JP2008154206A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対して直感的に、かつ、違和感無く番組の内容を知らせることが可能となるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】電子番組表に表示するための電子番組表用動画データ、及び電子番組表用動画データに付加される電子番組表用音声データを取得し、電子番組表における所定の領域に、電子番組表のラテ欄内でフォーカスされた番組に相当する電子番組表示用動画データを通常番組の動画データをデコードする第一のビデオデコーダ204とは異なる第二のビデオデコーダ244を用いてデコードし表示させ、かつ、電子番組表示用音声データを通常番組の音声データをデコードする第一のオーディオデコーダ205とは異なる第二のオーディオデコーダ245を用いてデコードし出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子番組表を表示する機能を有するデジタル放送受信装置に関する。
地上波デジタル放送や衛星デジタル放送などを受信するデジタル放送受信装置の多くは、受信した番組を表示する機能の他に、電子番組表を表示する機能を有している。
これは、デジタル放送、或いは通信回線などを介して供給される電子番組表データをデコードして電子番組表として表示する機能である。
図2は、ディスプレイに表示された従来の電子番組表の一例を示したものである。
図2に示す電子番組表において、黒い点線で囲まれた領域は、いわゆるラテ欄157と呼ばれる部分で、新聞のテレビ番組欄と同じように縦方向に時間帯、横方向に放送局が割り当てられている。そして、このラテ欄157には、表示されている時間帯において各放送局が放送している番組の一覧が表示される。
番組158は、現在GUI(Graphical User Interface)としてフォーカスがあたっている番組である。このフォーカスは、リモコン220の十字キーの左右上下操作等により、現在フォーカスがあたっている番組のそれぞれ左右上下方向に位置する番組に順次変更される。そして、例えば、十字キーの右ボタンまたは左ボタンを押し続けてフォーカスのあたる領域がラテ欄157の表示領域外になると、ラテ欄157の上側の放送局表示が左又は右にスクロールし、このスクロールした後の放送局表示に対応するラテ欄が表示されるようになる。同様に、十字キーの上ボタンまたは下ボタンを押し続けると、ラテ欄157の左側の時刻表示が下又は上方向にスクロールし、このスクロールした後の時刻表示に対応する時間帯のラテ欄が表示されるようになる。
映像縮小表示欄151には、この電子番組表の表示に関係なく、この電子番組表の表示前に選択して視聴しており、現在も選択中の番組の映像が表示される。またチャンネル番号表示欄152は、この番組の放送ネットワークとチャンネル番号が表示される。この例では、放送ネットワークがBS(Broadcast satellite)デジタル放送で、チャンネル番号が121chと表示されている。なお、この映像縮小表示欄151とチャンネル番号表示欄152に表示する映像、放送ネットワーク、チャンネル番号は、ラテ欄上でフォーカスがあたっており選択されている番組のものを表示しても良い。但し、フォーカスがあたっている番組が、まだ放送開始前の番組の場合は、映像データを取得できない。従って、この場合は、映像縮小表示欄151に表示する映像は、フォーカスされた番組を放送する放送局で現在放送中の番組の映像とならざるを得ない。
ネットワーク表示欄153には、現在表示中の電子番組表が、BSデジタル放送、CS(Communication Satellite)デジタル放送、地上波アナログ放送、地上波デジタル放送、などのうちのいずれの放送ネットワークの電子番組表なのかが表示される。
現在日時欄154には、現在の日付と時刻が表示される。電子番組表を表示する際、最初の表示は現在時刻で現在視聴している番組が含まれる形で電子番組表が表示される。
番組内容表示欄155は、詳細な番組の説明の欄であり、ラテ欄157のフォーカスがあたっている番組158の内容が詳しく表示される領域である。
日付表示欄156には、例えば、本日から8日分の日付が表示される。そして、図2の場合、10日の水曜日の領域が明るくなっている。これは、この10日の水曜日に放送予定の番組の電子番組表が表示されていることを示している。
このような従来の電子番組表においては、ラテ欄157の各番組の欄、或いは番組内容表示欄155における番組の内容説明は文字で行われる。従って、表示される文字数が多くなるほど、視認性が悪くなり、ユーザに対して直感的に番組の内容を知らせることが困難になるという問題があった。
上記問題を解決するため、たとえば特許文献1に記載の従来技術のように、文字情報の表示だけでなく、電子番組表の対応する欄に、現在放送中の番組の静止画像や動画像を表示することで、ユーザに対して直感的に番組の内容を知らせよう工夫したものがある。
更には、放送番組の映像音声信号とは別に、電子番組表へ表示するための専用の動画像やその動画像に対応する音声を電子番組表データと共に提供する新たなサービス形態も今後考えられる。
特開2006−100949号公報
上述の特許文献1記載の従来技術では、ユーザに対して直感的に番組の内容を知らせることが可能になるものの、全ての放送局から放送される番組の画像をリアルタイムで表示する形態のために、これらの画像を受信するためのチューナが放送局の数だけ必要になり、装置の規模が増大するという新たな課題がある。
また動画のデータを蓄積するという概念が無いために、放送波または通信回線から動画データをリアルタイムで取得してデコードし、このデコードした動画表示する必要があるが、一般的に動画データのデコードには時間がかかる。従って、電子番組表の表示をユーザが指示してから最初に動画が表示されるまでに時間がかかるという課題もある。
電子番組表へ表示するための専用の動画像やその動画像に対応する音声などを、放送番組とは別に、電子番組表データと共に提供する新たなサービス形態の場合は、上記課題は発生しないが、これらデータとして提供される動画像を電子番組表におけるその動画像に対応する番組の欄にあてはめるには、その欄の大きさを考慮して適切な大きさに動画像データを加工しなければならない。
また、あてはめたとしても、多くの動画像データが一度に表示されてしまうので視認性の面で未だ十分とはいえない。更には、短時間の番組においては欄が小さいためにその表示方法を工夫しないと自然な動画像付き電子番組表を表示できない。
そこで、本発明は、上記した電子番組表へ表示するための専用の動画像やこの動画像に対応する音声を提供する新たなサービス形態を前提とし、この場合の専用の動画像の電子番組表への表示の制御、及び音声の切り替え制御を適切に行なうことで、特許文献1のような従来技術で残っている装置規模の増大や動画像データの表示の遅延といった課題を解決しつつ、ユーザに対して直感的に、かつ、違和感無く番組の内容を知らせることを可能とするデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
そこで上記課題を解決するために本発明は、下記の装置を提供するものである。
(1)第1の所定期間に放送される複数の番組コンテンツの番組名、番組説明、放送時間を少なくとも含む電子番組表情報を外部から取得し、この取得した電子番組表情報を用いて電子番組表を生成し、この生成した電子番組表を表示手段に表示する機能を有するデジタル放送受信装置において、
前記電子番組表情報とは別情報として提供される、前記第1の所定期間に放送される複数の番組コンテンツにそれぞれ対応した、これらの番組コンテンツの放送時間より短い放送時間の動画データであり、かつ、前記電子番組表に表示させるための動画データである、電子番組表用動画データを外部からそれぞれ取得し記憶する取得記憶手段と、
