JP2008168851A - 車両周辺情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者からの見え方やシチュエーションを考慮し、運転者が実際に感じる物体までの距離感覚にあった警報や情報提供を行う車両周辺情報提供装置を得る。
【解決手段】閾値設定手段121により、運転席から車体の端部までの距離に応じるように、車両に取付けられた距離センサ110に少なくとも一つの閾値を設定し、この距離センサ110により検知される車両から車両周辺の物体までの距離及び閾値に基づき、物体存在領域判定手段122により、車両周辺の物体存在領域を判定し、この判定結果をもとに、情報提供手段123、124により運転者に提供すべき情報を決定して、情報提供装置130、140で、その情報を運転者に提供するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両に搭載され、自車両と自車両周辺の物体との接近を検知し、運転者に情報提供を行う車両周辺情報提供装置に関するものである。
従来の自車両と周辺の物体との接近を検知する装置においては、例えば、特許文献1に示されるように、車速およびブレーキ信号に応じて、検出処理の許可または禁止を制御するものがある。
路面の凹凸等による誤検出を抑制するために、車速による検出処理の許可または禁止の制御を行う従来の方法では、物体に接近しすぎてから起動して物体に接触したり、早く起動しすぎて、外乱による誤作動が発生し易くなってしまうため、この特許文献1では、さらに検出処理の許可または禁止の制御にブレーキ信号の情報も加えている。
また、特許文献2に示されるように、車両の進行方向に応じて、検知距離範囲を制御するものがある。
路面の凹凸等による誤検出を抑制するために、車速による検出処理の許可または禁止の制御を行う従来の方法では、低速状態においては常に全ての検出装置が作動するものとなり、物体の検出に必要ない方向の装置でも作動してしまうため、この特許文献2では、低速時において必要な方向のみを作動させるようにしている。
特開平11−99892号公報(第3〜5頁、図1) 特開平11−160450号公報(第2〜4頁、図1)
しかしながら、特許文献1、2では、車速または進行方向に応じて、物体検知の許可および禁止を制御するために、物体検知が動作しない車速または進行方向があり、必ずしも運転者が望む条件で物体検知が動作しているとは言えないという問題があった。
また、これらのシステムでは、例えば車両の後方左右に配置されたコーナーセンサのように、物体検知範囲が固定であって、かつ、運転者に警報するための閾値が左右同一であって、その検知範囲や閾値には、運転者からの見え方やシチュエーションは考慮されておらず、必ずしも運転者が実際に感じる物体までの距離感覚どおりに警報等の情報提供が行われているとは言えないという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、運転者からの見え方やシチュエーションを考慮し、運転者が実際に感じる物体までの距離感覚にあった警報や情報提供を行う車両周辺情報提供装置を得ることを目的にしている。
この発明に係わる車両周辺情報提供装置においては、車両に取付けられ、車両から車両周辺の物体までの距離を検知する複数の距離センサ、この距離センサ毎に、少なくとも1つの距離についての閾値を設定する閾値設定手段、この閾値設定手段により設定された閾値に基づいて、車両周辺の物体存在領域を判定する物体存在領域判定手段、この物体存在領域判定手段の判定結果をもとに、物体存在領域に応じて提供すべき情報を決定する情報提供手段、及びこの情報提供手段により決定された情報を運転者に提供するための情報提供装置を備え、
閾値設定手段により設定される閾値は、運転席から車体の端部までの距離に応じて設定されるものである。
この発明は、以上説明したように、車両に取付けられ、車両から車両周辺の物体までの距離を検知する複数の距離センサ、この距離センサ毎に、少なくとも1つの距離についての閾値を設定する閾値設定手段、この閾値設定手段により設定された閾値に基づいて、車両周辺の物体存在領域を判定する物体存在領域判定手段、この物体存在領域判定手段の判定結果をもとに、物体存在領域に応じて提供すべき情報を決定する情報提供手段、及びこの情報提供手段により決定された情報を運転者に提供するための情報提供装置を備え、
閾値設定手段により設定される閾値は、運転席から車体の端部までの距離に応じて設定されるので、車両の運転者が実際に感じる物体までの距離感覚に合った情報提供を行うことができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図1において、車両周辺情報提供装置100は、車両の端部から物体までの距離を検知する距離センサ110、車両周辺情報提供装置100の制御を行うCPU120、運転者に車両周辺の情報提供を行う第一の情報提供装置130、運転者に車両周辺の情報提供を行う第二の情報提供装置140から構成される。
CPU120は、車両の端部から物体までの距離の閾値を設定する閾値設定手段121、物体の存在領域を判定する物体存在領域判定手段122、この物体存在領域判定手段122の判定結果により第一の情報提供装置130に情報提供する第一の情報提供手段123、及び物体存在領域判定手段122の判定結果により第二の情報提供装置140に情報提供する第二の情報提供手段124を有している。
第一の情報提供装置130は、本実施の形態1では警報装置である。また、第二の情報提供装置140は、本実施の形態1では表示装置である。
図2は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の距離センサの車両への取付け例を示す外観図である。
図2において、110、130、140は図1におけるものと同一のものである。距離センサ110は、車両200の全周囲に複数取り付けられ、車両周囲の接近物体の状況を検知する。ここでは、説明のため、距離センサ110を目立つように記載してあるが、本来は車両において外観を損ねないように取り付けられるべきものである。
図3は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第二の情報提供装置である表示装置を示す図である。
図3において、第二の情報提供装置140には、各距離センサ検知範囲における物体存在領域220を模式的に示している。
図4は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。
図4において、実施の形態1では、各距離センサに、予め、2つの閾値を設定し、第一の閾値では領域231内への物体の侵入、第二の閾値では領域232内への物体の侵入が検知できるようにする。例えば、距離センサ235では、領域231内への物体の侵入を検知するために距離236に第一の閾値を設定、領域232内への物体の侵入を検知するために距離237に第二の閾値を設定する。
ここで、領域231及び領域232は、運転者240(運転席)から車体の端部までの距離に応じた領域である。
図5は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の閾値設定手段に設定された閾値の例を示す図である。
図5において、所定の高さの障害物250があるものとする。この障害物250が運転者(車両)の右側にある時(250R)、運転者からは距離261以上離れていれば、障害物として確認できる。障害物251Rのように、それよりも内側にある場合、運転者からは死角となって見えない。
この障害物が運転者(車両)の左側にある時(250L)、運転者からは距離262以上離れていれば、障害物として確認できる。障害物251Lのように、それよりも内側にある場合、運転者からは死角となって見えない。
この時、距離261と距離262は、図5から解かるように、運転者から車体の端部までの距離に応じて異なる。
従って、この例では、運転者(車両)の右側の物体検知範囲は、左側の物体検知範囲に比べて狭くてよいことになる。これを車両全周囲に対して行うと、例えば図4の領域231のようになる。
次に、物体存在領域判定手段122の処理の概要を説明する。
図6は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
図6で、距離センサ110は、車両にn個配置されており、各距離センサ110の出力はD[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、各距離センサ110のために予め設定された第一の閾値をTH0[m](m=0〜n−1)、第二の閾値をTH1[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態1では、分類するための閾値を、THS、THWと表現する。
図6で、S1では、距離センサ番号mを初期化する。
