JP2008156060A - 原色塗料の在庫管理方法 - Google Patents

原色塗料の在庫管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】調色塗料を製造する調色工場等において、調色塗料の製造に必要な原色塗料の在庫を効率的に管理すること。
【解決手段】本発明は、複数の原色塗料を常備し、該複数の原色塗料を混合して所望の塗色が得られる調色塗料を製造する調色工場等における原色塗料の在庫管理方法であって、原色塗料を充填する容器に非接触ICタグを装着し、該非接触ICタグに容器内の原色塗料の情報を記憶させ、記憶させた情報を適宜更新し、更新された情報をリーダライタで読み出し、読み取った情報に基づいて必要な原色塗料の発注を行なう原色塗料の在庫管理方法に関するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、原色塗料の在庫管理方法に関するものである。
塗料会社の調色工場や塗料販売店、自動車修理工場においては、所望の塗色を得るための調色塗料の製造を行なっている。調色塗料の製造においては、ユーザーが所望する塗色の色見本を参照して、調色者が複数の原色塗料を混合して、ユーザーが所望する塗色が得られる調色塗料を調製する調色作業が行なわれる。近年、ユーザーが所望する塗色の要求は多岐に及ぶため、調色者が行なう調色作業の工数が増加する傾向にある。調色を能率よく行なうために、調色工場等においては、使用する複数の原色塗料各々について、十分な量を保有していることが必須である。
そこで、調色工場等においては、定期的に複数の原色塗料各々について使用量と保有量を確認し、必要に応じて原色塗料の発注を行なっている。保有する原色塗料の数は多く、調色塗料を調製時に使用する原色塗料の量は、塗色や調色塗料の製造スケールによって異なるものである。さらに、複数の調色者が調色を行なうため、複数の原色塗料各々について保有量を正確に把握するには繁雑な在庫管理が要求される。
特許文献1は、多種類又は多数色の着色塗料製品を少量でも効率的な製造をすることができ、後処理が必要な廃液を排出しないコンパクトな調色工場に関するものであって、調色工場には、容器内に充填されたベース塗料を貯蔵する貯蔵エリアと、ベース塗料に着色成分を計量し、添加する着色エリアと、ベース塗料と着色成分を混合する混合エリアと、混合エリアで混合し、得られた着色塗料製品を貯蔵するストックエリアとがあること、さらに、貯蔵エリアのベース塗料が充填された容器に、着色成分の種類、添加量の着色データが記され、着色エリアでは、前記着色データが、着色エリアに備わっているデータ読取装置により読み取られ、その読み取ったデータに基づき、着色成分添加装置により着色成分の種類、添加量を設定し、着色成分を添加する技術が記載されている。しかしながら、ベース塗料に添加する着色成分の在庫管理方法については何ら記載がない。
特開2002−338851号公報
本発明の目的は、調色塗料を製造する調色工場等において、調色塗料の製造に必要な原色塗料の在庫を効率的に管理する方法を提供することである。
本発明は、
1.複数の原色塗料を混合して所望の塗色が得られる調色塗料を製造するために使用する原色塗料の在庫管理方法であって、原色塗料を装填する容器に非接触ICタグを装着し、該非接触ICタグに容器内の原色塗料の情報を記憶させ、記憶させた情報を適宜更新し、更新された情報を読み出し、読み取った情報に基づいて必要な原色塗料の発注を行なう原色塗料の在庫管理方法、
2.前記非接触ICタグに記憶させる容器内の原色塗料の情報が、原色塗料の製品名又は製品コード及び容器内に残存する原色塗料の量である1項に記載の原色塗料の在庫管理方法、
3.非接触ICタグが装着された容器内の原色塗料を使用して計量調色を行なう計量装置がリーダライタを具備していて、使用した原色塗料の量に応じて該非接触ICタグに記憶させた原色塗料の量についての情報を更新する1項又は2項に記載の原色塗料の在庫管理方法、
4.リーダライタを具備した演算装置を使用して非接触ICタグに記憶させた容器内の原色塗料の情報をリーダライタを具備した演算装置に蓄積し、複数の原色塗料の在庫を管理する1〜3項のいずれか1項に記載の原色塗料の在庫管理方法、
