JP2008165236A - 走査型光ファイバを備えた内視鏡および光ファイバシステム - Google Patents

走査型光ファイバを備えた内視鏡および光ファイバシステム Download PDF

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Abstract

【課題】精度よく光を伝達し、簡易な構成によって被写体情報を得る。
【解決手段】スコープ先端部にアクチュエータを設け、光ファイバ先端部12Pを螺旋状に振動させる。さらに、光ファイバ12には、アクチュエータ16の後方に光屈折部12Tを設け、クラッド12Bに傾斜面12X、12Yを形成する。そして、光屈折部12Tの後方に複数のフォトセンサ14を光ファイバ12の周囲に設け、相対的にクラッド12Bより高い屈折率をもつ樹脂19をフォトセンサ14とアクチュエータ16の間に充填させる。クラッド12Bを進行する反射光は傾斜面12Xから射出し、フォトセンサ14に入射する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ファイバを使用する内視鏡に関し、特に、被写体情報を得るための観察装置に使用される光ファイバシステムに関する。
信号を遠隔地へ伝達する光ファイバシステムとして、1つのコアと、そのコアを囲むクラッドから成るシングルモード型光ファイバが知られている。このシングルモード型光ファイバは、観察対象の画像情報を得る場合にも利用可能であり、この場合、光ファイバのコアは照明光を伝達する一方、クラッドは被写体からの反射光を伝達する。
光ファイバを利用した観察装置としては、内視鏡、プローブなどが知られ、信号を長距離伝送する場合には、2つの光ファイバの間にビームスプリッタを介在させた光ファイバ機構が使用される。ビームスプリッタは、一方の光ファイバ内のコアを通ってきた光を他方の光ファイバのコアへそのまま入射させる一方、クラッドを通ってきた反射光を偏向させ、フォトセンサへ導く。また、共焦点顕微鏡にもシングルモード型光ファイバが利用されている(特許文献1参照)。
そのような観察装置の1つとして、走査型光ファイバを備えた内視鏡装置がある(例えば、非特許文献1、特許文献2、3参照)。そこでは、シングルモード型の光ファイバが内視鏡(スコープ)内部に設けられ、その先端部分は、圧電アクチュエータによって保持される。アクチュエータは、振動振幅を変調および増幅させながら、ファイバ先端部を螺旋状に振動させる(共振させる)。その結果、光ファイバのコアを通ってくる照明光は、観察部位へ向けて螺旋状に放射される。
観察部位で反射した光は、光ファイバのクラッドに入射し、スコープが接続されるプロセッサへ送信される。プロセッサにはフォトセンサが設けられており、フォトセンサによって検出される一連の信号から映像信号が生成され、これにより、フルカラー画像がモニタに表示される。
バーハウムその他、「極薄走査型ファイバ内視鏡の光学モデルおよび共焦点検出と非共焦点検出に関する予備的研究」、オプティックスエクスプレス、2005年9月19日、第13巻、第19号 Erek S. Barhoum et al. "Optical modeling of an ultrathin scanning fiber endoscope, a preliminary study of confocal versus non-confocal detection"Vol. 13, No. 19, OPTICS EXPRESS, September 19, 2005 米国特許第5,926,592号明細書 米国特許第6,856,712号明細書 国際公開第06/096155号公報
照明光がスコープ先端部に向けてコアを進行する間、照明光の一部は、反射光を進行させるクラッドに進入してしまう。照明光が反射光に混入されることで、プロセッサでは、反射光の強度を正確に検出することができない。
また、ビームスプリッタを使用する光ファイバシステムの場合、温度変化、光ファイバ先端部の振動により、ビームスプリッタにミスアライメントが生じる。このミスアライメントによって、ビームスプリッタを通過する光の一部が誤ってクラッドに進入し、スコープ先端部へ向けてクラッドを進行する。クラッドを進行した光が観察部位を照射するため、コアとクラッド両方から射出する光が観察部位に照射され、ビームスポットが本来のサイズより拡大してしまう。このことは、反射光の輝度レベル検出にとって障害となり、観察画像を適切に再現できない。
本発明の内視鏡は、照明光を伝達するコアと、コアを覆い、被写体からの反射光を伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサとを備える。
走査型光ファイバを構成する場合、被写体に対して照明光を走査させるように、光ファイバ先端部を振動させるアクチュエータを設けるのがよい。例えば、アクチュエータは、管状の圧電素子型アクチュエータによって構成される。光ファイバは、例えばシングルモード型光ファイバであり、シングルクラッド型もしくは2重クラッド型光ファイバが用いられる。反射光検出のため、複数のフォトセンサを、光ファイバの周囲に配置すればよい。
