JP2008162283A - フォイル転写装置を備える枚葉紙印刷機 - Google Patents
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Abstract
【課題】金属加工層等の画線部提供層を印刷枚葉紙上に安全にかつ経済的にかつ正確に転写することができる装置を提供する。
【解決手段】画線部提供層を転写フォイルから被印刷材料に転写するための、コーティングモジュール内でのフォイル供給部の応用範囲を拡張すべきである。この目的のために、凹版印刷装置において、層または情報または使用要素を転写フォイル上に塗布するためのコーティング装置が対応して設けられている。コーティングモジュール内で、追加の層が、転写フォイルの使用層と一緒に被印刷材料に転写される。
【選択図】図1
【解決手段】画線部提供層を転写フォイルから被印刷材料に転写するための、コーティングモジュール内でのフォイル供給部の応用範囲を拡張すべきである。この目的のために、凹版印刷装置において、層または情報または使用要素を転写フォイル上に塗布するためのコーティング装置が対応して設けられている。コーティングモジュール内で、追加の層が、転写フォイルの使用層と一緒に被印刷材料に転写される。
【選択図】図1
Description
本発明は、請求項1のプレアンブルに記載の、画線部提供層を担持体フォイルから印刷枚葉紙上に転写するための装置に関する。
フォイル転写方法を用いて印刷枚葉紙上に金属層を形成することが公知になっている。たとえば、特許文献1には、印刷材料およびこの材料を使用する印刷装置が記載されている。この文献には枚葉紙加工機が図示されている。この枚葉紙加工機は給紙機および排紙機を有しており、これら2つの機構群の間には複数の印刷装置とコーティングモジュールが設けられている。少なくとも1つの印刷装置内で、接着剤見本がフレキソ印刷方法を用いて塗布される。この接着剤見本はコールド印刷方法で施されるものであり、かつ、所定の画線部提供絵柄を有する。圧胴およびプレスローラを有する、印刷装置に続くコーティングモジュール内にはフォイル案内部が設けられている。このフォイル案内部は、フォイル格納ロールから出るフォイルストライプまたは転写フォイルが、圧胴およびプレスローラ間でコーティングモジュールの転写間隙を通過するように設計されている。フォイルストライプは、コーティングモジュールを出た後で排紙側において再び巻き取られる。転写フォイルは担持体層を有しており、この担持体層上には、たとえばアルミニウムからなる金属層等の画線部提供層を施工することができる。金属層および担持体フォイル間には分離層が設けられている。この分離層は、金属層を担持体層から引き剥がし可能にするために機能する。
印刷装置を通過させて印刷枚葉紙を搬送する際に、各印刷枚葉紙に接着剤見本を施す。その後、印刷枚葉紙が、コーティングモジュールを通過して案内される。ここで、プレスローラによって、圧胴上に載置されている印刷枚葉紙がフォイル材料に結びつく。その際に、下方を向いている金属層は、接着剤が施された領域において、印刷枚葉紙と緊密に結びつく。印刷枚葉紙をさらに搬送した後で、金属層は、接着剤が施された見本の領域においてのみ付着する。したがって、担持体フォイルから、接着剤見本の領域の金属層が除去される。このようにして消費された転写フォイルを再び巻き取る。印刷枚葉紙は、コーティングが施された状態で排紙される。コーティングモジュールを例えば印刷機の印刷枚葉紙に使用することが公知となっている。この後置の装置は、自在に使用可能ではないという欠点を有する。
欧州特許第0 569 520号明細書
したがって本発明の課題は、金属加工層等の画線部提供層を印刷枚葉紙上に安全にかつ経済的にかつ正確に転写することができる装置を提供することである。ここで装置は、拡張された適用範囲に対して取り扱い可能とすべきである。
上記課題の解決法は請求項1の特徴に係る装置から明らかになる。
本発明によると、印刷機は、フォイル転写モジュールを一体化することによって自在に使用される。フォイル転写モジュールは、印刷装置の一部として、別体の作業ステーションとして、一体化された作業ステーションとして、または置換可能な作業ステーションとして構成され得る。さまざまな印刷方法と組み合わせて使用される。特に、凹版印刷ユニットの一体化または枚葉紙オフセット印刷機および枚葉紙凹版印刷機の一体化によって、好適な効果が達成される。