S2では、距離センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S3では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S4では、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S5では、距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THSより小さくなければS6へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が第一の閾値THSより小さければS7へ移行し、距離センサ出力D[m]と閾値THWを比較する。
S7で、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さくなければS8へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THWを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さければS9へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S10では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S11では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS2へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての距離センサに対して、物体存在領域が判定される。
次に、第一の情報提供手段123について説明する。
図7は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第一の情報提供手段の処理を示すフローチャートである。
図7で、S20〜S26では、物体が危険領域に存在するか否かを確認し、S27〜S32では、物体が警告領域に存在するか否かを確認する。
S20では、警報フラグFwを初期化する。
S21では、距離センサ番号mを初期化する。
S22では、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を取得する。
S23では、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]が危険領域Dangerであるか否かを確認する。危険領域Dangerであれば、S24で警報フラグFwを2に設定する。危険領域Dangerでなければ、S25へ移行する。
S25では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S26では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS22へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとしてS27へ移行する。
S27では、距離センサ番号mを初期化する。
S28では、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を取得する。
S29では、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]が警告領域Warningであるか否かを確認する。警告領域Warningであれば、S30で警報フラグFwを1に設定する。警告領域Warningでなければ、S31へ移行する。
S31では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S32では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS28へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして第一の情報提供手段の処理を終了する。
次に、第二の情報提供手段124について説明する。
図8は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第二の情報提供手段の処理を示すフローチャートである。
図8で、S40では、距離センサ番号mを初期化する。
S41では、表示フラグFi[m]を初期化する。
S42では、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を取得する。
S43では、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]が危険領域Dangerであるか否かを確認する。危険領域Dangerであれば、S45で表示フラグFi[m]を2に設定する。危険領域Dangerでなければ、S44へ移行する。
S44では、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]が警告領域Warningであるか否かを確認する。警告領域Warningであれば、S46で警報フラグFi[m]を1に設定する。警告領域Warningでなければ、S47へ移行する。
S47では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S48では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS41へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして第二の情報提供手段の処理を終了する。
次に、第一の情報提供装置130について説明する。
図9は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第一の情報提供装置の処理を示すフローチャートである。
図9で、S50では、第一情報提供手段123の処理結果Fwに基づき、Fw=2か否かを確認する。Fw=2であれば、物体が危険領域に存在することを運転者に知らせるため、S52にて、警報音を発生する。Fw=2でなければ、S51に移行する。
S51では、第一情報提供手段123の結果Fwに基づき、Fw=1か否かを確認する。Fw=1であれば、物体が警告領域に存在することを運転者に知らせるため、S53にて、警告音を発生する。Fw=1でなければ、処理を終了する。
次いで、第二の情報提供装置140について説明する。
図10は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第二の情報提供装置の処理を示すフローチャートである。
図11は、この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の表示装置の表示例を示す図である。
図11において、表示装置は、表示221、222、223のような表示モードを有している。
図10で、S60では、距離センサ番号mを初期化する。
S61では、距離センサ番号mの表示フラグFi[m]を取得する。
S62では、第二の情報提供手段124の処理結果Fi[m]に基づき、Fi[m]が2か否かを確認する。Fi[m]=2であれば、危険領域に物体が存在するとして、S63で表示モード2を設定する。Fi[m]=2でなければ、S64へ移行する。
S64では、第二の情報提供手段124の結果Fi[m]に基づき、Fi[m]が1か否かを確認する。Fi[m]=1であれば、警告領域に物体が存在するとして、S65で表示モード1を設定する。Fi[m]=1でなければ、S66へ移行する。
S66では、危険領域、警告領域いずれにも物体が存在しないとして、表示モード0を設定する。
S67では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S68では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS61へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、処理を終了する。
ここで、表示モードは、例えば図3に示す表示器の各距離センサに対応する表示220として、
モード0では、図11の表示221に示すように、すべて緑色に点灯し、運転者に安全であることを知らせる。
モード1では、図11の表示222に示すように、3段階の表示のうち、車両に近い側の2つを黄色に点灯し、運転者に警告領域に物体が存在することを知らせる。このとき、第一の情報提供装置では、警告音が同時に発生している。
モード2では、図11の表示223に示すように、3段階の表示のうち、車両に近い側の1つを赤色に点灯し、運転者に危険領域に物体が存在することを知らせる。このとき、第一の情報提供装置では、警報音が同時に発生している。
実施の形態1によれば、図4に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じて、危険領域および警告領域を設定することで、運転者が実際に感じる物体までの距離感覚に合った情報提供を行うことができる。
実施の形態2.