本発明では、クラッドの光ファイバ先端部において、先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面が設けられる。そして、フォトセンサが、屈折傾斜面から出てくる反射光を検出する。反射光は、スコープ先端部で検出されるため、反射光を減衰なしに集光することができ、正確に反射光の輝度レベル、すなわち画素信号レベルが検出される。例えば。屈折傾斜面は、クラッド又はクラッドの一部をエッチングすることによって形成される。
スコープ先端部にアクチュエータが設けられる場合、屈折傾斜面は、アクチュエータよりも光ファイバ先端部から離れた部分、すなわちアクチュエータの後方(プロセッサ側)に形成するのがよい。アクチュエータの振動の影響を受けることなく、反射光を検出できる。あるいは、傾斜面を、光ファイバの接続側端部付近(プロセッサ接続部分)に形成してもよい。
反射光を傾斜面から確実に射出させるため、屈折傾斜面を樹脂によって囲むのが望ましい。この場合、樹脂は、例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)によって生成され、透明であって、クラッドの屈折率より大きな屈折率を有する。特に、樹脂の屈折率を、屈折傾斜面から出てくる反射光がフォトセンサへ向かうように、定めるのがよい。
フォトセンサの配置については、例えば、フォトセンサは、フォトセンサの受光面が光ファイバの軸に沿った方向を向くように配置される。この場合、フォトセンサにできるだけ反射光を入射させるため、フォトセンサの受光面の前に配置され、反射光を受光面の向く方向へ屈折させる光学部材を設けるのがよい。
傾斜面とフォトセンサの配置角度については、屈折傾斜面を向くように、フォトセンサを光ファイバの軸に対し所定角度傾いて配置すればよい。あるいは、フォトセンサ配置角度が定められる場合、光ファイバの軸に対する屈折傾斜面の角度が、屈折傾斜面から出る反射光がフォトセンサへ向けて進行するように定められる。
反射光を同じ方向に射出するため、屈折傾斜面が、光ファイバの軸に関して対称的であるのが望ましい。例えば、屈折傾斜面が円錐面によって構成される。
ミスアライメントなどに起因して照明光がクラッドを進行するのを防ぐため、クラッドに、傾斜面と相対する減衰傾斜面を設けるのが望ましい。減衰傾斜面を覆うシールド部材をさらに設けるのがよい。
本発明の内視鏡先端部は、照明光を伝達するコアと、コアを覆い、反射光を伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバの先端部を振動させ、被写体に対して照明光を走査させるアクチュエータと、反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサとを備え、クラッドが、光ファイバ先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面を有し、フォトセンサが、屈折傾斜面から出てくる反射光を検出することを特徴とする。
本発明の光ファイバシステムは、被写体情報を獲得する装置に使用される光ファイバシステムであって、照明光を放射する光源と、照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサを有する光検出器とを備え、クラッドが、光検出器において、光ファイバ先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面を有し、フォトセンサが、屈折傾斜面から出てくる反射光を検出することを特徴とする。
本発明の光検出器は、照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、光ファイバを囲むハウジングと、反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサとを備え、クラッドが、ハウジング内において、光ファイバ先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面を有し、フォトセンサが、屈折傾斜面から出てくる反射光を検出することを特徴とする。
本発明の光ファイバシステムは、被写体情報を獲得するための装置に使用される光ファイバシステムであって、照明光を放射する光源と、照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、光源から放射されてクラッドを進行する光を減衰させる減衰器とを備え、クラッドが、光減衰器において、光ファイバ先端部に向けてテーパー状になった減衰傾斜面を有し、クラッドを進行する光が減衰傾斜面から出ていくことを特徴とする。