好適には、フォイル転写モジュールは、適用目的に応じて、印刷機内部のさまざまな箇所に設けることができる。したがって、複数のコーティングモジュールを枚葉紙加工機内部で前後しても受けることが好適なやり方で可能になる。これによって、さまざまな画線部提供コーティングまたは金属加工層を絵柄内部に次々に施すことが可能になる。この場合、全ての画線部見本要素を有する唯一の接着剤見本を画線部提供層に次々に転写することができる。
第1の接着剤見本に対して、第1のコーティングモジュール内で、画線部を提供する第1のコーティングまたは金属加工層を施し、それに続いて、重ねた状態で、第1の接着剤見本を含むさらなる接着剤見本を施し、画線部を提供する他のコーティングまたは金属加工層を施すことも可能である。さらに、枚葉紙印刷機内で、フォイル転写モジュールは、枚葉紙を方向転換するための装置に後置することができるので、枚葉紙正面側の印刷に続いて、フォイル転写部から画線部に即したコーティングが枚葉紙背面側に施される。
コーティング特性を改善するために、画線部提供層を、いわゆるUV下印刷インキ(UV‐Unterdruckfarbe)を用いて塗布し、また、たとえばオフセット印刷プレートを介して接着剤用の印刷装置を用いて塗布することができる。
適用可能な手法は以下のとおりである:
・1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた枚葉紙オフセット印刷装置の複合体。ここで、接着剤の塗布は、オフセット印刷プレートを介して、または凹版印刷の場合は凹版印刷プレートもしくは凹版胴を介して行うことができる。
・1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた枚葉紙凹版印刷装置の複合体。ここで、接着剤の塗布は、凹版印刷プレート、凹版印刷スリーブまたは凹版印刷胴を介して行うことができる。
・1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた枚葉紙オフセット印刷装置および枚葉紙凹版印刷装置の複合体。ここで、接着剤の塗布は、オフセット印刷プレートを介して、または凹版印刷の場合は凹版印刷プレートもしくは凹版印刷胴を介して行うことができる。
・給紙機接続部としての1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた、枚葉紙オフセット印刷装置用のロール紙‐枚葉紙‐給紙機が介在している枚葉紙オフセット印刷装置およびロール紙凹版印刷装置の複合体。
・1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた枚葉紙オフセット印刷装置の複合体。ここで、接着剤の塗布は、オフセット印刷プレートを介して、または凹版印刷の場合は凹版印刷プレートもしくは凹版胴を介して行うことができる。
・1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた枚葉紙凹版印刷装置の複合体。ここで、接着剤の塗布は、凹版印刷プレート、凹版印刷スリーブまたは凹版印刷胴を介して行うことができる。
・1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた枚葉紙オフセット印刷装置および枚葉紙凹版印刷装置の複合体。ここで、接着剤の塗布は、オフセット印刷プレートを介して、または凹版印刷の場合は凹版印刷プレートもしくは凹版印刷胴を介して行うことができる。
・給紙機接続部としての1つまたは複数のフォイル転写モジュールと組み合わせた、枚葉紙オフセット印刷装置用のロール紙‐枚葉紙‐給紙機が介在している枚葉紙オフセット印刷装置およびロール紙凹版印刷装置の複合体。
本発明を、以下、図面に基づいて説明する。
図1には、2つの印刷装置からなる、ここでは印刷機である枚葉紙加工機が示されている。コーティングすべき印刷枚葉紙には、塗布装置1内で、画線部を提供する接着剤見本が施工される。接着剤の塗布は、インキおよび湿し装置11によってオフセット印刷で行われる。このインキおよび湿し装置は、プレート胴12上の印刷プレートと、印刷ブランケットまたはゴム胴13と、圧胴4とを有する。同様に、ここでは、フレキソ印刷ユニットまたはニス引き装置の形態の塗布装置も使用可能である。このような実施例の一変形形態が図4に示されている。そこでは、接着剤は、調量システム21によって、アニロックスローラ22および転写ローラ23を介して版胴24に転写される。この場合、版胴は、画線部を提供する接着剤見本を生成するための凸版印刷プレートを担持している。第2の段階では、印刷枚葉紙とともに転写フォイル5が転写間隙6を通って案内される。