前記表示手段に表示された前記電子番組表において、前記第1の所定期間に放送される複数の番組コンテンツの電子番組表情報の少なくとも一部がそれぞれ表示される各欄から構成されるラテ欄から、1つの欄を、外部からの指示により選択する番組選択手段と、
前記番組選択手段により選択された前記1つの欄に対応する番組コンテンツに対応する電子番組表用動画データを、前記取得記憶手段から読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段で読み出した前記電子番組表用動画データを再生して電子番組表用動画を生成するビデオ再生手段と、
前記ビデオ再生手段で生成された前記電子番組表用動画のサイズ及び表示画面上における位置を、前記ラテ欄が表示されている領域以外の領域に予め設定された所定領域にあてはまるように調整するスケーラと、
前記表示手段に表示された前記電子番組表に、前記スケーラによって調整された電子番組表用動画を表示させる映像スイッチ手段と、
を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
(2)第1の所所定期間に放送される複数の番組コンテンツの番組名、番組説明、放送時間を少なくとも含む電子番組表情報を外部から取得し、この取得した電子番組表情報を用いて電子番組表を生成し、この生成した電子番組表を表示手段に表示する機能を有するデジタル放送受信装置において、
前記電子番組表情報とは別情報として提供される、前記第1の所所定期間に放送される複数の番組コンテンツにそれぞれ対応した、これらの番組コンテンツの放送時間より短い放送時間の動画データであり、かつ、前記電子番組表に表示させるための動画データである、電子番組表用動画データと、この電子番組表用動画データに対応する音声データである電子番組表用音声データとを外部からそれぞれ取得し記憶する取得記憶手段と、
前記表示手段に表示された前記電子番組表において、前記第1の所所定期間に放送される複数の番組コンテンツの電子番組表情報の少なくとも一部がそれぞれ表示される各欄から構成されるラテ欄から、1つの欄を、外部からの指示により選択する番組選択手段と、
前記番組選択手段により選択された前記1つの欄に対応する番組コンテンツに対応する電子番組表用動画データと電子番組表用音声データとを、前記取得記憶手段から読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段で読み出した前記電子番組表用動画データを再生して電子番組表用動画を生成するビデオ再生手段と、
前記ビデオデ再生手段で生成された前記電子番組表用動画のサイズ及び表示画面上における位置を、前記ラテ欄が表示されている領域以外の領域に予め設定された所定領域にあてはまるように調整するスケーラと、
前記表示手段に表示された前記電子番組表に、前記スケーラによって調整された電子番組表用動画を表示させる映像スイッチ手段と、
前記オーディオデコード手段が前記電子番組表用音声データのデコードを開始し前記電子番組表用音声が生成され始めたら、本装置から出力する音声を、現在選局中の番組コンテンツの音声から、前記電子番組表用音声に切り換える音声切り換え手段と、
を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
(3)前記電子番組表の表示内容を、前記第1の所定期間以下の期間である第2の所定期間毎に更新する更新手段と、
前記更新手段が前記電子番組表の表示内容を更新する際に、前記ビデオ再生手段が前記電子番組表用動画データを再生中であった場合は、この電子番組表用動画データの最後まで再生が終了したことを確認した後に、前記電子番組表の表示内容の更新を行うように前記更新手段を制御する制御手段と、
を更に有することを特徴とする上記(1)または(2)記載のデジタル放送受信装置。
(4)前記電子番組表の表示内容を、前記第1の所定期間以下の期間である第2の所定期間毎に更新する更新手段と、
前記更新手段が前記電子番組表の表示内容を更新する際に、前記ビデオ再生手段が前記電子番組表用動画データを繰り返し再生中であった場合は、前記ビデオ再生手段に対して前記電子番組表用動画データの再生停止要求を出し、その後、この再生停止要求によって前記ビデオ再生手段が前記電子番組表用動画データの最後で再生を停止したことを確認した後に、前記電子番組表の表示内容の更新を行なうように前記更新手段を制御する制御手段と、
を更に有することを特徴とする上記(1)または(2)記載のデジタル放送受信装置。
本発明のデジタル放送受信装置によれば、電子番組表へ表示するための専用の動画像やこの動画像に対応する音声を提供する新たなサービス形態を前提とし、この場合の動画像データの電子番組表への表示制御、及び音声の切り替え制御を適切に行なうことで、特許文献1のような従来技術で残っている装置規模の増大や画像データの表示の遅延といった課題を解決しつつ、ユーザに対して直感的に、かつ、違和感無く番組の内容を知らせることが可能となる。
以下,本発明に係るデジタル放送受信装置の実施例について説明する。
<全体構成>
図1は、本発明に係るデジタル放送受信装置の実施例の構成を示すブロック図である。
このデジタル放送受信装置は、図1に示すように、チューナ201、デスクランブラ202、第一のデマルチプレクサ203、第一のビデオデコーダ204、第一のオーディオデコーダ205、CPU(Central Processing Unit)208、ROM(Read Only Memory)209、RAM210、フラッシュメモリ211、第一のデマルチプレクサ用RAM(Random Access Memory)212、グラフィクス213、RTC(Real Time Clock)215、リモコンI/F216、ethernetI/F217、第一のスケーラ218,映像スイッチ253,第二のデマルチプレクサ243、第二のビデオデコーダ244、第二のオーディオデコーダ245,第二のデマルチプレクサ用RAM252、音声スイッチ283、第二のスケーラ258等の機能ブロックを有しており、アンテナ200で受信した放送番組を処理して、映像出力250やオーディオ出力251として図示しないディスプレイやスピーカから出力するように構成されている。
また、リモコン220は、テンキー221や、十字キー222、決定ボタン223、番組表ボタン224等を有している。
そして、チューナ201、デスクランブラ202、第一のデマルチプレクサ203、第一のビデオデコーダ204、第一のオーディオデコーダ205、第一のスケーラ218、第二のスケーラ258、第二のデマルチプレクサ243、第二のビデオデコーダ244、第二のオーディオデコーダ245、グラフィックス213,映像スイッチ253、音声スイッチ283は、バス299によってCPU208と接続されている。
CPU208は、上記した各機能ブロックをそれぞれ制御する。
バス299には、上記機能ブロック以外に、CPU208で実行される制御用プログラムを格納するROM209と、CPU208で用いられる各種の変数を格納するRAM210と、フラッシュメモリ211と、RTC215と、リモコンI/F216、ethernetI/F217とが接続されている。
<各機能ブロックの説明>
次に、図1に示すデジタル放送受信装置の各機能ブロックを説明する。
チューナ201は、アンテナ200が受信したデジタル放送波から所定の周波数チャンネルを選択し、選択した周波数チャンネルで送信される多重化ストリーム(MPEG−TS)を抽出し出力する。このMPEG−TSには、ビデオデータ、オーディオデータ、付加データ等が多重化されている。
なお、ビデオデータは、例えば解像度が1920×1080の高解像度(HD)の番組が1チャンネル分多重化されている場合や、720×480の通常解像度(SD)の番組が3チャンネル分多重化されている場合などがある。