本発明の光減衰器は、照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、光ファイバを囲むハウジングとを備え、クラッドが、ハウジングにおいて、光ファイバ先端部に向けてテーパー状になった減衰傾斜面を有し、クラッドを進行する光が減衰傾斜面から出ていくことを特徴とする。
本発明によれば、精度よく光を伝達し、簡易な構成によって被写体情報を得ることができる。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態である内視鏡システムのブロック図である。
内視鏡システムは、スコープ(内視鏡)10、プロセッサ40、モニタ50を備える。スコープ10はプロセッサ40に対して着脱自在に接続され、挿入部10Aが体内に挿入される。モニタ50は、プロセッサ40に接続されている。
プロセッサ40に設けられたレーザユニット42は、レーザビームを照明光として放射し、照明光は、光ファイバ12の入射端12Iに入射する。光ファイバ12は、シングルモード型光ファイバであって、スコープ10全体に渡って延びている。光ファイバ12を通った光は、スコープ先端部から射出し、これによって観察部位が照射される。
観察部位において反射した光は、スコープ10の先端部10Bに入り、光ファイバ12のクラッドに入射する。そして、後述するように、反射光は光ファイバ12の光屈折部12Tから出ていく。光屈折部12T付近に設けられた複数のフォトセンサ14は、例えばフォトダイオードなどによって構成され、光屈折部12Tから射出する光を検出する。フォトセンサ14では、光電変換により生成される信号(画像信号)が順次読み出される。
読み出された一連の画像信号は、信号ケーブルCB1を介してプロセッサ40内の画像信号処理回路44へ送られる。画像信号処理回路44では、増幅処理、色調整、画素位置補正処理など、画像信号に対して様々な処理が施され、映像信号が生成される。生成された映像信号はモニタ50へ出力され、これによってカラー観察画像がモニタ50に表示される。
コントローラ46は、プロセッサ40の動作を制御し、また、スコープ先端部10Bに設けられた圧電素子型アクチュエータ16を制御する。タイミングコントローラ(図示せず)は、画像信号の読み出しとアクチュエータ16の駆動を同期させるように、フォトセンサドライバ(図示せず)に対しクロックパルス信号を出力する。
図2は、スコープ先端部の内部構成を示した図である。
図2に示すように、スコープ先端部10Bでは、外部管13Aがスコープ10の挿入部10Aに取り付けられ、さらに、外部管13Aには内部管13Bが同軸的に嵌挿されている。内部管13Bは、光ファイバ12の先端部12Pを覆う。スコープ先端面付近に配置される光学系17は、内部管13Bに固定されたリング状保持部13Cによって保持される。一方、チューブ状の圧電素子型アクチュエータ16は、内部管13Bに固定されたリング状保持部材15によって同軸的に固定されている。
光ファイバ先端部12Pは、内部管13B(スコープ先端部10B)の軸Lに沿って延び、アクチュエータ16から光学系17に向けて延出する。対物レンズを含む光学系17は、光ファイバ先端部12Pから出てくる光を屈折させ、これによって観察部位が照射される。光学系17の光軸Eは、スコープ先端部10Bの軸Lと一致し、光ファイバ先端部12Pの軸はスコープ先端部10Bの軸と一致する。
軸Lに沿ってアクチュエータ16から突出する光ファイバ先端部12Pは、片持ち梁状に保持される。さらに、光ファイバ先端部12Pを確実に保持するため、接着剤がアクチュエータ16の端部に塗布されている。アクチュエータ16は、ここではピエゾ素子を使った圧電素子型アクチュエータが使用され、例えばPZT圧電セラミックスによって構成されている。
圧電アクチュエータ16は、逆ピエゾ効果によって変形し、光ファイバ先端部12Pを2次元的に駆動する。すなわち、互いに直交する2軸の座標系に基づいてファイバ先端部12Pを振動させる。このとき、ファイバ先端部12Pの先端面付近が螺旋パターンを描くように、振幅を変調、および増幅させる。その結果、光ファイバ先端部12Pから射出した照明光は、螺旋パターンとなって観察部位を照射する。ここでは、光ファイバ先端部12Pは一次共振モードによって振動する。アクチュエータ16は、図1に示すケーブルCBと接続するケーブルCB4に接続される。
光学系17は、光ファイバ端部12Pから射出した照明光が光学系17の中心点を通って観察部位へ進むように、照明光を屈折させる。そして、光ファイバ先端部12Pが所定のフレーム間隔で繰り返し螺旋状に駆動されるのに従い、観察部位には螺旋状のスポットが繰り返し当たる。観察部位において反射した光は、ファイバ先端部12Pのクラッドに入射し、プロセッサ側へ進行する。
アクチュエータ16の後方では、光屈折部12Tが光ファイバ12の一部に形成され、さらにその後方には、複数のフォトセンサ14が光ファイバ12の周囲に所定間隔で配置されている。ただし、アクチュエータ16から光ファイバ先端部12Pへ向けた方向を前方、その逆を後方とする。フォトセンサ14はスリーブ14Aの周囲に取り付けられ、スリーブ14Aの内部を光ファイバ12が通っている。フォトセンサ14には、ケーブルCB3が接続され、ケーブルCB3は、図1の信号ケーブルCB1と接続する。
