JP2008168093A - 壁掛け式男子小用トイレ - Google Patents
壁掛け式男子小用トイレ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008168093A JP2008168093A JP2007028566A JP2007028566A JP2008168093A JP 2008168093 A JP2008168093 A JP 2008168093A JP 2007028566 A JP2007028566 A JP 2007028566A JP 2007028566 A JP2007028566 A JP 2007028566A JP 2008168093 A JP2008168093 A JP 2008168093A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- toilet
- wall
- bar
- male urination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
Abstract
【課題】便所や洗面所の壁面に設置し、取り付け・取り外しが容易に可能な男子小用トイレの形状を有する壁掛け式男子小用トイレを提供する。
【解決手段】男子小用トイレに持ち手と開口部、背面のバー、バーを固定するためのスリットを加えた形状を有する本体部分を、壁面に固定したフックに着脱し、かつ一定範囲内で高さ調節を行えることを特徴とする、壁掛け式男子小用トイレ。
【選択図】図1
【解決手段】男子小用トイレに持ち手と開口部、背面のバー、バーを固定するためのスリットを加えた形状を有する本体部分を、壁面に固定したフックに着脱し、かつ一定範囲内で高さ調節を行えることを特徴とする、壁掛け式男子小用トイレ。
【選択図】図1
Description
本発明は、男子が排尿の際に用いる簡易トイレの構造に関するものである。
従来の幼児用おまるや、洋式便器に対して使用する補助便座は、幼児が便座を跨ぎ、しゃがんで用を足す和式便器型が中心であった。
一般家庭における男児の立位排尿時のトイレトレーニングとは、育児用品として市販されている幼児向けの踏み台などを用い、洋式便器の前に立ち、便座を上げて用を足すものであった。
一般家庭における男児の立位排尿時のトイレトレーニングとは、育児用品として市販されている幼児向けの踏み台などを用い、洋式便器の前に立ち、便座を上げて用を足すものであった。
しかし、従来の方法によると、トイレに急いで駆け込んだ幼児が慌てて踏み場の狭い踏み台にのぼり、脱衣や便座を上げる動作を行う場合も多く、躓きや転倒の危険があった。
更に、身体の成長が著しい幼児期において日常的に使用される踏み台であるにもかかわらず、主な市販品は高さ調節機能が備わっていない。
また、洋式便器の型式の都合上、低年齢の男児が一定の位置まで確実に便座を上げ切り固定させること、続いて便器内に的確に排尿することは大変困難な動作である。
結果、幼児はトイレ内での排泄には成功しても、便器及びその周辺、更には下着や衣服を汚すことが多い。そのため、「自分で、トイレで排泄できた」というせっかくの達成感も、「便器(衣類)を汚した」と保護者から指摘されることで、台無しとなってしまう。
保護者も、男児の排泄のたびに常に介添し、注意を促し、失敗の際には後始末をせねばならない。
これは、保護者の手を日常的に煩わせると同時に、トイレトレーニングに励む幼児に不必要なプレッシャーを与え、自尊心を傷つける一因ともなっている。
公共の場や、保育・学校施設などに設置されている男子小用トイレは、その形状から身長の低い幼児にも使用しやすく、本来トイレトレーニングに最適なものではあるが、多くの一般家庭において、同様のものを新たに洗面所もしくは便所内に増設することは、まず不可能である。
本発明は、以上の課題を解決しようとするものである。
更に、身体の成長が著しい幼児期において日常的に使用される踏み台であるにもかかわらず、主な市販品は高さ調節機能が備わっていない。
また、洋式便器の型式の都合上、低年齢の男児が一定の位置まで確実に便座を上げ切り固定させること、続いて便器内に的確に排尿することは大変困難な動作である。
結果、幼児はトイレ内での排泄には成功しても、便器及びその周辺、更には下着や衣服を汚すことが多い。そのため、「自分で、トイレで排泄できた」というせっかくの達成感も、「便器(衣類)を汚した」と保護者から指摘されることで、台無しとなってしまう。
保護者も、男児の排泄のたびに常に介添し、注意を促し、失敗の際には後始末をせねばならない。