また、付加データには、選局に必要な情報であるPSI(Program Specific Information)や、放送される各番組に関する情報であるSI(Service Information)などが含まれている。そして、SI情報には放送される番組の番組名や、番組説明、放送開始/終了時刻などの電子番組表データが含まれている。
デスクランブラ202は、チューナ201から出力されるMPEG−TSがスクランブル処理されている場合、必要に応じてデスクランブル処理を行う。このデスクランブル処理は、有料放送などにおいてMPEG−TSにスクランブルをかけて通常では視聴できないようにしている場合があり、この場合に、ユーザがその有料放送を契約、又は購入したことを確認できた場合にのみスクランブルを解いて視聴できるようにする処理である。
第一のデマルチプレックサ203は、MPEG−TSとして多重化されているビデオデータとオーディオデータと付加データとを分離する。そして、この分離したビデオデータとオーディオデータと付加データとを一時的に第一のデマルチプレックサ用RAM212に蓄える。
その後、この第一のデマルチプレックサ用RAM212に蓄えられたビデオデータとオーディオデータとは第一のビデオデコーダ204と第一のオーディオデコーダ205にそれぞれ送られる。
第一のビデオデコーダ204は、ビデオデータをデコード(再生)して動画像として第一のスケーラ218出力する。
第一のスケーラ218は、入力された動画像のサイズを所定のサイズに変換し、この変換した動画像を映像スイッチ253に出力する。この動作の詳細については後述する。
第一のオーディオデコーダ205は、オーディオデータをデコードして音声信号として音声スイッチ283に出力する。第一のオーディオデコーダ205でデコードできる音声ストリームは、MPEG2、MPEG4等があるが、特に方式は限定しない。
第二のデマルチプレクサ243は、電子番組表用の多重化データから動画データ(以下、電子番組表用動画データと呼ぶ)及び音声データ(以下、電子番組表用音声データと呼ぶ)を分離する。なお、電子番組表用の多重化データは放送波から得たMPEG−TSから分離した付加データの一種として放送局から送られてくる場合や、番組情報提供事業者が用意している番組情報提供用サーバから通信回線を介して、ethernetI/F217から取得する場合が考えられる。いずれの場合も、取得した電子番組表用の多重化データは、CPU208の制御によってバス299を介して、一旦RAM210に蓄積される。その後に、再びバス299を介して第二のデマルチプレクサ243に転送される。なお、電子番組表用動画データと電子番組表用音声データとを総称して電子番組表用動画音声データと呼ぶ。また、電子番組表用音声データについては提供されない場合もある。この場合は、電子番組表用の多重化データとして提供されるのではなく、電子番組表用動画データのみが提供される。
第二のデマルチプレクサ用RAM252は、第二のデマルチプレクサ243で分離された電子番組表用動画音声データを一時蓄積する。
この第二のデマルチプレクサ用RAM252に蓄積された電子番組表用の動画データは、第二のデマルチプレクサ243を経由して第二のビデオデコーダ244に供給され、デコードされる。
同様に、第二のデマルチプレクサ用RAM252に蓄積された電子番組表用の音声データは、第二のデマルチプレクサ243を経由して第二のオーディオデコーダ245に供給され、デコードされる。
第二のビデオデコーダ244によってデコード(再生)する電子番組表用の動画データは、MPEG2、H.264等の圧縮方式だけでなく、アニメGIFなどのように複数のグラフィックス画像を連続的に表示することによって、動画のように見せるような方式のものでも良い。
第二のスケーラ258は、デコードされた電子番組表用動画データのサイズを変更し、映像スイッチ253に供給する。
フラッシュメモリ211は、不揮発のメモリであり、電源を切っても、記録されている情報は保持される。電子番組表データは、電源が切られる前にRAM210からこのフラッシュメモリ211にコピーされ格納される。
RTC215は、時計である。水晶発振器を用いて自走で時刻を刻む方式でも良いし、放送波からSI情報として受信した時刻データを元に時刻を刻む方式でも良い。後者の場合は、SI情報の中の時刻情報であるTOTを第一のデマルチプレックサ用RAM212から第一のデマルチプレックサ203経由でCPU208が取得して、RTC215に供給することになる。いずれの場合でも、CPU208は、その時刻データをRTC215から取得することが可能である。
リモコン220は、ユーザによって、テンキー221や、十字キー222等のキーや、決定ボタン223や、電子番組表ボタン224等のボタンが押された場合、これらに割り当てられたリモコンコードを赤外線225によってリモコンI/F216へ送信する。
リモコンI/F216は、リモコン220から赤外線225によって送信されるリモコンコード受信し、受信したリモコンコードに対応した各種制御を行なうためのコマンドに変換してCPU208へ送信する。
CPU208は、これらのコマンドを受信して、対応する制御を行なうようにバス299を介して各機能ブロックに制御信号を送信する。
また、CPU208は、コマンドによる制御だけではなく、自立的に様々な制御を各機能ブロックに対して行なう。
例えば、第一のデマルチプレックス用RAM212に一時的に蓄えられたデータを取得して、それぞれに対応した処理を行う。
付加データが、SIであれば、このSIから電子番組表を生成するために必要な電子番組表データを抽出してRAM210に格納する。
そして、ユーザから、リモコン220、リモコンI/F216を介して電子番組表の表示指示を受けた場合は、RAM210から電子番組表データを読み出し、グラフィックス213を用いてデコードし、ユーザに電子番組表として提示する。電子番組表データは、例えば現在以降8日間の情報を取得可能であるとする。
ethernetI/F217は、CPU208と協調して、ehternet254を通じて通信回線などとのやりとりを行う。TCP/IPのプロトコルは、CPU208上で動作しても良いし、ethernetI/F217内で動作しても良い。
<本実施例の電子番組表の説明>
次に、上記構成のデジタル放送受信装置を用いて、電子番組表を生成する際の手順を各部の信号を参照しながら説明する。
図3は、本実施例によって表示される電子番組表300の表示例である。
図3に示す電子番組表300において、黒い点線で囲まれた領域は、いわゆるラテ欄157と呼ばれる部分で、新聞のテレビ番組欄と同じように縦方向に時間帯、横方向に放送局が割り当てられている。そして、このラテ欄157には、表示されている時間帯において各放送局が放送している番組の一覧が表示される。
番組303は、現在GUIとしてフォーカスがあたっている番組である。このフォーカスは、リモコン220の十字キー222の左右上下操作等により、現在フォーカスがあたっている番組のそれぞれ左右上下方向に位置する番組に順次変更される。そして、例えば、十字キー222の右ボタンまたは左ボタンを押し続けてフォーカスのあたる領域がラテ欄157の表示領域外になると、ラテ欄157の上側の放送局表示が左又は右にスクロールし、このスクロールした後の放送局表示に対応するラテ欄が表示されるようになる。同様に、十字キー222の上ボタンまたは下ボタンを押し続けると、ラテ欄157の左側の時刻表示が下又は上方向にスクロールし、このスクロールした後の時刻表示に対応する時間帯のラテ欄が表示されるようになる。
なお、この番組303は、図2に示した従来の電子番組表と異なり、静止画が表示されている例である。
