JP2008158879A - 避難経路算出装置、避難経路算出方法及び避難経路算出プログラム - Google Patents

避難経路算出装置、避難経路算出方法及び避難経路算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1のエリアで異状を検知した場合に作業者の安全な避難経路をより的確に確保するという課題がある。
【解決手段】避難経路算出装置100は、複数のエリアを有する領域のレイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶部227と、領域の各エリアに設置される環境センサ500からの情報を受信する情報受信部103と、受信した環境センサからの情報に基づいて領域における異常が発生したエリア及び異常の種類を特定する異常場所種類特定部112と、異常が発生すると、領域に設置された設備の作動を制御する設備制御部112と、異常の発生を受けて制御された設備の作動状況に関する情報、特定された異常が発生したエリア及び異常の種類に関する情報ならびに記憶された領域のレイアウトに関する情報に基づいて、領域内から入場者を避難させる避難経路を算出する避難経路算出部113とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、避難経路算出装置、避難経路算出方法及び避難経路算出プログラムに関する。
プラント内に設置されている設備、又は設備周辺機器等において、災害が発生した場合、プラント内作業員に対し適切な避難誘導が素早くなされることは、災害時におけるプラント内作業員の生存率(救命率)を高める重要な要素であると考えられる。これまでにも、発電所における復水配管に破口が生じて高温蒸気が噴出したことにより、作業員が火傷を負い、死傷者が発生した事例が国内でも報告されている。このような、プラント内において事故の発生を検知した場合の避難ルートを示す方法として、特許文献1,2等の技術が知られている。
特開2003−187362号公報(段落0031〜0040) 特開2006−201961号公報(段落0028〜0068)
前記特許文献1においては、発電所、工場、化学プラント、備蓄基地等での予め定められた計測項目の計測値の経時的変化の有無を監視することにより災害の発生を予測し、事前に災害発生予測情報を出力し、最適な避難経路誘導経路図を表示する。しかしながら、最適な避難経路を求めるにあたって、プラント内設備の制御を実施することにより災害発生時には危険な経路であっても、制御実施後、ある時間が経過すれば危険度が低くなることを考慮して最適な避難経路を確保することができなかった。
また、前記特許文献2においては、実際に災害が発生した場合に、適切な避難誘導を行うために、災害の発生場所、災害の拡大方向、拡大速度、建物内における人の位置等の要素から最適な避難経路の算出を行う、というものであり、前記特許文献1の場合と同様に、プラント内設備の制御を実施することにより災害発生時には危険な経路であっても、制御実施後、ある時間が経過すれば危険度が低くなることを考慮して最適な避難経路を確保することができなかった。
そこで本発明は、特にプラント内設備において異常を検知した場合に、安全な避難経路を確保するために制御を実施して、経時的な安全度を予測することで、プラント内作業者の安全な避難経路をより的確に確保する技術を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するには、複数のエリアに設置された環境センサと接続される避難経路算出装置であって、複数のエリアを有する領域のレイアウトに関する情報を記憶するレイアウト情報記憶部を記憶装置に有する。そして、前記環境センサからの情報を受信し、当該情報に基づいて、前記領域における異常が発生したエリア及び異常の種類を特定する。異常が発生すると、前記領域に設置された設備の作動を制御し、前記異常の発生を受けて制御された設備の作動状況に関する情報、前記特定された異常が発生したエリア及び異常の種類に関する情報、ならびに、前記記憶された領域のレイアウトに関する情報に基づいて、前記領域内から入場者を避難させる避難経路を算出することを特徴とする。
本発明によれば、特にプラント内設備において異常を検知した場合に、安全な避難経路を確保するために制御を実施して、経時的な安全度を予測することで、プラント内作業者の安全な避難経路をより的確に確保することができる。
以下に、本発明の実施の形態に係る避難経路決定システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態の避難経路決定システムをプラントに適用した全体のレイアウトを示す図である。
図1に示すように、プラント設備200に適用した避難経路決定システムは、管理サーバ100と携帯型情報端末300と入退出管理装置400と設置型環境センサ500と位置センサ600とから構成されている。プラント設備200内部は、複数のエリア(Ar.1〜8)に区切られており、本実施の形態では例えば8エリアに区切られている。プラント設備200内部には、設備S1〜S5、設備に付随する配管設備11〜14を備えている。
入退出管理装置400は、プラント内作業者の入退出を検出するセンサであり、例えば、RFIDタグを読み取る無線ICタグリーダーを利用することができる。なお、以下、プラント内に入場する者は、「作業者」とする。
設置型環境センサ500は、少なくともプラント設備200内のエリア毎に設置され、例えば、温度センサ、湿度センサ、放射線及びガス濃度を検知するセンサから構成されている。
位置センサ600は、例えば、TDOA(Time Difference Of Arrival、到来時間差)測定に基づく三辺測量によって作業者の位置を検知することができる。
管理サーバ100は、入退出管理装置400、設置型環境センサ(1〜8)500及び位置センサ600とそれぞれケーブルにより接続され、それらの監視を行なっている。
また、携帯型情報端末300は、プラント内で作業している作業者A〜Eが身に着けている端末である。例えば、設備S1で火災が発生した場合に、管理サーバ100は、作業者A〜E毎に、的確な避難ルートを算出し、携帯型情報端末300に通知する。なお、携帯型情報端末300は、本実施の形態において、必要不可欠であるとは限らない。
また、プラント内設備にて発生する災害は、火災・高温蒸気/ガス漏れ・放射能漏れ・バイオハザード等が想定されるが、本実施の形態では、以下、設備S1で火災が発生した場合を想定するものとする。
