JP2008168692A - Power steering device - Google Patents
Power steering device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008168692A JP2008168692A JP2007001888A JP2007001888A JP2008168692A JP 2008168692 A JP2008168692 A JP 2008168692A JP 2007001888 A JP2007001888 A JP 2007001888A JP 2007001888 A JP2007001888 A JP 2007001888A JP 2008168692 A JP2008168692 A JP 2008168692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input shaft
- torsion bar
- shaft
- drive pin
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
Description
本発明は、運転者の操舵力を油圧によってアシストするパワーステアリング装置に関し、特に主として大型車両に用いられるインテグラル型のパワーステアリング装置に関する。 The present invention relates to a power steering device that assists a driver's steering force with hydraulic pressure, and more particularly to an integral type power steering device mainly used in a large vehicle.
この種のパワーステアリング装置では、入出力軸の間にコントロールバルブが形成されていて、その入出力軸の間に介装されたトーションバーの捩れをもって操舵用油圧パワーシリンダへの供給油圧を制御するようになっている。そして、運転者に操舵抵抗を感知させるため、油圧によって操舵反力を発生させる反力機構を備えたパワーステアリング装置が例えば特許文献1に記載されている。 In this type of power steering apparatus, a control valve is formed between the input and output shafts, and the hydraulic pressure supplied to the steering hydraulic power cylinder is controlled by the torsion of the torsion bar interposed between the input and output shafts. It is like that. For example, Patent Literature 1 discloses a power steering apparatus including a reaction force mechanism that generates a steering reaction force by hydraulic pressure in order to make the driver sense steering resistance.
特許文献1に記載の反力機構は、入力軸に断面V字状の凹部を形成するとともに、出力軸側のプランジャに保持されたボールを上記凹部に着座させ、上記プランジャをもって上記ボールを入力軸側に押圧するようにしたものである。つまり、ボールの中心と凹部の中心とが入出力軸の周方向でオフセットしている状態で、ポンプからの油圧によりプランジャがボールを入力軸側に押圧することで、上記ボールと凹部との傾斜面接触をもって、入力軸に上記凹部とボールの中心同士を一致させようとするトルクが生じる。そのトルクがステアリングホイールの操舵反力として伝達されることとなる。
ところで、運転者が例えば不意に眠気におそわれたりした場合に、車両がふらついて走行したり、道路の白線を超えて隣の走行レーンに移動したりすることが考えられる。このような場合に例えば車両の走行レーンからの逸脱を認識し、車両を本来の走行レーンに復帰させたり、その復帰を促すべく、自動的に操舵を行うことができれば、車両をより安全に走行させることができる。 By the way, it is conceivable that, for example, when the driver is instinctively sleepy, the vehicle fluctuates or moves to the adjacent travel lane beyond the white line of the road. In such a case, for example, if the vehicle deviates from the driving lane and can be automatically steered to return the vehicle to the original driving lane or prompt the return, the vehicle can be driven more safely. Can be made.
そこで、例えば車両の走行レーンからの逸脱を認識した場合に、特許文献1に記載の反力機構を利用して入力軸にトルクを付与し、上記コントロールバルブの開度を積極的に変化させて操舵アシストを行うことで自動的に操舵制御する技術が一部で提案されている。 Therefore, for example, when a deviation from the traveling lane of the vehicle is recognized, torque is applied to the input shaft using the reaction force mechanism described in Patent Document 1, and the opening of the control valve is positively changed. Some techniques for automatically controlling steering by performing steering assist have been proposed.
しかしながら、特許文献1に記載の技術では自動操舵制御を行うことが考慮されていないため、この技術をもって上述したように自動操舵制御を行おうとすると、入力軸の回転中心からボールと凹部の接触点までの距離が短く、自動操舵に必要なトルクを入力軸に付与することができなかった。 However, since the technique described in Patent Document 1 does not consider performing automatic steering control, if automatic steering control is performed as described above with this technique, the contact point between the ball and the recess from the rotation center of the input shaft. The torque required for automatic steering could not be applied to the input shaft.
また、ボールを凹部に着座させているため、ボールの形状誤差と凹部の形状誤差が累積してボールと凹部との接触点の位置にばらつきを生じ、円滑な作動を妨げる要因となっていた。 In addition, since the ball is seated in the recess, the shape error of the ball and the shape error of the recess accumulate, resulting in variations in the position of the contact point between the ball and the recess, which hinders smooth operation.
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、特に、入力軸に付与するトルクを増大させ、自動操舵制御を行うことが可能なパワーステアリング装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and in particular, an object of the present invention is to provide a power steering device capable of increasing the torque applied to the input shaft and performing automatic steering control.