これは、保護者の手を日常的に煩わせると同時に、トイレトレーニングに励む幼児に不必要なプレッシャーを与え、自尊心を傷つける一因ともなっている。
公共の場や、保育・学校施設などに設置されている男子小用トイレは、その形状から身長の低い幼児にも使用しやすく、本来トイレトレーニングに最適なものではあるが、多くの一般家庭において、同様のものを新たに洗面所もしくは便所内に増設することは、まず不可能である。
本発明は、以上の課題を解決しようとするものである。
男子小用便器の形状を呈した本体を、背面に設けられたバーと、屋内壁に固定した専用のフックにより、着脱可能な壁掛け式トイレとして使用する。
本体背面のバーは、本体両端に設けられた複数のバー固定用スリットにより数段階に上下の位置変更が可能であり、設置時の本体の高さを必要に応じ調節できる機能を備える。
本発明は、フック及び本体設置時の高さを自在に設定できるため、幼児が用を足す際に踏み台を使用する必要がなく、転倒や転落の危険が回避され、極めて安全である。
フックを壁面に固定した後も、本体背面のバー位置を段階的に縦方向に移動させることにより、一定の範囲内での高さ調整が容易に可能である。
フックを壁面に固定した後も、本体背面のバー位置を段階的に縦方向に移動させることにより、一定の範囲内での高さ調整が容易に可能である。
本体は小型で、省スペースでの設置が可能であり、その形状が公共の場等における既存の男子小用トイレと大差ないため、トイレ内の壁面に取付けても、見た目の違和感・圧迫感がなく、既存の洋式水洗便器の使用の妨げにもなりにくい。
本発明は極めてシンプルな形状を有し、使用後の後始末及び手入れが簡単で、水洗いや市販のトイレ掃除シート等の使用による本体の衛生保持が可能である。
また、使用のたびに即座に容易に後始末ができ、悪臭の発生を予防できる。
また、使用のたびに即座に容易に後始末ができ、悪臭の発生を予防できる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)本体(1)は、男子小用トイレの形状を呈し、上部は開口部(2)とし、中央には本体(1)の両側面部(3)の前方上部につながる持ち手(4)を水平に渡す。
(ロ)本体(1)の下部に設けられた受け部(5)中心の貯留部(6)は排泄物等を貯留するための一定の深さを有する。
(ハ)本体(1)前方下部には、貯留部(6)から続く排出口(7)を設ける。
(ニ)本体の両側面部(3)の後方上部、つまり本体の背面部(8)の両端を支持部(9)とし、その下には突起部(10)を設ける。
(ホ)支持部(9)にはバー固定用のスリット(11)を縦方向に複数個所設け、最適な高さのスリット(11)に、バー(12)の両端をはめ込み、本体(1)の背面部(8)に水平に橋渡しした状態で固定する。
(ヘ)壁掛け用のフック(13)は、バー(12)をスムーズに取り付け・取り外すことができ、且つ使用の際に少々身体が触れる程度の力が側面や下方から加わっても、バー(12)が外れにくくするため、角度のついた導入部(14)とU字溝(15)を有する。
(ト)フック(13)の掛部(16)の上方に、穴(17)を水平に2個以上設ける。
本発明は、以上の構成により成り立っている。
本発明を使用する際には、まず、ビスもしくはピン等を掛部(16)の穴(17)に通し、壁面にフック(13)を固定する。 持ち手(4)を利用し、壁面のフック(13)の導入部(14)から、下方のU字溝(15)に向かって、バー(12)中央部を上方からスライドさせながらはめ込み、突起部(10)による支えを得て本体(1)を壁面に固定する。 取り外す際の作業は、その逆の手順となる。
使用者である幼児は、本発明を通常の男子小用トイレと同様に使用し、排泄物はいったん本体(1)の貯留部(6)に貯留される。
保護者は持ち手(4)を利用し、本体(1)を壁面から取り外して傾け、排出口(7)から排泄物を水洗トイレ等に捨てる。 その後、必要に応じて本体(1)の汚れた部分を拭く、もしくは水洗いやすすぎを行い、壁面に再度取り付ける。
トイレへ排泄物を流した後、本体(1)を斜めにした状態で持ち上げ、多くの洋式水洗トイレのタンク上部に設けられている手洗吐水管から、開口部(2)へ直接注水し、本体(1)をすすぐことも可能である。
設置後、使用者の身長の変化等の必要に応じて、バー(12)の位置を、他のスリット(11)を利用して付け替えることにより、フック(13)は壁面に固定したまま、本体(1)の設置時の高さを調整できる。 来客時などの必要に応じ、フック(13)を壁面に残したまま、本体(1)のみ一時的に撤去することも可能である。
