JP2008166270A - 組電池および組電池の製造方法 - Google Patents

組電池および組電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業工数および作業時間を削減可能な組電池および組電池の製造方法を提供する。
【解決手段】電気的に接続された複数の電池10が筐体9に収納されてなる電池モジュール2を複数積層してロアケース4に載置されるとともに、当該積層された電池モジュール2を積層方向からロアケース4および拘束板5により挟んで保持された組電池1であって、前記拘束板5は、外周部からロアケース4に対して延びるとともに、先端に係止部31が形成された拘束板仮保持部30を有し、前記ロアケース4は、前記拘束板仮保持部30の係止部31が係止する被係止部32を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電池モジュールを複数積み重ねた組電池および組電池の製造方法に関する。
近年、内部に複数の電池を収納してなる電池モジュールを積層した組電池が使用されている(例えば、特許文献1参照)。この組電池では、電池モジュールをロアケースに積層し、その上に拘束板を重ね、ロアケースと拘束板の間を通しボルトで締結することにより、ロアケースと拘束板の間に挟持された電池モジュールを固定する構造となっている。
しかし、このような構造では、通しボルトにより締結する際に、積層した電池モジュールの浮き上がりにより通しボルトがとどかない場合があり、この場合には拘束板を押さえて浮き上がりを抑制しつつ通しボルトを締め込む必要が生じ、作業工数が多くなるという問題がある。
特開2005−149837号公報
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、作業工数および作業時間を削減可能な組電池および組電池の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る組電池は、電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置されるとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持された組電池であって、前記拘束板は、外周部からロアケースに対して延びるとともに、先端に係止部が形成された拘束板仮保持部を有し、前記ロアケースは、前記拘束板仮保持部の係止部が係止する被係止部を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明に係る組電池の他の形態は、電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置されるとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持された組電池である。当該組電池の拘束板には、前記ロアケースに対して延在するとともに、先端に係止部が設けられた係止ピンが固定され、前記ロアケースは、前記拘束板仮保持部の係止部が係止する被係止部を有している。
上記目的を達成する本発明に係る組電池の製造方法は、電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置するとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持する組電池の製造方法であって、前記拘束板の外周部からロアケースに対して延びるとともに先端に係止部が形成された拘束板仮保持部を、前記ロアケースに形成した被係止部に係止することにより、前記拘束板とロアケースの間に電池モジュールを仮保持した後に、前記拘束板とロアケースを固定することを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明に係る組電池の製造方法の他の形態は、電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置するとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持する組電池の製造方法である。当該製造方法では、前記拘束板に固定されてロアケースに対して延びるとともに、先端に係止部が形成された係止ピンを、前記ロアケースに形成した被係止部に係止することにより、前記拘束板とロアケースを固定する。
上記のように構成した本発明に係る組電池は、拘束板とロアケースを仮保持する拘束板仮保持部が設けられるため、拘束板とロアケースを固定する際の電池モジュールの浮き上がりを抑制でき、作業工数および作業時間を削減することが可能である。
また、上記のように構成した本発明に係る組電池の他の形態は、拘束板に固定された係止ピンの先端に、ロアケースの被係止部と係止するための係止部が設けられているため、係止ピンを拘束板とともに一括してロアケースに固定でき、作業工数および作業時間を削減することが可能である。
上記のように構成した本発明に係る組電池の製造方法は、拘束板とロアケースを拘束板仮保持部により仮保持した後に、拘束板とロアケースを固定するため、拘束板とロアケースを固定する際の電池モジュールの浮き上がりを抑制でき、作業工数および作業時間を削減することが可能である。