5.非接触ICタグに記憶させた容器内の原色塗料の情報をリーダライタを具備した端末装置で読み取り、読み取った情報を通信回線を介して電子データとして遠隔地の管理サーバに送信し、管理サーバにおいて受信した情報に基づいて上記容器内の原色塗料を管理する原色塗料の在庫管理方法、
6.非接触ICタグに記憶させた容器内の原色塗料の情報をリーダライタを具備した演算装置に蓄積し、蓄積した情報を電子データとして遠隔地の管理サーバに送信し、管理サーバにおいて受信した情報に基づいて上記容器内の原色塗料を管理する原色塗料の在庫管理方法
に関する。
本発明の原色塗料の在庫管理方法は、原色塗料を充填する容器に非接触ICタグを装着し、該非接触ICタグに容器内の原色塗料の情報を記憶させ、記憶させた情報を適宜更新し、更新された情報をリーダライタで読み出し、読み取った情報を使用することによって、調色工場や塗料販売店等において、正確に効率良く原色塗料の管理を行なうことを可能とする効果を奏する。さらに前記非接触ICタグに記憶させた容器内の原色塗料の情報及び装着された容器の情報をリーダライタを具備した演算装置に蓄積し、蓄積した情報を通信回線を介して電子データとして遠隔地の管理サーバに送信し、管理サーバにおいては受信した情報を使用することで原色塗料を管理することができる効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例を説明する。
図1は、本発明の原色塗料の在庫管理方法を実施するシステムの一態様を示す。但し、本発明方法は、図に示す態様に限定されるものではない。図中の実線内で囲まれた領域内は、調色工場等の複数の原色塗料を使用して調色塗料の製造を行なう事業所を意味する
図1の1は、非接触ICタグである。非接触ICタグとは、内部にアンテナを持ち、外部の情報処理装置等との間で無線通信を行なってデータを送受信することが可能な半導体集積回路が埋め込まれた小型のタグを意味する。データを送受信することで格納された情報を必要に応じて更新することができる。該非接触ICタグは、図には示していないが、原色塗料を充填可能な容器に貼り付けて使用する。非接触ICタグには、装着される容器に充填される原色塗料の情報を記憶させる。
前記装着される容器に充填させる原色塗料の情報としては、例えば、原色塗料の製品名、製品コード及び容器内に残存する原色塗料の量、原色塗料の品種、製造ロット番号、製造年月日、使用期限、使用方法、安全情報、価格等の情報を挙げることができる。さらに容器の容量及び使用期限、容器の材質、充填可能な塗料系、使用上の注意等の容器に関する情報を記憶させても良い。
図1の2は、計量装置である。計量装置とは、所望の塗色が得られる調色塗料を調製するに際し、必要な原色塗料の量を計量する装置である。例えば、特開平11−80625号に開示の計量装置を挙げることができる。具体的には、容器が置かれる秤台と表示装置により構成され、表示装置には、配合する原色塗料の量や種類等が表示される。さらに、計量装置はリーダライタ2Aを具備している。リーダライタ2Aによって、調色に使用した原色塗料を充填した容器に装着された非接触ICタグに格納された前記情報を更新することができる。
ここで非接触ICタグに記憶された情報の更新について説明する。非接触ICタグが装着された容器内に充填された原色塗料は、調色塗料に配合することによって、一定量減少する。したがって、容器内の原色塗料の量からこの減少量を差し引いた量が、配合後に容器内に残存する原色塗料の量である。また、この減少量は、調色塗料への配合量と等しい。上記計量装置は、調色塗料への原色塗料の配合量を、リーダライタ2Aから、原色塗料が充填された非接触ICタグに送信して、容器内の原色塗料の量に関する情報を更新することができる。または、調色塗料に原色塗料を配合する前後に原色塗料が充填された容器に装着された非接触ICタグに記憶された情報を更新しても良い。
非接触ICタグに記憶された情報の更新は、リーダライタのアンテナから送信された電磁波としての情報を非接触ICタグのアンテナが受信し、非接触ICタグ内のメモリが動作して、非接触ICタグに格納された情報が更新される。
図1の3は、演算装置である。演算装置とは、前記非接触ICタグに格納された情報を読み取り、表示したり蓄積することが可能な装置である。具体的には、表示装置を具備した市販のパーソナルコンピュータ等を挙げることができる。演算装置も計量装置と同様にリーダライタ3Aを具備している。リーダライタ3Aによって、前記非接触ICタグに格納された情報を読み出して、表示装置に表示する。あるいは、図には示していないが記憶部を具備していて、一時的に前記非接触ICタグに格納された情報を読み込んで記憶しても良い。記憶された情報は適宜表示装置に表示させることができる。作業者は、表示装置に表示された前記情報を見ることによって、保有する複数の原色塗料を管理することができる。