また、図6に示すように、開口部(2)に、手洗吐水管を利用して給水しやすくするためのフード部(18)を形成することも可能である。
(イ)本体(1)は、男子小用トイレの形状を呈し、上部は開口部(2)とし、中央には本体(1)の両側面部(3)の前方上部につながる持ち手(4)を水平に渡す。
(ロ)本体(1)の下部に設けられた受け部(5)中心の貯留部(6)は排泄物等を貯留するための一定の深さを有する。
(ハ)本体(1)前方下部には、貯留部(6)から続く排出口(7)を設ける。
(ニ)本体の両側面部(3)の後方上部、つまり本体の背面部(8)の両端を支持部(9)とし、その下には突起部(10)を設ける。
(ホ)支持部(9)にはバー固定用のスリット(11)を縦方向に複数個所設け、最適な高さのスリット(11)に、バー(12)の両端をはめ込み、本体(1)の背面部(8)に水平に橋渡しした状態で固定する。
(ヘ)壁掛け用のフック(13)は、バー(12)をスムーズに取り付け・取り外すことができ、且つ使用の際に少々身体が触れる程度の力が側面や下方から加わっても、バー(12)が外れにくくするため、角度のついた導入部(14)とU字溝(15)を有する。
(ト)フック(13)の掛部(16)の上方に、穴(17)を水平に2個以上設ける。
本発明は、以上の構成により成り立っている。
本発明を使用する際には、まず、ビスもしくはピン等を掛部(16)の穴(17)に通し、壁面にフック(13)を固定する。 持ち手(4)を利用し、壁面のフック(13)の導入部(14)から、下方のU字溝(15)に向かって、バー(12)中央部を上方からスライドさせながらはめ込み、突起部(10)による支えを得て本体(1)を壁面に固定する。 取り外す際の作業は、その逆の手順となる。
使用者である幼児は、本発明を通常の男子小用トイレと同様に使用し、排泄物はいったん本体(1)の貯留部(6)に貯留される。
保護者は持ち手(4)を利用し、本体(1)を壁面から取り外して傾け、排出口(7)から排泄物を水洗トイレ等に捨てる。 その後、必要に応じて本体(1)の汚れた部分を拭く、もしくは水洗いやすすぎを行い、壁面に再度取り付ける。
トイレへ排泄物を流した後、本体(1)を斜めにした状態で持ち上げ、多くの洋式水洗トイレのタンク上部に設けられている手洗吐水管から、開口部(2)へ直接注水し、本体(1)をすすぐことも可能である。
設置後、使用者の身長の変化等の必要に応じて、バー(12)の位置を、他のスリット(11)を利用して付け替えることにより、フック(13)は壁面に固定したまま、本体(1)の設置時の高さを調整できる。 来客時などの必要に応じ、フック(13)を壁面に残したまま、本体(1)のみ一時的に撤去することも可能である。
また、図6に示すように、開口部(2)に、手洗吐水管を利用して給水しやすくするためのフード部(18)を形成することも可能である。
1 本体
2 開口部
3 側面部
4 持ち手
5 受け部
6 貯留部
7 排出口
8 背面部
9 支持部
10 突起部
11 スリット
12 バー
13 フック
14 導入部
15 U字溝
16 掛部
17 穴
18 フード部
2 開口部
3 側面部
4 持ち手
5 受け部
6 貯留部
7 排出口
8 背面部
9 支持部
10 突起部
11 スリット
12 バー
13 フック
14 導入部
15 U字溝
16 掛部
17 穴
18 フード部
Claims (1)
- 男子小用便器の形状を成す本体の上部に開口部を設け、下部に排泄物の受け部と、その中心に貯留部を設け、本体前面の下部中央に突出部を設け排出口とし、本体前面の上部に両側面の内壁に渡した一本の持ち手を設け、本体の両側面の後方上部に支持部を設け、そこに縦方向に複数のスリットを設け、その下部には本体を支えるための突起部を設け、スリットを利用して本体背面にバーを水平に渡し、壁面に取り付けたフックにバーを掛けることにより本体を壁面に設置し、バーを固定するスリットの位置を適宜上下に変更することにより、本体の着脱及び高さ調節機能を備える壁掛け式男子小用トイレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007028566A JP2008168093A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 壁掛け式男子小用トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007028566A JP2008168093A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 壁掛け式男子小用トイレ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008168093A true JP2008168093A (ja) | 2008-07-24 |
