中継リンクは、BSとRSとを直接接続するか又は2つの隣接するRS間を直接接続する無線リンクである。
中継リンクは、BSとRSとを直接接続するか又は2つの隣接するRS間を直接接続する無線リンクである。
コネクション
物理層において、コネクションは、或る局のRF送信機から1つ又は複数の送信アンテナを介して無線チャネルを通り、1つ又は複数の受信アンテナを介して別の局のRF受信機に至る。物理的には、コネクションは、所定のサブチャネル及びタイムスロットの組を使用してRF信号を通信する。論理層では、コネクションの対象部分は、送信機のプロトコルスタックの媒体アクセス制御(MAC:media access control)層から受信機の媒体アクセス制御層に至る。論理的には、コネクションは、データ及び制御情報を単一ビットストリームとして搬送する。
物理層において、コネクションは、或る局のRF送信機から1つ又は複数の送信アンテナを介して無線チャネルを通り、1つ又は複数の受信アンテナを介して別の局のRF受信機に至る。物理的には、コネクションは、所定のサブチャネル及びタイムスロットの組を使用してRF信号を通信する。論理層では、コネクションの対象部分は、送信機のプロトコルスタックの媒体アクセス制御(MAC:media access control)層から受信機の媒体アクセス制御層に至る。論理的には、コネクションは、データ及び制御情報を単一ビットストリームとして搬送する。
MACサービスデータユニット(MSDU:MAC Service Data Unit)
与えられた層のプロトコルにおいて指定され、且つその層のプロトコル制御情報から構成される一組のデータ、及び場合によってはその層のユーザデータである。
与えられた層のプロトコルにおいて指定され、且つその層のプロトコル制御情報から構成される一組のデータ、及び場合によってはその層のユーザデータである。
MACプロトコルデータユニット(MPDU:MAC Protocol Data Unit)
プロトコルの与えられた層のプロトコルデータユニットであって、それよりも上位の層から来るサービスデータユニットとその層のプロトコル制御情報とを含んでいる。
プロトコルの与えられた層のプロトコルデータユニットであって、それよりも上位の層から来るサービスデータユニットとその層のプロトコル制御情報とを含んでいる。
本明細書で使用する他のすべての従来の頭字語は、上記IEEE規格において定義されている。また、ともに本明細書に援用される「Harmonized definitions and terminology for 802.16j Mobile Multihop Relay」(IEEE 802.16j‐06/014r1, October 2006)及びW.Stallings著「Data and Computer Communications」(Seventh edition, Prentice Hall 2003)もまた参照されたい。
ネットワーク構造
本発明の実施の形態1について図1に示すように、ネットワーク200は、一組のコネクション(C1、C2、C3)を使用して一組の移動局(MS)から中継局(RS)にパケットを通信する。各移動局と中継局との間には1つのコネクションがある。中継局と基地局(BS)とは、単一コネクション210を使用してパケットを通信する。BSはまた、直接コネクションC4及びC5を使用して他のMS及びSSと通信することも可能である。BSは、インフラストラクチャ220と通信することができる。
本発明の実施の形態1について図1に示すように、ネットワーク200は、一組のコネクション(C1、C2、C3)を使用して一組の移動局(MS)から中継局(RS)にパケットを通信する。各移動局と中継局との間には1つのコネクションがある。中継局と基地局(BS)とは、単一コネクション210を使用してパケットを通信する。BSはまた、直接コネクションC4及びC5を使用して他のMS及びSSと通信することも可能である。BSは、インフラストラクチャ220と通信することができる。
IEEE 802.16規格によれば、サービスフローのビットストリーム(トラフィック)を通信する目的で、BSとMS/SSとの媒体アクセス制御(MAC)層の間で、単方向マッピングが確立され維持される。サービスフローがコネクションレス型プロトコル、たとえばIPで実装される場合であっても、すべてのトラフィックはコネクションで搬送される。
図5に示すような従来のポイント・ツー・マルチポイント(PMP)ネットワークでは、資源割当ては、BSによってコネクション単位で実行され、すべてのMSが実質的に等しく扱われる。これは、中位のサイズの単一ホップPMPネットワークには意味を成す。
しかしながら、複数のSS/MSから収集されそれらに分散されるトラフィックは、中継リンクにおいて集中する傾向にあるため、トンネリング手法は、自然な解決法である。
中継トンネリングの概念
図2に示すように、中継トンネル(L1〜L3)は、基地局(BS)と中継局(RS)との間、又は中継局間の中継リンクにおいてリンク単位で確立することができる単方向論理コネクションである。一定の基準、たとえば同じ品質のサービス要求を共有することを満たす、1つ又は複数のIEEE 802.16e MACレベルコネクション、たとえば図2の320、330及び340は、論理的に合わせてグループ化して1つの中継トンネル、たとえば図2の310とすることができる。明らかに、中継リンクに広範にわたって種々の特徴及び要件のトラフィックが存在する可能性があるため、各中継リンクにおいて2つ以上の中継リンクを生成することができる。