本発明は、一端側に軸方向に沿ったトーションバー収容穴が形成されているとともに、そのトーションバー収容穴の周壁部を径方向で貫通する複数の入力軸側径方向穴を有していて、他端側がステアリングホイールに連結された入力軸と、その入力軸のトーションバー収容穴に少なくとも一端部が挿入されたトーションバーと、入力軸の一端側に外挿され、上記入力軸のうちトーションバーが挿入された領域の外周側を包囲する入力軸収容部を有し、上記トーションバーを介して入力軸と連結された出力軸と、入力軸と出力軸の間に形成され、その入出力軸の相対回転に応じてポンプから供給される作動油を操舵用の油圧パワーシリンダの両油圧室に選択的に供給するコントロールバルブと、各入力軸側径方向穴にそれぞれ挿入されていて、一端が入力軸から径方向外側に突出している一方で、他端が上記トーションバーの外周面に当接する複数の駆動ピンと、上記入力軸収容部に径方向で形成された複数の出力軸側径方向穴にそれぞれ進退移動可能に収容され、各駆動ピンをそれぞれ押圧することにより入出力軸を相対回転させるプランジャと、車両、運転者および道路のうち少なくともいずれかの状況に応じて各出力軸側径方向穴にそれぞれ油圧を供給する油圧供給部と、を備えていることを特徴としている。 The present invention has a torsion bar housing hole along the axial direction on one end side, and has a plurality of input shaft side radial holes that penetrate the peripheral wall portion of the torsion bar housing hole in the radial direction. An input shaft having the other end connected to the steering wheel, a torsion bar having at least one end inserted into a torsion bar receiving hole of the input shaft, and an external connection to one end of the input shaft. An input shaft containing portion that surrounds the outer peripheral side of the area where the bar is inserted, an output shaft connected to the input shaft via the torsion bar, and an input / output formed between the input shaft and the output shaft A control valve that selectively supplies hydraulic oil supplied from a pump according to the relative rotation of the shaft to both hydraulic chambers of the hydraulic power cylinder for steering, and each input shaft side radial hole, A plurality of drive pins whose ends protrude radially outward from the input shaft and whose other ends are in contact with the outer peripheral surface of the torsion bar, and a plurality of output shaft side diameters formed in the input shaft housing portion in the radial direction A plunger that is housed in each of the direction holes so as to be able to move forward and backward, and that relatively rotates the input / output shaft by pressing each drive pin, and each output shaft side according to at least one of the situation of the vehicle, the driver, and the road And a hydraulic pressure supply section that supplies hydraulic pressure to each of the radial holes.
したがって本発明では、入力軸に埋設した駆動ピンの一端を入力軸から径方向外側に突出させ、プランジャがその駆動ピンを押圧するようにしたため、入力軸の回転中心から駆動ピンとピストンとの接触点まで距離を長く確保することができ、入力軸に発生するトルクが増大する。 Therefore, in the present invention, one end of the drive pin embedded in the input shaft protrudes radially outward from the input shaft, and the plunger presses the drive pin, so that the contact point between the drive pin and the piston from the rotation center of the input shaft. A long distance can be secured, and the torque generated in the input shaft increases.
その上、駆動ピンの他端がトーションバーに突き当てられているため、入力軸からの駆動ピンの突出量が入力軸側の加工精度に左右されず、その突出量の精度が向上するメリットがある。 In addition, since the other end of the drive pin is abutted against the torsion bar, the protrusion amount of the drive pin from the input shaft is not affected by the processing accuracy on the input shaft side, and there is an advantage that the accuracy of the protrusion amount is improved. is there.