また、上記のように構成した本発明に係る組電池の製造方法の他の形態は、先端に係止部が形成された係止ピンを、ロアケースに形成した被係止部に係止することで、拘束板とロアケースを固定するため、係止ピンを拘束板とともに一括してロアケースに固定でき、作業工数および作業時間を削減することが可能である。
本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
図1は本実施形態に係る組電池を示す斜視図、図2は本実施形態に係る組電池を示す分解斜視図、図3は図1のIII−III線に沿う断面図、図4は本実施形態に係る組電池の電池モジュールを示す斜視図、図5は同電池モジュールの分解斜視図、図6は扁平型電池を示す斜視図、図7は本実施形態に係る組電池における拘束板の拘束板仮保持部を示す部分斜視図、図8は同拘束板のサイドプレート仮保持部にサイドプレートが仮保持された際を示す部分斜視図、図9は図8のIX−IX線に沿う部分断面図、図10は拘束板の他の例を示す部分斜視図、図11は拘束板の更に他の例を示す部分斜視図である。
本実施形態に係る組電池1は、図1〜3に示すように、例えば2つの電池モジュール2が積層されて構成される電池モジュール群3が5列並んでロアケース4に載置されている。
電池モジュール群3の最上部には拘束板5が設けられ、この拘束板5が通しボルト6によりロアケース4に締結されて、電池モジュール群3が拘束板5とロアケース4との間に固定される。通しボルト6が挿入される電池モジュール2の貫通穴7の上下には、荷重を受けるとともに、冷却空気が通るための空間を確保するためのスペーサ8が配置される。
電池モジュール2は、図4,5に示すように、外部を覆う筐体9と、この筐体9の内部に積層されて保持される複数の扁平型電池10と、を有している。
筐体9は、扁平型電池10を収納するための凹部11を有する本体12と、本体12の凹部11の開口部を覆いつつ、巻き締め加工により本体12と締結されて凹部11を封止する蓋体13と、を有している。蓋面15の縁部には、巻き締め加工によって巻き締め部17が形成される。
筐体9は、強度の低い扁平型電池10を外部からの振動や衝撃から保護し、また扁平型電池10から伝達される熱を放熱する役割を果たしており、例えば放熱性のよいアルミにより形成されている。
扁平型電池10のそれぞれは、図6に示すように、扁平な矩形形状を有しており、発電要素である複数の正極板および負極板をセパレータを介在しつつ交互に積層し、これらがラミネートフィルム等の外装材14の内部に電解液と共に収納されるとともに、正極板および負極板に接続された電極タブ15が外装材14から導出される。このように形成された複数の扁平型電池10は、互いの電極タブ15同士が溶接等により直列または並列に電気的に接続され、その両端部(扁平型電池10が直列に接続されている場合には、電位が最も高い正極と電位が最も低い電池の負極、並列に接続されている場合には、各電池の正極と負極)が、電池モジュール2の正、負極の出力端子18A,18Bに接続される。正、負極の出力端子18A,18Bは、筐体9から、電池モジュール2の積層方向に対して直交する方向に(電池モジュール2の積層方向が上下の場合、水平方向に)導出される。
ロアケース4に載置される複数の電池モジュール2は、出力端子18が同一方向を向いて配置される。この複数の電池モジュール2の出力端子18が設けられる側面には、電池モジュール2の出力端子18を直列に接続するためのバスバー21が複数設けられるサイドプレート20が設置される。バスバー21は、互いに電気的に接続する出力端子18同士を差し渡すように、絶縁材である例えば樹脂製のプレート部材22に配置されている。このバスバー21は、サイドプレート締結ボルト23によって出力端子18に連結される。
拘束板5には、図7〜9に示すように、拘束板5の外周部からロアケース4に対して延びるとともに、先端にフック形状の係止部31が形成された拘束板仮保持部30が複数形成される。本実施形態においては、電池モジュール2の出力端子18が設けられる側面およびその反対面に対応する拘束板5の外周部において、拘束板仮保持部30が設けられている。拘束板5は、例えば薄い鋼板で形成され、プレス加工等により拘束板仮保持部30を拘束板5と一体的に形成できるが、拘束板仮保持部30を溶接等により取り付けてもよい。
ロアケース4には、電池モジュール2を載置する面に、拘束板仮保持部30の係止部31が引っ掛かって係止される被係止部32が形成されている。
出力端子18が設けられる側面に対応して設けられる拘束板仮保持部30のそれぞれには、電池モジュール2と対向する側と反対側に、サイドプレート20の電池モジュール積層方向両端を保持するための一対のサイドプレート仮保持部40が設けられる。この一対のサイドプレート仮保持部40は、それぞれ対向する方向に延びて形成され、拘束板仮保持部30とサイドプレート仮保持部40の間にサイドプレート20を仮保持することができる。拘束板仮保持部30とサイドプレート仮保持部40の間の間隙Xは、サイドプレート20の板厚dよりも大きく、2つのサイドプレート仮保持部40の間の保持長さLは、サイドプレート20の幅Wよりも長く形成される。このサイドプレート仮保持部40は、拘束板仮保持部30から切り起こしにより容易に形成することができる。また、図10に示すように、サイドプレート仮保持部40’を拘束板仮保持部30’の側部に形成することも可能であり、また、図11に示すように、サイドプレート仮保持部40”を拘束板仮保持部30”の側部から形成することも可能である。
