JP2008168346A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ＭＣｒＡｌＹ組成物（式中、Ｍはニッケル、又はコバルト、鉄及びコバルトと鉄の組合せからなる群から選択される金属とニッケルとの組合せであり、Ｃｒはクロムであり、Ａｌはアルミニウムであり、Ｙはイットリウムである。）と、
   ハフニウム、ジルコニウム、チタン及びこれらの組合せからなる群から選択される４族金属と
   ルテニウムからなる拡散制限金属と
   からなる組成物であって、４族金属の量が組成物の総重量を基準にして０．０５〜５重量％である、組成物。
2. 当該組成物の総重量を基準にして、Ｍの量が１０〜８０重量％であり、クロムの量が５〜３０重量％であり、イットリウムの量が０．０５〜５重量％であり、アルミニウムの量が５〜２０重量％であり、拡散制限金属の量が０．１〜１５重量％である、請求項１記載の組成物。
3. Ｍがニッケルである場合、ニッケルの量が組成物の総重量を基準にして２０〜８０重量％であり、或いはＭが鉄、コバルト又は鉄及びコバルトとニッケルとの組合せである場合、ニッケルの量が組成物の総重量を基準にして２０〜４０重量％であり、コバルト及び鉄の総量が組成物の総重量を基準にして１０〜６０重量％である、請求項１又は請求項２記載の組成物。
4. Ｍがニッケルとコバルトの組合せであり、当該組成物が鉄を実質的に含まない、請求項３記載の組成物。
5. さらに、ケイ素、ゲルマニウム及びこれらの組合せからなる群から選択される１４族元素を当該組成物の総重量を基準にして０．１〜５重量％の量で含む、請求項１乃至請求項４のいずれか１項記載の組成物。
6. さらに、それぞれ３重量％未満のパラジウム、白金、ロジウム、ランタニド金属又はこれらの組合せを含む、請求項１乃至請求項５のいずれか１項記載の組成物。
7. 当該組成物の総重量を基準にして、
   １６〜５０重量％のコバルトと、
   ２５〜３５重量％のニッケルと、
   １５〜２５重量％のクロムと、
   ７〜１５重量％のアルミニウムと、
   ０．１〜３重量％のイットリウムと、
   ０．１〜１重量％のハフニウムと、
   ルテニウムからなる１〜１０重量％の拡散制限金属と、
   ０．５〜３重量％のケイ素と
   からなる組成物。
8. 請求項１乃至請求項７のいずれか１項記載の組成物を含んでなる物品であって、該組成物が物品の表面上に配設されており、該表面が物品の裸の表面であるか、或いは予備配設された組成物を含む表面である、物品。
9. 当該物品が、パラジウム、白金、ロジウム、４族金属、ケイ素及びゲルマニウムを実質的に含まない組成物を含んでなる他の点では全く同一の物品に比べて向上した耐酸化性を有する、請求項８記載の物品。
10. 当該物品がガスタービン部品である、請求項８又は請求項９記載の物品。