図2に示すように、中継トンネル(L1〜L3)は、基地局(BS)と中継局(RS)との間、又は中継局間の中継リンクにおいてリンク単位で確立することができる単方向論理コネクションである。一定の基準、たとえば同じ品質のサービス要求を共有することを満たす、1つ又は複数のIEEE 802.16e MACレベルコネクション、たとえば図2の320、330及び340は、論理的に合わせてグループ化して1つの中継トンネル、たとえば図2の310とすることができる。明らかに、中継リンクに広範にわたって種々の特徴及び要件のトラフィックが存在する可能性があるため、各中継リンクにおいて2つ以上の中継リンクを生成することができる。
中継トンネルが単方向性であるため、双方向トラフィックストリームの場合、各方向において2つの別々のトンネルを生成しなければならない。
なお、従来のMACコネクションは、BSとSS/MSとの間のエンド・ツー・エンドコネクションであるのに対し、中継トンネルコネクションは、リンク毎のトンネルコネクションであることに留意されたい。
中継トンネル識別
中継トンネルを一意に識別し、それを従来のMACコネクション及びエンド・ツー・エンドトンネルコネクションから区別するために、中継トンネルコネクション識別子(R−CID:relay tunnel connection identifier)が使用される。
中継トンネルを一意に識別し、それを従来のMACコネクション及びエンド・ツー・エンドトンネルコネクションから区別するために、中継トンネルコネクション識別子(R−CID:relay tunnel connection identifier)が使用される。
したがって、IEEE 802.16e−2005規格における表345は、表1においてイタリック体で示すように、中継トンネルCIDを組み込むように変更される。
中継トンネルMAC PDU構成
中継トンネルMAC PDUを構成するために、個々の構成MACコネクションからのMAC PDUすべてを、単一伝送バーストであるように合わせて連結することができる。別法として、中継トンネルMACヘッダをMAC連結の前に添付することができる。第2の手法が使用される場合、中継トンネルMACヘッダにおいて中継トンネルコネクションCIDが使用される。
中継トンネルMAC PDUを構成するために、個々の構成MACコネクションからのMAC PDUすべてを、単一伝送バーストであるように合わせて連結することができる。別法として、中継トンネルMACヘッダをMAC連結の前に添付することができる。第2の手法が使用される場合、中継トンネルMACヘッダにおいて中継トンネルコネクションCIDが使用される。
中継トンネル生成、終了及び寿命
中継トンネルコネクションは、現IEEE 802.16e規格で定義されるダイナミックサービス追加要求(DSA−REQ:dynamic service addition request)及びダイナミックサービス追加応答(DSA−RSP:dynamic service addition response)メッセージを使用して確立される。確立された後には、トラフィックの流れがあるか否かに関わらず、中継トンネルは存在する。適切な要件、たとえばサービス品質、帯域幅等を満たすことができる場合、既存の中継トンネル内に新たなMACコネクションを追加することも可能である。
中継トンネルコネクションは、現IEEE 802.16e規格で定義されるダイナミックサービス追加要求(DSA−REQ:dynamic service addition request)及びダイナミックサービス追加応答(DSA−RSP:dynamic service addition response)メッセージを使用して確立される。確立された後には、トラフィックの流れがあるか否かに関わらず、中継トンネルは存在する。適切な要件、たとえばサービス品質、帯域幅等を満たすことができる場合、既存の中継トンネル内に新たなMACコネクションを追加することも可能である。
実際には、すべての現構成MACコネクションが終了した場合であっても、将来新たなMACコネクションがトンネルに加わる可能性があるため、対応する中継トンネルはアクティブなままである。発信側BS又はRSの電源が切断された場合にのみ、中継トンネルは終了する。したがって、中継トンネルコネクションは、半永久的論理コネクションである。
中継トンネルを確立するか否か、及びいずれのMACコネクションをいずれの中継トンネルに含めるべきかの判断は、完全にトラフィックの送信元であるBS又はRSの判断に基づく。
中継トンネルが生成された後、それぞれの個々の構成MACコネクションに属するMAC PDUは、対応する中継トンネルでトランスポートされる。
中継トンネルコネクションを使用するトラフィック管理
サービス品質(QoS:quality of service)制御及びトラフィック管理が中継トンネル単位で管理される場合、それらを大幅に簡略化することができる。多数のMACコネクションを処理する代わりに、MAC、たとえばIEEE 802.16e規格における帯域幅要求サブヘッダ及び認可管理サブヘッダは、この時、トラフィックポリシング及びQoS保証のために、はるかに少ない数の中継トンネルコネクションを処理するだけでよい。
サービス品質(QoS:quality of service)制御及びトラフィック管理が中継トンネル単位で管理される場合、それらを大幅に簡略化することができる。多数のMACコネクションを処理する代わりに、MAC、たとえばIEEE 802.16e規格における帯域幅要求サブヘッダ及び認可管理サブヘッダは、この時、トラフィックポリシング及びQoS保証のために、はるかに少ない数の中継トンネルコネクションを処理するだけでよい。
中継トンネルコネクションでのルーティング管理
図3に示すように、中継トンネルのエンドポイントであるBS及びRSは、トランスポートCID等の個々のMACコネクションと中継トンネルとの間のマッピングに関して完全な情報を有する。BS及びRSにおける中継機能410は、中継トンネルコネクション単位でトラフィックを中継することができる。中継機能はまた、着信トンネルコネクションからMAC PDUを取り出し、各MAC PDUのCIDに基づいて、MAC PDUをどこに送信するか、及びそれらがいずれの発信中継トンネルを通じて送信されるべきであるかを確定する。これを図3に示す。