以下、図面を参照して、実施の形態2について説明する。
実施の形態2による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図、距離センサの車両への取付け例を示す外観図は、実施の形態1と同様である。
図12は、この発明の実施の形態2による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。
図12において、231、232、235〜237、240は図4におけるものと同一のものである。
図13は、この発明の実施の形態2による車両周辺情報提供装置の運転者の死角となる領域を説明する説明図である。
図13において、領域261FR、261FL、261RR、261RLは、運転者240からの死角となる領域である。
実施の形態2では、運転者の死角となる領域を加味して、閾値を設定するようにしたものである。
実施の形態2では、図12のように、各距離センサに、予め、2つの閾値を設定し、第一の閾値では領域231内への物体の侵入、第二の閾値では領域232内への物体の侵入が検知できるものとする。基本的な領域設定は、実施の形態1と同様、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域であるので、その説明を省略する。
ここで、図13に示すような、運転者240からの死角となる領域261FR、261FL、261RR、261RLでは、図5に示したような運転者の視界に入る距離に物体が存在したとしても、実際には運転者の視界には入ってこない。従って、運転者の認知が遅れる。
このために、実施の形態2は、実施の形態1で設定した運転者から車体の端部までの距離に応じて設定した231、232の領域に運転者の死角である領域を考慮して閾値を設定する。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態2によれば、図12に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じるとともに、運転者の死角を考慮して危険領域および警告領域を設定することで、運転者が実際に感じる物体までの距離感覚に合った情報提供を行うことができる。
実施の形態3.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態3について説明する。
距離センサの車両への取付け例を示す外観図は、実施の形態1と同様である。
図14は、この発明の実施の形態3による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図14において、100、110、120〜124、130、140は図1におけるものと同一のものである。図14では、車両周辺情報提供装置100に照度センサ400(環境状態計測手段)を設け、閾値設定手段121に照度センサ400の出力が入力される。
図15は、この発明の実施の形態3による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。
図15において、231、232、235〜237、240は図4におけるものと同一のものである。
実施の形態3では、車両周辺情報提供装置の動作中に、実施の形態1または実施の形態2で設定された距離センサの閾値を変更するようにしたものである。
図15では、各距離センサに、予め、2つの閾値を設定し、第一の閾値では領域231内への物体の侵入、第二の閾値では領域232内への物体の侵入が検知できるものとする。基本的な領域設定は、実施の形態1と同様、運転者240から車体の端部までの距離に応じた領域であるので、その説明を省略する。
ここで、図15には第三の閾値が領域233に設定されている。この第三の閾値は、第一、第二の閾値と同様、運転者240から車体の端部までの距離に応じて設定するものであるが、例えば、センサ235では、領域231内への物体の侵入を検知するために距離236に第一の閾値を設定、領域232内への物体の侵入を検知するために距離237に第二の閾値を設定、さらに領域233内への物体の侵入を検知するために距離238に第三の閾値を設定する。
以下に、実施の形態3における物体存在領域判定手段の処理の概要を説明する。
図16は、この発明の実施の形態3による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
ここで、照度センサ400は車両に少なくとも1つ配置されており、照度センサ400の出力はLOと表現する。
距離センサ110は、実施の形態1と同様に、車両にn個配置されており、各距離センサ110の出力はD[m](m=0〜n−1)、各距離センサ110のために予め設定された第一の閾値はTH0[m](m=0〜n−1)、第二の閾値はTH1[m](m=0〜n−1)と表現する。今回新たに設定した第三の閾値はTH2[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、実施の形態1と同様、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態3では、分類するための閾値を、THS、THWと表現する。
図16で、S1では、距離センサ番号mを初期化する。
S2では、距離センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S71では、照度センサの出力LOを取得する。
S72では、照度センサの出力LOと照度の閾値THLを比較する。LOがTHLより大きければ、S3を実行し、大きくなければ、S73を実行する。
S3では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S4では、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S73では、距離センサ番号mに対応した第三の閾値TH2[m]を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S74では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S5では、距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THSより小さくなければS6へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が第一の閾値THSより小さければS7へ移行し、距離センサ出力D[m]と閾値THWを比較する。
S7で、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さくなければS8へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THWを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さければS9へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S10では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S11では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS2へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての距離センサに対して、物体存在領域が判定される。
ここで、照度の閾値THLは、西日の路面反射など、運転者の走行に影響を与える照度レベルを想定した値とする。
実施の形態3では、照度の閾値は1つとしたが、例えば夜間に相当する閾値なども含め複数閾値を設定してもよい。
夜間の判定閾値をTHL’とした時、S72に相当するステップでは、実施の形態3とは逆に、LO<THL’の判定を行い、LOがTHL’より小さければ、例えば、図15に示す第三の閾値をSafetyとWarningの境界とする。
実施の形態3で、距離238に示す閾値は固定としたが、照度センサ400の出力に応じて可変としても良い。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態3によれば、図15に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域231、232にさらに、直射日光や夜間などの環境状態を考慮して閾値を調整することで、運転者にとって道路状況、周囲状況が見えにくい場合にも、実際に感じる物体までの距離感覚にあった情報提供を行うことができる。
なお、上述の実施の形態3の説明では、実施の形態1を変更したものとして示したが、その他の実施の形態2の閾値設定手段を変更したものとしても良い。
実施の形態4.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態4について説明する。
実施の形態4の距離センサの車両への取付け例を示す外観図は、実施の形態1と同様である。