映像縮小表示欄151には、この電子番組表の表示に関係なく、この電子番組表の表示前に選択して視聴しており、現在も選択中の番組の映像が表示される。またチャンネル番号表示欄152は、この番組の放送ネットワークとチャンネル番号が表示される。この例では、放送ネットワークがBSデジタル放送で、チャンネル番号が121chと表示されている。なお、この映像縮小表示欄151とチャンネル番号表示欄152に表示する映像、放送ネットワーク、チャンネル番号は、ラテ欄上でフォーカスがあたっており選択されている番組のものを表示しても良い。但し、フォーカスがあたっている番組が、まだ放送開始前の番組の場合は、映像データを取得できない。従って、この場合は、映像縮小表示欄151に表示する映像は、フォーカスされた番組を放送する放送局で現在放送中の番組の映像とならざるを得ない。
本実施例では、この不具合を解決するために、フォーカスのあたった番組に対応する電子番組表用動画データを取得できた場合、このデータをデコードした電子番組表用動画を、専用の表示領域に表示するようにした。詳細は後述する。
ネットワーク表示欄153には、現在表示中の電子番組表が、BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上アナログ放送、地上デジタル放送、などのうちのいずれの放送ネットワークの電子番組表なのかが表示される。
現在日時欄154には、現在の日付と時刻が表示される。電子番組表を表示する際、最初の表示は現在時刻で現在視聴している番組が含まれる形で電子番組表が表示される。
番組内容表示欄301は、詳細な番組の説明の欄であり、ラテ欄157のフォーカスがあたっている番組303の内容が詳しく表示される領域である。
しかし、ここで表示する番組説明は文字を用いての表示であるので、文字数が多くなると、視認性が悪くなり、ユーザに対して直感的に番組の内容を知らせることが困難になるという問題があった。
従って、本実施例では、フォーカスがあたった放送予定番組に対応する電子番組表用動画データを取得できた場合、このデータをデコードした電子番組表用動画を、番組内容表示欄301の右側に専用の表示領域304(以下、電子番組表用専用領域304と呼ぶ)を設けてここに表示するようにした。これによって、放送前の番組に対しても動画を表示することが可能となる。従って、視認性が良くなり、ユーザに対して直感的に番組の内容を知らせることが可能となる。
日付表示欄156には、例えば、本日から8日分の日付が表示される。そして、図3の場合、10日の水曜日の領域が明るくなっている。これは、この10日の水曜日に放送予定の番組の電子番組表が表示されていることを示している。
<本実施例の電子番組表の生成例>
この電子番組表を作成する手順を、図1、図3、及び図4a〜図4eを用いて説明する。
図4aは、第一のビデオデコーダ204の出力信号を表示画面で表示する場合の表示例を示したものである。図4bは、第一のスケーラ218の出力信号を表示画面で表示する場合の表示例を示したものである。図4cは、第二のビデオデコーダ244の出力信号を表示画面で表示する場合の表示例を示したものである。図4dは、第二のスケーラ258の出力信号を表示画面で表示する場合の表示例を示したものである。図4eは、グラフィックス213の出力信号を表示画面で表示する場合の表示例を示したものである。そして、映像スイッチ253の出力信号(映像出力250)を表示画面に表示すると、図3に示すような電子番組表となる。
以下に、上記した各部の出力信号を得るための動作を説明する。
まず、第一のビデオデコーダ204が、MPEG−TSから分離したビデオデータをデコードして通常番組動画を生成する。この結果得られた出力信号を表示した例が、図4aに示す画像である。この通常番組動画のサイズは、放送局が別途付加情報として送信する制御情報によって指定されるサイズとなる。通常の場合はフル画面サイズである。
次に、この通常番組動画を、電子番組表の映像縮小表示欄151に表示するために、第一のスケーラ218を用いて画像サイズの縮小と表示位置の調整を行なう。この結果得られた出力信号を表示した例が、図4bに示す画像である。
一方、第二のビデオデコーダ244が、RAM210に蓄積されている電子番組表用の動画データをデコードして電子番組表用動画を生成する。この結果得られた出力信号を表示した例が、図4cに示す画像である。この段階では、表示される画像のサイズは、電子番組表用の動画データを提供する事業者の運用によって決定されるサイズとなっている。
次に、この電子番組表用動画を、電子番組表における電子番組表用動画表示専用領域304に表示するために、第二のスケーラ258を用いて画像サイズの縮小と表示位置の調整を行なう。この結果得られた出力信号を表示した例が、図4dに示す画像である。なお、電子番組表用の動画データを提供する事業者の運用によっては、図4cと図4dの出力信号が同じ場合もある。
また、この電子番組表用動画表示専用領域304は、電子番組表のラテ欄においてフォーカスされた番組に対応する電子番組表用動画を表示する領域である。フォーカスされた番組に対応する電子番組表用動画が存在しない場合は、この領域は、例えば予め装置内に記憶してある静止画を表示しても良いし、単色のグラフィクスデータで塗りつぶしても良い。
一方、テキストデータやグラフィクスデータ等からなる電子番組表データは、放送波から受信したMPEG−TSから付加データとして分離されたり、或いは、番組情報提供事業者が用意している番組情報提供用サーバから通信回線を介して、ethernetI/F217から取得されたりして、フラッシュメモリ211に格納されている。
CPU208は、この格納されている電子番組表データから、ユーザの指定などによって決まる所定の期間の電子番組表データを取り出し、整理した上でグラフィクス213に供給する。
グラフィクス213は、供給された電子番組表データをデコードして電子番組表用のグラフィクス画像を生成する。この結果得られた出力信号を表示した例が、図4eに示す画像である。図4bの通常番組動画、及び図4cの電子番組表用動画の表示位置に相当する部分が白枠になっていることに注目されたい。
そして、映像スイッチ253が、この図4eの電子番組表用グラフィクス画像の白枠部分に、図4bの通常番組動画、及び図4dの電子番組表用動画が表示されるように各画像の信号を切り換える、又は合成することにより1つの画面とし、図3に示す電子番組表300を生成する。
<ラテ欄の時間と画素数の関係>
ここで、本実施例では、電子番組表300を生成するために、表示画面において以下の位置関係を考慮している。
電子番組表におけるラテ欄の縦方向の間隔は時間に相当する。従って、単位時間(例えば1時間)に相当する縦方向の間隔に何ドットの画素を割り当てるかを考慮する。図5に示す電子番組表300を用いてこの関係を説明する。この電子番組表300において、ラテ欄の縦方向の間隔を、例えば、192ドットとする。そして、この間隔に6時間分を割り当てると、1時間分は、192ドット÷6時間=32ドットとなる。また、このラテ欄に表示する文字の1文字の縦の高さを16ドットとする。すると、1時間に相当する間隔に書ける文字は2行ということになる。
よって、放送時間が30〜59分の番組であれば、文字は1行分表示でき、1時間〜1時間29分の番組であれば、2行分表示できるということになる。
さらに、電子番組表用動画データに音声(電子番組表用音声データ)が付加されている場合がある。この場合、電子番組表用音声データは、CPU208によって、第二のデマルチプレクサ用RAM252から第二のオーディオデコーダ245に転送される。第二のオーディオデコーダ245の出力と第一のオーディオデコーダ205の出力とは、音声スイッチ283によって切り換えられ、どちらか一方が出力される。この切換の制御はCPU208が行なう。
<電子番組表データ取得時の処理の流れ>
次に、電子番組表データを取得する際の処理の流れ、及び、電子番組表でフォーカスされた番組の電子番組表用動画を表示する際の処理の流れを説明する。
なお、この処理を実行する主体は特に記述が無い限りCPU208である。
