JP2008168939A - 地下タンクの通気管設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は地下タンクに連通された通気管へのホース接続作業を容易に行えることを課題とする。
【解決手段】通気管設備10は、地下タンク12の上部空間に連通された通気管継手40を取付作業に適した高さ位置に配しており、この通気管継手40に通気管30を連通してなる。通気管継手40は、継手管80と、大気弁90と、第1の開口100と、第2の開口110を有する。継手管80は、下端開口82が下部通気管30aを介して地下タンク12の上部空間に連通され、上端開口84が地上の所定高さに延在された通気管30の下端に連通されている。大気弁90は、流路86の中間部分に設けられた弁座88と、地下タンク12内が加圧状態になると、開弁する排気弁92と、地下タンク12内に負圧状態になると開弁する吸気弁94と有する。
【選択図】図2

Description

本発明は地下タンクの通気管設備に係り、特に地下タンクに接続された通気管途中に、地下タンク内外の圧力変化に応じて適宜開閉する弁機構を組み込み、通常時における通気管からのベーパの排出を防止し、かつ、地下タンク内の圧力をほぼ大気圧に維持し得る地下タンクの通気管設備に関する。
例えば、給油所等の地下に埋設された地下タンクには、油液の注油作業及び油液の送液により液面が上昇または下降するのに伴って上部空間の空気を排気または給気するための通気管が連通されている。この通気管は、一端が地下タンクの上部空間に連通されており、他端が高所(例えば、地上4メートル)で開放されるように上方に延在形成されている。
ところで、近年、通気管の上端開口に、大気圧と管内圧力(地下タンク圧力)との圧力差によって開弁または閉弁するように構成された排気弁と吸気弁とを組み合わせた弁機構(大気弁)を設ける通気管設備がある(非特許文献1を参照)。
この大気弁は、荷卸しに伴う地下タンクの液面上昇や、気温上昇に伴うベーパ発生によって地下タンク内が加圧状態になると、排気弁が開弁してタンク内圧力を大気圧に減圧させ、あるいは計量機のポンプによる油液の吸い上げによって地下タンク内に負圧状態になった場合は、吸気弁が開弁して地下タンク内圧力を大気圧まで上昇させるように構成されている。従って、地下タンク内の液面が変動しない状態、あるいは、タンク内圧力が変動していない状態においては、大気弁が閉弁して通気管を閉止している。
昭和機器工業製、商品名、ECO通気CO、業界紙、石油業協同組合機関紙 ぜんせき 2006年8月25日付け(4)新収益創造力VOl.496
ところで、大気弁を通気管の上端(高所)に設ける構成では、これを取り付ける作業やメンテナンス作業が高所作業となるため、作業員がはしご等を用いて通気管の上端の高さ位置まで昇ることになるため、作業員の負担が大きく、作業に多くの労力を要するという問題があった。
又、地下タンクの漏洩検査を実施する時には、大気弁を閉塞した状態で検査を行うために、前述同様に高所で作業しなければならず、作業員の負担が大きく、検査作業に多くの労力を要するという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した地下タンクの通気管設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、地下タンクと、一端が地下タンクに接続され他端が高所において大気に開放された通気管と、通気管の途中に設けられた通気管継手を含んでなる地下タンクの通気管設備であって、前記通気管継手を、下端が地下タンクの上部空間に連通され、上端が地上の所定高さに延在された前記通気管に連通された継手管と、該継手管の流路途中に設けられ、前記地下タンク内外の圧力差に応じて開または閉とする弁機構と、前記弁機構の着脱を可能とするように前記継手管の側方に開口する第1の開口と、該第1の開口を閉塞する第1の蓋部材と、前記第1の開口の下方に設けられ、前記継手管の側方に開口する第2の開口と、該第2の開口を閉塞する第2の蓋部材と、で構成し、前記通気管継手を取付作業に適した位置に設けることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記第1の開口より前記弁機構を取り出した後に前記第1の開口より前記継手管内に、流路の上下方向の連通を遮断する漏洩検査用閉塞弁を装着することにより、上記課題を解決するものである。
