JP2008164666A - 映像信号処理装置、および該映像信号処理装置を備える映像表示装置 - Google Patents

映像信号処理装置、および該映像信号処理装置を備える映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】映像表示装置の内部動作による負荷を低減し、かつ表示部に表示されるデータの精緻性を向上させる。
【解決手段】外部から入力されたアナログ映像信号を処理し、画面を含む表示部108で表示可能な周波数のディジタル映像信号として出力する映像信号処理装置100であって、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段102と、ディジタル映像信号を表示部に表示するための表示用データに変換する信号処理手段106と、ディジタル映像信号のサンプリングレートを設定するサンプリングレート制御手段110とを備える。かかるサンプリングレート制御手段では、例えば、表示部に表示する際の表示用データの拡大率または縮小率に応じて、サンプリングレートの大きさが変更される。
【選択図】図1

Description

本発明は、VCR、DVD/HDDプレイヤー・レコーダ、パーソナルコンピュータ( Personal Computer;以下、PCと称する。)やワークステーションなどすべてのアナログ映像信号出力機器やTV内蔵チューナから供給されるアナログ映像信号パーソナルコンピュータ( Personal Computer;以下、PCと称する。)やワークステーション等が出力するアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換して表示する映像表示装置および該映像表示装置に備わる映像信号処理装置に関し、特に、液晶表示装置、プラズマディスプレイ、エレクトロクロミック素子、フィールドエミッションディスプレイ、ディジタルマイクロミラーデバイス等の表示画素が所定の周期で並ぶドットマトリクス型の画面を含む表示部を有する映像表示装置で表示する際に映像信号処理装置で実行される映像データのサンプリング制御に関する。
映像ソースからの映像信号を表示するために、液晶パネル、プラズマパネル等のドットマトリックス型表示パネルを用いた映像表示装置が知られている。かかるドットマトリックス型の映像表示装置は、供給されるデータが表示部となる画面に一群の画像点、すなわちドットで表示される画素であり、画面を構成する際に、この画素を大量に用いて表示することによって、画質を高め、ドットピッチが狭ければ画質の解像度も高めることができることが知られている。かかる映像表示装置において、表示部にオリジナルとなる映像ソースを再現するに際して、PCやワークステーション等の映像ソース側から供給されるアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するために、連続したアナログ映像信号を一定の周期間隔で数値化する作業となるサンプリングが実行される。
サンプリングを実行する際のアナログ映像信号のディジタル化は、時間軸に対して連続的に変化するアナログ波形情報をコード化(符号化)することから始まり、このコード化するタイミング、すなわちサンプリング周期が短いほど、オリジナルに近い忠実性のある映像を再現することができる。このサンプリング周期を周波数で表現したものがサンプリング周波数(サンプリングレートとも呼ばれる。)で、アナログ映像信号の時間軸に対する解像度に相当するものである。現在の映像表示装置では、オリジナルとなる映像ソースを忠実に再現する高画質な映像を表示するために、かかるサンプリングをする際に、高い周波数でサンプリングが行われている。
また、最近では、ネットワークインフラの高速化や記録メディアの大容量化によって、ユーザが、あるいはユーザの扱う映像機器が、一度に扱える映像データの絶対量は飛躍的に増大している。それに伴い、複数の映像データを使って実現される様々な機能や、それらに基づく高度アプリケーションも登場しつつある。そのような機能の1つに「ピクチャ・イン・ピクチャ」と呼ばれる1つの画面上に複数の画面を表示する機能がある。このようなピクチャ・イン・ピクチャ機能等の多画面表示機能を備える表示装置が普及している一方で、近年の高解像度化により1画面に相当するデータ量が増大し、データの保持に必要なメモリ量も増大する傾向にある。すなわち、オリジナルに忠実な映像を再生するには、サンプリングレートを高くすることを要するが、それに伴い映像データ量は大きくなる傾向があるため、サンプリングする映像データ量を効率よく削減し、メモリ使用量の増大を防ぐ工夫が必要となっていた。
このような保持する映像データ量の増加を防ぎ、メモリの使用量低減を図る映像表示装置として、子画面用映像信号をサンプリングするクロック周波数を子画面の表示サイズに合わせて可変し、表示サイズが小さい場合はクロック周波数を低くして、粗くデータを取り込むことによって、映像データを保持するメモリ量の低減を可能とするものが特許文献1に開示されている。
特開平11−338450号公報
上述したように、映像データ等を高い周波数でサンプリングした場合には、映像表示装置の表示部で表示される画質は向上する。しかしながら、表示部で再生される画質の向上に伴って、かかる画像データ等のデータ量も甚大となってしまう。このため、映像表示装置のメモリ使用量の増大のみならず、映像表示装置におけるCPU( Central Processing Unit )の演算処理等の内部動作による処理の負荷等が大きくなってしまうことが問題となっていた。また、多画面表示機能を備えた映像表示装置で多画面処理を実行する際に、全ての表示画面を高い周波数でサンプリングを行った場合には、映像表示装置内で実行される内部処理の負荷が大きくなってしまうことも課題となっていた。さらに、最近の映像表示装置には、多画面表示や画面縮小表示以外にもオリジナルとなる映像ソースの一部を拡大する拡大画面表示機能を有するものがあり、かかる拡大画面表示の際に表示部で表示される映像データの精緻性が欠落してしまうことも問題となっていた。
そこで、本発明は、従来の映像表示装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、映像表示装置の内部動作による負荷の低減および表示部に表示される映像データの精緻性の向上することの可能な、新規かつ改良された映像信号処理装置および映像表示装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある実施の態様によれば、外部から入力されたアナログ映像信号を処理し、画面を含む表示部で表示可能な周波数のディジタル映像信号として出力する映像信号処理装置であって、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段と、ディジタル映像信号を表示部に表示するための表示用データに変換する信号処理手段と、ディジタル映像信号のサンプリングレートを設定するサンプリングレート制御手段と、を備え、サンプリングレート制御手段によってサンプリングレートの大きさを変更可能とすることを特徴とする映像信号処理装置が提供される。
このような構成とすることにより、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部で表示する表示情報等の各種条件に応じて、サンプリングレート制御部でサンプリングレートを任意の大きさに設定するので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化を実現する。