また、図1の車両周辺情報提供装置の閾値設定手段に設定された閾値の例を示す図は、実施の形態3と同様である。
図17は、この発明の実施の形態4による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図17において、100、110、120〜124、130、140は図1におけるものと同一のものである。図17では、車両周辺情報提供装置100にワイパ(または雨滴センサ)500(環境状態計測手段)を設け、閾値設定手段121にワイパ500の状態が入力される。
実施の形態4では、車両周辺情報提供装置の動作中に、実施の形態1または実施の形態2で設定された距離センサの閾値を変更するようにしたものである。
実施の形態4における距離センサの閾値設定については、実施の形態3と同様であるので、その説明を省略する。
以下に、実施の形態4における物体存在領域判定手段の処理の概要を説明する。
図18は、この発明の実施の形態4による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
図18で、ワイパ500は、車両に少なくとも1つ配置されており、ワイパ500の出力はWOと表現する。
距離センサ110は、実施の形態1と同様に、車両にn個配置されており、各距離センサ110の出力はD[m](m=0〜n−1)、各距離センサ110のために予め設定された第一の閾値はTH0[m](m=0〜n−1)、第二の閾値はTH1[m](m=0〜n−1)、第三の閾値はTH2[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、実施の形態3と同様、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態4では、分類するための閾値を、THS、THWと表現する。
図18で、S1では、距離センサ番号mを初期化する。
S2では、距離センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S81では、ワイパ状態WOを取得する。
S82では、ワイパの状態WOがHまたはLかそれ以外(INTかOFF)かを確認する。WOがHまたはLでなければ、S3を実行し、WOがHまたはLであれば、S83を実行する。
S3では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S4では、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S83では、距離センサ番号mに対応した第三の閾値TH2[m]を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S84では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S5では、距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THSより小さくなければS6へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が第一の閾値THSより小さければS7へ移行し、距離センサ出力D[m]と閾値THWを比較する。
S7で、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さくなければS8へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THWを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さければS9へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S10では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S11では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS2へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての距離センサに対して、物体存在領域が判定される。
上述の実施の形態4の説明では、ワイパの動作状態を用いたが、雨滴センサの出力を用いても良い。
実施の形態4で、距離238に示す第三の閾値は固定としたが、ワイパがHまたはLで切替えるなど、ワイパの動作状態に応じて可変としても良い。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態4によれば、図15に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じ、さらに、ワイパや雨滴センサによる雨量の状態を考慮して閾値を調整することで、運転者にとって道路状況、周囲環境が見えにくい場合にも、実際に感じる物体までの距離感覚にあった情報提供を行うことができる。
なお、実施の形態4では、実施の形態3を変更したものとして示したが、その他の実施の形態2の閾値設定手段を変更したものとしても良い。
実施の形態5.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態5について説明する。
距離センサの車両への取付け例を示す外観図は実施の形態1と同様である。
図19は、この発明の実施の形態5による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図19において、100、110、120〜124、130、140は図1におけるものと同一のものである。図19では、車両周辺情報提供装置100に車速センサ601、ギア602、ヨーレートセンサ603(車両動作状態判定手段)を設け、閾値設定手段121にこれらの出力を入力する。
実施の形態5では、車両周辺情報提供装置の動作中に、実施の形態1または実施の形態2で設定された距離センサの閾値を変更するようにしたものである。
図20は、この発明の実施の形態5による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。
図20において、231、232、235〜237、240は図4におけるものと同一のものである。図20では、車両の進行方向250が示されている。
実施の形態5では、距離センサに、予め、2つの閾値を設定し、第一の閾値では領域231内への物体の侵入、第二の閾値では領域232内への物体の侵入が検知できるものとする。基本的な領域設定は、実施の形態1と同様、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域であるので、その説明を省略する。
第一、第二の閾値は、運転者から車体の端部までの距離に応じて設定するものであるが、例えば、センサ235では、領域231内への物体の侵入を検知するための距離236に設定する第一の閾値、領域232内への物体の侵入を検知するための距離237に設定する第二の閾値を、ギアおよびヨーレートから判断した進行方向250とその際の車速に応じて設定する。
ここで、距離236および距離237は、車速が早いほど車体から遠方へ、車速が遅いほど車体から近傍へ設定する。
以下に、実施の形態5における物体存在領域判定手段の処理の概要を説明する。
図21は、この発明の実施の形態5による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
図21で、車速センサ601の出力はSO、ギア602の出力はGO、ヨーレートセンサ603の出力はYOと表現する。
距離センサ110は、実施の形態1と同様に、車両にn個配置されており、各距離センサ110の出力はD[m](m=0〜n−1)、各距離センサ110のために予め設定された第一の閾値はTH0[m](m=0〜n−1)、第二の閾値はTH1[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、実施の形態1と同様、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態5では、分類するための閾値を、THS、THWと表現する。
図21で、S1では、距離センサ番号mを初期化する。
S2では、距離センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S91では、車速センサの出力SOを取得する。
S92では、ギアの状態GOを取得する。
S93では、ヨーレートセンサの出力YOを取得する。
S94では、SO・GO・YOの取得データを基に、自車両の進行方向を推定する。
S95では、S94で推定した車両の進行方向、および車速に基づいて、閾値TH0[m]に対するオフセット値OFST0を演算する。
S96では、S94で推定した車両の進行方向、および車速に基づいて、閾値TH1[m]に対するオフセット値OFST1を演算する。