次に、第1実施形態に係る組電池1の製造方法を説明する。
図12は拘束板にサイドプレートを仮保持した際を示す斜視図、図13は拘束板をロアケース4に仮保持した際を示す斜視図、図14は図13のXIV−XIV線に沿う断面図、図15は比較例の組電池におけるサイドプレートの仮保持構造を説明するための部分斜視図であり、(A)は仮保持前、(B)は仮保持後を示す。
まず、図8,9および12に示すように、拘束板5のサイドプレート仮保持部40に、サイドプレート20をはめ込む。この際には、サイドプレート20が薄く撓みやすいため、容易にはめ込むことができる。
次に、図13,14に示すように、ロアケース4に載置された電池モジュール2の上から、拘束板5を被せる。このとき、拘束板仮保持部30の先端の係止部31がロアケース4の被係止部32に引っ掛かり、拘束板5がロアケース4に仮保持される。この後、拘束板5を通しボルト6によりロアケース4に締結し、電池モジュール群3を拘束板5とロアケース4との間に固定する。このとき、拘束板5がロアケース4に仮保持されているため、電池モジュール2が浮き上がらず、手で押さえる等の作業をすることなしに通しボルト6を締結できる。
次に、図1,3に示すように、サイドプレート締結ボルト23によりサイドプレート20のバスバー21を電池モジュール2の出力端子18に固定する。ここで、図15に示す比較例の仮保持構造では、サイドプレート締結ボルトを締結する前に、サイドプレート50に形成される仮保持用フラップ51を拘束板52の仮保持ピン53に引っ掛けてゴムキャップ54を嵌めることにより、サイドプレート50を拘束板52に仮保持しており、作業工数が多くなっている。しかし、本実施形態では、サイドプレート20がサイドプレート仮保持部40に既に仮保持されているため、容易にサイドプレート締結ボルト23を締結することが可能である。また、サイドプレート20がサイドプレート20の伸延方向にスライド可能であり、サイドプレート仮保持部40の間隙Xがサイドプレート20の板厚dよりも大きく、サイドプレート仮保持部40の保持長さLがサイドプレート20の幅Wよりも長いため、バスバー21を電極端子に対して移動させることができる。このため、バスバー21を電極端子18に対して最適な位置に位置決めしつつ、サイドプレート締結ボルト23を締結することが可能である。
このように、拘束板仮保持部30およびサイドプレート仮保持部40が設けられることにより、作業工数を削減させて作業性を向上させるとともに、作業時間を短縮させることが可能となる。
<第2実施形態>
図16は第2実施形態に係る組電池を示す斜視図、図17は第2実施形態に係る組電池を示す分解斜視図、図18は図16のXVIII−XVIII線に沿う断面図、図19は第2実施形態に係る組電池の係止ピンを示す側面図、図20は同係止ピンの先端の部分拡大断面図、図21は図20のXXI−XXI線に沿う部分拡大断面図である。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
第2実施形態に係る組電池60は、図16〜18に示すように、例えば2つの電池モジュール2が積層されて構成される電池モジュール群3が5列並んでロアケース61に載置されている。
電池モジュール群3の最上部には、拘束板62が設けられ、この拘束板62には、複数の係止ピン63が固定されている。この係止ピン63がロアケース61に係止されることで、電池モジュール群3が拘束板62とロアケース61との間に固定される。係止ピン63が挿入される電池モジュール2の貫通穴7の上下には、荷重を受けるとともに、冷却空気が通るための空間を確保するためのスペーサ8が配置される。
拘束板62は、例えば薄い鋼板で形成され、プレス加工等により形成できる。
係止ピン63は、例えば金属製であり、図19〜21に示すように、溶接等によって拘束板62に固定されて、拘束板62の外周部近傍からロアケース61に対して延びている。係止ピン63の先端には、半径方向へ貫通する収容空間64が形成される。この収容空間64には、収容空間64から両半径方向へ突出するフック部65が形成された係止部66が収容される。係止部66は、先端が割れてフックが形成された連結ピン67が係止ピン63および係止部66を貫通することで、係止ピン63に回転可能に連結されている。係止部66は、例えば金属製である。
フック部65は、係止ピン63の先端側が傾斜したテーパ形状を有し、半径中心方向へ弾性的に変形可能となっている。対となる2つのフック部65の間には、収容空間64内で係止ピン63の軸方向に延在し、係止部66が回転すると収容空間64の内壁と接して回転を抑制する回転抑制部68が形成される。
ロアケース61には、電池モジュール2を載置する面に、係止ピン63の先端の係止部66が係止される被係止部69が形成されている。被係止部69には、係止部66のフック部65が引っ掛かって係合するようにフック部65と対応する凹部70が形成される。