まず、電子番組表データを取得する際の処理の流れを、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
処理をスタートする(ステップ601)。
次に、ステップ602で、時刻が毎時5分になったか否かを判定する。まだなっていなかったらば、毎時5分になるまで、このステップ602の処理を繰り返しながら待つ。毎時5分になったならば、ステップ603に処理を移行し、電子番組表用の動画データを放送波または通信回線を経由して取得する。その後、ステップ602に処理を移行し、次の毎時5分を待つ。
なおここでは、毎時5分をステップ602での処理分岐の判定基準としたが、判定基準はどのような時間情報でも良く、例えば4時間おきなど、時間間隔を判定基準としても良いし、1日における所定時刻(例えば0:10、6:20、12:52、18:42の4回)等を判定基準としても良い。
このようにして、電子番組表データを取得するとともに、併せて電子番組表用動画音声データも放送波または通信回線より取得する。取得先は、電子番組表データと電子番組表用動画データとで同じである必要はなく異なっていても良い。取得先が異なっていても、取得した番組表データ、番組表示用動画データは、最終的には、RAM210に取り込まれた後、CPU208によってバス299を介して第二のデマルチプレクサ用RAM252に転送されて、蓄積されることになる。
<電子番組表における動画表示時の処理の流れ(第1の例)>
次に、電子番組表でフォーカスされた番組の電子番組表用動画を表示する際の処理の流れの第1の例を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
処理をスタートする(ステップ701)。
次に、ステップ702で、表示中の電子番組表においてフォーカスされている位置が移動したか否かを検出する。ここでは、説明を簡単にするために、リモコン220から送信されるリモコンコードを受信して、フォーカスする位置を移動させるプログラムは、CPU208において別処理(いわゆるマルチタスク)で動作しているものとする。そして、このフォーカスを移動させるプログラムから、フォーカスが移動したことを示す情報を、メッセージなどのソフト的な通信手段で通知を受けることで、フォーカス位置の移動の有無を検出する。
フォーカス位置が移動したこと検出した場合は、ステップ703に処理を移行する。一方、フォーカス位置が移動しなかったこと検出した場合は、移動したことを検出するまで、このステップ702の処理を繰り返しながら待つ。
ステップ703では、移動したフォーカス位置の番組に対応する電子番組表用動画データが蓄積されているか否かを判断する。具体的には、第二のデマルチプレクサ用RAM252に蓄積されているデータの内容を見て、相当する動画データが蓄積されているか否かで判断する。相当する動画データが蓄積されていなければ、ステップ702に処理を戻す。相当する動画データが蓄積されていればステップ704に処理を移行する。
ステップ704では、電子番組表用動画データを、第二のデマルチプレクサ243を介して、第二のビデオデコーダ244へ転送してデコードする。このデコード後の電子番組表用動画を、さらに第二のスケーラ258を用いて所定のサイズ及び位置にスケーリングし、映像スイッチ253へ出力する。そして、映像スイッチ253を用いて、この電子番組表用動画と、別途デコードされている通常番組動画と、電子番組表用グラフィクス画像とを切り換える、又は合成させて、図3に示す電子番組表を生成し表示する。
ステップ705では、電子番組表用動画データの再生が終了したか否かを判断する。これは、第二のデマルチプレクサ用RAM252に記憶してある電子番組表用動画データを、第二のビデオデコーダ244へ全て出力し終え、かつ、この第二のビデオデコーダ244でこのデータをデコードし終わり、出力し終えたか否かで判断する。最後まで再生していたならば、ステップ702に処理を戻す。まだ最後まで再生していない場合は、ステップ706に処理を移行する。
ステップ706では、表示中の電子番組表においてフォーカスされている位置が移動したか否かを検出する。フォーカス位置が移動していないことを検出した場合はステップ705に処理を戻し、現在フォーカスしている位置の番組に対応する電子番組表用動画データの再生を継続する。フォーカスが移動したことを検出した場合は、ステップ707に処理を移行する。
ステップ707では、現在再生中の電子番組表用動画データの再生を停止し、ステップ703に処理を戻す。
そして、次以降にフォーカスされる番組に対して、ステップ703からの処理を繰り返す。
<電子番組表における動画表示時の処理の流れ(第2の例)>
次に、電子番組表でフォーカスされた番組の電子番組表用動画を表示する際の処理の流れの第2の例を説明する。
通常のほとんどの場合は、上記した第1の例を用いれば、ユーザに対して直感的に、かつ、違和感無く番組の内容を知らせることが可能である。
しかし、電子番組表を表示中に、その表示している時間帯を現在時刻が越えた場合、デジタル放送受信装置は、自動的に、次の時間帯の番組表に表示内容を更新する。上記した第1の例では、この表示内容を更新する際に、電子番組表用動画データの再生を行なっていた場合、その再生を一旦停止して、電子番組表の表示内容を更新後、再度最初から再生を開始するようになるので、若干ではあるがユーザに違和感を与える場合がある。
第2の例では、この電子番組表更新時に発生する若干の違和感をも解消することができる例である。
以下に、この第2の例の処理の流れを、図8a、及び図8bに示すフローチャートを用いて説明する。
なお、図8aと図8bに示すフローチャートの2つの処理は、いわゆるマルチタスクなどを用いて時分割でほぼ同時に動作させる。なお、時分割でほぼ同時に複数の処理を動作させる方法としては、マルチタスクの他にマルチプロセス、マルチスレッドなどを用いても良いし、それぞれの処理に対応する複数のCPUを用いて実現させても良い。
まず、図8aのフローチャート側の処理の流れを説明する。
処理をスタートする(ステップ801)。
次に、ステップ802で、初期設定として動作再生フラグをoffに設定する。
この動画再生フラグは、後述する電子番組表の更新を制御する図8bのフローチャート側の処理から参照されるフラグである。onが設定されている場合は、電子番組表用動画データを再生中である状態を示し、offが設定されている場合は、電子番組表用動画データを再生していない状態を表す。
ステップ803では、表示中の電子番組表においてフォーカスされている位置が移動したか否かを検出する。ここでは、説明を簡単にするために、リモコン220から送信されるリモコンコードを受信して、フォーカスする位置を移動させるプログラムは、CPU208において別処理(いわゆるマルチタスク)で動作しているものとする。そして、このフォーカスを移動させるプログラムから、フォーカスが移動したことを示す情報を、メッセージなどのソフト的な通信手段で通知を受けることで、フォーカス位置の移動の有無を検出する。
フォーカス位置が移動したことを検出した場合は、ステップ804に処理を移行する。一方、フォーカス位置が移動しなかったこと検出した場合は、移動したことを検出するまで、このステップ803の処理を繰り返しながら待つ。
ステップ804では、移動したフォーカス位置の番組に対応する電子番組表用動画データが蓄積されているか否かを判断する。具体的には、第二のデマルチプレクサ用RAM252に蓄積されているデータの内容を見て、相当する動画データが蓄積されているか否かで判断する。相当する動画データが蓄積されていなければ、ステップ803に処理を戻す。相当する動画データが蓄積されていればステップ805に処理を移行する。
ステップ805では、次ステップであるステップ806で電子番組表用動画データの再生を実行するのに対応して、動画再生フラグをonに設定する。