また、前記第2の開口は、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記通気管を加圧又は減圧するための配管を接続するための接続部を有することが望ましい。
また、本発明は、前記継手管内に弁座を設けるとともに、前記漏洩検査用閉塞弁を、前記弁座に当接する弁体と、前記継手管の上部開口の縁部に当接する頭部と、一端が前記弁体の凹部に嵌合し、他端が前記頭部の凹部に嵌合する軸と、前記軸を軸方向に移動させて前記弁体を前記弁座に押圧し、且つ前記頭部を前記上部開口の縁部に押圧する押圧機構と、で構成することにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、地下タンクと、一端が前記地下タンクに接続され他端が高所において大気に開放された通気管と、前記通気管の途中に設けられた通気管継手を含んでなる地下タンクの通気管設備であって、前記通気管継手を、下端が前記地下タンクの上部空間に連通され、上端が地上の所定高さに延在された前記通気管に連通された継手管と、該継手管の途中に設けられ、前記地下タンク内外の圧力差に応じて開または閉とする弁機構と、前記弁機構の着脱を可能とするように前記継手管の側方に開口する第1の開口と、該第1の開口を閉塞する第1の蓋部材と、前記第1の開口の下方に設けられ、前記継手管の側方に開口する第2の開口と、該第2の開口を閉塞する第2の蓋部材と、で構成し、前記通気管継手を取付作業に適した位置に設け、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記第1の開口より前記弁機構を取り出した後に前記第1の開口より前記継手管内に、流路の上下方向の連通を遮断する漏洩検査用閉塞弁を装着し、前記第2の開口には、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際に前記通気管内を減圧するための配管を接続するための接続部を設け、前記第1の蓋部材には、吸引した気体を排出するための配管の排出用接続部を設けることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、地下タンクと、一端が前記地下タンクに接続され他端が高所において大気に開放された通気管と、前記通気管の途中に設けられた通気管継手を含んでなる地下タンクの通気管設備であって、前記通気管継手を、下端が前記地下タンクの上部空間に連通され、上端が地上の所定高さに延在された前記通気管に連通された継手管と、該継手管の途中に設けられ、前記地下タンク内外の圧力差に応じて開または閉とする弁機構と、前記弁機構の着脱を可能とするように前記継手管の側方に開口する第1の開口と、該第1の開口を閉塞する第1の蓋部材と、前記第1の開口の下方に設けられ、前記継手管の側方に開口する第2の開口と、該第2の開口を閉塞する第2の蓋部材と、で構成し、前記通気管継手を取付作業に適した位置に設け、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記第1の開口より前記弁機構を取り出した後に前記第1の開口より前記継手管内に、流路の上下方向の連通を遮断する漏洩検査用閉塞弁を装着し、前記第2の開口には、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際に前記通気管内を減圧するための配管を接続するための接続部を設け、前記継手管の漏洩検査用閉塞弁により閉塞された位置よりも上方の位置であって、しかも、取付作業に適した位置に、吸引した気体を排出するための配管の排出用接続部を設けることにより、上記課題を解決するものである。
本発明によれば、通気管継手を取付作業に適した位置に設けたため、地下タンクの漏洩検査を行なう際、継手管の第1の開口より弁機構を取り出した後に漏洩検査用閉塞弁を第1の開口より弁座に当接した状態に装着させることにより、検査用ホース接続作業が容易に行えると共に、継手管と地下タンクとの間を連通する配管を容易に密閉することができ、この密閉状態で流路内及び地下タンクを加圧することで漏洩検査を効率良く行なうことが可能になり、従来のような高所での作業を無くして作業員の負担を軽減することができる。
また、本発明によれば、第2の開口には、地下タンクの漏洩検査を行なう際に通気管内を減圧するための配管を接続するための接続部を設け、第1の蓋部材には、吸引した気体を排出するための配管の排出用接続部を設けることにより、減圧方式での漏洩検査を行なう場合の検査用ホース接続作業が容易に行えると共に、従来のような高所での作業を無くして作業員の負担を軽減することができる。