このとき、上記実施の態様において、サンプリングレート制御手段では、表示部に表示する際の表示用データの拡大率または縮小率に応じてサンプリングレートの大きさを変更するように制御することとしてもよい。
このような構成とすることにより、表示部への表示の際、入力信号の一部拡大や表示部への縮小表示等、画像表示データを拡大縮小する場合に、それを考慮してサンプリングレートが設定されるので、画面を縮小する場合にはサンプリングレートを低くして内部処理の低減を図れ、画面を拡大表示する場合にはサンプリングレートを高くして画面に表示される映像の高精細化を図れるようになる。
このとき、上記実施の態様において、表示部は複数の画面を同時に表示する多画面表示機能を有し、表示部が多画面表示をする際に、サンプリングレート制御手段は、表示部に表示される画面の大きさに応じてサンプリングレートの大きさを変更するように制御することとしてもよい。
このような構成とすることにより、表示装置の各画面の面積や長さに応じて画面上に表示する画像の面積や長さも変化し、かかる変化に応じて、サンプリングレートを制御することで映像装置の内部処理の低減が実行されるようになる。
このとき、上記実施の態様において、表示部が多画面表示をする際に、サンプリングレート制御手段は、表示部に表示される画面数に応じてサンプリングレートの大きさを変更するように制御することとしてもよい。
このような構成とすることにより、表示部に含まれる画面の数に応じて各画面の面積が変更されるので、かかる変更後の画面面積に応じて、より好適なサンプリングレートに変更可能となる。このため、映像表示装置を多画面表示とした場合に、各画面で全画面表示と同じサンプリングレートにする場合に比べ、各映像のサンプリングレートを低くすることで、内部動作の低減が図れるようになる。
このとき、上記実施の態様において、画面の大きさは、ドット数を単位として表されることとしてもよい。
このような構成とすることにより、画面で表示される映像の長さや面積はドット数で表されるので、映像表示装置が、例えば、VGAモニター等の低解像度の場合はサンプリングレートを低く、UXGAモニター等の高解像度の場合はサンプリングレートを高く設定することによって、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
このとき、上記実施の態様において、サンプリングレート制御手段では、表示部に表示する際の表示用データのドット数とアナログ映像信号のアクティブエリアとなる表示エリアのサンプリング数を同じにすることとしてもよい。
このような構成とすることにより、どの表示画面もドットバイドットで表示でき、オーバーサンプリングなどの無駄を省略可能とし、また、スケーリングによる画質劣化も防止できる。
このとき、上記実施の態様において、信号処理手段に、この信号処理手段への入力信号の周波数成分を解析する周波数成分解析手段を含み、表示部に表示される表示用データの周波数成分によってサンプリングレートの大きさを変更するように制御することとしてもよい。
このような構成とすることにより、例えば、画面に表示される表示用データの周波数成分の低い場合はサンプリングレートを低く設定することで内部処理を低減したり、また、画面内の周波数成分の低い場所はサンプリングレートを低くし、画面内の周波数成分の高い場所はサンプリングレートを高くする等して、表示用データの周波数成分に応じて適宜好適な映像表示が出来るようになる。
このとき、上記実施の態様において、周波数成分解析手段で入力信号の周波数成分を解析する際に、表示用データに含まれる輝度信号の周波数成分を使用することとしてもよい。
このような構成とすることにより、表示用データに含まれる輝度信号の周波数成分を用いることによって、サンプリングレートを設定するので、輝度に応じた好適な映像表示が出来るようになる。
このとき、上記実施の態様において、サンプリングレート制御手段では、表示部に表示される表示用データにクロマ信号が含まれるか否かによってサンプリングレートを設定することとしても、または表示部に表示される表示用データにバースト信号が含まれるか否かによってサンプリングレートを設定することとしてもよい。
このような構成とすることにより、表示用データにクロマ信号やバースト信号が含まれるか否かによって、サンプリングレートを設定するので、より好適な映像表示が出来るようになる。
このとき、上記実施の態様において、アナログ・ディジタル変換手段と前記信号処理手段との間には、前記サンプリングレート制御手段の制御によって前記アナログ・ディジタル変換手段から出力された前記ディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさの変更を実行するプログラマブルなレート変換手段が設けられていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、プログラマブルなレート変換手段を介してサンプリングレート制御手段によってサンプリングレートが変換されるので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
このとき、上記実施の態様において、アナログ・ディジタル変換手段には、サンプリングレート制御手段の制御によってディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさを変更する機能が含まれることとしてもよい。
このような構成とすることにより、アナログ・ディジタル変換手段でアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換する際に、サンプリングレート制御手段によって直接サンプリングレートを変更可能となるので、映像信号処理装置の装置自体を簡略化した上で、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
このとき、上記実施の態様において、アナログ・ディジタル変換手段の後続には、異なる大きさの固定比率でアナログ・ディジタル変換手段から出力されたディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさの変更を実行する複数のレート変換手段、およびサンプリングレート制御手段の制御によってこれら複数のレート変換手段からの出力信号の何れかを選択して後続の信号処理手段に送信するサンプリングレート切換手段を設けることとしてもよい。
このような構成とすることにより、大きさの異なる複数の固定比率レート変換手段を経たデータ信号をサンプリングレート切換手段で切り換えることによってサンプリングレートの好適値を選択するので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像データの高精細化が実現される。
このとき、上記実施の態様において、サンプリングレート制御手段では、ディジタル映像信号のうち表示用データに変換されるディジタル映像信号のサンプリングレートを所定の大きさ以上に変更し、表示用データに変換されないディジタル映像信号のサンプリングレートを所定の大きさ以下に変更することとしてもよい。
このような構成とすることにより、画面で表示される表示データに変換されるディジタル映像信号のサンプリングレートは高くし、表示しない部分はサンプリングレートを低くすることで内部処理の低減が実行される。例えば、表示エリアは高いサンプリングレートで、VBI期間など表示しないエリアは低いサンプリングレートとしたり、拡大表示する場合等は、拡大表示部は高いサンプリングレートで、拡大表示しない場所は低いサンプリングレートとすることによって、より好適な映像表示が出来るようになる。