図2は、本実施の形態における避難経路決定システムの各装置の機能構成例を示すブロック図である。管理サーバ100、携帯型情報端末300、入退出管理装置400及び設置型環境センサ500がネットワーク50を介して接続されている。
(管理サーバ)
前記管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101、I/F102、通信手段103、メモリ104、各種DB150、121〜125、224〜229及びI/O105を備えている。
管理サーバ100は、入退出管理装置400にて検出する入退出者情報と、設置型環境センサ(1〜8)(図1参照)500及び携帯型情報端末300内蔵の環境センサ機能314により検知された情報(温度、湿度、ガス、放射線等)の管理と、プラント運転状況DB121によるプラント内設備の稼働状況の監視及び、プラント内設備に異常が発生した場合に設備に対する制御を実施する機能を有する。
I/F102は、入出力インターフェースであり、例えば、ボタン類、ディスプレイ、各種キーボードを示す。
また、各種DBとしては、プラント運転状況DB121、設置型・携帯型環境センサ情報DB122、プラント入場者情報DB123、設置型環境センサ位置情報DB124、2次災害ポテンシャル情報DB125、エリア毎避難ルート候補DB224、入場者毎避難ルート候補DB225、入場者毎避難ルート途中経過DB226、プラント内地図DB227、入場者毎避難ルート結果DB228、設置型・携帯型環境センサ閾値DB229及びプログラムDB150を備える。なお、これらの詳細は後記する。
プログラムDB150には、避難ルート制御アプリケーション110が記憶されており、避難ルート制御アプリケーション110は、プラント内入場者管理機能111、プラント内設備緊急停止機能112、避難ルート検索機能113及び避難ルート通知機能114を備えている。前記避難ルート制御アプリケーション110の各種機能111〜114と通信手段103との間では、I/O105がデータのバッファリングや各種仲介処理を行なっている。
また、避難ルート制御アプリケーション110は、プログラムDB150からメモリ104にロードされ、CPU101によって実行される。
ここで、避難ルート制御アプリケーション110の各種機能について説明する。
プラント内入場者管理機能111は、入退出管理装置400にて入退出者を管理するにあたり、管理サーバ100内に備えるプラント入場者情報DB123に予め記憶されている各作業者毎の入退許可有無情報から、当該作業者がプラントへの入退出を許可されているか否かを確認する機能である。
プラント内設備緊急停止機能112は、プラント内火災の発生を検知した場合に、プラント運転状況DB121によりプラント内設備の稼働状況を確認し、稼動中のプラント内各設備に対して緊急停止処理を実施する機能である。
避難ルート検索機能113は、プラント内地図DB227、プラント運転状況DB121、設置型・携帯型環境センサ情報DB122、設置型環境センサ位置情報DB124及び2次災害ポテンシャル情報DB125より取得される情報から、後記する避難ルート検索手法(図16、図17、図18参照)に基づき、避難経路の検索を実施し、得られた結果を入場者毎避難ルート結果DB228に記憶する機能である。
避難ルート通知機能114は、前記避難ルート検索機能113により得られた作業者毎の避難ルート結果の内、最適な避難ルート、すなわち、入場者毎避難ルート結果DB228に記憶された避難ルートを、各作業者が携帯している携帯情報端末300(図1参照)に通知する機能である。
なお、管理サーバ100においては、プラント内に設置された設置型環境センサ500、あるいは、プラント内各作業者が携帯する携帯型情報端末300に付随するセンサーによりプラント内火災の発生を検知した場合に、プラント内各設備に対して緊急停止処理を実施するためのプラント内設備緊急停止機能112は、プラント内に存在する作業員の安全を確保することを目的として、プラント内全設備に対し、緊急停止処理を実施する。この場合、緊急停止処理を行うことで、設備の場所によっては、避難経路をより安全に確保するために、特別な制御を行なうことも想定している。例えば、設備周辺の温度が十分に下がらない、或いは、高温蒸気/ガス等が配管破断部位から放出されるといった現象のために避難経路が確保できないという状況に陥る恐れがある。本実施の形態においては、避難経路を確保するために、プラント内設備に対し、高温蒸気/ガス等が内部を通過する配管等に対して、配管のひび割れ、破断等が発生した場合にも、周囲に存在する可能性のあるプラント内作業員が危険な状態に陥らないように、当該設備に対して、温度を急速に低下させることを目的とした物質或いは、有毒ガスによる悪影響を中和することが可能である物質等を注入する。そして、管理サーバ100は、設備が元来持っている危険度を周囲を通過しても安全である許容範囲まで制御することにより、避難経路の確保を行うことを可能とすることを想定している。
(携帯型情報端末)
携帯型情報端末300は、CPU301、I/F302、通信手段303、メモリ304、I/O305、環境センサ306、位置センサ307及び各種DB320〜323、350を備え、専用の端末以外にもPDAや携帯電話等を用いて具現される。
I/F302は、入出力インターフェースであり、管理サーバ100に配置するI/F102と同様の用途であるため、説明は省略する。
また、各種DBとしては、プラント内地図DB320、避難ルートDB321、環境センサ情報DB322、環境センサ閾値DB323及びプログラムDB350を備える。
プログラムDB350には、避難ルート表示アプリケーション310が記憶されており、避難ルート表示アプリケーション310は、プラント内地図表示機能311、現在地検知機能312、ルート検索機能を含む避難ルート表示機能313及び環境センサ機能314を備えている。前記避難ルート表示アプリケーション310の各種機能と通信手段303の間では、I/O部305がデータのバッファリングや各種仲介処理を行なっている。
また、避難ルート表示アプリケーション310は、プログラムDB350からメモリ304にロードされ、CPU301によって実行される。
ここで、避難ルート表示アプリケーション310の各種機能について説明する。
プラント内地図表示機能311は、当該携帯型情報端末300における現在地検知機能312により取得する当該携帯型情報端末300の位置情報から検索される避難ルートを当該携帯型情報端末300の画面上に表示するために必要となるプラント内地図情報をプラント内地図DB320より取得し、当該携帯型情報端末300の画面上に表示する機能である。