図1は本発明のより具体的な実施の形態を示す図であって、パワーステアリング装置の軸方向断面図である。 FIG. 1 is a view showing a more specific embodiment of the present invention, and is an axial sectional view of a power steering device.
図1に示すように、パワーステアリング装置のハウジング1はシリンダハウジング2およびバルブハウジング3から構成されていて、シリンダハウジング2は略有底円筒状をなしている。そのシリンダハウジング2のシリンダ室2aにはピストン4が進退移動可能に収容されており、そのピストン4によってシリンダ室2aが右操舵用圧力室2bと左操舵用圧力室2cに区分されている。また、シリンダハウジング2のうちシリンダ室2aの側方にはセクターシャフト収容室2dが形成されていて、そのセクターシャフト収容室2dにセクターシャフト5の一部が収容されている。セクターシャフト5はシリンダ室2aに対して軸直角に配設されており、図示外のタイロッドを介して図示外の操舵輪に接続されている。
As shown in FIG. 1, the housing 1 of the power steering apparatus includes a
ピストン4の外周面のうちセクターシャフト5と対向する部位には三つの歯からなるラック部4aが形成されている。そのラック部4aはセクターシャフト5の歯部5aと噛合っており、ピストン4の進退運動をセクターシャフト5の回転運動に変換して図示外の操舵輪に舵角を与えるようになっている。
A
ピストン4には、ボールねじ機構6を介して略円筒状の出力軸7が連結されている。すなわち、出力軸7がシリンダ室2aの軸方向に沿って配設されていて、その出力軸7の回転運動がピストン4の進退運動に変換されるようになっている。
A substantially
バルブハウジング3はシリンダハウジング2の開口側端部に結合されており、そのバルブハウジング3内に入力軸8が出力軸7と軸線を一致させて配設されている。入力軸8の一端は出力軸7の反ピストン4側端部に挿入されていて、入力軸8と出力軸7とがトーションバー9を介して接続されている。つまり、入力軸8の一端にトーションバー収容穴8aが形成されていて、そのトーションバー収容穴8aにトーションバー9の一端を挿入した上で、締結ピン10をもってトーションバー9と入力軸8とが結合されている一方で、トーションバー9の他端は出力軸7のピストン4側端部に締結ピン11をもって結合されている。
The valve housing 3 is coupled to the opening side end of the
なお、入力軸8はベアリング12をもってバルブハウジング3に回転可能に軸支されている一方で、出力軸7はベアリング13をもってバルブハウジング3に回転可能に軸支されている。
The
そして、入力軸8の他端側はバルブハウジング3から突出していて、図示外のステアリングホイールと連結されている。
The other end of the
つまり、図示外のステアリングホイールが回転操作されて入力軸8が回転すると、その回転がトーションバー9を介して出力軸7に伝達されるとともに、その出力軸7の回転運動がピストン4の進退運動に変換され、さらにピストン4の進退運動がセクターシャフト5の回転運動に変換されて図示外の操舵輪が転舵されることとなる。同時に、油圧源として機能する図示外のポンプから両圧力室2b,2cへ選択的に作動油を供給することで、両圧力室2b,2c間に差圧が生じて操舵力をアシストするようになっている。換言すれば、シリンダ室2aとピストン4がパワーステアリング装置のパワーシリンダとして機能することとなる。
That is, when a steering wheel (not shown) is rotated to rotate the
両圧力室2b,2cは入力軸8と出力軸7との間に形成されたコントロールバルブ14を介して図示外のポンプと連通するようになっている。コントロールバルブ14はいわゆるロータリーバルブであって、入力軸8と出力軸7との相対回転、すなわちトーションバー9の捩れに応じて両油圧室2b,2cへの作動油の導入または排出を行うバルブ機構として機能する。
Both
詳細には、出力軸7のうち反ピストン4側端部に形成されたバルブボディ7aと、そのバルブボディ7aの内周側に配設された略円筒状のロータ15と、からコントロールバルブ14が構成されている。なお、ロータ15は入力軸8に外挿されていて、締結ピン16をもって入力軸8に相対回転不能に結合されている。
Specifically, the
すなわち、コントロールバルブ14は第1油路17および第2油路18を介して右操舵用圧力室2bと接続していて、ロータ15とバルブボディ7aが右操舵方向に相対回転するとポンプ圧が右操舵用圧力室2bに導かれることになる。一方、左操舵用圧力室2cは第3油路19および第4油路20を介してコントロールバルブ14に接続していて、ロータ15とバルブボディ7aが左操舵方向に相対回転すると、ポンプ圧が左操舵用圧力室2cに導かれることとなる。なお、右操舵用圧力室2bとセクターシャフト収容室2dとは第5油路21をもって常時連通していて、歯部5aとラック部4aとの噛合い部の潤滑がなされるようになっている。
That is, the
コントロールバルブ14のピストン4側には油圧により入力軸8を駆動する左回転、右回転用入力軸駆動部22,23がそれぞれ設けられているとともに、左回転、右回転用入力軸駆動部22,23に作動油を供給する左回転、右回転用スプールバルブ24,25がバルブハウジング3の外周側にそれぞれ設けられている。
On the
この左回転、右回転用入力軸駆動部22,23は、それぞれ油圧をもって入力軸8に対し左方向、右方向のトルクを付与し、入力軸8と出力軸7とを相対回転させるアクチュエータである。通常操舵時には反力アクチュエータとして機能し、運転者の居眠り運転時やわき見運転時など自動操舵制御が必要なときには、入力軸8と出力軸7とを積極的に相対回転させてコントロールバルブ14を駆動し、トルク付与方向の操舵アシストを行う操舵アクチュエータとして機能する。
The left rotation and right rotation input
図2は各入力軸駆動部22,23へ供給する油圧を制御する油圧制御部を示す図である。
FIG. 2 is a diagram showing a hydraulic pressure control unit that controls the hydraulic pressure supplied to the input
図1のほか図2に示すように、油圧制御部26は、各スプールバルブ24,25と、その各スプールバルブ24,25を制御するコントロールユニット27から構成されている。コントロールユニット27はバッテリ28と接続し、車両環境を検出する環境情報検出部29からの信号に基づき、各スプールバルブ24,25を駆動するようになっている。
As shown in FIG. 2 in addition to FIG. 1, the hydraulic