上記課題を解決するために、本発明の別の実施の態様によれば、外部から入力されるアナログ映像信号を処理して、画面を含む表示部で表示可能な周波数のディジタル映像信号に変換してから表示部にディジタル映像信号を表示部に表示するための表示用データとして出力する映像表示装置であって、上記の何れかの態様の映像信号処理装置によって、アナログ映像信号が処理されてディジタル映像信号が出力されることを特徴とする映像表示装置が提供される。
このような構成とすることにより、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等を元にディジタルデータのサンプリングレートを変更、すなわち、表示部に表示する表示情報を元にサンプリングレートを任意の周波数に設定することにより、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理動作の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
以上説明したように本発明によれば、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の各種条件に応じて、ディジタル映像信号のサンプリングレートが映像信号処理装置によって変更される。すなわち、表示情報等を元にサンプリングレートを任意の周波数に設定することが出来るので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理動作の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明に係る映像信号処理装置は、外部から入力されたアナログ映像信号を処理して液晶パネル等のドットマトリックス型の画面を含む表示部で表示可能な周波数のディジタル映像信号として出力し、液晶パネル等からなるドットマトリックス型の表示部を備える映像表示装置に組み込まれるものである。かかる映像表示装置としては、例えば、テレビジョン受像機、各種レコーダ、各種チューナ機器、PC、携帯電話、PDA、カーナビゲーション等が挙げられる。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の映像表示装置に備わる映像信号処理装置の第1の実施の形態の構成について図面を使用しながら説明する。図1は、本実施の形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。
本実施の形態の映像信号処理装置100は、図1に示すように、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するAD変換部102、表示用データ等の各種情報からサンプリングレートを検討するサンプリングレート制御部110、サンプリングレートを任意の大きさのサンプリングレートに変換するレート変換部104、および入力された信号を映像表示装置に備わる表示部108に表示するための表示用データに変換する信号処理部106を備える。
VCR、DVD/HDDプレイヤー・レコーダ、PCやワークステーションなど全てのアナログ映像信号出力機器やTV内蔵チューナから供給されるアナログ映像信号は、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段となるAD変換部102に入力される。AD変換部102は、アナログ映像信号をディジタル映像信号へ変換してから、かかるディジタル映像信号は、サンプリングレートの大きさを変更するレート変換部104へ出力される。
本実施の形態では、レート変換部104は、サンプリングレート制御部110からの制御信号によってプログラマブルに動作するレート変換システムである。すなわち、レート変換部104は、AD変換部102から出力するディジタル映像信号のサンプリングレートを設定するマイコン等のサンプリングレート制御手段となるサンプリングレート制御部110によって、表示部108の表示状況等の各種情報に合わせて検討して得られたサンプリングレートの好適値が設定され、入力されたディジタル映像信号のレート変換をするレート変換手段である。すなわち、サンプリング制御部110は、入力されたアナログ映像信号がどれくらいの大きさで画面に表示されるかの情報が格納されているので、当該アナログ映像信号の大きさによって、サンプリングレートの設定や切換を実行する。なお、ディジタル映像信号のサンプリングレートが表示部108に表示するに際して好適な大きさの値であり、レート変更不要の場合は、ディジタル映像信号は、レート変換することなくレート変換部104をスルーすることも可能である。
レート変換部104でレート変換されたディジタル映像信号は、後続の信号処理部106へ出力される。信号処理部106は、レート変換されたディジタル映像信号を表示部108に表示するための表示用データに変換する信号処理手段として、入力されたディジタル映像信号を表示部108に表示するための表示用データへ変換してから、かかる表示用データを表示部108に出力する。
このように本実施の形態では、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部108で表示する表示用データ等の各種条件に応じて、サンプリングレート制御部110でサンプリングレートを任意の大きさに設定して、かかるサンプリングレート制御部110の制御によってプログラマブルに動作するレート変換部104でサンプリングレートの大きさが好適な値に変換されるので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が可能となる。なお、これら表示用データ等の各種条件に応じてサンプリングレート制御部110で好適なサンプリングレートを設定する動作については後述する。
なお、本実施の形態のレート変換部104を図2に示すように、ダウンコンバート部104aと切換部105に分けてもよい。すなわち、AD変換部102aから出力されるディジタル映像信号のサンプリングレートを任意の値にダウンコンバートするダウンコンバータ部104aと、このダウンコンバータ部104aから出力されるダウンコンバートしたディジタル映像信号またはダウンコンバータ部104aをスルーしてレート変換していないディジタル映像信号の何れか一方を選択して信号処理部106に出力する切換部105がAD変換部102aと信号処理部105との間に設けられている構成としてもよい。
かかる本実施の形態の変形例となる映像処理装置100aでは、ダウンコンバータ部104aは、AD変換部102aから出力されるディジタル映像信号のサンプリングレートを表示用データ等の各種条件に応じて制御するサンプリングレート制御部110aからの制御信号によって任意の値にダウンコンバートする。また、切換部105は、ダウンコンバータ部104aから出力されるダウンコンバートしたディジタル映像信号またはAD変換部102aから出力されたディジタル映像信号のサンプリングレートが表示部108に表示するに際して好適な大きさであるためにダウンコンバータ部104aをスルーしてレート変換していないディジタル映像信号の何れか一方を選択してから信号処理部106に出力する。なお、切換部105のかかる切換機能をサンプリングレート制御部110aに含ませることとしてもよい。