現在地検知機能312は、当該携帯型情報端末300の位置情報を管理サーバ100の設置型・携帯型環境センサ情報DB122に記憶するため、管理サーバ100に通知する機能である。
避難ルート表示機能313は、管理サーバ100における避難ルート検索機能113によって避難ルートの検索を実施した結果得られる、最も安全かつ避難に要する時間が最短となる避難ルートを、通信手段303により管理サーバ100より受信して避難ルートDB321に記憶し、携帯型情報端末300の画面の地図上に表示する機能である。
環境センサ機能314は、携帯型情報端末300に内蔵されている環境センサ306が検知する情報を環境センサ情報DB322に記憶する機能である。
なお、携帯型情報端末300では、プラント内設備にて発生した、例えば火災をプラント内作業者が携帯する携帯型情報端末300に内蔵されている環境センサ306で検知したとき、環境センサ機能314により管理サーバ100に対して火災の検知を通知する。
また、入退出管理装置400は、通信手段401を備え、作業者が入場したとき、入退出者情報が通信手段401を介して管理サーバ100に通知される。
さらに、設置型環境センサ500は、測定結果501及び、通信手段502を備え、測定結果501は通信手段502を介して管理サーバ100に通知される。
以下、本実施の形態におけるデータベースの構造について説明する。
図3Bは、管理サーバのプラント内地図DB及び、携帯型情報端末のプラント内地図DBの一例を示す構成図である。2つのプラント内地図DB(227、320)は、プラント内エリア名31、各エリアの領域32、各エリアの通路存在位置33、各エリアのプラント外への出口34を示す位置、設置35(設置設備、設置位置)、設置型環境センサ36(設置型環境センサの番号、設置位置)に関する情報をそれぞれ保持する。
ここで、図3Aは、図1の本実施の形態の避難経路決定システムをプラントに適用した全体のレイアウトを示す図に、座標を加えた図である。図3Aでは、原点をAr.5の左下としたときのプラント内各エリアの領域を示す座標、通路存在位置、プラント外への出口位置、設備の設置位置、設置型環境センサの設置位置を示している。図3Bの符号2271、3201のAr.1では、Ar.1の領域32を示す座標は、(0,Y6)(X4,Y10)の範囲、通路存在位置33は、(X2,Y6)及び(X4,Y8)、設置型環境センサ36は、No.1がその設置位置を(X2,Y8)に存する。
図4は、管理サーバ(図1参照)のプラント運転状況DBの一例を示す構成図である。プラント運転状況DB121は、固定1211部と更新1212部とから成る。固定1211部は、プラント内設備にて火災が発生したとき、プラント内各設備の稼動状況41、設備位置42及び設備停止してからの時刻(設備停止時刻43)を記憶する。更新1212部は、プラント内にて火災が発生した後、各エリア(Ar.1〜Ar.8)で安全になるまでの時間である安全基準時間44、緊急停止から設備周辺が安全になるまでの残り時間45、各設備が元来持っている危険度46及び各設備の現在の危険度47の情報を保持し、災害が発生する毎に更新される。
例えば、Ar.5(図1参照)の設備S1で火災が発生したとき、設備S1の稼動状況41は停止中、設備S1の設備位置42は(X1,Y2)、設備S1の停止した時刻(設備停止時刻43)は10時00分、設備S1周辺が安全になるまでの時間(安全基準時間44)は60分、緊急停止から設備S1周辺が安全になるまでの残り時間45は55分、設備S1が元来持っている危険度46は1000、設備S1の現在の危険度47は917である。また、Ar.5で火災が発生したことにより、設備3を存するAr.3は、安全基準時間44は5分、設備S3の緊急停止から設備S3周辺が安全になるまでの残り時間45は0分、設備S3が元来持っている危険度46は700、設備S3の現在の危険度47は0である。
なお、危険度とは、予め作業者から聞き取った災害が発生した際の相対値であり、災害種別間で統一して定められる。
図5は、管理サーバの設置型・携帯型環境センサ情報DBの一例を示す構成図である。設置型・携帯型環境センサ情報DB122は、所定時間毎の設置型環境センサ500及び携帯型情報端末300の環境センサ306による検出結果を保持するデータベースであり、設置型環境センサ500(図1参照)により計測するAreaNo.51及び環境センサ計測値52(計測実施時間、温度(℃)、湿度(%)、放射線濃度(放射線(μSv/h))、ガス濃度(ガス(例えば、CO)(ppm)))の各情報及び携帯型情報端末300(図1参照)で計測する携帯型情報端末管理No.53、その位置情報54及び、これに対応する環境センサ計測値55(温度(℃)、湿度(%)、放射線濃度(放射線(μSv/h))、ガス濃度(ガス(例えば、CO)(ppm)))を保持している。
図6は、管理サーバのプラント入場者情報DBの一例を示す構成図である。プラント入場者情報DB123は、作業者61のID及び氏名、プラント設備200への入退許可有無62、プラント設備200内に入場中か場外かを示す状態63、及び、予め測定した作業者毎の避難時移動速度(事前測定値)64を管理するための情報を保持している。
なお、作業者61のIDと携帯型情報端末管理No.53(図5参照)とは、同一又は対応がされているものとする。
図7は、管理サーバの設置型環境センサ位置情報DBの一例を示す構成図である。設置型環境センサ位置情報DB124は、設置型環境センサ500(図1参照)の設置位置を保持するデータベースであり、設置型環境センサNo.71及び設置位置72を保持している。
図8は、管理サーバの2次災害ポテンシャル情報DBの一例を示す構成図である。2次災害ポテンシャル情報DB125は、プラント設備200内の各設備(S1〜S5)において災害が発生した場合に、災害が発生した設備が存在するエリアとそれ以外のプラント設備200内のエリア(Ar.N(x,y)81)において2次災害が発生する危険度83及び、災害発生後、前記危険度が所定値以下になるまでの時間(安全基準時間84)を保持しており、図8上矢印の方向で情報を参照する。
例えば、Ar.5(図1参照)の設備S1で火災が発生した場合の、災害種別82毎のAr.1(x,y)〜Ar.8(x,y)の危険度83及び、安全となるまでの時間(安全基準時間84)を保持し、災害種別82が例えば火災、蒸気及びガスの場合は、Ar.5の(危険度83、安全基準時間84)は、それぞれ(1000、60分)、(200、60分)及び(100、60分)である。また、Ar.1の(危険度83、安全基準時間84)は、それぞれ(800、48分)、(160、48分)及び(80、48分)である。