S97では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]+S95で演算したOFST0を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S98では、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]+S95で演算したOFST1を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S5では、距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THSより小さくなければS6へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が第一の閾値THSより小さければS7へ移行し、距離センサ出力D[m]と閾値THWを比較する。
S7で、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さくなければS8へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THWを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さければS9へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S10では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S11では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS2へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての距離センサに対して、物体存在領域が判定される。
実施の形態5では、車両情報として、車速センサ、ギア、ヨーレートセンサを用いたが、他の車両情報センサを用いても良い。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態5によれば、図15に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域231、領域232にさらに、車速や進行方向を考慮して閾値を調整することで、車両動作に応じた、運転者にとって実際に感じる物体までの距離感覚にあった情報提供を行うことができる。
なお、上述の実施の形態5の説明では、実施の形態1を変更したものとして示したが、その他の実施の形態2〜実施の形態4の閾値設定手段を変更したものとしても良い。
実施の形態6.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態6について説明する。
距離センサの車両への取付け例を示す外観図は実施の形態1と同様である。
図22は、この発明の実施の形態6による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図22において、100、110、120〜124、130、140は図1におけるものと同一のものである。図22では、車両周辺情報提供装置100にギア602(車両動作状態判定手段)を設け、閾値設定手段121にその出力を入力する。
図23は、この発明の実施の形態6による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。
図23において、232、235、237、240は図4におけるものと同一のものである。
実施の形態6では、実施の形態1または実施の形態2で予め設定された距離センサの閾値を、車両が停車している間、以下のように変更するようにしたものである。
実施の形態6では、図4に示す、距離センサに、予め設定された2つの閾値のうち、ギア602から、車両が停車している(パーキング状態にある)と判断された場合には、距離237の第二の閾値のみを作動させるものとする。基本的な領域設定は、実施の形態1と同様、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域であるので、その説明を省略する。
以下に、実施の形態6での物体存在領域判定手段の処理の概要を説明する。
図24は、この発明の実施の形態6による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
図24で、ギア602の出力はGOと表現する。
距離センサ110は、実施の形態1と同様に、車両にn個配置されており、各距離センサ110の出力はD[m](m=0〜n−1)、各距離センサ110のために予め設定された第一の閾値はTH0[m](m=0〜n−1)、第二の閾値はTH1[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、実施の形態1と同様、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態6では、分類するための閾値を、THS、THWと表現する。
図24で、S1では、距離センサ番号mを初期化する。
S2では、距離センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S92では、ギアの状態GOを取得する。
S101では、GOの取得データを基に、自車両が停車している(GO=P)か否かを判定する。
S101で、車両が停車していると判断されれば、S102で、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。次いで、S103で、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S101で、車両が停車でないと判断されれば、S3で、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S4では、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S5では、距離センサ110の出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサ110の出力D[m]が閾値THSより小さくなければS6へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が第一の閾値THSより小さければS7へ移行し、距離センサ出力D[m]と閾値THWを比較する。
S7で、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さくなければS8へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THWを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さければS9へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S10では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S11では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS2へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての距離センサに対して、物体存在領域が判定される。
実施の形態6では、車両情報として、ギアを用いたが、ブレーキを用いて車両の停車を判断しても良い。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態6によれば、図23に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域231、領域232にさらに、自車両の停車を考慮して閾値を調整することで、車両動作に応じた、運転者にとって実際に感じる物体までの距離感覚に合った情報提供を行うことができるとともに、システムの誤警報や過剰警報を軽減することができる。
なお、上述の実施の形態6の説明では、実施の形態1を変更したものとして示したが、その他の実施の形態2〜実施の形態5の閾値設定手段を変更したものとしても良い。
実施の形態7.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態7について説明する。
距離センサの車両への取付け例を示す外観図は実施の形態1と同様である。
図25は、この発明の実施の形態7による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図25において、100、110、120〜124、130、140は図1におけるものと同一のものである。図25では、車両周辺情報提供装置100にウインカ604(車両動作状態判定手段)を設け、閾値設定手段121にその出力を入力する。
図26は、この発明の実施の形態7による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。