ステップ806では、電子番組表用動画データを、第二のデマルチプレクサ243を介して、第二のビデオデコーダ244へ転送してデコード(再生)する。このデコード後の電子番組表用動画を、さらに第二のスケーラ258を用いて所定のサイズ及び位置にスケーリングし、映像スイッチ253へ出力する。そして、映像スイッチ253を用いて、この電子番組表用動画と、別途デコードされている通常番組動画と、電子番組表用グラフィクス画像とを切り換える、又は合成させて、図3に示す電子番組表を生成し表示する。
ステップ807では、電子番組表用動画データの再生が終了したか否かを判断する。これは、第二のデマルチプレクサ用RAM252に記憶してある電子番組表用動画データを、第二のビデオデコーダ244へ全て出力し終え、かつ、この第二のビデオデコーダ244でこのデータをデコードし終わり、出力し終えたか否かで判断する。最後まで再生していたならば、ステップ809に処理を以降する。まだ最後まで再生していない場合は、ステップ808に処理を移行する。
ステップ809は、この段階で、電子番組表用動画データは最後まで再生を終えているので、動画再生フラグをoffに設定し、処理をステップ803へ戻す。
ステップ808では、表示中の電子番組表においてフォーカスされている位置が移動したか否かを検出する。フォーカス位置が移動していないことを検出した場合はステップ807に処理を戻し、現在フォーカスしている位置の番組に対応する電子番組表用動画データの再生を継続する。フォーカスが移動したことを検出した場合は、ステップ810に処理を移行する。
ステップ810では、現在再生中の電子番組表用動画データの再生を停止する。
ステップ811では、この段階では、電子番組表用動画データの再生を停止しているので、動画再生フラグをoffに設定し、処理をステップ804へ戻す。
そして、次以降にフォーカスされる番組に対して、ステップ804からの処理を繰り返す。
以上が、図8aのフローチャート側の処理の流れである。
次に、図8bのフローチャート側の処理の流れを説明する。
この図8bのフローチャート側の処理は、図8aのフローチャート側の処理に対応した、電子番組表の表示内容の更新を制御するための処理である。この処理がこの第2の例の要部となる。
電子番組表が表示されると、この処理がスタートする(ステップ851)。
なお、電子番組表の表示を終了されると、その時点で直ちにこの処理も終了する。
ステップ852では、電子番組表の表示内容の更新を行う単位時間になったか否かを判断する。例えば、単位時間が1時間であるとすると、毎時刻毎の所定時刻(例えば00分や40分等)になったか否かで判断する。
単位時間になっていなければ、このステップ852で単位時間になるまで待つ。単位時間になったと判断した場合はステップ853に移行する。
そして、ステップ853では、図8aのフローチャート側の処理で設定されている動画再生フラグを参照し、このフラグがonに設定されているか否かを判断する。動画再生フラグにonが設定されていれば、現在、電子番組表用動画データを再生中であると判断できる。
動画再生フラグにonが設定されている場合(即ち電子番組表用動画データの再生中)は、このステップ853を繰り返し、動画再生フラグにoffが設定されるまで待つ。つまり、電子番組表の表示内容の更新を行うべき単位時間になっていても、電子番組表用動画データの再生中は、このステップ853において電子番組表用動画データの再生が停止するまで待つので、次ステップ854で実行される表示内容の更新は、電子番組表用動画データの再生が停止した後に行なわれることになる。
動画再生フラグがoffになった場合(即ち電子番組表用動画データの再生を停止した場合)、或いは、始めからoffであった場合(即ち電子番組表用動画データが再生されていなかった場合)は、ステップ854に処理を移行する。
ステップ854では、電子番組表の表示内容を、単位時間(本説明では1時間)分更新する。具体的には、例えば、今まで表示されていた電子番組表において古い(過去)の単位時間分の番組内容の表示を消去して、今まで表示していなかった新しい単位時間分の番組内容を表示する。なお、更新する番組内容には、画像情報も含まれる。
電子番組表の表示内容を更新したら、再度ステップ852に戻り、ステップ852〜854の処理を繰り返す。
以上が、図8bのフローチャート側の処理の流れである。
<電子番組表における動画表示時の処理の流れ(第3の例)>
次に、電子番組表でフォーカスされた番組の電子番組表用動画を表示する際の処理の流れの第3の例を説明する。
上記した第2の例は、電子番組表用動画データの再生が一回で終了する場合の例であった。一方、この第3の例は、電子番組表用動画データの再生が繰り返し行なわれる場合の例である。
以下に、この第3の例の処理の流れを、図9a、及び図9bに示すフローチャートを用いて説明する。
なお、図9aと図9bに示すフローチャートの2つの処理も、第2の例と同様に、
いわゆるマルチタスクなどを用いて時分割でほぼ同時に動作させる。
まず、図9aのフローチャート側の処理の流れを説明する。
処理をスタートする(ステップ901)。
次に、ステップ902で、初期設定として動作再生フラグをoffに設定する。
ステップ903では、表示中の電子番組表においてフォーカスされている位置が移動したか否かを検出する。ここでは、説明を簡単にするために、リモコン220から送信されるリモコンコードを受信して、フォーカスする位置を移動させるプログラムは、CPU208において別処理(いわゆるマルチタスク)で動作しているものとする。そして、このフォーカスを移動させるプログラムから、フォーカスが移動したことを示す情報を、メッセージなどのソフト的な通信手段で通知を受けることで、フォーカス位置の移動の有無を検出する。
フォーカス位置が移動したこと検出した場合は、ステップ904に処理を移行する。一方、フォーカス位置が移動しなかったこと検出した場合は、移動したことを検出するまで、このステップ903の処理を繰り返しながら待つ。
ステップ904では、移動したフォーカス位置の番組に対応する電子番組表用動画データが蓄積されているか否かを判断する。具体的には、第二のデマルチプレクサ用RAM252に蓄積されているデータの内容を見て、相当する動画データが蓄積されているか否かで判断する。相当する動画データが蓄積されていなければ、ステップ903に処理を戻す。相当する動画データが蓄積されていればステップ905に処理を移行する。
ステップ905では、次ステップ906で電子番組表用動画データの再生を実行するのに対応して、動画再生フラグをonに設定する。
ステップ906では、電子番組表用動画データを、第二のデマルチプレクサ243を介して、第二のビデオデコーダ244へ転送してデコード(再生)する。このデコード後の電子番組表用動画を、さらに第二のスケーラ258を用いて所定のサイズ及び位置にスケーリングし、映像スイッチ253へ出力する。そして、映像スイッチ253を用いて、この電子番組表用動画と、別途デコードされている通常番組動画と、電子番組表用グラフィクス画像とを切り換える、又は合成させて、図3に示す電子番組表を生成し表示する。
ステップ907では、後述する図9bのフローチャート側の処理から、電子番組表用動画データの動画再生停止要求が来たか否かを判断する。動画再生停止要求が来た場合は、ステップ909に処理を以降する。動画再生停止要求が来ていない場合は、ステップ908に処理を移行する。
ステップ909では、1回の再生において電子番組表用動画データが最後まで到達するまで待った後、繰り返し再生を停止する。最後まで終了したかは、第二のデマルチプレクサ用RAM252に記憶してある電子番組表用動画データを、第二のビデオデコーダ244へ全て出力し終え、かつ、この第二のビデオデコーダ244でこのデータをデコードし終わり、出力し終えたか否かで判断する。
