JP2008163254A - 連続式廃プラスチック油化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発泡スチロールやそのインゴットからなる廃プラスチックを連続的に油化できる連続式廃プラスチック油化装置を提供する。
【解決手段】廃プラスチックを溶解槽14で溶解し、その融液18をガス化器20に導入して加熱蒸発すると共にこれを冷却して再生油とする連続式廃プラスチック油化装置において、溶解槽14とガス化炉20にジャケット14a、20aを形成し、その溶解槽14とガス化器20とを、スクリューコンベアからなると共にジャケット17aを設けた送液コンベア17で接続し、他方加熱炉26で燃焼ガスを生成し、その燃焼ガスを、ガス化器20と送液コンベア17と溶解槽17の各ジャケット20a、17a、14aに順次通すようにしたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、使用済み発泡スチロールやそのインゴット等の廃プラスチックを燃料油として再利用するための連続式廃プラスチック油化装置に関するものである。
従来、工業製品の梱包材や建築用資材、防音材等として多用されている発泡スチロール等のプラスチック廃材は、可燃ゴミとして焼却処分されているのが現状である。
発泡スチロールは、ポリスチレン樹脂に低沸点炭化水素を加えて数十倍に膨張させて成型されるため、その廃材は、嵩張ってしまう、焼却した際には多量の煤煙や有害ガスを発生してしまう。また発泡スチロールを加熱溶融してインゴットとしてもその再利用も廃棄も困難である。
そこで本発明者は、この発泡スチロールを燃料油として再利用する油化装置を提案した(特許文献1〜3)。
この油化装置は、発泡スチロールを破砕機で破砕し、空気と遮断した上で、これを溶解槽に投入して溶解し、この溶解液をガス化器に移送して蒸発ガス化し、そのガス化ガスをコンデンサで凝縮して再生油を得るものであり、これにより発泡スチロールから有効に再生油を回収して燃料油として再利用できるものである。
ところで、発泡スチロールの廃材は、上述のように嵩張るために減容化のためにこれを加熱溶融してインゴットとしており、このインゴットも含めて発泡スチロールを処理する必要がある。
また、発泡スチロールやインゴットの廃材に種々のゴミが混入しており、溶解槽からの溶解液をガス化器にポンプ搬送するには、フィルターでゴミをろ過する必要がある。このため、ゴミが多量に含まれる発泡スチロールやインゴットを処理するには更なる改良が必要である。
またガス化器においても、ゴミが多量に含まれているとそのゴミの分離に改良を必要とする。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、発泡スチロールやそのインゴットからなる廃プラスチックを連続的に油化できる連続式廃プラスチック油化装置を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、廃プラスチックを溶解槽で溶解し、その融液をガス化器に導入して加熱蒸発すると共にこれを冷却して再生油とする連続式廃プラスチック油化装置において、溶解槽とガス化炉にジャケットを形成し、その溶解槽とガス化器とを、スクリューコンベアからなると共にジャケットを設けた送液コンベアで接続し、他方加熱炉で燃焼ガスを生成し、その燃焼ガスを、ガス化器と送液コンベアと溶解槽の各ジャケットに順次通すようにしたことを特徴とする連続式廃プラスチック油化装置である。
請求項2の発明は、溶解槽のジャケットからの排ガスの一部を加熱炉に循環するようにした請求項1記載の連続式廃プラスチック油化装置である。
請求項3の発明は、発泡スチロールが破砕機で破砕され、その破砕された発泡スチロールが溶解槽に投入されると共にプラスチックインゴットが溶解槽に投入される請求項1又は2記載の連続式廃プラスチック油化装置である。
請求項4の発明は、溶解槽のジャケットからの排ガスの残りが、冷却されて発泡スチロールの破砕機とプラスチックインゴット投入コンベアに供給される空気と置換される請求項2記載の連続式廃プラスチック油化装置である。