演算装置に、複数の原色塗料に関する最新の情報を蓄積させるためには、調色作業を行なう毎に調色に使用した原色塗料が充填された容器に装着された非接触ICタグから、リーダライタ3Aを介して演算装置が情報を読み取ることができる。または、定期的に複数の原色塗料各々を収納したすべての容器に装着された非接触ICタグから上記と同様にリーダライタ3Aを介して情報を読み取ってもよい。
演算装置3はさらに図には示していないインターフェイス部を具備していて通信回線5を介して管理サーバ4との間で電子データの送受信を行なうことができる。調色工場等の複数の原色塗料を使用して調色塗料の製造を行なう事業所の内部において保有する複数の原色塗料の管理のみに本発明方法を用いる場合には、前記電子データの送受信を行なう必要はない。管理サーバ4は、例えば原色塗料を製造・販売する塗料会社や販売会社、物流センター等に設置することができる。または、該塗料会社等と通信回線を介して電子データを送受信可能な通信業者等の第三者が管理サーバ4を設置していても良い。管理サーバ4においては、調色工場等から送信される複数の原色塗料に関する情報を受信して、受信した原色塗料の情報に基づいて調色工場等における原色塗料の保有量を管理することができる。さらに、複数の原色塗料各々の保有量、調色工場等における使用量、塗料会社における原色塗料の製造予定等を勘案して、塗料会社等から、原色塗料を調色工場に発送することができる。
本発明方法においては、調色工場等の複数の原色塗料を使用して調色塗料の製造を行なう事業所において、図には示してはいないが、リーダライタ及びインターフェイス部を具備した端末装置を使用して、上記の非接触ICタグに記憶された情報を通信回線を介して管理サーバに送信し、管理サーバにおいて受信したデータを解析して、上記と同様に調色工場等の複数の原色塗料を使用して調色塗料の製造を行なう事業所における原色塗料の在庫を管理することができる。
上記管理サーバにおいて受信した原色塗料の情報に基づく原色塗料の在庫管理方法について詳細に説明する。調色工場等の複数の原色塗料を使用して調色塗料の製造を行なう事業所においては、保有する原色塗料各々について、前記の原色塗料の製品名、製品コード及び容器内に残存する原色塗料の量、原色塗料の品種、製造ロット番号、製造年月日、使用期限、使用方法、安全情報、価格等の情報を各々の原色塗料を充填した容器に装着した非接触ICタグから読み取って演算装置に蓄積することができる。演算装置は、蓄積した複数の原色塗料各々に関する情報を通信回線を介して電子データとして、上記管理サーバに送信することができる。管理サーバは、調色工場等における複数の原色塗料各々に関する情報を受信することができる。原色塗料を製造・販売する塗料会社や販売会社等は、管理サーバが受信した調色工場等における複数の原色塗料各々に関する情報を閲覧することにより、調色工場等における原色塗料の在庫状況を知ることができる。さらに該在庫状況を知ることで、原色塗料の生産計画を立てたり、在庫状況を解析して原色塗料の使用頻度を把握することもできる。
図1の5は通信回線である。上記インターフェイス部を具備した演算装置や端末装置と管理サーバの間の電子データの送受信を可能にする機能を有するものである。具体的には、電話回線やインターネット回線、携帯電話網、光ケーブルや有線TVネットワーク等を挙げることができる。図1においては実線で示しているが、無線通信網であってもよい。
次に、本発明方法における原色塗料の管理について説明する。調色塗料の調製は、原色塗料、着色ペースト、クリヤー塗料、白色塗料等を混合して行なう。さらにレオロジーコントロール剤や表面調整剤等の添加剤を配合したり、塗装に適正な粘度に調整するために各種の溶剤で希釈する工程についても調色工場で行なわれる場合がある。この調色塗料の調製は、ユーザーの要求に合わせた様々な塗色に対し、様々なスケールで行なわれる。そこで、複数の原色塗料を最新の配合で製造されたものを上記調色に十分な量を保有する必要がある。