ここで、転写フォイル5は、転写間隙6内部で、印刷枚葉紙に対して押圧され、その際に、画線部提供層が、印刷枚葉紙の接着剤画線部の領域に転写される。コーティングモジュール2内の転写間隙6はプレスローラ3および圧胴4によって形成される。フォイル転写のために使用されるコーティングモジュール2内部には、転写フォイル5用の搬送経路が図示されている。フォイル格納ロール8が枚葉紙供給側にコーティングモジュール2に対応して設けられている。フォイル格納ロール8は回転駆動部7を有する。この回転駆動部7は、転写フォイル5を連続制御しながらコーティングモジュール2に供給するために必要であり、したがって制御可能となっている。さらにフォイル供給および搬出領域には案内装置14が設けられている。これによって、転写フォイル5が破損することなく案内され得るとともに、均一なテンションのままでプレスローラ3に対して保持され得るようになる。このようにして、コーティングユニット2を包囲する保護部15の領域でのフォイル供給が簡略化される。
転写フォイル5は、ほぼ正接した状態でプレスローラ3を通過するか、または、プレス間隙6に対して僅かな周角度のみを成して供給および搬出される。この目的のために、転写フォイル5は、コーティングモジュールの一方の側で供給され、コーティングモジュール2の他方の側で搬出される。
印刷装置の排出側にはフォイル収集ロール9が図示されている。このフォイル収集ロールは、消費されたフォイル材料を再び巻き取るものである。ここでも、制御可能な回転駆動部7が設けられている。プレスローラ3にはプレス張設材10が設けられているか、または転動部材である場合には、好適には平滑である対応のコーティングが施されている。
さらに、コーティング工程を改良するために、接着剤見本の領域およびフォイル塗布領域には乾燥装置16が設けられている。これによって、特にUV乾燥を用いて画線部に即して塗布された接着剤層を、第1の乾燥装置16(中間乾燥装置I)によって、予め乾燥させることができ、それによって、転写フォイル5の使用層の付着性が良好になるようにする。さらに、印刷枚葉紙に押圧転写された使用層の付着効果は、接着剤の乾燥を追加で加速化させるという第2の乾燥装置16(中間乾燥装置II)の作用によって改善することができる。
最終的に、フォイル塗布のあとで、コーティングの品質を、検査または監視装置17によって管理することができる。この目的のために、検査装置17は、転写間隙6の後方にて、場合によっては乾燥装置16から連結解除された状態で、コーティングモジュール2の枚葉紙案内面の方に向けられるか、または、コーティングモジュール2に後置されている、さらなる枚葉紙案内モジュールの枚葉紙案内面の方に向けられる。
本発明によると、印刷機の作業ユニットまたは印刷装置内部の種々の場所において、画線部提供層または金属加工層を用いて上述の画線部に即したコーティングを行う種々の可能な方法がある。
この目的のために、図2には凹版印刷装置が図示されている。この凹版印刷装置は、たとえば印刷機等の枚葉紙加工機内で使用されるためのフォイル転写用フォイル転写モジュールである。この場合、コーティングモジュール2は凹版印刷装置に一体化されて構成されている。接着剤の塗布は、枚葉紙案内部から印刷枚葉紙が供給される第1の凹版印刷インキ装置TFとして条件付けられている凹版印刷装置内で行われる。フォイル転写は、転写フォイル5のフォイルウェブから、ゴムブランケットが調節可能なプレスローラ3を介して行われる。コーティングされた印刷枚葉紙は、さらなる凹版印刷装置内でコーティングによって印刷される前に、後続の枚葉紙搬送胴上でさらに乾燥させることができる。枚葉紙搬送胴および凹版印刷用胴は、印刷枚葉紙に追加工を行うのにも適している。
この種の装置は、枚葉紙印刷機のニス引きモジュール内で使用可能である。このニス引きモジュールは、既に基本形態の段階で全ての必要な部材を具備している。上述したような適用に代えて、たとえば切欠き部を有するゴムブランケットまたはフレキソ印刷版を用いてアニロックスローラまたは塗布ローラと版胴とを介して接着剤調量をするためにニスを供給するために、チャンバ型ドクタシステムを使用することができる。
コーティングモジュール2は概ね、印刷前に、たとえば金属加工層の画線部提供層を印刷枚葉紙に施すのに適している。コーティングモジュール2を収容する枚葉紙加工機内部では、コーティングモジュール2は、印刷機内部の任意の場所に配置可能である。これによって、所望の画線部提供層、たとえば金属化加工層は、印刷インキ層の塗布前でも後でもその最中でも施すことができるようになる。この目的のために、コーティングモジュールは可搬式ユニットとして構成されることが好ましい。