請求項5の発明は、ガス化器には、器内を貫通してジャケットにつながるステーを兼ねる伝熱管が多数設けられる請求項1〜4いずれかに記載の連続式廃プラスチック油化装置である。
本発明によれば、ガス化炉と送液コンベアと溶解槽とにジャケットを形成し、そのジャケットに加熱炉の燃焼ガスを順次供給することで溶解・ガス化が効率良う行え、また送液コンベアにスクリューコンベアを用いることで、ゴミが含まれた融液も支障なく移送できて連続運転が行えるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
本発明の連続式廃プラスチック油化装置は、図1に示すように、発泡スチロール(EPS)10の投入コンベア11と、EPS投入コンベア11から投入されたEPS10を破砕する破砕機12と、破砕機12で破砕されたEPS10を移送する移送コンベア13と、移送コンベア13から送られた破砕EPSを溶解する溶解槽14と、EPS等のプラスチックからなるインゴット15を溶解槽14に投入するインゴット投入コンベア16と、溶解槽14で溶解された融液18を搬送する送液コンベア17と、送液コンベア17からの融液18を収容すると共にその融液を加熱蒸発すると共に融液中の残渣を分離するガス化器20と、ガス化器20でガス化されたガスを凝縮するコンデンサ21とコンデンサ21で凝縮された液を貯留するオイルドラム22と、ガス化器20で融液18と分離された残渣を移送する残渣コンベア23と、残渣コンベア23からの残渣を貯留するアッシュボックス24と、溶解槽14での溶融やガス化器20でのガス化の熱源として燃焼ガスを供給する加熱炉26とから構成される。
加熱炉26には、燃料油タンク27からの燃料油(或いは再生油)やLPGボンベ28からのLPGが供給されると共に送風機30から燃焼空気がバーナ部31に供給されて燃焼される。この加熱炉26の燃焼ガスが熱源として、燃焼ガスライン32を通してガス化器20のジャケット20aに供給され、そのジャケット20aから送液コンベア17のジャケット17aに、また燃焼ガスライン32からバイパスライン33、流量調整弁34を介してジャケット17aに供給され、そのジャケット17aからライン35を介して溶解槽14のジャケット14aに供給される。ジャケット14aからの排ガスは、排ガスライン36と、そのライン36に接続された循環ファン37により加熱炉26のバーナ部31に戻されて排ガス損失を少なくし、且つ加熱炉26の燃焼ガスの温度が極端に高くならないようされる。
以下これらの構成をさらに詳しく説明する。
投入コンベア11は、その駆動モータ40がインバータ41にて駆動されてEPS10の投入量を調節できるようになっている。
破砕機12は、入口側に投入コンベア11からのEPS10を取り込む上下回動自在な取込ローラ42を有し、内部に一対の破砕ローラ43とその破砕ローラ43にEPS10を案内するガイドローラ44を有する。
また破砕機12の下部には、パージノズル45が設けられる。このパージノズル45には、溶解槽14のジャケット14aから排ガスライン36を介して排出される排ガスが、冷却ガスライン46とガスクーラ47を介して冷却用パージガスとして供給され、空気をパージした後、上部の排気ライン48から大気に放出される。
移送コンベア13は、スクリューコンベアからなり、破砕機12で破砕されたEPS10を受け取り、これを上方に搬送して、溶解槽14の上部から溶解槽14内に投入する。
インゴット投入コンベア16は、その駆動モータ50がインバータ51にて駆動されてインゴット15の投入量を調節できるようになっている。投入コンベア16は、搬入端を除いてパージボックス52で囲繞される。そのパージボックス52にガスクーラ47から破砕機12に至る冷却用パージガスが冷却ライン53を介して供給され、パージボックス52内の空気がパージされて排気ライン54より排気され、またインゴット15中のゴミがロータリバルブ55を介してアッシュボックス56に排出される。
溶解槽14は、撹拌機58を有し、融液18の液面がレベル調整計60により検出され、その液面が一定となるように、投入コンベア11のインバータ41とインゴット投入コンベア16のインバータ51の出力周波数が調整されて、各コンベア11,16の供給量が制御される。