ここで最新の配合で製造された原色塗料を保有するとは以下の意味である。上記所望の塗色が得られる調色塗料を調製する場合、調色作業者が試行錯誤や自身の経験に基づいて行なう場合がある。そうすると調色作業の効率が調色作業者の経験や技能に依存することになる。そこで、塗料会社は、複数の塗色についてその塗色が得られる調色塗料の配合(原色塗料の量組成など)を調色工場に提供している。原色塗料等の配合は、原料の事情や塗料の技術革新、価格を考慮して塗料会社によって変更される場合がある。変更された場合、前記調色塗料の配合も変更される。したがって調色塗料の配合が塗料会社から調色工場に提供されている場合、提供されている配合を使用するためには、最新の配合に対応する原色塗料を保有していることが望ましい。
上記複数の原色塗料は、通常調色工場や倉庫等において、容器に充填され保管されている。容器とは、液状又はペースト状、固体の原色塗料を運搬保存する容器を意味する。本発明方法においてはこの容器に、容器内の原色塗料の情報を記憶された非接触ICタグが貼り付けられている。非接触ICタグへの情報の書き込みは、非接触ICタグを装着する容器が、石油缶等の充填されている塗料を使用後廃棄される使い捨ての容器である場合には、塗料製造、缶詰時に行うことができる。あるいは、塗料会社の配送センターや倉庫、商社等において行なっても良い。装着する容器が、小スケールのタンク等調色工場が保有する容器であって、充填されている原色塗料を使用後に洗浄し、新たな原色塗料を充填する場合においては、原色塗料を充填時に調色工場等において行なうことができる。あるいは,塗料会社から発送後の流通過程において適宜非接触ICタグに記憶された情報を書き換えることができる。
調色工場等において、調色塗料の調製は、原色塗料、着色ペースト、クリヤー塗料、白色塗料等を適宜攪拌混合して行なう。さらにレオロジーコントロール剤や表面調整剤を配合したり、塗装に適正な粘度に調整するために各種の溶剤で希釈する工程についても調色工場で行なわれる場合がある。この調色塗料の調製は、例えば、攪拌混合用の小型容器に必要な量の原色塗料等を計量して配合することによって行なうことができる。前記非接触ICタグが装着された容器から配合することによって容器内の原色塗料は減少したので、非接触ICタグに記憶されている情報を書き換える。計量を行なう計量装置がリーダライタを具備している場合には、上記計量時に自動的に情報を書き換えることができる。通常、調色塗料の調製には、複数の原色塗料を使用するので、複数の原色塗料各々が充填された容器に装着された非接触ICタグについて上記の情報の書換を行なう。
上記情報の書換によって、調色塗料の調製を行なうごとに、上記にて原色塗料が充填された容器に装着された非接触ICタグに記憶された情報は、最新のものに更新されている。すなわち調色工場等における複数の原色塗料各々に関する最新の情報が、充填された容器に装着された非接触ICタグに格納されている。そこで調色工場等において、前記非接触ICタグに記憶された情報を読み出して,複数の原色塗料の在庫管理を行なうことができる。
本発明方法においては、上記の原色塗料の管理は、リーダライタを具備した演算装置を使用して、前記非接触ICタグに記憶された情報を読み出すことで行なうことができる。演算装置は、通常表示装置と接続している。表示装置は、モニタ、ディスプレイと称することもあり、図形や文字を表示する装置を意味し、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等を挙げることができる。
通常原色塗料が充填された容器は、搬入や搬出の容易さから、調色工場において専用の棚に置かれていることが多い。該専用の棚に容器を置いたときに、容器に装着された非接触ICタグに記憶させた情報を読み取ることができるようにリーダライタを装着させておけば、上記演算装置としてリーダライタを具備した携帯可能なラップトップ型のパーソナルコンピュータやPDAを使用して、前記専用の棚をスキャンすることによって、複数の容器各々に装着された非接触ICタグに記憶された情報を一括して読み取ることができる。
上記演算装置は、さらに操作者が必要な指示やデータを演算装置に与えるための入力装置を具備していても良い。入力装置としては、キーボード、マウスなどのほかに、タブレット、ジョイスティック、スキャナー、バーコードリーダー、マイクなどを挙げることができる。前述のリーダライタも入力装置の範疇に属する。