また、本発明によれば、排出用接続部を継手管の漏洩検査用閉塞弁により閉塞された位置よりも上方の位置であって、しかも、取付作業に適した位置に設けることにより、従来のような高所での作業を無くして作業員の負担を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による地下タンクの通気管設備の一実施例を示す構成図である。図1に示されるように、通気管設備10は、地下タンク12の上部空間に連通された通気管30の途中の取付作業に適した高さに取り付けられている。この通気管継手40は、地下タンク12の通気(給気、排気)を行なう通気管30の経路の途中に設けられているので、例えば、圧力監視ユニット11を用いて給油所に設置された地下タンク12に窒素ガスを供給して所定圧力に加圧した後、圧力変化の有無あるいは圧力変化率によって漏洩の有無を判定することが可能な構成になっている。
圧力監視ユニット11は、窒素ガス(図示せず)を生成するためのコンプレッサと、加圧した状態での圧力を検出する圧力センサと、圧力センサにより検出された圧力を記憶する記憶部と、圧力変化の変化率から漏洩の有無を判定する漏洩判定部(共に図示せず)とを有する。
給油所の地上には、給油を行う計量機14、地下タンク12の上方に開口するマンホール(本実施例では、3箇所に配置)16、地下タンク12の注油口18、地下タンク12の上部空間に連通された通気管30が設けられている。そして、給油所の地下に埋設された地下タンク12には、計量機14の給油系統に連通された給油管22と、注油口18に連通された注油管24とが挿入されている。
マンホール16の内部空間には、上記給油管22、注油管24、通気管継手40が収容されている。
ここで、通気管30は、下部通気管30aと、上部通気管30bとからなり、両者の間に通気管継手40を設けている。
下部通気管30aの一端は、通気管継手40を介して地下タンク12に接続され、その他端は地表面に突出して地表面より1メートルから1.2メートルの高さ位置まで伸びている。この高さは、作業員が行なう通気管継手40自体の取り付け、また、通気管継手40に対する部品の組み付けや各種配管作業など取り付け作業をはしごや脚等を使用せずに作業するのに適した高さ位置となっている。
また、通気管継手40の上端には、上部通気管30bの下端が設けられ、その上端開口30cが高所(地表面からの高さが4メートル程度)に位置するように上方に延在している。
また、通気管継手40には、後述するように漏洩検査時に圧力監視ユニット11からの加圧ホース70が接続されるように構成されている。
尚、上記給油管22、注油管24、下部通気管30aの横方向に延在される横引き部分は、管内の油液が地下タンク12に落下するように地下タンク12との接続部分が低くなるように水平よりも所定角度傾斜して設けられている。また、地下タンク12には、上記配管以外にも点検口や液面計(共に図示せず)などが設けられているが、説明は省略する。
ここで、本発明の通気管継手40の構成について説明する。図2は通気管継手40の取付構造を示す縦断面図である。
図2に示されるように、通気管継手40は、継手管80と、大気弁90と、第1の開口100と、第2の開口110を有する。継手管80は、下端の地表面からの高さが1〜1.2メートル程度の高さ位置に設けられ、下端開口82が下部通気管30aを介して地下タンク12の上部空間に連通され、上端開口84が地上の所定高さに延在された上部通気管30bの下端に連通されている。
大気弁90は、継手管80の内部を上下方向に貫通する流路86を開弁または閉弁する弁機構を有しており、流路86の中間部分に設けられた弁座88と、荷卸しに伴う地下タンク12の液面上昇や、気温上昇に伴うベーパ発生によって地下タンク12内が加圧状態になると、開弁する排気弁92と、計量機14のポンプによる油液の吸い上げによって地下タンク12内に負圧状態になると開弁する吸気弁94と有する。
排気弁92は、流路86の上端に螺入されたばね受け96に当接する大径コイルばね98により弁座88に押圧されて流路86を閉止しており、地下タンク12内の圧力が大径コイルばね98の押圧力以上に上昇した場合に弁座88から離間して開弁状態に変化する。これにより、地下タンク12内の圧力が通気管30を介して大気中に逃がされて地下タンク12の上部空間の圧力をほぼ大気圧まで減圧する。そして、地下タンク12内の圧力が大径コイルばね98の押圧力以下まで減圧されると、排気弁92は再び閉弁状態に戻る。