上述の実施例によると、複数のコーティングモジュール2を枚葉紙加工機内部で前後して設けることもできる。
図3ないし図6には、印刷機のコーティングモジュール2と塗布装置1との配置の種々の可能な組み合わせが概略的に示されている。
図3は、従来の構成の基本的原理を示している。枚葉紙印刷機の枚葉紙給紙機ANには、まず、塗布装置1が後置され、その後方にコーティングモジュール2が後置されている。コーティングモジュール2には、枚葉紙印刷機の印刷装置Dが続く、枚葉紙給紙機AUをもって、この構成は完成する。したがって、この構成によって、印刷されていない印刷枚葉紙上に、金属加工されたフォイルで画線部に即したコーティングを施すことができるようになる。その後、このコーティングを介して多色からなる印刷画線部を塗布することができる。同様に、コーティングモジュール2を用いて、金属加工されたフォイルを全面にわたってコーティングすることができる。これに続いて、このコーティングに、印刷装置D内部で重ね刷りを施すことができる。コーティングモジュール2は枚葉紙排紙機AUの前方で印刷装置Dに後置され得る、ということを強調する。その場合、コーティングモジュール2に前置されている印刷装置Dは塗布装置1として機能することができる。この機構によって、たとえば後からライニングを行ったり、画線部に即している金属加工されたコーティングを重ね刷りすることなく被覆することができるようになる。このためには、インキ印刷は事前に乾燥させておいた方がよい。
図4は、図3と比較すべき構成を示している。ここでは、枚葉紙給紙機ANには、2つのフォイル転写モジュールが、一体化されたコーティングモジュールIMとして後置されている。この場合、作業ユニット内部では、コーティングモジュール2も付属の塗布装置1も設けられている(図2も参照のこと)。これによって、前述した方法例によると、隣接するが場合によっては互いに重なり合う2つの異なるコーティングを、画線部に即して塗布することができる。少なくとも2つのフォイル転写モジュールを直接前後して設けるべき場合には、コーティングモジュールIMを一体化して配置すると特に有利である。
図5には、改良された性能で印刷枚葉紙の追加工が行われる印刷機に関する自在なバリエーションが示されている。ここでは、フォイル転写モジュールは、追加モジュール(Aufsatzmodul)AMとして構成されている。このような追加モジュールAMは、可搬式ユニットとして構成されることが好ましく、かつ、印刷機の印刷装置Dの基準化された下部構造UM上に載置され得る。この目的のために連結機構が必要である。この連結機構は、さまざまな形態をとり得る。下部構造UMは、通常、フレームを有している。このフレーム内では、枚葉紙搬送ドラムと圧胴4とが互いに対応して設けられた状態で支持されている。場合によっては、下部構造の上に、オフセット印刷装置の印刷ブランケット胴13またはニス引きモジュールの版胴20が、それぞれ圧胴4に対して対応して設けられ得る。印刷ブランケット胴13または版胴20は、コーティングモジュール2と組み合わせてプレスローラ3として使用することができる。ここでは、対応の張設材10が取り付けられる。このための張設装置は両胴構造ともに具備されている。
図6には、改良されたバリエーションが図示されている。図示の印刷機は、枚葉紙給紙機ANに続く2つの印刷装置Dの後方に、いわゆる方向転換装置Wを有している。方向転換装置Wは、枚葉紙印刷機の枚葉紙流れにおいて、片面のみに印刷またはコーティングが施された印刷枚葉紙を裏返し、それにより、この印刷枚葉紙の最初は下側だった面を上側にし、この上側に続いて印刷またはコーティングを施すことができるようにする。
図示の構成では、方向転換装置Wには、塗布装置1とコーティングモジュール2とが続く。その後方では、枚葉紙排紙機AUまで、場合によってはさらなる複数の印刷装置Dが設けられている。
したがって、この種の印刷機によって、まず、各印刷枚葉紙の裏側に1色または2色刷りを行い、その後裏返しにして、金属加工層で画線部を提供するようにコーティングを施し、続いて、再び多色刷りを行うことができるようになる。これを応用した例として、画線部側に金属フォイルで装飾を施したグリーティングカードが挙げられる。
図示の構成は、例示的に挙げられたものである。当業者であれば、上記詳説した通りのフォイル転写モジュールのモジュール化の範囲内で、さらなる可能な応用方法を容易に見出すことができる。