次に、本実施形態に係る組電池60の製造方法を説明する。
図22は拘束板が係止ピンによりロアケースと係止した際を示す組電池の部分拡大断面図である。
まず、ロアケース61に電池モジュール2を載置し、その上から拘束板62を被せる。このとき、拘束板62に固定された係止ピン63が電池モジュール2の貫通穴7を貫通し、図22に示すように、係止ピン63の先端の係止部66がロアケース61の被係止部69に達する。係止部66は、先端側がテーパ形状であり、かつ弾性的に中心側へ変形するために円滑に挿入され、被係止部69に係止される。これにより、半径中心方向へ後退していたフック部65が半径外側方向へ突出して凹部70に引っ掛かり、引き抜き方向へ後退不能となって、拘束板62がロアケース61に固定される。
このように、本実施形態によれば、拘束板62に係止ピン63が予め固定されているため、全ての係止ピン63を拘束板62とともに一括して取り付けることができ、また押し込むだけで係止部66を被係止部69に固定できる。したがって、作業工数を削減させて作業性を向上させるとともに、作業時間を短縮させることが可能となる。
また、係止ピン63が貫通穴3を貫通するため、電池モジュール2を良好に位置決めしつつ固定することができる。
また、係止部66に回転抑制部68が設けられているため、係止部66の回転を抑制し、係止ピンを挿入する際の係止部66の向きを良好に保持できる。
また、第2実施形態に係る組電池の変形例として、図23に示すように、係止部80に凹部81を設け、被係止部82にフック部83を設けてもよい。また、係止部を係止ピンの先端に一体的に形成してもよい。また、フック部を、フック部の弾性変形により半径方向へ進退可能とするのではなく、ばね等で進退可能としてもよい。また、係止部66の先端側をテーパ形状とするのではなく、被係止部69の係止ピン63が挿入される側をテーパ形状とすることもできる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、本実施形態では電池モジュール群3は2つの電池モジュール2で構成されるが、2つ以外でもよく、また、電池モジュール群3が5列以外でもよい。また、拘束板仮保持部30は、拘束板5の2側辺にのみ設けるのではなく、3側辺以上に設けてもよい。また、第1実施形態に係る組電池1において、係止部31にフック部を設けて被係止部32に凹部を設けるのではなく、係止部31に凹部を設け、被係止部32にフック部を設けてもよい。
本実施形態に係る組電池を示す斜視図である。 本実施形態に係る組電池を示す分解斜視図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 本実施形態に係る組電池の電池モジュールを示す斜視図である。 同電池モジュールの分解斜視図である。 扁平型電池を示す斜視図である。 本実施形態に係る組電池における拘束板の拘束板仮保持部を示す部分斜視図である。 同拘束板のサイドプレート仮保持部にサイドプレートが仮保持された際を示す部分斜視図である。 図8のIX−IX線に沿う部分断面図である。 拘束板の他の例を示す部分斜視図である。 拘束板の更に他の例を示す部分斜視図である。 拘束板にサイドプレートを仮保持した際を示す斜視図である。 拘束板をロアケース4に仮保持した際を示す斜視図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。 比較例の組電池におけるサイドプレートの仮保持構造を説明するための部分斜視図であり、(A)は仮保持前、(B)は仮保持後を示す。 第2実施形態に係る組電池を示す斜視図である。 第2実施形態に係る組電池を示す分解斜視図である。 図16のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。 第2実施形態に係る組電池の係止ピンを示す側面図である。 同係止ピンの先端の部分拡大断面図である。 図20のXXI−XXI線に沿う部分拡大断面図である。 拘束板が係止ピンによりロアケースと係止した際を示す組電池の部分拡大断面図である。 第2実施形態に係る組電池の変形例を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
1,60 組電池、
2 電池モジュール、
3 電池モジュール群、
4,61 ロアケース、
5,62 拘束板、
9 筐体、
10 扁平型電池(電池)、
18 出力端子、
20 サイドプレート、
21 バスバー、
22 プレート部材、
23 サイドプレート締結ボルト、
30,30’,30” 拘束板仮保持部、
31,66,80 係止部、
32,69,82 被係止部、
40,40’,40” サイドプレート仮保持部、
63 係止ピン、
64 収容空間、
65,83 フック部、
68 回転抑制部、
70,81 凹部、
d 板厚、
L 保持長さ、
W 幅、
X 間隙。

Claims (16)

  1. 電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置されるとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持された組電池であって、