吸気弁94は、排気弁92の下面側に設けられ、上方に延在する軸94aが排気弁92の上面側に設けられた軸受け部92aにより摺動可能に軸承されている。また、軸94aの上端は、軸受け部92aの上端との間に配された小径コイルバネ99により上方に付勢されており、この付勢力により吸気弁94は、排気弁92の下面に形成された弁座92bに押圧されて閉弁状態に保持されている。そして、給油により地下タンク12の液面が低下してタンク圧力が減圧された場合には、小径コイルバネ99の押圧力とタンク圧力との差により吸気弁94が下方に移動して弁座92bから離間する。これにより、吸気弁94は、開弁動作して地下タンク12に外気を導入し、地下タンク12の圧力をほぼ大気圧まで上昇させる。やがて、タンク圧力が大気圧と小径コイルバネ99のばね力とを合わせた圧力以上に増圧されると、吸気弁94は再び閉弁状態に戻る。
第1の開口100は、上記弁座88の側方となる高さ位置に設けられており、流路86の延在方向(上下方向)と直交する水平方向に向けて形成されている。この第1の開口100は、通常、第1の蓋部材112により閉塞されており、外部から大気弁90が見えないようになっている。従って、大気弁90のメンテナンスを行なう際は、第1の蓋部材112を締結するボルト112aを外して第1の開口100から第1の蓋部材112を分離させることにより、第1の開口100から点検または修理などの作業を行なうことができる。
そのため、通気管30の上端に大気弁を設ける従来のもののように、作業員がはしごを使って高所に登るといった作業を無くすることができ、その分メンテナンス作業の負担を軽減することが可能になる。
第2の開口110は、上記第1の開口100及び弁座88より下方となる高さ位置に設けられ、上記第1の開口100と同じ側方で、流路86の延在方向(上下方向)と直交する水平方向に向けて形成されている。また、第2の開口110は、通常、第2の蓋部材114により閉塞されており、外部から流路86が見えないようになっている。尚、第2の開口110は、上記第1の開口100と同じ方向に設けられており、上記のようなメンテナンス時に第2の蓋部材114が外されて下面側の吸気弁94の状態を点検する際の窓として使用することができると共に、後述するように漏洩検査時に加圧ホース70を接続するための接続口としても使用されるものである。
尚、地下タンク12内の液面が変動しない状態、あるいは、地下タンク12内圧力が変動していない状態においては、大気弁90が閉弁するため、通気管40を閉止して空気やベーパ(油蒸気)の吸排を停止させている。
ここで、前述の実施例では、大気弁90は、排気弁92が流路86の中間部分に設けられた弁座88に着座させるように構成しているが、必ずしも、流路に設けた弁座88に着座させなくても良い。即ち、大気弁90は、地下タンク12内の圧力が上がったときに排気弁92が開弁し、逆に、地下タンク12内の圧力が下がったときに吸気弁94が開弁する構成を有しておればよい。
さて、給油所の管理者は、地下タンク12及び各配管を定期的に漏洩検査することが消防法により義務付けられている。ここで、漏洩検査を行なう際の準備作業の手順について説明する。まず、図3に示されるように、第1の蓋部材112及び第2の蓋部材114を継手管80から外す。次に、上記第1の開口100及び第2の開口110を使って大気弁90を構成する排気弁92、吸気弁94、大径コイルばね98等の各部品を分解して第1の開口100から外部に取り出す。これにより、継手管80の内部には、弁座88とばね受け96とが残された状態となる。
次に図4に示されるように、弁座88とばね受け96との間に漏洩検査用閉塞弁120を取り付ける。この漏洩検査用閉塞弁120は、地下タンク12の漏洩検査を行なう際、第1の開口100より大気弁90の弁機構を構成する排気弁92、吸気弁94を取り出した後に第1の開口100より流路86内に装着される。
漏洩検査用閉塞弁120は、弁座88に当接する弁体122と、継手管80の上部開口に当接する頭部124と、一端が弁体122の凹部122aに嵌合し、他端が頭部124の凹部124aに嵌合する軸126と、軸126を軸方向に移動させて弁体122を弁座88に押圧し、且つ頭部124を上部開口に螺入されたばね受け96に押圧する押圧機構130とを有する。