したがって、オフセット印刷ユニットもしくはインキ装置、凹版印刷ユニットもしくはインキ装置、またはフレキソ印刷ユニットもしくはインキ装置を有する枚葉紙輪転印刷機であって、オフラインまたはインラインの印刷方法の複合機として、コールドフォイル塗布のためのユニットと接続されている枚葉紙輪転印刷機が記載される。
接着剤の塗布は、前置の印刷装置またはニス引きモジュール内で、従来のオフセット技術を用いて、インキおよび/または湿し装置、または、場合によっては対応して設けられている湿し装置を有するインキ装置としてのフレキソ印刷装置または凹版印刷装置を介して行われる。
印刷機の構成として、以下のものが考えられる:
A)枚葉紙オフセット輪転印刷機:
1.)インキキーのない小型インキ装置を有する乾式オフセット
2.)湿し装置ありまたはなしの小型インキ装置/従来型オフセットインキ装置の複合機
3.)従来型のオフセットインキ装置を有する乾式オフセット
インラインフォイラーを有する、1.)、2.)および3.)の複合機
以下の利点が得られる:迅速な準備、湿し剤の影響がない安定した連続印刷条件
A)枚葉紙オフセット輪転印刷機:
1.)インキキーのない小型インキ装置を有する乾式オフセット
2.)湿し装置ありまたはなしの小型インキ装置/従来型オフセットインキ装置の複合機
3.)従来型のオフセットインキ装置を有する乾式オフセット
インラインフォイラーを有する、1.)、2.)および3.)の複合機
以下の利点が得られる:迅速な準備、湿し剤の影響がない安定した連続印刷条件
B)枚葉紙凹版印刷:
インラインフォイラーと組み合わせた、
オフセット(UVおよび従来型のオフセットインキ)/凹版印刷の複合機
インラインフォイラーと組み合わせた、
オフセット(UVおよび従来型のオフセットインキ)/凹版印刷の複合機
C)集中型胴枚葉紙印刷機
たとえば、印圧、塗布、印刷を行う、インラインフォイラーが一体化された衛星印刷装置システム
たとえば、印圧、塗布、印刷を行う、インラインフォイラーが一体化された衛星印刷装置システム
D)フォイルと負および枚葉紙凹版印刷を行うオフセット印刷装置も可能である。
E)コールドフォイル塗布が一体化された純粋な凹版印刷機
F)コールドフォイル塗布によるコーティング。この場合、フォイルは予め印刷(凹版印刷方法)される。
G)被印刷材料は予め構造化することができ(1〜4)、続いて、仕上げ加工(コールドフォイル)されるか、または塗布(穿孔加工を含む)後にフォイル領域において直接エンボス加工が行われる。
1 塗布装置
2 コーティングモジュール
3 プレスローラ
4 圧胴
5 転写フォイル/フォイルウェブ
6 転写間隙
7 ロール駆動部
8 フォイル格納ロール
9 フォイル収集ロール
10 プレス張設材
11 インキ/湿し装置
12 プレート胴
13 印刷ブランケット/ゴム胴
14 フォイル案内装置
15 印刷装置防護部
16 乾燥装置
17 検査装置/監視システム
18 ダンサーローラ
19 胴溝
20 版胴
21 塗布ローラ
22 調量システム
D 印刷装置
W 方向転換装置
AN 枚葉紙給紙機
AU 枚葉紙排紙機
UM 下部構造
IM 一体化されたフォイル転写モジュール
AM 追加モジュール
2 コーティングモジュール
3 プレスローラ
4 圧胴
5 転写フォイル/フォイルウェブ
6 転写間隙
7 ロール駆動部
8 フォイル格納ロール
9 フォイル収集ロール
10 プレス張設材
11 インキ/湿し装置
12 プレート胴
13 印刷ブランケット/ゴム胴
14 フォイル案内装置
15 印刷装置防護部
16 乾燥装置
17 検査装置/監視システム
18 ダンサーローラ
19 胴溝
20 版胴
21 塗布ローラ
22 調量システム
D 印刷装置
W 方向転換装置
AN 枚葉紙給紙機
AU 枚葉紙排紙機
UM 下部構造
IM 一体化されたフォイル転写モジュール
AM 追加モジュール
Claims (10)
- 画線部提供層を担持体フォイルから印刷枚葉紙上に転写するための装置であって、画線部提供層および担持体フォイルは一緒に転写フォイル(5)を形成しており、接着剤を用いて画線部に即したコーティングを前記印刷枚葉紙に施すための塗布装置(1)と、圧胴(4)およびプレスローラ(3)間の転写間隙(6)内で前記印刷枚葉紙上に前記担持体フォイルから前記画線部提供層を転写するためのコーティングモジュール(2)と、を少なくとも備え、前記担持体フォイルは、コーティングされた側で前記印刷枚葉紙に当接した状態で該印刷枚葉紙とともに前記転写間隙(6)を通って案内可能であり、その際、画線部提供層が画線部に即して前記印刷枚葉紙上に転写可能になっている装置において、