信号処理部106は、レート変換されたディジタル映像信号またはレート変換不要でスルーしたディジタル映像信号を表示部108に表示するための表示用データに変換する信号処理手段として、入力されたディジタル映像信号を表示部108に表示するための表示用データへ変換してから、かかる表示用データを表示部108に出力する。すなわち、切換部105から出力されたデータは、信号処理部106に入力されて、その信号が表示部108に入力され映像として表示される。
次に、本実施の形態の映像信号処理装置100において、表示用データ等の各種条件に応じてサンプリングレート制御部110で好適なサンプリングレートを設定する動作について図面を使用しながら説明する。図3は、本発明の映像表示装置の表示部に備わる画面を全画面表示とした場合の概略正面図であり、図4は、本発明の映像表示装置の表示部に備わる画面を多画面表示とした場合の第1実施例の概略正面図であり、図5は、かかる多画面表示とした場合の第2実施例の概略正面図であり、図6は、かかる多画面表示とした場合の第3実施例であり、図7は、かかる多画面表示とした場合の第4実施例の概略正面図である。
本発明の映像表示装置は、図4〜図7に示すように、表示部108は、複数の画面を同時に表示する多画面表示機能を有する。本実施の形態の映像信号処理装置100は、表示部108で表示される表示用データ等の各種条件に応じてサンプリングレート制御部110で好適なサンプリングレートを設定することを特徴とする。任意の大きさのサンプリングレートを設定する際に使用するデータとしては、画面の拡大率・縮小率、多画面表示時の表示画面数、多画面表示時の1画面分の表示ドット数(全部)、多画面表示時の1画面分の表示ドット数(ライン(縦)数)、多画面表示時の1画面分の表示ドット数(横の数)、1画面時の表示ドット数(全部)、1画面時の表示ドット数(ライン(縦)数)、1画面時の表示ドット数(横の数)、表示画面全体の周波数成分、表示画面全体のクロマ信号の周波数成分、画面に表示される表示用データのクロマ信号・バースト信号の有無、画面のバーストゲインアベレージ、画面の輝度アベレージ等が挙げられる。このように表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部108で表示する表示用データ等の各種条件に応じて、サンプリングレート制御部110でサンプリングレートを任意の大きさに設定するので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部108の画面120で表示される映像の高精細化が実現される。
例えば、サンプリングレート制御部110が、表示部108に表示する際の表示用データの拡大率または縮小率に応じてサンプリングレートの大きさを変更するように制御する場合、表示部108への表示の際、入力信号の一部拡大や表示部の縮小表示等、表示用データを拡大または縮小する場合に、表示用データの拡大・縮小を考慮してサンプリングレートが設定される。このため、画面を縮小する場合には、サンプリングレートを低くして映像表示装置の内部処理の低減を図れ、画面を拡大表示する場合には、サンプリングレートを高くして画面に表示される映像の高精細化を図れるようになる。
また、表示部108の画面120の面積により、サンプリングレートを制御するようにしてもよい。例えば、表示部108の画面120が15インチと小さい場合は、サンプリングレートを低く、表示部108の画面120が65インチと大きい場合は、サンプリングレートを高く設定することによって、映像表示装置の内部処理の低減を行うことも可能である。
さらに、表示部108が多画面表示をする際に、サンプリングレート制御部110は、表示部108に表示される画面の大きさや画面数に応じてサンプリングレートの大きさを変更するように制御すると、映像表示装置の画面数が変化すると各画面の面積や長さに応じて画面上に表示する画像の面積や長さも変化し、かかる変化に応じて、サンプリングレートを制御することによって映像表示装置の内部処理の低減が実行されるようになる。すなわち、多画面表示に変更後の各画面面積に応じて、より好適なサンプリングレートに変更可能となるので、多画面表示した場合に、各画面で全画面表示と同じサンプリングレートにする場合に比べ、各映像のサンプリングレートを低くすることで内部動作の低減が図れるようになる。
例えば、表示部108の画面120を図4に示すように9等分マルチ画面とした場合、図3に示す全画面表示に比べ、各々の一つの画面120a、120b、120c、120d、120e、120f、120g、120h、120iの面積が1/9となるので、各画像A、B、C、D、E、F、G、H、Iのサンプリングレートも1/9とする。また、図5に示すように4等分マルチ画面の場合、図3に示す全画面表示に比べ、一つの画面120a1、120b1、120c1、120d1の面積が1/4となるので、各画像A、B、C、Dのサンプリングレートも1/4とする。さらに、図6に示すような多画面表示の場合、画像Aを表示する画面120a2の面積は4/9、画像B、C、D、E、Fを表示する画面120b2、120c2、120d2、120e2、120f2の面積は1/9となるので、画面120a2に表示される画像Aのサンプリングレートは4/9、画面120b2〜120f2に表示される画像B〜Fのサンプリングレートは1/9とする。また、図7に示すような多画面表示の場合、画像Aを表示する画面120a3の面積は8/9、画像Bを表示する画面120b3の面積は1/9となるので、画面120a3に表示される画像Aのサンプリングレートは8/9、画面120b3に表示される画像Bのサンプリングレートは1/9とする。このようにして、多画面表示の場合、一つの画面の大きさが小さくなるので、かかる画面の大きさに応じてディジタル映像信号のサンプリングレートを小さくすると、多画面表示した際に全ての画面で図3に示す全画面表示と同じサンプリングレートにする場合に比べて、映像表示装置のCPUの演算処理等の内部動作を低減することができるになる。
また、表示部108の画面120の一部を拡大する場合、例えば、画面120の一部を4倍に拡大する場合は、かかる拡大する画面の表示用データに変換されるディジタル映像信号のサンプリングレートを4倍に、画面を6倍に拡大する場合はサンプリングレートを6倍にして、表示部108の画面120で表示される映像の高精細化を図るようにする。
なお、これらのサンプリングレートの大きさの変更は一つの例であり、例えば、図6に示す多画面表示の場合に、画面120a2に表示される画像Aのサンプリングレートを1倍、画面120b2、120c2、120d2、120e2、120f2に表示される画像B〜Fのサンプリングレートを1/2倍としても良い。
また、画面120の大きさがドット数を単位として表される場合には、画面で表示される映像の長さや面積はドット数で表されるので、映像表示装置が、例えば、VGAモニター等の低解像度の場合は、ディジタル映像信号のサンプリングレートを低く、UXGAモニター等の高解像度の場合は、ディジタル映像信号のサンプリングレートを高く設定することによって、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部108の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
また、画面120の大きさがドット数を単位として表される場合には、表示画面のドット数とアナログ映像信号のアクティブエリアのサンプリング数を同じにしてもよい。