後述するように、光ファイバ先端部12Pを進行する反射光は、光屈折部12Tにおいて光ファイバ12から射出し、フォトセンサ14に入射する。フォトセンサ14では、順次入射する照明光から生じる一連の信号(画素信号)が読み出され、図1に示す画像信号処理回路44へ送られる。各フォトダイオード14には、それぞれR,G,Bいずれかのカラーフィルタが配置されていて、R(赤色),G(緑色),B(青色)の比が概して等しくなるように割り当てられている。
画像信号処理回路44では、光ファイバ先端部12Pの螺旋パターン運動に従って検出される画素信号に応じた(画面上での)画素位置が定められ、各画素の色は、複数のフォトセンサ14から送られてくる信号の色成分に基づいて検出される。例えば、Rのカラーフィルタをもつフォトセンサから送られてくる画像信号がG,Bのカラーフィルタをもつフォトセンサから送られてくる画像信号より多い場合、その画素の色は赤味を帯びた色に定められる。
図3は、光ファイバ12の光屈折部12Tを示した図である。
シングルクラッド型光ファイバ12では、ドープコア12Aが光ファイバ12の軸に沿って延び、コア12Aを囲むようにクラッド12Bが形成されている。クラッド12Bは、例えばガラスなどの素材によって構成される。
アクチュエータ16の後方にある光屈折部12Tは、クラッド12Bの外面に傾斜面12Xを形成することによって構成されている。傾斜面12Xは、光ファイバ先端部12Pの反対方向(後方)に向けてテーパー状に形成され、光ファイバ12の軸Lに対し対称的である。傾斜面12Xは円錐面であり、傾斜角θは一定である。
また、光屈折部12Tには円錐面となる傾斜面12Yが形成され、光ファイバ先端部12P(前方)に向けてテーパー状に形成されている。傾斜面12Xと傾斜面12Yは、薄厚部分12Zを間にして互いに向き合う。薄厚部分12Zの径“d’”は、光ファイバ12のそれ以外の部分の径dよりも小さい。光屈折部12Tは、例えば、径を減少させるようにクラッド12Bをエッチングすることによって形成される。
スリーブ状の樹脂19は、光屈折部12Tを囲むようにフォトセンサ14とアクチュエータ16との間に配置され、各フォトセンサ14の受光面14Bとアクチュエータ16の端面16Sとの間で密着して装填されている。樹脂19は、ここではPMMA(ポリメチルメタクリレート)から成り、透明である。
樹脂19は、クラッド12Bよりも大きな屈折率を有する。その結果、クラッド12Bを通ってきた反射光RBは、クラッド12Bと樹脂19との境界面に当たる傾斜面12Xで屈折して傾斜面12Xから射出し、フォトセンサ14に向かって進行する。その結果、フォトセンサ14に入射した光から一連の画素信号が発生し、所定間隔で読み出される。光ファイバ12の軸Lに対する傾斜面12Xの傾斜角θは、樹脂19、およびクラッド12Bの屈折率、さらにフォトセンサ14の配置場所に従って定められる。
一方、図1のレーザユニット42からの照明光の一部は、誤ってクラッド12Bに進入し、スコープ先端部に向けて進行していく。これには様々な要因が考えられ、光ファイバ12の入射面12Iとレーザユニット42との間のミスアライメントが1つの原因である。しかしながら、クラッド12Bに入って進行する光IB’は、図3に示すように、傾斜面12Yによって屈折し、傾斜面12Yから光ファイバ12の外部へ出ていく。これによって、コア12Aを進行した光のみによって観察部位が照射され、必要ない光が観察部位に照射されることを防ぐ。
このように第1の実施形態によれば、光屈折部12Tが光ファイバ12のアクチュエータ16より後方に設けられ、クラッド12Bには傾斜面12X、12Yが形成される。そして、相対的にクラッド12Bより高い屈折率をもつ樹脂19によって光屈折部12Tが覆われる。
プロセッサ側まで反射光を伝送せずにスコープ先端部において画素信号を検出するため、反射光を減衰なしに集光することができ、正確に反射光のレベル、すなわち画素信号レベルを検出することができる。また、アクチュエータ16の後方に光屈折部12Tが形成されるため、光ファイバ端部12の振動に影響されることなく、反射光をもれなく検出できる。
次に、図4を用いて第2の実施形態である内視鏡システムについて説明する。第2の実施形態では、2重クラッド型光ファイバが使用されている点で第1の実施形態と異なる。それ以外の構成については、実質的に第1の実施形態と同じである。
図4は、第2の実施形態における光ファイバの光屈折部を示した図である。図4に示すように、シングルモード型光ファイバ12’は、コア12A’と、内部クラッド12’B1、外部クラッド12’B2から成る2重クラッドを備え、軸Lに沿って延びている。光屈折部12’Tでは、外部クラッド12’B2、内部クラッド12B’1両方から成る傾斜面12’Xが形成される。さらに、傾斜面12’Yが形成され、薄厚部12’Zを挟んで傾斜面12’X、12’Yとが相対する。光屈折部12’Tは、内部クラッド12’B1と外部クラッド12’B2をエッチングすることによって形成される。