また溶解槽14の温度は温度検出器62により検出され、その検出値により、ライン35と排ガスライン36とを結ぶバイパス弁63が制御されて、ライン35から溶解槽14のジャケット14aに導入する排ガス量が調整されるようになっている。
溶解槽14の下部にはスクリーン65を備えたバルブ66が設けられ、溶解槽14内の融液18が、そのバルブ66を介して送液コンベア17に排出される。
送液コンベア15は、スクリューコンベアからなり、融液18を順次上方に移送し、その上端からオーバーフローにて融液18をガス化器20に送る。
ガス化器20には、ジャケット20aからの燃焼ガスが通る複数本の伝熱管68が器内を貫通して多数設けられる。ガス化器20の底面は、送液コンベア15の融液供給側から残渣コンベア23側に掛けて上方に傾斜されると共に残渣掻き上げ用スクリューコンベア70の下部を覆うように筒状に形成され、底部に沈降した残渣と融液18の上面に浮遊した残渣を、液面上に掻き上げて排出し、ロータリーバルブ71から残渣コンベア23に排出するようになっている。
ガス化器20の融液18は、ジャケット20aと伝熱管68を流れる燃焼ガスにて加熱・蒸発され、そのガスがミストセパレータ72からガスライン73にてコンデンサ21に送られるようになっている。また融液18の液面が液面計74にて検出され、液面が一定となるようにバイパスライン33の流量調整弁34が調整されてガス化器20のジャケット20aに導入される燃焼ガス量が制御される。
コンデンサ21は、ガスライン73からのガス化ガスを冷却水で凝縮し、これをオイルドラム22に流下させる。オイルドラム22には排風ファン74が接続され、その排気ライン75が、加熱炉26のバーナー部31に接続される。
排風ファン74の駆動モータ76はインバータ77で制御され、ガス化器20に設けた圧力計78の検出値に応じてガス化器20内の圧力が一定となるように排風ファン75の排風量が制御される。
排気ライン75には、排気中に含まれる軽質の炭化水素を除去するためのシールポット79が設けられる。
オイルドラム22に溜まった再生油は、送油ポンプ80より送油ライン81にて再生油82として回収され、この再生油82が、利用系に、例えば、加熱炉26に燃料を供給する燃料タンク27に送れるようになっている。オイルドラム22の液面は液面計83により検出され、その検出液面に応じて送油ポンプ80のモータ84が制御される。
ガス化器20内の融液18の液面と底面に溜まる残渣90は、残渣掻き上げ用スクリューコンベア70でガス化器20の底面に沿って斜め上方に掻き上げられ、ロータリーバルブ71を介して残渣コンベア23に排出され、アッシュボックス24にて回収される。
残渣コンベア23には、ガス化器20からのガス化ガスをシールするためのシール水85が充填されると共に、そのシール水85が水封部86から排水ライン87に排水されるようになっている。また水封部86上に溜まったガスは、排気ライン88からシールポット89を介して大気に排気されるようになっている。
加熱炉26からの燃焼ガスは、燃焼ガスライン32に設けた温度検出器91により検出され、その検出温度により、バーナ部31のバーナ31aに入力され、これにより、燃料調整弁92が調整され、燃料油タンク27から燃料油ポンプ93、燃料ライン94を介してバーナ部31に供給される燃料が制御される。
また、排ガスライン36からバーナ部31に戻される排ガスは、排ガスライン36に設けた温度検出器95にて検出され、バーナ部31に戻す排ガス圧力が一定となるように、排ガスライン36から分岐した冷却ガスライン46に余剰の排ガスを流すようにそのライン46に接続した排気弁96を制御するようになっている。
次に、本発明の作用を説明する。
成形発泡スチロール(EPS)10は、投入コンベア11から破砕機12に供給されて所定の大きさに破砕される。この際、冷却ガスライン46からノズル45より吹き込まれる冷却された燃焼ガスの冷却ガスにより、破砕時の熱が奪われ、破砕ローラ43でEPS10が溶融して付着することが防止される。
破砕機12により破砕されたEPS10は、移送コンベア13で溶解槽14に送られる。