図26において、231、232、235〜237、240は図4におけるものと同一のものである。
実施の形態7は、実施の形態1または実施の形態2で予め設定された距離センサの閾値を、車両が停車している間は以下のように変更するようにしたものである。
図26では、距離センサに、予め、2つの閾値を設定し、第一の閾値では領域231内への物体の侵入、第二の閾値では領域232内への物体の侵入が検知できるものとする。基本的な領域設定は、実施の形態1と同様、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域であるので、その説明を省略する。
ここで、図26は、左にウインカを出した場合を示す。第一、第二の閾値は、運転者から車体の端部までの距離に応じて設定するものであるが、例えば、センサ235では、領域231内への物体の侵入を検知するための距離236に設定した第一の閾値、領域232内への物体の侵入を検知するための距離237に設定した第二の閾値を、ウインカ604に応じて車両側方へ拡張する。
以下に、実施の形態7における物体存在領域判定手段の処理の概要を説明する。
図27は、この発明の実施の形態7による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
図27で、ウインカ604の出力はTOと表現する。
距離センサ110は、実施の形態1と同様に、車両にn個配置されており、各距離センサ110の出力はD[m](m=0〜n−1)、各距離センサ110のために予め設定された第一の閾値はTH0[m](m=0〜n−1)、第二の閾値はTH1[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、実施の形態1と同様、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態7では、分類するための閾値を、THS、THWと表現する。
図27で、S1では、距離センサ番号mを初期化する。
S2では、距離センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S111では、ウインカの状態TOを取得する。
S112では、S111で取得したウインカに基づいて、閾値TH0[m]に対するオフセット値OFST0を演算する。
S113では、S111で取得したウインカに基づいて、閾値TH1[m]に対するオフセット値OFST1を演算する。
S114では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]+S112で演算したOFST0を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S115では、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]+S113で演算したOFST1を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S5では、距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THSより小さくなければS6へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が第一の閾値THSより小さければS7へ移行し、距離センサ出力D[m]と閾値THWを比較する。
S7で、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さくなければS8へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THWを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さければS9へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S10では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S11では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS2へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての距離センサに対して、物体存在領域が判定される。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態7によれば、図26に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域231、領域232にさらに、自車両の右左折を考慮して閾値を調整することで、車両動作に応じた、運転者にとって実際に感じる物体までの距離感覚にあった情報提供を行うことができるとともに、システムの誤警報や過剰警報を軽減することができる。
特に、左折時には、自車の死角領域に存在する物体を検知でき、巻き込み防止に用いることができる。
なお、上述の実施の形態7の説明では、実施の形態1を変更したものとして示したが、その他の実施の形態2〜実施の形態6の閾値設定手段を変更したものとしても良い。
実施の形態8.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態8について説明する。
距離センサの車両への取付け例を示す外観図は実施の形態1と同様である。
図28は、この発明の実施の形態8による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図28において、100、110、120〜124、130、140は図1におけるものと同一のものである。図28では、車両周辺情報提供装置100に、車両の周辺状況に対応した複数のモードの内の一つを選択するモード切替スイッチ700を設け、閾値設定手段121にその出力を入力する。
図29は、この発明の実施の形態8による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。
図29において、231、232、235〜237、240は図4におけるものと同一のものである。センサ235は、センサ235a、センサ235bとして、左右に設けられている。図29では、自車両とすれ違う他車両A00、壁面B00が示されている。
実施の形態8では、実施の形態1または実施の形態2で予め設定された距離センサの閾値を、車両が停車している間は以下のように変更するようにしたものである。
図29では、距離センサに、予め、2つの閾値を設定し、第一の閾値では領域231内への物体の侵入、第二の閾値では領域232内への物体の侵入が検知できるようにする。基本的な領域設定は、実施の形態1と同様、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域であるので、その説明を省略する。
図29は、自車が狭路を通行している場合を示す。第一、第二の閾値は、運転者から車体の端部までの距離に応じて設定するものであるが、例えば、車両の左側に配置された距離センサ235aでは、領域231内への物体の侵入を検知するための距離236に設定した第一の閾値、領域232内への物体の侵入を検知するための距離237に設定した第二の閾値を、車両側方へ縮小する。
車両の右側に配置された距離センサ235bでは、領域231内への物体の侵入を検知するための距離236に設定した第一の閾値、領域232内への物体の侵入を検知するための距離237に設定した第二の閾値を、車両側方へ拡張する。
これは、運転者にとって、他車両A00側の方が壁面B00側よりも安全に注意を払う傾向にあり、壁面B00との距離よりも他車両A00側の方の危険度を早めに知らせる方が、運転者の感覚と合うためである。
以下に、実施の形態8における物体存在領域判定手段の処理の概要を説明する。
図30は、この発明の実施の形態8による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
図30で、モード切替スイッチ700の入力はMODEと表現する。
距離センサ110は、実施の形態1と同様に、車両にn個配置されており、各距離センサ110の出力はD[m](m=0〜n−1)、各距離センサ110のために予め設定された第一の閾値はTH0[m](m=0〜n−1)、第二の閾値はTH1[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、実施の形態1と同様、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態8では、分類するための閾値を、THS、THWと表現する。
図30で、S1では、距離センサ番号mを初期化する。
S2では、距離センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S211では、スイッチ入力によるMODEを取得する。ここではMODEは、通常モードとすれ違いモードとする。その他、モードが複数設定されていても良い。