次に、図5を用いて、第3の実施形態である内視鏡システムについて説明する。第3の実施形態では、スコープの近接端側、すなわちプロセッサとの接続部付近に光屈折部が設けられる。それ以外の構成については、第1、第2の実施形態と同じである。
図5は、第3の実施形態における内視鏡システムのブロック図である。スコープ10’では、シングルモード型、および2重クラッド型の光ファイバ12’がスコープ10’内に設けられ、光屈折部12’Tは、スコープ10’の近接端に形成されている。フォトセンサ14’は、光屈折部12’Tの周囲に配置される。また、第1の実施形態と同様、樹脂(図示せず)が光屈折部12’Tの周囲に配置される。2重クラッド型光ファイバ12’は、光の減衰を防止し、スコープ10’の近接端まで反射光を漏れなく伝達する。これによって、反射光がフォトセンサ14’においてそのまま検出され、適切な画像信号が生成される。
次に、図6を用いて、第4の実施形態である被写体観察用光ファイバシステムについて説明する。
図6は、第4の実施形態である光ファイバシステムのブロック図である。光ファイバシステム60は、レーザユニット62、光検出器64、ファイバスキャナ66を備え、それらの間をシングルモード型、2重クラッド型である光ファイバ68が通っている。
レーザユニット62から放射される光は光ファイバ68を通り、ファイバスキャナ66へ伝達される。ファイバスキャナ66では、第1の実施形態と同様に、光ファイバ68の先端部が螺旋状に駆動され、観察部位に光が照射される。反射光は、光ファイバ68を通って光検出器64に到達し、光検出器64において反射光が画像信号に変換される。画像信号はプロセッサ67へ伝送され、プロセッサ67において映像信号が生成される。
図7は、第4の実施形態における光検出器64の内部構成を示した図である。光ファイバ68は、コア68Aと、内部クラッド68B1および外部クラッド68B2から成る2重クラッドを備える。さらに、光ファイバは光屈折部68Tを備え、薄厚部68Zを間に挟んで傾斜面68Xおよび傾斜面68Yが形成されている。
フォトセンサ74は、光屈折部68Tの周囲に配置され、各フォトダイオードの受光面74Bが傾斜面68Xを向くように、支持部材74Aによって支持されている。PMMAなどの樹脂69は、ハウジング64Aと支持部材74Aによって形成される内部空間に充填される。また、光を遮断するシールド部材65が、傾斜面68Yを覆う。
第4の実施形態によれば、光検出器64の傾斜面68Yから反射光が光ファイバ68の外部へ射出し、フォトセンサ74が反射光を検出する。これにより、反射光を確実に検出できる。
次に、図8を用いて、第5の実施形態である光ファイバシステムについて説明する。第5の実施形態では、フォトセンサ前面にレンズが設けられている。それ以外の構成については、第4の実施形態と実質的に同じである。
図8は、第5の実施形態における光検出器80の内部構成を示した図である。光検出部80は、ハウジング80Aを有し、複数のフォトセンサ84が光屈折部68Tの周囲に配置されている。フォトセンサ84は、その受光面84Bが光ファイバ68の長手方向を向くように支持部材84Aによって支持されている。各フォトセンサの前面にはガラスレンズ85が設けられ、各レンズは、傾斜面68Xから出てくる光を受光面84Bの方向へ屈折させる。
このように第5の実施形態によれば、フォトセンサを傾斜させることなく反射光を検出することができる。
次に、図9を用いて、第6の実施形態である光減衰器を備えた光ファイバシステムについて説明する。
図9は、第6の実施形態である光ファイバシステムのブロック図である。光ファイバシステム90は、レーザユニット92、光減衰器94、ファイバスキャナ96を備え、それらの間をシングルモード型、2重クラッド型の光ファイバ98が通っている。被写体からの反射光は、ファイバスキャナ96に設けられたフォトセンサ(図示せず)によって画像信号に変換され、プロセッサ95へ画像信号が転送される。
図10は、第6の実施形態における光減衰器94の内部構成を示した図である。
光減衰器94では、樹脂99がハウジング94Aに充填されている。光ファイバ98は、コア98Aと、内部クラッド98B1および外部クラッド98B2から成る2重クラッドを備える。光ファイバ98は、光屈折部98Tを有し、そこでは、傾斜面68X、68Y、および薄厚部98Zが形成されている。また、傾斜面98Xは、シールド部材95に覆われていて、シールド部材95は傾斜面98Xを通して光ファイバ98に進入しようとする光を遮断する。
内部クラッド98B1を進行する光は、傾斜面98Yによって屈折し、傾斜面98Yから出ていく。その結果、誤って内部クラッド98B1に進入した照明光は光ファイバ98から外部へ放出され、観察エリアまで到達しない。