押圧機構130は、軸126の上端外周に形成されたおねじ132と、頭部124の凹部124a内周に形成されおねじ132が螺合するめねじ134と、軸126の外周より半径方向に突出する操作部136とより構成されている。この押圧機構130は、弁体122を弁座88に当接した状態で操作部136が回動操作されると、軸126のおねじ132が回動するため、頭部124を相対的に上方に押圧する力が作用する。
そして、頭部124がばね受け96に当接し、さらに操作部136が回動操作されることにより、弁体122が弁座88に押圧され、且つ頭部124がばね受け96に押圧された状態に保持される。これで、継手管80の流路86は、漏洩検査用閉塞弁120により閉止された状態となる。また、弁体122の下面には、シール性を高めるためにパッキン140が固着されている。そのため、弁体122のパッキン140は、上記押圧機構130による押圧力で弁座88に密着して流路86を液密にシールすることができる。
ここで、漏洩検査用閉塞弁120の頭部124の部分は、気密保持の必要はない。すなわち、頭部124は、ばね受け96に当接することで弁体122を閉止するための反力を受けるものであるので、頭部124の上端鍔部124bには、複数の切欠124cが設けられている。この複数の切欠124cは、通気管30に連通しており、後述する減圧方式の漏洩検査を行なう際に吸引した地下タンク12内の気体(ベーパを含む)を通気管30の上部通気管30bを介して排出する際の通路となる。
次に、第2の開口110に圧力監視ユニット11からの加圧ホース70を保持するホース接続継手150を螺入する。ホース接続継手150は加圧ホース70の端部を保持しているので、第2の開口110を閉塞すると共に、流路86内を加圧して検査可能な状態とする。
そして、圧力監視ユニット11により窒素などの加圧ガスが加圧ホース70から継手管80内に供給されると、弁座88が漏洩検査用閉塞弁120によって液密に閉止されているので、加圧ガスは、下部通気管30a、通気管継手40を介して地下タンク12内に供給される。このとき、地下タンク12に連通される他の給油管22、注油管24が連通された通気管継手40を閉塞部材(図示せず)により閉止状態にすることで、地下タンク12を所定圧に加圧することが可能になる。圧力監視ユニット11では、予め設定された所定時間が経過するまで、圧力変化を監視しており、圧力変化が許容範囲内であれば、漏洩無し(検査合格)と判定し、圧力変化が許容範囲外であれば、漏洩有り(検査不合格)と判定する。
また、下部通気管30aの漏洩検査を行なう際は、上記閉塞部材(図示せず)により通気管継手40を閉止し、且つ下部通気管30aの他端が連通された通気管継手40を閉止状態にすることで、下部通気管30aを加圧状態に保つことが可能になり、上記と同様に圧力監視ユニット11によって漏洩検査が行える。
また、弁体122の下面中央には、検査中であることを表示する表示タグ152が鎖154により吊下されている。この表示タグ152は、第2の開口110から見える位置にあり、例えば、漏洩検査終了後に漏洩検査用閉塞弁120を外すことを忘れた場合でも第2の蓋部材114を第2の開口110に取り付ける際に表示タグ152を視認することで継手管80内に漏洩検査用閉塞弁120が残っていることを認識することができる。これにより、漏洩検査終了後に漏洩検査用閉塞弁120を流路86から確実に外すことができる。
尚、漏洩検査終了後は、まず、圧力監視ユニット11による加圧を停止させ、次に上記ホース接続用継手150を第2の開口110から分離させる。そして、漏洩検査用閉塞弁120の操作部136を逆方向に回動操作することにより頭部124を下降させてばね受け96から離間させることができる。これにより、弁座88に対する弁体122の押圧力を減少させて漏洩検査用閉塞弁120の各部材を分解して第1の開口100より外部に取り出すことができる。
本実施例では、通気管継手40を通気管30の取付作業に適した位置に取り付けているので、大気弁90の除去や取付、漏洩検査用閉塞弁120の取付や除去、加圧ホース70の取付、取外がはしごや脚立、踏み台を使用することなく、簡単且つ、安全に作業を行うことができる。
図4に示す実施例では、地下タンク12の漏洩検査を窒素ガスの加圧試験で行ったが、地下タンク12を所定圧力減圧して漏洩検査を行う方法もある。
この所定圧力減圧して漏洩検査を行う検査方法について図4を用いて説明する。