S212では、S211で取得したMODEに基づいて、閾値TH0[m]に対するオフセット値OFST0を演算する。
S213では、S211で取得したMODEに基づいて、閾値TH1[m]に対するオフセット値OFST1を演算する。
S214では、距離センサ番号mに対応した第一の閾値TH0[m]+S212で演算したOFST0を、SafetyとWarningの境の閾値THSに設定する。
S115では、距離センサ番号mに対応した第二の閾値TH1[m]+S213で演算したOFST1を、WarningとDangerの境の閾値THWに設定する。
S5では、距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THSより小さくなければS6へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THSを比較し、距離センサの出力D[m]が第一の閾値THSより小さければS7へ移行し、距離センサ出力D[m]と閾値THWを比較する。
S7で、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さくなければS8へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。距離センサの出力D[m]と閾値THWを比較し、距離センサの出力D[m]が閾値THWより小さければS9へ移行し、距離センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S10では、距離センサ番号mをインクリメントする。
S11では、距離センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS2へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての距離センサに対して、物体存在領域が判定される。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態8によれば、図29に示すように、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域231、領域232にさらに、モード設定により、その時の状況に応じて閾値を調整することで、運転者にとって実際に感じる物体までの距離感覚に合った情報提供を行うことができるとともに、システムの誤警報や過剰警報を軽減することができる。
なお、上述の実施の形態8の説明では、実施の形態1を変更したものとして示したが、その他の実施の形態2〜実施の形態7の閾値設定手段を変更したものとしても良い。
実施の形態9.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態9について説明する。
図31は、この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。
図31において、100、120、122〜124、130、140は図1におけるものと同一のものである。図31では、車両周辺情報提供装置100に、近接センサ900とその感度を調整する感度調整回路802とワイパ(雨滴センサ)500とを設けるとともに、CPU120に近接センサ900の感度を設定する感度設定手段801を設けて、その出力を感度調整回路802に入力する。
図32は、この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の近接センサの車両への取付け例を示す図である。
図32において、130、140、200は図2におけるものと同一のものである。図32では、図2の距離センサ110に替えて、近接センサ900を配置している。
図33は、この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の近接センサの感度を説明する説明図である。
図33において、231〜233、235、240は図15におけるものと同一のものである。
実施の形態9では、実施の形態4のセンサを距離センサから近接センサ900に変更し、実施の形態4の閾値設定手段を感度設定手段へ変更したものである。
ここでは近接センサ900は、電極センサであり、物体と電極センサで形成される容量を検知するものである。
図33では、近接センサ900は、予め、3つの感度を切り替えられる構成とし、第一の感度では領域231内への物体の侵入、第二の感度では領域232への物体の侵入、第三の感度では領域233内への物体の侵入が検知できるものとする。
ここで、実施の形態9では、車両の全周囲に近接センサ900を配置するため、実施の形態4の距離236、距離237、距離238で示す各距離センサが検知できる範囲ではなく、領域231、領域232、領域233とほぼ同一の感度設定が可能である。
基本的な領域設定は、実施の形態4と同様、運転者から車体の端部までの距離に応じた領域であるので、その説明を省略する。
以下に、実施の形態9における物体存在領域判定手段の処理の概要を説明する。
図34は、この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
図34で、ワイパ(雨滴センサ)500は車両に少なくとも1つ配置されており、その出力はWOと表現する。
近接センサ900は、車両にn個配置されており、各近接センサ900の出力はD[m](m=0〜n−1)、各近接センサ900のために予め設定された第一の感度はSE0[m](m=0〜n−1)、第二の感度はSE1[m](m=0〜n−1)、第三の感度はSE2[m](m=0〜n−1)と表現する。
また、物体存在領域は、実施の形態4と同様、物体が存在しないかもしくは接触の可能性の低い遠方に存在する場合で、運転者にとって安全であるSafety領域、物体が存在するが近接はしていない状態で、運転者に警告を与えるWarning領域、物体が存在し、かつ近接しており、接触の危険性が非常に高いDanger領域の3段階に分類する。
実施の形態9では、分類するための閾値を、SES、SEWと表現する。
図34で、S311では、近接センサ番号mを初期化する。
S312では、近接センサ番号mの出力D[m]を取得する。
S313では、ワイパ状態WOを取得する。
S314では、ワイパの状態WOがHまたはLかそれ以外(INTかOFF)かを確認する。WOがHまたはLでなければ、S315を実行し、WOがHまたはLであれば、S317を実行する。
S315では、近接センサ番号mに対応した第一の感度TH0[m]を、SafetyとWarningの境の感度SESに設定する。
S316では、近接センサ番号mに対応した第二の感度TH1[m]を、WarningとDangerの境の感度SEWに設定する。
S317では、近接センサ番号mに対応した第三の感度SE2[m]を、SafetyとWarningの境の感度SESに設定する。
S318では、近接センサ番号mに対応した第一の感度SE0[m]を、WarningとDangerの境の感度SEWに設定する。
S319では、近接センサの出力D[m]と感度SESを比較し、近接センサの出力D[m]が感度SESより小さくなければS321へ移行し、近接センサ番号mの物体存在領域AREA[m]をSafetyに設定する。近接センサの出力D[m]と感度SESを比較し、近接センサの出力D[m]が第一の感度SESより小さければS320へ移行し、近接センサ出力D[m]と感度SEWを比較する。
S320で、近接センサの出力D[m]が感度SEWより小さくなければS322へ移行し、近接センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を警告領域Warningに設定する。近接センサの出力D[m]と感度SEWを比較し、近接センサの出力D[m]が感度SEWより小さければS323へ移行し、近接センサ番号mの物体存在領域AREA[m]を危険領域であるDangerに設定する。
S324では、近接センサ番号mをインクリメントする。
S325では、近接センサ番号が、配置したセンサ数内であるか否かを判定し、配置したセンサ数内である場合はS312へ戻る。配置したセンサ数内でなければ、すべての処理が終了したとして物体存在領域判定手段の処理を終了する。
以上により、すべての近接センサに対して、物体存在領域が判定される。
以降の処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態9によれば、図33に示すように、運転者から車体の端部までの近接に応じた領域231、領域232にさらに、ワイパや雨滴センサによる雨量の状態を考慮して近接センサの感度を調整することで、運転者にとって道路状況、周囲環境が見えにくい場合にも、実際に感じる物体までの距離感覚に合った情報提供を行うことができる。
さらに、距離センサでなく、近接センサを用いることで、見映え良く車体に取り付けられるとともに、車両全周囲に漏れなく、センサを配置することができる。