そして、電子番組表用動画データの繰り返し再生を停止したら、ステップ910に処理を移行する。
ステップ910は、この段階では、電子番組表用動画データの再生を停止しているので、動画再生フラグをoffに設定し、処理をステップ903へ戻す。
ステップ908では、表示中の電子番組表においてフォーカスされている位置が移動したか否かを検出する。フォーカス位置が移動していないことを検出した場合はステップ907に処理を戻し、現在フォーカスしている位置の番組に対応する電子番組表用動画データの再生を継続する。フォーカスが移動したことを検出した場合は、ステップ911に処理を移行する。
ステップ911では、現在再生中の電子番組表用動画データの再生を停止する。
ステップ912では、この段階では、電子番組表用動画データの再生を停止しているので、動画再生フラグをoffに設定し、処理をステップ904へ戻す。
そして、次以降にフォーカスされる番組に対して、ステップ904からの処理を繰り返す。
以上が、図9aのフローチャート側の処理の流れである。
次に、図9bのフローチャート側の処理の流れを説明する。
この図9bのフローチャート側の処理は、図9aのフローチャート側の処理に対応した、電子番組表の表示内容の更新を制御するための処理である。この処理がこの第3の例の要部となる。
電子番組表が表示されると、この処理がスタートする(ステップ951)。
なお、電子番組表の表示を終了されると、その時点で直ちにこの処理も終了する。
ステップ952では、電子番組表の表示内容の更新を行う単位時間になったか否かを判断する。例えば、単位時間が1時間であるとすると、毎時刻毎の所定時刻(例えば00分や40分等)になったか否かで判断する。
単位時間になっていなければ、このステップ952で単位時間になるまで待つ。単位時間になったと判断した場合はステップ953に移行する。
ステップ953では、上記した図9aのフローチャート側の処理に、電子番組表用動画データの動画再生停止要求を出す。
そして、ステップ954では、図9aのフローチャート側の処理で設定されている動画再生フラグを参照し、このフラグがonに設定されているか否かを判断する。動画再生フラグにonが設定されていれば、現在、電子番組表用動画データを再生中であると判断できる。
動画再生フラグにonが設定されている場合(即ち電子番組表用動画データの再生中)は、このステップ954を繰り返し、動画再生フラグにoffが設定されるまで待つ。つまり、電子番組表の表示内容の更新を行うべき単位時間になっていても、電子番組表用動画データの再生中は、このステップ954において電子番組表用動画データの再生が停止するまで待つので、次ステップ955で実行される表示内容の更新は、電子番組表用動画データの再生が停止した後に行なわれることになる。
動画再生フラグがoffになった場合(即ち電子番組表用動画データの再生を停止した場合)、或いは、始めからoffであった場合(即ち電子番組表用動画データが再生されていなかった場合)は、ステップ955に処理を移行する。
ステップ955では、電子番組表の表示内容を、単位時間(本説明では1時間)分更新する。具体的には、例えば、今まで表示されていた電子番組表において古い(過去)の単位時間分の番組内容の表示を消去して、今まで表示していなかった新しい単位時間分の番組内容を表示する。なお、更新する番組内容には、画像情報も含まれる。
電子番組表の表示内容を更新したら、再度ステップ952に戻り、ステップ952〜955の処理を繰り返す。
以上が、図9bのフローチャート側の処理の流れである。
<電子番組表用音声を考慮した場合の処理の流れ(第4の例)>
なお、上記した第1〜3の例は、いずれも電子番組用動画のみについて考慮した例であるが、この電子番組表用動画に加えて電子番組表用音声を付加して放送される場合も考えられる。
以下に、第1の例に電子番組表用音声を考慮した処理を盛り込んだ第4の例の処理の流れを、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
処理をスタートする(ステップ1001)。電子番組表を表示した時点がスタートであるので、この処理がスタートする以前は、ユーザは通常の番組を視聴しているはずである。従って、図1に示す音声スイッチ283は、第一のオーディオデコーダ205を出力するように切り換わっていることを前提とする。
次に、ステップ1002で、表示中の電子番組表においてフォーカスされている位置が移動したか否かを検出する。
フォーカス位置が移動したこと検出した場合は、ステップ1003に処理を移行する。一方、フォーカス位置が移動しなかったこと検出した場合は、移動したことを検出するまで、このステップ1002の処理を繰り返しながら待つ。
ステップ1003では、移動したフォーカス位置の番組に対応する電子番組表用動画データが蓄積されているか否かを判断する。具体的には、第二のデマルチプレクサ用RAM252に蓄積されているデータの内容を見て、相当する動画データが蓄積されているか否かで判断する。相当する動画データが蓄積されていなければ、ステップ1002に処理を戻す。相当する動画データが蓄積されていればステップ1004に処理を移行する。
ステップ1004では、電子番組表用動画データを、第二のデマルチプレクサ243を介して、第二のビデオデコーダ244へ転送してデコードする。このデコード後の電子番組表用動画を、さらに第二のスケーラ258を用いて所定のサイズ及び位置にスケーリングし、映像スイッチ253へ出力する。そして、映像スイッチ253を用いて、この電子番組表用動画と、別途デコードされている通常番組動画と、電子番組表用グラフィクス画像とを切り換える、又は合成させて、図3に示す電子番組表を生成し表示する。
また、電子番組表用音声データを、第二のデマルチプレクサ243を介して、第二のオーディオデコーダ245へ転送してデコードする。このデコード後の電子番組表用音声を、さらに音声スイッチ283へ出力すると共に、この音声スイッチ283を第二のオーディオデコーダ245側に切り換える。
ステップ1005では、電子番組表用動画データの再生が終了したか否かを判断する。これは、第二のデマルチプレクサ用RAM252に記憶してある電子番組表用動画データを第二のビデオデコーダ244へ全て出力し終え、かつ、この第二のビデオデコーダ244でこのデータをデコードし終わり、出力し終えたか否かで判断する。最後まで再生していたならば、ステップ1008に処理を移行する。まだ最後まで再生していない場合は、ステップ1006に処理を移行する。
ステップ1008では、ステップ1005において電子番組表用動画データを最後まで再生したことを検出したのを受けて、音声を通常番組の音声に戻すために音声スイッチ283を第一のオーディオデコーダ205側に切り換え、その後、ステップ1002に処理を戻す。
ステップ1006では、電子番組表でフォーカスしている位置が移動したか否かを検出する。フォーカス位置が移動していないことを検出した場合はステップ1005に処理を戻し、現在フォーカスしている位置の番組に対応する電子番組表用動画データの再生を継続する。フォーカスが移動したことを検出した場合は、現在再生中の電子番組表用動画データの再生を停止し、ステップ1007に処理を移行する。
ステップS1007では、現在再生中の電子番組表用動画データの再生を停止する。
ステップS1009では、ステップ1007において電子番組表用動画データの再生を停止したことを受けて、電子番組表用音声データの再生も停止し、音声を通常番組の音声に戻すために音声スイッチ283を第一のオーディオデコーダ205側に切り換える。その後、ステップ1003に処理を戻す。
そして、次以降にフォーカスされる番組に対して、ステップS1003からの処理を繰り返す。
なお、第2の例や第3の例に、この第4の例のように電子番組表用音声を付加した場合の処理ももちろん考えられる。これは、これまで説明した第1〜第4の例を参考とすれば、容易に実現できるので説明は省略する。