この場合、加圧状態での検査と同様、漏洩検査用閉塞弁120を用いて通気管30の上下の連通を遮断する。そして、加圧ホース70の代わりに、減圧ポンプに接続された減圧ホース(図示せず)を第2の蓋部材150に取り付けて地下タンク12内のベーパを吸引する。減圧ポンプで吸引したペーパーは、減圧ポンプに接続された排出管を介して外部に排出される。この例では、図4に破線で表示しているように、排出管160の先端を第1の蓋部材120の代わりに装着された排出管保持用蓋部材162に挿通保持された状態とする。
このように、排出管160は、吐出側端部が通気管継手40の漏洩検査用閉塞弁120が組み込まれた空間内に差し込んだ状態に保持されるため、減圧ポンプにより吸引された地下タンク12のベーパを通気管30の上部通気管30bから大気中に排出することが可能になる。また、漏洩検査用閉塞弁120の頭部124は、ばね受け96に単に押し付けられているだけであり、閉塞弁120が組込れた空間と通気管30内部は連通された状態であるので、排出されたベーパが通気管30を介して4メートル程の高所において排出できるので、安全性を向上することができる。この場合、第1の蓋部材112の代わりに排出管保持用蓋部材162を装着することで、排出管160の取付作業の簡略化が図れる。
図5は、所定圧力減圧して漏洩検査を行う検査方法における他の実施例を示すものである。尚、前述した図4に示す実施例と同一の構成については、図4と同じ符号を付して、その説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。この実施例では、頭部124には複数の切り欠きが存在しない。これにより、漏洩検査用閉塞弁120の頭部124はばね受け96に当接し、上下間の連通を遮断する。
漏洩検査用閉塞弁120の頭部124により遮断された部分よりも上方の、上部通気管30b又は、通気管部材40の側面には、排出管160を接続するための排出管接続口(排出用接続部)170、180を形成している。そして、漏洩検査用閉塞弁120を用いて通気管30の上下の連通を遮断する。そして、加圧ホース70の代わりに、減圧ポンプ(図示せず)に接続された排出管160を第2の蓋部材150に取り付けて地下タンク12内のベーパを吸引する。減圧ポンプで吸引したペーパーは、減圧ポンプに接続された排出管160の端部を排出管接続口170、又は180のいずれかに接続し、ベーパを通気管30を介して4メートル程の高所において排出することができる。これにより、減圧方式の漏洩検査を行なう際の安全性を向上することができる。
この実施例では、説明の便宜上、通気管30および通気管継手40の両方に排出管接続口170、180を設けているが、いずれか一方のみの接続口を設ければ良い。
さらに、この実施例の場合、第1の蓋部材112を取り去った状態で検査ができるので、第1の蓋部材112を取り付けたり、取り外したりする回数が減少でき、作業効率が大幅に向上する。
また、請求項6に記載された「取付作業に適した位置」というのは、継手管80の漏洩検査用閉塞弁120により閉塞された位置よりも上方の位置であって、継手管80の上部及び継手管80の上部に結合される通気管30のフランジ部及び通気管30の下部を含む領域にことを意味しており、図5においては、排出管接続口170,180を設けた部分を示している。
ここで、上記地下タンク設備において、荷卸し時にベーパリカバリを行なう場合について説明する。図6は荷卸し時のベーパリカバリを行なう場合の構成を示す縦断面図である。図6に示されるように、第2の開口110には、ベーパリカバリ用継手300が螺入される。ベーパリカバリ用継手300は、筒状に形成された継手本体310と、継手本体310の端部を閉止するチェック弁(逆流防止弁)320と、チェック弁320を閉弁方向に付勢するコイルバネ330、332と、チェック弁320の弁軸322を側方にガイドする軸受け340と、継手本体310の外側端部に嵌合するキャップ350とより構成されている。また、チェック弁320は、流路86に設けられた大径コイルバネ330により継手本体310の端部に押圧されると共に、弁軸322を閉弁方向に付勢する小径コイルバネ332のばね力により閉弁位置に保持されている。
図7に示されるように、タンクローリ車400の底弁(図示せず)の吐出口と地下タンク12の注油口18とを荷卸しホース410により連通する。さらに、タンクローリ車400のハッチ上部に設けられた積み込み口402とベーパリカバリ用継手300との間をベーパ回収ホース420により連通する。