    前記拘束板は、外周部からロアケースに対して延びるとともに、先端に係止部が形成された拘束板仮保持部を有し、
    前記ロアケースは、前記拘束板仮保持部の係止部が係止する被係止部を有することを特徴とする組電池。
  2. 前記電池モジュールには前記積層方向に対して直交する方向に導出された正極および負極の出力端子が備られ、
    前記組電池は、異なる電池モジュール同士を電気的に接続するために異なる電池モジュールの出力端子同士を連結するバスバーが複数固定されたサイドプレートを有し、
    前記拘束板仮保持部に、前記サイドプレートの電池モジュール積層方向両端を保持するサイドプレート仮保持部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  3. 前記サイドプレート仮保持部は、前記サイドプレートを位置調整可能に保持することを特徴とする請求項1または2に記載の組電池。
  4. 前記係止部および被係止部の一方には凹部が形成され、他方には当該凹部に係合するフックが形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の組電池。
  5. 電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置されるとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持された組電池であって、
    前記拘束板には、前記ロアケースに対して延在するとともに、先端に係止部が設けられた係止ピンが固定され、
    前記ロアケースは、前記拘束板仮保持部の係止部が係止する被係止部を有することを特徴とする組電池。
  6. 前記係止ピンは、前記電池モジュールに形成される貫通穴を貫通することを特徴とする請求項5に記載の組電池。
  7. 前記係止部および被係止部の一方には凹部が形成され、他方には当該凹部に係合するフックが形成されることを特徴とする請求項5または6に記載の組電池。
  8. 前記係止部は、前記係止ピンを半径方向に貫通する収容空間に収容され、当該係止部のフックは、前記係止ピンの両半径方向へ対となって突出して形成されることを特徴とする請求項7に記載の組電池。
  9. 前記係止部は、前記収容空間内で前記係止ピンと回転可能に連結されており、前記係止部の対のフックの間には、前記係止ピンの軸方向に延在し、係止部が回転すると前記収容空間の内壁と接して回転を抑制する回転抑制部が形成されることを特徴とする請求項8に記載の組電池。
  10. 電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置するとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持する組電池の製造方法であって、
    前記拘束板の外周部からロアケースに対して延びるとともに先端に係止部が形成された拘束板仮保持部を、前記ロアケースに形成した被係止部に係止することにより、前記拘束板とロアケースの間に電池モジュールを仮保持した後に、前記拘束板とロアケースを固定することを特徴とする組電池の製造方法。
  11. 前記ロアケースに載置される複数の電池モジュールを電気的に接続するために異なる電池モジュールの出力端子同士を連結するバスバーが複数固定されたサイドプレートを、前記拘束板仮保持部に形成されて前記サイドプレートの電池モジュール積層方向両端を保持するサイドプレート仮保持部により仮保持した後に、前記サイドプレートのバスバーと電池モジュールの出力端子を接続することを特徴とする請求項10に記載の組電池の製造方法。
  12. 前記サイドプレート仮保持部により、前記サイドプレートを位置調整可能に保持することを特徴とする請求項10または11に記載の組電池の製造方法。
  13. 前記係止部および被係止部の一方に形成される凹部に、他方に形成されるフックを引っ掛けることで係止することを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の組電池の製造方法。
  14. 電気的に接続された複数の電池が筐体に収納されてなる電池モジュールを複数積層してロアケースに載置するとともに、当該積層された電池モジュールを積層方向からロアケースおよび拘束板により挟んで保持する組電池の製造方法であって、
    前記拘束板に固定されてロアケースに対して延びるとともに、先端に係止部が形成された係止ピンを、前記ロアケースに形成した被係止部に係止することにより、前記拘束板とロアケースを固定することを特徴とする組電池の製造方法。
  15. 前記係止ピンを、前記電池モジュールに形成される貫通穴に貫通させることを特徴とする請求項14に記載の組電池の製造方法。
  16. 前記係止部および被係止部の一方に形成される凹部に、他方に形成されるフックを引っ掛けることで係止することを特徴とする請求項14または15に記載の組電池の製造方法。
JP2007315826A 2006-12-08 2007-12-06 組電池および組電池の製造方法 Expired - Fee Related JP5292789B2 (ja)

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