なお、上述の実施の形態9の説明では、実施の形態4を変更したものとして示したが、その他の実施の形態1〜実施の形態3、実施の形態5〜実施の形態8の距離センサ、及び感度設定手段を変更したものとしても良い。
この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の距離センサの車両への取付け例を示す外観図である。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第二の情報提供装置である表示装置を示す図である。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の閾値設定手段に設定された閾値の例を示す図である。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第一の情報提供手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第二の情報提供手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第一の情報提供装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の第二の情報提供装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による車両周辺情報提供装置の表示装置の表示例を示す図である。 この発明の実施の形態2による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。 この発明の実施の形態2による車両周辺情報提供装置の運転者の死角となる領域を説明する説明図である。 この発明の実施の形態3による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。 この発明の実施の形態3による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。 この発明の実施の形態5による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態6による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。 この発明の実施の形態6による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態7による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。 この発明の実施の形態7による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態8による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態8による車両周辺情報提供装置の距離センサの閾値設定を説明する説明図である。 この発明の実施の形態8による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の近接センサの車両への取付け例を示す図である。 この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の近接センサの感度を説明する説明図である。 この発明の実施の形態9による車両周辺情報提供装置の物体存在領域判定手段の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報提供装置
110 距離センサ
120 CPU
130 第一の情報提供装置
140 第二の情報提供装置
121 閾値設定手段
122 物体存在領域判定手段
123 第一の情報提供手段
124 第二の情報提供手段
400 照度センサ
500 ワイパ(雨滴センサ)
601 車速センサ
602 ギア
603 ヨーレートセンサ
604 ウインカ
700 モード切替スイッチ
801 感度設定手段
802 感度調整回路
900 近接センサ

Claims (16)

  1. 車両に取付けられ、上記車両から車両周辺の物体までの距離を検知する複数の距離センサ、この距離センサ毎に、少なくとも1つの距離についての閾値を設定する閾値設定手段、この閾値設定手段により設定された上記閾値に基づいて、上記車両周辺の物体存在領域を判定する物体存在領域判定手段、この物体存在領域判定手段の判定結果をもとに、上記物体存在領域に応じて提供すべき情報を決定する情報提供手段、及びこの情報提供手段により決定された情報を運転者に提供するための情報提供装置を備え、
    上記閾値設定手段により設定される閾値は、運転席から車体の端部までの距離に応じて設定されることを特徴とする車両周辺情報提供装置。
  2. 上記閾値設定手段により設定された上記閾値は、運転者からの死角を考慮して設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両周辺情報提供装置。
  3. 上記車両周辺の環境状態を計測する環境状態計測手段を備え、
    上記閾値設定手段は、上記環境状態計測手段の計測結果に応じて、上記距離閾値を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両周辺情報提供装置。
  4. 上記車両の動作状態を判定する車両動作状態判定手段を備え、
    上記閾値設定手段は、上記車両動作判定手段の判定結果に応じて、上記距離閾値を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両周辺情報提供装置。
  5. 運転者によって、車両の周辺状況に対応した複数のモードの内の一つが選択されるモード選択手段を備え、
    上記閾値設定手段は、上記モード選択手段により選択された上記モードに応じて、閾値を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両周辺情報提供装置。
  6. 車両に取付けられ、車両周辺の物体の有無を検知する複数の近接センサ、この近接センサ毎に、少なくとも1つの感度を設定する感度設定手段、この上記感度設定手段の設定に基づいて、上記近接センサの感度を調節する感度調節回路、上記近接センサの出力に基づいて、上記車両周辺の物体存在領域を判定する物体存在領域判定手段、この物体存在領域判定手段の判定結果をもとに、上記物体存在領域に応じて提供すべき情報を決定する情報提供手段、及びこの情報提供手段により決定された情報を運転者に提供するための情報提供装置を備え、
    上記感度設定手段により設定される上記感度は、運転席から車体の端部までの距離に応じて設定されることを特徴とする車両周辺情報提供装置。
  7. 上記感度設定手段により設定された上記感度は、運転者からの死角を考慮して設定されていることを特徴とする請求項6に記載の車両周辺情報提供装置。
  8. 上記車両周辺の環境状態を計測する環境状態計測手段を備え、
    上記感度設定手段は、上記環境状態計測手段の計測結果に応じて、上記感度を設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の車両周辺情報提供装置。
  9. 上記車両の動作状態を判定する車両動作状態判定手段を備え、
    上記感度設定手段は、上記車両動作判定手段の判定結果に応じて、上記感度を設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の車両周辺情報提供装置。
  10. 運転者によって、車両の周辺状況に対応した複数のモードの内の一つが選択されるモード選択手段を備え、
    上記感度設定手段は、上記モード選択手段により選択された上記モードに応じて、上記感度を設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の車両周辺情報提供装置。
  11. 上記環境情報計測手段は、外界の明るさを計測する照度センサであることを特徴とする請求項3または請求項8に記載の車両周辺情報提供装置。
  12. 上記環境情報計測手段は、降雨を検出するための雨滴センサであることを特徴とする請求項3または請求項8に記載の車両周辺情報提供装置。
  13. 上記車両動作判定手段は、車速、ギア、ヨーレートを計測し、車両の進行方向を判定するものであることを特徴とする請求項4または請求項9に記載の車両周辺情報提供装置。
  14. 上記車両動作判定手段は、ギアを計測し、停車状態(パーキング)を判定するものであることを特徴とする請求項4または請求項9に記載の車両周辺情報提供装置。
  15. 上記車両動作判定手段は、ウインカを計測し、右左折を判定するものであることを特徴とする請求項4または請求項9に記載の車両周辺情報提供装置。
  16. 上記モード選択手段によって選択される上記モードには、他車両とのすれ違いモードが含まれることを特徴とする請求項5または請求項10に記載の車両周辺情報提供装置。
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