Family
ID=39696718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007028566A Pending JP2008168093A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 壁掛け式男子小用トイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008168093A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200453863Y1 (ko) * | 2010-12-07 | 2011-05-30 | 김경식 | 남아용 소변기 |
KR200453926Y1 (ko) | 2010-11-11 | 2011-06-02 | 김영미 | 어린이용 소변기 |
CN106214048A (zh) * | 2016-08-29 | 2016-12-14 | 郑红燕 | 儿童大小便收集斗和儿童大小便收集斗使用策略 |
-
2007
- 2007-01-11 JP JP2007028566A patent/JP2008168093A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200453926Y1 (ko) | 2010-11-11 | 2011-06-02 | 김영미 | 어린이용 소변기 |
KR200453863Y1 (ko) * | 2010-12-07 | 2011-05-30 | 김경식 | 남아용 소변기 |
CN106214048A (zh) * | 2016-08-29 | 2016-12-14 | 郑红燕 | 儿童大小便收集斗和儿童大小便收集斗使用策略 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7802327B1 (en) | Portable training sink and vanity for children | |
JP3200310U (ja) | 男性用小便器の尿飛散防止装置 | |
JP2008168093A (ja) | 壁掛け式男子小用トイレ | |
WO2007104101A1 (en) | Toileting and toilet training devices for children | |
KR101978863B1 (ko) | 유아용 비데 | |
JP2007070995A (ja) | リップ付き洋風大便器 | |
US11103112B1 (en) | Toilet training device | |
JP2007167599A (ja) | 男性用小型便器収納便座 | |
CN203924287U (zh) | 一种防异味防溅水的便器 | |
JP2004232444A (ja) | トイレシャワービデ | |
JP2007308913A (ja) | 水洗便器 | |
CN201195889Y (zh) | 可移动并有清洗功能的小便器 | |
JP2008206953A (ja) | 摺動便器 | |
CN104032819A (zh) | 一种防异味防溅水的便器 | |
JP3506075B2 (ja) | 股間洗浄装置 | |
KR20130014667A (ko) | 페달을 이용하여 제어하는 소변 튐 방지 기능을 갖는 계란형 소변기 | |
JP3125769U (ja) | 風呂の洗い場またはバスタブ内で使用できる風呂用椅子 | |
JP3125769U6 (ja) | 風呂の洗い場またはバスタブ内で使用できる風呂用椅子 | |
JP2006348716A (ja) | 大便等も流せるシャワーユニット | |
JP2013009720A (ja) | 幼児用便器 | |
KR200367721Y1 (ko) | 양변기용 소변비산 방지기구 | |
JP2019070265A (ja) | トイレユニット | |
JP2004344393A (ja) | 幼児用おまる | |
KR20230089038A (ko) | 이동식 세정변기 | |
JP3140577U (ja) | 洋式便器 |