調色工場等における管理者は、入力装置を使用して演算装置に指示を行ない、演算装置は指示に応じて、上記非接触ICタグに記憶された情報に基づいて、調色工場において保有している複数の原色塗料各々について、保有量や製造ロットを表示装置に表示せしめることができる。管理者は前記表示された原色塗料に関する情報を参照して、管理することができる。
さらに上記調色工場において保有している複数の原色塗料各々についての保有量や製造ロット等の情報を演算装置に記憶しておいても良い。記憶された情報は、必要に応じて指示を行なって呼び出したり、上記表示装置に表示させることができる。
本発明方法においては、前記演算装置が周辺機器へのデータ伝送を可能にするインターフェイス部を具備していて、外部に設置された管理サーバに通信回線を介して上記調色工場において保有している複数の原色各々についての保有量や製造ロット等の情報を送信することができる。送信するデータには、どの調色工場からのデータの送信であるかを示す識別データが含まれていても良い。または、管理サーバは、上記データを受信する際に、データ内のドメインにより、どの調色工場からのデータの送信であるかを認識することができる。
本発明方法において、管理サーバは、例えば塗料製造会社、塗料販売会社、通信業者等に設置することができる。塗料製造会社や塗料販売会社は、必要に応じて通信業者等に設置されている管理サーバから、インターネット回線等を介して上記調色工場等において保有している複数の原色各々についての保有量や製造ロット等の情報を読み取ることができる。
塗料製造会社等は、複数の調色工場や塗料販売店における原色塗料の使用状況を把握することができるため、原色塗料の生産計画を立てたり、市場の動向を調査する等の副次的な効果も期待できる。
本発明の原色塗料の在庫管理方法は、所望の塗色が得られる調色塗料を製造する調色工場等において、原色塗料を管理する塗料製造流通分野に適用できる。
本発明を実施可能なシステム体系を示すモデル図である。
符号の説明
1.非接触ICタグ
2.計量装置
2A.リーダライタ
3.演算装置
3A.リーダライタ
4.管理サーバ
5.通信回線

Claims (6)

  1. 複数の原色塗料を混合して所望の塗色が得られる調色塗料を製造するために使用する原色塗料の在庫管理方法であって、原色塗料を装填する容器に非接触ICタグを装着し、該非接触ICタグに容器内の原色塗料の情報を記憶させ、記憶させた情報を適宜更新し、更新された情報を読み出し、読み取った情報に基づいて必要な原色塗料の発注を行なう原色塗料の在庫管理方法。
  2. 前記非接触ICタグに記憶させる容器内の原色塗料の情報が、原色塗料の製品名又は製品コード及び容器内に残存する原色塗料の量である請求項1に記載の原色塗料の在庫管理方法。
  3. 非接触ICタグが装着された容器内の原色塗料を使用して計量調色を行なう計量装置がリーダライタを具備していて、使用した原色塗料の量に応じて該非接触ICタグに記憶させた原色塗料の量についての情報を更新する請求項1又は2に記載の原色塗料の在庫管理方法。
  4. リーダライタを具備した演算装置を使用して非接触ICタグに記憶させた容器内の原色塗料の情報をリーダライタを具備した演算装置に蓄積し、複数の原色塗料の在庫を管理する請求項1〜3のいずれか1項に記載の原色塗料の在庫管理方法。
  5. 非接触ICタグに記憶させた容器内の原色塗料の情報をリーダライタを具備した端末装置で読み取り、読み取った情報を通信回線を介して電子データとして遠隔地の管理サーバに送信し、管理サーバにおいて受信した情報に基づいて上記容器内の原色塗料を管理する原色塗料の在庫管理方法。
  6. 非接触ICタグに記憶させた容器内の原色塗料の情報をリーダライタを具備した演算装置に蓄積し、蓄積した情報を電子データとして遠隔地の管理サーバに送信し、管理サーバにおいて受信した情報に基づいて上記容器内の原色塗料を管理する原色塗料の在庫管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019114010A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 東芝産業機器システム株式会社 塗料管理装置及びプログラム

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