図9は、エリア毎避難ルート候補DBの一例を示す構成図である。エリア毎避難ルート候補DB224は、管理サーバ100において予めエリア毎のそのエリアから所定の避難口までの避難ルートの候補を抽出し、対象となる避難経路を経路の短い順に全て保持している。データとしては、エリア毎に各避難ルートのインデックスNo.91及び避難ルート情報92を保持し、避難ルート情報92は、順路の位置情報と、これに対応するエリアと、を示している。
図10は、入場者毎避難ルートDBの一例を示す構成図である。管理サーバ100において、エリア毎避難ルート候補DB224(図9参照)の避難ルート候補から、作業者が現在位置するエリアの避難ルート候補のうち、管理サーバ100が現在の設備危険度の合計が低い順且つ避難ルートが短い順に並び変えたデータを作業者毎保持する。データとしては、各避難ルートのインデックスNo.2251及び避難ルート情報2252を保持し、避難ルート情報2252は、順路の位置情報と、これに対応するエリアとを示している。なお、現在の設備危険度とは、プラント運転状況DB121(図4参照)のプラント内設備(Ar.N)に対応する各設備の現在の危険度47を参照し、図10の各順路下段括弧内に記載の設備名、設備危険度は当該エリアに設置されている設備の現在の危険度を参考値として記憶している。
図11は、管理サーバの入場者毎避難ルート結果DBの一例を示す構成図である。入場者毎避難ルート結果DB228は、管理サーバ100において、詳細を後記する避難ルート検索機能113(図2参照)で取得した各作業者に伝達するべき避難ルート結果を保持している。データとしては、作業者毎の現在地情報2281及び避難ルート情報2282を保持し、避難ルート情報2282は、順路の位置情報と、これに対応するエリアと、を示している。図11中、各順路下段括弧内に記載の設備名、設備危険度は当該エリアに設置されている設備の現在の危険度を参考値として記入している。
図12は管理サーバの設置型・携帯型環境センサ閾値DBの一例を示す構成図である。設置型・携帯型環境センサ閾値DB229は、携帯型情報端末300内蔵の環境センサ306及び設置型環境センサ500による検知結果が異常であるか否かを判定する閾値を保持するデータベースであり、管理サーバ100は当該閾値を超過した場合には異常を検知したと認識する。データとしては、設置型環境センサ500(図1参照)により計測されるAreaNo.2291及び環境センサ閾値2292(温度(℃)閾値、湿度(%)閾値、放射線濃度(放射線(μSv/h)閾値)、ガス濃度(ガス(例えば、CO)(ppm))閾値)の各情報及び携帯型情報端末300(図1参照)で計測される携帯型情報端末管理No.2293及び環境センサ閾値2294(温度(℃)閾値、湿度(%)閾値、放射線濃度(放射線(μSv/h)閾値)、ガス濃度(ガス(例えば、CO)(ppm)閾値))を保持している。
図13は、携帯型情報端末の環境センサ閾値DBの一例を示す構成図である。環境センサ閾値DB323は、携帯型情報端末300内蔵の環境センサ306による検知結果が異常であるか否かを判定する閾値を保持するデータベースであり、携帯型情報端末300は、当該閾値を超過した場合には異常を検知したと認識する。データとしては、携帯型情報端末300(図1参照)で計測される携帯型情報端末管理No.131及び環境センサ計測値132(温度(℃)閾値、湿度(%)閾値、放射線濃度(放射線(μSv/h)閾値)、ガス濃度(ガス(例えば、CO)(ppm)閾値))を保持し、図12の携帯型情報端末300毎の閾値と同値である。
なお、環境センサ閾値DB323は、それぞれの携帯型情報端末300に対応する携帯型情報端末管理No.と一致する表のみを保持している。
図14は、携帯型情報端末の避難ルートDBの一例を示す構成図である。避難ルートDB321は、管理サーバ100より、通信手段103を介して送信される作業者毎の避難ルートを保持する。データは、図11と同様であるため、説明は省略する。
なお、避難ルートDB321は、それぞれの携帯型情報端末300に対応する携帯型情報端末管理No.と一致する表のみを保持している。
図15は、携帯型情報端末の環境センサ情報DBの一例を示す構成図である。環境センサ情報DB322は、携帯型環境センサ306による検出結果を保持するデータベースである。データとしては、携帯型情報端末300(図1参照)で計測する携帯型情報、すなわち、作業者毎の計測した時刻151、携帯型情報端末300の現在地152及び、これに対応する環境センサ計測値153(温度(℃)、湿度(%)、放射線濃度(放射線(μSv/h))、ガス濃度(ガス(例えば、CO)(ppm)))を保持している。
なお、環境センサ情報DB322は、それぞれの携帯型情報端末300に対応する携帯型情報端末管理No.と一致する表のみを保持している。
図16は、本実施の形態のプラント設備を対象とした避難経路決定システムの全体のフローチャートを示す。ここでは、プラント設備200に入退場する作業者を作業者Aとする。
作業者Aがプラント設備200に入場し、入退出管理装置400が作業者の有する携帯型情報端末300を検知する(ステップS1000)。ここで、作業者を検知する方法としては、作業者のIDを記憶したRFIDタグを読み取る無線ICタグリーダーを使用することができる。
入退出管理装置400が作業者の有する携帯型情報端末300を検知すると、入退出管理装置400は、作業者毎のIDを読み取り、管理サーバ100に送信する。
管理サーバ100(図2参照)のプラント内入場者管理機能111では、作業者情報確認及び、プラント内入場者DB123(図6参照)を更新する(ステップS2000)。ここで、作業者情報確認とは、入退出管理装置400から送信された作業者のIDに基づいて、プラント入場者情報DB123から入退許可有無62を参照して、入退許可の有無を確認することである。すなわち、入退許可有無62が「有」であれば、プラント内の入場が許可され、プラント内入場者管理機能111によって、送付された作業者のIDに対応するプラント入場者情報DB123の状態63を入場中を意味する「○」に更新する。一方、入退許可有無62を参照して、「無」であれば、プラント内の入場が許可されず、プラント内入場者管理機能111によって、送付された作業者のIDに対応するプラント入場者情報DB123の状態63を、場外を意味する「−」に更新する。