このように第6の実施形態によれば、コアを通った照明光だけを観察部位まで送ることができる。
樹脂に関しては、相対的に屈折率の高いPMMA以外の素材を用いることもできる。あるいは、照明光、反射光を樹脂なしで屈折させ、ファイバ外部へ射出させるようにしてもよい。この場合、スネルの法則に従い、光の入射角が臨界角度を超えないように傾斜面の角度を定めればよい。また、ガラスレンズ以外の光学部材をフォトセンサの受光面前に設置してもよい。
第1の実施形態である内視鏡システムのブロック図である。 スコープ先端部の内部構成を示した図である。 光ファイバの光屈折部を示した図である。 第2の実施形態における光ファイバの光屈折部を示した図である。 第3の実施形態における内視鏡システムのブロック図である。 第4の実施形態である光ファイバシステムのブロック図である。 第4の実施形態における光検出器の内部構成を示した図である。 第5の実施形態における光検出器の内部構成を示した図である。 第6の実施形態である光ファイバシステムのブロック図である。 第6の実施形態における光減衰器の内部構成を示した図である。
符号の説明
10 スコープ(内視鏡)
12 光ファイバ
12A コア
12B クラッド
12P 光ファイバ先端部
12T 光屈折部
12X 傾斜面(屈折傾斜面)
12Y 傾斜面(減衰傾斜面)
14 フォトセンサ
16 アクチュエータ
19 樹脂
40 プロセッサ

Claims (27)

  1. 照明光を伝達するコアと、前記コアを覆い、被写体からの反射光を伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、
    反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサとを備え、
    前記クラッドが、光ファイバ先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面を有し、
    前記フォトセンサが、前記屈折傾斜面から出てくる反射光を検出することを特徴とする内視鏡。
  2. 被写体に対して照明光を走査させるように、前記光ファイバ先端部を振動させるアクチュエータをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記屈折傾斜面が、前記アクチュエータよりも前記光ファイバ先端部から離れた部分に形成されることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記アクチュエータが、管状の圧電素子型アクチュエータを有することを特徴とする請求項2または3に記載の内視鏡。
  5. 前記屈折傾斜面を囲む樹脂をさらに有し、
    前記樹脂が、前記クラッドの屈折率より大きな屈折率を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の内視鏡。
  6. 前記樹脂が、ポリメチルメタクリレート(PMMA)を有することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記樹脂が透明であることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  8. 前記樹脂の屈折率が、前記屈折傾斜面から出てくる反射光が前記フォトセンサへ向かうように、定められていることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の内視鏡。
  9. 前記光ファイバが、シングルモード型光ファイバであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の内視鏡。
  10. 前記光ファイバが、シングルクラッド型光ファイバであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の内視鏡。
  11. 前記光ファイバが、2重クラッド型光ファイバであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の内視鏡。
  12. 前記屈折傾斜面が、前記光ファイバの接続側端部付近に形成されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  13. 前記フォトセンサが、前記フォトセンサの受光面が前記光ファイバの軸に沿った方向を向くように配置されることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の内視鏡。
  14. 前記フォトセンサの受光面の前に配置され、反射光を前記受光面の向く方向へ屈折させる光学部材を有することを特徴とする請求項13に記載の内視鏡。
  15. 前記フォトセンサが、前記屈折傾斜面を向くように、前記光ファイバの軸に対し所定角度傾いて配置されることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の内視鏡。