例えば、図7で、子画面120b3の大きさは、ユーザが自由に変更可能とした場合に、全体表示(画像A120a3)をFULLHD(1920*768)とすると、ユーザは、リモコンを使って画像Bを映す子画面120b3の大きさを自由に可変することにより、当該子画面120b3は、XGA、VGA、QVGAなどの所望の大きさに変更される。このとき、子画面120b3の大きさを変更する方法として、サンプリングレートを変更することで子画面120b3の大きさを変更する。当該変更によって、例えば、表示画面のドット数とアナログ映像信号のアクティブエリアのサンプリング数が同じになる。
子画面表示や多画面表示などの場合には、その表示画面のドット数でアクティブエリアをサンプリングする。これによって、どの表示画面もドットバイドットで表示でき、オーバーサンプリングなどの無駄が省け、スケーリングによる画質劣化も防止される。
例えば、図1の場合では、入力信号をXGAで表示する際に、アナログ映像信号のアクティブエリアが(1024*768)個のデータになるようにレート変換部104を設定する。入力信号をVGAで表示する場合に、アナログ映像信号のアクティブエリアが(640*480)個のデータになるようにレート変換部104を設定する。また、図2の場合では、入力信号をXGAで表示する際に、アナログ映像信号のアクティブエリアが(1024*768)個のデータになるようなAD変換部102aを設定する。入力信号をVGAで表示する場合、アナログ映像信号のアクティブエリアが(640*480) 個のデータになるように、サンプリングレート制御部110aでダウンコンバート部104aを設定する。
さらに、本実施の形態において、サンプリングレート制御部110では、ディジタル映像信号のうち表示部108に表示される表示用データに変換されるディジタル映像信号のサンプリングレートを所定の大きさ以上に変更し、表示部108に表示される表示用データに変換されないディジタル映像信号のサンプリングレートを所定の大きさ以下に変更するように制御してもよい。換言すると、画面120で表示される表示用データに変換されるディジタル映像信号のサンプリングレートは高くし、表示しない部分はサンプリングレートを低くするようにしてもよい。
このように、通常の場合には画面表示を明確にするために高い周波数でディジタル映像信号をサンプリングし、多画面表示時、画面縮小時、表示ドット数が少ない等の場合には低い周波数でディジタル映像信号をサンプリングしたり、サンプリングデータをダウンコンバートする。また、拡大画面の場合にはサンプリング周波数を高くすることによって高画質化を行い、それ以外の表示しない部分については、サンプリングレートを低くすることで内部動作や内部処理量を低減させる。例えば、表示エリアは高いサンプリングレートで、VBI期間など表示しないエリアは低いサンプリングレートとしたり、拡大表示する場合は、拡大表示する部分は高いサンプリングレートで、拡大表示しない部分は低いサンプリングレートでサンプリングすることによって、表示部108の画面120でより好適な映像表示が出来るようになる。
また、信号処理部106に、この信号処理部106への入力信号の周波数成分を解析する周波数成分解析手段となる不図示の周波数成分解析部を内蔵させて、表示部108に表示される表示用データの周波数成分によってサンプリングレートの大きさを変更するようにサンプリングレート制御部110で制御するようにしてもよい。
信号処理部106にこのような周波数成分解析部を設けることによって、例えば、画面120に表示される表示用データの周波数成分の低い場合は、サンプリングレートを低く設定することで映像表示装置のCPUの演算処理等の内部処理を低減させたり、また、画面内の周波数成分の低い部分はサンプリングレートを低くし、画面内の周波数成分の高い部分はサンプリングレートを高くするようにして、表示用データの周波数成分に応じて適宜好適な映像表示が出来るようになる。
また、周波数成分解析部で入力信号の周波数成分を解析する際に、表示用データに含まれる輝度信号に応じた好適な映像表示が出来るようにするために、輝度信号の周波数成分を使用することによってサンプリングレートを設定するようにしてもよい。このように、輝度信号の周波数成分を使用することによってサンプリングレートを設定すると、輝度信号の周波数成分が低い画像のとき、低いサンプリングレートに変換しても画像が劣化しないため、サンプリングレートを減らすことで内部動作の低減が可能となる。
さらに、サンプリングレート制御部110では、表示部108に表示される表示用データにクロマ信号やバースト信号が含まれるか否かによってサンプリングレートを設定することよって、より好適な映像表示が出来るようにしてもよい。このように、当該表示用データにクロマ信号やバースト信号が含まれるか否かによってサンプリングレートを設定すると、コンポジット信号の場合、クロマ信号が載っている場合は、あまり低いサンプリングレートでは色が正常に再現できない可能性があるものの、クロマ信号やバースト信号がない場合には、輝度の周波数成分のみを元に、サンプリングレートを設定可能とする。
以上説明したように、本実施の形態によれば、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の各種条件に応じて、ディジタル映像信号のサンプリングレートが映像信号処理装置によって変更される。すなわち、表示情報等を元にサンプリングレートを任意の周波数に設定することが出来るので、映像表示装置におけるCPUで扱うデータ自体を減少させられ、CPUでの演算処理等の内部処理動作の低減や、メモリへ接続されるバスラインの低減・削減、メモリの低減・削減、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の映像表示装置に備わる映像信号処理装置の第2の実施の形態の構成について図面を使用しながら説明する。図8は、本実施の形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。
本実施の形態の映像信号処理装置200は、図8に示すように、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するAD変換部202、表示用データ等の各種情報からサンプリングレートを検討するサンプリングレート制御部210、および入力された信号を映像表示装置に備わる表示部208に表示するための表示用データに変換する信号処理部206を備える。
VCR、DVD/HDDプレイヤー・レコーダ、PCやワークステーションなど全てのアナログ映像信号出力機器やTV内蔵チューナから供給されるアナログ映像信号は、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段となるAD変換部202に入力される。本実施の形態では、AD変換部202は、サンプリングレート制御部210の制御によってディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさを変更する機能も含まれている。すなわち、本実施の形態の映像信号処理装置200は、AD変換部202に入力したアナログ映像信号をサンプリングしながらディジタル映像信号に変換する際に、サンプリングレート制御部210によって直接サンプリングレートを変更する制御も実行される。
サンプリングレート制御部210でサンプリングレートを制御する際には、第1の実施の形態と同様に、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部208で表示する表示用データ等の各種条件に応じて、サンプリングレートが任意の大きさに設定される。なお、ディジタル映像信号のサンプリングレートが表示部208に表示するに際して好適な大きさの値であり、レート変更不要の場合は、ディジタル映像信号は、レート変換することなくAD変換部204をスルーすることも可能である。