溶融固化されたプラスチックや密度の高く硬いプラスチック等のインゴット15は、破砕エネルギが大きいため、別途インゴット投入コンベア16よりパージボックス52を通して空気と遮断された上、溶解槽14に送られる。
溶解槽14に送られた廃プラスチックは、撹拌機58で、撹拌されながら周囲のジャケット14aからの伝熱によって溶解される。
両投入コンベア11,16の送入量は、溶解槽14のレベル調整計60によって双方のコンベア速度を調整することによってコントロールされるが、投入はコンベア11,16を交互に切り替えて行い、必ず片方のコンベア11(or16)のみ運転され、レベル調節計60は、そのいずれかのインバータ41,51の制御を行うように切り替えられる。
溶解された融液18は、スクリーン65で所定大きさ以下のものがバルブ66を通して送液コンベア17に供給する。この融液18は、砂利や木材などのゴミを含んでいるので、ポンプでの搬送は困難であるため、スクリュータイプの送液コンベア17でゴミと共にガス化器20に送られる。
ガス化器20では、ジャケット20a並びに器内を貫通してガス化器20のステーも兼ねる伝熱管68により融液18が加熱され蒸発する。
ガス化したプラスチックは、既に熱分解されているが、ミスト状のプラスチックがガスと共に流出されると、後工程に支障をきたすので、上部のミストセパレーター72でミストを分離してガスライン73よりコンデンサ21に送られる。
ガス化ガスは、コンデンサ21で冷却水により冷却油化されオイルドラム22に流下し、そこで気液分離され、ガス分は排風ファン74によって排気ライン75を通して加熱炉26に排出される。
この排気には多少の軽質の炭化水素が混入しているため、直ちに加熱炉26に導くと危険があるのでシールポット79を通して加熱炉26に送られ焼却される。
ガス化器20内のゴミ(底面と液面)は、残渣掻き上げ用スクリューコンベア70で掻き上げられ、ロータリーバルブ71を通して水封式の残渣コンベア23に落下される。
このようにゴミ(残渣)をスクリューコンベア70で掻き上げることで、底面に沈殿したゴミも液面に浮遊しているゴミもまとめて排出することができ、ガス化器20内で滞留することがなくなる。
残渣コンベア23から出た残渣90は、アッシュボックス24に落とされ、回収される。
このガス化器20と溶解槽14の加熱源は、燃料油(再生油でも可)又はLPG等によって加熱炉26にて高温ガスを発生し、加熱ガスとして使用する。
加熱ガスは、加熱出口温度を極端に高くしないため、溶解槽14からの排ガスを排ガスライン36にて一部再循環使用することで、適正な温度とすることができ、且つ排ガス量を熱容量に比し少なくできるので排ガス損失を少なくできる。
この排ガスライン36の循環ファン37の出口の圧力を圧力計95で検出し、オーバー分の排ガスは、排気弁96、冷却ガスライン46を通し、ガスクーラ47により、約50℃に冷却後、破砕機12とパージボックス52のエアパージ用に使用される。
油化運転中は、破砕機12にのみエアパージガスが供給されるが、起動時には系全体の空気を、この排ガス(不活性ガス=燃焼ガス)に置換するため、インゴット投入コンベア16のパージボックス52の下部に注入する。運転中の溶解槽14やガス化器20内の空気は、排風ファン74により抜き出されて加熱炉26で排ガスとされる。
なお、運転前の溶解槽14や送液コンベア17、ガス化器20のジャケット14a、17a、20a内の空気は、排風ファン74を停止し、循環ファン37にてパージしながら冷却ガスライン46、破砕機12より大気に放出されることにより置換される。
以上のように本発明においては、溶解槽14、送液コンベア17、ガス化器20の熱源として加熱炉26の燃焼ガスを用い、且つその燃焼排ガスの一部を加熱炉26に戻すことで、燃焼ガス温度を極端に上げずに、ガス化に必要な350℃以上としてガス化器20のジャケット20aや伝熱管68に供給し、その後、温度が130℃程度に下がったガスを送液コンベア17のジャケット17aと溶解槽14のジャケット14aに供給することで熱の有効利用を図りつつ廃プラスチックを溶融・ガス化することが可能となる。
また、廃プラスチック中にはゴミが多量に含まれており、溶解槽14からガス化器20に融液18を供給する際にそのゴミが搬送の障害となるが、送液コンベア17をスクリューコンベアとすることで支障なく送液できる。