前記コーティングモジュール(2)は、構造体ユニットとして、前記転写フォイル(5)のフォイルウェブを前記転写間隙(6)に出入りさせるように案内するための装置を備え、
前記コーティングモジュール(2)は、塗布装置(1)に対応して設けられており、それにより、前記コーティングモジュール(2)を収容する枚葉紙加工機内部で、前記コーティングモジュール(2)が、凹版印刷方法を行う印刷機の任意の場所に配置可能になることを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の装置において、
前記枚葉紙加工機は、カラー印刷物を作製するための複数の印刷装置(D)を備える印刷機であり、
前記コーティングモジュール(2)は、前記複数の印刷装置に前置されているか、それら印刷装置間に設けられているか、またはそれら印刷装置に後置されていることを特徴とする装置。 - 請求項1または請求項2に記載の装置において、
前記コーティングモジュール(2)は、印刷装置(D)に連結可能な可搬式ユニットの形態のフォイル転写モジュールとして構成されていることを特徴とする装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の装置において、
枚葉紙加工機内部で全面にわたるコーティングを行うためのコーティングモジュール(2)は、多色刷り印刷物を作製するための複数の印刷装置に後置されており、
前記コーティングモジュール(2)を用いてライニングが行われることを特徴とする装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の装置において、
枚葉紙加工機内部で、複数の印刷装置(D)が前後して設けられており、
少なくとも2つの前記印刷装置(D)間において、表面および裏面印刷を行うために印刷枚葉紙を裏返すための方向転換装置(W)が設けられており、
前記方向転換装置にはコーティングモジュール(2)が後置されていることを特徴とする装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の装置において、
枚葉紙加工機内部で、複数のコーティングモジュール(2)が直接前後して設けられていることを特徴とする装置。 - 請求項7に記載の装置において、
少なくとも、第1のコーティングモジュール(2)に続く複数のコーティングモジュール(2)は、一体化された作業ユニットとして構成されていることを特徴とする装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の装置において、
コーティングモジュール(2)は印刷装置(D)の一部であることを特徴とする装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の装置において、
コーティングモジュール(2)は衛星型構造の印刷装置の一部であり、この印刷装置では、さらなる胴に加えて転写胴が、中央の圧胴に対応して設けられていることを特徴とする装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の装置において、
コーティングモジュール(2)は追加工ユニットの一部であることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE200610061663 DE102006061663A1 (de) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | Bogendruckmaschine mit Folientransfereinrichtung |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007334679A Withdrawn JP2008162283A (ja) | 2006-12-27 | 2007-12-26 | フォイル転写装置を備える枚葉紙印刷機 |
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Country | Link |
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KR102430888B1 (ko) * | 2022-01-04 | 2022-08-09 | 덕수산업(주) | 인라인 옵셋 콜드포일 스템핑 인쇄 방법 |
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