各スプールバルブ24,25は、ソレノイド24a,25aおよびスプール24b,25bをそれぞれ備えていて、コントロールユニット27からの指令に基づいて、各ソレノイド24a,25aを駆動することでそれぞれのスプール24b,25bが変位し、各入力軸駆動部22,23に供給する油圧を制御するようになっている。
The
つまり、環境情報検出部29は車速センサ29a、走行路の白線認識カメラ29b、運転者の視線認識カメラ29cを有していて、コントロールユニット27は検出された車速、白線と車両との相対位置関係、および運転者の視線に基づき、各スプールバルブ24,25を駆動することとなる。
That is, the environment information detection unit 29 includes a
なお、右回転用スプールバルブ24は、第3油路19を介してコントロールバルブ14と接続しているとともに、第6油路30を介して右回転用入力軸駆動部22に接続している。一方、左回転用スプールバルブ25は、第1油路17を介してコントロールバルブ14と接続している一方で、第7油路31を介して左回転用入力軸駆動部23と接続している。
The right
各入力軸駆動部22,23は駆動ピン32およびプランジャ33をそれぞれ有しており、各駆動ピン32および各プランジャ33は、トーションバー9と入力軸8および出力軸7がそれぞれ径方向で重合する部分に設けられている。そして、ピストン4側から右回転用入力軸駆動部22、左回転用入力軸駆動部23の順に設けられている。
Each input
図3は左回転用入力軸駆動部23を示していて、図1におけるA―A断面図である。また、図4は入力軸8を単体で示す正面図であって、図5は駆動ピン32を単体で示す正面図である。
FIG. 3 shows the left rotation input
図3に示すように、入力軸8のうちトーションバー収容穴8aの周壁部には駆動ピン挿入穴8bが入力軸側径方向穴として放射状に複数貫通形成されていて、その各駆動ピン挿入穴8bに駆動ピン32がそれぞれ圧入されている。各駆動ピン32は入力軸8の径方向で互いに対向するように配置されているとともに、各駆動ピン32の一端がそれぞれ入力軸8から径方向外側に突出している一方で、各駆動ピン32の他端はそれぞれトーションバー9に突き当てられている。なお、図4に示すように左回転用入力軸駆動部23の各駆動ピン挿入穴8bのうち一つの駆動ピン挿入穴8bの軸心が、締結ピン16が挿入される締結ピン挿入穴8cの軸心と入力軸8の周方向で同位置に設けられていて、その締結ピン挿入穴8cを基準として各駆動ピン挿入穴8bが位置決められている。また、右回転用入力軸駆動部22の各駆動ピン挿入穴8bのうち一つの駆動ピン挿入穴8bの軸心も、締結ピン挿入穴8cの軸心と入力軸8の周方向で同位置に設けられている。
As shown in FIG. 3, a plurality of drive
出力軸7のうち入力軸8のトーションバー9が収容された領域の外周を包囲する入力軸収容部7bには、出力軸側径方向穴たるプランジャ収容穴7cが各駆動ピン32に対応して放射状に複数貫通形成されていて、その各プランジャ収容穴7cに各プランジャ33がそれぞれ進退移動可能に収容されている。
In the input
このプランジャ33のうち駆動ピン32と対向する面にはいわゆるすり鉢状に凹む凹部33aが形成され、この凹部33aの底面がプランジャ33の進退方向に対して傾斜した傾斜面となっている。
A
図3のほか図5に示すように、各駆動ピン32はその長手方向で対称な形状をなしていて、その両端面32aは平面形状となっている。また、駆動ピン32のうちその両端面32aと外周面とのなすコーナー部には面取りが施された円弧面32bが形成されている。
As shown in FIG. 5 in addition to FIG. 3, each
駆動ピン32の軸線であるB―B線とプランジャ33の軸線であるC―C線は、トーションバー9が捩れていない中立状態において、入出力軸7,8の周方向で角度θオフセットしていて、各駆動ピン32の一端の円弧面32bが各プランジャ33の凹部33aの底面のうちそのC―C線よりも左回転方向側の傾斜面と傾斜面接触している。つまり、その傾斜面接触をもって各プランジャ33が各駆動ピン32を押圧することで、入力軸8に左回転方向のトルクが付与されることとなる。
The BB line that is the axis of the
そして、各プランジャ33の背面側には左回転用トルク生成室34が隔成され、その左回転用トルク生成室34が、油圧供給部として機能する第7油路31、左回転用スプールバルブ25および第1油路17を介してコントロールバルブ14に接続していて(図1参照)、左回転用トルク生成室34に図示外のポンプから作動油を供給することで各プランジャ33および各駆動ピン32を介して入力軸8に左回転方向のトルクを付与するようになっている。
A left-rotation
なお、右回転用入力軸駆動部22も上述した左回転用入力軸駆動部23とほぼ同様に構成されているが、右回転用入力軸駆動部22では各駆動ピン32の軸線が、上記中立状態において各プランジャ33の軸線に対して入力軸8の右回転方向にオフセットしている点で、左回転用入力軸駆動部23と異なっている。すなわち、右回転用入力軸駆動部22では、油圧供給部として機能する第3油路19、右回転用スプールバルブ24および第6油路30を介して右回転用トルク生成室35にコントロールバルブ14から圧油を供給し、各プランジャ33をもって各駆動ピン32を押圧することで、入力軸8に右回転方向のトルクを付与することとなる。
The right rotation input
図6,7はパワーステアリング装置の組み立て方法のうち入力軸8への駆動ピン32の組付方法を示す図であって、図6はパワーステアリング装置の軸方向断面図、図7は図6におけるD−D断面図である。
6 and 7 are views showing a method of assembling the
ここで、各駆動ピン32を入力軸8に組付けるに際しては、図6,7に示すように、ロータ15およびトーションバー9付きの入力軸8を出力軸7に挿入し、トーションバー9と出力軸7とを連結する前に、上記中立状態から入出力軸7,8を相対回転させ、各駆動ピン挿入穴8bの軸心と各プランジャ収容穴7cの軸心とが入出力軸7,8の周方向で一致させる。この状態で、各駆動ピン32のうち入力軸8の径方向で互いに対向する二つの駆動ピン32を同時に駆動ピン挿入穴8bへ圧入する。
Here, when assembling each
詳細には、まず、上記二つの駆動ピン32をそれぞれガイド部材36に保持させる。ガイド部材36は各プランジャ収容穴7cと同径もしくは若干小径の略円柱状をなしている。
Specifically, first, the two drive pins 32 are each held by the
そして、垂直壁面W上に固定されたガイド部材保持具37に一方のガイド部材36を水平方向で保持し、それぞれガイド部材36に保持された二つの駆動ピン32を、入出力軸7,8の径方向で互いに対向する両プランジャ収容穴7cから挿入し、両ガイド部材36をそれぞれ両プランジャ挿入穴7cに沿って出力軸7の内径側に移動させて入力軸8のうち駆動ピン収容穴8bの開口縁部に突き当てる。