  16. 複数のフォトセンサが、前記光ファイバの周囲に配置されることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の内視鏡。
  17. 前記光ファイバの軸に対する前記屈折傾斜面の角度が、前記屈折傾斜面から出る反射光が前記フォトセンサへ向けて進行するように定められることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の内視鏡。
  18. 前記屈折傾斜面が、前記光ファイバの軸に関して対称的であることを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の内視鏡。
  19. 前記クラッドが、前記傾斜面と相対する減衰傾斜面を有することを特徴とする請求項1から18のいずれかに記載の内視鏡。
  20. 前記減衰傾斜面を覆うシールド部材をさらに有することを特徴とする請求項19に記載の内視鏡。
  21. 前記屈折傾斜面が、円錐面を有することを特徴とする請求項18に記載の内視鏡。
  22. 前記屈折傾斜面が、前記クラッド又はクラッドの一部をエッチングすることによって形成されることを特徴とする請求項1から21のいずれかに記載の内視鏡。
  23. 照明光を伝達するコアと、前記コアを覆い、反射光を伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバの先端部を振動させ、被写体に対して照明光を走査させるアクチュエータと、
    反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサとを備え、
    前記クラッドが、光ファイバ先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面を有し、
    前記フォトセンサが、前記屈折傾斜面から出てくる反射光を検出することを特徴とする内視鏡先端部。
  24. 被写体情報を獲得する装置に使用される光ファイバシステムであって、
    照明光を放射する光源と、
    照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、前記コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、
    反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサを有する光検出器とを備え、
    前記クラッドが、前記光検出器において、光ファイバ先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面を有し、
    前記フォトセンサが、前記屈折傾斜面から出てくる反射光を検出することを特徴とする光ファイバシステム。
  25. 照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、前記コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、
    前記光ファイバを囲むハウジングと、
    反射光を検出する少なくとも1つのフォトセンサとを備え、
    前記クラッドが、前記ハウジング内において、光ファイバ先端部の反対方向に向けてテーパー状になった屈折傾斜面を有し、
    前記フォトセンサが、前記屈折傾斜面から出てくる反射光を検出することを特徴とする光検出器。
  26. 被写体情報を獲得するための装置に使用される光ファイバシステムであって、
    照明光を放射する光源と、
    照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、前記コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、
    前記光源から放射されて前記クラッドを進行する光を減衰させる減衰器とを備え、
    前記クラッドが、前記光減衰器において、光ファイバ先端部に向けてテーパー状になった減衰傾斜面を有し、
    前記クラッドを進行する光が前記減衰傾斜面から出ていくことを特徴とする光ファイバシステム。
  27. 照明光をその一方の端部へ向けて伝達するコアと、前記コアを覆い、被写体からの反射光を他方の端部へ向けて伝達する少なくとも1つのクラッドとを有する光ファイバと、
    前記光ファイバを囲むハウジングとを備え、
    前記クラッドが、前記ハウジングにおいて、光ファイバ先端部に向けてテーパー状になった減衰傾斜面を有し、
    前記クラッドを進行する光が前記減衰傾斜面から出ていくことを特徴とする光減衰器。
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