AD変換部202で入力信号であるアナログ映像信号のAD変換をしながら、レート変換して出力されたディジタル映像信号は、後続の信号処理部206へ出力される。信号処理部206は、レート変換されたディジタル映像信号を表示部208に表示するための表示用データに変換する信号処理手段として、入力されたディジタル映像信号を表示部208に表示するための表示用データへ変換してから、かかる表示用データを表示部208に出力する。
このように本実施の形態では、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部208で表示する表示用データ等の各種条件に応じて、サンプリングレート制御部210でサンプリングレートを任意の大きさに設定するので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が可能となる。
また、本実施の形態では、AD変換部202でアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換する際に、サンプリングレート制御部210によって直接サンプリングレートを変更可能となるので、映像信号処理装置の装置自体を簡略化した上で、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の映像表示装置に備わる映像信号処理装置の第3の実施の形態の構成について図面を使用しながら説明する。図9は、本実施の形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。
本実施の形態の映像信号処理装置300は、図9に示すように、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するAD変換部302、表示用データ等の各種情報からサンプリングレートを検討するサンプリングレート制御部310、異なる大きさの固定比率でAD変換部302から出力されたディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさの変更を実行する複数のレート変換部304a、304b、304c、これらレート変換部304a、304b、304cからの出力信号の何れかを選択して後続の信号処理部306に送信する切換部305、および入力された信号を映像表示装置に備わる表示部308に表示するための表示用データに変換する信号処理部306を備える。
VCR、DVD/HDDプレイヤー・レコーダ、PCやワークステーションなど全てのアナログ映像信号出力機器やTV内蔵チューナから供給されるアナログ映像信号は、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段となるAD変換部302に入力される。AD変換部302は、アナログ映像信号をディジタル映像信号へ変換してから、かかるディジタル映像信号は、異なる大きさの固定比率でサンプリングレートの大きさを変更するレート変換部304a、304b、304cへ出力される。
本実施の形態では、レート変換部は、第1レート変換部304a、第2レート変換部304b、第3レート変換部304cの3つから構成され、第1レート変換部304aは、最も大きな固定比率でサンプリングレートの大きさを変更し、第2レート変換部304b、第3レート変換部304cの順にサンプリングレートの大きさを変更する固定比率の大きさが小さくなる。これらレート変換部304a、304b、304cから出力されたディジタル映像信号は、後続の切換部305に送られる。なお、ディジタル映像信号のサンプリングレートが表示部308に表示するに際して好適な大きさの値であり、レート変更不要の場合は、ディジタル映像信号は、レート変換することなく各レート変換部304a、304b、304cをスルーして切換部305に出力されることも可能である。
切換部305は、サンプリングレート制御部310の制御によって、これら複数のレート変換部304a、304b、304cからの出力信号またはレート変換することなく各レート変換部304a、304b、304cをスルーしたディジタル映像信号の何れかを選択して後続の信号処理部306に送信するサンプリングレート切換手段として機能する。サンプリングレート制御部310でサンプリングレートを制御する際には、第1および第2の実施の形態と同様に、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部308で表示する表示用データ等の各種条件に応じて、好適な大きさのサンプリングレートが選択される。
切換部305で好適な大きさのサンプリングレートのディジタル映像信号が選択されると、後続の信号処理部306へ出力される。信号処理部306は、サンプリングレートが好適値にレート変換されたディジタル映像信号を表示部308に表示するための表示用データに変換する信号処理手段として、入力されたディジタル映像信号を表示部308に表示するための表示用データへ変換してから、かかる表示用データを表示部308に出力する。
このように本実施の形態では、大きさの異なる複数の固定比率のレート変換部304a、304b、304cを経たデータ信号を切換部305で切り換えることによって、サンプリングレートの好適値を選択するので、映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部の画面で表示される映像の高精細化が実現される。なお、本実施の形態では、レート変換部は3つのレート変換部から構成されているが、各レート変換部のレート変換の固定比率の大きさが異なっていれば、レート変換部の数は3つに限定されず、サンプリングレートをより細分化させてレート変換するために、4つ以上のレート変換部を設定しても良い。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の映像表示装置に備わる映像信号処理装置の第4の実施の形態の構成について図面を使用しながら説明する。図10は、本実施の形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。
本実施の形態の映像信号処理装置400は、図10に示すように、アナログ映像信号をサンプリングレートの異なるディジタル映像信号に変換する第1AD変換部404a、第2AD変換部404b、第3AD変換部404c、表示用データ等の各種情報からサンプリングレートを検討するサンプリングレート制御部410、これらAD変換部404a、404b、404cからの出力信号の何れかを選択して後続の信号処理部406に送信する切換部405、および入力された信号を映像表示装置400に備わる表示部408に表示するための表示用データに変換する信号処理部406を備える。
VCR、DVD、PCやワークステーションなど全てのアナログ映像信号出力機器やTV内蔵チューナから供給されるアナログ映像信号は、アナログ映像信号を異なるサンプリングレートのディジタル映像信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段となるAD変換部404a、404b、404cに入力される。これらのAD変換部404a、404b、404cは、アナログ映像信号をディジタル映像信号へ変換してから、切換部405へ出力される。