Then, one
この状態で、反垂直壁面W側のガイド部材36を垂直壁面W側へ押圧し、二つの駆動ピン32を同時に駆動ピン収容穴8bに圧入する。つまり、反垂直壁面W側のガイド部材36を垂直壁面W側へ押圧することで、その反垂直壁面W側のガイド部材36に保持された駆動ピン32が駆動ピン収容穴8bに圧入されると同時に、その反力をもって垂直壁面W側のガイド部材36に保持された駆動ピン32も駆動ピン収容穴8bに圧入される。そして、全ての駆動ピン32を入力軸8に組み付けた後に、締結ピン11をもってトーションバー9と出力軸7を結合する。
In this state, the
したがって、各駆動ピン32のうち入力軸8の径方向で互いに対向する二つの駆動ピン32を同時に駆動ピン挿入穴8bへ圧入することで、その組付時に入力軸8に作用する力が相殺される。その結果、入力軸8が出力軸7に対して正規の姿勢を保ったまま各駆動ピン32を組付けることができ、入力軸8を軸支するベアリング12の破損を防止できる。
Therefore, by pressing the two drive pins 32 facing each other in the radial direction of the
なお、各プランジャ収容穴7cおよび各駆動ピン挿入穴8bはドリル加工をもって形成されていて、互いに対向する一対のプランジャ収容穴7cまたは駆動ピン挿入穴8bを一回のドリルのストロークで形成するようにしている。
Each
すなわち本実施の形態では、図示外のステアリングホイールが右方向操舵されると、コントロールバルブ14によりポンプ圧が右操舵用圧力室2bに導入され、両圧力室2b,2c間に差圧が発生する。これによりピストン4が図1における下方に移動してセクターシャフト5が図1における反時計回り方向に回動し、右方向操舵アシストが行われる。
That is, in the present embodiment, when a steering wheel (not shown) is steered in the right direction, the
その際、図示外のポンプからの圧油は第1油路17により左回転用スプールバルブ25へ導入されて油圧制御され、第7油路31を介して左回転用トルク生成室34に導入される。これにより左回転用入力軸駆動部23のプランジャ33が駆動されて入力軸8に左回転方向の反力トルクを付与する。
At that time, pressure oil from a pump (not shown) is introduced into the left
同様に左方向操舵アシスト時には、図示外のポンプからの圧油が第3油路19および第6油路30を介して右回転用トルク生成室35に導入され、右回転用入力軸駆動部22のプランジャ33が駆動されて入力軸8に右回転方向の反力トルクを付与する。
Similarly, during left-hand steering assist, pressure oil from a pump (not shown) is introduced into the right rotation
すなわち、通常操舵時において右操舵用圧力室2bの油圧が高い場合には、左回転用入力軸駆動部23により入力軸8に左回転方向のトルクが付与され、左操舵用圧力室2cの油圧が高い場合には、右回転用入力軸駆動部22により入力軸8に右回転方向のトルクが付与される。このとき、車速センサ29aにより検出された車速に応じ、左回転、右回転用スプールバルブ24,25を駆動し、その環境情報に応じたトルクが入力軸8に付与される。
That is, when the hydraulic pressure in the right
また、視線認識カメラ29cにより運転者の居眠り状態が検出された場合には、左回転、右回転用スプールバルブ24,25を交互に駆動し、左回転、右回転用駆動部22,23の各トルク生成室34,35の油圧を交互に上下させる。
Further, when the driver's drowsiness is detected by the line-of-
したがって、入力軸8は左右双方向の回転を繰り返して振動する。これにより入力軸8と接続する図示外のステアリングホイールが左右の回転方向に振動し、運転者に警告を発する。
Therefore, the
さらに、白線認識カメラ29bにより車線逸脱状態が検出された場合には。左回転、右回転用スプールバルブ24,25を駆動して入力軸8と出力軸7とを相対回転させる。これによりコントロールバルブ14の開度を積極的に変化させて操舵アシストを行い、車線復帰させる。
Furthermore, when a lane departure state is detected by the white
例えば、車両が左側に車線逸脱している場合、右回転用スプールバルブ24を駆動して入力軸8を出力軸7に対して右回転方向に相対回転させることで、コントロールバルブ14を右切り側に回転させる。これにより右操舵用圧力室2bの油圧が上昇して右操舵方向へのアシスト力が発生し、車両が右方向に回頭して車線逸脱を回避する。なお、右側に車線逸脱している場合には、左回転用スプールバルブ25を駆動することで車両を左回頭させる。
For example, when the vehicle deviates from the lane to the left side, the
したがって、本実施の形態によれば、入力軸8にその入力軸8から径方向に突出する駆動ピン32を複数組み付け、その各駆動ピン32を各プランジャ33によって押圧することで入力軸8にトルクを付与するようにしているため、駆動ピン32とプランジャ33との接触点から入力軸8の回転中心までの腕の長さを十分に確保でき、入力軸8に大きなトルクを付与して居眠り運転防止機能や自動操舵機能等を付加することができるようになる。
Therefore, according to the present embodiment, a plurality of drive pins 32 projecting radially from the
その上、各駆動ピン32をトーションバー9に突き当てるようにしているため、入力軸8からの駆動ピン32の突出量が入力軸8側の加工精度に左右されず、その精度が向上するメリットがある。
In addition, since each
ここで、上記実施の形態から把握される上記請求項に記載した以外の技術的思想について以下に説明する。
(1) 各駆動ピンが各入力軸側径方向穴にそれぞれ圧入されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
Here, technical ideas other than those described in the above-mentioned claims ascertained from the above-described embodiments will be described below.