次に、プラント内に入場している、例えば作業者Aの携帯する携帯型情報端末300においては、環境センサ306(図2参照)により災害を検知する(ステップS3000)。ここで、環境センサ機能314は、作業者Aが携帯する携帯型情報端末300に配置される環境センサ306により検知した情報を一定時間毎に環境センサ情報DB322(図15参照)に更新する。環境センサ機能314は、更新された環境センサ情報DB322から一定時間毎に現在地152及び環境センサ計測値153を含む環境センサ情報を読み出し、さらに、環境センサ閾値DB323(図13参照)から作業者AのIDに対応する作業者Aが携帯している携帯型情報端末管理No.131に基づき、環境センサ閾値132を読み出し、作業者Aの環境センサ計測値153と環境センサ閾値132とを比較し、環境センサで計測される温度、湿度、放射線及びガスのうち、いずれか1つでも計測値が閾値より大きい場合は、災害を検知する。
ここで、環境センサ情報DB322の現在地152は、現在地検知機能312が位置センサ307から検知した現在地を一定時間毎に記憶したものである。
携帯型情報端末300が災害を検知したとき、作業者Aの携帯する携帯型情報端末300の環境センサ機能314は、作業者Aの携帯型情報端末300から前記読み出した環境センサ情報を管理サーバ100へ通知する(ステップS3005)。
管理サーバ100では、避難ルート制御アプリケーション110は、受信した作業者Aの環境センサ情報を管理サーバ100の設置型・携帯型環境センサ情報DB122(図5参照)に追加する(ステップS2005)。
管理サーバ100では、プラント内設備緊急停止機能112は、作業者AのIDと一致する作業者Aが携帯している携帯型情報端末管理No.53に基づき、設置型・携帯型環境センサ閾値DB229(図12参照)から環境センサ閾値2294を読み出す。そして、受信した環境センサ情報と読み出した環境センサ閾値2294とを比較し、環境センサ情報の温度、湿度、放射線及びガスのうち、いずれか1つでも閾値より大きい場合は、異常値と認識し、異常の種類(災害種別)を特定する。異常の種類(災害種別)の特定は、例えば、環境センサ情報の温度、湿度、放射能及びガスの計測値に基づいて予め定められているものとする。
そして、プラント内設備緊急停止機能112は、プラント内全設備の緊急停止処理を実施するために、プラント内全設備に対して緊急停止信号を送信する(プラント設備制御)(ステップS2010)。
なお、管理サーバ100は、プラント内設備を制御する制御サーバに対して緊急停止信号を送信することとしても良い。
プラント内設備緊急停止機能112は、プラント内全設備から緊急停止信号に対する応答を確認する(ステップS2015)。
次に、避難ルート検索機能113が、災害発見者である作業者Aの最短避難ルートの検索を行い、その検索結果を避難ルート通知機能114により作業者Aの携帯型情報端末300へ通知する(ステップS2020)。本ステップ(ステップS2020)については、図14、15を参照して、詳細に説明する。
作業者Aの携帯型情報端末300では、管理サーバ100から受信した避難ルート情報を避難ルートDB321(図14参照)に記憶し、避難ルート表示機能313により、作業者Aの携帯情報端末300のI/F302の画面に避難ルートを表示する(ステップS3010)。
管理サーバ100では、避難ルート検索機能113が、プラント入場者情報DB123(図6参照)の状態63により、プラント設備200(図1参照)に入場中の作業者A以外の作業者を確認し(ステップS2025)、その他作業者の避難ルートを検索し、その検索結果を避難ルート通知機能114により各作業者の保持する携帯型情報端末300に対して通知する(ステップS2030)。
このとき、管理サーバ100は、設置型・環境型センサ情報DB122(図5参照)を用いて、異常を検知した場所、すなわち、災害発見者である作業者Aの位置情報54に近い携帯型情報端末300を携帯している作業者から順に避難ルート検索機能113(SUB1)を実行するとより安全に作業者を避難させることができる。
作業者Bの携帯型情報端末300では、管理サーバ100から受信した避難ルート情報を避難ルートDB321(図14参照)に記憶し、避難ルート表示機能313により、作業者Bの携帯型情報端末300のI/F302の画面に避難ルートを表示する(ステップS3015)。
作業者Cの携帯型情報端末300では、管理サーバ100から受信した避難ルート情報を避難ルートDB321に記憶し、避難ルート表示機能313により、作業者Cの携帯型情報端末300のI/F302の画面に避難ルートを表示する(ステップS3020)。
以下、同様の処理を全作業者について繰り返す。
このように、各作業者が携帯する携帯型情報端末300のI/F302の画面上に避難ルートを表示し、各作業者に対して的確な避難ルートの指示を行なうことができる。
図17は、本実施の形態における避難ルート検索機能113(図2参照)(SUB1)のフローチャートを示す。なお、図17のステップS4000からステップS4045までの処理は、避難ルート検索機能113が実行し、ステップS4050及びステップS4055の処理は、避難ルート通知機能114が実行する。
まず、避難ルート検索機能113は、図16のプラント設備制御の結果(ステップS2015)及び2次災害ポテンシャル情報DB125(図8参照)よりプラント運転状況DB121(図4参照)を作成する(ステップS4000)。すなわち、プラント内設備S1で災害が発生しているため、避難ルート検索機能113は、設備S1が存在するエリアAr.5以外でプラント内に存在するその他のエリアAr.1〜4、6〜8において2次災害が発生する危険度83及び、災害発生後安全になるまでの時間(安全基準時間84)を設備S1(の名称)を用いて、2次災害ポテンシャル情報DB125(図8参照)から読み込み、プラント運転状況DB121の各設備が元来持っている危険度46及び安全基準時間44を更新する。また、避難ルート検索機能113は、各設備のプラント設備制御の結果、すなわち、設備の停止中又は稼動中の区別を稼動状況41に、設備が停止した時刻を設備停止時刻43に更新する。ここで、プラント内地図DB227(図3B参照)に記憶されている各エリアに設置する設備の設置位置35を予め設置位置42に記憶しておくものとする。そして、避難ルート検索機能113は、各設備が元来持っている危険度46に基づいて、設備緊急停止処理実施後、設備が安全となるまでの残り時間45及び各設備の現在の危険度47を算出した結果を更新する。
なお、各設備の現在の危険度47は、(各設備が元来持っている危険度46)×(緊急停止から設備周辺が安全になるまでの残り時間45)/(安全基準時間44)で算出することができる。
避難ルート検索機能113は、管理サーバ100の設置型・携帯型環境センサ情報DB122(図5参照)に記憶されている携帯型端末位置情報54より、当該作業者の現在位置(Ar.)をプラント内地図DB227(図3参照)の各エリアの領域32に基づいて算出する(ステップS4005)。