本実施の形態では、AD変換部は、第1AD変換部404a、第2AD変換部404b、第3AD変換部404cの3つから構成され、第1AD変換部404aは、最も大きな固定比率でサンプリングし、第2AD変換部404b、第3AD変換部404cの順にサンプリングレートが小さくなる。これらAD変換部404a、404b、404cから出力されたディジタル映像信号は、後続の切換部405に送られる。なお、ディジタル映像信号のサンプリングレートが表示部408に表示するに際して好適な大きさの値である。
切換部405は、サンプリングレート制御部410の制御によって、これら複数のAD変換部404a、404b、404cからの出力信号の何れかを選択して後続の信号処理部406に送信するサンプリングレート切換手段として機能する。サンプリングレート制御部410でサンプリングレートを制御する際には、第1および第2の実施の形態と同様に、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部408で表示する表示用データ等の各種条件に応じて、好適な大きさのサンプリングレートが選択される。
サンプリングレート制御部410でのサンプリングレートの制御は、具体的には、図11(a)に示すように、ユーザが子画面を含む表示部408の大きさを変更、または表示画面数を変更すると(工程S11)、サンプリングレート制御部410では、表示画素数、表示画面数、縮小率、拡大率、周波数特性等の表示部408で表示する表示用データ等の各種条件や情報に応じて、好適な大きさのサンプリングレートが計算される(工程S12)。サンプリングレートは、サンプリング制御部410に含まれる図11(b)に示すようなサンプリングレートと当該各種条件や情報との関係を示す表データを元に、サンプリングレートが選択される。その後、サンプリング制御部410は、レート変換、または各AD変換部404a、404b、404cのサンプリングレートを設定する(工程S13)。
切換部405で好適な大きさのサンプリングレートのディジタル映像信号が選択されると、後続の信号処理部406へ出力される。信号処理部406は、サンプリングレートが好適値にAD変換されたディジタル映像信号を表示部408に表示するための表示用データに変換する信号処理手段として、入力されたディジタル映像信号を表示部408に表示するための表示用データへ変換してから、かかる表示用データを表示部408に出力する。
このように本実施の形態では、大きさの異なる複数のAD変換部404a、404b、404cを経たデータ信号を切換部405で切り換えることによって、サンプリングレートの好適値を選択するので、本実施の形態の映像信号処理装置400を備える映像表示装置におけるCPUでの演算処理等の内部処理の低減や、表示部408の画面で表示される映像の高精細化が実現される。なお、本実施の形態では、AD変換部は、3つのAD変換部から構成されているが、各AD変換部のサンプリングレートの固定比率の大きさが異なっていれば、AD変換部の数は3つに限定されず、サンプリングレートをより細分化させてAD変換するために、4つ以上のAD変換部を設定しても良い。
また、本実施の形態の変形例として、図10に示すように、切換部405と信号処理部406との間、すなわち切換部405の後にサンプリングレート制御部410の制御によってレート変換を実行するレート変換部409を挿入する構成としてもよい。このように、切換部405の後にレート変換部409を挿入することによって、表示部408のドット数に合わせて、レート変換部409でレート変換が実行されるようになる。
レート変換部409でのレート変換の動作は、図12に示すように、ユーザが子画面を含む表示部408の大きさを変更すると(工程S21)、表示部408のドット数と第1AD変換部404aのサンプリング数との大小がサンプリング制御部410で判別される(工程S22)。工程S22で表示部408のドット数の方が第1AD変換部404aのサンプリング数より大きいと検出されると、第1AD変換部404aを選択して(工程S23)、信号処理部406で表示部408に合わせて第1AD変換部404aからの出力信号をスケールアップする(工程S24)。すなわち、信号の劣化を少なくするために、表示部408のドット数が多い場合は、可能な限りサンプリング数を増加させることが好ましいので、一番サンプリング数の多い第1AD変換部404aの出力信号をスケールアップする。
工程S22で表示部408のドット数より第1AD変換部404aのサンプリング数の方が大きいと検出されると、表示部408のドット数と第2AD変換部404bのサンプリング数との大小がサンプリング制御部410で判別される(工程S25)。工程S25で表示部408のドット数の方が第2AD変換部404bのサンプリング数より大きいと検出されると、切換部405で第1AD変換部404aを選択して(工程S26)、レート変換部409が表示部408のドット数に合わせてレート変換を実行する(工程S27)。
工程S25で表示部408のドット数より第2AD変換部404bのサンプリング数の方が大きいと検出されると、表示部408のドット数と第3AD変換部404cのサンプリング数との大小がサンプリング制御部410で判別される(工程S28)。工程S28で表示部408のドット数の方が第3AD変換部404cのサンプリング数より大きいと検出されると、切換部405で第2AD変換部404bを選択して(工程S29)、レート変換部409が表示部408のドット数に合わせてレート変換を実行する(工程S30)。
工程S28で表示部408のドット数より第3AD変換部404cのサンプリング数の方が大きいと検出されると、切換部405で第3AD変換部404cを選択して(工程S31)、レート変換部409が表示部408のドット数に合わせてレート変換を実行する(工程S32)。
このように、第1AD〜第2AD変換部の間のサンプリングレートが必要な場合は、第1AD変換部404aでサンプリング後にレート変換部409でレート変換を行い、第2AD〜第3AD変換部の間のサンプリングレートが必要な場合は、第2AD変換部404bでサンプリング後にレート変換部409でレート変換を行い、第3AD変換部404c以下のサンプリングレートが必要な場合は、第3AD変換部404cでサンプリング後にレート変換部409でレート変換を行うことによって、表示部408のドット数に合わせて、レート変換部409でレート変換が実行されるようになる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した各実施の形態では、映像表示装置の表示部となる表示パネルとして液晶パネルを使用した例について説明しているが、表示パネルとしては、プラズマパネルや有機EL( Electro Luminescence )等の他のドットマトリックス型の表示部にも適用可能である。また、かかる表示部を備える映像表示装置としては、テレビジョン受信機以外にも、携帯電話、PDA、PC、カーナビゲーション等の表示部を備える各種機器にも用いることができる。