(1) The power steering device according to claim 1, wherein each drive pin is press-fitted into each input shaft side radial hole.
各駆動ピンが各入力軸側径方向穴にそれぞれ圧入されることで、上記入力軸側径方向穴からの上記駆動ピンの抜け出しが防止される。
(2) 各駆動ピンがそれぞれその長手方向で対称形状となっていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
Each drive pin is press-fitted into each input shaft side radial hole, thereby preventing the drive pin from coming out of the input shaft side radial hole.
(2) The power steering device according to claim 1, wherein each drive pin has a symmetrical shape in its longitudinal direction.
各駆動ピンにその長手方向における方向性がなくなり、各駆動ピンの組付け時にその向きを確認せずに組付作業を行えるようになるため、その作業性が向上する。
(3) 各駆動ピンの他端外周部にそれぞれ面取りが施されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
Each drive pin has no directionality in the longitudinal direction, and the assembly work can be performed without confirming the direction when each drive pin is assembled. Therefore, the workability is improved.
(3) The power steering device according to claim 1, wherein each drive pin is chamfered on the outer peripheral portion of the other end.
各駆動ピンを各入力軸側径方向穴に挿入する際に、各駆動ピンのうち挿入方向側端部外周が傾斜面となるため、その作業性が向上する。
(4) 各駆動ピンのうちトーションバーと当接する他端面がそれぞれ平面になっていることを特徴とする(3)に記載のパワーステアリング装置。
When each drive pin is inserted into each input shaft side radial hole, the outer periphery of the end portion on the insertion direction side of each drive pin becomes an inclined surface, so that workability is improved.
(4) The power steering device according to (3), wherein the other end surface of each drive pin that contacts the torsion bar is a flat surface.
各駆動ピンの他端面がトーションバーと線接触(厳密には面接触)することで、各駆動ピンを各入力軸側径方向穴に挿入してトーションバーに突き当てたときに、その駆動ピンの端面に生じる圧力を軽減することができる。
(5) 各プランジャのうち各駆動ピンと当接する押圧面がその進退方向に対してそれぞれ傾斜している一方で、各駆動ピンのうち一端外周部がその長手方向に対してそれぞれ傾斜していて、各ピストンと各駆動ピンとがそれぞれ傾斜面接触することで入出力軸を相対回転させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
When the other end surface of each drive pin is in line contact with the torsion bar (strictly surface contact), each drive pin is inserted into each input shaft side radial hole and abuts against the torsion bar. The pressure generated on the end face of the can be reduced.
(5) While each pressing pin of each plunger is in contact with each drive pin is inclined with respect to its forward / backward direction, one outer peripheral portion of each drive pin is inclined with respect to its longitudinal direction, 2. The power steering apparatus according to claim 1, wherein each piston and each drive pin are in contact with each other on an inclined surface so as to relatively rotate the input / output shaft.
各ピストンと各駆動ピンとがそれぞれ傾斜面接触することで、各ピストンの進退運動を円滑に入力軸の回転運動へ変換することができる。
(6) 各駆動ピン同士が径方向で互いに対向するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
Since each piston and each drive pin are in contact with each other on the inclined surface, the forward / backward movement of each piston can be smoothly converted into the rotational movement of the input shaft.
(6) The power steering device according to claim 1, wherein the drive pins are arranged so as to face each other in the radial direction.
各入力軸側径方向穴が入力軸の径方向で互いに対向することとなるため、各入力軸側径方向穴をドリル加工をもって穿設する場合に、入力軸の径方向で対向する一対の入力軸側径方向穴を一度のストロークで穿設することができる。
(7) 上記コントロールバルブのうち、外周面に油路切り替え溝を有し、且つ入力軸に外挿されたロータが、締結ピンをもって入力軸に固定されていて、
入力軸のうち上記締結ピンが挿入される締結ピン挿入穴の軸心が、各入力軸側径方向穴のうちいずれかの軸心と入力軸の周方向で同位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
Since each input shaft side radial hole faces each other in the radial direction of the input shaft, when drilling each input shaft side radial hole by drilling, a pair of inputs opposed in the radial direction of the input shaft The axial radial hole can be drilled with a single stroke.