図3に示すように、中継トンネルのエンドポイントであるBS及びRSは、トランスポートCID等の個々のMACコネクションと中継トンネルとの間のマッピングに関して完全な情報を有する。BS及びRSにおける中継機能410は、中継トンネルコネクション単位でトラフィックを中継することができる。中継機能はまた、着信トンネルコネクションからMAC PDUを取り出し、各MAC PDUのCIDに基づいて、MAC PDUをどこに送信するか、及びそれらがいずれの発信中継トンネルを通じて送信されるべきであるかを確定する。これを図3に示す。
中継トンネルコネクションにより、モバイル中継局のハンドオーバの処理も容易になる。それは、多数の個々のMACコネクション又はエンド・ツー・エンドトンネルコネクションではなく、少数の中継トンネルコネクションに対しハンドオーバを適用するだけでよいためである。
HARQとの中継トンネルコネクション
中継トンネルコネクションがハイブリッド自動再送(HARQ:hybrid automatic repeat request)とともに使用される場合、HARQに対する縮小CID(RCID)フィールドにおいて、適切な形態の中継トンネルCIDが使用されるものとする。図4は、MACコネクションから中継トンネルコネクションへの、またその後のHARQチャネルへのマッピングを示す。
中継トンネルコネクションがハイブリッド自動再送(HARQ:hybrid automatic repeat request)とともに使用される場合、HARQに対する縮小CID(RCID)フィールドにおいて、適切な形態の中継トンネルCIDが使用されるものとする。図4は、MACコネクションから中継トンネルコネクションへの、またその後のHARQチャネルへのマッピングを示す。
さらに、1つの中継トンネルコネクションのMAC PDUをトランスポートするために複数のHARQチャネルが使用される場合、中継トンネルMAC PDUは中継トンネルMACヘッダを含むものとする。さらに、起こり得る順序の狂ったデータ配信問題を回避するために、中継トンネルMACヘッダの直後にPDU連続番号(SN:sequence number)拡張サブヘッダが挿入されるものとする。
本発明を好ましい実施形態の例として説明したが、本発明の精神及び範囲内で他のさまざまな適応及び変更を行うことができるということが理解されるべきである。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内にあるこうしたすべての変形及び変更を包含することである。
210 単一コネクション、220 インフラストラクチャ、310 中継トンネル、410 中継機能。
Claims (8)
- 各移動局と中継局との間に1つのコネクションが存在し、一組のコネクションを使用して一組の移動局から前記中継局に複数のパケットを通信するステップと、
中継トンネルコネクションを使用して前記中継局と基地局との間で前記複数のパケットを通信するステップと、
前記中継トンネルコネクションを使用して前記中継局とその隣接する中継局との間で前記複数のパケットを通信するステップと、
を含むことを特徴とする中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。 - 前記中継トンネルコネクションは、リンク単位で確立され、無線リンクの一端から発生し他端で終了する単方向論理コネクションであることを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。
- 前記中継トンネルコネクションは、前記移動局への1つ又は複数のMACコネクションを含むことを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。
- 前記中継トンネルコネクションは、前記中継トンネルコネクションが発生する前記中継局から発生する1つ又は複数のMACコネクションを含むことを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。
- 前記中継トンネルコネクションは、前記中継トンネルコネクションが発生する前記基地局から発生する1つ又は複数のMACコネクションを含むことを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。
- 中継トンネルMAC PDUは、個々の構成MACコネクションに属するMAC PDUを連結することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。
- 中継トンネルMAC PDUは、個々の構成MACコネクションに属する連結されたMAC PDUの前に、中継MACヘッダを添付することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。
- 中継トンネルMAC PDUは、連結されたMAC PDUの前に中継トンネルMACヘッダを添付するとともに、前記中継トンネルMACヘッダの直後にPDU連続番号(SN)拡張サブヘッダを挿入することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークにおいてパケットを通信する方法。
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US11/620,947 US20080165776A1 (en) | 2007-01-08 | 2007-01-08 | Relay Tunneling in Wireless Multi-User Multi-Hop Relay Networks |
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