本発明の第1の実施形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 同実施の形態の変形例の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の映像表示装置の表示部に備わる画面を全画面表示とした場合の概略正面図である。 本発明の映像表示装置の表示部に備わる画面を多画面表示とした場合の一実施形態の概略正面図である。 本発明の映像表示装置の表示部に備わる画面を多画面表示とした場合の他の実施形態の概略正面図である。 本発明の映像表示装置の表示部に備わる画面を多画面表示とした場合の他の実施形態の概略正面図である。 本発明の映像表示装置の表示部に備わる画面を多画面表示とした場合の他の実施形態の概略正面図である。 本発明の第2の実施形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第3の実施形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第4の実施の形態の映像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 (a)は、同実施の形態の映像信号処理装置のサンプリング制御部でのサンプリングレートの制御動作を説明する動作フロー図であり、(b)は、サンプリング制御部に含まれるサンプリングレートと各種条件や情報との関係を示す表データを示す図である。 同実施の形態の変形例における映像信号処理装置のレート変換部でのレート変換の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 映像信号処理装置
102 アナログ・ディジタル変換手段(AD変換部)
104 レート変換手段(レート変換部)
105 サンプリングレート切換手段(切換部)
106 信号処理手段(信号処理部)
108 表示部
110 サンプリングレート制御手段(サンプリングレート制御部)
120 画面

Claims (15)

  1. 外部から入力されたアナログ映像信号を処理し、画面を含む表示部で表示可能な周波数のディジタル映像信号として出力する映像信号処理装置であって、
    前記アナログ映像信号を前記ディジタル映像信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段と、
    前記ディジタル映像信号を前記表示部に表示するための表示用データに変換する信号処理手段と、
    前記ディジタル映像信号のサンプリングレートを設定するサンプリングレート制御手段と、を備え、
    前記サンプリングレート制御手段によって前記サンプリングレートの大きさを変更可能とすることを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記サンプリングレート制御手段では、前記表示部に表示する際の前記表示用データの拡大率または縮小率に応じて前記サンプリングレートの大きさを変更するように制御することを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 前記表示部は、複数の画面を同時に表示する多画面表示機能を有し、前記表示部が多画面表示をする際に、前記サンプリングレート制御手段は、前記表示部に表示される画面の大きさに応じて、前記サンプリングレートの大きさを変更するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記表示部が多画面表示をする際に、前記サンプリングレート制御手段は、前記表示部に表示される画面数に応じて前記サンプリングレートの大きさを変更するように制御することを特徴とする請求項3に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記画面の大きさは、ドット数を単位として表されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  6. 前記サンプリングレート制御手段では、前記表示部に表示する際の前記表示用データのドット数とアナログ映像信号の表示エリアのサンプリング数を同じにすることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  7. 前記信号処理手段に、該信号処理手段への入力信号の周波数成分を解析する周波数成分解析手段を含み、前記表示部に表示される前記表示用データの周波数成分によって前記サンプリングレートの大きさを変更するように制御することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  8. 前記周波数成分解析手段で前記入力信号の周波数成分を解析する際に、前記表示用データに含まれる輝度信号の周波数成分を使用することを特徴とする請求項7に記載の映像信号処理装置。
  9. 前記サンプリングレート制御手段では、前記表示部に表示される前記表示用データにクロマ信号が含まれるか否かによって前記サンプリングレートを設定することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  10. 前記サンプリングレート制御手段では、前記表示部に表示される前記表示用データにバースト信号が含まれるか否かによって、前記サンプリングレートを設定することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  11. 前記アナログ・ディジタル変換手段と前記信号処理手段との間には、前記サンプリングレート制御手段の制御によって前記アナログ・ディジタル変換手段から出力された前記ディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさの変更を実行するプログラマブルなレート変換手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  12. 前記アナログ・ディジタル変換手段には、前記サンプリングレート制御手段の制御によって前記ディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさを変更する機能が含まれることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  13. 前記アナログ・ディジタル変換手段の後続には、異なる大きさの固定比率で前記アナログ・ディジタル変換手段から出力された前記ディジタル映像信号のサンプリングレートの大きさの変更を実行する複数のレート変換手段、および前記サンプリングレート制御手段の制御によって前記複数のレート変換手段からの出力信号の何れかを選択して後続の前記信号処理部に送信するサンプリングレート切換手段を設けることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  14. 前記サンプリングレート制御手段では、前記ディジタル映像信号のうち前記表示用データに変換されるディジタル映像信号のサンプリングレートを所定の大きさ以上に変更し、前記表示用データに変換されないディジタル映像信号のサンプリングレートを所定の大きさ以下に変更することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の映像信号処理装置。
  15. 外部から入力されるアナログ映像信号を処理して、画面を含む表示部で表示可能な周波数のディジタル映像信号に変換してから前記表示部に前記ディジタル映像信号を前記表示部に表示するための表示用データとして出力する映像表示装置であって、
    請求項1〜14項の何れか1項に記載の映像信号処理装置によって、前記アナログ映像信号が処理されて前記ディジタル映像信号が出力されることを特徴とする映像表示装置。
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