避難ルート検索機能113は、算出した当該作業者の現在位置(Ar.)からの避難ルート候補をエリア毎避難ルート候補DB224(図9参照)から抽出し、入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)に記憶する(ステップS4010)。
避難ルート検索機能113は、前記抽出した避難ルート候補(図9参照)に含まれる順路(エリア(Ar.N))について、プラント運転状況DB121(図4参照)から各プラント内設備(Ar.N)の現在の危険度47を読み出し、避難ルート候補毎に現在の危険度の合計を算出し、その合計が低い順で且つ経路長の短い順に並び変えたデータを作業者毎、入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)に記憶する。
次に、避難ルート検索機能113は、入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)に記憶した当該作業者の避難ルート候補のうち、経路長の最短ルートを対象ルートとして選択する(ステップS4020)。
避難ルート検索機能113は、対象ルート上に異常箇所があるか否かを、対象ルート上の各順路(エリア(Ar.N))について設置型・携帯型環境センサ情報DB122(図5参照)の環境センサ計測値52と、設置型・携帯型環境センサ閾値DB229(図12参照)の環境センサ閾値2292とを比較し、閾値を超過している箇所の有無により確認する(ステップS4025)。ここで、閾値を超過している箇所がある場合は、その箇所、すなわち、その順路(エリア(Ar.N))が異常箇所である。
異常箇所がある場合(ステップS4025の“あり”)には、入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)に記憶した当該作業者の避難ルート候補に未選択の避難ルート候補があるか否かを判定する(ステップS4040)。
未選択の避難ルート候補がある場合(ステップS4040の“あり”)は、対象ルートとして次の入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)の次のレコードである避難ルート候補を選択して(ステップS4045)、ステップS4025に戻る。
一方、未選択の避難ルート候補がない場合(ステップS4040の“なし”)は、図18にて詳細に説明する。
次に、異常箇所がなしの場合(ステップS4025の“なし”)には、対象ルート上で各設備の現在の危険度がすべて0であるか否かを判定する(ステップS4030)。すなわち、対象ルートの各順路(エリア(Ar.N))に対応する、プラント運転状況DB121(図4参照)の各設備の現在の危険度を参照し、すべての設備について現在の危険度が0であるか否かを確認する。
各設備の現在の危険度がすべて0である場合(ステップS4030の“あり”)は、避難ルート通知機能114が、対象ルートと、設置型・携帯型環境センサ情報DB122(図5参照)から検索した当該作業者に対応する位置情報54とを避難ルート結果DB228(図11参照)に記憶し、記憶した対象ルートと位置情報を当該作業者の携帯型情報端末300に通知する(ステップS4050)。
各設備の現在の危険度がすべて0でない場合(ステップS4030の“なし”)は、すなわち、現在の対象ルートにて当該作業者の避難時移動速度で避難を実施した場合の2次災害が発生する可能性が有る場所までの到達時間(T1)が、2次災害が発生する可能性のある設備周辺が安全となるまでの時間(T2)よりも長いか否かを判断する(ステップS4035)。ここで、当該作業者の避難時移動速度は、プラント入場者情報DB123(図6参照)の当該作業者と一致する作業者61に対応する避難時移動速度64を検索して用いる。
なお、避難時移動速度は、作業者が安全に避難できる統計的移動速度を使っても良い。
T1がT2よりも長い場合(ステップS4035の“T1>T2”)には、避難ルート通知機能114が、対象ルートと、設置型・携帯型環境センサ情報DB122(図5参照)から検索した当該作業者に対応する位置情報54とを避難ルート結果DB228(図11参照)に記憶し、記憶した対象ルートと位置情報を当該作業者の携帯型情報端末300に通知する(ステップS4055)。
一方、T1とT2が等しい又はT1がT2よりも短い場合(ステップS4035の“T1≦T2”)には、前記した未選択の避難ルート候補の有無を判定し(ステップS4040)、避難ルート候補がある場合(ステップS4040の“あり”)には、対象ルートを次の避難ルート候補として(ステップS4045)、避難ルート検索を継続する。
ここで、ステップS4035の説明を、図19を示して詳細に行なう。ここで、プラント設備200(図1参照)のAr.7で作業している作業者Bと作業者Cについての避難ルート候補を、入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)中、作業者BはNo.1、作業者CはNo.2とした事例で説明することとする。
作業者Bと作業者Cの避難ルート候補は共にAr.7→Ar.8であり同一である。また、設備S5(Ar.8)は、現在の危険度が0ではないため、2次災害が発生する可能性のある場所である。
しかし、設備S5(Ar.8)の設備周辺が安全となるまでの時間(T2)は、プラント運転状況DB121(図4参照)のプラント内設備S5の緊急停止から設備周辺が安全になるまでの残り時間45であり、2分である。
作業者Bは、避難時移動速度が5.0km/hで設備S5(Ar.8)に到達する時間(T1)が3分である(T1>T2)ため、2次災害が発生する可能性はない。一方、作業者Cは、避難時移動速度が15.0km/hで設備S5(Ar.8)に到達する時間(T1)が1分7秒である(T1≦T2)ため、まだ、2次災害が発生する危険度が0にならず、2次災害が発生する可能性がある。従って、作業者Cの場合は、次以降の避難ルート候補を選択することとなる。
次に、図18は、避難ルート検索機能(SUB1)内、未選択の避難ルート候補がない(対象ルート上に異常箇所が無い経路候補が存在しない)場合(ステップS4040の“なし”)の処理のフローチャートを示す。なお、図18のステップS5000からステップS5035までの処理は、避難ルート検索機能113が実行し、ステップS5040及びステップS5045の処理は、避難ルート通知機能114が実行する。