さらにガス化器20の底面を斜め上方に傾斜するように形成し、その底面を半円筒として掻き上げ用スクリューコンベア70を設けることで、ガス化器20の底面や液面に溜まったゴミを効率良く掻き上げて排出することが可能となる。
図2は、本発明の他の実施の形態を示したもので基本的には図1と同じであるが、インゴット投入コンベア16に塩化ビニルなどの樹脂を投入して処理する際の実施の形態を示したものである。
この形態においては、図1のオイルドラム22の代わりにオイルスクラバー22aを設置し、ガス化器20からガスライン73を介して供給されるガス化ガスをオイルスクラバー22aのジェットスクラバー部97に吹き込み、そのスクラバー部97にオイルスクラバー22aのオイルをオイルポンプ80、コンデンサ21を介してジェットスクラバー97に循環噴射し、他方そのオイルポンプ80に至るオイルをpH計95で検出して、オイル中に含まれる塩素分を検出し、これに応じて、苛性ソーダ供給装置96からオイルスクラバー22aに苛性ソーダを供給して中和することで、オイル82を回収するようにするようにしたものである。
10 発泡スチロール
14 溶解槽
14a ジャケット
15 インゴット
17 送液コンベア
17a ジャケット
20 ガス化器
20a ジャケット
26 加熱炉
14 溶解槽
14a ジャケット
15 インゴット
17 送液コンベア
17a ジャケット
20 ガス化器
20a ジャケット
26 加熱炉
Claims (5)
- 廃プラスチックを溶解槽で溶解し、その融液をガス化器に導入して加熱蒸発すると共にこれを冷却して再生油とする連続式廃プラスチック油化装置において、溶解槽とガス化炉にジャケットを形成し、その溶解槽とガス化器とを、スクリューコンベアからなると共にジャケットを設けた送液コンベアで接続し、他方加熱炉で燃焼ガスを生成し、その燃焼ガスを、ガス化器と送液コンベアと溶解槽の各ジャケットに順次通すようにしたことを特徴とする連続式廃プラスチック油化装置。
- 溶解槽のジャケットからの排ガスの一部を加熱炉に循環するようにした請求項1記載の連続式廃プラスチック油化装置。
- 発泡スチロールが破砕機で破砕され、その破砕された発泡スチロールが溶解槽に投入されると共にプラスチックインゴットが溶解槽に投入される請求項1又は2記載の連続式廃プラスチック油化装置。
- 溶解槽のジャケットからの排ガスの残りが、冷却されて発泡スチロールの破砕機とプラスチックインゴット投入コンベアに供給される空気と置換される請求項2記載の連続式廃プラスチック油化装置。
- ガス化器には、器内を貫通してジャケットにつながるステーを兼ねる伝熱管が多数設けられる請求項1〜4いずれかに記載の連続式廃プラスチック油化装置。
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JP2006356149A JP2008163254A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 連続式廃プラスチック油化装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012532965A (ja) * | 2009-07-15 | 2012-12-20 | 斌 牛 | 廃ゴムあるいは廃プラスチック油化におけるコーキング防止プロセス、その装置、および油化装置のデコーキング機構 |
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WO2021234918A1 (ja) * | 2020-05-21 | 2021-11-25 | 日本軽金属株式会社 | 廃棄物処理システム |
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2006
- 2006-12-28 JP JP2006356149A patent/JP2008163254A/ja active Pending
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