その際、ベーパリカバリ用継手300においては、キャップ350を外し、その代わりにベーパ回収ホース420の端部に設けられたカプラ(図示せず)を継手本体310の外側端部に嵌合する。このカプラは、チェック弁320の弁軸322を押圧するロッド(図示せず)が内蔵されており、継手本体310に結合された状態では、チェック弁320を開弁状態に保持することができるように構成されている。
これにより、タンクローリ車400のハッチに積み込まれた油液が荷卸しホース410及び注油管24を介して地下タンク12に荷卸しされると共に、地下タンク12の液面が上昇してタンク内圧力も上昇する。そして、地下タンク12の気相領域に発生したべーパ(油蒸気)は、下部通気管30a、通気管継手40、ベーパ回収ホース420を通過してタンクローリ車400の荷卸し中の当該ハッチに回収される。尚、荷卸し中のハッチでは、荷卸しに伴って液面が下降するため、ハッチ内に負圧が生じることで、地下タンク12の圧力との差によってベーパを吸引する。
また、荷卸し時のベーパリカバリ量が荷卸し量に追いつかず地下タンク12の圧力が上昇し過ぎた場合には、大気弁90の排気弁92が開弁して地下タンク12の圧力を通気管30から大気中に逃がして地下タンク12を減圧する。
このように、通気管継手40は、荷卸し時にベーパリカバリを行なうようにベーパ回収ホース420を接続することが可能となるので、漏洩検査以外にも多目的用途に使用することが可能である。また、通気管継手40は、上記第1の開口100及び第2の開口110が同じ側方に設けられているので、上記漏洩検査やベーパリカバリ以外の用途に第2の開口110を使用することができ、例えば、通気管30や下部通気管30aの点検を行なうための点検用ファイバスコープを第2の開口110から挿入することが可能になる。
尚、上記実施例では、給油所に設置された場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、給油所以外の施設に設けられた地下タンクにおける漏洩検査を行なう場合にも本発明を適用できるのは、勿論である。
また、上記実施例では、タンクローリ車から地下タンクへ油液を荷卸しする場合について例示したが、油液以外の液体(例えば、化学薬品や食品等の液体)を荷卸しする場合にも本発明を適用できるのは勿論である。
本発明による地下タンクの通気管設備の一実施例を示す構成図である。 通気管継手40の取付構造を示す縦断面図である。 通気管継手40から大気弁90の弁機構を外部に取り出した状態を示す縦断面図である。 漏洩検査を行なう際の閉止状態を示す縦断面図である。 減圧方式で漏洩検査を行なう際の閉止状態を示す縦断面図である。 荷卸し時のベーパリカバリを行なう場合の通気管継手40の構成を示す縦断面図である。 タンクローリ車からの荷卸しとベーパリカバリを行なう場合のホース接続を示す図である。
符号の説明
10 通気管設備
11 圧力監視ユニット
12 地下タンク
14 計量機
16 マンホール
22 給油管
24 注油管
30 通気管
40 通気管継手
70 加圧ホース
80 継手管
86 流路
88 弁座
90 大気弁
92 排気弁
94 吸気弁
100 第1の開口
110 第2の開口
112 第1の蓋部材
114 第2の蓋部材
120 漏洩検査用閉塞弁
122 弁体
124 頭部
130 押圧機構
136 操作部
150 ホース接続継手
152 表示タグ
160 排出管
162 排出管保持用蓋部材
170、180 排出管接続口
300 ベーパリカバリ用継手
310 継手本体
320 チェック弁
350 キャップ
400 タンクローリ車
402 積み込み口
410 荷卸しホース
420 ベーパ回収ホース

Claims (6)

  1. 地下タンクと、一端が前記地下タンクに接続され他端が高所において大気に開放された通気管と、通気管の途中に設けられた通気管継手を含んでなる地下タンクの通気管設備であって、
    前記通気管継手を、
    下端が前記地下タンクの上部空間に連通され、上端が地上の所定高さに延在された前記通気管に連通された継手管と、
    該継手管の流路途中に設けられ、前記地下タンク内外の圧力差に応じて開または閉とする弁機構と、
    前記弁機構の着脱を可能とするように前記継手管の側方に開口する第1の開口と、
    該第1の開口を閉塞する第1の蓋部材と、
    前記第1の開口の下方に設けられ、前記継手管の側方に開口する第2の開口と、
    該第2の開口を閉塞する第2の蓋部材と、
    で構成し、