なお、本発明は、上記した装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを含むものである。これらのプログラムは、記録媒体から読みとられてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。
本発明に係るデジタル放送受信装置の実施例の構成を示すブロック図である。 従来の電子番組表の表示例を示す図である。 本実施例の電子番組表の表示例を示す図である。 本実施例の各部に於ける信号を画面に表示した場合の表示例を示す図である。 本実施例の各部に於ける信号を画面に表示した場合の表示例を示す図である。 本実施例の各部に於ける信号を画面に表示した場合の表示例を示す図である。 本実施例の各部に於ける信号を画面に表示した場合の表示例を示す図である。 本実施例の各部に於ける信号を画面に表示した場合の表示例を示す図である。 電子番組表のラテ欄の縦方向のドット数を示す図である。 本実施例の動作の流れを示すフローチャートである。 本実施例の動作の流れを示すフローチャートである。 本実施例の動作の流れを示すフローチャートである。 本実施例の動作の流れを示すフローチャートである。 本実施例の動作の流れを示すフローチャートである。 本実施例の動作の流れを示すフローチャートである。 本実施例の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
200 アンテナ
201 チューナ(受信手段)
202 デスクランブラ
203 第一のデマルチプレクサ
204 第一のビデオデコーダ
205 第一のオーディオデコーダ
208 CPU(表示制御手段)
209 ROM
210 RAM
211 フラッシュメモリ
212 第一のデマルチプレクサ用RAM
213 グラフィクス
215 RTC
216 リモコンI/F
217 ethernetI/F
218 第一のスケーラ
243 第二のデマルチプレクサ
244 第二のビデオデコーダ
245 第二のオーディオデコーダ
252 第二のデマルチプレクサ用RAM
253 映像スイッチ
258 第二のスケーラ
283 音声スイッチ
299 バス

Claims (4)

  1. 第1の所定期間に放送される複数の番組コンテンツの番組名、番組説明、放送時間を少なくとも含む電子番組表情報を外部から取得し、この取得した電子番組表情報を用いて電子番組表を生成し、この生成した電子番組表を表示手段に表示する機能を有するデジタル放送受信装置において、
    前記電子番組表情報とは別情報として提供される、前記第1の所定期間に放送される複数の番組コンテンツにそれぞれ対応した、これらの番組コンテンツの放送時間より短い放送時間の動画データであり、かつ、前記電子番組表に表示させるための動画データである、電子番組表用動画データを外部からそれぞれ取得し記憶する取得記憶手段と、
    前記表示手段に表示された前記電子番組表において、前記第1の所定期間に放送される複数の番組コンテンツの電子番組表情報の少なくとも一部がそれぞれ表示される各欄から構成されるラテ欄から、1つの欄を、外部からの指示により選択する番組選択手段と、
    前記番組選択手段により選択された前記1つの欄に対応する番組コンテンツに対応する電子番組表用動画データを、前記取得記憶手段から読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段で読み出した前記電子番組表用動画データを再生して電子番組表用動画を生成するビデオ再生手段と、
    前記ビデオ再生手段で生成された前記電子番組表用動画のサイズ及び表示画面上における位置を、前記ラテ欄が表示されている領域以外の領域に予め設定された所定領域にあてはまるように調整するスケーラと、
    前記表示手段に表示された前記電子番組表に、前記スケーラによって調整された電子番組表用動画を表示させる映像スイッチ手段と、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 第1の所定期間に放送される複数の番組コンテンツの番組名、番組説明、放送時間を少なくとも含む電子番組表情報を外部から取得し、この取得した電子番組表情報を用いて電子番組表を生成し、この生成した電子番組表を表示手段に表示する機能を有するデジタル放送受信装置において、
    前記電子番組表情報とは別情報として提供される、前記第1の所所定期間に放送される複数の番組コンテンツにそれぞれ対応した、これらの番組コンテンツの放送時間より短い放送時間の動画データであり、かつ、前記電子番組表に表示させるための動画データである、電子番組表用動画データと、この電子番組表用動画データに対応する音声データである電子番組表用音声データとを外部からそれぞれ取得し記憶する取得記憶手段と、
    前記表示手段に表示された前記電子番組表において、前記第1の所所定期間に放送される複数の番組コンテンツの電子番組表情報の少なくとも一部がそれぞれ表示される各欄から構成されるラテ欄から、1つの欄を、外部からの指示により選択する番組選択手段と、
    前記番組選択手段により選択された前記1つの欄に対応する番組コンテンツに対応する電子番組表用動画データと電子番組表用音声データとを、前記取得記憶手段から読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段で読み出した前記電子番組表用動画データを再生して電子番組表用動画を生成するビデオ再生手段と、
    前記ビデオデ再生手段で生成された前記電子番組表用動画のサイズ及び表示画面上における位置を、前記ラテ欄が表示されている領域以外の領域に予め設定された所定領域にあてはまるように調整するスケーラと、
    前記表示手段に表示された前記電子番組表に、前記スケーラによって調整された電子番組表用動画を表示させる映像スイッチ手段と、
    前記オーディオデコード手段が前記電子番組表用音声データのデコードを開始し前記電子番組表用音声が生成され始めたら、本装置から出力する音声を、現在選局中の番組コンテンツの音声から、前記電子番組表用音声に切り換える音声切り換え手段と、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 前記電子番組表の表示内容を、前記第1の所定期間以下の期間である第2の所定期間毎に更新する更新手段と、
    前記更新手段が前記電子番組表の表示内容を更新する際に、前記ビデオ再生手段が前記電子番組表用動画データを再生中であった場合は、この電子番組表用動画データの最後まで再生が終了したことを確認した後に、前記電子番組表の表示内容の更新を行うように前記更新手段を制御する制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1または2記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記電子番組表の表示内容を、前記第1の所定期間以下の期間である第2の所定期間毎に更新する更新手段と、
    前記更新手段が前記電子番組表の表示内容を更新する際に、前記ビデオ再生手段が前記電子番組表用動画データを繰り返し再生中であった場合は、前記ビデオ再生手段に対して前記電子番組表用動画データの再生停止要求を出し、その後、この再生停止要求によって前記ビデオ再生手段が前記電子番組表用動画データの最後で再生を停止したことを確認した後に、前記電子番組表の表示内容の更新を行なうように前記更新手段を制御する制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1または2記載のデジタル放送受信装置。
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