避難ルート検索機能113は、入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)の各避難ルート候補について設備危険度の合計値を算出する(ステップS5000)。避難ルート候補の設備危険度の合計値とは、避難ルート候補の順路(エリア(Ar.N))毎に、該当するプラント内設備(Ar.N)の現在の危険度47をプラント運転状況DB121(図4参照)から読み出し、その合計値を算出した値をいう。
避難ルート検索機能113は、算出した設備危険度合計値の低い順に並び替えた結果を作業者毎に、図示しない入場者毎避難ルート途中経過DB226に記憶する(ステップS5005)。なお、入場者毎避難ルート途中経過DBの形式は、入場者毎避難ルート候補DB225(図10参照)と同様である。
避難ルート検索機能113は、入場者毎避難ルート途中経過DB226に記憶した当該作業者の避難ルート候補のうち、設備危険度合計値が最も低い避難ルート候補を対象ルートとして選択する(ステップS5010)。
避難ルート検索機能113は、メモリ104上のカウンタnに2を設定する(ステップS5015)。
避難ルート検索機能113は、対象ルートとn番目の避難ルート候補における各設備危険度最高値を取り出し、その比較を行なう(ステップS5020)。
避難ルート検索機能113は、対象ルートの設備危険度の最高値がn番目の避難ルート候補の設備危険度の最高値より大きい場合(ステップS5020の“対象ルート>n番目のルート”)には、対象ルートとn番目の避難ルート候補を入れ替え、入場者毎避難ルート途中経過DB226に記憶する(ステップS5025)。このとき、n番目の避難ルート候補を対象ルートとする。
一方、対象ルートの設備危険度の最高値がn番目の避難ルート候補の設備危険度の最高値と同じ又は低い場合(ステップS5020の“対象ルート≦n番目のルート”)には、ステップS5025を行なわない。
避難ルート検索機能113は、全避難ルート候補に対して、設備危険度の最高値の比較を行なったか否かを判断する。すなわち、全避難ルート候補の件数とカウンタnとを比較し(ステップS5030)、全避難ルート候補件数がカウンタnより大きい場合(ステップS5030の“>”)すなわち、未実施の避難ルート候補が存在する場合には、カウンタnに1を加算し(ステップS5035)、ステップS5020の処理に戻る。
一方、全避難ルート候補件数がカウンタnと同じ又は小さい場合(ステップS5030の“≦”)は、避難ルート通知機能114が、入場者毎避難ルート途中経過DB226に記憶されている対象ルートと当該作業者に対応する位置情報54を設置型・携帯型環境センサ情報DB122(図5参照)から検索し、当該作業者に対応する入場者毎避難ルート結果DB228に記憶する(ステップS5040)。
避難ルート通知機能114は、当該作業者に対応する携帯型情報端末300に対象ルートと位置情報54とを通知する(ステップS5045)。
本処理を実施することにより、すべての避難ルート候補のうち設備危険度の合計値が最も低いルートを避難ルートとして場内作業者へ通知することが可能となり、対象ルート上に異常箇所が無い経路候補が存在しない場合にも、より安全な避難ルートを検索することにより、場内作業者の避難時の安全を可能な限り確保する。
本発明の実施の形態における避難経路決定システムの全体のレイアウトを示す図である。 本発明の実施の形態における避難経路決定システムの各装置の機能構成例を示すブロック図である。 図1に座標を加えた図である。 本発明の実施の形態における管理サーバ及び携帯型情報端末におけるプラント内地図DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における管理サーバのプラント運転状況DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における管理サーバの設置型・形態型環境センサ情報DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における管理サーバのプラント入場者情報DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における管理サーバの設置型環境センサ位置情報DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における管理サーバの2次災害ポテンシャル情報DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態におけるエリア毎避難ルート候補DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における入場者毎避難ルート候補DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における管理サーバの入場者毎避難ルート結果DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における管理サーバの設置型・携帯型環境センサ閾値DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における携帯型情報端末の環境センサ閾値DBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における携帯型情報端末の避難ルートDBの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における携帯型情報端末の環境センサ情報DBの一例を示す構成図である。 本実施の形態のプラント設備を対象とした避難経路決定システムの全体のフローチャートである。 本発明の実施の形態における避難ルート検索機能(SUB1)のフローチャートである。 本発明の実施の形態における避難ルート検索機能(SUB1)内、未選択の避難ルート候補がない場合の処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態における避難ルート検索機能(SUB1)のステップS4035の説明図である。
符号の説明
1 避難経路決定システム
100 管理サーバ
101 CPU
103 通信手段
104 メモリ
112 プラント内設備緊急停止機能
113 避難ルート検索機能
121 プラント運転状況DB
122 設置型・携帯型環境センサ情報DB
125 2次災害ポテンシャル情報DB
200 プラント設備
225 入場者毎避難ルート候補DB
227 プラント内地図DB
229 設置型・携帯型環境センサ閾値DB
500 設置型環境センサ

Claims (8)

  1. 複数のエリアを有する領域のレイアウトに関する情報を記憶するレイアウト情報記憶部と、