(7) Of the control valves, the rotor having an oil passage switching groove on the outer peripheral surface and being extrapolated to the input shaft is fixed to the input shaft with a fastening pin,
The shaft center of the fastening pin insertion hole into which the fastening pin is inserted among the input shafts is formed at the same position in the circumferential direction of the input shaft as one of the input shaft side radial holes. The power steering apparatus according to claim 1, wherein the power steering apparatus is a power steering apparatus.
入力軸径方向穴を穿設する際に締結ピン挿入穴を基準として加工することが可能となり、その加工性が向上する。
(8) 上記入力軸収容部を貫通して出力軸側径方向穴が形成されているとともに、上記トーションバーが捩れていない中立状態において、各入力軸側径方向穴および各出力軸側径方向穴の軸心同士が入出力軸の周方向でそれぞれオフセットしていて、
上記中立状態から入出力軸を相対回転させ、各入力軸側径方向穴および各出力軸側径方向穴の軸心位置が入出力軸の周方向でそれぞれ一致した状態で、各駆動ピンを上記入力軸収容部の外周側からそれぞれ各出力軸側径方向穴を通して入力軸に組み付けたことを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
When drilling the input shaft radial direction hole, it is possible to perform processing based on the fastening pin insertion hole, and the workability is improved.
(8) In the neutral state where the output shaft side radial hole is formed through the input shaft housing portion and the torsion bar is not twisted, each input shaft side radial hole and each output shaft side radial direction The axial centers of the holes are offset in the circumferential direction of the input / output shaft,
In the state where the input / output shafts are relatively rotated from the neutral state, and the axial center positions of the input shaft side radial holes and the output shaft side radial holes are aligned with each other in the circumferential direction of the input / output shafts, The power steering device according to claim 1, wherein the power steering device is assembled to the input shaft from the outer peripheral side of the input shaft accommodating portion through each output shaft side radial hole.
入力軸側径方向穴と出力軸側径方向穴の軸心が一致した状態で各駆動ピンを入力軸に組付けることで、出力軸側径方向穴が駆動ピン組付時のガイドとして機能して駆動ピン組付時の作業性が向上する。
(9) 各駆動ピンをそれぞれ入力軸に組み付けた後に、入力軸と出力軸を連結したことを特徴とする(8)に記載のパワーステアリング装置。
By assembling each drive pin to the input shaft with the shaft center of the input shaft side radial hole and the output shaft side radial hole aligned, the output shaft side radial hole functions as a guide when the drive pin is assembled. This improves workability when assembling the drive pin.
(9) The power steering device according to (8), wherein the input shaft and the output shaft are connected after each drive pin is assembled to the input shaft.
トーションバーの弾性力に抗して入力軸と出力軸を相対回転させる必要がなくなり、各駆動ピンの組付作業性が向上する。
(10) 各駆動ピン同士が径方向で互いに対向するように配置されていて、
各駆動ピンのうち入力軸の径方向で互いに対向する2本の駆動ピンを同時に入力軸に組み付けたことを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
It is not necessary to rotate the input shaft and the output shaft against the elastic force of the torsion bar, and the assembling workability of each drive pin is improved.
(10) The drive pins are arranged so as to face each other in the radial direction,
2. The power steering device according to claim 1, wherein two drive pins opposed to each other in the radial direction of the input shaft among the drive pins are simultaneously assembled to the input shaft.
各駆動ピンの組付時に、入力軸にその径方向両側から互いに対向する方向に力が作用し、その力が互いに相殺される。
(11) 各駆動ピンの入力軸への組付時において、駆動ピン組付用のガイド部材に駆動ピンを保持させ、そのガイド部材を駆動ピンとともに出力軸側径方向穴の周壁に沿って出力軸の中心に向けて移動させることで、各駆動ピンをそれぞれ入力軸に組みつけたことを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
When the drive pins are assembled, forces are applied to the input shaft in opposite directions from both sides in the radial direction, and the forces cancel each other.
(11) At the time of assembling each drive pin to the input shaft, the drive pin is held by the drive pin assembly guide member, and the guide member is output along with the drive pin along the peripheral wall of the output shaft side radial hole. 2. The power steering device according to claim 1, wherein each drive pin is assembled to the input shaft by moving toward the center of the shaft.
出力軸側径方向穴が駆動ピン組付時のガイドとして機能することで、駆動ピンの組付作業性が向上する。 The output shaft side radial hole functions as a guide when the drive pin is assembled, so that the drive pin assembly workability is improved.
7…出力軸
7b…入力軸収容部
7c…プランジャ収容穴(出力軸側径方向穴)
8…入力軸
8a…トーションバー収容穴
8b…駆動ピン挿入穴(入力軸側径方向穴)
9…トーションバー
14…コントロールバルブ
17…第1油路(油圧供給部)
19…第3油路(油圧供給部)
24…右回転用スプールバルブ(油圧供給部)
25…左回転用スプールバルブ(油圧供給部)
30…第6油路(油圧供給部)
31…第7油路(油圧供給部)
32…駆動ピン
33…プランジャ
7:
8 ...