    前記通気管継手を取付作業に適した位置に設けたことを特徴とする地下タンクの通気管設備。
  2. 前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記第1の開口より前記弁機構を取り出した後に前記第1の開口より前記継手管内に、流路の上下方向の連通を遮断する漏洩検査用閉塞弁を装着することを特徴とする請求項1に記載の地下タンクの通気管設備。
  3. 前記第2の開口は、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記通気管内を加圧又は減圧するための配管を接続するための接続部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の地下タンクの通気管設備。
  4. 前記継手管内に弁座を設けるとともに、
    前記漏洩検査用閉塞弁を、
    前記弁座に当接する弁体と、
    前記継手管の上部開口の縁部に当接する頭部と、
    一端が前記弁体の凹部に嵌合し、他端が前記頭部の凹部に嵌合する軸と、
    前記軸を軸方向に移動させて前記弁体を前記弁座に押圧し、且つ前記頭部を前記上部開口の縁部に押圧する押圧機構と、
    で構成することを特徴とする請求項2乃至3の何れかに記載の地下タンクの通気管設備。
  5. 地下タンクと、一端が前記地下タンクに接続され他端が高所において大気に開放された通気管と、前記通気管の途中に設けられた通気管継手を含んでなる地下タンクの通気管設備であって、
    前記通気管継手を、
    下端が前記地下タンクの上部空間に連通され、上端が地上の所定高さに延在された前記通気管に連通された継手管と、
    該継手管の途中に設けられ、前記地下タンク内外の圧力差に応じて開または閉とする弁機構と、
    前記弁機構の着脱を可能とするように前記継手管の側方に開口する第1の開口と、
    該第1の開口を閉塞する第1の蓋部材と、
    前記第1の開口の下方に設けられ、前記継手管の側方に開口する第2の開口と、
    該第2の開口を閉塞する第2の蓋部材と、
    で構成し、
    前記通気管継手を取付作業に適した位置に設け、
    前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記第1の開口より前記弁機構を取り出した後に前記第1の開口より前記継手管内に、流路の上下方向の連通を遮断する漏洩検査用閉塞弁を装着し、
    前記第2の開口には、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際に前記通気管内を減圧するための配管を接続するための接続部を設け、
    前記第1の蓋部材には、吸引した気体を排出するための配管の排出用接続部を設けたことを特徴とする地下タンクの通気管設備。
  6. 地下タンクと、一端が前記地下タンクに接続され他端が高所において大気に開放された通気管と、前記通気管の途中に設けられた通気管継手を含んでなる地下タンクの通気管設備であって、
    前記通気管継手を、
    下端が前記地下タンクの上部空間に連通され、上端が地上の所定高さに延在された前記通気管に連通された継手管と、
    該継手管の途中に設けられ、前記地下タンク内外の圧力差に応じて開または閉とする弁機構と、
    前記弁機構の着脱を可能とするように前記継手管の側方に開口する第1の開口と、
    該第1の開口を閉塞する第1の蓋部材と、
    前記第1の開口の下方に設けられ、前記継手管の側方に開口する第2の開口と、
    該第2の開口を閉塞する第2の蓋部材と、
    で構成し、
    前記通気管継手を取付作業に適した位置に設け、
    前記地下タンクの漏洩検査を行なう際、前記第1の開口より前記弁機構を取り出した後に前記第1の開口より前記継手管内に、流路の上下方向の連通を遮断する漏洩検査用閉塞弁を装着し、
    前記第2の開口には、前記地下タンクの漏洩検査を行なう際に前記通気管内を減圧するための配管を接続するための減圧用接続部を設け、
    前記継手管の漏洩検査用閉塞弁により閉塞された位置よりも上方の位置であって、しかも、取付作業に適した位置に、吸引した気体を排出するための配管の排出用接続部を設けたことを特徴とする地下タンクの通気管設備。
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