    前記領域のそれぞれのエリアに設置される環境センサからの情報を受信する情報受信部と、
    前記受信した環境センサからの情報に基づいて、前記領域における異常が発生したエリア及び異常の種類を特定する異常場所種類特定部と、
    異常が発生すると、前記領域に設置された設備の作動を制御する設備制御部と、
    前記異常の発生を受けて制御された設備の作動状況に関する情報、前記特定された異常が発生したエリア及び異常の種類に関する情報、ならびに、前記記憶された領域のレイアウトに関する情報に基づいて、前記領域内から入場者を避難させる避難経路を算出する避難経路算出部と
    を備えることを特徴とする避難経路算出装置。
  2. 前記領域内にいる入場者の位置を検出し通知する位置センサからの入場者の位置に関する情報を受信する位置情報受信部を備え、
    前記避難経路算出部は、さらに、前記受信した入場者の位置に関する情報に基づいて、入場者毎の避難経路を算出すること
    を特徴とする請求項1に記載の避難経路算出装置。
  3. 前記領域内にいる入場者に、前記算出された避難経路を所定の通知装置を介して通知する避難経路通知部
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の避難経路算出装置。
  4. 複数のエリアに設置された環境センサと接続される避難経路算出装置であって、
    1のエリアで異常が発生した場合の、各エリアの危険度及び当該異常に対して所定の対策を実施した場合に、前記危険度が所定値以下になるまでの安全時間を含んで記憶する2次災害情報記憶部と、
    エリア毎に、前記複数のエリアのうち1以上のエリアを通過する避難経路の候補を危険度の低い順且つ避難経路が短い順に記憶する避難経路候補記憶部と、
    前記環境センサの測定値が異常か否かを判定する閾値を記憶する環境センサ閾値情報記憶部と、
    前記複数のエリアの中の1のエリアで異常の発生を示す情報を取得したとき、前記取得した異常に対して前記所定の対策の実施を指示する情報を出力する設備制御部と、
    最適な避難経路を算出する避難経路算出部と、
    を有し、
    前記避難経路算出部は、
    前記2次災害情報記憶部から当該異常が発生したエリアに基づいて、各エリアの危険度及び、安全時間を読み出し、前記読み出した各エリアの危険度及び安全時間に基づいて、前記対策を指示する情報を出力してからの各エリアの現在の危険度及び当該エリアが安全になるまでの時間を経時的に算出し、前記避難経路候補記憶部から最短経路を対象経路として選択し、前記選択した対象経路の各エリアの環境センサの測定値と前記環境センサ閾値情報記憶部に記憶された閾値と、を比較して、各エリアの環境センサの測定値が前記閾値を超過していない場合は、前記経時的に算出する各エリアの現在の危険度が所定値未満になっているか否かを判断し、各エリアの現在の危険度が所定値未満でない場合には、前記対象経路の先頭エリアから現在の危険度が所定値未満でないエリアまでの距離を算出し、人間が安全に避難できる統計的移動速度を用いて当該エリアまでの到達時間を算出し、前記経時時に算出する当該エリアが安全になるまでの時間と、を比較して、当該エリアが安全になるまでの時間が当該エリアまでの到達時間より小さいとき、当該対象経路を最適な経路と決定することを特徴とする
    避難経路算出装置。
  5. さらに、いずれかのエリア内にいる入場者の位置を検出する位置センサが接続され、
    前記位置センサで検出した入場者の位置を記憶する入場者位置記憶部を有し、
    前記避難経路候補記憶部は、入場者毎の避難経路の候補を危険度の低い順で避難経路が短い順に記憶したことを特徴とする
    請求項4に記載の避難経路算出装置。
  6. 前記避難経路算出部は、
    前記避難経路候補記憶部に記憶されたすべての避難経路の候補から最適な経路を決定することができないときは、前記避難経路候補記憶部に記憶された避難経路の候補のうち、各エリアの危険度の合計値が最も低い避難経路を対象経路として選択し、当該対象経路の各エリアの中で一番高い危険度と、次に各エリアの危険度の合計値が低い避難経路の各エリアの中で一番高い危険度とを比較して、当該対象経路の危険度が大きい場合は、対象経路を次に各エリアの危険度の合計値が低い避難経路に入れ替えることを特徴とする
    請求項5に記載の避難経路算出装置。
  7. サーバと、前記サーバに接続される複数のエリアに設置された環境センサと、を含んでなる避難経路算出装置における避難経路算出方法であって、
    前記サーバは、
    1のエリアで異常が発生した場合の、各エリアの危険度及び当該異常に対して所定の対策を実施した場合に前記危険度が所定値以下になるまでの安全時間を含んで記憶する2次災害情報記憶部と、エリア毎に、前記複数のエリアのうち1以上のエリアを通過する避難経路の候補を危険度の低い順且つ避難経路が短い順に記憶する避難経路候補記憶部と、前記環境センサの測定値が異常か否かを判定する閾値を記憶する環境センサ閾値情報記憶部と、を有し、
    前記複数のエリアの中の1のエリアで異常の発生を示す情報を取得したとき、
    前記取得した異常に対して前記所定の対策の実施を指示する情報を出力し、
    前記2次災害情報記憶部から当該異常が発生したエリアに基づいて、各エリアの危険度及び、安全時間を読み出し、前記読み出した各エリアの危険度及び安全時間に基づいて、前記対策を指示する情報を出力してからの各エリアの現在の危険度及び当該エリアが安全になるまでの時間を経時的に算出し、前記避難経路候補記憶部から最短経路を対象経路として選択し、前記選択した対象経路の各エリアの環境センサの測定値と前記環境センサ閾値情報記憶部に記憶された閾値と、を比較して、各エリアの環境センサの測定値が前記閾値を超過していない場合は、前記経時的に算出する各エリアの現在の危険度が所定値未満になっているか否かを判断し、各エリアの現在の危険度が所定値未満でない場合には、前記対象経路の先頭エリアから現在の危険度が所定値未満でないエリアまでの距離を算出し、人間が安全に避難できる統計的移動速度を用いて当該エリアまでの到達時間を算出し、前記経時時に算出する当該エリアが安全になるまでの時間と、を比較して、当該エリアが安全になるまでの時間が当該エリアまでの到達時間より小さいとき、当該対象経路を最適な経路と決定することを特徴とする
    避難経路算出方法。
  8. 請求項7に記載の避難経路算出方法を、コンピュータに実行させることを特徴とする避難経路算出プログラム。
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