9 ...
19 ... Third oil passage (hydraulic supply part)
24 ... Spool valve for right rotation (hydraulic supply part)
25 ... Spool valve for left rotation (hydraulic supply part)
30 ... Sixth oil passage (hydraulic supply part)
31 ... 7th oil passage (hydraulic supply part)
32 ... drive
Claims (1)
その入力軸のトーションバー収容穴に少なくとも一端部が挿入されたトーションバーと、
入力軸の一端側に外挿され、上記入力軸のうちトーションバーが挿入された領域の外周側を包囲する入力軸収容部を有し、上記トーションバーを介して入力軸と連結された出力軸と、
入力軸と出力軸の間に形成され、その入出力軸の相対回転に応じてポンプから供給される作動油を操舵用の油圧パワーシリンダの両油圧室に選択的に供給するコントロールバルブと、
各入力軸側径方向穴にそれぞれ挿入されていて、一端が入力軸から径方向外側に突出している一方で、他端が上記トーションバーの外周面に当接する複数の駆動ピンと、
上記入力軸収容部に径方向で形成された複数の出力軸側径方向穴にそれぞれ進退移動可能に収容され、各駆動ピンをそれぞれ押圧することにより入出力軸を相対回転させるプランジャと、
車両、運転者および道路のうち少なくともいずれかの状況に応じて各出力軸側径方向穴にそれぞれ油圧を供給する油圧供給部と、
を備えていることを特徴とするパワーステアリング装置。 A torsion bar accommodating hole along the axial direction is formed on one end side, and has a plurality of input shaft side radial holes penetrating in the radial direction through the peripheral wall portion of the torsion bar accommodating hole, and the other end side is An input shaft coupled to the steering wheel;
A torsion bar having at least one end inserted in a torsion bar receiving hole of the input shaft;
An output shaft that is extrapolated to one end of the input shaft and has an input shaft housing portion that surrounds the outer peripheral side of the region of the input shaft where the torsion bar is inserted, and is connected to the input shaft via the torsion bar When,
A control valve that is formed between the input shaft and the output shaft and selectively supplies hydraulic oil supplied from the pump to both hydraulic chambers of the steering hydraulic power cylinder according to the relative rotation of the input / output shaft;
A plurality of drive pins inserted into each input shaft side radial hole, one end protruding radially outward from the input shaft, and the other end abutting the outer peripheral surface of the torsion bar;
Plungers that are accommodated in a plurality of output shaft side radial holes formed in the radial direction in the input shaft accommodating portion so as to be capable of moving forward and backward, and that relatively rotate the input and output shafts by pressing each drive pin,
A hydraulic pressure supply unit that supplies hydraulic pressure to each output shaft side radial hole according to the situation of at least one of the vehicle, the driver, and the road;
A power steering device comprising:
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001888A JP2008168692A (en) | 2007-01-10 | 2007-01-10 | Power steering device |
DE200710028726 DE102007028726B4 (en) | 2006-08-03 | 2007-06-21 | Power steering apparatus, its control method and assembly method |
US11/812,931 US7819217B2 (en) | 2005-12-23 | 2007-06-22 | Power steering apparatus, method of controlling the same and method of assembling the same |
CN2007101120829A CN101117130B (en) | 2006-08-03 | 2007-06-22 | Dynamic steering device and control method and assembly method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001888A JP2008168692A (en) | 2007-01-10 | 2007-01-10 | Power steering device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008168692A true JP2008168692A (en) | 2008-07-24 |
Family
ID=39697205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007001888A Pending JP2008168692A (en) | 2005-12-23 | 2007-01-10 | Power steering device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008168692A (en) |
-
2007
- 2007-01-10 JP JP2007001888A patent/JP2008168692A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008037192A (en) | Power steering device | |
EP3018035B1 (en) | Rack bush and steering system | |
US7819217B2 (en) | Power steering apparatus, method of controlling the same and method of assembling the same | |
CN105398494B (en) | Worm decelerating machine | |
JP2016150645A (en) | Power steering device | |
JP2006306239A (en) | Power steering device | |
JP2006111133A (en) | Electric power steering device | |
JP2005104225A (en) | Alignment control device | |
JP2009096428A (en) | Power steering system | |
CN105711639A (en) | Electric power steering device | |
JP4491716B2 (en) | Electric power steering device | |
JP2007045386A (en) | Hydraulic power steering apparatus | |
JP2007168674A (en) | Power steering system and control method thereof | |
JP2009006948A (en) | Power steering device | |
JP5573012B2 (en) | Oldham Joint | |
JP2008168692A (en) | Power steering device | |
JP2007203947A (en) | Worm reduction gear for electric power steering device, and electric power steering device with the worm reduction gear built therein | |
JP2009154549A (en) | Power steering device and its manufacturing method | |
JP2008222049A (en) | Steering device | |
KR102167914B1 (en) | Steering Apparatus for Vehicle | |
JP2005059772A (en) | Vehicular steering device | |
JP2012126334A (en) | Electric power steering device | |
JP2009174619A (en) | Solenoid valve | |
JP2007038869A (en) | Power steering device | |
JP2006312410A (en) | Hydraulic power steering device |